JPH06254026A - 食器洗浄機 - Google Patents

食器洗浄機

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JPH06254026A
JPH06254026A JP7076893A JP7076893A JPH06254026A JP H06254026 A JPH06254026 A JP H06254026A JP 7076893 A JP7076893 A JP 7076893A JP 7076893 A JP7076893 A JP 7076893A JP H06254026 A JPH06254026 A JP H06254026A
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JP
Japan
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door
gutter
water
trough
washing
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JP7076893A
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Hiromi Saito
博実 齋藤
Seiji Ishihama
誠二 石浜
Eiji Saito
英二 斉藤
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 食器洗浄機の扉を開けた時の水たれ防止を簡
単な改良を施した樋構造で確実に達成する。 【構成】 軸を支点に上下方向に回転するフード状の扉
16の内側下端に樋21,22を設け、樋21の方を樋
22より高く形成する。扉16を開ける時、樋21に貯
っている水は樋21からこぼれることなく樋22の方へ
と流れて、その開放口22bより洗浄タンクへと回収さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は上下方向に回転操作して
洗浄室を開閉する扉を有する食器洗浄機に関し、特に扉
開放時の水たれ防止構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に食器洗浄機にあっては、食器ある
いは食器群を搭載したラックは、開閉自在な扉をもって
洗浄室内に出入させている。実公昭54−10229号
公報には、洗浄室を開閉するフード状の扉を有する食器
洗浄機が開示され、扉を下から上へと回転して開け、閉
鎖する時に逆に下へと回転するものとなっている。ここ
で洗浄終了後に扉を開けた時に、扉の内壁に付いた水滴
が外部にこぼれ落ちないように、また洗浄してきれいに
なった食器に洗浄水の残水である汚れた水滴が落ちない
ようにする必要がある。この事を簡単に防ぐために、従
来より扉下部の内側に樋構造を付備させるようにしてい
るものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、扉の内側下
端には樋が扉の前面側と左右の側面側に夫々設けられ、
扉が開けられると樋内の水は後方へと流れ、側面側の樋
の端部の開放口により落下する。
【0004】しかしここで従来の樋構造は前面側の樋も
側面側の樋もその高さが同じ高さであるため、樋の中の
水の残留量によっては、側面側の樋から水が流れ落ちる
よりも先に前面側の樋から落ちてしまうという問題があ
った。
【0005】本発明は上述の点に鑑みて成されたもの
で、下から上へ回転式の扉を開けた時に、樋の中に残留
する水が前面側より落ちないように樋を改良し、周囲が
水で濡れたり、また洗った食器に残水がかかり不衛生と
なるのを、確実に防止し得る食器洗浄機を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は被洗浄物の収納
取出用の開口が側面に形成された本体上部の洗浄室と、
前記開口を開閉するよう上下方向に回転自在に枢支され
たフード状の扉とを備えた食器洗浄機において、前記扉
の内側下端に樋を形成し、前面部の樋を側面部の樋に比
して高く形成したことを特徴とする食器洗浄機としたも
のである。
【0007】
【作用】扉を閉鎖し洗浄を行っている時、扉内面に飛散
した水は扉内側の前面部の樋の中に貯っている。洗浄を
終え扉を下から上へ回転して開ける時、前面側の樋は側
面部の樋より十分に高いので、貯っている水が先に前面
側から零れるようなことは起こらないで確実に側面側の
樋へと流れて、洗った食器等にかからない場所から落下
する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基いて説明す
る。
【0009】1はフードタイプの食器洗浄機にして、ス
