JPH06254178A - バランストレーナー - Google Patents

バランストレーナー

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JPH06254178A
JPH06254178A JP5071126A JP7112693A JPH06254178A JP H06254178 A JPH06254178 A JP H06254178A JP 5071126 A JP5071126 A JP 5071126A JP 7112693 A JP7112693 A JP 7112693A JP H06254178 A JPH06254178 A JP H06254178A
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JP
Japan
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vertical drive
plate
vertical
swing
swing plate
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JP5071126A
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English (en)
Inventor
Takuji Nakamura
拓司 中村
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、人が搭乗し得る揺動板に複合揺
動を与えて人の平衡感覚を発達育成を通して人間の生理
機能を活性化する一方、複合揺動に耐えることにより身
体における種々の筋力を強化し簡便平易に運動不足を解
消する。 【構成】この発明に係るバランストレ−ナ−は、基板に
固定した第1上下駆動手段と、基板の上方に位置して前
記第1上下駆動手段によって上下に往復動可能な上下可
動板と、この上下可動板に固定された第2および第3の
上下駆動手段と、上下可動板の上方に位置して前記第
1、第2、第3の各上下駆動手段によって上下動可能な
揺動板と、前記各上下駆動手段の駆動源と、前記各上下
駆動手段の動作を制御して前記揺動板に所望の複合揺動
を発生させるための制御手段とを具え、各上下駆動手段
は自在継ぎ手を介して揺動板に接続することにより、揺
動板に所望の不規則な揺動運動を発生させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、人が搭乗し得る揺動
板に複合揺動を与えて人の平衡感覚を発達育成する一
方、複合揺動に耐えることにより身体における種々の筋
力を強化することができるばかりか簡便平易に運動不足
を解消できるバランストレ−ナに関するものである。
【0002】
【発明の背景】人類は、歩行を開始してから、常にその
身体、あるいは少なくとも頭部を水平面に対して直角に
保持しようとする生理機能を有している。したがって、
よって立つ地面が揺れれば身体の平衡を保って踏みとと
どまり、あるいはまた船上で揺れ動けば同様に平衡を保
持する動作が本能的に発出する。
【0003】以上のような人間の動作は本能的、反射的
になされるが、揺れに対してバランスをとるためには、
言うまでもなく所要の神経系統、筋肉系統等が所定の生
理機能を発揮して可能になる。ところで、人間のこのよ
うな平衡保持動作は前述のように、非常に長い時間の中
で培われてきたものでありその作用は単に平衡を保持す
る範囲にとどまらず人間が有する他の生理機能に必要不
可決ともいえるものになっている。
【0004】すなわち、上述のような平衡機能が衰える
と身体の種々の生理機能が劣化して生理的活性が損なわ
れることが往々にして起こりえるのである。本願発明
は、このような背景を有するものであるが、直接的には
例えば釣り船に揺られて平衡動作を所定時間繰り返す
と、相当量の運動をなすことになり身体の生理的活性機
能に好もしい結果を招来する点に着目してなされたもの
である。
【0005】
【発明の概要】この発明は、バランストレ−ナ−を、基
板に固定した第1上下駆動手段と、基板の上方に位置し
て前記第1上下駆動手段によって上下に往復動可能な上
下可動板と、この上下可動板に固定された第2および第
3の上下駆動手段と、上下可動板の上方に位置して前記
第1、第2、第3の各上下駆動手段によって上下動可能
な揺動板と、前記各上下駆動手段の駆動源と、前記各上
下駆動手段の動作を制御して前記揺動板に所望の複合揺
動を発生させるための制御手段とで構成するとともに、
各上下駆動手段は自在継ぎ手を介して揺動板に接続する
ことにより構成して、揺動板に所望の不規則な揺動運動
を発生させることにより、揺動板上に位置する人間の平
衡保持機能を強化発達させることを目的とするものであ
る。
【0006】また、前記各上下駆動手段は、電磁弁を介
して圧力空気源に連結されたエアシリンダ−で構成され
ることがあり、前記制御手段は、マイクロコンピュ−タ
−と、各上下駆動手段の動作速度を制御するスピ−ドコ
ントロ−ラと、前記揺動板の動作パタ−ンの設定入力手
段とで構成されることがある。
【0007】さらに、前記制御手段は、各エアシリンダ
−の動作状態を検知するための位置センサ−と、この位
置センサ−からの信号に応じて電磁弁に制御信号を送る
リレ−回路とで構成することもある。
【0008】さらにまた、前記制御手段は、各エアシリ
ンダ−の動作状態を検知するための位置センサ−と、こ
の位置センサ−からの信号に応じて電磁弁に制御信号を
送るリレ−回路と、リレ−回路のシ−ケンス動作を制御
するマイクロコンピュ−タとで構成することもある。
【0009】制御手段に所定の情報を入力することによ
り、前記各上下駆動手段がそれぞれ異別の動作をなすこ
とにより揺動板は不規則かつ複雑な揺動動作をなすこと
になる。揺動動作の速度、パタ−ン、サイクル、動作時
間等は自在に設定することができる。
