JPH0624808U - 手動式電気ドリル装置の保持装置 - Google Patents

手動式電気ドリル装置の保持装置

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JPH0624808U
JPH0624808U JP6615592U JP6615592U JPH0624808U JP H0624808 U JPH0624808 U JP H0624808U JP 6615592 U JP6615592 U JP 6615592U JP 6615592 U JP6615592 U JP 6615592U JP H0624808 U JPH0624808 U JP H0624808U
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drill
manual electric
holding device
electric drill
holding
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JP6615592U
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Inventor
武 松本
Original Assignee
株式会社カタシマクリエーション
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 手動式電気ドリル装置で鉄または鋼材に穴あ
け加工をおこなう時に、材料の面に対して垂直に、精度
よく穴をあけることができる保持装置を提供する。 【構成】 手動式電気ドリル装置1の保持装置10は、
ドリル装置1に取付ける装着部12と、保持装置10を
取付けたドリル装置1を鉄または鋼材に固定する電磁石
装置14と、保持装置10と電磁石装置14とを接続す
る連結軸16と、ハンドル34を操作して保持装置10
を連結軸16に沿って移動して電気ドリル装置1のドリ
ル3に送り作業をおこなわせる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は手動式電気ドリル装置の保持装置、より詳しく述べると、鉄および 鋼材に穴加工をおこなう手動式の電気ドリルを作業時に正しく保持する装置に関 する。
【0002】
【従来の技術】
従来、手動式電気ドリル装置を使用して鉄あるいは鋼材に穴あけ加工をおこな う場合には、電気ドリル装置の保持と、作動時の装置の振動と、ドリルの送り作 業などによって、鋼材の表面に対して、必ずしも正確に垂直に穴あけ加工をする ことができなかった。
【0003】 また、手動式電気ドリル装置を使用して、鉄あるいは鋼材に穴あけ加工をする 場合には、ドリルの先がふれることがあって、加工精度に悪い影響を与えること が少くなかった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
以上に述べたように、手動式電気ドリル装置を用いて鉄または鋼材に穴あけ加 工するに当っての諸問題が、この考案の解決すべき課題である。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案は、手動式電気ドリル装置を鉄あるいは鋼材の穴あけ加工をしようと する位置に、ドリルの中心軸線が垂直になるように電磁石装置によって固定する ことができるようにした保持装置を提供する。
【0006】
【実施例】
この考案を図面について詳細に説明する。図1は手動式電動ドリル装置1に、 この考案の保持装置10を取付けた状態を示す斜視図である。
【0007】 保持装置10は、主として、この装置を手動式電動ドリル装置1の本体2に取 付ける装着部12と、保持装置10を取付けたドリル装置1を鉄または鋼材の表 面に固定するための電磁石装置14と、装着部12と電磁石装置14とを接続す る1対の連結軸16とから成っている。
【0008】 図2に示すように、保持装置10の装着部12は電気ドリル装置1のドリル3 を取付けるチャック4よりも上方の本体2に保持装置10を固定するものである 。本体2に保持装置10を着脱可能に取付けるために、装着部12は平板状の第 一の支持板18と第二の支持板20とを有する。図3に示すように、第一の支持 板18には本体2の一方の側面を収容することができる開口22が形成してあり 、第二の支持板20には本体2の他方の側面を収容することができる開口23が 形成してある。第一の支持板18の開口22にドリル装置1の本体2の一方の側 面をあてがい、第二の支持板20で本体2を包囲して、第一の支持板18に第二 の支持板20を適当なねじ部材24で取付けるようにしてある。
【0009】 第1の支持板20は、装着部12を電磁石装置14と接続する1対の連結軸1 6を貫通するようにしてある。なお、この1対の連結軸16は長手方向の外側に 沿ってラック26が形成してある。
【0010】 第一の支持板20には、その両側端から上方に伸長する直立板体28が固定し てあって、その上端に駆動軸30が取付けてある。図3に示すように、駆動軸3 0には1対の連結軸16のラック26とそれぞれ噛み合うようにピニオン32が 固定してあり、駆動軸30の一方の端部は外方に伸長してあって、その端部に、 この軸30を駆動するためのハンドル34が取付けてある。
【0011】 連結軸16の下端に、連結軸16の垂直軸線に対して直角に1対の電磁石装置 14を取付ける保持板36が固定してある。図1に示すように、保持板36の下 面は平坦面であって、電磁石装置14はそれ自体公知の、鉄心とコイルとから成 り、コイルに給電することによって電磁石装置14を鉄または鋼鉄材に吸着して 、手動式電動ドリル装置1を穴あけ加工しようとする鉄または鋼材の所定の位置 に、1対の電磁石装置14の中間を通るドリル3の軸線が垂直になるように固定 する。
【0012】 電磁装置14の下端、すなわち、その保持板36の下面を電動ドリル装置1に 取付けたドリル3の長さについて、最も適切な位置にするために、位置調節装置 38が連結軸16と協働するように設けてある。この位置調節装置38は、図4 に示すように、板状のストッパー40と調節ノブ42とから成っていて、板状の ストッパー40には1対の連結軸16を通す1対の開口44,44が設けてあり 、両開口を連結する切り溝46が形成してある。調節ノブ42はその軸線が切り 溝46の軸線と直交するようにストッパー40に取付けてあり、このノブ42を ゆるめればストッパー40の開口44が連結軸16について自由に移動でき、ノ ブ42を締めればストッパー40が連結軸16に固定する、なお、装着部12と ストッパー40との間にはコイルばね46が配設してあって、穴あけ加工作業が 終了後にドリル3を材料から取り外す作業を容易にしてある。
【0013】 また、図2に示すように、連結軸16の上端部にも、位置調節装置38と全く 同構造のストッパー48が取付けてあって、このノブを締付けることによって、 連結軸16が装着部12から脱落することを未然に阻止できるようにしてある。
【0014】
【作用と効果】
この考案の手動式電動ドリル装置1の保持装置10は以上に詳細に説明した通 りの構造であるから、保持装置10の第一の支持板18の開口22にドリル装置 1の本体2をあてがい、第二の支持板20を第一の支持板18にねじ部材24で 固定して、ドリル装置1に保持装置10を装着する。
【0015】 次に、ドリル3の長さに応じて、連結軸16に取付けられている電磁石装置1 4の下端、すなわち電磁石装置保持板36の下面の位置を、位置調節装置38の ノブ42を回動して設定する。
【0016】 このようにして、手動式電動ドリル装置1を穴あけ加工しようとする鉄材また は鋼板の加工部位に設置して、電磁石装置14を附勢して、ドリル装置1をその 場に直立した状態で固定する。そこで、電気ドリル装置1のスイッチをオンにし て、ドリル3を回転させ、ハンドル34を回動する。ハンドル34を回転するこ とによって、連結軸16のラック26と噛み合っている駆動軸30に取付けたピ ニオン32が回転し、保持装置10を電気ドリル装置1とともに連結軸16に沿 って移動させ、ドリル3の送り作業、すなわち穴あけ加工をおこなうことができ る。
【0017】 この考案によれば、電気ドリル装置1は電磁石装置14によって確実に鉄また は鋼材に固定されるので、従来のように作業時にドリル装置が不安定で、揺動す ることがなく、材料に垂直に精度のすぐれた穴加工をすることができる。
【0018】 さらに、この考案の装置によれば、手でドリル装置1を保持することなく、ハ ンドル34を回動してドリル3の送り作業をすることができるので、極めて容易 で軽い力で穴あけ加工をすることができる。
【0019】 なお、この考案の手動式電動ドリル装置の保持装置10の各構成部分は、前述 の実施態様に記載のものを変更して実施することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の保持装置を手動式電動ドリル装置に
取付けた状態を示す斜視図である。
【図2】この考案の保持装置の構造を示す断面図であ
る。
【図3】この考案の保持装置の装着部を説明する平面図
である。
【図4】この考案の保持装置の位置調節装置を説明する
平面図である。
【符号の説明】
1 手動式電気ドリル 2 本体 3 ドリル 4 チャック 10 保持装置 12 装着部 14 電磁石装置 16 連結軸 18 第一の支持板 20 第二の支持板 22,23 開口 24 ねじ部材 26 ラック 28 直立板体 30 駆動軸 32 ピニオン 34 ハンドル 36 電磁石装置保持板 38 位置調節装置 40 ストッパー 42 調節ノブ 44 開口 46 コイルばね

