JPH06250899A - 検索装置及び検索方法 - Google Patents

検索装置及び検索方法

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JPH06250899A
JPH06250899A JP5035310A JP3531093A JPH06250899A JP H06250899 A JPH06250899 A JP H06250899A JP 5035310 A JP5035310 A JP 5035310A JP 3531093 A JP3531093 A JP 3531093A JP H06250899 A JPH06250899 A JP H06250899A
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JP
Japan
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Application number
JP5035310A
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English (en)
Inventor
Koichi Nakagawa
晃一 中川
Koichi Munakata
浩一 宗像
Takaaki Maekawa
隆昭 前川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 データの格納されているリンクの階層に深さ
に関係なく類似したデータを検索できる検索装置及び検
索方法を得る。 【構成】 データをそのデータを特定するID番号と共
にデータベース1に記憶し、データのリンク情報をリン
ク情報管理部2に記憶し、データの連鎖的な検索経路を
検索履歴として履歴管理部3に保持し、検索したデータ
の識別項目を表示部4に表示する。さらに、データをク
ラスに分類してそのクラスに属するデータのリストをク
ラス情報として分類部5に保持し、検索部6でデータの
クラスと検索履歴を参照して、検索履歴に類似性のある
データを選択提示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、データの検索装置及
び検索方法に関し、特にコンピュータを用いて様々なデ
ータを管理する際に用いられるものである。
【0002】
【従来の技術】互いに関連するデータを連鎖的に検索し
参照する検索装置として、ハイパーテキストシステムが
ある。このハイパーテキストシステムでは、データから
データに生成されているリンクを辿ることによりデータ
を参照し続けることができる。ここでリンクとは、関連
したデータがお互いの識別番号としてID番号を保持し
ている機構をいう。
【0003】図14は、従来の検索装置の一例として、
特願平4ー264392号公報に記載された、ハイパー
テキストシステムに適用した検索装置を示す構成図であ
る。これはコンピュータ上に実装されているものであ
る。図において、1はデータをノード単位で管理するデ
ータベースである。ここでノードとはデータ管理におけ
る単位であり、各ノードは管理するデータのID番号を
保持している。2はノードのリンク情報を含むリンク情
報管理部、3は利用者の検索経路情報を含む履歴管理部
である。4はノードのリンク情報と検索経路から現在の
利用者の参照している位置を示す表示部である。
【0004】図15はデータのリンク構成を示すブロッ
ク図、図16は検索履歴を示す説明図である。図14に
示したハイパーテキストシステムにおいて、あるデータ
と類似したデータを検索する動作について説明する。ま
ず類似したデータについて説明する。以下、データ
は””で記載する。図15のようなリンク構成を持つデ
ータにおいて、現在参照中の”部品図1”は図16の検
索の履歴から、”A市地図1”を経由しながらリンクを
辿って得られたデータであることが分かる。ここで、”
B市地図1”に関しての”部品図1”に対応するデー
タ”部品図3”が類似したデータである。このようなデ
ータを検索するには、”部品図1”から”A市地図1”
のリンク元のデータ”地図選択メニュー”までリンクを
辿りながら履歴を遡り、そこで”B市地図1”を選択す
る。ここから履歴を参考にし、前に参照したデータと属
性とリンク構成が類似したものを辿り、”部品図1”に
類似するデータ”部品図3”を検索する。
【0005】また、図17は表示部4への表示例を示す
