JPH06260830A - 特にuhf受信器のための、改善されたマイクロストリップアンテナ装置 - Google Patents
特にuhf受信器のための、改善されたマイクロストリップアンテナ装置Info
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- JPH06260830A JPH06260830A JP6011567A JP1156794A JPH06260830A JP H06260830 A JPH06260830 A JP H06260830A JP 6011567 A JP6011567 A JP 6011567A JP 1156794 A JP1156794 A JP 1156794A JP H06260830 A JPH06260830 A JP H06260830A
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- Japan
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- dielectric layer
- microstrip line
- conductive pad
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- facing
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q21/00—Antenna arrays or systems
- H01Q21/06—Arrays of individually energised antenna units similarly polarised and spaced apart
- H01Q21/061—Two dimensional planar arrays
- H01Q21/065—Patch antenna array
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q9/00—Electrically-short antennas having dimensions not more than twice the operating wavelength and consisting of conductive active radiating elements
- H01Q9/04—Resonant antennas
- H01Q9/0407—Substantially flat resonant element parallel to ground plane, e.g. patch antenna
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- Waveguide Aerials (AREA)
- Details Of Aerials (AREA)
- Waveguides (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 アンテナ装置のマイクロストリップ線路の幅
を小さくする。 【構成】 一方の側に選択された形状の伝導パッド(P
C)を設け、他方の側に、接地面を形成する伝導面(P
M)を設けた誘導体層(CD);および、伝導パッド
(PC)に接続され、誘電体層(CD)に伝導パッド
(PC)と同じ面に配置された少なくとも一つのマイク
ロストリップ線路(LM);からなる。マイクロストリ
ップ線路に向き合う誘電体層の厚さ(EL)はマイクロ
ストリップ線路の周辺に向き合う誘電体層の厚さ(EH
L)より大きい。
を小さくする。 【構成】 一方の側に選択された形状の伝導パッド(P
C)を設け、他方の側に、接地面を形成する伝導面(P
M)を設けた誘導体層(CD);および、伝導パッド
(PC)に接続され、誘電体層(CD)に伝導パッド
(PC)と同じ面に配置された少なくとも一つのマイク
ロストリップ線路(LM);からなる。マイクロストリ
ップ線路に向き合う誘電体層の厚さ(EL)はマイクロ
ストリップ線路の周辺に向き合う誘電体層の厚さ(EH
L)より大きい。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロストリップア
ンテナ装置の技術分野に関するものである。
ンテナ装置の技術分野に関するものである。
【0002】この技術は特に衛星テレビ信号のUHF受
信に適用し得る。
信に適用し得る。
【0003】
【従来の技術】マイクロストリップアンテナ装置とし
て、次の放射構造、すなわち: ・一方の側に、選択された形状の伝導パッドを有し、他
方の側に、接地面を形成する伝導面を有する誘電体層;
および・この放射構造にUHFエネルギーを供給するモ
