JPH06254592A - 処理プラントおよびバルブアセンブリ - Google Patents

処理プラントおよびバルブアセンブリ

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JPH06254592A
JPH06254592A JP6001283A JP128394A JPH06254592A JP H06254592 A JPH06254592 A JP H06254592A JP 6001283 A JP6001283 A JP 6001283A JP 128394 A JP128394 A JP 128394A JP H06254592 A JPH06254592 A JP H06254592A
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liquid
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inlet
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Rudolf Schenk
ルドルフ・シエンク
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    • E—FIXED CONSTRUCTIONS
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    • E03B—INSTALLATIONS OR METHODS FOR OBTAINING, COLLECTING, OR DISTRIBUTING WATER
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 単純な手段を使用して効率良く液体を流動さ
せる液体処理プラントおよび該プラントでの使用に特に
好適なバルブアセンブリを提供する。 【構成】 本発明の液体処理プラントは、入口と、出口
と、該入口および出口の間に並列配置されている複数の
液体処理装置とを含んでおり、該液体処理装置の中の一
つは直接液体処理プラントの入口および出口に接続され
ており、残りの装置は、入口および出口を有し且つ圧力
逃し弁手段を含むバルブアセンブリを介して液体処理プ
ラントの入口に接続されており、バルブアセンブリの各
々は異なる圧力で開口する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、液体処理プラントおよ
び特にそのような液体処理プラントで使用するためのバ
ルブアセンブリに関する。
【０００２】
【従来の技術】特に水を処理するための液体処理装置は
当該技術において公知であり、該装置は、例えば、その
ような液体を軟化、殺菌またはろ過するための装置を含
んでいる。そのような液体を例えば水をミネラルで富化
させるための添加剤で富化させるための装置もまた公知
である。さらに、例えばビール醸造用水の処理または水
のオゾン処理などの特定の目的のための水の処理につい
ては、非常に多くの他の装置が公知となっている。
【０００３】家庭用給水プラントのような流量に大きな
周期的変動があるプラントにはいくつかの根本的な問題
がある。これらの問題については、家庭用水に含まれて
いる石灰を部分的または全体的に不活性化することによ
って水を軟化させる実施例に基づいて後に説明する。一
般にそのような水の軟化の目的は、給水管、特に湯沸か
し器内の壁への石灰の沈積を防止すること、およびその
ような水処理プラントに接続されている家庭用機器内へ
の石灰の堆積を減少させることである。
【０００４】今日では、軟水装置は局所作用ユニットと
して家庭用給水プラントでしばしば使用されている。該
装置は一般に「脱灰装置」として知られている。そのよ
うな脱灰装置は、定格量の水を処理するように設計され
ていると共に、一般に本給水管内に置かれている。
【０００５】定格流量のもとでは、水は特定の流速で脱
灰装置を通過する。効率を良くするためには、出来るだ
け正確にこの速度を守らなければならない。水の流速が
はるかに高かったり、低かったりする場合には、脱灰装
置の効率はかなり減少する。水の高または最大消費時に
大きな圧力降下が発生しないようにするためには、脱灰
装置の定格量をほぼ最大可能流量、即ち最大消費水量に