説明図である。図に示すように、データのリンク構造に
従って、キーワード等のデータを識別する項目を表示し
ている。ここでは現在のデータ”ポンプ”がデータ”設
備情報”にリンクしており、”緊急用ポンプ”、”入水
用ポンプ”、”出水用ポンプ ”の三つのデータがリン
クされていることを示している。
【0006】図18は従来の履歴管理部3の動作を説明
する説明図である。ここで、最初に参照したデータはd1
であり、現在参照中のデータはd4である。d1からd4へ辿
った履歴は、データを参照した順番通りに履歴管理部3
に格納される。この時、履歴管理部3ではデータを直接
格納するのではなく、データの存在するアドレスを格納
する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の検
索装置では、データをリンクを使って意味的に類似した
データを検索する場合、利用者がデータに生成されたリ
ンクを順次に辿って該当するデータを検索しているた
め、データの格納位置がリンク階層の深い場所にある
と、リンクを辿る回数が多くなり、検索するのが煩わし
く、利用者の検索の流れが不明瞭になりやすいという問
題点があった。
【0008】また、他の検索方法によれば、リンクを使
って意味的に類似したデータを検索する場合、予め類似
すると思われるデータの間にリンクを生成しておく方法
がある。ところが、この方法ではデータがその格納位置
によって意味が異なる場合があるので、データの格納位
置が変更されると関係のないリンクが生成される恐れが
あるという問題点があった。
【0009】また、従来の表示部4では参照した履歴が
長い場合、表示されるデータの量が多くなってしまうの
で、検索した利用者の意図が不明瞭になり易いという問
題点があった。
【0010】また、従来の履歴管理部3の管理方法で
は、ウインドウシステム上のハイパーメディアシステム
において、リンクが生成されていないデータの間の参照
が行われることがある。これはマウスなどの指示装置に
よって、画面上に表示されている以前に参照したデータ
を参照し、このデータからリンクを辿り続けて参照を行
う場合である。こうした場合、マウスで参照したデータ
と、その直前に参照されたデータの間にはリンクが生成
されていないため、検索履歴上にリンク関係のないデー
タが格納されてしまう。従って、履歴の内容が検索の履
歴として使用できないといった問題点があった。
【0011】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、検索時に類似したデータを、そ
のデータの格納されているリンクの階層に深さに関係な
く自動的に得ることができ、またこの時データの格納位
置が更新されても同様にして類似したデータを自動的に
得ることができる検索装置及び検索方法を得ることを目
的としている。また、検索した経路がその参照した数に
依存することなく、理解しやすいように表示できる検索
装置を得ることを目的としている。さらに、リンクの生
成されていないデータ間の参照が行われても、検索の履
歴を保持できる検索装置を得ることを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る検
索装置は、互いに関連するデータを連続的に検索し、参
照するものにおいて、データをそのデータを特定するI
D番号と共に記憶するデータベース、データのリンク情
報を記憶するリンク情報管理部、データの連鎖的な検索
経路を検索履歴として保持する履歴管理部、検索したデ
ータの識別項目を表示する表示部、データをクラスに分
類してそのクラスに属するデータのリストをクラス情報
として保持する分類部、及びデータのクラスと検索履歴
を参照することにより、検索履歴に類似性のあるデータ
を選択提示する検索部を備えたことを特徴とするもので
ある。
【0013】また、請求項2の発明に係る検索方法は、
互いに関連するデータを連続的に検索し、参照するもの
において、データをそのデータを特定するID番号と共
に記憶すると共に、データのリンク情報を記憶し、デー
タをクラスに分類してそのクラスに属するデータのリス
トをクラス情報として保持し、データの連鎖的な検索経
路を検索履歴として保持し、データのクラスと検索履歴
を参照することにより、検索履歴に類似性のあるデータ
を選択提示することを特徴とするものである。
【0014】また、請求項3の発明に係る検索装置は、
請求項1の発明における分類部を、データの属する型と