ードを定義する給電回路であって、例えば、伝導パッド
に接続され、伝導パッドと同じ面において誘電体層に配
置された少なくとも一つのマイクロストリップ線路を有
する給電回路;を備えたものが知られている。
て、次の放射構造、すなわち: ・一方の側に、選択された形状の伝導パッドを有し、他
方の側に、接地面を形成する伝導面を有する誘電体層;
および・この放射構造にUHFエネルギーを供給するモ
ードを定義する給電回路であって、例えば、伝導パッド
に接続され、伝導パッドと同じ面において誘電体層に配
置された少なくとも一つのマイクロストリップ線路を有
する給電回路;を備えたものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】所定の誘電定数に対
し、伝導パッドの物理サイズがアンテナ装置の中心動作
周波数を決定し、誘電体層の厚さは使用可能な周波数帯
域幅に実質的に比例することが当業者には知られてい
る。
し、伝導パッドの物理サイズがアンテナ装置の中心動作
周波数を決定し、誘電体層の厚さは使用可能な周波数帯
域幅に実質的に比例することが当業者には知られてい
る。
【0005】それで、所定の使用可能な周波数帯域幅を
確保するためには、それに対応する誘電体層の厚さを決
定しなければならない。
確保するためには、それに対応する誘電体層の厚さを決
定しなければならない。
【0006】遠距離通信アンテナの分野の使用可能な周
波数帯域は、インピーダンス50オームのマイクロスト
リップ線路とすることが意図されている場合には、マイ
クロストリップ線路の幅がかなり広くなるような誘電体
層の厚さを必要とする。例えば、5mm厚さの空気誘電
体層の場合、20mmの幅となる。
波数帯域は、インピーダンス50オームのマイクロスト
リップ線路とすることが意図されている場合には、マイ
クロストリップ線路の幅がかなり広くなるような誘電体
層の厚さを必要とする。例えば、5mm厚さの空気誘電
体層の場合、20mmの幅となる。
【0007】そのような幅の線を用いることには問題が
ある。特に、アンテナ装置が伝導パッドのネットワーク
を含む場合に給電ディストリビュータを配置する場合
や、マイクロストリップ給電線路に抵抗性の結合器を作
り込む場合がそうである。また、スプリアス放射の量が
多くなる。
ある。特に、アンテナ装置が伝導パッドのネットワーク
を含む場合に給電ディストリビュータを配置する場合
や、マイクロストリップ給電線路に抵抗性の結合器を作
り込む場合がそうである。また、スプリアス放射の量が
多くなる。
【0008】このような場合における一つの解決方法
は、50オーム以上、例えば70オーム、のラインイン
ピーダンスで動作させることであるが、そのためにはア
ダプタ部を持ち込む必要があり、その使用は煩わしく難
しい、という問題がある。
は、50オーム以上、例えば70オーム、のラインイン
ピーダンスで動作させることであるが、そのためにはア
ダプタ部を持ち込む必要があり、その使用は煩わしく難
しい、という問題がある。
【0009】本発明はこの問題に対する満足の行く解決
を提供する。
を提供する。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上に述べたタイ
プのマイクロストリップアンテナ装置に関する。
プのマイクロストリップアンテナ装置に関する。
【0011】本発明の一般的な定義によれば、マイクロ
ストリップ線路に向い合う誘電体層の厚さはその線の周
囲に向い合う誘電体層の厚さより大きい。 誘電体層に
面する電波領域(すなわち伝導パッドおよびマイクロス
トリップ線路の領域)に応じて、誘電体層の厚さをその
ように適応させることにより、幅の広いマイクロストリ
ップ線路の使用を避けることができ、その結果、放射伝
導パッドのネットワークを有するアンテナ装置におい
て、給電ディストリビュータを配置するのが容易にな
る。
ストリップ線路に向い合う誘電体層の厚さはその線の周
囲に向い合う誘電体層の厚さより大きい。 誘電体層に
面する電波領域(すなわち伝導パッドおよびマイクロス
トリップ線路の領域)に応じて、誘電体層の厚さをその
ように適応させることにより、幅の広いマイクロストリ
ップ線路の使用を避けることができ、その結果、放射伝
導パッドのネットワークを有するアンテナ装置におい
て、給電ディストリビュータを配置するのが容易にな
る。
【0012】伝導パッドが円形あるいは方形であれば、
実際的である。
実際的である。
【0013】本発明の一つの側面によれば、伝導パッド
およびそれに結び付けられるマイクロストリップ線路
は、片面のメタリゼーションによる印刷回路にエッチン
グ形成され、そのパッドおよび線が誘電体層に接触して
いる。
およびそれに結び付けられるマイクロストリップ線路
