JPH062514A - 非対称双安定型液圧駆動作動器機構 - Google Patents

非対称双安定型液圧駆動作動器機構

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JPH062514A
JPH062514A JP11084991A JP11084991A JPH062514A JP H062514 A JPH062514 A JP H062514A JP 11084991 A JP11084991 A JP 11084991A JP 11084991 A JP11084991 A JP 11084991A JP H062514 A JPH062514 A JP H062514A
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JP
Japan
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fluid
valve
piston
hydraulic
armature
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JP11084991A
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English (en)
Inventor
William E Richeson
ウイリアム・イー・リチェソン
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Magnavox Government and Industrial Electronics Co
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Magnavox Government and Industrial Electronics Co
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Publication date
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    • F01L1/46Component parts, details, or accessories, not provided for in preceding subgroups
    • F01L1/462Valve return spring arrangements
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 極めて急速に作用して吸、排気弁を開放させ
る内燃機関の電気制御液圧駆動非対称型弁作動器機構の
提供。 【構成】 吸、排気弁55に連結された動力ピストンS
を有する接極子43を備え、動力ピストンは第1(機関
吸、排気弁閉鎖)位置から第2位置へ接極子を駆動させ
るための液圧装置と一緒に第1と第2位置間を往復動
し、双安定型制御弁9は一方の安定状態において高圧液
圧流体を一方のピストン面5aに供給して接極子を駆動
し、他方の安定位置において高圧流体をピストンから解
放する。接極子が第1位置から第2位置へ移動する間に
空気が圧縮される室63のある弾性装置57を備え、そ
の空気の圧縮が第2位置へ近づくときに接極子の運動を
減速させるのみならず、ポテンシャルエネルギーを蓄積
して、それが接極子が初期位置へ戻るときに動力として
供給される。接極子の運動が減速して停止したとき接極
子の逆転を一時的に阻止するために制御弁は一方の安定
位置に留まる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般的には、二ピストン
双安定型非対称直線運動作動器に関し、更に詳細には、
ピストンに対して液圧流体圧力を使用して第1位置から
第2位置へ急速に移動させかつピストンの運動エネルギ
ーを変換、蓄積してその後第2位置から第1位置へ移動
して戻すために使用するようになした急速作用型作動器
に関する。
【0002】この作動器はガス交換部、即ち吸気口又は
排気口、その他の普通の内燃機関の弁を開閉するために
特に使用される。その急速作用性に起因して、カム作動
式弁の特性である漸進的移動とは異なり殆ど直ちに弁は
完全閉鎖位置から完全開放位置へ流体圧力により動かさ
れ、完全開放位置から完全閉鎖位置へは蓄積されたピス
トンエネルギーにより動かされる。この作動器機構には
その他の多くの用途がある。
【0003】
【従来の技術】液圧流体駆動式弁作動器は文献で種々提
案されてきたが、商業的には成功しなかった。その理由
