JPH06246714A - トンネルライナの型枠内割りつけ方法 - Google Patents
トンネルライナの型枠内割りつけ方法Info
- Publication number
- JPH06246714A JPH06246714A JP5038765A JP3876593A JPH06246714A JP H06246714 A JPH06246714 A JP H06246714A JP 5038765 A JP5038765 A JP 5038765A JP 3876593 A JP3876593 A JP 3876593A JP H06246714 A JPH06246714 A JP H06246714A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drum
- liners
- tunnel liner
- tunnel
- liner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Lining And Supports For Tunnels (AREA)
- Moulds, Cores, Or Mandrels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】円弧板状のコンクリート製のトンネルライナ
を、遠心成形型枠ドラムにの割りつけ、効率よく製造す
る。 【構成】トンネルライナの１円周を四分円弧以下の任意
の弧長を有する５枚に分割し、そのうちの４枚を、例え
ば上ドラム１１にライナＡ、Ｋ、下ドラムにライナＢ、
Ｂ、を割りつけ、この組み合わせを変えて、各ライナが
同数となるように調整する。
を、遠心成形型枠ドラムにの割りつけ、効率よく製造す
る。 【構成】トンネルライナの１円周を四分円弧以下の任意
の弧長を有する５枚に分割し、そのうちの４枚を、例え
ば上ドラム１１にライナＡ、Ｋ、下ドラムにライナＢ、
Ｂ、を割りつけ、この組み合わせを変えて、各ライナが
同数となるように調整する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、シールド工法や推進工
法に用いられるコンクリート製のトンネルライナの遠心
成形型枠の割りつけ方法に関する。
法に用いられるコンクリート製のトンネルライナの遠心
成形型枠の割りつけ方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】トンネルの内面に内張するトンネルライ
ナは、外周寸法が正確で、水密性の高い密実なコンクリ
−ト製のものが要求される。このようなトンネルライナ
の製造方法として、トンネルライナの外径と等しい内径
をもつ遠心成形ドラムを回転し、この中にコンクリ−ト
を打設して遠心成形する方法がある。この場合、トンネ
ルライナは円周を多数に分割して現場組み立てするもの
であるから、円弧板状の多数の製品となる。そして、円
弧板状製品の周縁型枠を遠心成形ドラム内に取付けてコ
ンクリ−トを打設する。従って、一つの遠心成形ドラム
内で１円周分を製造することはできない。
ナは、外周寸法が正確で、水密性の高い密実なコンクリ
−ト製のものが要求される。このようなトンネルライナ
の製造方法として、トンネルライナの外径と等しい内径
をもつ遠心成形ドラムを回転し、この中にコンクリ−ト
を打設して遠心成形する方法がある。この場合、トンネ
ルライナは円周を多数に分割して現場組み立てするもの
であるから、円弧板状の多数の製品となる。そして、円
弧板状製品の周縁型枠を遠心成形ドラム内に取付けてコ
ンクリ−トを打設する。従って、一つの遠心成形ドラム
内で１円周分を製造することはできない。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、円弧板状の
トンネルライナを製造する時、遠心型枠内にこれらのト
ンネルライナを割りつける方法を提供するものである。
トンネルライナを製造する時、遠心型枠内にこれらのト
ンネルライナを割りつける方法を提供するものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、トンネルライ
ナの１円周を、それぞれ任意の弧長を有するｎ枚に分割
し、（ｎ−１）枚のｎ種類の型枠の組み合わせを作成
し、このｎ種類の組み合わせを、遠心成形型枠ドラムに
割りつけて配設することを特徴とするトンネルライナの
型枠内割りつけ方法である。上記ｎは３以上の整数とす
る。具体的な例としては、トンネルライナの１円周を四
分円弧以下の任意の弧長を有する５枚に分割し、４枚の
型枠の５種類の組み合わせを作成し、遠心成形型枠ドラ
ムに割りつけて配設することが好ましい。また、この場
合、１枚を短弧長に形成し、この短弧長の一枚を除く４
枚を遠心成形ドラムの上下ドラムシェルに割りつけ、前
記短弧長のライナを別に遠心成形することとしてもよ
い。
ナの１円周を、それぞれ任意の弧長を有するｎ枚に分割
し、（ｎ−１）枚のｎ種類の型枠の組み合わせを作成
し、このｎ種類の組み合わせを、遠心成形型枠ドラムに
割りつけて配設することを特徴とするトンネルライナの
型枠内割りつけ方法である。上記ｎは３以上の整数とす
る。具体的な例としては、トンネルライナの１円周を四
分円弧以下の任意の弧長を有する５枚に分割し、４枚の
型枠の５種類の組み合わせを作成し、遠心成形型枠ドラ
ムに割りつけて配設することが好ましい。また、この場