そのデータのリンク情報を用いて、分類を行うようにし
たものである。
【0015】また、請求項4の発明に係る検索装置は、
請求項3の発明における検索部の検索を、現在参照中の
データの検索履歴について、その途中に参照したデータ
と同じクラスに属するデータを指定することにより、指
定されたデータ以降の検索と、前回の検索で参照したデ
ータの属するクラスの順番とが同じになるようにしたも
のである。
【0016】また、請求項5の発明に係る検索装置は、
請求項1の発明における履歴管理部を、検索履歴に含ま
れるデータのリンク構成を有向グラフと見なした時、そ
の節となるデータの列を主履歴とし、また葉となるデー
タの列を補履歴とするようにしたものである。
【0017】また、請求項6の発明に係る検索装置は、
請求項5の発明における表示部を、データの現在までの
履歴を主履歴と補履歴とに分け、そのデータを特定する
識別項目を表示するようにしたものである。
【0018】また、請求項7の発明に係る検索装置は、
請求項1の発明における履歴管理部を、検索によって参
照したデータが既に検索履歴中に含まれている時、これ
以降の検索の履歴を、現在までに保持している履歴以降
に追加せず、履歴の途中に存在する既に参照したデータ
以降に挿入するようにしたものである。
【0019】
【作用】請求項1及び請求項2の発明における検索装置
または検索方法は、すべてのデータをいくつかのクラス
に分類し、検索するデータが属する型と検索履歴から、
検索履歴に類似性のあるデータを得るので、データが持
つリンク階層に深さに関係なく自動的に類似したデータ
を検索できる。
【0020】また、請求項3及び請求項4の発明におけ
る検索装置は、データを型とリンク構成から分類し、検
索するデータが属する型と検索履歴から類似したデータ
を得るので、データの格納位置が変化しても、類似した
データを検索することができる。
【0021】また、請求項5及び請求項6の発明におけ
る検索装置は、検索履歴にあるデータのリンク構成を有
向グラフと見なした時、節となるデータの列を主履歴と
し、また葉となるデータの列を補履歴としてこれを表示
するので、表示するデータ数が多くても表示し易い。
【0022】また、請求項7の発明における検索装置
は、参照したデータ間のリンクの有無を確かめ、以前に
参照したデータが履歴管理部に追加された場合、そのデ
ータ以降の検索の履歴を履歴の途中に追加する。従っ
て、以前に参照したデータが履歴として追加された場
合、このデータを検索履歴に追加することなく、現在の
検索履歴上の位置を以前に参照されたデータが格納され
ている位置に変更する。またこのデータ以降の検索履歴
は、変更された現在の位置に追加する。
【0023】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の実施例について説明する。
図1はこの発明の実施例1による検索方法をハイパーテ
キストシステムに適用した場合の検索装置を示すブロッ
ク図である。図において、5は各データを型により分類
する分類部、6は類似したデータを検索する検索部であ
る。
【0024】次に実施例1における検索装置の検索動作
について、図2のフローチャートに基づいて説明する。
また、図3はこの実施例で用いるデータのリンク構成を
示すブロック図であり、図4はこの実施例における検索
の履歴を示す説明図、図5はデータの属するクラスを示
す説明図である。ここでは例えば、図3のデータ”部品
図1”に対する類似したデータを検索する例について説
明する。
【0025】以後、””をデータ、「」をクラスと表記
する。現在参照中のデータを”部品図1”とする。まず
検索部6には、類似データを特定するためのデータaが
指定される。この実施例では”部品図1”に対して”B
市地図1”に関する類似データを検索するので、aは”
B市地図1”である。ステップ21ではaの属するクラ
スAを得る。図5からaの属するクラスAは「大項目地
図」である。次にステップ22からステップ24でAに
属するデータを図4のような検索履歴Hを遡ることによ
り探す。検索履歴Hは同図に示すようにデータを識別す
るIDを保持しており、ここでH(i)は検索履歴にお
いてi番目に格納されているデータを意味している。ま
た、nの初期値は現在参照しているデータの格納位置を
示しており、この実施例では図4より5である。検索履
歴を遡る時に、nはステップ24で1つ減らされてい
る。従って、該当するデータを発見した時、そのデータ
