JPH06246690A - 食品スライサにおける切片の折り曲げ装置 - Google Patents
食品スライサにおける切片の折り曲げ装置Info
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- JPH06246690A JPH06246690A JP5036267A JP3626793A JPH06246690A JP H06246690 A JPH06246690 A JP H06246690A JP 5036267 A JP5036267 A JP 5036267A JP 3626793 A JP3626793 A JP 3626793A JP H06246690 A JPH06246690 A JP H06246690A
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- B26D2210/00—Machines or methods used for cutting special materials
- B26D2210/02—Machines or methods used for cutting special materials for cutting food products, e.g. food slicers
Abstract
(57)【要約】
【目的】 食品の種類や切断厚さを変更する毎に掛る調
整手間を減らす。 【構成】 刃物３と切断厚さ調節板４を設け、食品挿入
筒５を上端を枢支して揺動可能に設け、食品挿入筒５が
前側に揺動すると、食品挿入筒５に挿入した食品Ｆの下
端が刃物３上から切断厚さ調節板４上に載架し、食品挿
入筒５が後側に揺動すると、食品Ｆの下端が刃物３で切
断されるスライサにおいて、刃物３と切断厚さ調節板４
の間から後方に繰り出されて自重で下方に湾曲する食品
の切片状切断部ｆに向けて空気を噴出する湾曲用空気噴
出装置１８を設け、その装置１８が噴出する空気で食品
の切片状切断部ｆを更に湾曲する構成にし、食品Ｆから
切り離されて落下した切片ｆを移送するコンベア２０を
設け、切片ｆがコンベア２０上に湾曲状態で落下して折
れ曲がった状態で移送される構成にした。
整手間を減らす。 【構成】 刃物３と切断厚さ調節板４を設け、食品挿入
筒５を上端を枢支して揺動可能に設け、食品挿入筒５が
前側に揺動すると、食品挿入筒５に挿入した食品Ｆの下
端が刃物３上から切断厚さ調節板４上に載架し、食品挿
入筒５が後側に揺動すると、食品Ｆの下端が刃物３で切
断されるスライサにおいて、刃物３と切断厚さ調節板４
の間から後方に繰り出されて自重で下方に湾曲する食品
の切片状切断部ｆに向けて空気を噴出する湾曲用空気噴
出装置１８を設け、その装置１８が噴出する空気で食品
の切片状切断部ｆを更に湾曲する構成にし、食品Ｆから
切り離されて落下した切片ｆを移送するコンベア２０を
設け、切片ｆがコンベア２０上に湾曲状態で落下して折
れ曲がった状態で移送される構成にした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、肉塊のような食品を揺
動して刃物で薄切りする食品スライサにおいて、食品の
切片を折り曲げる装置に関する。
動して刃物で薄切りする食品スライサにおいて、食品の
切片を折り曲げる装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の折り曲げ装置を備えた食品スラ
イサは、図６に示すように、円形皿形状の刃物３を水平
に配置して刃物の回転軸２を軸受し、刃物３に図示しな
い回転駆動装置を連結し、刃物３の前側に切断厚さ調節
板４を水平に配置して上下位置調節可能に設け、刃物３
の前側の刃先と切断厚さ調節板４の先端の上方に、食品
Ｆを挿入する食品挿入筒５を垂直に配置し、食品挿入筒
５の上端を軸８で枢支して食品挿入筒５の下端を前後に
揺動可能にし、食品挿入筒５に図示しない揺動装置を連
結し、切断厚さ調節板４と刃物３の下方に、食品の切片
ｆを後方に移送するコンベア２０を前後方向に水平に配
