JPH06249667A - 角速度センサ - Google Patents

角速度センサ

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JPH06249667A
JPH06249667A JP5040184A JP4018493A JPH06249667A JP H06249667 A JPH06249667 A JP H06249667A JP 5040184 A JP5040184 A JP 5040184A JP 4018493 A JP4018493 A JP 4018493A JP H06249667 A JPH06249667 A JP H06249667A
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JP5040184A
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Masahiro Fushimi
正弘 伏見
Yoshihisa Sano
義久 左納
Miki Tamura
美樹 田村
Yoshiki Uda
芳己 宇田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型で高感度な角速度センサを提供する 【構成】 駆動素子201に交流電圧が印加されると、
駆動素子は駆動用梁部102を振動させる。この振動は
中継重量部103および検出用梁部104,105を介
して重量部107を振動させる。重量部が振動している
とき角速度センサが方向109に回転されると、重量部
はコリオリ力を発生させる。コリオリ力は検出用梁部を
変形させる。この変形量が角速度検出素子203により
角速度として検出される。振動に寄与する重量部を中継
重量部で折り返し、各々を検出用梁部で結合する形状と
することにより、検出用梁部の長さを大きくして検出感
度を高め、センサ寸法を小さくすることを可能にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は振動ジャイロ型の角速度
センサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、物体の姿勢、動き、速度等の情報
を得るために物体の方位を検出するものとしてジャイロ
が知られている。ジャイロはよく知られているように、
独楽の原理を利用した機械式機構からなる方位検出装置
であって、船舶や航空機の慣性航法装置として利用され
てきた。ジャイロは初期位置入力が正確であれば高精度
の絶対位置検出が可能であり、また、初期位置入力がな
い場合にも相対位置検出を常に高精度に行うことができ
るという優れた長所を有している。しかし、従来のジャ
イロは準機械的構造であるため極めて高精度の部品を要
し、従って、非常に高価であり、しかも体積及び重量が
大きいという欠点がある。
【0003】近年高価なジャイロを用いても高精度の検
出を行いたいという需要は、以前に比ベていっそう増加
している。しかし、従来の機械式ジャイロを各種装置や
機器に搭載した場合に、装置や機器が大型かつ大重量化
してしまうので、従来の機械式ジャイロの利用は比較的
限られた分野のみに留まっていた。
【0004】しかし、最近になって従来の機械式ジャイ
ロに設けられていた回転独楽の代わりに音さなどの振動
子を用いる振動ジャイロが開発されたため、ジャイロの
利用分野の拡大が可能になり、各種の機器や装置にジャ
イロ式検出器を搭載できる可能性が大きくなった。
【0005】この振動ジャイロは、一定の振動数で振動
している音さ等の振動子に外力による角速度が加わった
時に振動子に生ずるコリオリ力を検出することによって
角速度を検出するものであり、回転独楽がないため非常
に小型であるととも低コストで作製することができると
いう利点がある。また、高精度の検出が可能であるとい
う長所を有しているため、各種機器の振動検出装置や方
位検出装置として利用されることが期待されている。
【0006】図9は、従来の振動型の角速度センサの一
例を示すものである。81は角速度検知用梁部であり、
82は検出部である圧電素子である。検出用梁部81は
結合部83を介して、他端を固定部86で固定された駆
動用梁部84に接続され、駆動源である圧電素子85に
より、矢印87の方向に振動する。このとき、方向88
に角速度が加わると、方向89にコリオリ力が作用し、
検出用梁部81が歪む。この歪量を検出部81で検出す
ることによりコリオリ力に比例する角速度を求めること
ができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】小型機器に搭載する角
速度センサについては小型であることが望ましい。しか
しながら、従来の形状では角速度センサを小型化すると
感度も低下するという問題があった。
【0008】本発明は上記問題に鑑み、振動型の構成を
