JPH0626340Y2 - 混練機のゲート装置 - Google Patents

混練機のゲート装置

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JPH0626340Y2
JPH0626340Y2 JP3982790U JP3982790U JPH0626340Y2 JP H0626340 Y2 JPH0626340 Y2 JP H0626340Y2 JP 3982790 U JP3982790 U JP 3982790U JP 3982790 U JP3982790 U JP 3982790U JP H0626340 Y2 JPH0626340 Y2 JP H0626340Y2
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JP
Japan
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housing
gate
kneading
lower gates
gates
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP3982790U
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English (en)
Other versions
JPH04926U (ja
Inventor
博文 木村
浩司 上田
直行 多代
章二 安田
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Publication date
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  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、混練機のゲート装置に関する。
(従来の技術) 混練機のゲート装置として、例えば、特公昭58−50533
号公報や特願平1−95308号公報に記載のものが公知で
ある。
この従来のものは、ハウジング内に混練室が形成され、
該混練室にロータが可回動に挿通され、かつ、混練室内
に突出する上下一対のゲートが互いに接近離反自在とな
るよう前記ハウジングに摺動自在に設けられて、混練材
料の通路開度(面積)を調整自在としたものであった。
(考案が解決しようとする課題) 前記従来の混練機のゲート装置においては、混練機の運
転条件によって、上下のゲートの移動が困難になるとい
う問題があった。
即ち、混練機のハウジングを断熱して使用する場合、混
練樹脂の熱が上下ゲートに伝わり、上下ゲートが熱膨張
して、ハウジングとの摺動クリアランスが無くなり、動
かなくなった。
また、ハウジングを冷却する場合、ハウジングは熱収縮
し、かつ、ハウジングと上下ゲート間の間隙に入った樹
脂が固化して、上下ゲートが動かなくなった。
そこで、本考案は、熱変形及び樹脂の固化等の影響を受
けることなく、上下ゲートをスムースに動かすことがで
きる混練機のゲート装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するため、本考案は、次の手段を講じ
た。即ち、本考案の混練機のゲート装置の特徴とする処
は、ハウジング内に混練室が形成され、該混練室にロー
タが回転自在に挿通されており、かつ、前記混練室内に
突出する上下一対のゲートが、互いに接近離反自在とな
るよう前記ハウジングに摺動自在に設けられて混練材料
通路の開度を調整自在とした混練機のゲート装置におい
て、前記上下一対の各ゲートに、冷却水通路が形成され
ている点にある。
(作用) 本考案によれば、上下ゲートに設けられた冷却水通路
に、冷却水を通して使用する。
しかして、上下ゲートの冷却によって該ゲートは熱収縮
し、ハウジングとの隙間が大きくなり、該隙間に侵入し
た樹脂が固化したとしても、隙間が大きいので、上下ゲ
ートはスムースに動くことができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づき説明する。
第1図は、本考案の第1実施例である。同図において、
1は混練機のハウジングであり、該ハウジング1には、
その内部に混練室2が形成され、該混練室2に2本のロ
ータ3,3が可回動に挿通されている。
前記ハウジング1には、前記混練室2に連通する材料供
給口及び材料排出口が設けられている(図示省略)。そ
して、材料供給口から排出口に至る間に、混練室2を長
手方向に複数の室に区画すべく、ゲート装置4が設けら
れている。
前記ゲート装置4は、上下一対のゲート5,6を有する。
上部ゲート5の下端は、混練室2内に突出して、二本の
