JPH06262051A - 混合装置 - Google Patents

混合装置

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JPH06262051A
JPH06262051A JP5240193A JP5240193A JPH06262051A JP H06262051 A JPH06262051 A JP H06262051A JP 5240193 A JP5240193 A JP 5240193A JP 5240193 A JP5240193 A JP 5240193A JP H06262051 A JPH06262051 A JP H06262051A
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JP
Japan
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mixing
mixing element
mixed
drive shaft
flow path
Prior art date
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Pending
Application number
JP5240193A
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English (en)
Inventor
Jiyoosefu Furanshisuku Fuuben Hendoritsukesu
ジョーセフ フランシスク フーベン ヘンドリッケス
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YUURO TEC KK
Original Assignee
YUURO TEC KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】混合されるべき被混合物の種類に関係なく、簡
単な構成でしかも効果的に混合を行える混合装置を提供
すること。 【構成】中空管(2)は、被混合物の流入口(8a,8
b,10a,10b)と、該流入口に連通し中空管
(2)の回転中心側から半径方向に外側へ延びるように
中空管(2)に設けた流路(14a,14b)とを有し
ている。中空管(2)に設けた流路(14a,14b)
の半径方向外側の端部は、被混合物の流出口(12a,
12b)を形成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、混合容器内で半径方向
に突出している少なくとも一つの混合要素と該混合要素
を回転駆動させる駆動軸とを備えた混合手段を有してい
る混合装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】このような混合装置は種々の実施態様の
ものが知られている。この種の混合装置の特徴は、混合
容器内において半径方向に突出する混合要素を用いて、
被混合物に渦流もしくは乱流等の流動を生じせしめるこ
とにより、効果的な混合を行う点にある。混合装置にお
いては混合効果が問題であるが、従来の混合装置では混
合効果は混合要素の回転方向の如何にかかっていた。ま
た従来簡単な構成で被混合物に複雑な流動を生じせしめ
て効果的に混合を行う装置は知られていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、被混
合物の種類に関係なく、簡単な構成でしかも混合要素の
回転方向に関係なく効果的に混合を行える混合装置を提
供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、混合手段が、被混合物の流入口と、該流入
口に連通し混合要素の回転中心側から半径方向に外側へ
延びるように混合要素に設けた流路とを有し、該流路の
半径方向外側の端部が被混合物の流出口を形成している
ことを特徴とするものである。
【0005】被混合物の流入口は、請求項2に従って混
合要素の回転中心側に設けても、また請求項3に従って
中空の駆動軸に設けても、さらに混合要素と駆動軸の両
方に設けてもよい。
【0006】請求項4によれば、混合要素の流路は、混
合要素の回転中心側から半径方向にて外側の流出口側へ
径が増大している。
【0007】請求項5によれば、混合要素は、少なくと
も部分的に、弾力性のある線材を巻回して成るコイルと
して構成されている。
【0008】
【作用】請求項1によれば、混合要素が回転すると、混
合手段の流入口から流入した被混合物は遠心力の作用に
より流路の回転中心側から半径方向外側の端部の流出口
に向かって流動し、流出口を介して混合要素から離れ
る。そして、流入口付近が負圧になっているので、混合
要素を離れた被混合物は再び流入口へ供給される。
【0009】請求項2または3によれば、被混合物は混
合要素または駆動軸に設けた流入口から混合要素の流路
へ供給され、流路の流出口を介して混合要素を離れる。
【0010】請求項4によれば、流路の流出口側よりも
流入口側での流動速度が大きくなり、これにより差圧が
発生して流路内への被混合物の流入速度が増大する。ま
た、渦流の生成をも促進させて混合効果を向上させる。
【0011】請求項5によれば、混合要素の回転時に発
生する遠心力により、コイルを形成している弾力性のあ
る個々の線材の間隔が変化し、コイルの回転数に応じて
流路の流入口が増減する。また、たえず運動している個
々の線材により強力な乳濁化、分散化が行われる。
【0012】
【実施例】次に、本発明の実施例を添付の図面を用いて
説明する。
【0013】図1は、混合要素としての円筒状の中空管
2を示している。中空管2はその中央で駆動軸4に取り
付けられ、駆動軸4は矢印6の方向に回転駆動される。