【0010】
【発明の実施例】図面にもとずいて、この発明の実施例
を説明する。図1ないし図3は、この発明の1実施例を
示す図である。図1は、上下駆動手段にエアシリンダ−
を使用した場合におけるバランストレ−ナ−の駆動系の
1例を示すブロック図である。図において、1は第1上
下駆動手段としての第1エアシリンダ−、2は第2上下
駆動手段としての第2エアシリンダ−、同様に3は、第
3上下駆動手段としての第3エアシリンダである。
【0011】4は、入力装置、中央演算処理装置(CP
U)、メモリ−等からなるマイクロコンピュ−タ−で制
御手段を構成している。5は、前記各エアシリンダ−へ
圧力空気を供給する駆動源としてのエア−供給源、6は
電気信号により各エアシリンダ−へのエアの給排をなす
ための電磁弁である。なお、この実施例では、揺動板の
揺動動作をより正確、複雑化することを目的として、エ
アシリンダ−に供給されるエアの圧力、速度を制御する
ために公知のスピ−ドコントロ−ラ、各エアシリンダ−
の往復ロッドの位置を検出するためのセンサ−等が設け
られている。
【0012】入力装置に対して、各エアシリンダ−の動
作情報を入力する。この動作情報は、各エアシリンダ−
の動作タイミング、速度、動作時間等からなっており、
これらをランダムに設定して入力すれば、各エアシリン
ダはそれぞれ異別の動作をなすことになるから、第1、
第2、第3の各エアシリンダ−の往復ロッドに接続支持
された揺動板は複雑な不規則揺動をなすことになる。ま
た、予め各エアシリンダ−の動作の組み合わせによる揺
動パタ−ンを複数種類プログラムしておけば、所望の揺
動パタ−ンを容易かつ正確に入力することができる。
【0013】なお、図に示す実施例では、制御手段にマ
イクロコンピュ−タ−を使用したが、制御手段は位置セ
ンサ−とリレ−回路で構成してもよく、またシ−ケンサ
−、すなわちリレ−回路とマイクロコンピュ−タ等の組
み合わせによって構成しても良いことは勿論である。
【0014】図2および図3は、それぞれこの発明に係
るバランストレ−ナ−を示す斜視図、側面図である。図
において、1は、円形の基板7の中央に固定された第1
上下駆動手段としての第1エアシリンダ−で、その往復
ロッド1aの先端部は円形の上下可動板8を貫通して、
同じく円形の揺動板9の裏面中央部に自在継ぎ手で接続
されている。なお、前記上下可動板8と往復ロッド1a
とは固着されている。
【0015】2は、上下可動板8の裏面における端縁近
傍に固定された第2上下駆動手段としての第2エアシリ
ンダ−で、その往復ロッド2aの先端部は揺動板9の裏
面の所定位置に自在継ぎ手によって接続されている。
【0016】3は、上下可動板8の裏面における端縁近
傍で第2エアシリンダ−2とは所定距離だけ離開した位
置に固定された第3上下駆動手段としての第3アシリン
ダ−で、その往復ロッド3aの先端部は揺動板9の裏面
の所定位置に自在継ぎ手によって接続されている。
【0017】4は、マイクロコンピュ−タ、スピ−ドコ
ントロ−ラ等からなる制御手段で、電磁弁6および図示
しない位置センサ−等と連結されている。そして、10
は揺動板9上の適宜位置に設置された係止部で、人が揺
動板9上に搭乗した際振り落とされるのを防止するため
に把持するために設けられている。また、11は図示し
ない駆動源としてのエアコンプレッサ−と各エアシリン
ダ−の電磁弁6とを連結するエアホ−スである。
【0018】上述の構成の下に、この実施例の作用を図
3を中心に説明する。スイッチをオンして所定の情報、
すなわち各エアシリンダ−における速度、動作タイミン
グに関して異別の動作指令がなされる情報を制御手段に
入力する。この入力は、個々になされてもよいが、予
め、揺動の複雑度、難易度等の異なるパタ−ンを複数プ
ログラミングしておき、必要に応じて選択したパタ−ン
を入力するようにしてもよい。
【0019】さて、制御手段に入力された所定の情報に
もとずき各エアシリンダ−は、それぞれの手順にしたが
って動作を開始する。第1エアシリンダ−1の往復ロッ
ド1aは矢符のように上下動するが、これに応じて上下
可動板8、揺動板9も上下に往復動をなす。一方、第
2、第3エアシリンダ−2、3の各往復ロッド2a、3
aもそれぞれ独自のタイミング、速度で上下方向に往復
を繰り返し、揺動板9に対して上下方向への応力ないし
加速を付加する。しかるに、各往復ロッドの先端部と揺
動板9とは、それぞれ自在継ぎ手によって接続されてい
るから、揺動板9には各往復ロッドによる作用力の合成
方向への応力が発生する。 このため、揺動板9は、極
めて複雑な揺動動作を繰り返すことになる。
【0020】上記の実施例では、制御手段につきマイク
ロコンピュ−ターを使用した場合を説明したが、リレ−
回路によるシ−ケンス動作にもとずくスイッチングによ
り、同様の効果を得られることは前述の通りである。
【0021】この発明は、主として人の平衡機能を強化
維持するための装置として有効であるが、その利用分野
はこの範囲に限られるものではない。すなわち、乗馬訓
練装置としても極めて有効と考えられるし、揺動板の複
合動作を利用して造波装置としての利用も可能であろ
う。また、同様に揺動板の作用を利用して物質の混合装
置としても利用が考えられる。また、地震等のシュミレ
−ション装置として有効であろう。
【発明の効果】この発明は、以上説明した構成、作用に
より、不規則、不定型な動作を種々のパタ−ンで実現で
き、装置の用途範囲は極めて多方面におよぶという効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の1実施例の駆動系の例
を示すブロック図である。
【図2】 この発明に係るバランストレ−ナ
−の1実施例を示す斜視図である。
【図3】 同上の側面図である。
【符号の説明】
1 第1上下駆動手段 2 第2上下駆動手段 3 第3上下駆動手段 4 制御手段 5 駆動源 7 基板 8 上下可動板 9 揺動板

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に固定した第1上下駆動手段と、基
    板の上方に位置して前記第1上下駆動手段によって上下
    に往復動可能な上下可動板と、この上下可動板に固定さ
    れた第2および第3の上下駆動手段と、上下可動板の上
    方に位置して前記第1、第2、第3の各上下駆動手段に
    よって上下動可能な揺動板と、前記各上下駆動手段の駆
    動源と、前記各上下駆動手段の動作を制御して前記揺動
    板に所望の複合揺動を発生させるための制御手段とを具
    えるとともに、各上下駆動手段は自在継ぎ手を介して揺
    動板に接続したことを特徴とするバランストレ−ナ−。
  2. 【請求項2】 前記各上下駆動手段は、電磁弁を介して
    圧力空気源に連結されたエアシリンダ−で構成したこと
    を特徴とする請求項1記載のバランストレ−ナ−。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、マイクロコンピュ−タ
    −と、各上下駆動手段の動作速度を制御するスピ−ドコ
    ントロ−ラと、前記揺動板の動作パタ−ンの設定入力手
    段とで構成したことを特徴とする請求項1または2いず
    れか記載のバランストレ−ナ。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、各エアシリンダ−の動
    作状態を検知するための位置センサ−と、この位置セン
    サ−からの信号に応じて電磁弁に制御信号を送るリレ−
    回路とで構成したことを特徴とする請求項2記載のバラ
    ンストレ−ナ−。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、各エアシリンダ−の動
    作状態を検知するための位置センサ−と、この位置セン
    サ−からの信号に応じて電磁弁に制御信号を送るリレ−
    回路と、リレ−回路のシ−ケンス動作を制御するマイク
    ロコンピュ−タとで構成したことを特徴とする請求項2
    記載のバランストレ−ナ−。
  6. 【請求項6】 前記揺動板には、この揺動板上に搭乗し
    た人間が把持するための係止部を設けたことを特徴とす
    る請求項1記載のバランストレ−ナ−。
JP5071126A 1993-03-06 1993-03-06 バランストレーナー Withdrawn JPH06254178A (ja)

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JP5071126A JPH06254178A (ja) 1993-03-06 1993-03-06 バランストレーナー

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2434110A (en) * 2005-12-10 2007-07-18 Bradley Russell Smith Exercise/physiotherapy platform
JP2009165818A (ja) * 2007-12-21 2009-07-30 Tetsuro Takeuchi 自動加振健康器具
JP2009539450A (ja) * 2006-06-09 2009-11-19 ジャンダ リミテッド 身体の全体運動のための装置およびその使用

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