は、片面のメタリゼーションによる印刷回路にエッチン
グ形成され、そのパッドおよび線が誘電体層に接触して
いる。
【0014】そのような実施例では、その結果、接地面
との関係で、印刷回路基板がパッドならびにそのマイク
ロストリップ線路の上に置かれ、それにより二つの利点
がもたられさる。
との関係で、印刷回路基板がパッドならびにそのマイク
ロストリップ線路の上に置かれ、それにより二つの利点
がもたられさる。
【0015】まず第一に、基板が保護カバー(レードー
ム、radome)としての役割を果たすことができる。
ム、radome)としての役割を果たすことができる。
【0016】第二に、基板は誘電損を被ることが少なく
なり、それによりUHF用ではないより安価な基板を使
用することができる。
なり、それによりUHF用ではないより安価な基板を使
用することができる。
【0017】印刷回路基板がガラス繊維の織物にエポキ
シ型の樹脂を含浸させたものをベースにした材質であれ
ば有利であり、この材質は低周波用途に広く用いられて
いる。
シ型の樹脂を含浸させたものをベースにした材質であれ
ば有利であり、この材質は低周波用途に広く用いられて
いる。
【0018】本発明の好ましい実施例として、接地面を
形成する伝導面は、伝導パッドおよびマイクロストリッ
プに向き合う浮き出し模様をつけた金属板で構成されて
いる。
形成する伝導面は、伝導パッドおよびマイクロストリッ
プに向き合う浮き出し模様をつけた金属板で構成されて
いる。
【0019】金属板は、例えば、皿形のへこみを設けた
金属シートとすることができる。
金属シートとすることができる。
【0020】本発明の重要な特徴として、誘電体層を空
気により構成することができる。
気により構成することができる。
【0021】本発明の一つの適用として、本装置がそれ
ぞれのマイクロストリップ線路を伴い、また同一の印刷
回路に配置された伝導パッドのネットワークからなるも
のとすることができる。
ぞれのマイクロストリップ線路を伴い、また同一の印刷
回路に配置された伝導パッドのネットワークからなるも
のとすることができる。
【0022】UHF受信器に適用する場合、アンテナ装
置を周波数変換器と組み合せて、それに衛星テレビ信号
のUHF受信器の機能を付与することができる。
置を周波数変換器と組み合せて、それに衛星テレビ信号
のUHF受信器の機能を付与することができる。
【0023】本発明の他の特徴ならびに有利な点は以下
の詳細な説明ならびに図面に照らしてより明らかにされ
る。
の詳細な説明ならびに図面に照らしてより明らかにされ
る。
【0024】
【実施例】図1ないし図3を参照して説明すると、本マ
イクロストリップアンテナ装置は、従来のように、一方
の側に選択された形状の伝導パッドPCを設け、他方の
側に、接地面PMを形成する伝導面を設けた誘電体層C
Dからなるものである。
イクロストリップアンテナ装置は、従来のように、一方
の側に選択された形状の伝導パッドPCを設け、他方の
側に、接地面PMを形成する伝導面を設けた誘電体層C
Dからなるものである。
【0025】誘電体層CDは、例えば、空気により構成
されるものとすることができる。伝導パッドは片面印刷
回路CI上に、エッチングにより形成される。
されるものとすることができる。伝導パッドは片面印刷
回路CI上に、エッチングにより形成される。
【0026】伝導パッドPCは、例えば、微細フォトリ
ソグラフィ技術によりエッチングで形成することができ
る。伝導パッドは銅などの材質からなり、必要なら、保
護を強化するために、すずメッキしたりあるいはラッカ
ー塗装することができる。伝導パッドは一般的に円形あ
るいは方形である。
ソグラフィ技術によりエッチングで形成することができ
る。伝導パッドは銅などの材質からなり、必要なら、保
護を強化するために、すずメッキしたりあるいはラッカ
ー塗装することができる。伝導パッドは一般的に円形あ
るいは方形である。
【0027】印刷回路CIの基板は、例えば、ガラスお
よびエポキシ型の樹脂をベースとした材質のものとする
ことができる。
よびエポキシ型の樹脂をベースとした材質のものとする
ことができる。
【0028】印刷回路CIの基板が、ここでは保護カバ
ー(レードーム)としての役割を果たし得るという利点
のあることが、当業者には理解できるであろう。
ー(レードーム)としての役割を果たし得るという利点
のあることが、当業者には理解できるであろう。
【0029】費用上の理由から、ガラス−樹脂基板とし
てはFR4の型番で販売されているものが有利である。
てはFR4の型番で販売されているものが有利である。
【0030】マイクロストリップ給電線路LMが従来の
微細フォトリソグラフィー工程により印刷回路CIにエ
ッチングで形成されるのは好ましい。