ロータ3,3に対面すべく二連の円弧面に形成されてい
る。また下部ゲート6の上端も混練室2内に突出して、
二本のロータ3,3に対面すべく二連の円弧面に形成され
ている。そして、この上下一対のゲート5,6は、ハウジ
ング1に上下方向摺動自在に水密嵌合している。
前記上部ゲート5の上部の左右両側は、ハウジング1の
上方において左右方向に突出し、該突出部に上下方向の
軸心を有するガイド孔7が形成されている。この上部ゲ
ート5の左右巾方向中央部の上面部に、雌ネジ部8が形
成されている。
前記下部ゲート6の下部の左右両側は、ハウジング1の
下方において左右方向に突出し、該突出部に連結棒9が
縦軸姿勢で固定されている。この左右一対の連結棒9は
ハウジング1を貫通して上方に突出している。連結棒9
はハウジング1に摺動自在に貫挿されている。
この左右一対の連結棒9の上端を結ぶように移動ビーム
10が固定されている。この移動ビーム10の左右方向中央
部に雌ネジ部11が形成されている。この雌ネジ部11と前
記上部ゲート5の雌ネジ部8とは同一軸心上にあり、か
つ互いに逆向きのネジとされている。
前記ハウジング1の左右両側の上面に、左右一対の支柱
12が立設固定されている。この支柱12は前記上部ゲート
5のガイド孔7を貫通して上方に突出し、該支柱12の上
端に固定ビーム13が固定されている。この固定ビーム13
は、前記移動ビーム10の下方に配置されている。尚、こ
の固定ビーム13の両端部にも前記連結棒9が摺動自在に
貫挿されている。
前記固定ビーム13の左右方向中央部にスラスト軸受14が
設けられ、該軸受14と前記上下の雌ネジ部8,11は同一軸
心上に配置されている。そして、このスラスト軸受14に
縦軸姿勢の昇降軸15が回動自在に且つ軸方向(上下方
向)移動不能に支持されている。
前記昇降軸15は、左右ロータ3,3間の中心位置に一本の
み設けられており、前記スラスト軸受14を介してその上
下部に、互いに逆向きのネジ部16,17が形成されてい
る。そして、上部のネジ部16は前記移動ビーム10の雌ネ
ジ11に螺合しており、下部のネジ部17は、前記上部ゲー
ト5の雌ネジ部8に螺合している。
前記昇降軸15の上端は、カップリング18を介してギヤー
減速機付モータ19に連結されている。このモータ19は、
ハウジング1の上面に立設されたモータブラケット20に
固定されている。
前記上下のゲート5,6には、夫々冷却水通路21,22が形成
されている。上部ゲート5の冷却水通路21と、下部ゲー
ト6の冷却水通路22は、連絡パイプ23で連通している。
冷却水は、入口24から入り、下部ゲート6の冷却水通路
22を通り、連絡パイプ23を通って上部ゲート5の冷却水
通路21を通り、そして出口25から出てゆく。
前記構成の実施例によれば、モータ19を駆動して昇降軸
15をいずれか一方に回転させると、該昇降軸15のネジ部
16,17に螺合した上部ゲート5及び移動ビーム10が、互
いに逆方向に移動する。そして、移動ビーム10の移動
は、左右の連結棒9を介して下部ゲート6に伝達され、
結局、上下部ゲート5,6が互いに逆方向の上下方向に移
動する。
しかして、モータ19を正逆回転することにより、上下ゲ
ート5,6間の間隙を調整することができ、混練室2内を
通過する材料の通路の開度を調整可能とする。
前記上下部ゲート5,6の移動は、冷却水通路21,22に冷却
水を流しながら行なう。冷却水により上下部ゲート5,6
は冷却され、熱収縮し、ハウジング1とゲート5,6との
隙間εが大きくなり、この隙間に侵入した樹脂が固化し
ていたとしても、隙間が大きいので、上下ゲート5,6は
スムースに動く。
尚、冷却をしすぎると、上下ゲート5,6の収縮が大きす
ぎて、隙間が大きくなりすぎ、上下ゲート5,6に傾きが
生じ、動きがスムースにならないきで、冷却水の温度
は、適正隙間になるよう制御されている。
尚、前記実施例では、上下ゲート5,6移動用の昇降軸15
が中央の一本のみであるから、左右2本のものに比べ、
バックラッシュ差等が生じず、こじれが発生せず、上下
ゲート5,6の円滑な移動が可能となる。
第2図に示すものは、本考案の第2実施例であり、前記
第1実施例と異なる点は、昇降軸15の駆動を、上下のネ
ジ部16,17間で行なうことである。
即ち、固定ビーム13上にウォームギヤボックス21を設
け、該ギヤボックス21の入力軸22をハンドル23により回
動すると、ギヤボックス21内のウォームギヤ(図示省
略)の噛合により昇降軸15を回動するよう構成されてい
る。その他の構成は、前記第1実施例と略同じである。
この第2実施例によれば、昇降軸15の駆動を、上下ネジ
部16,17の中間位置で行なうので、昇降軸15の捩れ量
が、上下ネジ部16,17で略均一になり、上下部ゲート5,6
