JPH06257886A - 熱利用装置 - Google Patents

熱利用装置

Info

Publication number
JPH06257886A
JPH06257886A JP4705293A JP4705293A JPH06257886A JP H06257886 A JPH06257886 A JP H06257886A JP 4705293 A JP4705293 A JP 4705293A JP 4705293 A JP4705293 A JP 4705293A JP H06257886 A JPH06257886 A JP H06257886A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
fluid
alloy
hydrogen
alloys
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4705293A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoya Ogawa
直也 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP4705293A priority Critical patent/JPH06257886A/ja
Publication of JPH06257886A publication Critical patent/JPH06257886A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 顕熱回収率が高く、顕熱回収が効率よく行え
る熱利用装置を提供する。 【構成】 水素を吸収・放出する異なる水素吸蔵合金で
なる熱源側合金22a,…と利用側合金24a,…を収
納しユニット21a,…を形成する容器23a,…,2
5a,…内に熱交換部28a,…,29a,…を設け、
これらの熱交換部を用いて少なくとも2つの異なる温度
の合金の間で熱交換を行い、合金の顕熱を回収するよう
にしている。例えば水素を放出して高温となっている第
1のユニット21aの熱源合金22aの熱交換部28a
と、それより温度の低い第3のユニット21cの熱源側
合金22cの熱交換部28cとの間で熱交換すること
で、第1のユニット21aの熱源合金22aの顕熱が回
収され、第3のユニット21cの熱源側合金22cが予
熱されて両者の温度が等しくなる。このようにすること
で顕熱回収率が高くなり、また顕熱回収が効率よく行え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、作動媒体が反応媒体に
吸着・脱着する際の反応熱を利用した冷凍機またはヒー
トポンプ等の熱利用装置に関する。
【0002】
【従来の技術】作動媒体やこれを反応させる反応媒体
に、例えば水素や水素吸蔵合金を用いている冷凍機また
はヒートポンプは、フロンを使用していないこと、比較
的低温度で作動すること、構造が簡単なこと、高い効率
が期待できることなどの特徴を有し、実用化するための
研究開発が行われている。
【0003】以下従来の技術を図8を参照しながら説明
する。図8は冷凍機の接続図である。なお冷凍機とヒー
トポンプとは同一の構成で、熱源流体と熱利用流体の温
度関係が異なるのみであるので、ここでは冷凍機の場合
について説明する。
【0004】図8において、冷凍機は第1及び第2のユ
ニット1a,1bで構成され、各ユニット1a,1bは
反応媒体の水素吸蔵合金でなる熱源側合金2a,2bを
収納した容器3a,3bと、熱源側合金2a,2bと異
なる水素吸蔵合金でなる利用側合金4a,4bを収納し
た容器5a,5bと、容器3a,3bと容器5a,5b
との間を水素弁6a,6bを挿入して接続する水素配管
7a,7bを備えている。
【0005】また容器3a,3b,5a,5bには、そ
れらの内部に設けられた熱交換部8a,8b,9a,9
bに熱源流体A、熱利用流体B、冷却流体Cの流れを切
り替える流体切替弁10a,10b,11a,11b,
12a,12b,13a,13b,14a,14b,1
5a,15bを有する配管が接続されている。さらに熱
源側合金2a,2bの側の配管には顕熱回収用ポンプ1
6を含む顕熱回収用配管17が設けられている。
【0006】このように構成された冷凍機は次ぎのよう
に作動する。すなわち、図8のような接続状態にあると
き、熱源流体Aを第1のユニット1aの容器3aに流し
その熱交換部8aを介して熱源側合金2aを加熱し、容
器3a内の熱源側合金2aに吸収されている水素の圧力
を高める。そして水素弁6aを開放すると水素が容器5
a側に流れ、利用側合金4aが水素を吸収する。この時
の利用側合金4aの発熱は冷却流体Cを容器5aの熱交
換部9aに流すことによって冷却される。
【0007】次に、水素弁6aを閉止して流体切替弁1
2a,13aを図中で90°反時計方向に回転させ、熱
源側合金2aを容器3aの熱交換部8aに冷却流体Cを
流して冷却する。その後、水素弁6aを開放すると、水
素は今度は容器5aの利用側合金4aから容器3aの熱