微細フォトリソグラフィー工程により印刷回路CIにエ
ッチングで形成されるのは好ましい。
【0031】接地面PMは皿形のへこみを設けたメタル
タイプの金属板から製造される。この金属板は、マイク
ロストリップ線路の幅が増加するのを避けるため、誘電
体層の厚さをその層に向き合う電波領域(伝導パッドな
らびにマイクロストリップ線路の領域)に応じて適合で
きるように、浮き出し模様がつけられている。
タイプの金属板から製造される。この金属板は、マイク
ロストリップ線路の幅が増加するのを避けるため、誘電
体層の厚さをその層に向き合う電波領域(伝導パッドな
らびにマイクロストリップ線路の領域)に応じて適合で
きるように、浮き出し模様がつけられている。
【0032】本発明によるこの厚さの適合は、伝導パッ
ドPCに向き合う誘電体層EPの厚さがその伝導パッド
の周囲に向き合う部分の厚さEHPより大きく、また、
マイクロストリップ線路に向き合う部分の厚さELより
大きくなるように、また、マイクロストリップ線路に向
き合う誘電体層の厚さELはその線の周囲に向き合う部
分の厚さEHLより大きくなるようになされる。
ドPCに向き合う誘電体層EPの厚さがその伝導パッド
の周囲に向き合う部分の厚さEHPより大きく、また、
マイクロストリップ線路に向き合う部分の厚さELより
大きくなるように、また、マイクロストリップ線路に向
き合う誘電体層の厚さELはその線の周囲に向き合う部
分の厚さEHLより大きくなるようになされる。
【0033】このような構造によりアンテナ装置は目に
見えるほど単純化され、それにより製造コストを低下さ
せる。
見えるほど単純化され、それにより製造コストを低下さ
せる。
【0034】例えば、マイクロストリップ線路に向き合
う誘電体層の厚さELが約1mmで、特性インピーダン
ス50オームの場合、マイクロストリップラインの幅は
約4mmである。
う誘電体層の厚さELが約1mmで、特性インピーダン
ス50オームの場合、マイクロストリップラインの幅は
約4mmである。
【0035】このような構造は、衛星テレビ信号のUH
F受信器に関する適用の場合、UHF変換器に相互接続
された伝導パッドのネットワークを含むアンテナ装置に
適用するのに有利である。
F受信器に関する適用の場合、UHF変換器に相互接続
された伝導パッドのネットワークを含むアンテナ装置に
適用するのに有利である。
【0036】図4として、印刷回路上に放射パッド(伝
導パッド)がエッチングで形成されたネットワークアン
テナ装置が示されている。
導パッド)がエッチングで形成されたネットワークアン
テナ装置が示されている。
【0037】この適用の場合、それぞれPC1からPC
10で示された10個の円形パッドPCが印刷回路上に
エッチングで形成されている。
10で示された10個の円形パッドPCが印刷回路上に
エッチングで形成されている。
【0038】マイクロストリップ伝送線路LMにより異
なる伝導パッドが周波数変換器CVに接続されている。
なる伝導パッドが周波数変換器CVに接続されている。
【0039】周波数変換器CVは、例えば、印刷回路C
Iに表面実装と呼ばれるCMS技術により配置すること
ができる。
Iに表面実装と呼ばれるCMS技術により配置すること
ができる。
【0040】さまざまな伝導パッドPCを周波数変換器
CVに接続するのを可能にするために、従来の方法によ
り、減結合抵抗を備えたウィルキンソン型のデバイダ
(Wilkinson type divider)WIが設けられている。
CVに接続するのを可能にするために、従来の方法によ
り、減結合抵抗を備えたウィルキンソン型のデバイダ
(Wilkinson type divider)WIが設けられている。
【0041】各ウィルキンソン型デバイダWIの減結合
抵抗を、表面実装と呼ばれるCMS技術により配置する
のは好ましい。
抵抗を、表面実装と呼ばれるCMS技術により配置する
のは好ましい。
【0042】最後に、同軸型のUHFコネクタは、浮き
出し模様がつけられた金属シートPMの後ろ側に配置さ
れる。
出し模様がつけられた金属シートPMの後ろ側に配置さ
れる。
【0043】周波数変換器CVは、例えば、約2308
ないし2482MHzの範囲の周波数を約470〜64
6MHzの周波数に変換することができる。
ないし2482MHzの範囲の周波数を約470〜64
6MHzの周波数に変換することができる。
【0044】このような構造により、出願人は約2.3
9GHzの中心周波数ならびに約6ないし8%の使用可
能な周波数帯域幅で動作する受信装置を得ることができ
た。
9GHzの中心周波数ならびに約6ないし8%の使用可
能な周波数帯域幅で動作する受信装置を得ることができ
た。
【0045】このような結果を達成するため、マイクロ
ストリップ線路LMの幅は約4mm、パッドPCに向き
