JPH06263501A - 碇着部材を穿孔内に固定するのに使用するモルタルおよび装置 - Google Patents
碇着部材を穿孔内に固定するのに使用するモルタルおよび装置Info
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- JPH06263501A JPH06263501A JP5230363A JP23036393A JPH06263501A JP H06263501 A JPH06263501 A JP H06263501A JP 5230363 A JP5230363 A JP 5230363A JP 23036393 A JP23036393 A JP 23036393A JP H06263501 A JPH06263501 A JP H06263501A
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- C04B28/00—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
- C04B28/24—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing alkyl, ammonium or metal silicates; containing silica sols
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C04B24/00—Use of organic materials as active ingredients for mortars, concrete or artificial stone, e.g. plasticisers
- C04B24/04—Carboxylic acids; Salts, anhydrides or esters thereof
- C04B24/045—Esters, e.g. lactones
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- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 碇着部材を穿孔内に固定するのに使用するモ
ルタルおよび装置を提供する。 【構成】 固定するのに使用するモルタルは、無機硬化
性化合物として水硬性および/または重縮合性の化合物
を含有し、有機硬化性化合物として硬化性ビニルエステ
ルを含有するほか、硬化剤を含有する二成分モルタルで
ある。固定するのに使用する装置は、反応を阻止する隔
壁によって前記硬化性モルタル成分が前記硬化剤から分
離されて収容されている多室型装置である。 【効果】 従来の種々のモルタル組成物の利点を有し、
かつその欠点を克服することができた。
ルタルおよび装置を提供する。 【構成】 固定するのに使用するモルタルは、無機硬化
性化合物として水硬性および/または重縮合性の化合物
を含有し、有機硬化性化合物として硬化性ビニルエステ
ルを含有するほか、硬化剤を含有する二成分モルタルで
ある。固定するのに使用する装置は、反応を阻止する隔
壁によって前記硬化性モルタル成分が前記硬化剤から分
離されて収容されている多室型装置である。 【効果】 従来の種々のモルタル組成物の利点を有し、
かつその欠点を克服することができた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無機および有機の硬化
性化合物および硬化剤、ならびに所要に応じて充填剤、
溶媒、促進剤および/または他のモルタル成分を含有す
る、碇着部材を穿孔内に固定するのに使用する二成分モ
ルタルに関するものである。また、本発明は、前記二成
分モルタルにより碇着部材を穿孔内に固定するのに使用
され、反応を阻止する隔壁によって前記硬化性モルタル
成分が前記硬化剤から分離されている多室型装置に関す
るものである。
性化合物および硬化剤、ならびに所要に応じて充填剤、
溶媒、促進剤および/または他のモルタル成分を含有す
る、碇着部材を穿孔内に固定するのに使用する二成分モ
ルタルに関するものである。また、本発明は、前記二成
分モルタルにより碇着部材を穿孔内に固定するのに使用
され、反応を阻止する隔壁によって前記硬化性モルタル
成分が前記硬化剤から分離されている多室型装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】アンカーボルト等のような碇着部材を穿
孔内に固定するには、硬化性モルタル材料、すなわち既
知のいわゆる二成分モルタルが重要な意味を有する。こ
こに、二成分モルタルとは、一方では1種の硬化剤成分
または隔離あるいは混合されている2種以上の硬化性成
分を含有し、他方では硬化剤を含有する材料を意味する
ものとする。二成分モルタルはまた「二室」系と呼ば
れ、硬化性成分が多数存在する場合には、硬化性成分は
多数の隔壁によって互いにまた硬化剤から隔離されてい
る。また、このような「多室」系も上述の概念に入る。
そこで、以下の説明では「多室」という表現も使用され
ている。硬化性成分と硬化剤とは、例えば混合および/
または反応を阻止する隔壁の破壊によって接触し、モル
タルは硬化する。
孔内に固定するには、硬化性モルタル材料、すなわち既
知のいわゆる二成分モルタルが重要な意味を有する。こ
こに、二成分モルタルとは、一方では1種の硬化剤成分
または隔離あるいは混合されている2種以上の硬化性成
分を含有し、他方では硬化剤を含有する材料を意味する
ものとする。二成分モルタルはまた「二室」系と呼ば
れ、硬化性成分が多数存在する場合には、硬化性成分は
多数の隔壁によって互いにまた硬化剤から隔離されてい
る。また、このような「多室」系も上述の概念に入る。
そこで、以下の説明では「多室」という表現も使用され
ている。硬化性成分と硬化剤とは、例えば混合および/
または反応を阻止する隔壁の破壊によって接触し、モル
タルは硬化する。
【0003】従来一般に使用される無機材料ベースの二
成分モルタル材料のほかに、有機材料ベースの二成分モ
ルタル材料が重要なマーケットシェアを占めている。無
機材料または有機材料をベースとするモルタル系には、
固有の利点および欠点、例えば作業技術および使用技術