源側合金2aの方向に向かって流れ、この過程で利用側
合金4aは吸熱する。この時、流体切替弁14a,15
aを反時計方向に90°回転させて熱利用流体Bを容器
5a内の熱交換部9aに流すことで冷熱が得られる。
【0008】このような操作を同様に第2のユニット1
bで行うようにして、流体切替弁10a,10b,〜1
5a,15bを切り替えながら第1及び第2のユニット
1a,1bで交互に繰り返すサイクル運転を行うこと
で、熱利用流体Bでは冷熱を得ることができ、冷凍機と
し作動する。
【0009】ここで、例えば熱源流体Aを120℃の熱
水とし、冷却流体Cを30℃の冷却水を使用した場合、
熱源側合金2aに水素を吸収させるときには冷却流体C
で約30℃に冷却しておき、ここから水素を放出させる
ためには熱源流体Aで約120℃に加熱する。このため
約30℃にまで冷却されている熱源側合金2aを約12
0℃近くにまで昇温(予熱)しなければならない。
【0010】この際の昇温の熱量は、熱容量の大きい両
合金2a,2b,4a,4b及び各容器3a,3b,5
a,5bの温度変化のための顕熱として消費されるだけ
で、冷熱を取り出すことには使われない。すなわち、熱
源流体Aの持つ熱エネルギの一部が無駄に捨てられ、冷
凍機としての成績係数(COP)の低下をもたらす。そ
こで顕熱回収を行ってCOPの向上をはかるために、第
1及び第2のユニット1a,1bの作動を切り替える前
に図12に示された位置から流体切替弁12b,13b
を時計方向に、流体切替弁10a,10b,11a,1
1bを反時計方向に90°回転させ、顕熱回収用ポンプ
16を一定時間運転して熱源側合金2a,2bの間で熱
交換を行わせる。このようにすると、水素の放出を終え
た熱源側合金の顕熱を次のサイクルで水素を放出する熱
源側合金の予熱に利用できるのでCOPの向上をはかる
ことができる。
【0011】一方、利用側合金についても同様で、冷熱
を取り出す時には水素を吸収する過程で30℃近くまで
暖まった利用側合金を熱利用流体で熱利用温度まで冷却
しなければならないから、利用側合金4a,4bの配管
にも顕熱回収用ポンプを含む顕熱回収用配管を接続すれ
ば利用側合金でも顕熱を回収することができ、より一層
のCOP向上をはかることができる。
【0012】しかしながら上記の従来技術においては、
2つの合金の間での熱交換であるため原理的には夫々の
合金2a,2b,4a,4bは、両者の中間温度にまで
しか到達せず顕熱の半分しか回収できないことになり、
顕熱回収率は原理的に50%を越えることができない。
【0013】また、ヒートポンプを構成した場合におい
ても同様であった。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来のも
のは顕熱回収率が50%以上とすることができないもの
であり、顕熱回収を十分に行おうとすると運転の中断が
長いものとなる。このような状況に鑑みて本発明はなさ
れたもので、その目的とするところは顕熱回収率が高
く、顕熱回収が効率よく行うことができ、冷熱または温
熱の取り出しができる熱利用装置を提供することにあ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の熱利用装置は、
作動媒体を可逆的に吸脱着することができ温度平衡圧力
特性の異なる複数の反応媒体を、夫々対を成す複数の容
器に収容すると共に該容器間を互いに作動媒体が流動可
能に連結し、作動媒体が複数の反応媒体に夫々交互に吸
着あるいは脱着する際の反応熱を利用するようにした熱
利用装置において、対を成す容器内に熱交換部を設け、
この熱交換部を用いて少なくとも2つの異なる温度の反
応媒体の間で熱交換を行い、反応媒体の顕熱を回収する
ようにしたことを特徴とするものであり、また、作動媒
体を可逆的に吸脱着することができ温度平衡圧力特性の
異なる複数の反応媒体を、夫々対を成す複数の容器に収
容すると共に該容器間を互いに作動媒体が流動可能に連
結し、作動媒体が複数の反応媒体に夫々交互に吸着ある
いは脱着する際の反応熱を利用するようにした熱利用装
置において、容器内に熱交換部を設けると共に該熱交換
部を流れる流体の流路に等価直径より十分大きい管軸方
向長さを有する蓄熱器が設けられていることを特徴とす
るものである。
【0016】
【作用】上記のように構成された熱利用装置は、作動媒
体を可逆的に吸脱着する異なる反応媒体を収納した対を
成す容器内に熱交換部を設け、この熱交換部を用いて少
なくとも2つの異なる温度の反応媒体の間で熱交換を行
い、反応媒体の顕熱を回収するようにしている。それ
故、例えば2つの対の間で高温となっている片方の対の
反応媒体の熱交換部と、それより温度の低い他方の対の
反応媒体の熱交換部との間で熱交換を行なうと、高温側
の反応媒体の顕熱が回収され、この熱によって他方の反
応媒体が予熱されて両者の温度が等しくなる。このよう
に顕熱が回収されることで顕熱回収率が高くなり、また
顕熱回収が効率よく行える。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。なお、実施例は作動媒体やこれを反応させる反応