置して上下位置調節可能に設けている。
イサは、図６に示すように、円形皿形状の刃物３を水平
に配置して刃物の回転軸２を軸受し、刃物３に図示しな
い回転駆動装置を連結し、刃物３の前側に切断厚さ調節
板４を水平に配置して上下位置調節可能に設け、刃物３
の前側の刃先と切断厚さ調節板４の先端の上方に、食品
Ｆを挿入する食品挿入筒５を垂直に配置し、食品挿入筒
５の上端を軸８で枢支して食品挿入筒５の下端を前後に
揺動可能にし、食品挿入筒５に図示しない揺動装置を連
結し、切断厚さ調節板４と刃物３の下方に、食品の切片
ｆを後方に移送するコンベア２０を前後方向に水平に配
置して上下位置調節可能に設けている。
【０００３】肉塊のような食品を薄切りして食品の切片
を折り曲げる場合、図６に示すように、切断厚さ調節板
４を切断厚さに応じて刃物３の刃先より下側に配置し、
食品挿入筒５にその上端開口から食品Ｆを挿入し、食品
Ｆの下端を食品挿入筒５の下端開口から突出して刃物３
の刃先の上に載架し、刃物３を回転し、食品挿入筒５を
前後に揺動し、コンベア２０を駆動する。
を折り曲げる場合、図６に示すように、切断厚さ調節板
４を切断厚さに応じて刃物３の刃先より下側に配置し、
食品挿入筒５にその上端開口から食品Ｆを挿入し、食品
Ｆの下端を食品挿入筒５の下端開口から突出して刃物３
の刃先の上に載架し、刃物３を回転し、食品挿入筒５を
前後に揺動し、コンベア２０を駆動する。
【０００４】食品挿入筒５が前側に揺動すると、食品挿
入筒５内の食品Ｆの下端が刃物３の上から切断厚さ調節
板４の上に載架し、食品挿入筒５が後側に揺動すると、
食品挿入筒５内の食品Ｆの下端が回転中の刃物３で切断
される。
入筒５内の食品Ｆの下端が刃物３の上から切断厚さ調節
板４の上に載架し、食品挿入筒５が後側に揺動すると、
食品挿入筒５内の食品Ｆの下端が回転中の刃物３で切断
される。
【０００５】食品Ｆの切片状切断部ｆは、図６に破線で
示すように、食品挿入筒５が後側に揺動するに従って、
刃物３と切断厚さ調節板４の間から後方に繰り出され、
その自重によって下方に湾曲する。食品Ｆから切り離さ
れた切片ｆは、中央部が上側後方に湾曲した状態で斜め
後方に落下し、駆動中のコンベア２０の上に二つに折れ
曲がって載架し、折れ曲がり状態で後方に移送される。
その食品の切片ｆは、一定枚数ずつ折れ曲がり状態で受
け皿に載置される。
示すように、食品挿入筒５が後側に揺動するに従って、
刃物３と切断厚さ調節板４の間から後方に繰り出され、
その自重によって下方に湾曲する。食品Ｆから切り離さ
れた切片ｆは、中央部が上側後方に湾曲した状態で斜め
後方に落下し、駆動中のコンベア２０の上に二つに折れ
曲がって載架し、折れ曲がり状態で後方に移送される。
その食品の切片ｆは、一定枚数ずつ折れ曲がり状態で受
け皿に載置される。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な折り曲げ装置を備えた食品スライサにおいて、コンベ
アに落下する食品の切片が折れ曲がり状態になるか否か
は、食品の切片がコンベアに載架する際の食品の切片の
湾曲量に依存しており、刃物の刃先とコンベアの上面の
間の距離と、食品の切片状切断部ないし食品の切片の湾
曲量が密接に関連している。食品の切片状切断部ないし
食品の切片の湾曲量は、食品の密度、弾性特性や切断厚
さ等によって変化する。
な折り曲げ装置を備えた食品スライサにおいて、コンベ
アに落下する食品の切片が折れ曲がり状態になるか否か
は、食品の切片がコンベアに載架する際の食品の切片の
湾曲量に依存しており、刃物の刃先とコンベアの上面の
間の距離と、食品の切片状切断部ないし食品の切片の湾
曲量が密接に関連している。食品の切片状切断部ないし
食品の切片の湾曲量は、食品の密度、弾性特性や切断厚
さ等によって変化する。
【０００７】従って、食品の種類や切断厚さ等が変更に
なると、コンベアに落下する食品の切片が折れ曲がり状
態にならなくなるので、折れ曲がり状態にするため、コ
ンベアの高さを調整しており、その調整に多くの手間が
掛る。
