JPH0625681A - 合成樹脂に悪影響を及ぼさない合成潤滑油 - Google Patents

合成樹脂に悪影響を及ぼさない合成潤滑油

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JPH0625681A
JPH0625681A JP20317692A JP20317692A JPH0625681A JP H0625681 A JPH0625681 A JP H0625681A JP 20317692 A JP20317692 A JP 20317692A JP 20317692 A JP20317692 A JP 20317692A JP H0625681 A JPH0625681 A JP H0625681A
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JP
Japan
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alcohol
acid
carbonate
lubricating oil
synthetic
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JP20317692A
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Yoshiaki Iwamoto
義明 岩本
Yuzo Higaki
勇三 檜垣
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NISSHIN FINE CHEM KK
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NISSHIN FINE CHEM KK
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 (R1 、R2 、R3 およびR4 はそれぞれ独立して炭素
数1〜50の脂肪族または芳香族炭化水素基であり、R
1 とR2 の炭素数の和が30以上、また、R3 とR4
炭素数の和が30以上)で表されるカーボネート化合物
(式〔I〕)、または該カーボネート化合物とエステル
(式〔II〕)との混合物からなる合成潤滑油。 【効果】 発泡スチロール、ABS、ポリカーボネー
ト、ポリプロピレンのいずれに対しても変質、劣化等の
悪影響を与えず、潤滑性が良好である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は合成樹脂に対して変質、
劣化等の悪影響を及ぼさないカーボネート化合物、また
は該カーボネート化合物と合成エステルとの混合物から
成る合成潤滑油に関するものである。
【0002】
【従来の技術】潤滑油は各種の産業分野で広く用いられ
ており、主として金属の塑性加工時や金属どうしの摺動
時に摩耗摩擦を軽減する目的で使用されており、一般的
に潤滑性、耐熱性、安定性等の特性が要求される。かか
る潤滑油の基油としては、鉱油、動植物油脂、合成エス
テル、ポリアルキレングリコール、ポリαオレフィン、
ポリエーテル等が使用されてきた。
【0003】一方、近年の産業分野の多様化、細分化、
またそれらの技術的進歩、高度化に伴って、各種機械
類、部品類は精密さを増しかつ高性能化し、その材料も
金属のみならず合成樹脂材料を組み合わせた構成物とし
た製品が出現するようになってきた。かくして、金属材
料に合成樹脂材料を付帯させた製品の塑性加工や摺動工
程においては、当然のことながら使用する潤滑油が合成
樹脂部分へも飛散し、あるいは付着するため、潤滑油の
性能としては直接に接触する金属のみならず合成樹脂に
対する影響を十分に考慮する必要がでてきている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】潤滑油の主要原料とし
て従来用いられてきた前述の基油は、対象とする金属材
料そのものに対する性能に重点を置いており、合成樹脂
材料に対しては変質、劣化等の影響を及ぼし易いことが
欠点である。また、グリースとして配合される基油は密
封軸受のシールあるいは自動車ジョイント部のカバー等
を構成している合成樹脂を変質させないことが必要であ
る。こうしたことからも合成樹脂材料に変質などの悪影
響を及ぼさない合成潤滑油が要望されている。
【0005】かかる現状に鑑み、発泡スチロール、AB