はとりわけ多量の液圧流体をかなりの長さの(詳細には
その横断面に比して長い)パイプや導管を通して移動さ
せることが困難であり、時間がかかり、その長い連結部
をもつシステムは長い応答時間に悩まされることにあ
る。
【0004】例えば、米国特許第4,791,895 号に開示さ
れた機関弁では電磁装置が第1往復動ピストンを駆動
し、このピストンの運動は一対のパイプを経て第2ピス
トンへ伝達され、第2ピストンが弁杆を直接駆動する。
このシステムは電磁石により発生した運動を機関弁に伝
達するために簡単なレバーの液圧アナログ量を使用す
る。米国特許第3,209,737 号は同様のシステムを開示す
るが、電磁石ではなく回転カムにより作動される。
【0005】米国特許第3,548,793 号では、揺動体型式
の弁作動システムにおいて押棒を出没させるための液圧
流体の制御において普通のスプール弁の電磁石動作を使
用する。
【0006】米国特許第4,000,756 号に開示した機関弁
用の他の電気−液圧システムでは比較的小さい液圧ポペ
ット型制御弁が選択的に除勢される電磁石によって流体
圧力に抗して閉鎖状に保持されて、流体を主機関弁へ流
入させてこの弁を作動させるようになっている。
【0007】“電気−液圧式弁作動器”と題する本出願
人の米国の同時継続出願第07/457,015号には、液圧駆動
されかつ指令によってトリガされる型式の内燃機関の吸
気弁又は排気弁を作動させる急速作用型弁作動器が開示
されている。この作動器は一対の対向する動作表面又は
面をもつ動力ピストンを有するシリンダを含み、前記ピ
ストンはシリンダ内の第1と第2端位置間を軸線に沿っ
て往復動する。円筒形制御弁は溜部とシリンダの中間に
径方向に配置され、指令に応じて移動して高圧液圧流体
の溜部からの高圧流体を動力ピストンの一方の面に、次
いで他方の面に交互に供給してピストンを一方の端位置
から他方の端位置へ移動させる。シリンダ制御弁はシャ
ットル弁とし、このシャットル弁は両端位置間を動力ピ
ストンの軸線に沿って往復動し、1方向の軸線に沿う制
御弁の運動が有効に働いて、高圧流体を供給してピスト
ンを反対方向に移動させる。制御弁とピストンの両者は
夫々の端位置で安定であり、制御弁は両端位置の中間の
位置に向かってばね附勢される。弁作動器の1作業の間
におけるピストン運動の終わりの部分が有効に働いて、
このばねをコックさせ、制御弁を附勢して次の作業の準
備をする。
【0008】米国特許第4,883,025 号及び第4,831,973
号は対称双安定型圧縮空気駆動作動器を開示しており、
これらの作動器はピストンの運動エネルギーの一部を蓄
積された圧縮空気又は応力印加された機械ばねとして回
収することを試みる。前記蓄積されたエネルギーはその
後ピストンをその戻り行程で駆動するのに使用する。こ
れらの何れの特許の装置においてもエネルギー蓄積装置
は対称型であり、ピストンの運動方向とは無関係にその
エネルギーを放出してピストン並進運動の第1の半分の
間にピストンを駆動し、並進運動の第2の半部の間にピ
ストンの運動エネルギーを使い尽くす。
【0009】エネルギー回収復帰型作動器と題する本出
願人の最近の同日出願の米国特許出願に開示した装置は
作動器ピストンを弁閉鎖位置から弁開放位置へ進め、制
動過程中に圧縮される空気を使用して作動器を駆動して
その初期位置又は弁閉鎖位置へ戻す。更に、液圧ラッチ
の如き作動器の捕捉又は掛止装置が前記最近の米国出願
の発明で使用されて、作動器が直ぐ逆転することなく、
むしろその初期位置に戻す指令があるまで弁開放位置に
留めるようになしている。前記最近の出願における作動
器ピストンの初期並進は空気ポンプのための空気圧エネ
ルギーにより駆動され、比較的大きな供給源ポンプと比
較的大きな個別の弁作動器を必要とする。
【0010】液圧推進空気圧復帰型弁作動器と題する本
出願人の最近の同日出願の米国特許出願に開示した作動
器は内燃機関ポペット弁を作動させるために使用され、
高圧液圧流体によりポペット弁を開放するように形成さ
れる。この流体は作動器ピストンを駆動すると同時に空
気を圧縮してピストンの制動とピストン並進の運動エネ
ルギーのポテンシャル(空気圧)エネルギーへの変換を
行う。作動器は液圧ラッチにより第2又は弁開放位置に
保持され又は捕捉され、そして解放されたとき蓄積され
た空気圧エネルギーによってその初期位置へ戻される。
液圧ラッチは弁をその弁開放位置へ推進させる機構と同
じ機構の大部分を共有することができる。作動器ピスト
ンの制動は別個の調節可能のオリフィス装置によって行
ってポペット弁の着座を穏やかに行わせる。上記米国の
同時係属出願と特許はすべて本願の参考となるものであ