有し小型ながら感度が高い角速度センサを提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の角速度センサ
は、矩形プレート状の駆動用梁部と、駆動用梁部の第1
の側部に連結されており、かつ角速度測定対象に連結さ
れるべき支持部と、支持部が連結されている駆動用梁部
の第1の側部と対向する駆動用梁部の第2の側部に連結
されており、第2の側部に沿って両方向に駆動用梁部外
に延び出している中継重量部と、中継重量部の両終端か
らそれぞれ駆動用梁部の第3,第4の側部に沿って、か
つ第3,第4の側部との間に空隙を保ちつつ、支持部方
向に延びる2本の検出用梁部と、支持部との間に空隙を
保ちつつ、支持部に沿って延び、検出用梁部の両終端間
を連結する重量部と、駆動用梁部の少なくとも一面に固
定され、駆動用梁部を振動させる駆動素子と、検出用梁
部の少なくとも一方に配設され、検出用梁部の変形を検
出する角速度検出素子とを有する。
【0010】
【作用】駆動素子に交流電圧が印加されると、駆動素子
は駆動用梁部を振動させる。この振動は中継重量部を介
して重量部を振動させる。重量部が振動しているとき角
速度センサが回転されると、重量部はコリオリ力を発生
させる。コリオリ力は検出用梁部を変形させる。この変
形量が角速度検出素子により角速度として検出される。
振動に寄与する重量部を中継重量部で折り返し、各々を
検出用梁部で結合する形状とすることにより、検出用梁
部の長さを大きくして検出感度を高め、センサ寸法を小
さくすることを可能にした。
【0011】
【実施例】次ぎに、本発明の実施例について図面を参照
して説明する。図1は本発明の角速度センサの第1の実
施例を示す斜視図であり、図2は図1のA−A拡大断面
図である。支持部101はベース100の上に固定され
ており、支持部101の一側面からは、支持部101の
厚みより薄くされた駆動用梁部102が延びている。駆
動用梁部102の延長端には、駆動用梁部102の延長
方向に対し直角に両方向に延びる中継重量部103が形
成されている。中継重量部103の厚みは、支持部10
1の厚みと同一にされている。中継重量部103の両延
長端からは、検出用梁部104,105が駆動用梁部1
02との間に空隙部106を保ちつつ支持部101の方
向に延びている。
【0012】検出用梁部104,105の厚みは、捻れ
にくいように支持部101の厚みと同一にされている
が、幅は角速度検出に好都合なように狭くされている。
支持部101の配置された場所を越えて延びた検出用梁
部104,105の延長端は重量部107により相互に
接続されている。重量部107の厚みも支持部101の
厚みと同一にされている。重量部107と支持部101
との間には空隙108が設けられている。
【0013】駆動用梁部102の上面には駆動用梁部1
02を振動させるための駆動素子201が固定され、下
面には駆動素子201による駆動用梁部102の振動を
検出するために、駆動素子201と等価と看做されるよ
うな振動検出素子202が固定されている。検出用梁部
104の側面であって中継重量部103に近いところ
に、角速度検出素子203が固定されている。本実施例
の場合には、各素子201,202,203はチタン酸
・ジルコン酸・鉛(以降においてはPZTと略記する)
で形成されている。
【0014】本実施例は上述したように構成されている
から、駆動用素子201に駆動用の交流電圧を印加すれ
ば駆動素子201は駆動用梁部102を振動させ、この
振動は中継重量部103および検出用梁部104,10
5を介して重量部107を励振方向110に振動させ
る。この際、駆動検出素子202が駆動素子201によ
る駆動用梁部102の振動状態を検出する。この検出結
果のフィードバックに基づき、駆動素子201を駆動す
る駆動制御部(不図示)はその駆動量を所望のものにな
るように調節する。重量部107が励振方向110に振
動されているとき、全体が矢印の方向109に向けて回
転されたとすると、検出用梁部104,105には矢印
の方向111にコリオリ力が働き、検出用梁部104,
105は変形する。この変形量は角度検出素子203に
より角速度として検出される。
【0015】なお、本実施例において適用された各種パ
ラメータのうち、駆動用素子201に印加される交流電
圧は5Vで1kHzとし、各部101,103,10
4,105,107の厚みは2mm、駆動用梁部102
の厚みおよび素子201,202の厚みは200μm、
横方向(重量部107の延長方向)の外寸は5mm、縦
方向(検出用梁部104,105の延長方向)の外寸は
10mmとした。
【0016】次に本実施例の角速度センサの形成方法に
ついて図3を参照して説明する。シリコン基板301の
上下面には、ジクロロシランおよびアンモニアガスを原
料としたLPCVD成膜法を用いて窒化シリコン膜30
2を0.2μmの厚さに堆積させた後、構造体を形成す
るために両面マスクアライナ装置を用いたフォトリソグ