なると、コンベアに落下する食品の切片が折れ曲がり状
態にならなくなるので、折れ曲がり状態にするため、コ
ンベアの高さを調整しており、その調整に多くの手間が
掛る。
【０００８】結局、従来の折り曲げ装置においては、食
品の種類や切断厚さ等が変更になる毎に、調整に多くの
手間が掛る。
品の種類や切断厚さ等が変更になる毎に、調整に多くの
手間が掛る。
【０００９】本発明の目的は、上記のような従来の課題
を解決することである。
を解決することである。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明は、刃物を水平に
設け、刃物の前側に切断厚さ調節板を上下位置調節可能
に設け、刃物と切断厚さ調節板の上方に食品挿入筒を垂
直に配置し、食品挿入筒の上端を枢支して食品挿入筒の
下端を前後に揺動可能にし、食品挿入筒が前側に揺動す
ると、食品挿入筒に挿入した食品の下端が刃物の上から
切断厚さ調節板の上に載架し、食品挿入筒が後側に揺動
すると、食品の下端が刃物で切断される食品スライサに
おいて、刃物の下側に、刃物と切断厚さ調節板の間から
後方に繰り出されて自重で下方に湾曲する食品の切片状
切断部に向けて空気を噴出する湾曲用空気噴出装置を設
け、湾曲用空気噴出装置が噴出する空気で食品の切片状
切断部を更に湾曲する構成にし、湾曲用空気噴出装置の
下側に、食品から切り離されて落下する切片を移送する
コンベアを設け、食品の切片がコンベアの上に湾曲状態
で落下して折れ曲がった状態で移送される構成にしたこ
とを特徴とする切片の折り曲げ装置である。
設け、刃物の前側に切断厚さ調節板を上下位置調節可能
に設け、刃物と切断厚さ調節板の上方に食品挿入筒を垂
直に配置し、食品挿入筒の上端を枢支して食品挿入筒の
下端を前後に揺動可能にし、食品挿入筒が前側に揺動す
ると、食品挿入筒に挿入した食品の下端が刃物の上から
切断厚さ調節板の上に載架し、食品挿入筒が後側に揺動
すると、食品の下端が刃物で切断される食品スライサに
おいて、刃物の下側に、刃物と切断厚さ調節板の間から
後方に繰り出されて自重で下方に湾曲する食品の切片状
切断部に向けて空気を噴出する湾曲用空気噴出装置を設
け、湾曲用空気噴出装置が噴出する空気で食品の切片状
切断部を更に湾曲する構成にし、湾曲用空気噴出装置の
下側に、食品から切り離されて落下する切片を移送する
コンベアを設け、食品の切片がコンベアの上に湾曲状態
で落下して折れ曲がった状態で移送される構成にしたこ
とを特徴とする切片の折り曲げ装置である。
【００１１】
【作用】本発明においては、刃物と切断厚さ調節板の間
から後方に繰り出されて自重で下方に湾曲する食品の切
片状切断部は、湾曲用空気噴出装置が噴出する空気で更
に湾曲され、食品から切り離された切片は、湾曲用空気
噴出装置の噴出空気によって強制的に曲げられた状態で
コンベアの上に落下して折れ曲がった状態で移送され
る。
から後方に繰り出されて自重で下方に湾曲する食品の切
片状切断部は、湾曲用空気噴出装置が噴出する空気で更
に湾曲され、食品から切り離された切片は、湾曲用空気
噴出装置の噴出空気によって強制的に曲げられた状態で
コンベアの上に落下して折れ曲がった状態で移送され
る。
【００１２】従って、刃物と切断厚さ調節板の間から繰
り出される食品の切片状切断部は、湾曲用空気噴出装置
が噴出する空気で強制的に曲げられるので、食品の種類
や切断厚さ等が変更になっても、食品の切片状切断部な
いし食品の切片の湾曲量が大きく変化せず、食品の切片
は、コンベアの上に湾曲状態で落下して折れ曲がった状
態で移送される。
り出される食品の切片状切断部は、湾曲用空気噴出装置
が噴出する空気で強制的に曲げられるので、食品の種類
や切断厚さ等が変更になっても、食品の切片状切断部な
いし食品の切片の湾曲量が大きく変化せず、食品の切片
は、コンベアの上に湾曲状態で落下して折れ曲がった状
態で移送される。
【００１３】
【発明の効果】本発明においては、食品の種類や切断厚
さ等が変更になっても、食品の切片は、コンベアの上に