る。
【0011】本願発明は上記最後に挙げたエネルギー回
収復帰型作動器と液圧推進空気圧復帰型弁作動器の米国
出願に開示された改良の多くの利点をもつ。初期駆動の
並進運動は流体駆動されるピストンに極めて接近したば
ね負荷された高圧流体アキュムレータを経て液圧ポンプ
からくる液圧エネルギーにより行われる。液圧エネルギ
ー推進力は作動器の寸法を減らす利点があり、それ故、
包装が簡単になると共に液圧ポンプの寸法を減らし、従
って液圧ポンプのために車両フードの下に要するスぺー
スを減らす利点がある。
【0012】本発明では、ピストンは上記電気−液圧式
弁作動器と同様な方法で高圧液圧流体により第1(機関
弁閉鎖)位置から駆動される。上記米国出願におけると
同様に、比較的一定の高圧源がピストンと流体導管の近
くに維持され、それらの間の弁作用通路は横断面対長さ
の比が非常に大きい。このため弁は極めて急速に作用し
て機関弁を開放させ、通常の液圧システムに比して損失
を大幅に減少させる。ピストンが機関弁開放位置に近づ
くにつれて、機関弁を含むピストン組立体は減速するか
又は制動され、ピストン組立体の運動エネルギーはポテ
ンシャルエネルギーに変換されて蓄積される。このポテ
ンシャルエネルギーはその後ピストンをその初期位置又
は弁閉鎖位置に駆動して戻すために利用される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的を列挙す
れば、従来既知の装置に比して各弁サイクルに半分の液
圧流体量を使用する液圧駆動式機関弁作動器を提供する
こと、1方向のみに液圧駆動されて、戻り駆動がこの1
方向の運動で回収されるエネルギーにより動力供給され
るような液圧駆動式機関弁作動器を提供すること、液圧
動力供給源の回収時間が従来の二分の一サイクルではな
く完全な1サイクルにわたるため、より急速な作業が可
能となる上記目的を達成する液圧駆動式機関弁器を提供
すること、既知の技術に従って1方向に液圧的に推進さ
れる非対称型作動器を提供するが、制御された時間長さ
を実現するため、保持された圧縮空気、コイルばね又は
同様な弾性装置の力に抗してロック又は掛止されるよう
な作動器を提供すること、作動器を1方向に推進させた
液圧により掛止される上記目的を達成する作動器であっ
て、前記圧力が規定された時に放出され、弾性装置の力
を受けた状態で作動器を反対方向に移動させてその初期
位置に戻すようになした作動器を提供すること、掛止と
その解除が双安定型制御弁の制御を受け、制御弁が一方
の安定位置に駆動されて液圧流体を供給して作動器を推
進させ、引き続き他方の安定位置へ戻されて作動器を弾
性的に駆動して復帰させるようになした上記目的を達成
する作動器を提供すること、ピストン組立体を弾性装置
の強力な力に抗して適当にかつ安全に保持すると共に急
速に解放して作動器ピストン組立体を極めて急速に初期
位置へ復帰させるような上記目的を達成する作動器を提
供すること、制御された掛止力を弁ピストンに与えるこ
とによって適当な機関弁着座圧力を提供することにあ
る。本発明の他の目的、利点は後述の説明から明らかに
なるであろう。
【0014】
【課題を解決するための手段】2つの安定位置間を往復
動する非対称双安定型液圧駆動作動器機構は高圧液圧流
体の補給可能の供給源と高圧流体供給源に接近して位置
した一対の対向面をもつ動力ピストンを含む。制御弁は
選択的に高圧流体を一方の動力ピストン面に供給して動
力ピストンを含む機構部分を1方向に並進させる。コイ
ルばねや空気圧縮室の如き弾性手段を備え、前記手段は
前記機構部分の並進中に前記1方向に圧縮されて機構部
分を前記1方向において減速させる。並進方向の逆転は
前記機構部分の運動を減速して停止させるときピストン
面に高流体圧を維持することによって一時的に阻止され
る。前記機構部分は高圧液圧流体により一方の安定位置
に保持され、弾性手段により他方の安定位置に保持さ
れ、前記一方の動力ピストン面からくる高圧流体圧力の
解放により前記機構部分は前記1方向とは反対の方向に
弾性手段の附勢力を受けて自由に動く。前記ピストンは
また何れかの安定位置に接近するにつれて機構部分の運
動を減速させるための液圧制動装置を提供する。
【0015】以下本発明を図示の実施例につき説明する
が、本発明はこれらの実施例に限定されず、発明の範囲
内で種々の変更が可能であるのは勿論である。
【0016】本発明の作動器とその1方向の作動は“電
気−液圧式弁作動器”と題する本出願人の1989年12月26
日付米国出願の同時係属出願第07/457,015号に開示した
作動器と類似している。しかし本発明の作動器はこの先
行出願に開示したものとは液圧供給源が1方向のみに推