中空管2は、その回転中心点付近に、第一円縁流入口8
a,8bおよび第二円縁流入口10a,10bを有して
いる。中空管2の開口端部12a,12bは流出口を形
成する。中空管2の流路14a,14bは外壁16によ
り画成されている。中空管2の中心線18は駆動軸4の
中心線に垂直である。
【0014】混合要素としての中空管2の流路14a,
14bが被混合物で充填され(被混合物はどんな種類の
ものでも可能であり、流体であれ、被混合物の懸濁液も
しくは粒状の原料でもよい)、駆動軸4により回転駆動
されると、中空管2の一部分ΔM(両端部の一方、例え
ば開口端部12aの付近にある部分)にたいして半径方
向外側へ向けて遠心力Fが働く。よって、前記一部分Δ
Mに存在している被混合物は遠心力Fにより半径方向外
側へ変位していく。かくして矢印20の方向へ被混合物
の流動が発生する。外側へ変位した被混合物に相当する
量の被混合物を中空管2内へ補充せねばならないが、こ
れは円縁流入開口部8a,10aを介して矢印22に従
って流れ込む被混合物により行われる。この補充された
被混合物も同様に遠心力Fにより半径方向外側へ押され
る。このようにして中空管2の周囲には非常に強力な循
環流動が生じ、この循環流動が実に卓越した混合をもた
らすことになる。
【0015】図2は、混合要素2aを二つの円錐状の回
転体24a,24bから構成した実施例である。即ちそ
れぞれの回転体24a,24bは、半径方向にて外側へ
いくにしたがって径が拡大される円錐体を形成してい
る。従って、駆動軸4a付近での回転体24a,24b
の径D1は開口端部(流出口)28a,28b付近での
径D2よりも小さい。この実施例でも回転体24a,2
4bは中空であり、外壁により流路20a,20bが画
成されている。また混合要素2aの回転中心点付近に円
縁流入開口部30a,30b,32a,32bが設けら
れ、該円縁流入開口部を介して被混合物が流路20a,
20b内へ流れ込む。しかし回転体24a,24bは半
径方向にて外側へいくにしたがって径が拡大されて円錐
体を形成しているので、図1の実施例のごとく混合要素
を円筒状に構成した場合に比べて流入側での流動速度が
流出側よりも高く、その結果流入側と流出側とで差圧が
生じ、この差圧により被混合物は図1の実施例に比して
極めて強力に混合される。
【0016】図3は、混合要素を弾力性のある線材から
コイル状に構成した実施例であり、実際上特に有利と見
做される例である。図中40は回転駆動される駆動軸
で、42はその回転方向である。駆動軸40に結合され
ている混合要素としてのコイル44a,44bは、それ
ぞれ弾力性のある針金46a,46bで作られ半径方向
にて外側へいくにしたがって径が拡大されている。各コ
イル44a,44bは円錐状の覆い48a,48bで覆
われている。混合要素44a,44bの中心線50は駆
動軸40の中心線に垂直である。図中45a,45bは
流路、49a,49bは流出口である。
【0017】このような構造により、極めて特殊な効果
が得られる。コイル44a,44bを適切に巻回するこ
とにより、停止状態ですでに駆動軸40の付近の巻線の
間の間隙から被混合物が流れ込むことができる。コイル
44a,44bコイルが回転すると、コイルを形成して
いる弾力性のある個々の線材の間隔が変化し、コイルの
回転数に応じて流路45a,45bの流入口が増減す
る。また、たえず運動している個々の線材により強力な
乳濁化、分散化が行われる。
【0018】図4は、図3に図示した混合要素としての
コイル44a,44bを混合容器60に取り付けた使用
態様を示す。混合容器60には支持体62を介して駆動
軸40のための駆動電動機64が載置されている。な
お、混合容器60内の矢印は被混合物の流動方向を示
す。
【0019】図5に図示した混合要素の最後の実施例
は、図2に図示した実施例のごとく二つの中空円錐状の
回転体70a,70bから構成した実施例であり、即ち
それぞれの回転体70a,70bは半径方向にて外側へ
いくにしたがって径が拡大される円錐体を形成している
が、各回転体70a,70bの外部表面72a,72b
には流入口が設けられていない。この場合、回転体70
a,70bの流路71a,71bへの被混合物の供給
は、中空の駆動軸76に形成されている開口部74を介
して行われる。開口部74から流入した被混合物は矢印
78の方向へ流れ、また矢印80の方向に回転体70
a,70bの流出口73a,73bから離脱する。 以
上の実施例において、混合要素と駆動軸とは混合手段を
形成する。
【0020】言うまでもないが、本発明の範囲内で多く
の変更が可能である。例えば一つの駆動軸に二個以上の
複数個の混合要素を取り付けてもよい。この場合混合要
素は別々の水平面内に位置するように駆動軸に沿って重
設される。混合装置は固定据付けの装置としても、また
移動可能な装置としても実施できる。本発明による混合
要素は構造が簡単であるので、既存の混合装置に装着さ
れている混合要素と交換できる。
【0021】さらに適切な方法により、本発明による混
合要素を磁界内で浮遊しているように支持(空中浮揚)
し、回転する磁界という方法で駆動することも考えられ
る。
【0022】添付の各図に図示した混合要素の実施例で
は、その表面は滑らかに構成されているが、凹凸の表面
を備えていても良い。これは言うまでもないことである
が、なければならぬと言うものではない。また、回転体
の凹凸表面とは異なった表面も考えることが可能であ
る。、例えば場合によっては、回転体の表面は平坦であ
るが、回転体の表面に箱体を取り付けて箱型の凹凸表面
を備えた回転体でも良い。なお、一方の回転体を他の回
転体の中心線に対して90°偏倚した角度に取り付ける
こともできる。
【0023】最終的に、この発明に基づく装置は、撹拌
装置専用に使用できることは明らかである。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、混合手段が、被混合物