S(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂)、
ポリカーボネート、ポリプロピレン等の合成樹脂に対し
て変質、劣化等の悪影響を及ぼさず、かつ金属に対する
潤滑性が良好な合成潤滑油を開発することを目的に鋭意
検討した結果、本発明を完成するに至った。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、一般
式化3
【化3】 (化3中のR1 およびR2 は、それぞれ独立して炭素数
1〜50の脂肪族または芳香族炭化水素基であり、R1
とR2 の炭素数の和が30以上)で表されるカーボネー
ト化合物、または該カーボネート化合物と、一般式化4
【化4】 (化4中のR3 およびR4 は、それぞれ独立して炭素数
1〜50の脂肪族または芳香族炭化水素基であり、R3
とR4 の炭素数の和が30以上)で表されるエステルと
の混合物からなることを特徴とする合成潤滑油である。
【0007】本発明の化3で示されるカーボネート化合
物は、直接的合成法、アルコリシス法などにより製造す
ることができるが、簡便には短鎖の炭化水素基をもつカ
ーボネート類と短鎖ないし長鎖の炭化水素基をもつアル
コール類とを部分的あるいは完全にアルコリシス反応さ
せて得ることができる。
【0008】ここで短鎖の炭化水素基をもつカーボネー
ト類としては、一般的に炭素数が1〜6のアルキル基ま
たはフェニル基を有するカーボネート化合物が選ばれ、
具体的にはジメチルカーボネート、ジエチルカーボネー
ト、ジn−プロピルカーボネート、ジブチルカーボネー
ト、ジイソプロピルカーボネート、メチルn−プロピル
カーボネート、ジシクロヘキシルカーボネート、ジフェ
ニルカーボネート等が例示できる。
【0009】また短鎖ないし長鎖の炭化水素基をもつア
ルコール類としては、炭素数が1〜50の脂肪族または
芳香族炭化水素基を有する1価アルコールであればよ
い。かかるアルコール類の具体例としては、アミルアル
コール、ヘキサノール、ヘプタノール、オクタノール、
2−エチルヘキサノール、ノナノール、デカノール、ラ
ウリルアルコール、トリデカノール、ミリスチルアルコ
ール、セタノール、イソセチルアルコール、ステアリル
アルコール、イソステアリルアルコール、オレイルアル
コール、エイコセノール、イソC24〜C26アルコール、
イソC32〜C36アルコール、ベンジルアルコール、フェ
ニルグリコール(エチレングリコールモノフェニルエー
テル)等の直鎖状または分枝状の、飽和または不飽和の
1価アルキルまたはアルケニルまたはアリールまたはア
リルアルコールがあげられるが、本発明はこれらの例示
に限定されることはない。
【0010】本発明の化3で示されるカーボネート化合
物を得るには、前述の短鎖の炭化水素基をもつカーボネ
ート類に対して1種または2種以上の1価アルコールを
反応等量加えてアルコリシス反応させれば良いが、完全
に目的生成物を得るためには通常、原料のジアルキルカ
ーボネートに対してアルコールを1倍当量から4倍当量
好ましくは1.5倍当量から2.5倍当量加えて反応さ
せる。反応温度は原料のカーボネート類の沸点を考慮し
て、90℃から200℃で行う。反応にはエステル交換
反応で用いられる触媒を使用することができる。例え
ば、リチウム、ナトリウム、カリウム、ルビジウム、セ
シウム、マグネシウム、カルシウム、ストロンチウム、
バリウム、亜鉛、アルミニウム、チタン、コバルト、ゲ
ルマニウム、スズ、鉛、アンチモン、砒素及びセリウム
のような金属及びこれらのアルコキシドがある。触媒使
用量は出発物質の重量に基づいて約0.0001から
1.0%が適当であり、好ましくは0.001から0.
2%である。なお、反応は副生するアルコールおよび原
料のジアルキルカーボネート又はジフェニルカーボネー
トと本発明のカーボネート化合物との分離が可能な装置
を用いて行う。副生アルコールの流出が終わった時点で
反応の終点とし、未反応のアルコールは減圧下で留去す
る。
【0011】なお、本発明の化3で示されるカーボネー
ト化合物において、炭化水素基R1およびR2 はそれぞ
れ独立して炭素数が1〜50であり、かつR1 とR2
炭素数の和が30以上であることを必要とする。30未
満の場合には、合成樹脂に対して変質、劣化等の悪影響
を及ぼし好ましくない。またR1 とR2 とは同一でもあ
るいは異なっていてもよく、さらに同種もしくは異種炭
化水素基を有するカーボネート化合物の混合物でも差し
支えない。