力を与える点で異なっている。エネルギー回収手段を含
み、作動器ピストンを適当に減速し、作動器ピストンの
運動エネルギーを回収してこのピストンにその戻り行程
で動力供給する。従って、供給源からは液圧流体流量の
半部のみを必要とするに過ぎない。このため開閉の反復
速度は略2倍にすることができる。というのは、ピスト
ンの近くの高圧流体アキュムレータは従来装置の1サイ
クル当たり2度とは異なって1サイクル当たり1度だけ
補給すればよいからである。
【0017】
【実施例】図は機関燃焼室の弁を開放するためのみに1
方向に液圧動力を与えられる電気制御作動器を示す。弁
の開放中、弁及びそれに連結した構成部品(纏めて弁組
立体と称する)の運動エネルギーはポテンシャルエネル
ギーとしてコイルばね(図2)に、好適実施例では図1
に示す如き空気ばね(可変容積の空気圧縮室)に回収、
蓄積される。作動器は、開放液圧圧力を保持することに
よって弁組立体が弁開放位置に掛止されるように作用す
る。作動器の初期の弁作用は、この保持力を急速に解放
して空気又は機械的ばねが機械弁をその閉鎖位置へ押圧
するようになす。機関弁の開閉は液圧的に制動させる。
ピストン5は極めて急速に運動するが、このピストンは
適切に形成して、流体が千分の一インチ程度圧縮されて
弁を適当に制動させるように形成する。主ピストン5の
形状はピストンが休止し始めるときに作動器運動を緩衝
するのを助ける形状をもつ。この緩衝作用はピストン5
の右側に留められた流体の剪断力によって行われる。前
記剪断力は流体を高速で流出させる期間中の高い流体圧
によって生じる。その液圧回路は大容積のアキュムレー
タを使用して機関弁の開閉を急速に行わせるのに貢献す
る。前記アキュムレータは必要な高圧流体を供給すると
共に低圧流体を直ちに吸い込む働きをする。機関弁の開
放中と開放後に、前記特別のアキュムレータは再コック
される。即ちその供給液圧流体がばね附勢されたピスト
ン29、31に抗して再充填される。機関弁を閉鎖させ
るために作動器に信号を与えると、液圧流体のための即
時回路は外部の流体回路を必要とせずに、閉鎖が迅速に
行われる。この流体のポート開通はピストン5の左側5
aからくる高圧を除去し、室11a中の流体をピストン
5の右側面5bへ及び該システムの低圧側へ連結させ
る。このレースウエイの流体通路によって流体はピスト
ンの一側から反対側へ迅速に排出される。
【0018】アキュムレータの従来の再コック作用は弁
が開放する時間中及び機関弁が閉鎖される間とその後に
起こり、アキュムレータ流体が該機構の各全サイクルに
2度排出されるようになっている前記の電気−液圧式弁
作動器よりも速い反復速度を可能ならしめる。
【0019】空気戻しばねを使用する好適実施例では、
空気ばね戻しシリンダ中の空気圧力は入口15の空気供
給源圧力と玉逆止弁41によって設定される。
【0020】図1は機関弁とポテンシャルエネルギー戻
し機構57に連結される前記電気−液圧式弁作動器の図
1に類似の液圧弁作動器を示す。前記作動器はシリンダ
11内のピストン5に連結されたシャフト1を備え、前
記シリンダは主体3中で弁9によって囲まれたスリーブ
7によって形成される。シリンダ11はポート17を経
て高圧シリンダ21と連絡する。高圧液圧源からピスト
ン5の右側面へ行くポートがないことは注目すべきであ
る。シリンダ11はまたポート13、19を経て低圧
“戻し”シリンダ23と連絡する。高圧シリンダ21は
主体3により構成され、ピストン29、31をもち、こ
れらのシリンダは夫々ばね25と27に連結される。シ
ール33は流体の漏洩を防止するために使用する。
【0021】液圧弁作動器は電気的に制御される液圧駆
動式の弁作動器又は変換器であり、ピストン29、31
の回りの高圧流体の一定圧力源と圧縮ばね27、25を
含む。一定圧力源は離間した一対のピストン29、31
をもつシリンダを含み、これらのピストンは互いの方に
向かってばね附勢される。高圧室は遠隔の高圧源(図示
せず)から供給され、両ピストンの中間に連結され、双
安定型液圧流体制御弁9を含む装置は流体が前記スぺー
スを出るとき室21内に流体圧力を保つ間にばね附勢力
に起因して両ピストンが互いの方に向かって押し合わさ
れるとき前記ピストンの中間のスぺースから高圧流体を
間欠的に送出する。前記ピストンが互いの方に向かって
押し合わされるにつれて、それらの反対側は容積を増大
させ、これらの容積は導管13又は19を経て作動器か
ら出る低圧排気のためのシンクとして作用する。
【0022】一般的に言えば、液圧作動式変換器は変換
器ハウジング又は主体3と、1軸線に沿って前記ハウジ
ング内で往復動する部材又は動作ピストン5をもつ。前