ラフィ法を用いて、空隙部106,108に相当するこ
ととなる窒化シリコン膜302の一部を除去しエッチン
グ部303(空隙部106に相当する部分は図面上では
観察できない)とする(図3(a))。窒化シリコン膜
302を除去するのには、四フッ化炭素を用いた反応性
イオンエッチング法を適用した。
【0017】図3(a)で示された基板に対し、約11
0゜Cに加熱した水酸化カリウム水溶液を用いて所望時
間エッチングを行うと、エッチング部303が形成され
ていた所に、シリコンの(111)結晶面である斜面3
04が現れる(これは、予めシリコン基板301が(1
11)結晶面を出現させるように切り出されているから
である)。さらに、上述したフォトリソグラフィ法なら
びに反応性イオンエッチング法を用いてエッチング部3
05を形成する(図3(b))。
【0018】次に、再び加熱した水酸化カリウム水溶液
によりエッチングを行い、駆動用梁部102を形成す
る。このエッチングの間に斜面304および斜面間を接
続する面もエッチングを受け空隙部106,108が形
成される(図3(c))。この場合に、空隙部106,
108を形成する壁面がエッチングによりほぼ垂直にな
る時間と、駆動用梁部102の厚みが所望のものとなる
時間とは一致させられている。また、上述のエッチング
に用いられるエッチング溶液としては、水酸化カリウム
水溶液を用いたが、ヒドラジン、アンモニア、テトラメ
チルアンモニウムハイドロオキサイド等のシリコンの異
方性エッチングを示すエッチング液を用いることができ
る。
【0019】図3(c)のように形成された部分を複数
含む基板より個々の素子を切断線308に沿って切り出
し、PZT焼結体よりなる駆動素子201および駆動検
出素子202を駆動用梁部102の上面と下面に接着す
る(図3(d))。なお、これらPZT結晶体の両面に
は、予めして銀電極がスクリーン印刷で形成され分極処
理が行なわれており、エポキシ系接着剤で接着された。
このように切り出された素子の駆動素子201および駆
動検出素子202には、リード線が接続されるととも
に、素子の支持部101は凸部を有するベース100
(角速度を測定しようとする対象物に相当する)に固定
される。本実施例においては、角速度1゜/secで回
転方向109に回転した場合、検出部103からは、
0.2mVの出力が得られた。
【0020】図4は、図1の実施例の角速度センサをカ
メラの像ぶれ抑制システムとして適用した、角速度セン
サの応用例を示す構成図である。図4において、30は
補正光学系、31は光軸中心、31P,31Yは各々カ
メラの縦ぶれ、横ぶれ方向、32はレンズ鏡筒、33
P,33Yは図1の実施例で説明した角速度センサ、3
4P及び34Yは角速度検知方向、35P及び35Yは
積分回路、36は光学系の一部をなす固定レンズ、37
P及び37Yは補正光学系駆動部、38Pおよび38Y
は補正光学系位置センサ、39は像面である。
【0021】角速度センサ33P,33Yの角速度信号
を積分回路35P,35Yで積分して手ぶれ角変位に変
換する。この変換された角変位信号は、補正光学系30
をX,Y方向に変位させる駆動部37P,37Yに入力
されてこの補正光学系30を駆動させ、像面39での像
安定を確保し、像ぶれ抑制を行うようになっている。ま
た、補正光学系30の位置検出センサ38P,38Y
は、変位量を検出してフィードバック制御に利用され
る。上記構成のカメラの像ぶれ抑制システムは良好に動
作し像ぶれを抑制した。
【0022】次に、本発明の第2の実施例について図5
を参照して説明する。本実施例においては、図1の実施
例で示された角速度センサの素子が二つ重ねられた構造
をしている。図5において、401は角速度センサの素
子を保持するケースとなるセンサケース部であり、40
3は二つの素子間のスペーサとなるスペーサ部である。
本実施例においては、二つの素子の励振方向を逆位相と
し、二つの素子の出力の差をとることにより矢印B方向
の重力・加速度等によるオフセット成分を相殺すること
ができる利点がある。また、本実施例の角速度センサに
おいて、内部を真空封止することによりさらに特性向上
を計ることができる。すなわち、内部を減圧状態にする
ことにより、空気粘性による影響が低減され振動の電気
機械変換特性が向上して、10倍〜100倍程度の感度
向上が可能である。この場合、空気を介在した温度変化
の影響を受けにくくなるため出力の熱的安定化も同時に
図ることができる。さらに、本実施例で説明した回路部
またはその一部をCMOS構成とし、支持部101や中
継重量部103内に形成することも可能である。この場
合には、回路構成部における小型化によるシステムのさ
らなる小型化が可能である。
【0023】次に、本発明の第3の実施例について図6
を参照して説明する。501はベース500に固定され
た支持部、502は駆動用梁部、503は中継重量部、
504,505は検出用梁部、506は空隙部、507
は重量部、508は支持部501と重量部507との間