についての利点および欠点がある。これには混合の問
題、可使時間、硬化特性、温度依存性、耐食性、化学安
定性および老化安定性がある。
成分モルタル材料のほかに、有機材料ベースの二成分モ
ルタル材料が重要なマーケットシェアを占めている。無
機材料または有機材料をベースとするモルタル系には、
固有の利点および欠点、例えば作業技術および使用技術
についての利点および欠点がある。これには混合の問
題、可使時間、硬化特性、温度依存性、耐食性、化学安
定性および老化安定性がある。
【0004】種々のモルタル系の利点を兼ねそなえるよ
うにするために、無機材料モルタルによって碇着部材を
固定した後に、その硬化中または硬化後に、このモルタ
ルに有機材料単量体または他の低分子量硬化性化合物を
含浸させる方法が既に提案されている。この方法は、多
段であるという欠点を別にしても、例えば多孔度および
/または粘度によって侵入深さに差異が生じるために、
再現性のある結果が得られない欠点がある。
うにするために、無機材料モルタルによって碇着部材を
固定した後に、その硬化中または硬化後に、このモルタ
ルに有機材料単量体または他の低分子量硬化性化合物を
含浸させる方法が既に提案されている。この方法は、多
段であるという欠点を別にしても、例えば多孔度および
/または粘度によって侵入深さに差異が生じるために、
再現性のある結果が得られない欠点がある。
【0005】碇着部材を穿孔内に固定するために、ポル
トランドセメントと硬化性不飽和ポリエステルとの混合
物をベースとする硬化性モルタルを使用することが既に
試みられている。混合の誤りを避けるため予め工場で生
産されたポルトランドセメント/硬化性不飽和ポリエス
テル混合物は、固定強度の老化安定性が極めて小さく、
これに対応して碇着価値が低下することが判明している
点を別にしても、なお重大な欠点、例えば貯蔵安定性が
全く満足できないものであることが分った。
トランドセメントと硬化性不飽和ポリエステルとの混合
物をベースとする硬化性モルタルを使用することが既に
試みられている。混合の誤りを避けるため予め工場で生
産されたポルトランドセメント/硬化性不飽和ポリエス
テル混合物は、固定強度の老化安定性が極めて小さく、
これに対応して碇着価値が低下することが判明している
点を別にしても、なお重大な欠点、例えば貯蔵安定性が
全く満足できないものであることが分った。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、碇着
部材を穿孔内に固定するのに使用する硬化性モルタルで
あって、従来の種々のモルタル系の利点を有し、かつそ
の欠点が有していないものを提供することにある。
部材を穿孔内に固定するのに使用する硬化性モルタルで
あって、従来の種々のモルタル系の利点を有し、かつそ
の欠点が有していないものを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、無機および有
機の硬化性化合物および硬化剤、ならびに所要に応じて
充填剤、溶媒、硬化促進剤および凝結促進剤のような促
進剤、粘度調節剤、安定剤および他の通常のモルタル成
分を含有するアンカーボルトのような碇着部材を穿孔内
に固定するのに使用する二成分または多成分モルタルに
おいて、前記無機硬化性化合物として水硬性および/ま
たは重縮性化合物を含有し、前記有機硬化性化合物とし
て硬化性ビニルエステルを含有することを特徴とする碇
着部材を穿孔内に固定するのに使用するモルタルによっ
て、上述の目的を達成する。
機の硬化性化合物および硬化剤、ならびに所要に応じて
充填剤、溶媒、硬化促進剤および凝結促進剤のような促
進剤、粘度調節剤、安定剤および他の通常のモルタル成
分を含有するアンカーボルトのような碇着部材を穿孔内
に固定するのに使用する二成分または多成分モルタルに
おいて、前記無機硬化性化合物として水硬性および/ま
たは重縮性化合物を含有し、前記有機硬化性化合物とし
て硬化性ビニルエステルを含有することを特徴とする碇
着部材を穿孔内に固定するのに使用するモルタルによっ
て、上述の目的を達成する。
【0008】本発明のモルタルは、種類の全く異なる硬
化性化合物を混合された状態で含有しているにもかかわ
らず、種類の異なる化合物を含有している既知のモルタ
ルより明らかに優れた非常に好ましい貯蔵安定性を有す
ることが分った。
化性化合物を混合された状態で含有しているにもかかわ
らず、種類の異なる化合物を含有している既知のモルタ
ルより明らかに優れた非常に好ましい貯蔵安定性を有す
ることが分った。
【0009】硬化性不飽和ポリエステルおよびポルトラ
ンドセメントをベースとする既知の二成分モルタルの場
合には、貯蔵安定性が低いために、混合物の製造は使用
直前にしかも使用場所で行うことができるにすぎなかっ
た。さらに、硬化剤を混入する必要もある。混合が繰り
返される過程において混合の誤りが起こる危険があるこ
のようなモルタルを使用する場合の煩わしさが、このよ
うなモルタルを最終目的に使用できないものにしてい
る。
ンドセメントをベースとする既知の二成分モルタルの場
合には、貯蔵安定性が低いために、混合物の製造は使用
直前にしかも使用場所で行うことができるにすぎなかっ
た。さらに、硬化剤を混入する必要もある。混合が繰り
返される過程において混合の誤りが起こる危険があるこ
のようなモルタルを使用する場合の煩わしさが、このよ
うなモルタルを最終目的に使用できないものにしてい
る。
【0010】本発明のモルタルの他の利点は、なかんず
く、収縮性の減少、耐熱形状安定性の向上、耐火性の改
善、気候条件に対する抵抗性の増大、結合強度の向上、
ならびに一層好ましい膨脹係数(コンクリート/鋼の場
合より好ましい)、長期挙動、および温度変化に対する
安定性である。濡らすことのできる能力が大きいために
濡れた穿孔および/またはほこりだらけの穿孔内に簡単
に使用できるのは、特に好都合である。また、極めて優
れた引き抜き強度値が達成される。
く、収縮性の減少、耐熱形状安定性の向上、耐火性の改
善、気候条件に対する抵抗性の増大、結合強度の向上、
ならびに一層好ましい膨脹係数(コンクリート/鋼の場
合より好ましい)、長期挙動、および温度変化に対する
安定性である。濡らすことのできる能力が大きいために