テンレス製のパネルにて覆われた本体2の内部に、水受
け部3aを上部に一体形成した洗浄タンク3が設けられ
ている。洗浄タンク3にはオーバーフローパイプ4が設
けられ、また洗浄タンク3内の洗浄水を連結管5から洗
浄パイプ6を通り洗浄ノズル7,7より噴出させるため
の洗浄ポンプ8が結合されている。9,9はすすぎノズ
ルであり図示されてはいないがすすぎポンプにより高温
水が供給され、洗浄終了後、食器のすすぎを行う。11
はフイルターを示す。
【0010】前記洗浄ノズル7,7およびすすぎノズル
9,9を回転自在に配設している洗浄室12は、本体2
上部に設けられ前面に被洗浄物の収納取出用の開口13
の形成された外箱14と、この外箱14に内設した天蓋
状の内箱15と、前記開口13を開閉するフード状の扉
16とにより覆われて形成される。内箱15はその下方
へ曲がった後部部分の端部を外箱14の背壁に当てて上
下を仕切り、洗浄水が外箱14の方へ飛散するのを防い
でいる。
【0011】ところで左右の側板17b,17bと、前
記内箱15と略相似形状の前板17aとより構成された
フード状の前記扉16は、軸18を中心に回動して開閉
し、そして図3に示すように扉16内側の下端、すなわ
ち前板17aの内側下端を斜め上方へ折曲して樋21を
形成し、また側板17b,17bの内側下端を水平に折り
曲げて樋22を形成している。そして樋21と樋22と
は連通し合っていて、更に前面側の樋21の方が側面側
の樋22より高さが高くなっている。扉16は前面の把
手23によって下から上へと開けられ、開けられていく
と図2に示すように内箱15と外箱14との間の空間内
に入り込んで行く。そして扉16が開いた時、前面側が
開くだけでなく、側面側にも開放部30が現われてラッ
ク24(二点鎖線で示す)を横から持って引き出したり
或いはラック24内の食器25(二点鎖線で示す)の取
り出しがし易いように扉16の側板17,17下部は一
部切欠れて切欠部26が形成されている。
【0012】以上の構成で、食器25群を搭載したラッ
ク24を洗浄室12の所定位置に配置し、扉16を閉
め、図示しない洗浄スイッチを押せば、洗浄ポンプ8が
駆動し、洗浄タンク3から圧送される洗浄水は洗浄ノズ
ル7,7を回転させながら、その噴射孔より噴射して食
器25を洗浄する。洗浄の後、高温水が回転するすすぎ
ノズル9,9より噴射されてすすぎが成される。こうし
て洗浄、すすぎが行なわれる過程で、飛散した水の一部
が扉16の前面側の樋21の中に貯る。そして洗浄を終
え、扉閉状態から扉16を開いていくと樋21に貯って
いる水は、側面側の樋22に向かって流れ、その開放口
22bより水受部3a内へと落下する。ここで側面側の
樋22の立上り寸法が前面側の樋21と同一だと、樋2
1に貯っている水は樋22に流れきれず樋21の立上り
部からオーバーフローしてしまうが、本構造では前面側
の樋21の方が、側面側の樋22より高く形成している
ので、扉16を開く時に、そのオーバーフローが生じ
ず、残水が洗浄機本体の外にこぼれたり、熱いすすぎ水
の残りが手にかかったり、また洗浄終了した食器25に
汚れた樋の水がかかることがなくなる。
【0013】こうして扉16を開ける際に、樋21内の
水はきれいに流れ去り、空となった樋21は扉16が閉
められると次回の洗浄の飛散水の受け部として待機す
る。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、洗浄室を
開閉するフード状の扉内側下端に形成される樋は、その
前面側の樋を側面側の樋より高くすることで、扉を下か
ら上へ回転して開ける時に樋の中に残留する水が前面側
から落ちることを簡単に防げる。これによって扉内壁に
付いた水滴が洗浄機本体外へこぼれて周囲を濡らした
り、洗浄した食器に残水がかかって不衛生となる不具合
を容易に解消できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】扉を閉鎖し、洗浄している状況における本発明
に係る食器洗浄機の構造側面図。
【図2】扉を開放した状況における同食器洗浄機の構造
側面図。
【図3】一部を破断して示した扉の外観斜視図。
【符号の説明】
3 洗浄タンク 7,7 洗浄ノズル 13 開口 16 扉 21,22 樋

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被洗浄物の収納取出用の開口が側面に形
    成された本体上部の洗浄室と、前記開口を開閉するよう
    上下方向に回転自在に枢支されたフード状の扉とを備え
    た食器洗浄機において、 前記扉の内側下端に樋を形成し、前面部の樋を側面部の
    樋に比して高く形成したことを特徴とする食器洗浄機。
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