記ピストンは一対の向き合う主動作面をもち、これらの
主動作面は室11a(図示のピストン内にあるときピス
トン5の左側に)と11b(ピストンが機関弁閉鎖位置
へ左方へ移動したときピストンの右側に)を形成する。
室11aは前記軸線に沿ってピストンを右方へ移動させ
るために液圧流体圧力を受ける。高圧液圧流体源21は
双安定型液圧流体制御弁9に制御されて、流体を選択的
にピストン左側面に供給する。弁9はピストンと同じ軸
線に沿って往復動しかつ第1と第2の安定位置間でハウ
ジングと往復動部材の両方に対して往復動するシャトル
弁とする。電子制御装置は選択的に制御弁を作動させて
一方の安定位置から他方の安定位置へ移動させ、高圧液
圧流体を一方の主動作面へ流れるようになす。
【0023】液圧弁作動器は電子制御式磁気ラッチを使
用する。前記ラッチは永久磁石35、49、磁極片3
9、45、接極子43からなる。ラッチ装置は弁9に連
結される接極子43を並進させることにより弁作動器を
制御するのに使用する。接極子43と弁9はばね51、
53により推進させられる。接極子43と弁9が動かさ
れると、シリンダ11aはポート17及びその反対側を
経て高圧シリンダ21へ開放され、シリンダ11aはポ
ート13を経て低圧シリンダ23へ開放される。
【0024】図1では、ピストン5は閉鎖した右側位置
(これは機関弁の開放状態に相当する)で示され、接極
子45と弁9は閉鎖している(永久磁石49に掛止され
ている)。この状態では、高圧液圧流体の圧力が室11
a内に維持され、ピストン5が図示の最右方位置に保持
される。コイル47の附勢により磁石49の保持効果が
打ち消され、ばね51と磁石35の吸引力によって接極
子43がその最右方位置に確保される。このため導管1
7が閉鎖し、導管19が開放して、高圧流体をシリンダ
室11aから出られるようにする。往復動する弁部材9
のスロット14は十分な長さがあり、ピストン5の右側
の室11bから低圧戻しシリンダ23までの導管13が
弁部材9の位置に拘らず開放状態を保つことは注目すべ
きである。この状態で、ポテンシャルエネルギー戻し機
構57はピストンを左方へ弁閉鎖位置へ自由に押圧する
ことができる。ピストンが左方へ移動すると、ピストン
5の左側の流体は通路19、シリンダ23及び通路13
を含む極めて短い低抵抗の通路を経てピストン5の右側
に入れ替えられる。
【0025】弁閉鎖位置で、弁55は弁座59にしっか
り衝合して、ピストン65の右側面に対するシリンダス
ぺース63内の圧力によって機関の吸気又は排気ポート
61を閉鎖する。この掛止作用をする空気圧は入口15
で大気圧以上の空気圧の空気ポンプ又は他の供給源に連
結した一方逆止弁41によって供給される。ピストン6
5の左側面は常に逃がし口67を経て大気圧に曝され
る。
【0026】図1の機構の作用を以下説明する。弁55
は室63内の残留空気圧により弁座59上に閉鎖して保
持される。この圧力は入口15と逆止弁41を経て供給
される補給空気によって掛止圧力(大気圧以上)に維持
される。前記空気は摩擦やその他のロスを埋め合わせ
る。コイル37が附勢されると、双安定型制御弁9は図
1に示すピストンの方へ移動し、ピストン5の右側面に
アキュムレータから高圧空気を送って弁を動かして開放
させる。制御弁が図示の位置に留まる限り、室11a中
の高圧は弁を開放したままにし、室中で圧縮される空気
が機構を逆転させないようにする。コイル47が附勢さ
れると、制御弁は再び戻って磁石35に衝合し、高圧導
管17を閉鎖し、流体を室23に逃がす。ピストン65
は空気圧によって左方へ押圧され、機械弁を閉鎖する。
【0027】図1、2は細長い弁扞を有する機関吸気弁
と排気弁をもつ型式の内燃機関に使う電子制御液圧駆動
式非対称型弁作動機構を示す。それは動力ピストン5を
もち、このピストンは一対の対向面5a、5bをもち、
11aの如き可変容積の室を画成する。動力ピストン5
は弁杆の軸線に一致する軸線に沿って往復動し、機関5
5に連結される。ピストン5、制御弁9及び高圧シリン
ダ21を含む液圧動力手段はピストン5を一方向に移動
させて、機関弁55を弁杆の長手方向に弁閉鎖位置から
弁開放位置へ移動させる。制御弁9は二位置型制御弁で
あり、この弁は図示の第1位置で作動して高圧液圧流体
をを可変容積室11aに供給し、ピストン面5bによっ
て画成される他の可変容積室内の液圧を解放する。第2
位置(図示せず)では、制御弁9は導管19を開放し、
両可変容積室内の液圧圧力を解放する。導管13は何れ
の制御弁位置においても開放する。弾性制動手段57又
は71は機関弁が弁開放位置に接近するにつれて連続的
に増大する減速力を加わえ、制御弁が面5aから高圧を