の移動が、より均一に行える。
第3図に示すもは、本考案の第3実施例であり、前記第
2実施例と異なる点は、左右一対のロータ3,3が45°傾
斜した平面上に配置されていること、及び、下部ゲート
6の左右両側にスライドギブ26が固定され、該ギブ26の
外側面がハウジング1に摺接し、該ギブ26の内側面が上
部ゲート5の左右両側面に摺接していることである。そ
の他の構成は、前記第2実施例と略同じである。
第4図に示すものは、本考案の第4実施例である。この
第4実施例においては、昇降軸が左右一対設けられてい
る。
即ち、27,27は、左右一対設けられた昇降軸であり、該
昇降軸27,27は、上下部に互いに逆向きのネジ部28,29が
形成されており、該ネジ部28,29に夫々上・下ゲート5,6
が螺合している。そして、左右一対の昇降軸27,27は、
ハウジング1に固定のブラケット30に設けられたスラス
ト軸受31により、回動自在に且つ軸方向移動不能に支持
されている。
前記左右一対の昇降軸27,27の上端にウォームホイール3
2が固定されている。そして、このウォームホイール32
に噛合するウォーム33を形成した駆動軸34がハウジング
側に設けられている。この駆動軸34は、モータ35又は手
動ハンドルによって回転される。
しかして、モータ35により駆動軸34を回転させて、ウォ
ーム33とウォームホイール32を介して左右の昇降軸27,2
7を同時に回転させて、上下のゲート5,6を同期させて互
いに接近または離反させる。
尚、本考案は、前記各実施例に限定されるものではな
い。冷却水の代わりに油、空気等の流体を用いても特に
支障はない。
(考案の効果) 本考案によれば、上下一対のゲートが冷却水により冷却
されているので、各ゲートは熱収縮し、ハウジングとの
隙間が大きくなり、この隙間に侵入した樹脂が固化して
いたとしても、隙間が大きいので、上下ゲートはスムー
スに動くことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示す断面図、第2図は同
第2実施例を示す断面図、第3図は同第3実施例を示す
断面図、第4図は同第4実施例を示す断面図である。 1……ハウジング、2……混練室、3……ロータ、4…
…ゲート装置、21,22……冷却水通路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハウジング内に混練室が形成され、該混練
    室にロータが回転自在に挿通されており、かつ、前記混
    練室内に突出する上下一対のゲートが、互いに接近離反
    自在となるよう前記ハウジングに摺動自在に設けられて
    混練材料通路の開度を調整自在とした混練機のゲート装
    置において、 前記上下一対の各ゲートに、冷却水通路が形成されてい
    ることを特徴とする混練機のゲート装置。
JP3982790U 1990-04-13 1990-04-13 混練機のゲート装置 Expired - Lifetime JPH0626340Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3982790U JPH0626340Y2 (ja) 1990-04-13 1990-04-13 混練機のゲート装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3982790U JPH0626340Y2 (ja) 1990-04-13 1990-04-13 混練機のゲート装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04926U JPH04926U (ja) 1992-01-07
JPH0626340Y2 true JPH0626340Y2 (ja) 1994-07-20

Family

ID=31549073

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JP3982790U Expired - Lifetime JPH0626340Y2 (ja) 1990-04-13 1990-04-13 混練機のゲート装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007290201A (ja) * 2006-04-24 2007-11-08 Japan Steel Works Ltd:The 混練度調整装置

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JPH04926U (ja) 1992-01-07

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