濡れた穿孔および/またはほこりだらけの穿孔内に簡単
に使用できるのは、特に好都合である。また、極めて優
れた引き抜き強度値が達成される。
【0011】穿孔壁に対して特に好ましい強度および接
着性が常に達成されるので、引き抜き強度値を測定した
場合に、穿孔壁の間の既知の二成分結合固定剤系、例え
ばコンクリートおよびモルタルとは異なり、モルタルと
アンカーボルトとの間の剥離が起こらない。
着性が常に達成されるので、引き抜き強度値を測定した
場合に、穿孔壁の間の既知の二成分結合固定剤系、例え
ばコンクリートおよびモルタルとは異なり、モルタルと
アンカーボルトとの間の剥離が起こらない。
【0012】長期挙動においても、例えば不飽和ポリス
テル樹脂−ポルトランドセメント−モルタルにおいて知
られているような有害な劣化が起こらないのは、耐化学
薬品性が大きいので自明のことである。可塑剤を使用し
ないで作業可能であるので、高度の結合および接着が保
証される。
テル樹脂−ポルトランドセメント−モルタルにおいて知
られているような有害な劣化が起こらないのは、耐化学
薬品性が大きいので自明のことである。可塑剤を使用し
ないで作業可能であるので、高度の結合および接着が保
証される。
【0013】硬化性の水硬性化合物としてはセメント、
特にアルミナセメントを使用するのが好ましい。このよ
うなアルミナセメントは主として、反応性化合物として
アルミン酸カルシウム化合物、例えばアルミン酸一カル
シウムおよび/またはアルミン酸二カルシウムを含有
し、また他の成分、例えば酸化アルミニウム、アルミン
酸ケイ酸カルシウムおよびフェライトが存在しているこ
ともある。Al2 O3 分析値は35%より大きいことが
多いが、これは必須要件ではない。
特にアルミナセメントを使用するのが好ましい。このよ
うなアルミナセメントは主として、反応性化合物として
アルミン酸カルシウム化合物、例えばアルミン酸一カル
シウムおよび/またはアルミン酸二カルシウムを含有
し、また他の成分、例えば酸化アルミニウム、アルミン
酸ケイ酸カルシウムおよびフェライトが存在しているこ
ともある。Al2 O3 分析値は35%より大きいことが
多いが、これは必須要件ではない。
【0014】全く一般的に、酸化鉄を含有していないか
酸化鉄含有量の小さいセメント、すなわち酸化鉄含有量
が約10重量%未満、特に5重量%未満、特に好ましく
は2重量%未満または1重量%未満のセメントが適当で
あることが分った。例えば、アルミナセメントのほか
に、あるいはアルミナセメントの代わりに、酸化鉄含有
量の小さい高炉セメントが適当であることが分った。石
膏は本発明において使用することができる硬化性の水硬
性化合物の他の例である。石膏/セメント混合物は高い
耐硫酸塩性を有するセメントを使用する場合に限り可能
である。
酸化鉄含有量の小さいセメント、すなわち酸化鉄含有量
が約10重量%未満、特に5重量%未満、特に好ましく
は2重量%未満または1重量%未満のセメントが適当で
あることが分った。例えば、アルミナセメントのほか
に、あるいはアルミナセメントの代わりに、酸化鉄含有
量の小さい高炉セメントが適当であることが分った。石
膏は本発明において使用することができる硬化性の水硬
性化合物の他の例である。石膏/セメント混合物は高い
耐硫酸塩性を有するセメントを使用する場合に限り可能
である。
【0015】水、または水溶液の存在下に重縮合する無
機材料としては、シリカ質材料、特に可溶性および/ま
たは微細な無定形SiO2 をベースとするシリカ質材料
が好ましく、このシリカ質材料においてSiO2 を部分
的に、例えば50重量%までAl2 O3 によって置き換
えることができる。このシリカ質材料はアルカリ水酸化
物、特にNaOHおよび/またはKOH、ケイ酸アルカ
リすなわち水ガラス型のものおよび/またはメタ・カオ
リナイトを含有することができ、この際水酸化物および
/またはケイ酸塩を水溶液として硬化のために使用する
ことができる。本発明において使用できるものとして列
挙したこのような物質は、例えば欧州特許(EP)第01
48280 号(B1)に説明されている。
機材料としては、シリカ質材料、特に可溶性および/ま
たは微細な無定形SiO2 をベースとするシリカ質材料
が好ましく、このシリカ質材料においてSiO2 を部分
的に、例えば50重量%までAl2 O3 によって置き換
えることができる。このシリカ質材料はアルカリ水酸化
物、特にNaOHおよび/またはKOH、ケイ酸アルカ
リすなわち水ガラス型のものおよび/またはメタ・カオ
リナイトを含有することができ、この際水酸化物および
/またはケイ酸塩を水溶液として硬化のために使用する
ことができる。本発明において使用できるものとして列
挙したこのような物質は、例えば欧州特許(EP)第01
48280 号(B1)に説明されている。
【0016】ビニルエステルとしては、特にウレタンア
クリレートおよび/またはエポキシアクリレート、特に
これらのメチルメタクリレートの形のものが適当である
たとが分った。例えばドイツ連邦共和国特許出願公開
(OS)第3940309 号公報に記載されているようなウレ
タンアクリレート、例えばビスフェノールA、ノボラッ
クまたはジイソシアネートジフェニルメタン、ヘキサン
ジイソシアネート等のイソシアネートをベースとするビ
ニルエステルウレタンを使用するのが好ましい。
クリレートおよび/またはエポキシアクリレート、特に
これらのメチルメタクリレートの形のものが適当である
たとが分った。例えばドイツ連邦共和国特許出願公開
(OS)第3940309 号公報に記載されているようなウレ
タンアクリレート、例えばビスフェノールA、ノボラッ
クまたはジイソシアネートジフェニルメタン、ヘキサン
ジイソシアネート等のイソシアネートをベースとするビ
ニルエステルウレタンを使用するのが好ましい。
【0017】エポキシアクリレートとしては、アクリレ
ートの形、特にメタクリレートなかんずくジメタクリレ
ートの形のビスフェノールグリシジル化合物が好まし
い。このうち、ビスフェノールA例えば分子量約500
〜800のものをベースとするエポキシメタクリレー
ト、ビスフェノールF例えば分子量約450〜470の
ものをベースとするエポキシメタクリレート、およびノ
ボラック例えば3〜8個のフェノール核数に対応する分