しなければならない。しかし、そのような脱灰装置の設
計は、同時に水を消費する世帯がほんのわずかであるこ
とが非常に多いので、大部分の時間にわたって定格量の
ほんの一部に過ぎない水量しか脱灰装置を通って流れな
いことを意味している。従って、殆どの時間において水
の流速は定格流速よりはるかに低く、脱灰装置の効率は
非常に低くなり、水に含まれている石灰の不活性化の程
度は実際の可能性、即ち予想をはるかに下回る。同様な
問題が、多かれ少なかれ全ての物理的または化学的液体
処理法において類似した形で発生している。
【０００６】上記の欠点を回避するために、既知のプラ
ントはしばしば、上記の液体処理装置の上流または下流
に電子式流量計を備えるという解決法を講じている。該
流量計は、所定の限界値で例えば磁気バルブのようなバ
ルブを開閉する評価装置に接続されている。しかしその
ような解決法は、電圧が液体のすぐ近辺にあるという欠
点を有している。そのような装置はしばしば定期的なメ
ンテナンスも行われずに数十年稼動していることがあ
り、しかも多くの液体、特に水は比較的良好な導電体な
ので、そのようなプラントは見過ごしにできない潜在的
な危険をはらんでいる。そのような解決法の他の欠点
は、規模が大きく且つ非常に費用がかかるという点にあ
る。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
に述べた従来技術の欠点を除去する液体処理プラントを
提供することである。
【０００８】本発明のもう一つの目的は、単純な手段を
使用しながら、各期間の液体消費量が広範な限度内で変
動しても、ほぼ最適な稼動状況、従って高い効率を以て
液体が流れることを確実にする液体処理プラントを提供
することである。
【０００９】本発明のさらにもう一つの目的は、水処
理、特に水の脱灰用のそのような液体処理プラントを提
供することである。
【００１０】本発明のさらにもう一つの目的は、本発明
による液体処理プラントでの使用に特に好適な新規のタ
イプのバルブアセンブリを提供することである。
【００１１】
【課題を解決するための手段】上記および他の目的を達
成するために、本発明は、入口と、出口と、該入口と出
口との間に並列配置されている複数の液体処理装置とを
含む液体処理プラントを提供し、複数の液体処理装置の
中の一つは入口および出口に直接接続されており、複数
の液体処理装置の残りのものは、入口と出口とを有し且
つ圧力逃し弁手段を含むと共にバルブアセンブリを介し
て液体処理プラントの入口に接続されており、バルブア
センブリの各々は異なる圧力で開口する。
【００１２】液体処理プラントの液体処理装置は、同一
の種類または異なる種類のもの、即ち、同一タイプの液
体処理を行うものまたは異なるタイプの液体処理を行う
ものであってよい。
【００１３】さらに、該液体処理装置はすべて同一の定
格量を有するものまたは異なる定格量を有するものであ
ってよい。バルブアセンブリは異なる圧力で開口するの
で、該アセンブリは、液体処理装置の各々をほぼ最大稼
動点まで稼動させるに充分な数の複数の液体処理装置に
対してその入口を開く。これによっても液体処理プラン
トの全体的な効率が改善されることは勿論である。これ
は、水消費量の極めて広範な限度内で稼動する家庭用水
プラントに対して特に重要である。
【００１４】複数のバルブアセンブリを含むプラントに
おいては、全てのアセンブリがそれぞれ一つの液体処理
装置の入口に接続されている（図１を参照して下記に説
明するように）か、または該アセンブリの中の少なくと
も一つがもう一つのバルブアセンブリの出口に接続され
ていてもよい（図２を参照して下記に説明するよう
に）。
【００１５】さらに本発明は、入口チャンバおよび出口
チャンバを含むハウジングと、該入口チャンバと出口チ
ャンバとの間に配置されているバルブシートと、ばね部
材によって付勢されるバルブシートを閉鎖するためのバ
ルブ本体部材と、ばね部材の初期プレテンション力を調
整するための手段とを含んでおり、バルブ本体部材が、
入口チャンバと出口チャンバとの間に存在する差圧の作
用によりばね部材の初期プレテンション力に対して可動
であるバルブアセンブリを提供する。
【００１６】このバルブアセンブリは、本発明による液
体処理プラントでの使用に特に有用である。しかし、そ
の使用は上記の目的には限定されない。
【００１７】
【実施例】図１は、並列配置された三つの水処理装置