合う誘電体層CDの厚さEPは約5mm、厚さELは約
1mmである。伝導パッドの直径は約52mmである。
ストリップ線路LMの幅は約4mm、パッドPCに向き
合う誘電体層CDの厚さEPは約5mm、厚さELは約
1mmである。伝導パッドの直径は約52mmである。
【0046】変形例として、UHF変換器を接地面の凹
所あるいは皿部に収めることができる。
所あるいは皿部に収めることができる。
【0047】この構造で、皿形のへこみを設けた金属シ
ートが、パッドおよびマイクロストリップ線路以外の場
所で直接に印刷回路を支える場合、厚さEHPおよびE
HLは0である。これらの厚さは、誘電体が空気でな
く、印刷回路を支える支持部材が設けられる場合は、0
ではないかもしれない。
ートが、パッドおよびマイクロストリップ線路以外の場
所で直接に印刷回路を支える場合、厚さEHPおよびE
HLは0である。これらの厚さは、誘電体が空気でな
く、印刷回路を支える支持部材が設けられる場合は、0
ではないかもしれない。
【0048】当業者には、このようなアンテナ装置の製
造が低費用で実現できるので、大衆市場、特に衛星テレ
ビ信号のUHF受信用のアンテナの市場に適用できるこ
とが理解できるであろう。
造が低費用で実現できるので、大衆市場、特に衛星テレ
ビ信号のUHF受信用のアンテナの市場に適用できるこ
とが理解できるであろう。
【0049】衛星テレビ信号のUHF受信に関する適用
においては、アンテナ装置の主軸は一般的に衛星に向け
られる。
においては、アンテナ装置の主軸は一般的に衛星に向け
られる。
【0050】変形例として本発明により達成されるの
は、一般的な表現で言えば、放射エレメント(伝導パッ
ド)のネットワークを有するアンテナ装置で、その構造
上、その主軸(アンテナビーム)が、常時、ターゲット
すなわち衛星から外れているアンテナ装置で、その放射
エレメントのマイクロストリップ線路の給電ディストリ
ビュータのレベルにおいて(位相変圧器や遅延手段など
を含む構成により実現される)適切な位相および/ある
いは時間法則を設けたアンテナ装置である。
は、一般的な表現で言えば、放射エレメント(伝導パッ
ド)のネットワークを有するアンテナ装置で、その構造
上、その主軸(アンテナビーム)が、常時、ターゲット
すなわち衛星から外れているアンテナ装置で、その放射
エレメントのマイクロストリップ線路の給電ディストリ
ビュータのレベルにおいて(位相変圧器や遅延手段など
を含む構成により実現される)適切な位相および/ある
いは時間法則を設けたアンテナ装置である。
【0051】このような変形例により、衛星受信アンテ
ナをどこにでも、例えば、建物の正面に対して平らに、
あるいはその屋根の上に、配置できる。
ナをどこにでも、例えば、建物の正面に対して平らに、
あるいはその屋根の上に、配置できる。
【図1】本発明による伝導パッドのB−B’線に沿った
部分断面図である。
部分断面図である。
【図2】本発明によるマイクロストリップ線路のA−
A’線に沿った部分断面図である。
A’線に沿った部分断面図である。
【図3】本発明により伝導パッドおよびマイクロストリ
ップ線路のC−C’線に沿った部分断面図である。
ップ線路のC−C’線に沿った部分断面図である。
【図4】本発明による、周波数変換器に接続された10
個の伝導パッドの平面図である。
個の伝導パッドの平面図である。
CI 印刷回路 DC 誘電体層 EHL マイクロストリップ線路の周囲に面する誘電体
層の厚さ EL マイクロストリップ線路に向き合う誘電体層の厚
さ LM マイクロストリップ線路 PC 伝導パッド PM 接地面
層の厚さ EL マイクロストリップ線路に向き合う誘電体層の厚
さ LM マイクロストリップ線路 PC 伝導パッド PM 接地面
Claims (10)
- 【請求項1】 マイクロストリップアンテナ装置であっ
て: ・一方の側に選択された形状の伝導パッド(PC)が設
けられ、他方の側に、接地面(PM)を形成する伝導面
が設けられた誘電体層(DC);および、 ・前記伝導パッド(PC)に接続され、該伝導パッド
(PC)と同じ面において前記誘電体層(CD)に配置
された少なくとも一つのマイクロストリップ線路(L
M)を有する給電回路; を有し、前記マイクロストリップ線路に向き合う誘電体
層の厚さ(EL)が該マイクロストリップ線路の周囲に
面する誘電体層の厚さ(EHL)より大きいことを特徴
とするマイクロストリップアンテナ装置。 - 【請求項2】 前記伝導パッド(PC)およびマイクロ
ストリップ線路(LM)が、前記誘電体層(CD)に接
触して面する片面印刷回路(CI)上にエッチングで形
成されており、該印刷回路基板が保護カバーとして機能
することを特徴とする請求項1の装置。 - 【請求項3】 前記印刷回路(CI)基板がガラスおよ
