JPH06262836A - 契印綴じ装置 - Google Patents

契印綴じ装置

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JPH06262836A
JPH06262836A JP9354393A JP9354393A JPH06262836A JP H06262836 A JPH06262836 A JP H06262836A JP 9354393 A JP9354393 A JP 9354393A JP 9354393 A JP9354393 A JP 9354393A JP H06262836 A JPH06262836 A JP H06262836A
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punch
die
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slide
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JP9354393A
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Noritoshi Morio
紀利 盛生
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 パンチとダイの寿命を延ばし、経時的な摩耗
や破損あるいは型セット自体の修理などの場合簡単、か
つ、急速な交換を可能とする。 【構成】 書類29を前面から挿入すると、書類感知セ
ンサーが働いてモーター1が回転するとともに減速用ギ
ヤー列2、シャフト3及び偏心リング7が従動する。シ
ャフト3の左右に設けたコロがそれぞれのステープラを
押し下げ、書類29を綴じる。また、偏心リング7を介
してコの字形の中央スライド8にセットした孔明け型の
パンチ16を押し下げ、書類を穿孔する。偏心リング上
死点感知センサーは、シャフト3に設けた遮光板の回転
位置を検出して、モーター1の回転を止める。以上の契
印綴じを完了するとパンチ16は上死点で停止し、ステ
ープラは開いた状態に戻る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は書類の契印綴じ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の契印綴じ装置に使用される契印孔
明け型セットはパンチを保持するパンチホルダーと、ダ
イ孔を穿設したダイと、該ダイの上部に載設され、上方
のパンチのガイド孔を貫設した中間パンチガイドとから
組立てられていた。かつ、そのパンチホルダーは昇降可
能なシャフトに、そのダイは本体の底板に別々にネジ止
めされていた。モーターの回転に従動する回転カムによ
って前記シャフトは昇降し、パンチガイドに案内された
パンチはダイ孔に侵入して孔明けを行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の型セットでは、
パンチはパンチガイドに案内されているだけで、パンチ
とダイは別々に固定されているため、型交換の際には両
方の位置を正確に決めてからネジ止めしなければならな
い。位置決めが不正確であると細いパンチは曲げられた
り折れたりするだけでなく型セットまで破損する問題が
あった。そこで、本発明はこれらの課題を解決するため
になされたもので、パンチとダイの寿命を長くできる構
成とし、経時的なパンチとダイの摩耗や破損、或いは型
セット自体の修理の場合などのときには、簡単かつ急速
に交換できる装置を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、パンチガイド上にガイドポストピンを立設
してパンチとダイを確実な一体構成とし、パンチホルダ
ーのT形案内部の中心には出没自在のボールからなる位
置決め装置を設けている。一方、モーターの回転によっ
て駆動される偏心リングは上板と下板をコの字形に突設
した中央スライドの中で回転する。中央スライドは本体
背面に鉛直に固設された案内部に案内されて正確に上下
に動く。中央スライドの下板の下面にT形溝が形設さ
れ、前記T形案内部を摺動挿着可能となっている。型交
換の時は、T形案内部のホールをT形溝中心の凹部に合
致させて、位置合わせを簡単にする。すなわち、本発明
は前方から挿入された書類を左右2ケ所のステープラで
綴じ、中央で契印孔明けする契印綴じ装置において、中
央の契印孔明け部で偏心リングを介して鉛直に昇降する
中央スライドと、該中央スライドの下面に形設されたT
形溝と、該T形溝に前方から挿入して着脱可能な契印孔
明け型セットと、該T形溝内で該型セットを中心位置に
係止する位置決め装置と、該型セットの中間のパンチガ
イド上に立設してパンチホルダーを鉛直に昇降させるガ
イドポストピン装置とからなる構成を特徴とする契印綴
じ装置である。
【0005】
【作用】上記の様に構成された契印綴じ装置で、書類を
前面より機械に挿入すると、書類感知センサーが働いて
モーターが回転する。モーターの回転により、減速用ギ
ヤー列、シャフト、偏心リングが従動する。シャフトの
左右に設けられたコロがそれぞれのステープラを押し下
げて、書類を綴じる。また、偏心リングを介してコの字
形の中央スライドにセットした孔明け型のパンチを押し
下げて書類を穿孔する。偏心リング上死点感知センサー
はシャフトに設けられた遮光板の回転位置を検出してモ
ーターの回転を止める。以上の様に、書類を挿入すると
センサーが働いてモーターが回転し、シャフト、偏心リ
ングが従動して、ステープラ、契印孔明け型がそれぞれ
押されて書類を綴じ、契印穿孔する。以上の契印綴じを
完了するとパンチは上死点で停止し、ステープラは開い
た状態に戻る。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1は本発明の契印綴じ装置の中央側面の断面図、
図2は本装置の正面図、図3は本装置の要部斜視図を示
す。モーター1の回転は、減速用ギヤー列2、シャフト
3を介して偏心リング7に伝える。シャフト3にはセン
サー用遮光板5、左右2ケ所のコロ4及び偏心リング7
が設けられている。偏心リング7は中央スライド8にコ
の字形に突設された上板9と下板10の中で回転して該
スライド8を昇降させる。中央スライド8の下板10の
下面にはT形溝12が形設され、その中心位置Cに位置
決め装置Sの凹部34を設けている。契印孔明け型セッ
ト13はパンチ16を保持するパンチホルダー17と、
ダイ孔31を穿設したダイ14と、該ダイ14の上部に
載設され、上方のパンチ16のガイド孔35を貫設した
中間のパンチガイド15とから構成されている。また該
パンチガイド15上には、前記パンチホルダー17を鉛
直に昇降させる左右2本のガイドポストピン20、20
が立設されている。また該パンチホルダー17の上部に
は、前記下板10の下面のT形溝12に摺合するT形案
内部18が螺着されている。また該T形案内部18の上
面の中心位置Cには、出没自在のボール19からなる位
置決め装置Sが設けられている。ボール19は常にスプ
リングで押されてT形案内部の頭部に出て、前記T形溝
12の凹部34に突入し係止する。書類感知センサー2
1を押すとモーター1は回転し、上死点感知センサー6
により、偏心リング7が最上点の位置にきたとき、すな
わち中央スライド8が上死点にあるときにモーター1は
停止する。この状態で契印孔明け型セット13のT形案
内部18を中央スライド8の下板10のT形溝12に挿
入すると、T形案内部18のボール19がT形溝12の
凹部34に突入して係止する。次に、調整用ボタン22
を押して偏心リング7を下死点で止めると、契印孔明け
型セット13のパンチ16がダイ14のダイ孔34に挿
入された状態になる。ここで、ダイ14を底板23の下
からネジ24で固定する。再び書類感知センサー21を
押すとモーター1の回転に従動してパンチ16が上死点
で停止する。契印綴じの用意が出来た事になる。契印孔
明け型セット13の前面より書類29を挿入すると、書
類感知センサー21が働いてモーター1を回転させる。
モーター1に従動して減速用ギヤー列2、シャフト3、
左右2ケ所のコロ4、中央の偏心リング7が動き、左右
のステープラ30と中央の契印孔明け型セット13を押
し下げ、書類29を綴じ、契印を穿孔する。モーター1
は更に回転し上死点センサー6により偏心リング7が上
死点にきたときに停止する。ステープラ30及び契印孔
明け型セット13は元の位置に戻り、再び書類29が挿
入された時に働く用意が出来る。契印孔明け型セット1
3を交換する時には前面カバー用ネジ26を緩めて前面
カバー25を取り外し、ネジ24を緩めると前面より契
印孔明け型セット13を引き出す事が出来る。新しい契
印孔明け型セット13を前面より挿入しネジ24で固定
し、前面カバー25を取り付ける。前面カバー25は左
右側縁32の上部に切り欠き27があり、本体Fの左右
側板11の内側に突設した頭付ピン28に引っ掛けてか
ら前面カバー用ネジ26で締め付けて型セット13の交
換は完了する。
【0007】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。本
発明では中央スライド、パンチ及びダイの3者が相対的
に正確に位置決めされているので、ダイに対するパンチ
の昇降運動が正確であり、書類にたいして孔明けがむり
なく行われ、前面より挿入された書類は左右のステープ
ラで2ケ所で綴じられ、中央の孔明け型セットで高精度
に契印孔明けされる。また中央スライドの正確な昇降運
動に倣ってパンチはダイに対し正確に昇降するからパン
チとダイの型寿命を長くできる。また孔明け型セットは
そのT形案内部と中央スライドのT形溝との間にボール
からなる中心位置の位置決め装置を備えているので中央
スライドに急速に装着可能で、型交換に要する時間が僅
少で生産性が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の契印綴じ装置の中央側面の断面図
【図2】本装置の正面図
【図3】本装置の要部斜視図
【符号の説明】
1 モーター 2 減速用ギヤー列 3 シャフト 4 コロ 5 センサー用遮光板 6 上死点感知センサー 7 偏心リング 8 中央スライド 9 上板 10 下板 11 側板 12 T形溝 13 契印孔明け型セット 14 ダイ 15 パンチガイド 16 パンチ 17 パンチホルダー 18 T形案内部 19 ボール 20 ガイドポストピン 21 書類感知センサー 22 調整用ボタン 23 底板 24 ネジ 25 前面カバー 26 前面カバー用ネジ 27 切り欠き 28 頭付ピン 29 書類 30 ステープラ 31 ダイ孔 32 側縁 33 案内部 34 凹部 35 ガイド孔 P 契印孔明け部 C 中心位置 S 位置決め装置 F 本体