合、１枚を短弧長に形成し、この短弧長の一枚を除く４
枚を遠心成形ドラムの上下ドラムシェルに割りつけ、前
記短弧長のライナを別に遠心成形することとしてもよ
い。
【０００５】
【作用】トンネルライナを遠心成形により製造する場
合、遠心成形型枠ドラムは、トンネルライナの外径と一
致する内径を有する。トンネルライナは円周を円弧板状
に分割して製造される。この分割された各円弧板状のト
ンネルライナは、組立の都合上、軸方向にテーパを付し
た形状等に設計され、一般に同一形状でない。従って、
形状の異なるトンネルライナを遠心成形型枠ドラムで製
造する時、そのドラム型枠内割りつけを適正に行うこと
により、異なる形状のトンネルライナを過不足なく製造
する必要がある。
合、遠心成形型枠ドラムは、トンネルライナの外径と一
致する内径を有する。トンネルライナは円周を円弧板状
に分割して製造される。この分割された各円弧板状のト
ンネルライナは、組立の都合上、軸方向にテーパを付し
た形状等に設計され、一般に同一形状でない。従って、
形状の異なるトンネルライナを遠心成形型枠ドラムで製
造する時、そのドラム型枠内割りつけを適正に行うこと
により、異なる形状のトンネルライナを過不足なく製造
する必要がある。
【０００６】本発明では、円周をｎ枚に分割し、（ｎ−
１）枚を型枠ドラムに配設し、これをｎ種類準備するこ
とによって、上記要求を達成する。ｎは任意の整数でよ
いが、例えば５とし、１個のライナを四分円弧以下の円
弧長とし、ドラムを上下ドラムに分割し、上下にそれぞ
れ２枚ずつを割りつけると製造がもっとも容易となる。
１）枚を型枠ドラムに配設し、これをｎ種類準備するこ
とによって、上記要求を達成する。ｎは任意の整数でよ
いが、例えば５とし、１個のライナを四分円弧以下の円
弧長とし、ドラムを上下ドラムに分割し、上下にそれぞ
れ２枚ずつを割りつけると製造がもっとも容易となる。
【０００７】
【実施例】図３に本発明の実施例のトンネルライナを示
した。図３（ａ）は正面図、図３（ｂ）はそのＸ−Ｘ矢
視断面図、図４はその展開図である。実施例のトンネル
ライナは中心角βが９０度で展開図が矩形状の２枚のラ
イナＡ、Ａ、中心角γが約８０度で展開図が片テーパ台
形状の２枚のライナＢ、Ｂ、及び中心角δが約２０度で
展開図が両テーパ台形状の１枚のライナＫの５枚のライ
ナから構成されている。
した。図３（ａ）は正面図、図３（ｂ）はそのＸ−Ｘ矢
視断面図、図４はその展開図である。実施例のトンネル
ライナは中心角βが９０度で展開図が矩形状の２枚のラ
イナＡ、Ａ、中心角γが約８０度で展開図が片テーパ台
形状の２枚のライナＢ、Ｂ、及び中心角δが約２０度で
展開図が両テーパ台形状の１枚のライナＫの５枚のライ
ナから構成されている。
【０００８】図１はこれらの５枚のライナに内４枚を遠
心成形型枠ドラム内に配置したドラムの展開図である。
図１は上ドラム１１にＡとＫを割りつけ、下ドラム１２
にＢ、Ｂを割りつけたものである。このようにして、
心成形型枠ドラム内に配置したドラムの展開図である。
図１は上ドラム１１にＡとＫを割りつけ、下ドラム１２
にＢ、Ｂを割りつけたものである。このようにして、
【０００９】
【表１】 ──────────────────────────────────── 組合せの種類 上ドラム 下ドラム ──────────────────────────────────── １ Ａ、Ｋ Ｂ、Ｂ ２ Ａ、Ｋ Ｂ、Ｂ ３ Ａ、Ｋ Ａ、Ｂ ４ Ａ、Ｋ Ａ、Ｂ ５ Ａ、Ｂ Ａ、Ｂ ──────────────────────────────────── とすればよい。一般に、異なる形状の５枚構成では、１
円周を四分円弧以下の任意の弧長を有する５枚に分割
し、これをＣ、Ｄ、Ｅ、Ｆ、Ｇとすれば、
円周を四分円弧以下の任意の弧長を有する５枚に分割
し、これをＣ、Ｄ、Ｅ、Ｆ、Ｇとすれば、
【００１０】
【表２】 ──────────────────────────────────── 組合せの種類 上ドラム 下ドラム ──────────────────────────────────── １ Ｃ、Ｄ Ｅ、Ｅ ２ Ｃ、Ｄ Ｅ、Ｆ ３ Ｃ、Ｄ Ｅ、Ｇ ４ Ｃ、Ｄ Ｆ、Ｇ ５ Ｆ、Ｇ Ｆ、Ｇ ──────────────────────────────────── とすればよい。図２は表２の配列の割りつけを例示した
ドラム端面から見たトンネルライナ配列の模式図であ
る。なお、表２の割りつけでは、５種類の型枠の代わり
に、上ドラムは（Ｃ、Ｄ）、（Ｆ、Ｇ）の２個、下ドラ
ムは（Ｅ、Ｅ）、（Ｅ、Ｆ）、（Ｆ、Ｇ）の３個を揃え
て上下の組み合わせを変えて５種類の型枠を実現するこ
ととしてもよい。
ドラム端面から見たトンネルライナ配列の模式図であ
る。なお、表２の割りつけでは、５種類の型枠の代わり
に、上ドラムは（Ｃ、Ｄ）、（Ｆ、Ｇ）の２個、下ドラ
ムは（Ｅ、Ｅ）、（Ｅ、Ｆ）、（Ｆ、Ｇ）の３個を揃え
て上下の組み合わせを変えて５種類の型枠を実現するこ
ととしてもよい。
【００１１】また、トンネルドラムの円弧長を適切に選
定したトンネルライナを設計することにより、（Ｃ、
Ｄ、Ｅ、Ｆ）を製造するドラム型枠と、（Ｇ）を多数個
製造するドラム型枠の２種類に割りつけることもでき
る。この時、（Ｇ）を円弧長の短いライナとすれば、能
率的となる。
定したトンネルライナを設計することにより、（Ｃ、
Ｄ、Ｅ、Ｆ）を製造するドラム型枠と、（Ｇ）を多数個
製造するドラム型枠の２種類に割りつけることもでき