【0012】一方、本発明の化4で示されるエステル
は、炭素数1〜50の脂肪族または芳香族炭化水素基を
有するモノカルボン酸類と、炭素数1〜50の脂肪族ま
たは芳香族炭化水素基を有する1価アルコール類とのエ
ステル化反応によって得ることができる。
【0013】かかる脂肪族または芳香族カルボン酸の具
体例としては、カプロン酸、カプリル酸、2−エチルヘ
キサン酸、カプリン酸、ラウリル酸、ミリスチン酸、イ
ソミリスチン酸、パルミチン酸、イソパルミチン酸、ス
テアリン酸、イソステアリン酸、オレイン酸、ベヘニン
酸、エルカ酸、安息香酸、ベンゾイル酢酸、メチル安息
香酸、ベンゾイル安息香酸、モンタン酸等の直鎖状また
は分枝状、飽和または不飽和の1価アルキルまたはアル
ケニルまたはアリールまたはアリルカルボン酸がある。
【0014】また、アルコール類の具体例としては、ア
ミルアルコール、ヘキサノール、ヘプタノール、オクタ
ノール、2−エチルヘキサノール、ノナノール、デカノ
ール、ラウリルアルコール、トリデカノール、ミリスチ
ルアルコール、セタノール、イソセチルアルコール、ス
テアリルアルコール、イソステアリルアルコール、オレ
イルアルコール、エイコセノール、イソC24〜C26アル
コール、イソC32〜C36アルコール、ベンジルアルコー
ル、フェニルグリコール(エチレングリコールモノフェ
ニルエーテル)等の直鎖状または分枝状、飽和または不
飽和の1価アルキルまたはアルケニルまたはアリールま
たはアリルアルコールがあげられる。なお、これらの例
示に本発明は何ら制御を受けることはない。
【0015】本発明の化4で示されるエステルを得るに
は、上記のモノカルボン酸と1価アルコールを反応当量
仕込み、沸点を考慮し還流溶剤としてシクロヘキサン、
トルエン、キシレン等を用いて常法によりエステル化反
応を行う。反応温度は90℃から250℃で行い、触媒
には通常、p−トルエンスルホン酸、硫酸等の酸触媒、
リチウム、ナトリウム、カリウム、ルビジウム、セシウ
ム、マグネシウム、カルシウム、ストロンチウム、バリ
ウム、亜鉛、アルミニウム、チタン、コバルト、ゲルマ
ニウム、スズ、鉛、アンチモン、砒素及びセリウムのよ
うな金属、これらの酸化物、水酸化物、ハロゲン化物お
よびアルコキシドがある。触媒使用量は出発物質の重量
に基づいて約0.0001から1.0%が適当であり、
好ましくは0.001から0.2%である。
【0016】なお、本発明の化4で示されるエステルに
おいて、炭化水素基R3 およびR4はそれぞれ独立して
炭素数が1〜50であり、かつR3 とR4 の炭素数の和
が30以上であることを必要とする。30未満では、合
成樹脂に対して悪影響を及ぼす。R3 およびR4 は同種
もしくは異種でよく、また単一エステルのみならず混合
エステルでもよい。なおこのエステルは、化3で示され
るカーボネート化合物と併用して潤滑油の基油とするこ
とができる。
【0017】
【実施例】
合成例1 攪拌機、温度計、冷却管を備えた1リットル丸底フラス
コにジメチルカーボネート108g、イソセチルアルコ
ール640g、触媒としてテトライソプロピルチタネー
ト0.4gを仕込み、常圧下、ジメチルカーボネートの
沸点(90℃)以下で反応を行い、副生するメタノール
を除去する。メタノールの溜出が終了するまで6時間反
応を続けた。さらに、未反応のイソセチルアルコールを
5Torrの減圧下で溜出させて、本発明のカーボネート化
合物(ジイソセチルカーボネート)を得た。
【0018】合成例2 ジメチルカーボネート87g、イソC20アルコール63
0g、テトライソプロピルチタネート0.3gから合成
例1と同様の方法で反応生成物(ジイソC20カーボネー
ト)を得た。
【0019】合成例3 ジイソプロピルカーボネート90g、オレイルアルコー
ル300gおよびステアリルアルコール290g、ナト
リウムメトキサイド0.6gから合成例1と同様の方法
(ただし反応温度120℃)で反応生成物(ジオレイル
カーボネート、オレイルステアリルカーボネートおよび
ジステアリルカーボネートの混合物)を得た。
【0020】合成例4 攪拌機、温度計、冷却管を備えた1リットル丸底フラス
コにノニル酸177g、イソC24〜C26アルコール41
0g、p−トルエンスルホン酸0.6gを仕込み、常圧
下、キシレンを還流溶剤としてノニル酸の沸点下でエス
テル化反応を行い、生成水の溜出が終わり、酸価が低下
しなくなった時点を反応終点とした。還流溶剤のキシレ
ンを常圧下で溜去し、本発明のエステル(ノニル酸イソ