はH(n)となる。今、該当するデータは”A市地図
1”であり、この時nは2である。
【0026】ステップ25でi=1とし、ステップ26
でデータの変数bにaを代入する。ここでiはステップ
27からステップ210までの繰り返し処理における繰
り返しの回数を示している。ステップ27ではaに隣接
するデータの中から、H(n+i)のクラスの属するデ
ータを探す。もしデータが存在しなければ、ステップ2
3へもどり再び検索履歴HからAに属するクラスを探
す。もしデータがあればステップ28によりbにこれを
代入し、ステップ210でbのクラスが現在参照中のデ
ータのクラスと同じでなければ、ステップ29でiを1
つ増やして履歴を辿る。
【0027】この実施例では”B市地図1”にリンクさ
れているデータで、H(n+1)(n=2)のデータ”
A市地図2”のクラス「小項目地図」に属するものは”
B市地図2”と”B市地図3”である。この2つのデー
タの中でH(n+2)のデータ”ポンプ1”のクラス
「ポンプ」に属するデータをリンク先に持っているの
は”B市地図2”であり、リンク先のデータは”ポンプ
2”である。この”ポンプ2”に対しても同様に「図
面」に属するデータをリンク先から検索し”部品図3”
が得られる。この時得られた”部品図3”は現在参照中
のデータ”部品図1”と同じ「図面」に属しているの
で、ステップ210の条件により繰り返しを終了し、類
似したデータとして”部品図3”を返す。
【0028】以上述べたように、この実施例では、デー
タをそのデータを特定するID番号と共に保持すると共
に、データのリンク情報を記憶し、データをクラスに分
類し、これに属するデータのリストをクラス情報として
保持し、データの連鎖的な検索経路を検索履歴として保
持し、データの型と検索履歴を参照することにより、検
索履歴に類似性のあるデータを選択提示している。この
ように、すべてのデータをいくつかのクラスに分類し、
検索するデータが属する型と検索履歴から、自動的に類
似したデータを得るので、データが持つリンク階層に深
さに関係なく自動的に類似したデータを検索できる。
【0029】実施例2.この発明の実施例2による検索
装置について説明する。この実施例は主に分類部5で生
成されるクラス情報の生成方法についてのものである。
ここで、文書データ、画像データ、音声データ、表デー
タ、グラフデータ等の全てのデータの基本となるものを
型とし、任意のデータはこれらの型に属するデータの組
み合わせで表現する時、こうした組合わせをクラスと呼
ぶことにする。
【0030】図6はこの発明の実施例2における分類部
5の構成の一例を示すブロック図である。分類部5はク
ラス表5aを持っている。クラス表5aは存在する全て
のクラスの定義5bが含まれている。クラス定義5bは
クラス名と、隣接するデータのクラス情報であるクラス
属性5c、定義したクラスに属するデータのIDを含む
データメンバ5dで構成されている。クラス属性5cは
データにリンクによって隣接しているデータの型のリス
トを、リンク先とリンク元に分けて格納している。
【0031】図7は実施例2における分類部5におい
て、指定したデータが属するクラスを得る動作を示すフ
ローチャートである。また、図8はこの実施例で用いた
データのリンク構成を示す説明図である。図8におい
て、g1,g2はグラフ型、b1,b2は文書型、z
1,z2は図形型、d1,d2は異なるデータである。
この実施例では図8のd1、d2についてのクラスを得
る例について説明する。まず、分類部5はステップ71
によりクラス表5aの中からクラス定義5bを順に検索
し、指定されたデータのIDを持つクラス定義5bを検
索する。もし存在すれば、ステップ710により該当す
るクラス定義5bをクラス表5aから得る。もしクラス
定義5bが存在しない場合は、ステップ72で新規にク
ラス属性5cを作成し、ステップ73により指定された
データにリンクされているデータがあるかを調べる。も
しこれがあればステップ74,75でリンクされている
データの型を得て、ステップ76でステップ72で作成
したクラス属性5cにリンクされたデータの型を追加す
る。
【0032】上記に示した処理を、これを指定されたデ
ータに隣接するデータ全てについて行い、ステップ77
で新規にクラス定義5bを作成する。この時、クラス定
義5b内のデータメンバ5dには分類部5に指定された
データのIDを持つ。この実施例では、d1はリンク元
にg1、リンク先にb1,z1のデータが隣接してい