の流入口と、該流入口に連通し混合要素の回転中心側か
ら半径方向に外側へ延びるように混合要素に設けた流路
とを有し、該流路の半径方向外側の端部が被混合物の流
出口を形成しているので、混合要素が回転すると、流入
口から流入した被混合物は遠心力の作用により混合要素
の流路の回転中心側から半径方向外側の端部の流出口に
向かって流動する。混合要素の流出口を介して混合要素
から離れた被混合物は、流入口付近が負圧になっている
ので、再び流入口へ供給される。このようにして被混合
物は流入口から流出口へ、そしてまた流入口へと循環補
給されるので、強力な混合効果が得られる。しかもこの
ような強力な混合効果は、混合手段に流入口とこれに連
通する流路とを設け、該流路の半径方向外側の端部を流
出口として形成するという極めて簡単な構成により達成
されるばかりでなく、従来の混合装置のように混合要素
の回転方向に依拠することなく達成される。
【0025】さらに本発明における混合手段の構成は極
めて簡単であるので、既存の混合装置へ容易に装着でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】混合要素を円筒状に構成した実施例である。
【図2】混合要素を円錐状に構成した実施例である。
【図3】混合要素をコイル状に構成した実施例である。
【図4】図3のコイル状に構成した混合要素を混合容器
内に配置した使用例を示す図である。
【図5】被混合物の流入口を中空の駆動軸に設けた実施
例である。
【符号の説明】
2;2a;2b;2c 混合要素 8a,8b,10a,10b;30a,30b,32
a,32b;74流入口 12a,12b;28a,28b;49a,49b;7
3a,73b流出口 14a,14b;20a,20b;45a,45b;7
1a,71b流路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 混合容器内で半径方向に突出している少
    なくとも一つの混合要素と該混合要素を回転駆動させる
    駆動軸とを備えた混合手段を有している混合装置におい
    て、 混合手段が、被混合物の流入口と、該流入口に連通し混
    合要素の回転中心側から半径方向に外側へ延びるように
    混合要素に設けた流路とを有し、該流路の半径方向外側
    の端部が被混合物の流出口を形成していることを特徴と
    する混合装置。
  2. 【請求項2】 流入口が、混合要素の回転中心側に設け
    られていることを特徴とする、請求項1に記載の混合装
    置。
  3. 【請求項3】 駆動軸が中空に構成され且つ被混合物の
    流入口を有し、該流入口が駆動軸の中空空間を介して混
    合要素の流路に連通していることを特徴とする、請求項
    1に記載の混合装置。
  4. 【請求項4】 混合要素の流路は、混合要素の回転中心
    側から半径方向にて外側の流出口側へ径が増大している
    ことを特徴とする、請求項1から3までのいずれか1つ
    に記載の混合装置。
  5. 【請求項5】 混合要素が、少なくとも部分的に、弾力
    性のある線材を巻回して成るコイルとして構成されてい
    ることを特徴とする、請求項1から4までのいずれか1
    つに記載の混合装置。
JP5240193A 1993-03-12 1993-03-12 混合装置 Pending JPH06262051A (ja)

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JP5240193A JPH06262051A (ja) 1993-03-12 1993-03-12 混合装置

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JP5240193A JPH06262051A (ja) 1993-03-12 1993-03-12 混合装置

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JP5240193A Pending JPH06262051A (ja) 1993-03-12 1993-03-12 混合装置

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JP (1) JPH06262051A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3812375A1 (de) * 1988-04-14 1989-10-26 Ender Karl Heinz Spannvorrichtung fuer einen antriebsriemen, eine antriebskette od. dgl.
JPH08323178A (ja) * 1995-05-30 1996-12-10 Bio Material:Kk 流体輸送・攪拌装置
JP2010142694A (ja) * 2008-12-16 2010-07-01 Dainippon Printing Co Ltd 撹拌装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3812375A1 (de) * 1988-04-14 1989-10-26 Ender Karl Heinz Spannvorrichtung fuer einen antriebsriemen, eine antriebskette od. dgl.
JPH08323178A (ja) * 1995-05-30 1996-12-10 Bio Material:Kk 流体輸送・攪拌装置
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