JPH0626214Y2 - 多効用椅子 - Google Patents
多効用椅子Info
- Publication number
- JPH0626214Y2 JPH0626214Y2 JP487690U JP487690U JPH0626214Y2 JP H0626214 Y2 JPH0626214 Y2 JP H0626214Y2 JP 487690 U JP487690 U JP 487690U JP 487690 U JP487690 U JP 487690U JP H0626214 Y2 JPH0626214 Y2 JP H0626214Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- leg
- front leg
- backrest
- stool
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Special Chairs (AREA)
- Handcart (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本案は、椅子を折り畳むことで、使用しない時は空間を
占めることなく、また、荷物を運搬する運搬車に変える
こともできる多効用椅子はに関するものである。
占めることなく、また、荷物を運搬する運搬車に変える
こともできる多効用椅子はに関するものである。
[従来の技術] 一般市販の椅子の形状、効用は大体固定されて座るしか
使用できない。
使用できない。
[考案が解決しようとする課題] 従来の技術で述べたものにあっては、下記のような問題
点を有していた。
点を有していた。
一般の椅子の効用は座るのに使用され、使用しない時は
大体机の下に置かれて実に空間を占めると同時に、その
椅子は他の用途として使用することができない。
大体机の下に置かれて実に空間を占めると同時に、その
椅子は他の用途として使用することができない。
本願は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みな
されたものであり、その目的とするところは、次のよう
な事のできるものを提供しようとするものである。
されたものであり、その目的とするところは、次のよう
な事のできるものを提供しようとするものである。
椅子の構造を改良して使用しない時、小さい体積に折り
畳むことができ、あるいは荷物運搬車に変えることがで
きる。
畳むことができ、あるいは荷物運搬車に変えることがで
きる。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案のものは下記のよう
になるものである。
になるものである。
すなわち本願のものは、腰掛け、背もたれ、前脚、後
脚、伸縮パイプが含まれて、伸縮パイプがパイプ内に伸
縮するのを利用して、前脚と後脚は交叉となり、前脚の
上端は止めピンに突っ張ることができるため、前後脚は
開いて椅子となり、あるいは前後脚を折り畳んで、より
小さい体積とすることができる。
脚、伸縮パイプが含まれて、伸縮パイプがパイプ内に伸
縮するのを利用して、前脚と後脚は交叉となり、前脚の
上端は止めピンに突っ張ることができるため、前後脚は
開いて椅子となり、あるいは前後脚を折り畳んで、より
小さい体積とすることができる。
また、後脚の下端が前脚の下端の方向に移動するのを利
用し、その後脚の上端と連接パイプと伸縮パイプがパイ
プ内に引っ込み、前脚の脚端をパイプの両側にある制限
箱に嵌め入れて、背もたれを上に開けて運搬車とするこ
とができる。
用し、その後脚の上端と連接パイプと伸縮パイプがパイ
プ内に引っ込み、前脚の脚端をパイプの両側にある制限
箱に嵌め入れて、背もたれを上に開けて運搬車とするこ
とができる。
[作用] 効果と共に説明する。
[考案の実施例] 実施例について図面を参照して説明する。
先ず、第1図に示す如く、本考案は腰掛け1、背もたれ
2、前脚3、後脚4、伸縮パイプ5等から構成されてい
る。
2、前脚3、後脚4、伸縮パイプ5等から構成されてい
る。
そこで、腰掛け1は2本のパイプ11の中間を横板12
で連接して構成され、それぞれのパイプ11の一端には
プーリー13が取付けられ、その近くに軸孔14が設け
られて、その軸孔14はピン15を通して定位板16と
結合され、定位板16は2個の腕を90度の角度に構成
され、一方の腕は背もたれ2の骨組み21と結合されて
いる。
で連接して構成され、それぞれのパイプ11の一端には
プーリー13が取付けられ、その近くに軸孔14が設け
られて、その軸孔14はピン15を通して定位板16と
結合され、定位板16は2個の腕を90度の角度に構成
され、一方の腕は背もたれ2の骨組み21と結合されて
いる。
腰掛け1の下面にはプーリー13に近い部分をもって止
めピン17がそれぞれ設けられ、その止めピン17の底
端にはフランジ171が形成され、椅子が折り畳まれて
より小さい体積になった時、前脚の両脚端が嵌まること
で当該前脚3を制限するよう構成されている。
めピン17がそれぞれ設けられ、その止めピン17の底
端にはフランジ171が形成され、椅子が折り畳まれて
より小さい体積になった時、前脚の両脚端が嵌まること
で当該前脚3を制限するよう構成されている。
パイプ11の他端には伸縮パイプ5が伸縮自在に挿入さ
れ、パイプ11に軸孔18が設けられるのを利用して、