る。これらのデータはそれぞれグラフ型、文書型、図形
型に属しているので、このデータのクラス定義5bは図
9のようになる。ここではクラス属性5cとしてクラス
を識別するキーワードを格納している。
【0033】作成したクラス定義5bは、ステップ78
により現在のクラス表5aと参照され、既にクラス表5
aに登録されているかを調べられる。もしクラス定義5
bが存在しなければ、ステップ711によって追加し、
もし存在すればステップ79でクラス表5aに存在した
該当するクラス定義のデータメンバ5dに分類部5に指
定されたデータのIDを追加する。この実施例ではd2
はd1と同じクラスに属するデータが隣接している。こ
のため、d2について分類部5で作成したクラス定義5
bはd1で作成したクラス定義5bと一致する。よって
ステップ79でd1で作成したクラス定義のデータメン
バ5dにd2のIDを追加する。
【0034】この実施例における検索装置では、データ
を型とリンク構成で分類している。このため、検索履歴
の途中にあるデータと同じクラスに属するデータを検索
部6に指定すれば、指定されたデータ以降の検索が、前
回の検索で参照したデータの属するクラスの順番が同じ
になるように検索できる。また、このように分類すれ
ば、データの格納位置が変化しても、類似したデータが
検索でき、検索するデータが属する型と検索履歴から、
自動的に類似したデータを得ることができる。
【0035】実施例3.実施例1における履歴管理部3
の検索履歴に、以下に示す実施例3のような主履歴と補
履歴を用いて、表示部4にこの2つに履歴を表示するこ
ともできる。主履歴とは、リンクを辿った履歴を図10
のような有向グラフを用いて描画した時、節となるよう
なデータを履歴の先頭から順番に取りだしたものであ
る。また、補履歴とは、先の主履歴の最後のデータ以降
に参照されたデータの履歴を意味する。主履歴はデータ
検索の大まかな流れを指し、補履歴は主履歴の最後のデ
ータについてどのような順番でデータを参照しているか
を意味する。
【0036】ここで、図10のデータをイからトまで順
番に辿った時、この履歴の主履歴と補履歴を図11に示
す。主履歴はイ”設備情報”、ロ”ポンプ”、ホ”緊急
用ポンプ”のIDを保持し、補履歴はヘ”全体図”、
ト”部品図”のIDを保持している。このことから利用
者はイ”設備情報”からホ”緊急用ポンプ”を参照した
後、このデータについてのヘ”全体図”、ト”部品図”
を詳しく参照していることが分かる。
【0037】この実施例による検索装置は、表示するデ
ータ数が多くても表示しやすいように、検索履歴にある
データのリンク構成を有向グラフと見なした時に節とな
るデータの列を主履歴とし、また葉となるデータの列を
補履歴としてこれを表示している。従って、検索した経
路がその参照した数に依存することなく、理解しやすい
ように表示できる。
【0038】実施例4.この発明の実施例4による検索
装置に係る履歴管理部3における記憶動作を図12のフ
ローチャートを用いて示す。また、図13はこの実施例
で用いたデータのリンク構成を示す説明図である。ここ
ではd1からd4までをリンクを辿って参照した場合と
d4の次にd2をリンクを辿ることなく参照し、その後
d5,d6とリンクを辿った場合の履歴管理部3の動作
について説明する。履歴管理部3は図13に示すよう
に、最近に参照したデータの位置を現在の位置として持
っており、通常は検索履歴の最後になっている。
【0039】まず、ステップ121で履歴管理部3に指
定されたデータが検索履歴に存在するかを調べる。もし
存在しなければステップ123で現在の位置にデータを
追加する。この実施例ではd1からd4への検索では同
じデータを2度参照することはないので、図13の履歴
Aのような検索履歴となる。次にd2をリンクを辿るこ
となく参照すると、ステップ122により現在までの検
索履歴の中からd2の存在する位置を調べ、その位置を
履歴の現在の位置に変更する。d2以降に参照した履歴
はこの現在の位置以降に追加される。例えばd5,d6
を参照した時、検索の履歴は図13の履歴Bのようにな
る。
【0040】この実施例によれば、リンクの生成されて
いないデータ間の参照が行われても、検索の履歴を保持
できる。
【0041】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、互いに関連するデータを連続的に検索し、参照する
ものにおいて、データをそのデータを特定するID番号