びエポキシ型の樹脂をベースとする材質からなることを
特徴とする請求項2の装置。 - 【請求項4】 接地面(PM)を形成する前記伝導面
が、前記伝導パッドならびにマイクロストリップ線路に
向き合う浮き出し模様がつけられた金属板からなること
を特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項の装置。 - 【請求項5】 前記金属板が皿形のへこみを設けた金属
シートであることを特徴とする請求項4の装置。 - 【請求項6】 前記誘電層が空気からなることを特徴と
する請求項1ないし5のいずれか一項の装置。 - 【請求項7】 前記伝導パッドの周囲に向き合う誘電体
層の厚さ(EHP)およびマイクロストリップ線路の周
囲に向き合う誘電体層の厚さ(EHL)がそれぞれ実質
的にゼロであり、皿形のへこみを設けたシートが前記印
刷回路基板を支持することを特徴とする請求項2ないし
6のいずれか一項の装置。 - 【請求項8】 対応するマイクロストリップ線路と共に
同じ印刷回路に配置された伝導パッドのネットワークを
含むことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか一項
の装置。 - 【請求項9】 衛星テレビ信号のUHF受信器の機能を
付与する周波数変換器(CV)が組付けられていること
を特徴とする請求項8の装置。 - 【請求項10】 前記パッドのネットワークのマイクロ
ストリップ線路の給電ディストリビュータのレベルで、
適切な位相および/あるいは時間法則が提供される構造
により、アンテナビームが常時ターゲットから外れてい
ることを特徴とする、請求項8および9のいずれか一項
の装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9301248 | 1993-02-04 | ||
FR9301248A FR2701168B1 (fr) | 1993-02-04 | 1993-02-04 | Dispositif d'antenne microruban perfectionné notamment pour récepteur hyperfréquence. |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06260830A true JPH06260830A (ja) | 1994-09-16 |
Family
ID=9443733
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6011567A Pending JPH06260830A (ja) | 1993-02-04 | 1994-02-03 | 特にuhf受信器のための、改善されたマイクロストリップアンテナ装置 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5477231A (ja) |
EP (1) | EP0610126B1 (ja) |
JP (1) | JPH06260830A (ja) |
AT (1) | ATE169777T1 (ja) |
DE (1) | DE69412296T2 (ja) |
DK (1) | DK0610126T3 (ja) |
ES (1) | ES2122180T3 (ja) |
FR (1) | FR2701168B1 (ja) |
GR (1) | GR3027646T3 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007053732A (ja) * | 2005-08-12 | 2007-03-01 | Tatung Co | デュアル周波数アンテナ |
JP2010114645A (ja) * | 2008-11-06 | 2010-05-20 | Japan Radio Co Ltd | アンテナ装置及びそれを備えたアレーアンテナ装置 |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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SE9702490D0 (sv) * | 1997-06-27 | 1997-06-27 | Ericsson Telefon Ab L M | Microstrip structure |
US5990835A (en) * | 1997-07-17 | 1999-11-23 | Northern Telecom Limited | Antenna assembly |
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