子量約750〜2000のものが特に好ましい。さら
に、例えば、トリメチロールプロパントリメタクリレー
トおよび1,4−ブタンジオールジメタクリレートを使
用することができ、またビスフェノールグリシジル化合
物および他のビスフェノールエポキシドのジメタクリレ
ートのほかにあるいはその代りにエチレンオキシド変性
ビスフェノール、すなわちビスフェノールA、Fおよび
ノボラックの対応するアクリレートまたはメタクリレー
トを使用することができる。
ートの形、特にメタクリレートなかんずくジメタクリレ
ートの形のビスフェノールグリシジル化合物が好まし
い。このうち、ビスフェノールA例えば分子量約500
〜800のものをベースとするエポキシメタクリレー
ト、ビスフェノールF例えば分子量約450〜470の
ものをベースとするエポキシメタクリレート、およびノ
ボラック例えば3〜8個のフェノール核数に対応する分
子量約750〜2000のものが特に好ましい。さら
に、例えば、トリメチロールプロパントリメタクリレー
トおよび1,4−ブタンジオールジメタクリレートを使
用することができ、またビスフェノールグリシジル化合
物および他のビスフェノールエポキシドのジメタクリレ
ートのほかにあるいはその代りにエチレンオキシド変性
ビスフェノール、すなわちビスフェノールA、Fおよび
ノボラックの対応するアクリレートまたはメタクリレー
トを使用することができる。
【0018】無機硬化性化合物(すなわち硬化性の水硬
性および重縮合性化合物)および有機硬化性化合物(す
なわちビニルエステル)との合計を、硬化剤を除く全モ
ルタル材料に対して30〜99重量%、特に40〜85
重量%とするのが好ましい。一層好ましい実施形態によ
れば、無機硬化性化合物と有機硬化性化合物との比は
1:4〜3:1、特に1:3〜2:1である。
性および重縮合性化合物)および有機硬化性化合物(す
なわちビニルエステル)との合計を、硬化剤を除く全モ
ルタル材料に対して30〜99重量%、特に40〜85
重量%とするのが好ましい。一層好ましい実施形態によ
れば、無機硬化性化合物と有機硬化性化合物との比は
1:4〜3:1、特に1:3〜2:1である。
【0019】本発明のモルタルは、硬化性の水硬性およ
び/または重縮合性化合物および硬化性ビニルエステル
のほかに、単独重合性または共重合性化合物、例えば不
飽和ポリエステル、エポキシド、ウレタンを生成するこ
とができるイソシアネートを普通少量含有することがで
きる。特に、同時にある程度の溶媒作用を有する反応性
稀釈剤を、硬化剤を除く全モルタル材料に対して1〜6
0重量%、好ましくは10〜40重量%含有することが
できる。
び/または重縮合性化合物および硬化性ビニルエステル
のほかに、単独重合性または共重合性化合物、例えば不
飽和ポリエステル、エポキシド、ウレタンを生成するこ
とができるイソシアネートを普通少量含有することがで
きる。特に、同時にある程度の溶媒作用を有する反応性
稀釈剤を、硬化剤を除く全モルタル材料に対して1〜6
0重量%、好ましくは10〜40重量%含有することが
できる。
【0020】反応稀釈剤としては、例えば、スチレン、
α−メチルスチレン、アルキル化スチレン、ジビニルベ
ンゼン、低分子量マレインイミド、アリール化合物、ア
クリル化合物およびメタクリル化合物のような化合物;
(メタ)アクリルアミド、メチル(メタ)アクリレー
ト、エチル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)ア
クリレート、ブチル(メタ)アクリレート、エチルヘキ
シル(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコール
(メタ)アクリレート、エチレグリコールジ(メタ)ア
クリレート、プロピレングリコールジ(メタ)アクリレ
ート、ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、グリセ
リン(メタ)アクリレート、ヒドロキシアルキル(メ
タ)アクリレート、アルコキシル化ビスフェノールAジ
(メタ)アクリレートおよびグリシジルメタクリレート
がある。ドイツ連邦共和国特許出願公開(DE−OS)
第3940138 号公報に記載されているような単独重合性ま
たは共重合性脂環式化合物を使用するのが極めて好まし
い。反応性稀釈剤は反応性稀釈剤とビルニエステルとの
合計量に対して5〜90重量%、特に30〜80重量%
含有させるのが好ましい。
α−メチルスチレン、アルキル化スチレン、ジビニルベ
ンゼン、低分子量マレインイミド、アリール化合物、ア
クリル化合物およびメタクリル化合物のような化合物;
(メタ)アクリルアミド、メチル(メタ)アクリレー
ト、エチル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)ア
クリレート、ブチル(メタ)アクリレート、エチルヘキ
シル(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコール
(メタ)アクリレート、エチレグリコールジ(メタ)ア
クリレート、プロピレングリコールジ(メタ)アクリレ
ート、ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、グリセ
リン(メタ)アクリレート、ヒドロキシアルキル(メ
タ)アクリレート、アルコキシル化ビスフェノールAジ
(メタ)アクリレートおよびグリシジルメタクリレート
がある。ドイツ連邦共和国特許出願公開(DE−OS)
第3940138 号公報に記載されているような単独重合性ま
たは共重合性脂環式化合物を使用するのが極めて好まし
い。反応性稀釈剤は反応性稀釈剤とビルニエステルとの
合計量に対して5〜90重量%、特に30〜80重量%
含有させるのが好ましい。
【0021】硬化剤としてはラジカル重合性化合物にと
って知られている硬化剤、すなちペルオキシ化合物を使
用する。このペルオキシ化合物としては、特にジベンゾ
イルペルオキシド、メチルエチルケトンペルオキシド、
tert−ブチルペルベンゾエート、シクロヘキサノンペル
オキシド、ラウリルペルオキシド、およびクメンヒドロ
ペルオキシドが好ましい。これらのペルオキシドは、可
塑剤を使用せずに、例えば水溶液の形態で使用すること