ピン19を貫通させて伸縮パイプ5の長穴51をも貫通
して伸縮パイプ5の移動距離を制限するよう構成されて
いる。
れ、パイプ11に軸孔18が設けられるのを利用して、
ピン19を貫通させて伸縮パイプ5の長穴51をも貫通
して伸縮パイプ5の移動距離を制限するよう構成されて
いる。
パイプ11の中央に近い内側に制限箱10が設けられ
て、前脚3の脚端を嵌め入れることができるよう構成さ
れている。
て、前脚3の脚端を嵌め入れることができるよう構成さ
れている。
これは椅子が折り畳まれて運搬車になった時、前脚が定
位置にあるのを制限するためである。
位置にあるのを制限するためである。
背もたれ2は門形の骨組み21が横板22と結合して構
成され、骨組み21の両終端にはそれぞれねじ孔23が
設けられ、ボルト24で定位板16と結合して背もたれ
2は腰掛け1と固定されている。
成され、骨組み21の両終端にはそれぞれねじ孔23が
設けられ、ボルト24で定位板16と結合して背もたれ
2は腰掛け1と固定されている。
前脚3は方形の骨組みで構成され、椅子が開いた時、前
脚3の上端は止めピン17に係止し、また、椅子を折り
畳んで運搬車になる時、前脚3の脚端は制限箱10に嵌
まることになる。(第5図参照) また、前脚3の中間位置に設けられた軸孔31に軸パイ
プ32を貫通し、この軸パイプ32の内径にボルト33
を貫通してナット34と結合し、前脚3と後脚4が結合
されている。
脚3の上端は止めピン17に係止し、また、椅子を折り
畳んで運搬車になる時、前脚3の脚端は制限箱10に嵌
まることになる。(第5図参照) また、前脚3の中間位置に設けられた軸孔31に軸パイ
プ32を貫通し、この軸パイプ32の内径にボルト33
を貫通してナット34と結合し、前脚3と後脚4が結合
されている。
前脚3と後脚4との回転をスムーズにするため、二者の
間にワッシャー35が嵌められている。
間にワッシャー35が嵌められている。
このため、椅子の折り畳みはスムーズになる。
前脚3の両脚端に滑止めゴム37が設けられるため、前
脚3は地面とは滑らなくなる。
脚3は地面とは滑らなくなる。
後脚4はU形の骨組みで構成され、その中間位置に軸孔
41が設けられて軸パイプ32を貫通して前脚3と結合
し、後脚4の上端に設けられた軸孔42はピン53で連
接パイプ52の軸孔57と結合されている。
41が設けられて軸パイプ32を貫通して前脚3と結合
し、後脚4の上端に設けられた軸孔42はピン53で連
接パイプ52の軸孔57と結合されている。
後脚4のパイプの屈曲部には滑止めゴム36が付けら
れ、椅子が滑るのを防止し、また、パイプが地面と接触
しないため汚れない。
れ、椅子が滑るのを防止し、また、パイプが地面と接触
しないため汚れない。
伸縮パイプ5には長穴51が設けられ、パイプ11の外
から貫通するピン19でパイプ5がパイプ11内での移
動を制限し、伸縮パイプ5の一端にピン孔54があり、
ピン55で連接パイプ52の軸孔56と結合し、また、
連接パイプ52の軸孔57からピン53で後脚4と結合
されている。
から貫通するピン19でパイプ5がパイプ11内での移
動を制限し、伸縮パイプ5の一端にピン孔54があり、
ピン55で連接パイプ52の軸孔56と結合し、また、
連接パイプ52の軸孔57からピン53で後脚4と結合
されている。
上述のピン19,53,55は隣り合う両部品を結合し
た後、ピンが脱落しないようにピンの一端をリベットの
ように形成したり、または他の方法で固定すると同時
に、そのピンは各部品がスムーズに回転する効能を具有
し、活動支点となる。
た後、ピンが脱落しないようにピンの一端をリベットの
ように形成したり、または他の方法で固定すると同時
に、そのピンは各部品がスムーズに回転する効能を具有
し、活動支点となる。
第2図は本考案の結合された椅子の側面図である。
前脚3の上端は止めピン17に係止すると共に、後脚4
の上端は連接パイプ52と接合するため、その椅子はあ
る程度の重量を支持することができ、人が座っても大丈
夫である。
の上端は連接パイプ52と接合するため、その椅子はあ
る程度の重量を支持することができ、人が座っても大丈
夫である。
第3図は本考案の椅子がより小さい体積に折り畳まれた
時の側面図である。
時の側面図である。
伸縮パイプ5がパイプ11の外側に引っ張ると、交叉す
る前脚3と後脚4は腰掛け1の下方に重なると同時に、
背もたれ2も下にしまうことができ、椅子はより小さい
体積となり、収納しやすくなる。
る前脚3と後脚4は腰掛け1の下方に重なると同時に、
背もたれ2も下にしまうことができ、椅子はより小さい
体積となり、収納しやすくなる。
第4図に示す如く、再び背もたれ2を上方に開いて、後
脚4の下端を前脚3の下端の方向に移動させると、その
前脚3の脚端は外へ延伸し、その延伸した部分が固定さ
れる。
脚4の下端を前脚3の下端の方向に移動させると、その
前脚3の脚端は外へ延伸し、その延伸した部分が固定さ
れる。
その後脚4と連接パイプ52の連接位置はパイプ11内
に移動し、伸縮パイプ5と連接パイプ52はパイプ11
内に収容されると同時に、前脚3の脚端を制限箱10に
嵌め入れて(第5図参照)、後脚4の脚端部分は引く時
に使用される柄となる。
に移動し、伸縮パイプ5と連接パイプ52はパイプ11
内に収容されると同時に、前脚3の脚端を制限箱10に
