JPH06255340A - 電気自動車用空気調和装置 - Google Patents

電気自動車用空気調和装置

Info

Publication number
JPH06255340A
JPH06255340A JP5045328A JP4532893A JPH06255340A JP H06255340 A JPH06255340 A JP H06255340A JP 5045328 A JP5045328 A JP 5045328A JP 4532893 A JP4532893 A JP 4532893A JP H06255340 A JPH06255340 A JP H06255340A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
outside air
duct
outside
introduction port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5045328A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3446231B2 (ja
Inventor
Takashi Tanaka
尚 田中
Yuichi Shirota
雄一 城田
Hikari Sugi
光 杉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP04532893A priority Critical patent/JP3446231B2/ja
Publication of JPH06255340A publication Critical patent/JPH06255340A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3446231B2 publication Critical patent/JP3446231B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヒートポンプ式冷凍サイクルを採用する電気
自動車用空気調和装置における暖房性能の向上。 【構成】 第1送風機3が備える内外気切替手段の外気
導入口12には、車室外より外気を取り入れてダクト2
内に導入する外気ダクト15が接続されている。この外
気ダクト15は、先端開口部15aが車室外に開口され
るとともに、ダクト途中で、走行用の駆動モータを収容
する駆動部内16と連通されている。外気ダクト15内
には、駆動部内16から外気導入口12に至る第1空気
流路と先端開口部15aから外気導入口12に至る第2
空気流路とを切り替えるための切替ダンパ17が設けら
れている。この切替ダンパ17は、外気温と駆動部内1
6の温度に基づいて、エアコン制御装置により制御され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヒートポンプ式冷凍サ
イクルを採用する電気自動車用空気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関を有しない電気自動車では、暖
房用の温熱源を十分に確保できないことから、冷凍サイ
クルを循環する冷媒の流れ方向を切り替えることで冷房
運転と暖房運転を行うヒートポンプ式冷暖房装置が採用
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のヒー
トポンプ式冷暖房装置は、外気温度が低くなる程、外気
からの吸熱量が減少することから、室外熱交換器の圧力
(低圧)が低下して、サイクルを循環する冷媒流量が著
しく少なくなる。この結果、暖房運転時には、室内熱交
換器で得られる温風の吹出温度が低下して、暖房能力が
不足するという問題を有していた。
【0004】電気自動車は、ガソリン自動車のエンジン
に相当する駆動モータ(原動機)を備える。従って、外
気温度の高い夏場(例えば40℃位)では、駆動モータ
を収容する駆動部内が、駆動モータの発熱等によって6
0℃位の温度まで上昇する。このため、夏場はファンに
よる排熱を必要としている。また、外気温度の低い冬場
(例えば−10℃位)でも、同様に駆動モータの発熱等
によって、駆動部内が7〜10℃位の温度まで達し、外
気温度より十分に高い温度場となっている。このため、