媒体に、例えば水素や水素吸蔵合金を用いているもので
あり、また熱利用装置である冷凍機とヒートポンプとは
同一の構成で、熱源流体と熱利用流体の温度関係が異な
るのみであるので、ここでは冷凍機の場合について説明
する。
【0018】先ず、第1の実施例の冷凍機について図1
乃至図3を参照して説明する。図1は接続図であり、図
2は作動状態を説明するために示す図であり、図3は第
1のユニット21aの作動状態を説明するために示す図
である。
【0019】図1乃至図3において、冷凍機は第1乃至
第5のユニット21a,21b,21c,21d,21
eを設けて構成され、各ユニット21a,21b,…,
21eは水素吸蔵合金の熱源側合金22a,22b,2
2c,22d,22eを収納した容器23a,23b,
23c,23d,23eと、熱源側合金22a,21
b,…,22eと温度平衡圧力特性を異にする水素吸蔵
合金の利用側合金24a,24b,24c,24d,2
4eを収納した容器25a,25b,25c,25d,
25eと、容器23a,23b,…,23eと対応する
容器25a,25b,…,25eとの間を水素弁26
a,26b,26c,26d,26eを挿入して接続す
る水素配管27a,27b,27c,27d,27eを
備えている。また容器23a,23b,…,23e,2
5a,25b,…,25eには、夫々それらの内部に熱
交換部28a,28b,28c,28d,28e,29
a,29b,29c,29d,29eを設けており、こ
れらには温度状態が異なる同一の流体、例えば水でなる
熱源流体A、熱利用流体B、冷却流体Cが流通するよう
になっている。そして、熱源側合金22a,22b,
…,22eが設けられた側には、熱交換部28a,28
b,…,28eに熱源流体A及び冷却流体Cが流れるよ
う流体切替弁30a,30b,30c,30d,30
e,31a,31b,31c,31d,31e,32
a,32b,32c,32d,32e,33a,33
b,33c,33d,33e,34a,34b,34
c,34d,34eを有し、顕熱回収用ポンプ35が挿
入された配管36が接続されている。なお利用側合金2
4a,…,24eが設けられた側にも、熱交換部29
a,29b,…,29eに熱利用流体B及び冷却流体C
が切り替えて流れるよう図示しない流体切替弁を備え一
部のみを記載した配管37が設けられている。
【0020】このように構成された冷凍機は次ぎのよう
に作動する。すなわち、各流体切替弁30a,30b,
…,30e,〜34a,34b,…,34eが図1に示
す位置にある状態において、第1のユニット21aで
は、熱源流体Aが容器23a内の熱交換部28aに流れ
ることで熱源側合金22aが加熱され、容器23a内の
熱源側合金22aに吸収されている水素の圧力を高め
る。そして水素弁26aを開放すると水素が容器25a
側に流れ、利用側合金24aが水素を吸収する。この時
の利用側合金24aの発熱は冷却流体Cを容器25aの
熱交換部29aに流すことによって冷却される。
【0021】一方、第3のユニット21cでは水素弁2
6cを開放することで水素は容器25cから容器23c
の方向に向かって流れ、熱源側合金22cに吸収され
る。この際の熱源側合金22cの発熱は容器23cの熱
交換部28cに冷却流体Cを流すことによって冷却す
る。そして利用側合金24cが吸収していた水素を放出
することで利用側合金24cは吸熱反応をしており、熱
利用流体Bを容器25c内の熱交換部29cに流すこと
で冷熱を得ることができる。
【0022】次に顕熱回収について説明する。第1乃至
第5のユニット21a,21b,…,21eは、図2に
太実線で示す水素放出過程、一点鎖線で示す顕熱回収過
程、細実線で示す水素吸収過程、二点鎖線で示す顕熱予
熱過程を位相をずらして順次繰り返すようにして作動す
る。そして、例えば第1及び第3のユニット21a,2
1cで水素を吸着・脱着していると、その間、他のユニ
ット21b,21d,21eで顕熱回収及び顕熱予熱が
行われる。
【0023】ここで第2及び第4、第5のユニット21
b,21d,21eで顕熱回収・顕熱予熱の作動状態を
見る。まず顕熱回収・顕熱予熱前の各熱源側合金22
b,22d,22eの温度を夫々熱源側合金22bが3
0℃、熱源側合金22dが70℃、熱源側合金22eが
90℃であるとし、第2及び第4、第5のユニット21
b,21d,21eでの容器23b,23d,23eを
含む熱容量が等しく、理想的な熱交換が行われ熱交換後
の二者間の温度は等しくなるものとする。
【0024】最初、各流体切替弁30a,30b,…,
30e,〜34a,34b,…,34eが図1に示す位
置にある状態で顕熱回収用ポンプ35を作動させ、第2
及び第4のユニット21b,21dの熱源側合金22
b,22d間で熱交換を行い、両者の温度を50℃にす
る。次に図中で液体切替弁32d,33dを90°反時
計方向に、流体切替弁34dを90°時計方向に回転さ
せ、冷却流体Cで熱源側合金22dを冷却して30℃に
する。
【0025】続いて流体切替弁34eを90°反時計方