解放すると、弾性制動手段はピストンを動かして弁閉鎖
位置へ戻す。液圧動力手段は可変容積(室21)のばね
(25、27)附勢された液圧流体アキュムレータをピ
ストン領域に接近した位置にもち、ピストンを駆動させ
るために高圧の間欠供給流体を連続的に受入れる。図1
では、弾性制動手段57は制動ピストン65を含み、こ
のピストンは動力ピストン5と共に移動し、可変容積の
制動室63を画成する。弁55が着座すると例えば入口
15の圧力と最大室容積によって決まる予定の空気量が
可変容積室内に取り込まれ、機関弁が弁開放位置に近づ
くにつれて圧縮される。図2では、弾性制動手段71は
コイルばね73を含み、可動シャフト1と機関の固定部
分の間を連結する可変の力を与える。
【0028】図2では、面69の左側の機構部分は図1
に関して説明したのと同様に作動する。一対の可変容積
の室11a、11bは接極子の往復動に応じて変化する
容積をもち、2つの室の容積の合計は実質上一定であ
る。高圧液圧流体は可変容積室11aに選択的に供給さ
れるが、低圧流体は高圧流体が室11aに供給されてい
るときに室11bから排出される。制御弁9は第1と第
2の安定位置間を往復動し、その制御弁の1方向の移動
(図で見て左方へ)は液圧流体を容積室11aに供給し
て接極子を駆動し、接極子を反対方向に即ち右方へ移動
させる。他方の安定位置から反対方向に前記一方の安定
位置へ戻る制御弁9の移動は通路13、19とシリンダ
23を経て前記一方の可変容積室11aから他方の可変
容積室11bへ至る短い、低抵抗の流体通路を与える。
【0029】図2では、ポテンシャルエネルギー戻し機
構57は機械ばね式ポテンシャルエネルギー戻し機構7
1と置き換えられる。コイルばね73は機関面75と受
座77間に保持される。受座77は普通の弁ばね受座と
同じ働きをする。というのは、同様に先細をなす受座内
面によって一対の先細片をシャフト1に嵌着させて、保
持掛合させるからである。シャフト1を動かすことなく
ばね力に抗して押し下げると先細片79、81は解放さ
れる。ばね73は通常は弁5をしっかり弁座59に接触
させて保持する。制御弁9が図2の位置へ移動するとピ
ストン5に加わる高い液圧圧力がピストンを右方へ押圧
し、コイルばね73の力を凌駕して圧縮し、同時に、ピ
ストン組立体を弁閉鎖位置へ戻すためにエネルギーをそ
の圧縮ばね73に蓄積する。
【0030】以上の説明より本発明装置が前述の目的を
達成し、その効果を奏することは明らかであり、また本
発明は上述した処に限定されることなく,本発明の範囲
内で種々の変更を加え得ることは当業者には明らかであ
ろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】内燃機関弁に連結される液圧弁作動器の1実施
例の断面図である。
【図2】図1と同様な断面図で、ポテンシャルエネルギ
ーで駆動される戻し機構の変更例を示す図である。
【符号の説明】
5 ピストン 9 弁 11シリンダ 11a 室 21 高圧シリンダ 23 低圧シリンダ 25 ばね 27 ばね 29 ピストン 31 ピストン 35 永久磁石 37 コイル 39 磁極片 41 逆止弁 43 接極子 47 コイル 49 磁石 51 ばね 53 ばね 55 弁 57 ポテンシャルエネルギー戻し機構 59 弁座 73 コイルばね
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウイリアム・イー・リチェソン アメリカ合衆国 インディアナ州 46825 フォート ウェイン アーチウッド レ イン 5121

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの安定位置間を往復動する非対称双
    安定型液圧駆動作動器機構において、高圧液圧流体の補
    給可能の供給源と、一対の対向する面をもちかつ高圧流
    体の供給源に接近して位置した動力ピストンと、一方の
    動力ピストン面に高圧流体を選択的に供給して1方向に
    動力ピストンを含む機構部分を並進させるための制御弁
    を備え、更に、前記1方向に前記機構部分が並進する間
    に圧縮される弾性手段を備え、前記弾性手段の圧縮によ
    って前記機構部分を前記1方向において減速させ、更
    に、ピストン運動が減速して停止するとき機構部分の並
    進方向の逆転を一時的に阻止する手段と、何れかの安定
    位置に接近するにれて機構部分の運動を減速させる液圧
    制動手段を備えたことを特徴とする作動器機構。
  2. 【請求項2】 前記機構部分は高圧液圧流体によって一