ができる。水または水溶液は硬化剤として作用すると同
時に、硬化性の水硬性化合物を水和させるための物質と
して、あるいは重縮合性化合物に対する反応媒質として
作用する。
って知られている硬化剤、すなちペルオキシ化合物を使
用する。このペルオキシ化合物としては、特にジベンゾ
イルペルオキシド、メチルエチルケトンペルオキシド、
tert−ブチルペルベンゾエート、シクロヘキサノンペル
オキシド、ラウリルペルオキシド、およびクメンヒドロ
ペルオキシドが好ましい。これらのペルオキシドは、可
塑剤を使用せずに、例えば水溶液の形態で使用すること
ができる。水または水溶液は硬化剤として作用すると同
時に、硬化性の水硬性化合物を水和させるための物質と
して、あるいは重縮合性化合物に対する反応媒質として
作用する。
【0022】硬化剤がペルオキシドである場合にはこれ
をビニルエステルに対して2〜20重量%、好ましくは
7〜13重量%の量で使用し、水硬性化合物を硬化すな
わち水和させるための物質である水は前記水硬性化合物
に対して10〜80重量%、好ましくは30〜50重量
%の量で使用する。モルタル粘度は水量によって影響さ
れる。水溶液としては、有機物質の水溶液、例えばアル
コール水溶液、NaOHおよびKOHのような水酸化ア
ルカリの水溶液、所望に応じてSiO2 を分散させた水
酸化アルカリ水溶液、またはケイ酸アルカリ水溶液を、
特に重縮合性材料を硬化させるために使用する。このよ
うな溶液の代りに分散液も適当である。
をビニルエステルに対して2〜20重量%、好ましくは
7〜13重量%の量で使用し、水硬性化合物を硬化すな
わち水和させるための物質である水は前記水硬性化合物
に対して10〜80重量%、好ましくは30〜50重量
%の量で使用する。モルタル粘度は水量によって影響さ
れる。水溶液としては、有機物質の水溶液、例えばアル
コール水溶液、NaOHおよびKOHのような水酸化ア
ルカリの水溶液、所望に応じてSiO2 を分散させた水
酸化アルカリ水溶液、またはケイ酸アルカリ水溶液を、
特に重縮合性材料を硬化させるために使用する。このよ
うな溶液の代りに分散液も適当である。
【0023】これとは無関係に、増粘剤、流動化剤、お
よびチキソトロピー剤、例えば、沈降シリカすなわち熱
分解法シリカ、ベントナイト、セルロース、カオリン等
を、既知の添加量で含有させることができ、これらの物
質を含有させる場合には、この既知の添加量は大部分の
場合に 0.1〜8重量%である。
よびチキソトロピー剤、例えば、沈降シリカすなわち熱
分解法シリカ、ベントナイト、セルロース、カオリン等
を、既知の添加量で含有させることができ、これらの物
質を含有させる場合には、この既知の添加量は大部分の
場合に 0.1〜8重量%である。
【0024】所要に応じて使用される通常の他のモルタ
ル成分として、砂、石英、ガラス球および中空ガラス
球、鋼玉、チョーク、タルク、セラミックスのような充
填剤を、硬化剤を除くモルタル全材料に対して0〜60
重量%、好ましくは10〜50重量%の量で含有させる
ことができる。充填剤としては普通不活性充填剤を使用
するが、反応性充填剤も使用することができる。
ル成分として、砂、石英、ガラス球および中空ガラス
球、鋼玉、チョーク、タルク、セラミックスのような充
填剤を、硬化剤を除くモルタル全材料に対して0〜60
重量%、好ましくは10〜50重量%の量で含有させる
ことができる。充填剤としては普通不活性充填剤を使用
するが、反応性充填剤も使用することができる。
【0025】充填剤または充填剤構成成分としては、繊
維、例えばガラス繊維、セラミックス繊維、特に微小ガ
ラス繊維のような若干可塑性を有する軟い繊維、なかん
ずく有機繊維、特に合成繊維が適当であることが分っ
た。合成繊維としては、例えば長さ50〜150μm 、
好ましくは80〜120μm 、特に約100μm の、例
えばポリエチレンおよび/またはポリプロピレン繊維を
使用する。細い繊維あるいは相当する薄いシートまたは
より太い糸を裂くことによって作った繊維およびフィブ
リル構造物、例えば5〜15m2/gの表面積を有するフ
ィブリル構造物が特に適当である。
維、例えばガラス繊維、セラミックス繊維、特に微小ガ
ラス繊維のような若干可塑性を有する軟い繊維、なかん
ずく有機繊維、特に合成繊維が適当であることが分っ
た。合成繊維としては、例えば長さ50〜150μm 、
好ましくは80〜120μm 、特に約100μm の、例
えばポリエチレンおよび/またはポリプロピレン繊維を
使用する。細い繊維あるいは相当する薄いシートまたは
より太い糸を裂くことによって作った繊維およびフィブ
リル構造物、例えば5〜15m2/gの表面積を有するフ
ィブリル構造物が特に適当である。
【0026】充填剤としては、上述の繊維を例えば中空
ガラス球、砂等と混合して使用することができる。これ
らの繊維を、好ましくは上述のような他の充填剤と共
に、水性成分中に含有させるのが特に好都合であり、水
性成分中にはラジカル硬化剤を存在させることもでき
る。これらの繊維は、大部分の場合に、硬化剤を除く全
モルタル材料に対して 0.1〜5 重量%、好ましくは 0.5
〜3重量%の量で含有させる。
ガラス球、砂等と混合して使用することができる。これ
らの繊維を、好ましくは上述のような他の充填剤と共
に、水性成分中に含有させるのが特に好都合であり、水
性成分中にはラジカル硬化剤を存在させることもでき
る。これらの繊維は、大部分の場合に、硬化剤を除く全
モルタル材料に対して 0.1〜5 重量%、好ましくは 0.5
〜3重量%の量で含有させる。
【0027】硬化または凝結のプロセスは、硬化剤量の
ほかに凝結促進剤および硬化促進剤のような促進剤によ
って決定的に影響される。水硬性成分に対しては、好ま
しくはセメントに対して 0.01 〜2重量%の通常の凝結
促進剤または硬化促進剤、例えば炭酸アルカリ、水酸化
アルカリ、アルミン酸塩のほかに、流動化剤、例えばコ
ンクリート流動化剤、およびセメント混合物、例えばポ
ルトランドセメントとの混合物、またはN,N−ジメチ
ルアニリン、N,N−ジエチルアニリン、N,N−ジイ
ソプロピリデン−p−トルイジン、N,N−ジメチル−
p−トルイジン、N,N−ビス(2−ヒドロキシエチ
ル)−キシリジンのようなアミンを使用することがで