外気温度の低い冬期に外気モードにて暖房運転を行う場
合には、外気温度より高い温度場となる駆動部内の排熱
を取り入れることで、外気からの吸熱量の減少に伴う暖
房能力の不足を補うことが可能となる。本発明は、上記
駆動部内の排熱に着目して成されたもので、その目的
は、ヒートポンプ式冷凍サイクルを採用する電気自動車
用空気調和装置において、駆動部内の排熱を利用して、
暖房性能の向上を図ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、車室内に送風空気を導くダクトと、この
ダクト内に空気を導入して前記車室内へ送る送風手段
と、前記ダクト内に配されて、冷媒との熱交換によって
通過する空気を加熱する暖房用熱交換器を有し、空調モ
ードに応じて冷媒の流れ方向が切り替えられるヒートポ
ンプ式冷凍サイクルと、前記ダクトの上流端に設けられ
て、前記ダクト内に室内空気を導入する内気導入口、前
記ダクト内に室外空気を導入する外気導入口、および前
記内気導入口と前記外気導入口の導入空気割合を調節す
る内外気切替ダンパを有する内外気切替手段と、前記外
気導入口を介して、走行用の駆動モータを収容する駆動
部内と前記ダクト内とを連通するとともに、車室外に開
口する開口部を有する連通路と、この連通路内で、前記
駆動部内から前記外気導入口に至る第1空気流路と前記
開口部から前記外気導入口に至る第2空気流路とを切り
替える切替手段と、前記内外気切替ダンパが前記外気導
入口を開いた状態で前記切替手段の作動を制御する制御
手段とを備えたことを技術的手段とする。
【0006】
【作用】上記構成より成る本発明の電気自動車用空気調
和装置は、内外気切替ダンパが外気導入口を開いた状態
(外気モード)において、切替手段が第1空気流路と第
2空気流路とを切り替える。つまり、第1空気流路が選
択された場合は、第2空気流路が遮断され、第2空気流
路が選択された場合は、第1空気流路が遮断されること
になる。従って、第1空気流路が選択された場合は、駆
動部内の空気が連通路を通ってダクト内に導入され、第
2空気流路が選択された場合は、開口部より直接取り入
れられた室外空気が連通路を通ってダクト内に導入され
ることになる。制御手段は、例えば、外気温度と駆動部
内の温度を基に切替手段の作動を制御するもので、外気
温度より駆動部内の温度の方が高い場合は、第1空気流
路を選択するように切替手段の作動を制御する。この結
果、第1空気流路が選択された場合は、外気温度より高
い駆動部内の空気がダクト内に導入されて暖房用熱交換
器に送風されるため、室外空気をダクト内に導入して暖
房運転を行う場合より暖房性能が向上する。
【0007】
【実施例】次に、本発明の電気自動車用空気調和装置の
一実施例を図1ないし図6を基に説明する。図1は外気
ダクトの取付け構造を示す断面図、図2は電気自動車用
空気調和装置の全体模式図である。本実施例の電気自動
車用空気調和装置1は、図2に示すように、車室内に送
風空気を導くダクト2、このダクト2内に空気を導入し
て車室内へ送る第1送風機3と第2送風機4、ヒートポ
ンプ式冷凍サイクル5(図3参照・以下冷凍サイクル5
と略す)、およびエアコン制御装置6(図4参照)を備
える。ダクト2の下流端には、車室内に開口するデフロ
スタ吹出口7、フェイス吹出口8、サイドフェイス吹出
口9、フット吹出口10にそれぞれ送風空気を導くため
の各分岐ダクト2a、2b、2c、2dが接続されてい
る。デフロスタ吹出口7、フェイス吹出口8、フット吹
出口10に通じる各分岐ダクト2a、2b、2dは、選
択された吹出口モードに応じて作動するデフロスタダン
パ7a、フェイスダンパ8a、フットダンパ10aによ
りそれぞれ開閉される。第1送風機3と第2送風機4
は、ダクト2の上流端に並列に設置されている。第1送
風機3は、内気を導入する内気導入口11、外気を導入
する外気導入口12、および内気導入口11と外気導入
口12とを切り替える内外気切替ダンパ13から成る内
外気切替手段を備える。第2送風機4は、常に内気のみ
を吸引するもので、内気導入口14を備える。
【0008】内外気切替手段の外気導入口12には、車
室外より外気を取り入れてダクト2内に導入するための
外気ダクト15が接続されている。この外気ダクト15
は、先端開口部15aが車室外に開口されるとともに、
