JPH0625093Y2

JPH0625093Y2 - ビデオカメラ

Info

Publication number: JPH0625093Y2
Application number: JP1988091059U
Authority: JP
Inventors: 好孝西田; 圭介塩田
Original assignee: Funai Electric Co Ltd
Current assignee: Funai Electric Co Ltd
Priority date: 1988-07-08
Filing date: 1988-07-08
Publication date: 1994-06-29
Anticipated expiration: 2003-07-08
Also published as: JPH0213363U

Description

【考案の詳細な説明】「産業上の利用分野」本考案は携帯用の小型ビデオカメラに関する。

「従来の技術」従来、デッキ部及びカメラ部を設けた本体ケース外側に
スコープを取付ける技術があった。

「考案が解決しようとする問題点」前記従来技術は、発光ダイオードなどの発光素子をスコ
ープに内設していたから、本体ケースとスコープとの間
に配線が必要であり、スコープ取付構造の簡略化、並び
に発光素子の取付及び修理など取扱い操作性の向上を容
易に図り得ない等の構造上の問題があった。

「問題点を解決するための手段」然るに、本考案は、本体ケースに着脱自在に取付けるス
コープ内でビデオ動作中を光表示するようにしたビデオ
カメラにおいて、前記本体ケースのスコープ取付面にビ
デオ動作中を表示する発光ダイオードを備え、スコープ
装着時に一端面を前記発光ダイオードに対向させる光フ
ァイバーをスコープに内設し、前記光ファイバーの他端
面をスコープ後端側の覗き部に対向させたものである。

「作用」従って、ビデオ動作を表示する光信号を本体ケース側か
ら光ファイバに供給する構成となり、スコープの配線な
どを不要として該スコープの取付構造の簡略化並びにス
コープの着脱などの取扱い操作性の向上などを容易に行
えるものである。

「実施例」以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。第１
図は要部の説明図、第２図は全体の斜視図、第３図は平
面説明図であり、開閉自在な蓋(1)を介してカセット型
ビデオテープ(2)を内装させるデッキ部(3)と、正面側に
レンズ(4)を有するカメラ部(5)とを、箱形の本体ケース
(6)に設ける。

また、前記蓋(1)と同様に、本体ケース(6)の右側面に電
源スイッチ釦(7)を取付けると共に、被写範囲を設定す
るスコープ(8)と、マイクロホン(9)と、バッテリケース
(10)とを、前記本体ケース(6)の左側面に配設してい
る。

さらに、前記スコープ(8)の着脱自在に取付けるガイド
レール(11a)(11b)と、前記バッテリケース(10)を着脱自
在に取付ける支持台(12)とを、本体ケース(6)に一体形
成すると共に、取付台(13)を介して前記マイクロホン
(9)を本体ケース(6)に固設させ、その取付台(13)の背面
側を傾斜させてガイド面(14)を形成し、このガイド面(1
4)の案内によりバッテリケース(10)を装着させるように
構成している。

さらに、前記本体ケース(6)の止め金具(15)と前記支持
台(12)との間に支持ベルト(16)を連結させ、本体ケース
(6)を持上げる手をバッテリケース(10)とベルト(16)と
の間に差込むと共に、録画スイッチ釦(17)及び外部電源
入力端子(18)を前記支持台(12)に設けている。

また、吊下げ紐を引掛けるフック(19)(19)と、ビデオ用
調節切換スイッチ(20)(21)(22)(23)(24)を本体ケース
(6)の背面に設けている。

さらに、第３図及び第４図に示す如く、前記各ガイドレ
ール(11a)(11b)間の本体ケース(6)面に板バネ体(25)を
膨出支持すると共に、前記ガイドレール(11a)(11b)を摺
動挿入させるガイド溝(26a)(26b)を前記スコープ(8)の
取付部(27)に形成し、前記レール(11a)(11b)に溝(26a)
(26b)を係合させ、板バネ体(25)で取付部(27)を弾圧
し、本体ケース(6)にスコープ(8)を着脱自在に取付け
る。

また、上方のガイドレール(11a)に複数の位置決めノッ
チ(28)(29)を形成すると共に、前記各ノッチ(28)(29)に
択一的に係合させる位置決め用ストッパ(30)をスコープ
(8)の取付部(27)に設け、該ストッパ(30)を下降自在に
バネ(31)により上昇支持し、ストッパ(30)の一部を上方
の溝(26a)内部に退入自在に進出させ、前記レール(11a)
(11b)を溝(26a)(26b)に係入させたとき、ストッパ(30)
をノッチ(28)(29)に係合させ、前後方向に位置調節自在
にスコープ(8)を固定する。

さらに、第１図に示す如く、ビデオ動作である電源のオ
ン状態並びにビデオテープ(2)の駆動状態を点滅及び連
続点灯により表示する発光ダイオード(32)を備え、該ダ
イオード(32)を上下ガイドレール(11a)(11b)間の本体ケ
ース側面に固定させると共に、前記スコープ(8)に光フ
ァイバ(33)を設け、該ファイバ(33)の一端面を前記ダイ
オード(32)の発光面に近接対向させるように、前記ファ
イバ(33)の一端側をスコープ(8)の取付部(27)に固設さ
せる。

また、前記ファイバ(33)の他端面がスコープ(8)後端部
の覗き部(8a)に対向するように、前記ファイバ(33)の他
端側をスコープ(8)後端側に延設させ、前記ダイオード
(32)の点滅並びに連続点灯によりスコープ(8)の覗き部
(8a)に対向する前記ファイバ(33)の他端面を発光させ、
電源のオン状態並びにビデオテープ(2)の駆動状態を表
示するように構成している。

「考案の効果」以上実施例から明らかなように本考案は、本体ケース
(6)に着脱自在に取付けるスコープ(8)内でビデオ動作中
を光表示するようにしたビデオカメラにおいて、前記本
体ケース(6)のスコープ(8)取付面にビデオ動作中を表示
する発光ダイオード(32)を備え、スコープ(8)装着時に
一端面を前記発光ダイオード(32)に対向させる光ファイ
バー(33)をスコープ(8)に内設し、前記光ファイバー(3
3)の他端面をスコープ(8)後端側の覗き部(8a)に対向さ
せたもので、ビデオ動作を表示する光信号を本体ケース
(6)側から光ファイバ(33)に供給する構成となり、スコ
ープ(8)の配線などを不要として該スコープ(8)の取付構
造の簡略化並びにスコープ(8)の着脱など取扱い操作性
の向上などを容易に行うことができる等の実用的な効果
を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の一実施例を示す要部の説明図、第２図
は全体の斜視図、第３図は側面説明図、第４図は部分説
明図である。 (2)……ビデオテープ (3)……デッキ部 (4)……カメラ部 (6)……本体ケース (8)……スコープ (33)……光ファイバ

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】本体ケース(6)に着脱自在に取付けるスコ
ープ(8)内でビデオ動作中を光表示するようにしたビデ
オカメラにおいて、前記本体ケース(6)のスコープ(8)取
付面にビデオ動作中を表示する発光ダイオード(32)を備
え、スコープ(8)装着時に一端面を前記発光ダイオード
(32)に対向させる光ファイバー(33)をスコープ(8)に内
設し、前記光ファイバー(33)の他端面をスコープ(8)後
端側の覗き部(8a)に対向させたことを特徴とするビデオ
カメラ。