湾曲状態で落下して折れ曲がった状態で移送されるの
で、従来の装置とは異なり、調整に多くの手間が掛らな
い。
さ等が変更になっても、食品の切片は、コンベアの上に
湾曲状態で落下して折れ曲がった状態で移送されるの
で、従来の装置とは異なり、調整に多くの手間が掛らな
い。
【００１４】
【実施例】本例の折り曲げ装置を備えた食品スライサ
は、図１に示すように、機台１に回転軸２を垂直に軸受
して、回転軸２の下端に中心部を固定した円形皿形状の
刃物３を水平に配置し、回転軸２の上端に図示しない回
転駆動装置を連結し、刃物３の前側に切断厚さ調節板４
を水平に配置して、切断厚さ調節板４の基端を機台１に
上下位置調節可能に取り付けている。
は、図１に示すように、機台１に回転軸２を垂直に軸受
して、回転軸２の下端に中心部を固定した円形皿形状の
刃物３を水平に配置し、回転軸２の上端に図示しない回
転駆動装置を連結し、刃物３の前側に切断厚さ調節板４
を水平に配置して、切断厚さ調節板４の基端を機台１に
上下位置調節可能に取り付けている。
【００１５】刃物３の前側の刃先と切断厚さ調節板４の
先端の上方には、図１と図４に示すように、四角筒形状
の食品挿入筒５を垂直に配置し、図２と図３又は図４に
示すように、食品挿入筒５の上端の左右にそれぞれ取付
側板６を食品挿入筒５に固定して設け、左右の取付側板
６に、それぞれ、機台１に固定した左右の取付ブラケッ
ト７を枢軸８で回転可能に取り付け、食品挿入筒５の上
端を機台１に枢支して食品挿入筒５の下端を前後に揺動
可能にしている。
先端の上方には、図１と図４に示すように、四角筒形状
の食品挿入筒５を垂直に配置し、図２と図３又は図４に
示すように、食品挿入筒５の上端の左右にそれぞれ取付
側板６を食品挿入筒５に固定して設け、左右の取付側板
６に、それぞれ、機台１に固定した左右の取付ブラケッ
ト７を枢軸８で回転可能に取り付け、食品挿入筒５の上
端を機台１に枢支して食品挿入筒５の下端を前後に揺動
可能にしている。
【００１６】刃物３の前側の刃先と切断厚さ調節板４の
先端の上側位置には、図１に示すように、短い四角筒形
状の下側筒９をその中心線を垂直にして配置し、刃物３
の前側の刃先に下端開口を近接した下側筒９を前後動可
能に設け、下側筒９の上端開口に食品挿入筒５の下端を
緩く嵌合し、図２と図３に示すように、食品挿入筒５の
下端の左右位置にそれぞれ連結側板１０を食品挿入筒５
に固定して設け、下側筒９の上端の左右位置にそれぞれ
連結側板１１を下側筒９に固定して設け、食品挿入筒５
の左右の連結側板１０と下側筒９の左右の連結側板１１
をそれぞれリンク機構１２で連結して、図１に示すよう
に、下側筒９に往復駆動装置を連結している。
先端の上側位置には、図１に示すように、短い四角筒形
状の下側筒９をその中心線を垂直にして配置し、刃物３
の前側の刃先に下端開口を近接した下側筒９を前後動可
能に設け、下側筒９の上端開口に食品挿入筒５の下端を
緩く嵌合し、図２と図３に示すように、食品挿入筒５の
下端の左右位置にそれぞれ連結側板１０を食品挿入筒５
に固定して設け、下側筒９の上端の左右位置にそれぞれ
連結側板１１を下側筒９に固定して設け、食品挿入筒５
の左右の連結側板１０と下側筒９の左右の連結側板１１
をそれぞれリンク機構１２で連結して、図１に示すよう
に、下側筒９に往復駆動装置を連結している。
【００１７】往復駆動装置は、図１に示すように、案内
軸１３を前後方向に配置して機台１に固定し、案内軸１
３に移動部材１４を嵌合し、前後動する移動部材１４と
下側筒９を連結して固定し、移動部材１４にクランク機
構１５と減速機１６を介してブレーキ付きのモータ１７
を連結している。モータ１７を駆動すると、下側筒９が
その中心線を垂直に保持して前後動し、下側筒９の前後
動により食品挿入筒５が前後に揺動する。
軸１３を前後方向に配置して機台１に固定し、案内軸１
３に移動部材１４を嵌合し、前後動する移動部材１４と
下側筒９を連結して固定し、移動部材１４にクランク機
構１５と減速機１６を介してブレーキ付きのモータ１７
を連結している。モータ１７を駆動すると、下側筒９が