図1に示すように、ダクト途中で、車両走行用の駆動モ
ータ(図示しない)を収容する駆動部内16(ガソリン
車のエンジンルームに相当する所で、例えばボンネット
内部)と連通されている。外気ダクト15内には、駆動
部内16から外気導入口12に至る第1空気流路(図1
に実線矢印で示す)と先端開口部15aから外気導入口
12に至る第2空気流路(図1に破線矢印で示す)とを
切り替えるための切替ダンパ17が設けられている。こ
の切替ダンパ17は、エアコン制御装置6によって制御
されるもので、第1空気流路を閉じる位置(図1に実線
で示す位置)と第2空気流路を閉じる位置(図1に破線
で示す位置)との間で切り替えられる。従って、外気モ
ード(内外気切替ダンパ13が内気導入口11を閉じ
る)が選択された場合は、切替ダンパ17が第1空気流
路を閉じることで、外気ダクト15の先端開口部15a
より取り入れられた外気が外気ダクト15を通ってダク
ト2内に導入され、切替ダンパ17が第2空気流路を閉
じることで、駆動部内16の空気が外気ダクト15を通
ってダクト2内に導入されることになる。
【0009】ダクト2内には、ダクト2内を流れる空気
を冷却する冷房用熱交換器18と、この冷房用熱交換器
18の下流で、通過する空気を加熱する暖房用熱交換器
19が配置されている。また、ダクト2内には、暖房用
熱交換器19を迂回するバイパス路20が設けられ、こ
のバイパス路20にバイパス路20の開度を調節するク
ールダンパ21が設けられている。なお、冷房用熱交換
器18は、ダクト2内を流れる送風空気が全て冷房用熱
交換器18を通過できる様に、ダクト2内の全域に亘っ
て配されている。ダクト2内の冷房用熱交換器18の上
流には、各送風機3、4から冷房用熱交換器18に至る
まで、第1送風機3および第2送風機4より吹き出され
た空気を分けて冷房用熱交換器18を通過させるための
第1仕切壁22が設けられている。ダクト2内の冷房用
熱交換器18の下流には、冷房用熱交換器18を通過し
た空気の一部が暖房用熱交換器19を通過する様にダク
ト2内を仕切る第2仕切壁23が設けられている。この
第2仕切壁23は、暖房用熱交換器19の下流側まで設
けられ、その第2仕切壁23の下流には、開閉ダンパ2
4が設けられている。この開閉ダンパ24は、ダクト2
内で第2仕切壁23の両側に形成される風路を連通可能
とするもので、フェイスモード時あるいはデフロスタモ
ード時に開くように設けられている。なお、暖房用熱交
換器19は、第2仕切壁23を貫通した状態でダクト2
内に配置されている。
【0010】冷凍サイクル5は、図3に示すように、前
記冷房用熱交換器18および暖房用熱交換器19の他
に、冷媒圧縮機25、室外熱交換器26、減圧装置2
7、アキュムレータ28、および流路切替手段(後述す
る)を備える。冷房用熱交換器18は、冷媒蒸発器の機
能を果たすもので、通過する空気を低温、低圧の冷媒と
の熱交換によって冷却する。暖房用熱交換器19は、冷
媒凝縮器の機能を果たすもので、通過する空気を高温、
高圧の冷媒との熱交換によって加熱する。冷媒圧縮機2
5は、冷媒の吸入、圧縮、吐出を行うもので、電動モー
タ29により駆動される。この冷媒圧縮機25は、電動
モータ29と一体的に密封ケース30内に配置されてい
る。冷媒圧縮機25を駆動する電動モータ29は、イン
バータ31による制御によって回転速度が可変するもの
で、電動モータ29の回転速度の変化によって冷媒圧縮
機25の冷媒吐出量が変化する。室外熱交換器26は、
ダクト2の外部に配置されて、外気と冷媒との熱交換を
行うもので、室外熱交換器26に送風する室外ファン3
2および外気シャッタ33を備える。減圧装置27は、
冷房用熱交換器18へ流入する冷媒を減圧膨脹するもの
で、例えば、除湿運転時に暖房用熱交換器19のスーパ
ークール量を調節するように設けられている。アキュム
レータ28は、冷凍サイクル5内の過剰冷媒を一時蓄え
るとともに、冷媒圧縮機25が液冷媒を吸引するのを防
止するために、気相冷媒のみを送り出す。
【0011】流路切替手段は、冷房運転時、暖房運転
時、除湿運転時で冷媒の流れ方向を切り替えるもので、
具体的には、冷媒圧縮機25の吐出方向を切り替える四
方弁34、暖房運転時に冷房用熱交換器18をバイパス
させる電磁開閉弁35、冷房運転時に暖房用熱交換器1