の空隙部、509は検出すべき角速度の方向、510は
励振方向、511はコリオリ力が発生する方向、601
はPZTからなる駆動素子、603は酸化亜鉛からなる
角速度検出素子、604は引きだし線、605は電極パ
ッド、606は電極パッドのひとつと駆動素子とを接続
するリード線である。
【0024】図6の実施例の動作原理について図7を参
照して説明する。607は検出用梁部504の歪みの中
立面であり、608,609はそれぞれ歪みの方向を示
している。角速度検出素子603は2つの金電極で挟ま
れる構造を有し、各金電極はそれぞれ引きだし線604
により電極パッド605に接続されている。角速度セン
サに角速度が方向509に加わると、コリオリ力が方向
511に発生し、検出用梁部504においては、中立面
607を境にして両側で608または609の方向に歪
む。この歪を、中立面より離れた検出用梁部504の片
側に形成した角速度検出素子603で検出する。なお、
本実施例では、検出部として圧電体を用いたが、ピエゾ
抵抗素子等歪を検出する手段を同様に適用することが可
能である。またこの時、もう一方の検出用梁部505に
角速度検出素子を設け、2つの角度検出素子の出力の差
をとることにより、励振方向510の重力・加速度等の
影響をによる出力信号のオフセット成分を簡単に取り除
くこともできる。なお、本実施例を駆動するに際して
は、駆動交流電圧は5Vおよび駆動周波数は1.5kH
zが適当であった。
【0025】図6の角速度センサの作成方法について図
8を参照して説明する。ガラス基板701には、1mm
厚のPEG3感光性ガラス(HOYA(株)製)を用い
た。図8(a)において、ホトレジス材を基板701表
面に、センサ構造のためのパターンを形成する紫外線マ
スク部702を形成する。次に、紫外線照射を行い、マ
スク材を取り除いた後熱処理による現像を行い、さらに
その後紫外線を照射し未露光部を露光する。この後、1
0%フッ化水素酸溶液でエッチングを行い、図8(b)
における空隙部508を形成する。次に、クロムを下地
とする金の引き出し線604および電極パッド605な
らびに駆動用、検知用電極部(図示せず)を真空蒸着法
およびエッチングにより所望のパターンに同時に形成す
る。次に、駆動検出素子として酸化亜鉛をスパッタ法に
より形成し(図示せず)、さらに、駆動検出素子の上お
よび引き出し電極用として金電極部(図示せず)を形成
する。この後、駆動素子601としてPZT焼結体を図
1の実施例と同様な方法でガラス基板に接着し図8
(c)の状態とした。最後に、図8(d)に示すよう
に、支持部501とベース500の突出部とを接着し
て、本実施例の角速度センサを形成する。この構成にお
いて、2つの角速度検出素子のたわみ変形に伴う出力電
圧の差信号により良好に角速度を検出することができ
た。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、駆動素子
による駆動用梁部の振動を中継駆動素子および検出用梁
部を介して支持部の近くに設けられた重量部に伝達する
ことにより、小型で高感度な角速度センサを提供するこ
とができる。この効果は、カメラ、ビデオカメラ等の小
型機器において多大であり、センサ部が大きい故の機器
のデザイン的制約を飛躍的に減少させた。また、ロッボ
ットアーム等の複雑な動きを有する装置の制御用センサ
等の小型のセンサが要求されるシステムヘの適用も可能
である。
【0027】さらに、本発明は、検出部の形成において
高い加工精度を有するフォトリソグラフィ法およびエッ
チング法の適用が可能であり、加工誤差の低減による検
出感度の飛躍的向上を図ることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の角速度センサの第1の実施例を示す斜
視図である。
【図2】図1のA−A拡大断面図である。
【図3】図1の実施例の角速度センサの形成方法を示す
工程図である。
【図4】図1の実施例の角速度センサをカメラの像ぶれ
抑制システムとして適用している、角速度センサの応用
例を示す構成図である。
【図5】本発明の角速度センサの第2の実施例を示す斜
視図である。
【図6】本発明の角速度センサの第3の実施例を示す斜
視図である。
【図7】図6の実施例の動作原理を説明するための図で
ある。
【図8】図1の実施例の角速度センサの形成方法を示す
工程図である。
【図9】従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