と共に記憶するデータベース、データのリンク情報を記
憶するリンク情報管理部、データの連鎖的な検索経路を
検索履歴として保持する履歴管理部、検索したデータの
識別項目を表示する表示部、データをクラスに分類して
そのクラスに属するデータのリストをクラス情報として
保持する分類部、及びデータのクラスと検索履歴を参照
して、検索履歴に類似性のあるデータを選択提示する検
索部を備えたことにより、データが格納されているリン
ク階層の深さに関係なく、類似データを検索できる検索
装置が得られる効果がある。
【0042】また、請求項2の発明によれば、互いに関
連するデータを連続的に検索し、参照するものにおい
て、データをそのデータを特定するID番号と共に記憶
すると共に、データのリンク情報を記憶し、データをク
ラスに分類してそのクラスに属するデータのリストをク
ラス情報として保持し、データの連鎖的な検索経路を検
索履歴として保持し、データのクラスと検索履歴を参照
して、検索履歴に類似性のあるデータを選択提示するこ
とにより、データが格納されているリンク階層の深さに
関係なく、類似データを検索できる検索方法が得られる
効果がある。
【0043】また、請求項3の発明によれば、請求項1
の発明における分類部を、データの属する型とそのデー
タのリンク情報を用いて、分類を行なうようにしたこと
により、データの格納位置が変化しても、類似したデー
タを検索することができる検索装置が得られる効果があ
る。
【0044】また、請求項4の発明によれば、請求項3
の発明における検索部の検索を、現在参照中のデータの
検索履歴について、その途中に参照したデータと同じク
ラスに属するデータを指定することにより、指定された
データ以降の検索と、前回の検索で参照したデータの属
するクラスの順番とが同じになるようにしたので、デー
タの格納位置が変化しても、現在参照中のデータに関す
る類似データを検索できる検索装置が得られる効果があ
る。
【0045】また、請求項5の発明によれば、請求項1
の発明における履歴管理部を、検索履歴に含まれるデー
タのリンク構成を有向グラフと見なした時、その節とな
るデータの列を主履歴とし、また葉となるデータの列を
補履歴とすることにより、データを検索した経路の大ま
かな意味を全てのデータを表示することなく提示できる
検索装置が得られる効果がある。
【0046】また、請求項6の発明によれば、請求項5
の発明における表示部を、データの現在までの履歴を主
履歴と補履歴とに分け、そのデータを特定する識別項目
を表示することにより、データを検索した経路の大まか
な意味を全てのデータを表示することなく提示できる検
索装置が得られる効果がある。
【0047】また、請求項7の発明によれば、請求項1
の発明における履歴管理部を、検索によって参照したデ
ータが既に検索履歴中に含まれている時、これ以降の検
索の履歴を、現在までに保持している履歴以降に追加せ
ず、履歴の途中に存在する既に参照したデータ以降に挿
入することにより、従来のウインドウシステムにおける
ハイパーメディアシステムのようにリンクを辿ることな
く、既に参照したデータを自由に参照できるようなシス
テムでも履歴の意味を保つことがきる検索装置が得られ
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1による検索方法をハイパー
テキストシステムに適用した場合の検索装置を示すブロ
ック図である。
【図2】実施例1に係る検索装置の検索動作を示すフロ
ーチャートである。
【図3】実施例1に係るデータのリンク構成を示すブロ
ック図である。
【図4】実施例1に係る検索の履歴を示す説明図であ
る。
【図5】実施例1に係るデータの属するクラスを示す説
明図である。
【図6】この発明の実施例2に係る分類部5の構成の一
例を示すブロック図である。
【図7】実施例2における分類部5において、指定した
データが属するクラスを得る動作を示すフローチャート
である。
【図8】実施例2で用いたデータのリンク構成を示す説
明図である。
【図9】実施例2における分類部のクラス定義5bの構
成を示す説明図である。
【図10】実施例3に係るデータのリンク構成を示すブ
ロック図である。
【図11】実施例3における主履歴と補履歴を示す説明
図である。
【図12】実施例4に係る履歴管理部3における記憶動
作を示すフローチャートである。
【図13】実施例4に係るデータのリンク構成を示す説
明図である。