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前方から挿入された書類を左右2ケ所で
    綴じ、中央で契印孔明けする契印綴じ装置において、中
    央の契印孔明け部で偏心リングを介して鉛直に昇降する
    中央スライドと、該中央スライドの下面に形設されたT
    形溝と、該T形溝に前方から挿入して着脱可能な契印孔
    明け型セットと、該T形溝内で該型セットを中心位置に
    係止する位置決め装置と、該型セットの中間のパンチガ
    イド上に立設してパンチホルダーを鉛直に昇降させるガ
    イドポストピン装置からなる構成を特徴とする契印綴じ
    装置。
  2. 【請求項2】 型セットのT型案内部の上面に、出没自
    在のボールからなる位置決め装置を設けたことを特徴と
    する請求項1記載の契印綴じ装置。
  3. 【請求項3】 中央スライドが偏心リングを上下から挟
    んでコの字形に形成されたことを特徴とする請求項1記
    載の契印綴じ装置。
  4. 【請求項4】 スライド下面のT形溝に、契印孔明け型
    セットのT形案内部を摺動して挿着し、該型セットを位
    置決め装置により中心位置に係止し、調整用ボタンを押
    してスライドを下降し、そのパンチがそのダイ孔に突入
    した状態にしてからダイを本体の底板に裏から螺着する
    ごとくした該型セットの取付方法を特徴とする契印綴じ
    装置。
  5. 【請求項5】 中央の契印孔明け部の前面カバーが、そ
    の左右側縁には、本体の左右側板の内側に突設した頭付
    きピンに引っ掛け可能な切り欠きを備え、前方の左右2
    ヶ所をネジで締め付け可能に形成されたことを特徴とす
    る請求項1記載の契印綴じ装置。
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