３、４、５を含むと共に異なる定格量を有する本発明に
よる液体処理プラントの第１の実施例を概略的に示して
いる。同一の定格量を有する水処理装置および／または
他の数の水処理装置を使用してもよいことは勿論であ
る。水処理装置３、４、５は、例えば軟水用の脱灰装置
であってよい。水処理装置の中の二つ４、５はそれぞ
れ、バルブアセンブリ６、７の一つと直列に接続されて
いる。図３により詳細に示されているように、バルブア
センブリ６、７はハウジングを含んでおり、該ハウジン
グは入口チャンバ１４と出口チャンバ１５とを含んでい
る。バルブシート１７が入口チャンバ１４と出口チャン
バ１５との間に配置されている。該バルブシートは、コ
イルばね１８によってプレテンションを与えられている
バルブ本体部材１９によって閉鎖可能であり、バルブ本
体部材１９は、それぞれ入口１または入口チャンバ４と
それぞれ出口２または出口チャンバ１５との間に存在す
る所定の差圧の作用によりばね部材１８のプレテンショ
ン力に対して可動である。バルブアセンブリ６、７のバ
ルブ本体部材１９は異なる力によってプレテンションが
与えられている。
【００１８】液体処理プラントの機能は下記の通りであ
る。
【００１９】液体処理装置３は一定の定格量、従って規
定された断面を有している。バルブアセンブリ６および
７が閉鎖されている場合には、該断面は単位時間毎に液
体処理装置３を通って流れる所定量の液体に比例し、従
って該装置の入口と出口との間の圧力降下に対して決定
的である。同時にこの圧力降下は、液体処理プラントの
入口１と出口２との間の圧力降下に比例する。液体の差
圧によってバルブアセンブリ６のバルブ本体部材１９の
入口側に及ぼされる力がばね部材１８のプレテンション
力より小さいものである限り、バルブ本体部材１９はバ
ルブシート１７上に乗っており、従ってバルブアセンブ
リ６は閉鎖されている。
【００２０】液体消費量が増大すると、液体処理プラン
ト３内の圧力降下もまた増大し、それによって該プラン
トの入口１と出口２との間に対応する圧力差が生じる。
この圧力差もまた、バルブアセンブリ６の入口側の液体
によってバルブ本体部材１９上に及ぼされる力によって
連続的に増大する。さらに、所定の圧力限界値に達する
と、ばね部材１８のプレテンション力に対抗してバルブ
本体部材１９が移動し、それによって液体処理装置３に
関して導管がさらに開かれる。これは、所定の流量、従
って液体処理装置３内で所定の圧力降下に達するや否や
バルブアセンブリ６が開き、それによって液体処理装置
３と並行して液体処理装置４に液体が流れる。
【００２１】液体消費量がさらに増大すると、プラント
の入口１と出口２との間の圧力差もさらに増大する。従
って、所定の液体消費量以降ではバルブアセンブリ７が
開き、それによって液体処理装置５にも液体が流れる。
【００２２】上記に説明したように設計されたプラント
は、液体処理装置３、４、５の各々の定格量およびバル
ブアセンブリ６、７の各々の操作力が別個にそれぞれの
プラントの特性に合わせて調整されるので、液体消費量
とは関係なく、良好な効率が確保されるという重要な利
点を有している。本明細書に記載されている実施例は、
家庭用水処理プラントにも特に好適である。というの
は、そのような家庭用水処理プラントにおいて、例えば
夜間などには水消費世帯のわずか１２戸中の１戸ほどし
か水を使用しないからである。
【００２３】上記に記載した実施例が限定するものでな
いのは明らかである。大部分の稼動期間中に液体消費量
が所定値を下廻らない製造プラントのようなプラントに
おいては、直接給水管に接続されている水処理装置をそ
のような標準消費量に対応する定格量用に合わせて設計
することが可能である。従って、水処理装置の残りの装
置はピーク消費量に対応するためにのみ稼動する。その
ようなプラントによって中規模から大規模の液体消費量
にわたり高い効率を得ることが確実になる。
【００２４】液体処理プラントのもう一つの実施例が図
２に示されている。この液体処理プラントもまた、並列
接続された三つの液体処理装置３ａ、４ａ、５ａと、直
列接続された二つのバルブアセンブリ６、８とを含んで
いる。この実施例は主として、バルブアセンブリの一方
６が他方のバルブアセンブリ８の出口に接続されてお
り、且つ最大断面を有する液体処理装置３ａが液体処理
プラントの入口１に直接接続されているという点で図１