30 補正光学系 31 光軸中心 32 レンズ鏡筒 33P,33Y 角速度センサ 34P,34Y 角速度検出方向 35P,35Y 積分回路 36 固定レンズ 37P,37Y 補正光学系駆動部 38P,38Y 補正光学系位置センサ 39 像面 100,500 ベース 101,501 支持部 102,502 駆動用梁部 103,503 中継重量部 104,105,504,505 検出用梁部 106,108,506,508 空隙部 107,507 重量部 109,509 検出すべき角速度の方向 110,510 励振方向 111,511 コリオリ力発生方向 201,601 駆動素子 202,602 駆動検出素子 203,603 角速度検出素子 401 センサケース 403 スペーサ部 604 引きだし線 605 電極パッド 606 リード線 607 中立面 608,609 歪みの方向 701 ガラス基板 702 紫外線マスク部
フロントページの続き (72)発明者 宇田 芳己 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形プレート状の駆動用梁部と、 駆動用梁部の第1の側部に連結されており、かつ角速度
    測定対象に連結されるべき支持部と、 支持部が連結されている駆動用梁部の第1の側部と対向
    する駆動用梁部の第2の側部に連結されており、第2の
    側部に沿って両方向に駆動用梁部外に延び出している中
    継重量部と、 中継重量部の両終端からそれぞれ駆動用梁部の第3,第
    4の側部に沿って、かつ第3,第4の側部との間に空隙
    を保ちつつ、支持部方向に延びる2本の検出用梁部と、 支持部との間に空隙を保ちつつ、支持部に沿って延び、
    検出用梁部の両終端間を連結する重量部と、 駆動用梁部の少なくとも一面に固定され、駆動用梁部を
    振動させる駆動素子と、 検出用梁部の少なくとも一方に配設され、検出用梁部の
    変形を検出する角速度検出素子とを有する角速度セン
    サ。
  2. 【請求項2】 前記支持部、駆動用梁部、中継重量部、
    検出用梁部、重量部は一体として成形されている請求項
    1記載の角速度センサ。
  3. 【請求項3】 前記支持部、駆動用梁部、中継重量部、
    検出用梁部、重量部はシリコン単結晶基板をエッチング
    して成形した請求項2記載の角速度センサ。
  4. 【請求項4】 前記支持部、駆動用梁部、中継重量部、
    検出用梁部、重量部は平板感光性ガラスで成形した請求
    項2記載の角速度センサ。
  5. 【請求項5】 前記2本の検出用梁部には、それぞれ角
    速度検出素子を配設した請求項1記載の角速度センサ。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の角速度センサを2つ以上
    積載して構成した角速度センサ。
  7. 【請求項7】 前記駆動用梁部においては、駆動素子が
    固定された面に対向する面に駆動素子と等価な駆動検出
    素子が固定されている請求項1ないし6のいずれか1項
    記載の角速度センサ。
  8. 【請求項8】 前記各部は真空中に保持されている請求
    項1ないし7のいずれか1項記載の角速度センサ。
  9. 【請求項9】 前記駆動素子に交流駆動電源を供給し、
    前記駆動用梁部を振動させるとともに、角速度検出素子
    からの出力により角速度を検出する角速度検出制御回路
    を有する請求項1ないし8のいずれか1項記載の角速度
    センサ。
  10. 【請求項10】 前記駆動検出素子の出力をフィードバ
    ック信号として受けることにより、前記駆動用梁部の振
    動状態を検出し、振動状態が理想のものとなるように前
    記駆動素子に供給する交流駆動電源を制御する角速度検
    出制御回路を有する請求項7記載の角速度センサ。
  11. 【請求項11】 前記2本の検出用梁部にそれぞれ配設
    された角速度検出素子の出力が互いに逆位相となるよう
    に配設し、両角速度検出素子からの出力の差信号を求め
    ることにより、角速度を検出する角速度検出制御回路を
    有する請求項5記載の角速度センサ。
JP5040184A 1993-03-01 1993-03-01 角速度センサ Pending JPH06249667A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5578754A (en) * 1993-12-16 1996-11-26 Nippondenso Co., Ltd. Vibration-type angular-velocity sensor
WO1999019689A1 (fr) * 1997-10-14 1999-04-22 Omron Corporation Detecteur de vitesse angulaire
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CN110319821A (zh) * 2018-03-30 2019-10-11 精工爱普生株式会社 物理量传感器及其制造方法、电子设备和移动体

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