き、さらにビニルエステルに対してはCo−,Mn−,
Sn−またはCe−塩、例えばナフテン酸コバルトまた
はカプリル酸コバルトおよび/または重金属塩を好まし
くは 0.02 〜 1.0重量%の量で使用することができる。
ほかに凝結促進剤および硬化促進剤のような促進剤によ
って決定的に影響される。水硬性成分に対しては、好ま
しくはセメントに対して 0.01 〜2重量%の通常の凝結
促進剤または硬化促進剤、例えば炭酸アルカリ、水酸化
アルカリ、アルミン酸塩のほかに、流動化剤、例えばコ
ンクリート流動化剤、およびセメント混合物、例えばポ
ルトランドセメントとの混合物、またはN,N−ジメチ
ルアニリン、N,N−ジエチルアニリン、N,N−ジイ
ソプロピリデン−p−トルイジン、N,N−ジメチル−
p−トルイジン、N,N−ビス(2−ヒドロキシエチ
ル)−キシリジンのようなアミンを使用することがで
き、さらにビニルエステルに対してはCo−,Mn−,
Sn−またはCe−塩、例えばナフテン酸コバルトまた
はカプリル酸コバルトおよび/または重金属塩を好まし
くは 0.02 〜 1.0重量%の量で使用することができる。
【0028】さらに、本発明の目的は、硬化性モルタル
成分および硬化剤、ならびに所要に応じて充填剤、溶
媒、凝結促進剤、硬化促進剤のような促進剤および/ま
たは他の通常のモルタル成分を含有する本発明の二成分
モルタルにより碇着部材を穿孔内に固定するのに使用さ
れ、反応を阻止する隔壁によって前記硬化性モルタル成
分が前記硬化剤から分離されている二室型または多室型
装置において、前記硬化性モルタル成分として水硬性化
合物および重縮合性化合物の少なくとも一方およびビニ
ルエステルが収容され、前記硬化剤としてペルオキシ化
合物および水または水溶液が収容されていることを特徴
とする碇着部材を穿孔内に固定するのに使用する装置を
提供する。
成分および硬化剤、ならびに所要に応じて充填剤、溶
媒、凝結促進剤、硬化促進剤のような促進剤および/ま
たは他の通常のモルタル成分を含有する本発明の二成分
モルタルにより碇着部材を穿孔内に固定するのに使用さ
れ、反応を阻止する隔壁によって前記硬化性モルタル成
分が前記硬化剤から分離されている二室型または多室型
装置において、前記硬化性モルタル成分として水硬性化
合物および重縮合性化合物の少なくとも一方およびビニ
ルエステルが収容され、前記硬化剤としてペルオキシ化
合物および水または水溶液が収容されていることを特徴
とする碇着部材を穿孔内に固定するのに使用する装置を
提供する。
【0029】二室型または多室型装置は複数個の薄膜
袋、いわゆるホイルパックから形成することができ、共
通の固定底部分を有する。この固定底部分は薄膜袋側で
分離している各薄膜袋用の溝を有し、これらの溝は短い
押出管によって共通の押出しノズルに連通され、押出管
には所要に応じて管状混合素子を静的ミキサとして装着
することができる。モルタル成分を収容している互いに
一体に連結された薄膜袋は、一緒に薄膜袋から押し出す
ことによって、排出されると同時に混合が起こって碇着
部材を穿孔内に固定するができる。
袋、いわゆるホイルパックから形成することができ、共
通の固定底部分を有する。この固定底部分は薄膜袋側で
分離している各薄膜袋用の溝を有し、これらの溝は短い
押出管によって共通の押出しノズルに連通され、押出管
には所要に応じて管状混合素子を静的ミキサとして装着
することができる。モルタル成分を収容している互いに
一体に連結された薄膜袋は、一緒に薄膜袋から押し出す
ことによって、排出されると同時に混合が起こって碇着
部材を穿孔内に固定するができる。
【0030】二室型装置は、一方の室に硬化性成分を収
容し、他方の室に両硬化性成分用の硬化剤を収容してい
るのが好ましい。しかし、二室型装置は、例えば、一方
の室に硬化性の水硬性または重縮合性化合物と共にビル
ニエステル用硬化剤を収容し、他方の室にビルニエステ
ルと共に硬化性の水硬性または重縮合性化合物用の硬化
剤を収容することができる。特に薄膜袋をベースとする
多室型装置では、異なる硬化性モルタル材料を互いにか
つ硬化剤から分離して収容することができる。
容し、他方の室に両硬化性成分用の硬化剤を収容してい
るのが好ましい。しかし、二室型装置は、例えば、一方
の室に硬化性の水硬性または重縮合性化合物と共にビル
ニエステル用硬化剤を収容し、他方の室にビルニエステ
ルと共に硬化性の水硬性または重縮合性化合物用の硬化
剤を収容することができる。特に薄膜袋をベースとする
多室型装置では、異なる硬化性モルタル材料を互いにか
つ硬化剤から分離して収容することができる。
【0031】多室型装置としては、モルタル成分、普通
には硬化剤がマイクロカプセル封入されている装置があ
る。充填剤、粘度調節剤、促進剤等のような他のモルタ
ル成分は、よく知られているように、目的に合致するよ
うに、1個の室すなわち1個の袋内に収容させることが
でき、あるいは材料に応じてかつ/または分量をかえて
2個以上の室(すなわち袋)に分配することができる。
また、粘度状態を制御することができ、この際に早すぎ
る硬化反応が起こらないように注意する必要が望みであ
る。
には硬化剤がマイクロカプセル封入されている装置があ
る。充填剤、粘度調節剤、促進剤等のような他のモルタ
ル成分は、よく知られているように、目的に合致するよ
うに、1個の室すなわち1個の袋内に収容させることが
でき、あるいは材料に応じてかつ/または分量をかえて
2個以上の室(すなわち袋)に分配することができる。
また、粘度状態を制御することができ、この際に早すぎ
る硬化反応が起こらないように注意する必要が望みであ
る。
【0032】二室型または多室型装置に収容されている
モルタル成分および材料の性質、その化学的組成、重量
割合または百分率で示した割り当て分量は先に個々に説
明した通りであって、本発明の二室型または多室型装置
におけるモルタルに全面的に適用される。
モルタル成分および材料の性質、その化学的組成、重量
割合または百分率で示した割り当て分量は先に個々に説
明した通りであって、本発明の二室型または多室型装置
におけるモルタルに全面的に適用される。
【0033】二室型または多室型装置として薄膜袋を束
ねたものを使用する限り、薄膜材料およびモルタル成分