向に回転させ、第2及び第5のユニット21b,21e
の熱源側合金22b,22e間で熱交換を行い、両者の
温度を70℃にする。そして流体切替弁30b,31b
を90°反時計方向に、流体切替弁34bを90°時計
方向に回転させ、熱源流体Aで熱源側合金22bを加熱
し90℃にする。
【0026】以上のように作動させることによって、第
2及び第4のユニット21b,21dは水素が吸着・脱
着可能な状態になり、約66%の顕熱回収が得られる。
【0027】また、図3で第1のユニット21aの作動
状態を見ると、フェイズI〜Xのサイクルを順次繰り返
すようにして動作する。ここでフェイズI〜Xにおける
熱源側合金22a側の各流体切替弁30a,〜34aの
位置を、図に示すようにX、Y、Vで表した通りとする
と、第1のユニット21aでの過程は以下の通りであ
る。なお切替弁位置を特定しない場合は空白で示してあ
る。
【0028】フェイズIは、熱源側合金22aから水素
を利用側合金24aに放出する水素放出過程。(図中、
太実線で示す。)フェイズIIは、熱源側合金22a,2
2c間で熱交換を行う過程。
【0029】フェイズIII は、待ちの状態。
【0030】フェイズIVは、熱源側合金22a,22d
間で熱交換を行う過程。
【0031】フェイズVは、冷却流体Cで熱源側合金2
2aを冷却する過程。
【0032】フェイズVIは、利用側合金24aからの水
素を熱源側合金22aで吸収する水素吸収過程。(図
中、細実線で示す。)フェイズVII は、熱源側合金22
a,22c間で熱交換を行う過程。
【0033】フェイズVIIIは、待ちの状態。
【0034】フェイズIXは、熱源側合金22a,22d
間で熱交換を行う過程。
【0035】フェイズXは、熱源流体Aで熱源側合金2
2aを加熱する過程。
【0036】以上の各過程を経るが、図中に一点鎖線で
示すフェイズII〜Vまでが顕熱回収過程であり、同じく
図中に二点鎖線で示すフェイズVII 〜Xまでが顕熱予熱
過程である。
【0037】なお、以上は第1のユニット21aの熱源
側合金22aでの顕熱回収について説明したが、他のユ
ニット21b,…,21eにおいても同様に作動するも
のである。
【0038】そして、利用側合金24a,24b,…,
24eの側について熱源側と同じ様に流体切替弁や配管
等を設けることによって、顕熱回収率を向上させること
ができるものである。また上述ものでは第1及び第3の
ユニット21a,21cの合金で水素を吸着・脱着して
いる間に、他の3つのユニット21b,21d,21e
の合金で顕熱回収及び顕熱予熱が行われる場合について
説明したが、4つ以上のものの間で顕熱回収及び顕熱予
熱が行われるようにしてもよく、数が多い程顕熱回収率
を向上させることができる。
【0039】次に、第2の実施例の冷凍機について図4
及び図5を参照して説明する。図4は接続図であり、図
5は作動状態を説明するために示す図である。なお、本
実施例は第1の実施例よりユニット数を1つ減らした構
成となっている。
【0040】図4及び図5において、冷凍機は第1乃至
第4のユニット21a,21b,21c,21dを設け
て構成され、各ユニット21a,…,21dは水素吸蔵
合金の熱源側合金22a,22b,22c,22dを収
納した容器23a,23b,23c,23dと、熱源側
合金22a,…,22dと温度平衡圧力特性を異にする
水素吸蔵合金の利用側合金24a,24b,24c,2
4dを収納した容器25a,25b,25c,25d
と、容器23a,…,23dと対応する容器25a,
…,25dとの間を水素弁26a,26b,26c,2
6dを挿入して接続する水素配管27a,27b,27
c,27dを備えている。
【0041】また容器23a,…,23d,25a,
…,25dには、夫々それらの内部に熱交換部28a,
28b,28c,28d,29a,29b,29c,2
9d,を設けており、これらには温度状態が異なる同一
の流体、例えば水でなる熱源流体A、熱利用流体B、冷
却流体Cが流通するようになっている。そして、熱源側
合金22a,…,22dが設けられた側には、熱交換部
28a,…,28dに熱源流体A及び冷却流体Cが流れ
るよう流体切替弁30a,30b,30c,30d,3
1a,31b,31c,31d,32a,32b,32
c,32d,33a,33b,33c,33d,34
a,34b,34c,34dを有し、顕熱回収用ポンプ
35が挿入された配管38が接続されている。なお利用
側合金24a,…,24dが設けられた側にも、熱交換
部29a,…,29dに熱利用流体B及び冷却流体Cが
切り替えて流れるよう図示しない流体切替弁を備え一部
のみを記載した配管39が設けられている。
【0042】このように構成された冷凍機は次ぎのよう
に作動する。すなわち、各流体切替弁30a,30b,
…,30d,〜34a,34b,…,34dが図4に示
す位置にある状態において、第1及び第2のユニット2
1a,21bでは、熱源流体Aが容器23a,23b内
の熱交換部28a,29bに流れることで熱源側合金2
2a,22bが加熱され、容器23a,23b内の熱源