【図14】従来のハイパーテキストシステムに適用した
検索装置を示すブロック図である。
【図15】データのリンク構成を示すブロック図であ
る。
【図16】従来の検索履歴を示す説明図である。
【図17】従来の表示部4への表示例を示す説明図であ
る。
【図18】従来の履歴管理部3の動作を説明する説明図
である。
【符号の説明】
1 データベース 2 リンク情報管理部 3 履歴管理部 4 表示部 5 分類部 6 検索部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに関連するデータを連続的に検索
    し、参照するものにおいて、上記データをそのデータを
    特定するID番号と共に記憶するデータベース、上記デ
    ータのリンク情報を記憶するリンク情報管理部、上記デ
    ータの連鎖的な検索経路を検索履歴として保持する履歴
    管理部、検索した上記データの識別項目を表示する表示
    部、上記データをクラスに分類してそのクラスに属する
    上記データのリストをクラス情報として保持する分類
    部、及び上記データのクラスと上記検索履歴を参照する
    ことにより、上記検索履歴に類似性のあるデータを選択
    提示する検索部を備えたことを特徴とする検索装置。
  2. 【請求項2】 互いに関連するデータを連続的に検索
    し、参照するものにおいて、上記データをそのデータを
    特定するID番号と共に記憶すると共に、上記データの
    リンク情報を記憶し、上記データをクラスに分類してそ
    のクラスに属する上記データのリストをクラス情報とし
    て保持し、上記データの連鎖的な検索経路を検索履歴と
    して保持し、上記データのクラスと上記検索履歴を参照
    することにより、上記検索履歴に類似性のあるデータを
    選択提示することを特徴とする検索方法。
  3. 【請求項3】 分類部は、データの属する型とそのデー
    タのリンク情報を用いて、分類を行うことを特徴とする
    請求項第1項記載の検索装置。
  4. 【請求項4】 検索部は、現在参照中のデータの検索履
    歴について、その途中に参照した上記データと同じクラ
    スに属するデータを指定することにより、指定された上
    記データ以降の検索と、前回の検索で参照した上記デー
    タの属するクラスの順番とが同じになるように検索する
    ことを特徴とする請求項第3項記載の検索装置。
  5. 【請求項5】 履歴管理部は、検索履歴に含まれるデー
    タのリンク構成を有向グラフと見なした時、その節とな
    る上記データの列を主履歴とし、また葉となる上記デー
    タの列を補履歴とすることを特徴とする請求項第1項記
    載の検索装置。
  6. 【請求項6】 表示部は、データの現在までの履歴を主
    履歴と補履歴とに分け、そのデータを特定する識別項目
    を表示することを特徴とする請求項第5項記載の検索装
    置。
  7. 【請求項7】 履歴管理部は、検索によって参照したデ
    ータが既に検索履歴中に含まれている時、これ以降の検
    索の履歴を、現在までに保持している履歴以降に追加せ
    ず、履歴の途中に存在する既に参照した上記データ以降
    に挿入することを特徴とする請求項第1項記載の検索装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001357068A (ja) * 2000-04-28 2001-12-26 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 類似する関心を有する人物の間のネットワーキングを容易にし、情報に関する共同作業検索を容易にする、インターネット・ベースの方法
US8521663B1 (en) 1999-09-08 2013-08-27 C4Cast.Com, Inc. Community-selected content

Cited By (3)

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US8954361B1 (en) 1999-09-08 2015-02-10 C4Cast.Com, Inc. Community-selected content
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