に示されている実施例とは異なっている。バルブアセン
ブリがこのように配置されている場合に、全バルブアセ
ンブリの設定圧力は同一であってよい。一般に、下流バ
ルブアセンブリ６を開口させるための圧力差は、上流バ
ルブアセンブリ８を開口させるために必要な圧力差の約
２倍である。
【００２５】図３は、本発明による液体処理プラントで
使用されるバルブアセンブリ６の実施例の縦断面図であ
る。既に上記に説明したように、バルブアセンブリ６は
主として、入口チャンバ１４および出口チャンバ１５を
有するハウジング１３と、ばね部材１８によってプレテ
ンションが与えられているバルブ本体部材１９とを含ん
でおり、ばね部材１８はバルブ本体部材１９をバルブシ
ート１７に対して押圧している。バルブチャンバ２１が
入口チャンバ１４と出口チャンバ１５との間に設けられ
ており、バルブチャンバ２１の直径は入口チャンバ１４
の直径より大きい。入口チャンバ１４とバルブチャンバ
２１との間の遷移部は傾斜しており、バルブシート１７
を形成している。バルブ本体部材１９は主として、出口
チャンバ１５に面する円筒形後部２２と、入口チャンバ
１４に面し且つ周方向密閉部材を有する前部２４とを含
んでおり、バルブチャンバ２１の直径は冠状に減少して
いる。盲穴２７がバルブ本体部材１９の後部２２内に組
み込まれている。インサート２８がハウジング１３の出
口チャンバ１５の領域内に組み込まれている。インサー
ト２８は突出部３０を含んでいる。突出部３０は、入口
チャンバ１４の方向に突出していると共に位置および直
径に関してバルブ本体部材１９の盲穴２７に対応してお
り、可動バルブ本体部材１９に対するガイドおよびスト
ッパとしての働きをする。さらにバルブアセンブリ６
は、バルブアセンブリ６の縦方向の伸張部から半径方向
に伸張する二つの測定プラグ３１、３２を含んでおり、
一方の測定プラグ３２は入口チャンバ１４から伸張して
おり、他方の測定プラグ３１はバルブチャンバ２１から
ハウジング１３の壁を貫通して外方向に伸張している。
ばね部材１８は、バルブ本体部材１９の半径方向基底平
面２３とインサート２８との間で締め付けられている。
異なる厚さを有するいくつかのプレテンション用ばねワ
ッシャ３３が、ばね部材１８のプレテンション力を変え
るために半径方向基底表面２３とばね部材１８との間に
挿入されている。
【００２６】そのようなバルブアセンブリの機能は、当
業者には周知であり、ここでは詳細に説明しない。図３
に示されているコイルばね１８の長さはバルブ本体部材
１９の直径の数倍なので、バルブ本体部材１９が移動す
るとばねの力が線形に増大し、従って圧力差が増大する
ときに大きな通路１６が開かれる。さらに、バルブチャ
ンバ２１が入口チャンバ１４に比べて大きくなるとこの
効果が促進される。
【００２７】図４はバルブアセンブリ１０の第２の実施
例の縦断面図である。バルブアセンブリ１０のこの実施
例はその機能が図３の実施例とほぼ同一なので、ここで
は主要な差異のみを説明する。該バルブアセンブリもま
た、入口チャンバ４０と、出口チャンバ４１と、所定の
力で通路４３を閉鎖するバルブ本体部材３６とを含んで
いる。先行例と比較した場合のこの実施例の主要な差異
は、ハウジング３５内に挿入されたバルブ本体部材がハ
ウジング３５の縦軸に関して傾斜しているという点にあ
る。このために、ハウジング３５にバルブアセンブリ１
０の縦軸に関して傾斜している連結部３７が設けられて
いる。インサート３８が連結部３７内に設けられてお
り、円筒形突出部３９がインサート３８から入口チャン
バ４０の方向に伸張している。バルブ本体部材は丸みの
ある前部と、盲穴が設けられている円筒形後部とを有し
ている。この盲穴は突出部３９に対応するように設計さ
れており、それによってバルブ本体部材３６が突出部３
９上でガイドされる。インサート３８の位置は連結部３
７にねじ込まれたキャップ４２によって固定されてい
る。キャップ４２はネジ山のついた中央穴を含んでお
り、ネジ山の付いたピン４４がネジ山付き中央穴内にね
じ込まれている。バルブアセンブリ１０は内部に入口チ
ャンバ４０に隣接するつば４３を備えている。このつば
４３は、流動する媒体用の絞りを形成すると共にバルブ
シート４６として働き且つバルブ本体部材３６に相当す
る面とりエッジを含んでいる。
【００２８】バルブ本体部材３６はプレテンション用ば
ね部材４７によってバルブシート４６に対して押圧され