その中心線を垂直に保持して前後動し、下側筒９の前後
動により食品挿入筒５が前後に揺動する。
【００１８】刃物３の下側には、図１と図３に示すよう
に、少し下向きの前方に空気を噴出する湾曲用空気噴出
装置１８を設け、湾曲用空気噴出装置１８に、図示しな
いが、制御機器を介して高圧空気源を接続している。
に、少し下向きの前方に空気を噴出する湾曲用空気噴出
装置１８を設け、湾曲用空気噴出装置１８に、図示しな
いが、制御機器を介して高圧空気源を接続している。
【００１９】切断厚さ調節板４の下側には、図３と図５
に示すように、少し下向きの後方に空気を噴出する伸張
用空気噴出装置１９を設け、伸張用空気噴出装置１９
に、図示しないが、制御機器を介して高圧空気源を接続
している。
に示すように、少し下向きの後方に空気を噴出する伸張
用空気噴出装置１９を設け、伸張用空気噴出装置１９
に、図示しないが、制御機器を介して高圧空気源を接続
している。
【００２０】湾曲用空気噴出装置１８と伸張用空気噴出
装置１９の下側には、図１と図３に示すように、ベルト
コンベア２０を前後方向に水平に設け、ベルトコンベア
２０に図示しない駆動装置を連結している。
装置１９の下側には、図１と図３に示すように、ベルト
コンベア２０を前後方向に水平に設け、ベルトコンベア
２０に図示しない駆動装置を連結している。
【００２１】凍結していない肉塊のような食品を薄切り
して食品の切片を折り曲げる場合、図１に示すように、
切断厚さ調節板４を切断厚さ分刃物３の刃先より下側に
配置し、食品挿入筒５にその上端開口から食品Ｆを挿入
して、その食品Ｆの下端を下側筒９に挿入し、食品Ｆの
下端を下側筒９の下端開口から突出して刃物３の刃先の
上に載架し、刃物３を回転し、往復駆動装置のモータ１
７を駆動し、ベルトコンベア２０を駆動する。
して食品の切片を折り曲げる場合、図１に示すように、
切断厚さ調節板４を切断厚さ分刃物３の刃先より下側に
配置し、食品挿入筒５にその上端開口から食品Ｆを挿入
して、その食品Ｆの下端を下側筒９に挿入し、食品Ｆの
下端を下側筒９の下端開口から突出して刃物３の刃先の
上に載架し、刃物３を回転し、往復駆動装置のモータ１
７を駆動し、ベルトコンベア２０を駆動する。
【００２２】下側筒９が前進すると共に食品挿入筒５が
前側に揺動する毎に、下側筒９の下端開口から突出した
食品Ｆの下端が刃物３の上から切断厚さ調節板４の上に
載架し、食品挿入筒５と下側筒９に挿入した食品Ｆが少
し落下して、食品Ｆの下端が下側筒９の下端開口から突
出する長さが切断厚さ分増加する。下側筒９が後退する
と共に食品挿入筒５が後側に揺動する毎に、下側筒９の
下端開口から突出した食品Ｆの下端が回転中の刃物３で
切断される。
前側に揺動する毎に、下側筒９の下端開口から突出した
食品Ｆの下端が刃物３の上から切断厚さ調節板４の上に
載架し、食品挿入筒５と下側筒９に挿入した食品Ｆが少
し落下して、食品Ｆの下端が下側筒９の下端開口から突
出する長さが切断厚さ分増加する。下側筒９が後退する
と共に食品挿入筒５が後側に揺動する毎に、下側筒９の
下端開口から突出した食品Ｆの下端が回転中の刃物３で
切断される。
【００２３】食品Ｆの切片状切断部ｆは、図１に破線で
示すように、下側筒９が後退すると共に食品挿入筒５が
後側に揺動するに従って、刃物３と切断厚さ調節板４の
間から後方に繰り出され、その自重によって下方に湾曲
する。一方、食品Ｆの切片状切断部ｆが刃物３と切断厚
さ調節板４の間から繰り出されると、図１に破線で示す
ように、湾曲用空気噴出装置１８が作動し、湾曲用空気
噴出装置１８が噴出する空気が食品Ｆの切片状切断部ｆ
の上側後面に当接して、食品Ｆの切片状切断部ｆが更に
強制的に曲げられる。食品Ｆから切り離された切片ｆ
は、中央部が上側後方に湾曲した状態で斜め後方に落下
し、駆動中のベルトコンベア２０の上に二つに折れ曲が
って載架し、折れ曲がり状態で後方に移送される。その
食品の切片ｆは、図示しないが、一定枚数ずつ折れ曲が
り状態で受け皿に載置される。
示すように、下側筒９が後退すると共に食品挿入筒５が