9をバイパスさせる電磁三方弁36、および冷媒の流れ
方向を規制する逆止弁37より成る。この流路切替手段
は、冷房運転時、暖房運転時、除湿運転時に応じて冷媒
の流れを次の様に切り替える。 a)冷房運転時 冷媒圧縮機25より吐出された冷媒が、四方弁34→室
外熱交換器26→暖房用熱交換器19をバイパスして減
圧装置27→冷房用熱交換器18→四方弁34→アキュ
ムレータ28→冷媒圧縮機25の順に流れる様に切り替
える(冷媒の流れを図中矢印Cで示す)。 b)暖房運転時 冷媒圧縮機25より吐出された冷媒が、四方弁34→暖
房用熱交換器19→減圧装置27→冷房用熱交換器18
をバイパスして室外熱交換器26(室外ファン32O
N、外気シャッタ33開)→四方弁34→アキュムレー
タ28→冷媒圧縮機25の順に流れる様に切り替える
(冷媒の流れを図中矢印Hで示す)。 c)除湿運転時 冷媒圧縮機25より吐出された冷媒が、四方弁34→暖
房用熱交換器19→減圧装置27→冷房用熱交換器18
→室外熱交換器26(室外ファン32OFF、外気シャ
ッタ33閉)→四方弁34→アキュムレータ28→冷媒
圧縮機25の順に流れる様に切り替える(冷媒の流れを
図中矢印Dで示す)。
【0012】エアコン制御装置6(図4参照)は、RO
M6a、RAM6b、CPU6c等から構成されるマイ
クロコンピュータで、エアコン操作パネル38から出力
される操作信号および各センサ(後述する)からの検出
信号に基づいて、第1送風機3、第2送風機4、電動モ
ータ29のインバータ31、室外ファン32、四方弁3
4、電磁開閉弁35、電磁三方弁36、各ダンパ7a、
8a、10a、13、17、21、24および外気シャ
ッタ33を駆動するアクチュエータ(図示しない)等の
電気部品を通電制御する。センサは、車室内温度Trを
検出する内気センサ39、外気温Tamを検出する外気セ
ンサ40、日射量Tsを検出する日射センサ41、車速
Hを検出する車速センサ42等を備える(図4参照)。
エアコン操作パネル38には、乗員の希望する室内温度
を設定する温度設定手段43、車室内を温度設定手段4
3で設定された温度に保つように上記各電気部品の自動
制御をエアコン制御装置6に指令するオートスイッチ4
4、各吹出口7〜10を選択するための吹出口モードス
イッチ45、内気モードと外気モードを指定する内外気
モードスイッチ46、および各送風機3、4の送風量を
調節するファンスイッチ47等が設けられている(図4
参照)。
【0013】次に、切替ダンパ17を制御するエアコン
制御装置6の作動を図5に示すフローチャートを基に説
明する。なお、以下の作動は、オートスイッチ44がオ
ンされた状態で、外気モードが設定された場合の制御で
ある。初めに、外気センサ40、車速センサ42で検知
された外気温Tam、車速Hが入力される(ステップ10
0)。つぎに、ステップ100で得られた情報(外気温
Tam、車速H)より、あらかじめROM6aに記憶され
たデータを基に駆動部内16の温度Tgを算出する(ス
テップ110)。なお、ROM6aには、車速毎の外気
温Tamと駆動部内16の温度Tgとの関係を示すデータ
(図6参照)が記憶されている。つぎに、車両の熱バラ
ンスに対して、次式で算出される目標吹出温度TAO
と現在の車室内温度Trとの差により、必要熱量Qaoを
下記の式に基づいて算出し(ステップ120)、その
必要熱量Qaoから暖房が必要か冷房が必要かを判定する
(ステップ130)。
【0014】
【数1】 TAO=Kset ・Tset −Kr・Tr−Kam・Tam−Ks・Ts+C…… なお、Kset :温度設定定数、Kr:内気温度定数、T
set :外気温度定数、Ks:日射定数、C:補正定数で
ある。
【数2】 Qao=Cp・γ・Va×(TAO−Tr) =Cp・γ・Va×{Kset ・Tset −(Kr+1)×Tr −Kam・Tam−Ks・Ts+C}……………………………………… なお、Cp:空気の定圧比熱、γ:空気の比重量、V
a:風量である。
【0015】ステップ130で冷房が必要と判定された
場合は、第1空気流路を閉じるように切替ダンパ17を
制御する(ステップ150)。これにより、外気ダクト
15の先端開口部15aより取り入れられた外気が、外
気ダクト15を通って外気導入口12よりダクト2内に
導入される。
【0016】また、ステップ130で暖房が必要と判定