ている。ばね部材４７はバルブ本体部材３６の盲穴の底
部とネジ山の付いたピン４４との間で締め付けられてい
る。ネジ山付きピン４４とばね部材４７との間の安全な
力の移行を確実にするために伝達部材４８が、ピン４４
とばね部材４７との間に挿入されている。ばね部材４７
のプレテンション力がネジ山付きピン４４によって外部
から調整することが可能であるということは、バルブア
センブリ１０のこのような設計の利点の一つである。ネ
ジ山付きピン４４の不随意な移動を防止するために、さ
らにキャップ４５がネジ山にねじ込まれている。
【００２９】図５は、バルブアセンブリ１１の第３の実
施例を示しており、該アセンブリもまた、入口チャンバ
５０と、出口チャンバ５１と、バルブ本体部材５３によ
って閉鎖可能な通路５２とを含んでいる。二つの先行例
と比較したこの実施例の主要な差異は、出口チャンバ５
１が入口チャンバ５２に関して９０度の角度だけ傾斜し
ているということである。ハウジング４９は、入口チャ
ンバ５０と心合わせされていると共に内側にネジ山を備
えた連結部５５を含んでいる。この連結部５５に挿入さ
れているのが、入口チャンバ５０の方向に伸張する円筒
形突出部５７を有するインサート５６である。インサー
ト５６の位置は連結部５５のネジ山にねじ込まれている
ドーム部材５８の前部によって固定されている。入口チ
ャンバ５０および出口チャンバ５１は、隣接するチャン
バ５０、５１よりわずかに幅が広いバルブチャンバ６０
を備えており、バルブシートが入口チャンバ５０とバル
ブチャンバ６０との間の遷移部で円周面とりエッジ５４
によって形成されている。バルブ本体部材５３は、丸み
のある前部と、盲穴を備えた円筒形後部とを有してい
る。インサート５６の突出部５７の形態は、バルブ本体
部材５３の盲穴に対応していると共にバルブ本体部材を
ガイドする働きをしている。ドーム部材５８はその突出
部５７の後ろ側にネジ山を備えており、ディスクワッシ
ャ６２を介して盲穴の底部と該ワッシャとの間に挿入さ
れているばね部材６３にプレテンションを与えるネジ山
付きピン６１がネジ山内にねじ込まれている。それによ
って、本体部材５３はバルブシート５４に対して押圧さ
れている。ばね部材のプレテンション力が不随意に調整
されたりしないようにするために、キャップ６４がドー
ム部材５８上にねじ込まれている。
【００３０】図３から図５に示されているバルブアセン
ブリが、図２に概略的に示されているように複数の出口
を備え、および／または該アセンブリが複数の入口を有
してよいことは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による液体処理プラントの第１の実施例
を示す図である。
【図２】本発明による液体処理プラントの第２の実施例
を示す図である。
【図３】本発明による液体処理プラントでの使用に好適
なバルブアセンブリの第１の実施例の縦断面図である。
【図４】本発明による液体処理プラントでの使用に好適
なバルブアセンブリの第２の実施例の縦断面図である。
【図５】本発明による液体処理プラントでの使用に好適
なバルブアセンブリの第３の実施例の縦断面図である。
【符号の説明】
１ 液体処理プラントの入口 ２ 液体処理プラントの出口 ３、４、５ 水処理装置 ６、７ バルブアセンブリ １４ 入口チャンバ １５ 出口チャンバ １７ バルブシート １９ バルブ本体部材

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 入口と、 出口と、 前記入口および出口の間に並列配置されている複数の液
    体処理装置とを含む液体処理プラントであって、 前記複数の液体処理装置の中の一つは前記入口および出
    口に直接接続されており、前記複数の液体処理装置の残
    りのものは、入口および出口を有し且つ圧力逃し弁手段
    を含むバルブアセンブリを介して前記プラントの入口に
    接続されており、 前記バルブアセンブリの各々が異なる圧力で開口する液
    体処理プラント。
  2. 【請求項２】 前記液体処理装置が異なる定格量を有す
    るものである請求項１に記載の液体処理プラント。
  3. 【請求項３】 前記液体処理装置の全てが同一の種類の
    ものである請求項１に記載の液体処理プラント。
  4. 【請求項４】 前記液体処理装置が液体軟化装置である