    方の安定位置に保持されると共に弾性手段によって他方
    の安定位置に保持され、前記一方の動力ピストン面から
    高圧液圧流体を解放することによって前記機構部分を解
    放して弾性手段の押圧力により前記1方向とは反対の方
    向に移動させる、請求項1に記載の作動器機構。
  3. 【請求項3】 弾性手段が空気圧ピストンを含み、空気
    圧ピストンは閉鎖された室内の空気を圧縮するために機
    構部分の一部を含みかつ前記機構部分と共に動き、更
    に、作動器機構が摩擦や他の損失を埋め合わせるために
    補給空気を前記室に供給するための手段を含む、請求項
    1に記載の作動器機構。
  4. 【請求項4】 制御弁は第1と第2の位置間を往復動
    し、制御弁が1方向に一方の安定位置から他方の安定位
    置へ移動すると液圧流体が動力ピストンに液圧流体を供
    給して、動力ピストンを前記1方向とは反対の方向に移
    動させる、請求項1に記載の作動器機構。
  5. 【請求項5】 補給可能の供給源又は高圧液圧流体が高
    圧液圧流体の低容積の一定圧力供給源を含み、前記供給
    源はお互いの方に向かってばね附勢される一対の離間し
    たピストンをもつシリンダを備え、更に、前記両ピスト
    ン間にあるスぺースに連結された遠隔の高圧供給源と、
    前記両ピストン間にあるスぺースから高圧流体を間欠的
    に送出するための前記制御弁を含む手段を備え、前記両
    ピストンがばね押圧力によりお互いの方へ向かって押し
    合わされ、流体が前記スぺースを出ているとき流体圧を
    維持するようになした、請求項1に記載の作動器機構。
  6. 【請求項6】 一対の離間したピストンをもつシリンダ
    は前記1方向に機構部分が並進する間前記ピストンがお
    互いに向き合う方に押し合わされているときに背後に残
    される膨張スぺースに小容積の低圧流体シンクを形成す
    る、請求項5に記載の作動器機構。
  7. 【請求項7】 高圧流体が前記一方の動力ピストン面に
    供給されている間他方の動力ピストン面により排出され
    る低圧流体を受入れるための流体シンクを含む、請求項
    1に記載の作動器機構。
  8. 【請求項8】 制御弁は第1と第2の安定位置間を往復
    動し、一方の安定位置から他方の安定位置へ1方向に制
    御弁が移動すると、液圧流体を動力ピストンに供給して
    この動力ピストンを前記1方向とは反対の方向に移動さ
    せ、他方の安定位置から前記一方の安定位置へ反対方向
    に制御弁が移動して戻ると、前記一方の動力ピストン面
    から他方の動力ピストン面へ短い低抵抗の流体通路を形
    成する、請求項1に記載の作動器機構。
  9. 【請求項9】 機構部分の並進が制御弁により始められ
    るまで機構部分を一方の安定位置に掛止させるため機構
    部分がその一方の安定位置にあるとき掛止用空気圧を前
    記室に供給するための入口弁を含む、請求項1に記載の
    作動器機構。
  10. 【請求項10】 細長い弁杆を有する吸気弁と排気弁を
    もつ型式の内燃機関に使用する電子制御液圧駆動式非対
    称弁作動機構において、作動器を含み、前記作動器は可
    変容積の室を形成する一対の対向する面をもつ動力ピス
    トンを備え、前記動力ピストンは軸線に沿って往復動す
    ると共に機関弁に連結され、更に、ピストンを一方向に
    移動させる液圧動力手段を備え、それにより機関弁を弁
    閉鎖位置から弁開放位置へ弁杆の長手方向に移動させ、
    液圧動力手段は二位置型制御弁を含み、前記弁は第1位
    置では高圧液圧流体を一方の前記可変容積室に供給しか
    つ他方の可変容積室内の液圧を解放するように作用し、
    第2位置では両可変容積室内の液圧を解放するように作
    用し、更に、機関弁が弁開放位置に接近するにつれて連
    続的に増大する減速力を与えるための弾性制動手段と、
    ピストンをを弁閉鎖位置へ駆動して戻すために弾性制動
    手段を使用するために指令に応じて作用する手段を備え
    たことを特徴とする作動機構。
  11. 【請求項11】 液圧動力手段は可変容積のばね附勢さ
    れた液圧動力手段を含み、連続的に高圧流体を受け取り
    かつピストンを駆動するために間欠的に流体を供給する
    ためにピストン領域に接近して可変容積のばね附勢した
    液圧流体アキュムレータを含む、請求項10に記載の作
    動機構。
  12. 【請求項12】 弾性制動手段を使用する手段は第1位