が互に不活性であるように注意する必要がある。従っ
て、前記薄膜袋の束を構成する薄膜用可塑剤として作用
するモルタル成分を除外するのが普通である。この際、
ビニルエステルの分子量を考慮する必要もある。
ねたものを使用する限り、薄膜材料およびモルタル成分
が互に不活性であるように注意する必要がある。従っ
て、前記薄膜袋の束を構成する薄膜用可塑剤として作用
するモルタル成分を除外するのが普通である。この際、
ビニルエステルの分子量を考慮する必要もある。
【0034】本発明の二成分モルタルおよび本発明の二
室型装置に収容される二成分モルタルとしては、次の全
組成を有するモルタル材料が適当であることが分った。 ビニルエステル 8〜30重量% 反応性稀釈剤 4〜25重量% 有機ペルオキシド 1〜6.5 重量% 促進剤 0.01〜0.5 重量% チキソトロピー剤 0.5 〜5.0 重量% 水硬性または重縮合性物質 10〜35重量% 鉱物質充填剤 20〜55重量% 水 6〜20重量%
室型装置に収容される二成分モルタルとしては、次の全
組成を有するモルタル材料が適当であることが分った。 ビニルエステル 8〜30重量% 反応性稀釈剤 4〜25重量% 有機ペルオキシド 1〜6.5 重量% 促進剤 0.01〜0.5 重量% チキソトロピー剤 0.5 〜5.0 重量% 水硬性または重縮合性物質 10〜35重量% 鉱物質充填剤 20〜55重量% 水 6〜20重量%
【0035】
【実施例】次に、本発明を実施例について説明する。実
施例において量を示す数値は重量%を意味するものとす
る。 実施例1 混合比:硬化性有機化合物 と硬化性無機化合物との比 1:1 1:5
施例において量を示す数値は重量%を意味するものとす
る。 実施例1 混合比:硬化性有機化合物 と硬化性無機化合物との比 1:1 1:5
【0036】実施例2 混合比:成分Aと成分Bとの比= 3:1
【0037】実施例3 混合比:成分Aと成分Bとの比= 3.5:1 実施例4 成分A ノボラックグリシジルメタクリレート 6.00 トリメチロールプロパントリメタクリレート 10.00 ビスフェノール-A- グリジルジメタクリレート 10.00 ジエチルアニリン 0.60 カプリル酸コバルト 0.50 アルミナセメント 27.00 炭酸リチウム 0.03 熱分解法シリカ 1.10 100.00 成分B ベンゾイルペルオキシド 25.00 水 32.40 ベントナイト 2.50 セルロース 0.10 石英粒子 0.5〜1mm 40.00 100.00 混合比:成分Aと成分Bとの比= 3.7:1 実施例5 重量%から求めた混合比:成分Aと成分Bとの比=3:
1 実施例6 成分A 1. ビニルエステル 27.00 2. 反応性稀釈剤 11.00 3. セメント 24.00 4. 石英粒子 0.05 〜0.35mm 38.00 100.00 成分B 1. 水 54.00 2. ジベンゾイルペルオシキド 13.50 3. 熱分解法シリカ 5.25 4. 中空ガラス球 26.00 5. 繊 維 1.25 100.00
1 実施例6 成分A 1. ビニルエステル 27.00 2. 反応性稀釈剤 11.00 3. セメント 24.00 4. 石英粒子 0.05 〜0.35mm 38.00 100.00 成分B 1. 水 54.00 2. ジベンゾイルペルオシキド 13.50 3. 熱分解法シリカ 5.25 4. 中空ガラス球 26.00 5. 繊 維 1.25 100.00
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年10月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】実施例3 混合比:成分Aと成分Bとの比= 3.5:1 実施例4 成分A ノボラックグリシジルメタクリレート 6.00 トリメチロールプロパントリメタクリレート 10.00 ビスフェノール-A- グリジルジメタクリレート 10.00 ジエチルアニリン 0.60 カプリル酸コバルト 0.50 アルミナセメント 27.00 炭酸リチウム 0.03 熱分解法シリカ 1.10 石 英 44.77 100.00 成分B ベンゾイルペルオキシド 25.00 水 32.40 ベントナイト 2.50 セルロース 0.10 石英粒子 0.5〜1mm 40.00 100.00 混合比:成分Aと成分Bとの比= 3.7:1 実施例5 重量%から求めた混合比:成分Aと成分Bとの比=3:
1 実施例6 成分A 1. ビニルエステル 27.00 2. 反応性稀釈剤 11.00 3. セメント 24.00 4. 石英粒子 0.05 〜0.35mm 38.00 100.00 成分B 1. 水 54.00 2. ジベンゾイルペルオシキド 13.50 3. 熱分解法シリカ 5.25 4. 中空ガラス球 26.00 5. 繊 維 1.25 100.00
1 実施例6 成分A 1. ビニルエステル 27.00 2. 反応性稀釈剤 11.00 3. セメント 24.00 4. 石英粒子 0.05 〜0.35mm 38.00 100.00 成分B 1. 水 54.00 2. ジベンゾイルペルオシキド 13.50 3. 熱分解法シリカ 5.25 4. 中空ガラス球 26.00 5. 繊 維 1.25 100.00
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C04B 28/14 E04B 1/41 503 C 8913−2E //(C04B 28/02 24:04 2102−4G 24:12 A 2102−4G 24:00 2102−4G 14:06) Z 2102−4G (72)発明者 モニカ メンヒ ドイツ連邦共和国 デー−86899 ランズ ベルク イグリンガー シュトラーセ 39
Claims (12)
- 【請求項1】 無機および有機の硬化性化合物および硬
化剤、ならびに所要に応じて充填剤、溶媒、促進剤およ
び/または他のモルタル成分を含有する、碇着部材を穿
孔内に固定するのに使用する二成分モルタルにおいて、 前記無機硬化性化合物として水硬性および/または重縮
性化合物を含有し、前記有機硬化性化合物として硬化性
ビニルエステルを含有することを特徴とする碇着部材を