嵌め入れて(第5図参照)、後脚4の脚端部分は引く時
に使用される柄となる。
[考案の効果] 本考案は、上述の通り構成されているので次に記載する
効果を奏する。
効果を奏する。
本考案の椅子は椅子としての効用を具有するほか、折り
畳んだ後、より小さい体積となると同時に、その椅子も
荷物を運搬する運搬車に変わることができる。
畳んだ後、より小さい体積となると同時に、その椅子も
荷物を運搬する運搬車に変わることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の分解斜視図、 第2図は椅子の場合の側面図、 第3図はより小さい体積の場合の側面図、 第4図は運搬車の場合の側面図、 第5図は同上の正面図である。 1……腰掛け、 11……パイプ、 12……横板、 13……プーリー、 14,18,31,41,56,57……軸孔、 15,19,53,55……ピン、 16……定位板、 17……止めピン、 171……フランジ、 10……制限箱、 2……背もたれ、 21……骨組み、 22……横板、 23……ねじ孔、 24,33……ボルト、 3……前脚、 32……軸パイプ、 34……ナット、 35……ワッシャー、 36,37……滑止めゴム、 4……後脚、 5……伸縮パイプ、 51……長穴、 52……連接パイプ、 54……ピン孔。
Claims (1)
- 【請求項1】腰掛け、背もたれ、前脚、後脚、伸縮パイ
プより構成され、腰掛けは2個のパイプの中間を横板で
張設して構成され、パイプの一端にはプーリーが設けら
れて、その近くに軸孔が設けられ、この軸孔はピンで定
位板と連結され、かつこの定位板は背もたれとも結合さ
れ、前脚の上端が突っ張れるため腰掛けの下にあるプー
リーに近い部分に止めピンが設けられ、パイプの他端に
は伸縮パイプが伸縮自在に挿入され、伸縮パイプがパイ
プ内に移動するのを制限するためパイプからピンを打ち
込むと共に、パイプの中央に近い内側に前脚の脚端を係
止する制限箱が設けられ、背もたれは門形の骨組みの中
間を横板で連接しして構成されていると共に、両終端に
はそれぞれねじ孔が設けられ、ボルトで定位板と結合し
て背もたれは定位板によって腰掛けとは重なったり、あ
るいは垂直になったりするよう構成され、前脚は方形の
骨組みの中間位置に軸孔が設けられ、軸パイプを貫通し
てボルトで後脚と結合し、前脚の底部には滑止めゴムが
設けられ、前脚の上端は腰掛けの下方にある止めピンに
係止し、あるいは折り畳んで運搬車になる時、前脚の脚
端は制限箱に嵌め入れることができるよう構成され、後
脚はU形の骨組みで構成され、その中間位置に軸孔があ
って軸パイプを貫通して前脚と結合され、後脚の上端に
ある軸孔はピンで伸縮パイプの先端に枢着された連接パ
イプと連結され、伸縮パイプには長穴が設けられ、パイ
プの外から貫通するピンでパイプ内での移動を制限する
よう構成され、伸縮パイプがパイプ内で伸縮するのを利
用し、前脚と後脚は交叉するようになり、前脚の上端は
止めピンに係止して開く椅子となり、あるいはその前脚
と後脚は折り畳まれてより小さい体積となると共に、そ
の後脚の下端は前脚の下端の方向に移動することで、後
脚の上端と連接パイプと伸縮パイプはパイプ内に引っ込
んで、前脚の脚端をパイプの両側にある制限箱に嵌め込
み、背もたれを上方に開くことで運搬車となるよう構成
したことを特徴とする多効用椅子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP487690U JPH0626214Y2 (ja) | 1990-01-22 | 1990-01-22 | 多効用椅子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP487690U JPH0626214Y2 (ja) | 1990-01-22 | 1990-01-22 | 多効用椅子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0396754U JPH0396754U (ja) | 1991-10-03 |
JPH0626214Y2 true JPH0626214Y2 (ja) | 1994-07-20 |
Family
ID=31508604
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP487690U Expired - Lifetime JPH0626214Y2 (ja) | 1990-01-22 | 1990-01-22 | 多効用椅子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0626214Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5297613B2 (ja) * | 2007-08-31 | 2013-09-25 | 雅士 平井 | 座席装置 |
-
1990
- 1990-01-22 JP JP487690U patent/JPH0626214Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0396754U (ja) | 1991-10-03 |
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