側合金22a,22bに吸収されている水素の圧力を高
める。そして水素弁26a,26bを開放すると水素が
容器25a,25b側に流れ、利用側合金24a,24
bが水素を吸収する。この時の利用側合金24a,24
bの発熱は冷却流体Cを容器25a,25bの熱交換部
29a,29bに流すことによって冷却される。
【0043】一方、第3及び第4のユニット21c,2
1dでは水素弁26c,26dを開放することで水素は
容器25c,25dから容器23c,23dの方向に向
かって流れ、熱源側合金22c,22dに吸収される。
この際の熱源側合金22c,22dの発熱は容器23
c,23dの熱交換部28c,28dに冷却流体Cを流
すことによって冷却する。そして利用側合金24c,2
4dが吸収していた水素を放出することで利用側合金2
4c,24dは吸熱反応をしており、熱利用流体Bを容
器25c,25d内の熱交換部29c,29dに流すこ
とで冷熱を得ることができる。
【0044】同様にして第1乃至第4のユニット21
a,21b,…,21dは、図2に太実線で示す水素放
出過程、一点鎖線で示す顕熱回収過程、細実線で示す水
素吸収過程、二点鎖線で示す顕熱予熱過程を位相をずら
し、フェイズI〜XII のサイクルを順次繰り返すように
して作動する。
【0045】次に顕熱回収について説明する。ここで、
顕熱回収・顕熱予熱前の各熱源側合金22a,22b,
22c,22dの温度を夫々熱源側合金22c,22d
が30℃、熱源側合金22a,22bが90℃であると
し、第1乃至第4のユニット21a,…,21dでの容
器23a,…,23dを含む熱容量が等しく、理想的な
熱交換が行われ熱交換後の二者間の温度は等しくなるも
のとする。なお熱源流体Aの温度が90℃、冷却流体C
の温度が30℃である。また熱源側合金22a,…,2
2d側の各流体切替弁30a,30b,…,30d,〜
34a,34b,…,34dの位置を、図中にX、Y、
Vで表した通りであるとし、切替弁位置を特定しない場
合は空白で示している。
【0046】まずフェイズIの熱源側合金22a,22
bから水素を利用側合金24a,24bに放出する水素
放出過程が終了し、利用側合金24c,24dからの水
素を熱源側合金22c,22dで吸収する水素吸収過程
が終了した状態にあり、顕熱回収用ポンプ35が作動す
る。
【0047】フェイズIIは、熱源側合金22a,22c
間で熱交換を行う過程で、両者の温度が60℃になる。
【0048】フェイズIII は、熱源側合金22a,22
d間で熱交換を行う過程で、両者の温度が45℃にな
る。
【0049】フェイズIVは、熱源側合金22b,22c
間で熱交換を行う過程で、両者の温度が75℃になる。
【0050】フェイズVは、熱源側合金22b,22d
間で熱交換を行う過程で、両者の温度が60℃になる。
【0051】フェイズVIは、熱源側合金22a,22b
を冷却流体Cで冷却する過程で、両者が30℃になり、
また熱源側合金22c,22dを熱源流体Aで加熱する
過程で、両者が90℃になる。
【0052】このようにして熱源側合金22a,…,2
2dは温度状態が逆になり、次にフェイズVII において
水素が吸着・脱着可能な状態になる。このときの顕熱回
収率は62.5%である。
【0053】そして、利用側合金24a,24b,…,
24dの側について熱源側と同じ様に流体切替弁や配管
等を設け作動させることによって、顕熱回収率を向上さ
せることができるものである。また上述ものでは4つの
ユニットを設けているが、5つ以上のユニットを設ける
ようにしてもよく、数が多いほど顕熱回収率を向上させ
ることができる。
【0054】なお、第1及び第2の実施例においては各
熱源側合金、あるいは各熱利用合金の熱容量が同一の場
合について説明したが、熱容量は異なっていてもよい。
また顕熱予熱過程を終了した後、水素弁を開放して水素
を移動させたが、水素を放出する合金の圧力が水素を吸
収する合金の圧力より大きくなった時に水素弁を開放し
水素を移動させてもよい。
【0055】さらに、顕熱回収用ポンプは1台で熱源側
合金と熱利用が和合金の顕熱回収に用いてるように構成
してもよく、複数の顕熱回収用ポンプを使用することに
よる顕熱回収時間を短縮するようにしてもよい。
【0056】次に、第3の実施例の冷凍機について図6
を参照して説明する。図6は接続図である。なお、本実
施例は第1の実施例よりユニット数を3つ減らし、1つ
の蓄熱器を設けた構成となっている。
【0057】図6において、冷凍機は第1及び第2のユ
ニット21a,21bを設けて構成され、各ユニット2
1a,21bは水素吸蔵合金の熱源側合金22a,22
bを収納した容器23a,23bと、熱源側合金22
a,21bと温度平衡圧力特性を異にする水素吸蔵合金
の利用側合金24a,24bを収納した容器25a,2
5bと、容器23a,23bと対応する容器25a,2
5bとの間を水素弁26a,26bを挿入して接続する
水素配管27a,27bを備えている。
【0058】また容器23a,23b,25a,25b
には、夫々それらの内部に熱交換部28a,28b,2
9a,29bを設けており、これらには温度状態が異な
る同一の流体、例えば水でなる熱源流体A、熱利用流体
B、冷却流体Cが流通するようになっている。そして、
熱源側合金22a,22bが設けられた側には、熱交換
部28a,28bに熱源流体A及び冷却流体Cが流れる
よう流体切替弁30a,30b,31a,31b,32
a,32b,33a,33b,34a,34b,40,
41を有し、顕熱回収用ポンプ35及び蓄熱器42が挿
入された配管43が接続されている。
【0059】また蓄熱器42は、軸方向の長さが直径よ
りも大きい筒状を成し、その流体切替弁30a,34a
に接続する端部44、及び流体切替弁40,41に接続
する端部45に設けられたノズルを介し、顕熱回収用ポ
ンプ35で駆動されるなどして流れる流体が内部に取り
込まれたり、逆に送り出されたりするように構成されて
いる。
【0060】なお利用側合金24a,24bが設けられ
た側にも、熱交換部29a,29bに熱利用流体B及び
冷却流体Cが切り替えて流れるよう図示しない流体切替
弁を備え一部のみを記載した配管46が設けられてい
る。
【0061】このように構成された冷凍機は次ぎのよう
に作動する。すなわち、各流体切替弁30a,30b,
〜34a,34b,40,41が図6に示す位置にある
状態において、第1のユニット21aでは、熱源流体A
が容器23a内の熱交換部28aに流れることで熱源側
合金22aが加熱され、容器23a内の熱源側合金22
aに吸収されている水素の圧力を高める。そして水素弁
26aを開放すると水素が容器25a側に流れ、利用側
合金24aが水素を吸収する。この時の利用側合金24
aの発熱は冷却流体Cを容器25aの熱交換部29aに
流すことによって冷却される。
【0062】一方、第2のユニット21bでは水素弁2
6bを開放することで水素は容器25bから容器23b
の方向に向かって流れ、熱源側合金22bに吸収され
る。この際の熱源側合金22bの発熱は容器23bの熱
交換部28bに冷却流体Cを流すことによって冷却す
る。そして利用側合金24bが吸収していた水素を放出
することで利用側合金24bは吸熱反応をしており、熱
利用流体Bを容器25b内の熱交換部29bに流すこと
で冷熱を得ることができる。
【0063】次に顕熱回収・顕熱予熱について説明す
る。上記のように脱着・吸着反応が終了した後、流体切
替弁30a,31a,32b,33bを図6に示す位置
から90°時計方向に回転させ、顕熱回収用ポンプ35
を作動させる。なお、これに先立ち蓄熱器42の内部に
は、流体切替弁30a,34aに接続する端部44側の
方が、流体切替弁40,41に接続する端部45側より
も温度が低くなるように流体、例えば水が入っている。
【0064】そのため熱交換部28aには、蓄熱器42
の端部45から温度の高い方から次第に温度が低くなる
ように流体が流入し、熱交換部28aを通流する間に熱
源側合金22aを冷やし、熱源側合金22aの熱を蓄熱
器42に溜める。
【0065】次に、流体切替弁34a,41を90°時
計方向に回転させ、流体切替弁34b,40を90°反
時計方向に回転させる。これによって今度は熱交換部2
8aに、蓄熱器42の端部44から温度の低い方から次
第に温度が高くなるように流体が流入し、熱交換部28
aを通流する間に熱源側合金22aを予熱する。
【0066】最後に顕熱回収用ポンプ35を停止させ、
流体切替弁30b,31b,32a,33aを90°反
時計方向に回転させると、熱源側合金22aは冷却流体
Cにより冷却され、熱源側合金22bは熱源流体Aによ
り加熱され、脱着・吸着反応が可能な状態、すなわち第
1及び第2のユニット21a,21bが逆の状態になり
顕熱が回収されたことになる。
【0067】次に、第4の実施例の冷凍機について図7
を参照して説明する。図7は接続図である。なお、本実
施例は第3の実施例と蓄熱器部分が異なるのみである。
【0068】図7において、47,48は蓄熱器で、軸
方向の長さが直径よりも大きい筒状を成し、それらの片
端部49,50はノズルを介して夫々流体切替弁34
a,34bに接続している。また他端部51,52には
流体切替弁53,54が接続されている。なお流体切替
弁53,54の他の口は1つが高圧空気配管55に接続
し、残りは大気中に開放した口56,57となってい
る。さらに蓄熱器47,48は、片方に水などの流体が
入っており、その流体は蓄熱器47では端部51より端
部49の方が温度が高く、また蓄熱器48であるならば
端部50より端部52の方が温度が高くなっている。
【0069】このように構成されたものでは、顕熱回収
・顕熱予熱は次のように行われる。すなわち、図7に示
すような位置に流体切替弁34a,34b,53,54
がある。そして第1のユニット21aの熱源側合金22
aから水素を放出し、第2のユニット21bの熱源側合
金22bに水素を吸収した後、高圧空気配管55から高
圧空気を送り込み、蓄熱器47内の流体を第1のユニッ
ト21aの熱交換部28aに流す。
【0070】これによって蓄熱器47から高温の側から
低温の側になるよう流れる流体と熱源側合金22aとの
熱交換が行われる。熱源側合金22aは冷やされ、また
熱源側合金22aの熱を蓄熱した流体は高温のものから
蓄熱器48に入る。なお、先に蓄熱器48内に入ってい
た空気は流体切替弁54の口57から大気中に放出され
る。
【0071】次に流体切替弁34a,53を図7に示す
位置から90°時計方向に回転させ、流体切替弁34
b,54を90°反時計方向に回転させると、再び高圧
空気によって、今度は蓄熱器48の流体が第2のユニッ
ト21bの熱交換部28bに流れる。これによって蓄熱
器48から低温の側から高温の側になるよう流れる流体
と熱源側合金22bとの熱交換が行われる。熱源側合金
22bは予熱され、また熱源側合金22bを予熱した流
体は低温のものから蓄熱器48に入る。なお、蓄熱器4
7内に入っていた空気は流体切替弁53の口56から大
気中に放出される。
【0072】上述の通り、本実施例によっても第3の実
施例と同様の作用・効果が得られる。そして、蓄熱器4
7,48内で高温の流体と空気が接するため、流体の温
度低下を防ぐことができる。なお空気に替えて熱伝導性
の低い流体を用いるようにしてもよい。また、第3及び
第4の実施例において、蓄熱器に接続する配管等の材質
は熱伝導性が悪いものを用いたほうが顕熱回収率は向上
する。
【0073】尚、本発明は上記の各実施例のみに限るも
のではなく、顕熱を回収する熱交換器と熱源流体Aや熱
利用流体B及び冷却流体Cが流れる熱交換器とを同じも
のとしたが、1つの合金内部に2つの熱交換器を設けて
顕熱回収と合金の可熱や冷却を行ってもよい等、要旨を
逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得るものであ
る。
【0074】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明
は、作動媒体を可逆的に吸脱着する異なる反応媒体を収
納した対を成す容器内に熱交換部を設け、この熱交換部
を用いて少なくとも2つの異なる温度の反応媒体の間で
熱交換を行い、反応媒体の顕熱を回収する構成としたこ
とにより、顕熱回収率が高く、顕熱回収が効率よく行え
る等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す接続図である。
【図2】本発明の第1の実施例の作動状態を説明するた
めに示す図である。
【図3】本発明の第1の実施例における第1のユニット
の作動状態を説明するために示す図である。
【図4】本発明の第2の実施例を示す接続図である。
【図5】本発明の第2の実施例の作動状態を説明するた
めに示す図である。
【図6】本発明の第3の実施例を示す接続図である。
【図7】本発明の第4の実施例を示す接続図である。
【図8】従来例を示す接続図である。
【符号の説明】
21a,21b,21c,21d,21e…ユニット 22a,22b,22c,22d,22e…熱源側合金 23a,23b,23c,23d,23e,25a,2
5b,25c,25d,25e…容器 24a,24b,24c,24d,24e…利用側合金 26a,26b,26c,26d,26e…水素弁 27a,27b,27c,27d,27e…水素配管 28a,28b,28c,28d,28e,29a,2
9b,29c,29d,29e…熱交換部 30a,30b,30c,30d,30e,31a,3
1b,31c,31d,31e,32a,32b,32
c,32d,32e,33a,33b,33c,33
d,33e,34a,34b,34c,34d,34e
…流体切替弁 35…顕熱回収用ポンプ 36,37…配管 A…熱源流体 B…熱利用流体 C…冷却流体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作動媒体を可逆的に吸脱着することがで
    き温度平衡圧力特性の異なる複数の反応媒体を、夫々対
    を成す複数の容器に収容すると共に該容器間を互いに前
    記作動媒体が流動可能に連結し、前記作動媒体が前記複
    数の反応媒体に夫々交互に吸着あるいは脱着する際の反
    応熱を利用するようにした熱利用装置において、対を成
    す前記容器内に熱交換部を設け、この熱交換部を用いて
    少なくとも2つの異なる温度の前記反応媒体の間で熱交
    換を行い、前記反応媒体の顕熱を回収するようにしたこ
    とを特徴とする熱利用装置。
  2. 【請求項2】 作動媒体を可逆的に吸脱着することがで
    き温度平衡圧力特性の異なる複数の反応媒体を、夫々対
    を成す複数の容器に収容すると共に該容器間を互いに前
    記作動媒体が流動可能に連結し、前記作動媒体が前記複
    数の反応媒体に夫々交互に吸着あるいは脱着する際の反
    応熱を利用するようにした熱利用装置において、前記容
    器内に熱交換部を設けると共に該熱交換部を流れる流体
    の流路に等価直径より十分大きい管軸方向長さを有する
    蓄熱器が設けられていることを特徴とする熱利用装置。