24■26アルコールエステル)を得た。
【0021】合成例5 イソパルミチン酸307g、イソC20アルコール358
g、テトライソプロピルチタネート0.3gから合成例
4と同様の方法で反応生成物(イソパルミチン酸イソC
20アルコールエステル)を得た。
【0022】合成例6 イソステアリン酸284g、イソステアリルアルコール
268g、p−トルエンスルホン酸一水和物0.6gか
ら合成例4と同様の方法で反応生成物(イソステアリル
イソステアラート)を得た。
【0023】合成例7 ジメチルカーボネート180g、2−エチルヘキサノー
ル550g、テトライソプロピルチタネート0.6gか
ら合成例1と同様の方法で反応生成物(ジ2−エチルヘ
キシルカーボネート)を得た。
【0024】合成例8 ジメチルカーボネート90g、トリデカノール400
g、ナトリウムメトキサイド0.5gから合成例1と同
様の方法で反応生成物(ジトリデカノイルカーボネー
ト)を得た。
【0025】合成例9 イソオクチル酸68g、セチルアルコール242g、p
−トルエンスルホン酸一水和物0.6gから合成例4と
同様の方法で反応生成物(イソオクチル酸セチル)を得
た。
【0026】合成例10 ステアリン酸426g、ブタノール133g、p−トル
エンスルホン酸0.6gから合成例4と同様の方法で反
応生成物(ステアリン酸ブチル)を得た。
【0027】実施例1〜6および比較例1〜4 〔合成樹脂テスト〕 発泡スチロールテスト 合成例1〜10に記載の化合物から調製した試料油を発
泡スチロール(発泡度:60倍)に塗布し、60℃で2
4時間後の表面を観察した。 プラスチックテスト 一端を固定したABS、ポリカーボネートおよびポリプ
ロピレンの各試験片(L100×W10×D2mm)に応
力(材料の許容曲応力の20〜30%)をかけ、支点の
位置に合成例1〜10に記載の化合物から調製した試料
油を塗布し、60℃で480時間放置し、クラックの発
生、溶解、変色等の有無を観察した。 動摩擦係数 曽田式振子型油性摩擦試験機により次の標準試験条件で
測定した。 (標準試験条件) 初期振幅(A0 ):0.5ラジアン 重錘重量(M1 ):40g(1個) 重錘重量(M2 ):80g(2個) 重錘取付位置(l1 ):100mm 重錘取付位置(l2 ):340mm 試験油温度:常温
【0028】
【表1】
【0029】
【表2】
【0030】
【発明の効果】本発明のカーボネート化合物、または該
カーボネート化合物と本発明のエステルとの混合物は、
合成樹脂に対して悪影響を与えない潤滑性良好な合成潤
滑油になり得る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式化1 【化1】 (化1中のR1 およびR2 は、それぞれ独立して炭素数
    1〜50の脂肪族または芳香族炭化水素基であり、R1
    とR2 の炭素数の和が30以上)で表されるカーボネー
    ト化合物、または該カーボネート化合物と、一般式化2 【化2】 (化2中のR3 およびR4 は、それぞれ独立して炭素数
    1〜50の脂肪族または芳香族炭化水素基であり、R3
    とR4 の炭素数の和が30以上)で表されるエステルと
    の混合物からなることを特徴とする合成潤滑油。
JP20317692A 1992-07-08 1992-07-08 合成樹脂に悪影響を及ぼさない合成潤滑油 Pending JPH0625681A (ja)

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JP20317692A JPH0625681A (ja) 1992-07-08 1992-07-08 合成樹脂に悪影響を及ぼさない合成潤滑油

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1990011872A1 (en) * 1989-03-31 1990-10-18 Fanuc Ltd Method for setting tool center point for robot
JP2007056276A (ja) * 2006-12-04 2007-03-08 Idemitsu Kosan Co Ltd 潤滑油基油
CN114644557A (zh) * 2022-03-24 2022-06-21 华南理工大学 一种异硬脂醇异硬脂酸酯的制备方法

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