    置から第2位置へ制御弁を移動させて弾性制動手段を解
    放し、ピストンを弁閉鎖位置へ駆動して戻すように作用
    する、請求項10に記載の作動機構。
  13. 【請求項13】 弾性制動手段は制動ピストンを含み、
    前記制動ピストンは動力ピストンと共に移動しかつ可変
    容積室を画成し、予定量の空気が可変容積室内に取り込
    まれ、機関弁が弁開放位置へ接近するにつれて圧縮され
    る、請求項12に記載の作動機構。
  14. 【請求項14】 第1位置と第2位置間を往復動する接
    極子と、第1位置から第2位置へ接極子を駆動させるた
    めの液圧手段を備え、前記液圧手段は双安定型制御弁を
    含み、前記制御弁はその一方の安定位置では高圧液圧流
    体を供給して接極子を駆動させ、他方の安定位置では高
    圧流体を接極子から解放させ、更に、第1位置から第2
    位置へ接極子が移動する間に空気を圧縮させる室を備
    え、空気を圧縮すると接極子が第2位置へ近づくにつれ
    て接極子の運動を減速させ、制御弁は前記一方の安定状
    態に留まって、接極子の運動が減速して停止したとき接
    極子運動の逆転を一時的に阻止し、制御弁は指令により
    その他方の安定位置に戻って、室内で圧縮された空気が
    接極子を第1位置へ戻すようになすことを特徴とする双
    安定型電子制御液圧駆動変換器。
  15. 【請求項15】 一対の可変容積室を備え、前記室の容
    積は接極子の往復動に応じて変化すると共に2つの室の
    容積の合計は実質上一定に留まり、液圧手段は一方の前
    記可変容積室に高圧流体を選択的に供給する手段と、高
    圧流体が前記一方の可変容積室に供給されているとき他
    方の可変容積室から排出される低圧流体を受入れる流体
    シンクを含み、制御弁は第1位置と第2位置間を往復動
    し、制御弁が1方向に一方の安定位置から他方の安定位
    置へ移動すると液圧流体を前記一方の可変容積室に供給
    して接極子を前記1方向とは反対の方向へ移動させ、制
    御弁が他方の安定位置から反対方向に移動して前記一方
    の安定位置へ戻ると前記一方の可変容積室から他方の可
    変容積室へ短い低抵抗の流体通路を形成する、請求項1
    4に記載の非対称双安定型電子制御液圧駆動変換器。
  16. 【請求項16】 駆動用の液圧手段は高圧を連続的に受
    入れかつ間欠的に流体を供給して接極子を駆動させるた
    めに接極子に接近した領域に可変容積のばね附勢された
    液圧流体アキュムレータを含む、請求項14に記載の変
    換器。
  17. 【請求項17】 第1位置と第2位置間を往復動する接
    極子と、第1位置から第2位置へ接極子を駆動するため
    の液圧手段と、第1位置から第2位置へ接極子が移動す
    る間圧縮されるコイルばねを備え、コイルばねの圧縮に
    より接極子の運動は第2位置に近づくにつれて減速させ
    られ、液圧手段は接極子に加わえる圧力を維持して接極
    子の運動が減速して停止したとき接極子運動の一時的逆
    戻りを阻止し、液圧手段は指令により不作用化されて圧
    縮コイルばねが接極子を第1位置へ戻すようになすこと
    を特徴とする非対称双安定型電子制御液圧駆動変換器。
  18. 【請求項18】 駆動用の液圧手段は連続的に高圧流体
    を受入れかつ間欠的に流体を供給して接極子を駆動する
    ために接極子の領域の近くに可変容積のばね附勢された
    液圧流体アキュムレータを含む、請求項17に記載の変
    換器。
  19. 【請求項19】 コイルばねは常に若干圧縮された状態
    にあって、変換器を第1位置にしっかり確保させるよう
    になした、請求項17に記載の変換器。
  20. 【請求項20】 一対の可変容積室を含み、前記室の容
    積は接極子の往復動に応じて変化すると共に前記2つの
    室の容積の合計は実質上一定に維持され、液圧手段は一
    方の前記可変容積室に高圧流体を選択的に供給する手段
    と、高圧流体が前記一方の可変容積室に供給されている
    ときに他方の可変容積室から排出される低圧流体を受入
    れる流体シンクを含む、請求項17に記載の変換器。
JP11084991A 1990-07-24 1991-04-17 非対称双安定型液圧駆動作動器機構 Pending JPH062514A (ja)

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