された場合は、ステップ140で外気温Tamと駆動部内
16の温度Tgとの比較を行い、外気温Tamの方が駆動
部内16の温度Tgより高い場合(YES)は、第1空
気流路を閉じるように切替ダンパ17を制御する(ステ
ップ150)。これにより、外気ダクト15の先端開口
部15aより取り入れられた外気が、外気ダクト15を
通って外気導入口12よりダクト2内に導入される。ス
テップ140の判定で、駆動部内16の温度Tgの方が
外気温Tamより高い場合(NO)は、第2空気流路を閉
じるように切替ダンパ17を制御する(ステップ16
0)。これにより、駆動部内16の空気が外気ダクト1
5を通って外気導入口12よりダクト2内に導入され
る。以上の結果、暖房運転時には、外気温Tamより駆動
部内16の温度Tgの方が高い場合は、温度の高い駆動
部内16の空気をダクト2内に導入することで、暖房効
率が高まり、暖房不足を解消することができる。
【0017】なお、本実施例では、第1送風機3と第2
送風機4をそれぞれ独立に設置したが、第1送風機3と
第2送風機4のモータを共通化することも可能である。
あるいは、第1送風機3と第2送風機4のモータとファ
ンとを共通化しても良い。また、上述の実施例では、外
気温と駆動部内16の温度の両方に基づいて内外気切替
ダンパ13の作動を制御しているが、駆動部内16の温
度は外気温と相関関係があるので、外気温のみに基づい
て内外気切替ダンパ13の作動を制御するようにしても
良い。
【0018】
【発明の効果】本発明の電気自動車用空気調和装置は、
外気温より駆動部内の温度の方が高い場合は、温度の高
い駆動部内の空気をダクト内に導入して暖房用熱交換器
に送風することにより、暖房効率を高めて、外気温が低
い時の暖房不足を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る外気ダクトの取付け構造を示す
断面図である。
【図2】電気自動車用空気調和装置の全体模式図であ
る。
【図3】電気自動車用空気調和装置の冷凍サイクル図で
ある。
【図4】本実施例の制御に係るブロック図である。
【図5】エアコン制御装置の作動を示すフローチャート
である。
【図6】車速、外気温、駆動部内温度の関係を示すグラ
フである。
【符号の説明】
1 電気自動車用空気調和装置 2 ダクト 3 第1送風機(送風手段) 5 ヒートポンプ式冷凍サイクル 6 エアコン制御装置(制御装置) 11 内気導入口 12 外気導入口 13 内外気切替ダンパ 15 外気ダクト(連通路) 15a先端開口部(開口部) 16 駆動部内 17 切替ダンパ(切替手段) 19 暖房用熱交換器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】a)車室内に送風空気を導くダクトと、 b)このダクト内に空気を導入して前記車室内へ送る送
    風手段と、 c)前記ダクト内に配されて、冷媒との熱交換によって
    通過する空気を加熱する暖房用熱交換器を有し、空調モ
    ードに応じて冷媒の流れ方向が切り替えられるヒートポ
    ンプ式冷凍サイクルと、 d)前記ダクトの上流端に設けられて、前記ダクト内に
    室内空気を導入する内気導入口、前記ダクト内に室外空
    気を導入する外気導入口、および前記内気導入口と前記
    外気導入口の導入空気割合を調節する内外気切替ダンパ
    を有する内外気切替手段と、 e)前記外気導入口を介して、走行用の駆動モータを収
    容する駆動部内と前記ダクト内とを連通するとともに、
    車室外に開口する開口部を有する連通路と、 f)この連通路内で、前記駆動部内から前記外気導入口
    に至る第1空気流路と前記開口部から前記外気導入口に
    至る第2空気流路とを切り替える切替手段と、 g)前記内外気切替ダンパが前記外気導入口を開いた状
    態で前記切替手段の作動を制御する制御手段とを備えた
    電気自動車用空気調和装置。