    請求項３に記載の液体処理プラント。
  5. 【請求項５】 前記液体軟化装置が軟水装置である請求
    項４に記載の液体処理プラント。
  6. 【請求項６】 前記液体処理装置が前記液体を処理する
    ための磁石を含んでいる請求項４に記載の液体処理プラ
    ント。
  7. 【請求項７】 複数のバルブアセンブリを含んでおり、
    該バルブアセンブリの全てが液体処理装置の入口に接続
    されている請求項１に記載の液体処理プラント。
  8. 【請求項８】 複数のバルブアセンブリを含んでおり、
    該バルブアセンブリの少なくとも一つがもう一つのバル
    ブアセンブリの出口に接続されている請求項１に記載の
    液体処理プラント。
  9. 【請求項９】 入口チャンバおよび出口チャンバを含む
    ハウジングと、 前記入口チャンバと前記出口チャンバとの間に配置され
    ているバルブシートと、 ばね部材によって付勢される前記バルブシートを閉鎖す
    るためのバルブ本体部材と、 前記ばね部材の初期プレテンション力を調整するための
    手段とを含んでおり、 前記バルブ本体部材が前記入口チャンバと前記出口チャ
    ンバとの間に存在する差圧の作用により前記ばね部材の
    前記初期プレテンション力に対して可動であるバルブア
    センブリ。
  10. 【請求項１０】 前記ばね手段がコイルばねである請求
    項９に記載のバルブアセンブリ。
  11. 【請求項１１】 前記バルブ本体部材が閉鎖位置にある
    ときに、前記コイルばねの長さが前記バルブ本体部材の
    直径の数倍である請求項１０に記載のバルブアセンブ
    リ。
  12. 【請求項１２】 前記バルブ本体部材の最大移動距離が
    前記バルブ本体部材の最大直径の少なくとも４分の１で
    ある請求項９に記載のバルブアセンブリ。
  13. 【請求項１３】 前記バルブ本体部材が、 前記出口チャンバに面するほぼ円筒形の後部と、 前記入口チャンバに面し且つ直径が冠状に減少している
    前部とを含む請求項９に記載のバルブアセンブリ。
  14. 【請求項１４】 前記バルブ本体部材が前記前部と前記
    後部との間に配置されている半径方向の基底平面を有す
    る請求項１３に記載のバルブアセンブリ。
  15. 【請求項１５】 出口チャンバに向かって配置されてい
    ると共にほぼ円筒形の突出部の基底を形成するインサー
    トと、 前記後部に配置されていると共に形態および位置が前記
    突出部に対応している穴とを含む請求項１１に記載のバ
    ルブアセンブリ。
  16. 【請求項１６】 前記ばね部材が前記インサートと前記
    半径方向基底平面との間に配置されている請求項１５に
    記載のバルブアセンブリ。
  17. 【請求項１７】 前記ばね手段が前記インサートと前記
    バルブ本体部材の前記後部に配置されている前記穴の底
    部との間に配置されている請求項１５に記載のバルブア
    センブリ。
  18. 【請求項１８】 前記ばね手段を支持するためおよび／
    または前記ばね手段の初期プレテンション力を調整する
    ために前記ハウジング内にねじ込まれている支持手段を
    含んでおり、該支持手段の中央軸が前記出口チャンバの
    縦軸に関して傾斜している請求項９に記載のバルブアセ
    ンブリ。
  19. 【請求項１９】 前記支持手段の前記中央軸が前記出口
    チャンバの前記縦軸に関してほぼ９０度の角度だけ傾斜
    している請求項１７に記載のバルブアセンブリ。
  20. 【請求項２０】 前記ばね部材の初期プレテンション力
    を調整するための前記手段が、前記バルブ本体部材の前
    記半径方向基底平面と前記ばね手段との間に配置されて
    いる異なる厚さを有する複数の偏倚ばねワッシャである
    請求項１４に記載のバルブアセンブリ。
  21. 【請求項２１】 複数の入口を含む請求項１３に記載の
    バルブアセンブリ。
  22. 【請求項２２】 複数の出口を含む請求項１３に記載の
    バルブアセンブリ。
  23. 【請求項２３】 複数の入口および出口を含む請求項１
    ３に記載のバルブアセンブリ。
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