る。この時、（Ｇ）を円弧長の短いライナとすれば、能
率的となる。
【００１２】
【発明の効果】本発明のトンネルライナの型枠ドラム内
割りつけ方法によれば、円弧板状のトンネルライナを効
率よく製造することができる。
割りつけ方法によれば、円弧板状のトンネルライナを効
率よく製造することができる。
【図１】実施例のトンネルライナの型枠内割りつけを示
す展開図である。
す展開図である。
【図２】実施例の配列の割りつけを例示した模式図であ
る。
る。
【図３】実施例のトンネルライナを示す（ａ）正面図，
（ｂ）断面開図である。
（ｂ）断面開図である。
【図４】図３の展開図である。
１（１ａ、１ｂ、１ｃ） トンネルライナ １１ 上ドラム １２ 下ドラム Ａ、Ｂ、Ｃ、Ｄ、Ｅ、Ｆ、Ｇ トンネルライナ
Claims (3)
- 【請求項１】 トンネルライナの１円周を任意の弧長を
有するｎ枚に分割し、（ｎ−１）枚のｎ種類の型枠の組
み合わせを作成し、該ｎ種類の型枠の組み合わせを、遠
心成形型枠ドラムに割りつけて配設することを特徴とす
るトンネルライナの型枠内割りつけ方法。 - 【請求項２】 トンネルライナの１円周を四分円弧以下
の任意の弧長を有する５枚に分割し、４枚の型枠の５種
類の組み合わせを作成することを特徴とする請求項１記
載のトンネルライナの型枠内割りつけ方法。 - 【請求項３】 １枚を短弧長に形成し、該短弧長の一枚
を除く４枚を遠心成形ドラムの上下ドラムシェルに割り
つけ、前記短弧長のライナを別に遠心成形することを特
徴とする請求項１記載のトンネルライナの型枠内割りつ
け方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5038765A JPH06246714A (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | トンネルライナの型枠内割りつけ方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5038765A JPH06246714A (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | トンネルライナの型枠内割りつけ方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06246714A true JPH06246714A (ja) | 1994-09-06 |
Family
ID=12534387
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5038765A Pending JPH06246714A (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | トンネルライナの型枠内割りつけ方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06246714A (ja) |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60236705A (ja) * | 1984-04-20 | 1985-11-25 | 久保田コンクリ−ト工業株式会社 | トンネル構築用コンクリ−トセグメントの製造方法 |
| JPS63190399A (ja) * | 1987-02-02 | 1988-08-05 | セイコーインスツルメンツ株式会社 | 電磁波吸収エレメント |
| JPH0350699A (ja) * | 1989-07-18 | 1991-03-05 | Nec Corp | 緊急指令装置 |
| JPH0399098A (ja) * | 1989-09-13 | 1991-04-24 | Eiken Chem Co Ltd | エイズを検出するために使用するペプチド |
| JPH03111697A (ja) * | 1989-09-22 | 1991-05-13 | Jidosha Denki Kogyo Co Ltd | 小型遠心ポンプ |
-
1993
- 1993-02-26 JP JP5038765A patent/JPH06246714A/ja active Pending
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60236705A (ja) * | 1984-04-20 | 1985-11-25 | 久保田コンクリ−ト工業株式会社 | トンネル構築用コンクリ−トセグメントの製造方法 |
| JPS63190399A (ja) * | 1987-02-02 | 1988-08-05 | セイコーインスツルメンツ株式会社 | 電磁波吸収エレメント |
| JPH0350699A (ja) * | 1989-07-18 | 1991-03-05 | Nec Corp | 緊急指令装置 |
| JPH0399098A (ja) * | 1989-09-13 | 1991-04-24 | Eiken Chem Co Ltd | エイズを検出するために使用するペプチド |
| JPH03111697A (ja) * | 1989-09-22 | 1991-05-13 | Jidosha Denki Kogyo Co Ltd | 小型遠心ポンプ |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980519 |