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手動式電気ドリル装置(1)に着脱する
    ことができるようにした装着部(12)と、前記装着部
    (12)を取付けた前記手動式電気ドリル装置(1)の
    ドリル(3)の軸線が鉄または鋼材の表面に対して垂直
    をなすように前記手動式電気ドリル装置(1)を固定す
    る電磁石装置(14)と、前記装着部(12)と前記電
    磁装置とを接続する連結軸(16)と、前記連結軸(1
    6)にラック(26)を設けたことと、前記装着部(1
    2)にハンドル(34)によって回動することができる
    駆動軸(30)を装架し、前記駆動軸(30)に前記ラ
    ック(26)と噛合うピニオン(32)を設けたこと
    と、前記装着部(12)と前記電磁石装置(14)との
    間隔を前記連結軸(16)について所定の位置に設定す
    る位置調節装置(38)とから成る手動式電気ドリル装
    置の保持装置。
  2. 【請求項2】 前記電磁石装置(14)を1対のものと
    した請求項1に記載の手動式電気ドリル装置の保持装
    置。
  3. 【請求項3】 前記連結軸(16)を1対のものとした
    請求項1に記載の手動式電気ドリル装置の保持装置。
JP6615592U 1992-08-31 1992-08-31 手動式電気ドリル装置の保持装置 Pending JPH0624808U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013022709A (ja) * 2011-07-25 2013-02-04 Ishikame Kogyo:Kk 孔穿け作業台

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59166403A (ja) * 1983-03-07 1984-09-19 Sankiyougumi Kogyosho:Kk 磁気ベ−ス付可搬型工具の安全装置
JPH0319708A (ja) * 1989-06-15 1991-01-28 Nitto Giken Kk 電磁石ベース付ドリル装置

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