JP4705293A 1993-03-09 1993-03-09 熱利用装置 Pending JPH06257886A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4705293A JPH06257886A (ja) 1993-03-09 1993-03-09 熱利用装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4705293A JPH06257886A (ja) 1993-03-09 1993-03-09 熱利用装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06257886A true JPH06257886A (ja) 1994-09-16

Family

ID=12764398

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4705293A Pending JPH06257886A (ja) 1993-03-09 1993-03-09 熱利用装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06257886A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010099920A3 (de) * 2009-03-02 2011-07-14 Sms Siemag Ag Energierückgewinnung in warmbandstrassen durch umwandlung der kühlwärme der stranggiessanlage sowie der restwärme von brammen und coils in elektrische energie oder sonstige nutzung der aufgefangenen prozesswärme

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8544526B2 (en) 2000-04-28 2013-10-01 Sms Siemag Ag Energy recovery in a steel mill
WO2010099920A3 (de) * 2009-03-02 2011-07-14 Sms Siemag Ag Energierückgewinnung in warmbandstrassen durch umwandlung der kühlwärme der stranggiessanlage sowie der restwärme von brammen und coils in elektrische energie oder sonstige nutzung der aufgefangenen prozesswärme

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5271239A (en) Cooling apparatus for electronic and computer components
KR100214255B1 (ko) 이중 온도 열 펌프 장치 및 시스템
US7578143B2 (en) Thermal compressive device
JP6722860B2 (ja) 吸着冷凍機、吸着冷凍機を制御する方法および冷却システム
JPH06257886A (ja) 熱利用装置
KR20180048129A (ko) 공기조화기
Vasil’ev et al. Multisalt-carbon chemical cooler for space applications
JPH06257884A (ja) 熱利用装置
JPH06257885A (ja) 熱利用装置
JPH109709A (ja) 熱駆動型メタルハイドライド吸着式冷凍機
JP3316932B2 (ja) 吸着式冷凍装置
Ziegler et al. Increase of the efficiency of the heat transfer phase in solid sorption or reaction systems
JPH0414258B2 (ja)
JP3471933B2 (ja) 吸着式冷凍機
JPH0429949B2 (ja)
JP2642830B2 (ja) 冷房装置
JPH10306951A (ja) 冷凍装置
JPS61265466A (ja) 間欠作動式ヒ−トポンプ装置
JP2508398B2 (ja) 吸着式冷凍装置
JPH06265286A (ja) 熱交換方法及び熱交換装置
JPS63161365A (ja) ヒ−トポンプ式空気調和機
JP3464337B2 (ja) 水素吸蔵合金利用冷熱発生装置及びその運転方法
JPS6011072A (ja) 吸着剤利用のヒートポンプの運転方法
JPS6183847A (ja) 間欠作動式ヒ−トポンプ装置
Lambert Thermal Analysis of an Adsorption Heat Pump for Spacecraft Thermal Control