JP04532893A 1993-03-05 1993-03-05 電気自動車用空気調和装置 Expired - Fee Related JP3446231B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04532893A JP3446231B2 (ja) 1993-03-05 1993-03-05 電気自動車用空気調和装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04532893A JP3446231B2 (ja) 1993-03-05 1993-03-05 電気自動車用空気調和装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06255340A true JPH06255340A (ja) 1994-09-13
JP3446231B2 JP3446231B2 (ja) 2003-09-16

Family

ID=12716249

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04532893A Expired - Fee Related JP3446231B2 (ja) 1993-03-05 1993-03-05 電気自動車用空気調和装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3446231B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6016967A (en) * 1996-10-07 2000-01-25 Denso Corporation Air conditioning apparatus for vehicle
US6145754A (en) * 1995-12-15 2000-11-14 Denso Corporation Air conditioner for vehicle

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6145754A (en) * 1995-12-15 2000-11-14 Denso Corporation Air conditioner for vehicle
US6016967A (en) * 1996-10-07 2000-01-25 Denso Corporation Air conditioning apparatus for vehicle

Also Published As

Publication number Publication date
JP3446231B2 (ja) 2003-09-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6041423B2 (ja) 車両用ヒートポンプシステム及びその制御方法
US20170158022A1 (en) Heat pump system for vehicle and method of controlling the same
JP4192625B2 (ja) バッテリ冷却装置
JP3325421B2 (ja) 電気自動車用冷暖房装置
CN109715422B (zh) 车用空调装置
WO2014002370A1 (ja) 車両用空調装置
JP3596090B2 (ja) 車両用空調装置
JP7095419B2 (ja) 空調装置
JP2014088093A (ja) 車両用空調装置およびその運転方法
CN111032386A (zh) 车用空调装置
JP2004131033A (ja) 空調装置
JP2004042759A (ja) 自動車用空気調和機
CN110740889A (zh) 车用空调装置
JP3446231B2 (ja) 電気自動車用空気調和装置
JP3351098B2 (ja) 電気自動車用空調装置
JPH11334340A (ja) 車両用空調装置
JP3718935B2 (ja) 車両用空調装置
JP3399023B2 (ja) 車両用空気調和装置
KR100457661B1 (ko) 자동차용 냉난방 겸용 공조장치
JPH0781387A (ja) 車両用空気調和装置
JP3198623B2 (ja) 空気調和装置
JP4042203B2 (ja) 空調装置
JP3331652B2 (ja) 車両用ヒートポンプ式空調装置
JP3633035B2 (ja) 空調装置
JP2021109614A (ja) 車両用空調装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees