JPH062540Y2 - 植物の観賞栽培装置 - Google Patents

植物の観賞栽培装置

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JPH062540Y2
JPH062540Y2 JP1988136472U JP13647288U JPH062540Y2 JP H062540 Y2 JPH062540 Y2 JP H062540Y2 JP 1988136472 U JP1988136472 U JP 1988136472U JP 13647288 U JP13647288 U JP 13647288U JP H062540 Y2 JPH062540 Y2 JP H062540Y2
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JP
Japan
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water
tank
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body case
base casing
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JP1988136472U
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JPH0257361U (ja
Inventor
正 嶋谷
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石川島芝浦機械株式会社
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/25Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor

Landscapes

  • Greenhouses (AREA)
  • Hydroponics (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、植物の鑑賞栽培装置に関するものである。
従来の技術 近年、園芸人気の高まりとともに家庭的に使用する植物
の鑑賞栽培装置が普及しだしており、このような鑑賞栽
培装置としては、水を貯蔵するタンクやタンク内の水を
揚水するポンプ及びヒーター等を収納する基部ケーシン
グと、鑑賞栽培する植物を収納するとともに基部ケーシ
ング上に載置される本体ケースとにより構成されている
ものが一般的である。
ここで、タンク内には植物に給水するための水が貯蔵さ
れており、また、植物への給水の際に植物が植えられて
いる鉢以外の部分に飛散した水や鉢からしみ出した水等
はタンク内に回収される構造となっている。
考案が解決しようとする課題 タンク内の水量を確認するための手段が設けられていな
い。このため、本体ケースを開いてジョーロ等により水
やりを行った際にタンクに多量の水が回収されると、タ
ンクから水が溢れる場合がある。また、タンク内の水が
少ない場合には、ポンプを駆動させても十分な水の供給
を行うことができない。
課題を解決するための手段 水を貯蔵するタンク及びこのタンク内の水を揚水するポ
ンプを基部ケーシング内に収納し、鑑賞栽培する植物を
収納する本体ケースを前記基部ケーシング上に載置した
植物の鑑賞栽培装置において、上下方向の軸心を有する
とともに複数個の鉢受体を保持する中空状の支柱を前記
本体ケース内に立設し、前記タンク内の水量に応じて昇
降するフロートを前記支柱内に設け、前記フロートの昇
降位置を確認する確認窓を前記支柱に形成した。
作用 タンク内の水量に応じてフロートが支柱内において昇降
し、確認窓からフロートの昇降位置を確認することによ
ってタンク内の水量が確認される。
実施例 本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。まず、略
円筒形に形成されるとともに一端に底板1が一体形成さ
れた基部ケーシング2が設けられており、底板1の下面
には移動用のキャスタ3が取付けられている。また、前
記底板1の上面中央部には送風ファン4がねじ止めさ
れ、さらに、送風ファン4の上方に近接して位置する発
熱体5がねじ6により固定されている。また、前記基部
ケーシング2の外周部側面には開閉自在な蓋7により覆
われた収納スペース8が設けられており、この収納スペ
ース8内には、前記送風ファン4や発熱体5及び後述す
る水中ポンプ等を制御する制御機器9とこれらの制御機
器9の操作部10とが収納されている。
前記基部ケーシング2内には前記発熱体5の上方に位置
するとともに発熱体5との間に一定の隙間をもって上端
開口のタンク11が収納されている。このタンク11内
には、中空状円筒形の支柱12を支持する支持フレーム
13が収納されており、前記支柱12は前記タンク11
の中央部に位置するとともに上下方向の軸心をもって立
設されている。前記支持フレーム13には金網14が載
置されており、この金網14の上部には微細なゴミを除
去するための繊維状フィルタ15と落ち葉等の大きなゴ
ミを除去するための小石16とを積層して構成した濾過
機構が設けられている。さらに、前記タンク11の底部
にはタンク11内の水を揚水するポンプである水中ポン
プ17が設置されており、この水中ポンプ17には前記
支柱12の内部に配管される送水パイプ18の一端が持
続されている。
前記支柱12内の下部には昇降自在にフロート19が収
納されており、このフロート19の下部は前記タンク1
1内に貯蔵されている水に浸されている。また、前記支
柱12の下部側面には前記フロート19の昇降位置を確
認するための確認窓20が形成されており、前記フロー
ト19の外周面には昇降レベル表示のための横縞模様1
9aが付されている。
前記タンク11の下面には前記発熱体5により温められ
た空気の送風ガイドを兼ねるとともに前記タンク11の
補強部材となる複数個のガイドフレーム21が放射状に
固定され、また、前記タンク11の外周面と前記基部ケ
ーシング2の内周面との間には一定の幅をもって通風路
22が形成されている。前記タンク11の上端縁部は斜
め上方に拡開して前記基部ケーシング2の上部内周面に
はめ込まれており、この上端縁部には前記通風路22に
連通する複数個の風吹出口23が等間隔で形成されてい
る。さらに、前記基部ケーシング2内の底部はオーバー
フロータンク24とされており、前記基部ケーシング2
の底部外周面には前記オーバーフロータンク24に連通
する排水コック25が設けられている。
つぎに、前記基部ケーシング2上に載置されるとともに
鑑賞栽培する植物を収納する本体ケース26が設けられ
ている。この本体ケース26は、透明部材により略半円
筒状に形成されるとともに前記支柱12及び後述する鉢
受体等の側方外周部を覆う一対の開閉カバー27,28
と、前記支柱12の上方を覆う天板29とから構成され
ている。
ここで、前記基部ケーシング2の上端部にはリング状に
一対のガイド溝30,31が形成されている。前記ガイ
ド溝30,31の底面には略等しい間隔をもって複数個
の凹部32が形成されており、これらの凹部32内には
鋼球33が転動自在に収納されている。なお、鋼球33
の直径寸法は凹部32の深さ寸法より大きく設定されて
いる。さらに、ガイド溝30,31の形状にそったリン
グ状のプレート34が設けられており、これらのプレー
ト34は前記ガイド溝30,31内に収納されるととも
にプレート34の下面が前記鋼球33の上端部に当接さ
れている。前記開閉カバー27,28の下端部は前記ガ
イド溝30,31に係合されるとともに前記プレート3
4の上面に載置されている。なお、前記開閉カバー2
7,28の上端部は前記天板29の周縁部下面に形成さ
れたリング状のガイド溝35,36にスライド自在に係
合されており、前記天板29はネジ37により前記支柱
12の上端部に固定されている。また、前記ガイド溝3
0,31同士を連通するとともにこれらのガイド溝3
0,31と前記基部ケーシング2の内部とを連通する複
数個の排水溝38が前記基部ケーシング2の上部に形成
されている。
つぎに、前記支柱12には複数個の鉢受体39が保持さ
れており、これらの鉢受体39には鉢受けプレート40
が着脱自在に取付けられている。なお、鉢受けプレート
40の底面部には戻しパイプ41の一端が接続され、戻
しパイプ41の他端は前記支柱12の内部に接続されて
いる。また、前記支柱12内の上部には分配器42が圧
入されており、前記支柱12内の上部には前記分配器4
2を底板部とするとともに前記支柱12の内周壁を側壁
とする給水タンク43が形成されている。前記分配器4
2には複数個のパイプ44の一端が接続され、各パイプ
44の他端には給水パイプ45の一端が接続されてい
る。なお、給水パイプ45の他端は前記鉢受体39に向
けて配管されるとともにこの給水パイプ45には給水量
を調節するための調節コック46が設けられている。ま
た、前記支柱12には前記給水タンク43内の水を噴霧
させる複数個のノズル47が設けられている。
このような構成において、植物が植えられた鉢を鉢受け
プレート40上に載せ、又は、植物が植えられた鉢48
を鉢受体39に直接引っ掛けることにより本体ケース2
6内への植物の収納を行う。
ここで、本体ケース26内に収納した植物の栽培が常温
で可能な場合には、天板29に設けた換気口(図示せ
ず)を開けておき、発熱体5を駆動させずに送風ファン
4のみを駆動させる。送風ファン4の駆動により基部ケ
ーシング2内に吸い込まれた外部の空気は、通風路22
を通って風吹出口23から本体ケース26内に吹き出
し、換気口から排出される。従って、本体ケース26内
には常に新鮮な空気が循環することとなり、酸素等の補
給が十分に行われて植物の生育が助長される。さらに、
本体ケース26内が気密状態となって異常な温度上昇を
起こすことが防止され、高温による植物の萎れが防止さ
れる。
つぎに、外気温が低くなる冬期等においては、本体ケー
ス26内に設けた温度センサー(図示せず)が設定温度
以下になったことを検出すると発熱体5の始動スイッチ
が自動的に入り、発熱体5が駆動される。一方、送風フ
ァン4も駆動されており、送風ファン4によって基部ケ
ーシング2内に吸い込まれた空気は発熱体5の周囲を通
過する際に温められて温風となり、通風路22及び風吹
出口23を通って本体ケース26内に吹き出す。この温
風により本体ケース26内の温度が上昇し、本体ケース
26内は植物の栽培に適した温度に維持される。なお、
発熱体5により温められた温風は、ガイドフレーム21
にそって流れるために全ての風吹出口23から略均一に
温風の吹き出しが行われ、本体ケース26内の温度分布
は略均一になる。また、温風が開閉カバー27,28の
内周面にそって流れるために開閉カバー27,28の内
周面の曇り止めが行われる。しかも、タンク11内に水
が入っているために発熱体5が断続的に長時間駆動され
ても本体ケース26内の湿度が一定に保たれる。
ついで、植物への水の供給について説明する。水中ポン
プ17を駆動させるとタンク11内の水が送水パイプ1
8を通して揚水され、給水タンク43内に蓄えられる。
そして、給水パイプ45に取付けられている調節コック
46を開くことにより水は自重によって給水パイプ45
から流れ落ち、各鉢に植えられている植物に給水され
る。また、調節コック46の開度を調節することにより
給水量の調節を行い、調節コック46を選択的に開閉す
ることにより給水を必要とする植物のみへ給水を行う。
さらに、給水タンク43内を水で満たすことにより、水
がノズル47から噴霧される。なお、給水パイプ45か
ら給水される水の水圧は低く、調節コック46は極めて
簡単な構造でよい。
ノズル47から噴霧された水の一部は水滴となって開閉
カバー27,28の内周面に付着し、及び、水蒸気が液
化した水滴が開閉カバー27,28の内周面に付着す
る。開閉カバー27,28の内周面に付着した水滴はガ
イド溝30,31内に流れ落ち、さらに、排水溝38を
通って基部ケーシング2内に流れ出し、オーバーフロー
タンク24に溜まる。オーバーフロータンク24内に溜
まった水は排水コック25を開くことにより基部ケーシ
ング2外に排水される。なお、送風ファン4や発熱体5
はオーバーフロータンク24内に配置されているが、リ
ング状に形成された仕切壁によって仕切られているた
め、オーバーフロータンク24内に溜まった水により冠
水されることが防止されている。
植物に給水された水のうち余分な水は濾過機構上に落下
し、濾過機構を通過してタンク11内に回収される。こ
こで、植物の葉等の大きなゴミは小石16により濾過さ
れ、水中に含まれる微小なゴミは繊維状フィルタ15に
より濾過される。従って、タンク11内にはほとんどゴ
ミを含まない状態の水が回収される。このため、タンク
11内がゴミによって汚れることがなく、タンク11の
掃除や水の交換の頻度が大幅に少なくなる。しかも、濾
過機構がタンク11の開口部の全体にわたって設けられ
ているために濾過有効面積を十分に広くとることがで
き、目詰まりがしにくくなるとともに長期間にわたって
十分な濾過作用を維持できる。さらに、濾過機構が簡単
に手が届く箇所に設置されているため、小石16上の大
きなゴミの取除きを簡単に行うことができ、濾過性能の
維持を図れる。
本体ケース26内への植物の出し入れ等を行う場合は、
開閉カバー27,28に対してスライド方向の力を加え
る。すると、開閉カバー27,28とプレート34との
間のすべり摩擦に対してプレート34と鋼球33との間
のころがり摩擦は非常に小さいため、鋼球33が凹部3
2内で転動し、開閉カバー27,28はプレート34と
一体的にガイド溝30,31内をスライドし、開閉カバ
ー27,28の開閉が小さな力で滑らかに行われる。
つぎに、タンク11内の水量の確認について説明する。
フロート19の下端部がタンク11内の水に浸されてい
るため、フロート19はタンク11内の水量に応じて支
柱12内を昇降する。従って、確認窓20から覗いてフ
ロート19の横縞模様19aの位置を確認することによ
り、タンク11内の水量の確認を行える。さらに、開閉
カバー27,28が透明であるため、開閉カバー27,
28を開くことなく水量の確認を行える。
考案の効果 本考案は、上述のように本体ケース内に立設された中空
状の支柱内にタンク内の水量に応じて昇降するフロート
を設け、フロートの昇降位置を確認する確認窓を支柱に
形成したことにより、確認窓を覗くことによってタンク
内の水量の確認を行うことができ、このため、タンク内
の水が不足状態になったり、ジョウロ等による水やりの
際にタンク内に回収された水がタンクから溢れることを
防止することができ、しかも、部品点数が少ないととも
に極めて簡単な構造によりタンク内の水量確認を行うこ
とができる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は縦断正
面図、第2図はタンクを断面にして示す平面図、第3図
は第1図におけるA−A線断面図、第4図は第1図にお
けるB矢示図、第5図は第1図におけるC矢示図、第6
図は全体の斜視図である。 2…基部ケーシング、11…タンク、12…支柱、17
…ポンプ、19…フロート、20…確認窓、26…本体
ケース、39…鉢受体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】水を貯蔵するタンク及びこのタンク内の水
    を揚水するポンプを基部ケーシング内に収納し、観賞栽
    培する植物を収納する本体ケースを前記基部ケーシング
    上に載置した植物の観賞栽培装置において、上下方向の
    軸心を有するとともに複数個の鉢受体を保持する中空状
    の支柱を前記本体ケース内に立設し、前記タンク内の水
    量に応じて昇降するフロートを前記支柱内に設け、前記
    フロートの昇降位置を確認する確認窓を前記支柱に形成
    したことを特徴とする植物の観賞栽培装置。
JP1988136472U 1988-10-19 1988-10-19 植物の観賞栽培装置 Expired - Lifetime JPH062540Y2 (ja)

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JPH0257361U JPH0257361U (ja) 1990-04-25
JPH062540Y2 true JPH062540Y2 (ja) 1994-01-26

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