穿孔内に固定するのに使用するモルタル。 - 【請求項2】 硬化性の前記水硬性化合物としてセメン
ト、好ましくはアルミナセメント、および/または石膏
を含有することを特徴とする請求項1記載のモルタル。 - 【請求項3】 セメントとして酸化鉄を含有していない
セメントまたは酸化鉄含有量の小さいセメントを含有す
る請求項1または2記載のモルタル。 - 【請求項4】 重縮合性化合物として重縮合性ケイ酸塩
化合物、特に可溶性SiO2 、溶解SiO2 および/ま
たは不定形SiO2 を含有する物質を含有する請求項1
〜3のいずれか一つの項に記載のモルタル。 - 【請求項5】 硬化性ビニルエステルとしてウレタンア
クリレートおよび/またはエポキシアクリレートを含有
する請求項1〜4のいずれか一つの項に記載のモルタ
ル。 - 【請求項6】 無機硬化性化合物(水硬性化合物および
重縮合性化合物)および硬化性ビニルエステルとの合計
が、硬化剤を除くモルタル全量の30〜99重量%、好
ましくは40〜85重量%である請求項1〜5のいずれ
か一つの項に記載のモルタル。 - 【請求項7】 無機硬化性化合物(水硬性化合物および
重縮合性化合物)と硬化性エステルとの重量比は1:4
ないし3:1、特に1:3ないし2:1である請求項1
〜6のいずれか一つの項に記載のモルタル。 - 【請求項8】 反応性稀釈剤含有量は硬化剤を除くモル
タル全量の1〜60重量%、特に10〜40重量%であ
る請求項1〜7のいずれか一つの項に記載のモルタル。 - 【請求項9】 有機硬化性化合物用の硬化剤として固体
形態、溶解形態または分散形態のペルオキシ化合物を含
有する請求項1〜8のいずれか一つの項に記載のモルタ
ル。 - 【請求項10】 無機の水硬性および/または重縮合性
化合物用の硬化剤または水和作用をする物質として、
水、水溶液または水分散液を含有する請求項1〜9のい
ずれか一つの項に記載のモルタル。 - 【請求項11】 所要に応じて、充填剤のほかに、繊
維、特に鉱物質または有機質繊維、好ましくは繊維長5
0〜150μm の細い繊維を含有する請求項1〜10の
いずれか一つの項に記載のモルタル。 - 【請求項12】 硬化性モルタル成分および硬化剤、な
らびに所要に応じて充填剤、溶媒、促進剤および/また
は他の通常のモルタル成分を含有する請求項1〜11の
いずれか一つの項に記載の二成分モルタルにより碇着部
材を穿孔内に固定するのに使用され、反応を阻止する隔
壁によって前記硬化性モルタル成分が前記硬化剤から分
離されている多室型装置において、 前記硬化性モルタル成分として水硬性および/または重
縮合性化合物およびビニルエステルが収容され、前記硬
化剤としてペルオキシ化合物および水または水溶液が収
容されていることを特徴とする碇着部材を穿孔内に固定
するのに使用する装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4231161:6 | 1992-09-17 | ||
DE4231161A DE4231161A1 (de) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | Mörtel und Vorrichtung zur Befestigung von Verankerungsmitteln in Bohrlöchern |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06263501A true JPH06263501A (ja) | 1994-09-20 |
Family
ID=6468206
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5230363A Pending JPH06263501A (ja) | 1992-09-17 | 1993-09-16 | 碇着部材を穿孔内に固定するのに使用するモルタルおよび装置 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0589831B1 (ja) |
JP (1) | JPH06263501A (ja) |
KR (1) | KR100276371B1 (ja) |
CN (1) | CN1082035C (ja) |
AT (1) | ATE144488T1 (ja) |
DE (2) | DE4231161A1 (ja) |
ES (1) | ES2093392T3 (ja) |
TW (1) | TW354335B (ja) |
Cited By (7)
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JP2011247049A (ja) * | 2010-05-31 | 2011-12-08 | Jr Soke Engineering Co Ltd | あと施工アンカーボルト具の固定方法及びそれに用いるあと施工アンカーボルト具 |
US20150252124A1 (en) * | 2012-11-23 | 2015-09-10 | Hilti Aktiengesellschaft | Resin mixture based on epoxy(meth)acrylate resin, and the use thereof |
JP2018009155A (ja) * | 2016-06-30 | 2018-01-18 | 株式会社コーケン | 硬化性樹脂組成物、コンクリ−ト被覆組成物及びライニング材 |
JP2019506518A (ja) * | 2015-12-21 | 2019-03-07 | ヒルティ アクチエンゲゼルシャフト | 反応樹脂組成物、多成分系およびそれらの使用 |
JP2019534834A (ja) * | 2016-09-26 | 2019-12-05 | ヒルティ アクチエンゲゼルシャフト | 二成分モルタル塊およびその使用 |
JP2020525634A (ja) * | 2017-07-03 | 2020-08-27 | ヒルティ アクチエンゲゼルシャフト | ラジカル硬化性化合物の混合物とその使用 |
Families Citing this family (73)
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