後側に揺動するに従って、刃物３と切断厚さ調節板４の
間から後方に繰り出され、その自重によって下方に湾曲
する。一方、食品Ｆの切片状切断部ｆが刃物３と切断厚
さ調節板４の間から繰り出されると、図１に破線で示す
ように、湾曲用空気噴出装置１８が作動し、湾曲用空気
噴出装置１８が噴出する空気が食品Ｆの切片状切断部ｆ
の上側後面に当接して、食品Ｆの切片状切断部ｆが更に
強制的に曲げられる。食品Ｆから切り離された切片ｆ
は、中央部が上側後方に湾曲した状態で斜め後方に落下
し、駆動中のベルトコンベア２０の上に二つに折れ曲が
って載架し、折れ曲がり状態で後方に移送される。その
食品の切片ｆは、図示しないが、一定枚数ずつ折れ曲が
り状態で受け皿に載置される。
【００２４】刃物３と切断厚さ調節板４の間から繰り出
される食品Ｆの切片状切断部ｆは、湾曲用空気噴出装置
１８が噴出する空気で強制的に曲げられるので、食品Ｆ
の種類や切断厚さ等が変更になっても、食品Ｆの切片状
切断部ｆないし食品の切片ｆの湾曲量が大きく変化せ
ず、食品の切片ｆは、ベルトコンベア２０の上に湾曲状
態で落下して折れ曲がった状態で移送される。
される食品Ｆの切片状切断部ｆは、湾曲用空気噴出装置
１８が噴出する空気で強制的に曲げられるので、食品Ｆ
の種類や切断厚さ等が変更になっても、食品Ｆの切片状
切断部ｆないし食品の切片ｆの湾曲量が大きく変化せ
ず、食品の切片ｆは、ベルトコンベア２０の上に湾曲状
態で落下して折れ曲がった状態で移送される。
【００２５】食品の切片ｆを、折り曲げずに、伸張した
状態でベルトコンベア２０の上に載架する場合は、食品
Ｆの切片状切断部ｆが刃物３と切断厚さ調節板４の間か
ら繰り出されたときに、湾曲用空気噴出装置１８に代え
て伸張用空気噴出装置１９を作動する。
状態でベルトコンベア２０の上に載架する場合は、食品
Ｆの切片状切断部ｆが刃物３と切断厚さ調節板４の間か
ら繰り出されたときに、湾曲用空気噴出装置１８に代え
て伸張用空気噴出装置１９を作動する。
【００２６】すると、図５に破線で示すように、伸張用
空気噴出装置１９が噴出する空気が食品Ｆの切片状切断
部ｆの下側前面に当接して、自重によって下方に湾曲す
る食品Ｆの切片状切断部ｆが伸張され、食品Ｆから切り
離された切片ｆが下側後方に伸張した状態で落下し、食
品の切片ｆが駆動中のベルトコンベア２０の上に伸張状
態で載架して、伸張状態で後方に移送される。
空気噴出装置１９が噴出する空気が食品Ｆの切片状切断
部ｆの下側前面に当接して、自重によって下方に湾曲す
る食品Ｆの切片状切断部ｆが伸張され、食品Ｆから切り
離された切片ｆが下側後方に伸張した状態で落下し、食
品の切片ｆが駆動中のベルトコンベア２０の上に伸張状
態で載架して、伸張状態で後方に移送される。
【００２７】なお、食品の切片ｆを折り曲げる場合から
食品の切片ｆを伸張する場合に又はその逆に切り換えた
ときに、刃物３とベルトコンベア２０の間の距離を調整
する必要はない。
食品の切片ｆを伸張する場合に又はその逆に切り換えた
ときに、刃物３とベルトコンベア２０の間の距離を調整
する必要はない。
【図１】本発明の実施例の折り曲げ装置を備えた食品ス
ライサの概略縦断側面図である。
ライサの概略縦断側面図である。
【図２】同例の折り曲げ装置を備えた食品スライサの概
略側面図である。
略側面図である。
【図３】同例の折り曲げ装置を備えた食品スライサの概
略正面図である。
略正面図である。
【図４】同例の折り曲げ装置を備えた食品スライサの概
略平面図である。
略平面図である。
【図５】同例の折り曲げ装置を備えた食品スライサの説
明用概略縦断側面図である。
明用概略縦断側面図である。
【図６】従来の折り曲げ装置を備えた食品スライサの一
部縦断概略側面図である。
部縦断概略側面図である。
３ 刃物 ４ 切断厚さ調節板 ５ 食品挿入筒 ８ 枢軸 １８ 湾曲用空気噴出装置 １９ 伸張用空気噴出装置 ２０ ベルトコンベア Ｆ 食品 ｆ 食品の切片状切断部、食品の切片
Claims (2)
- 【請求項１】 刃物を水平に設け、刃物の前側に切断厚
さ調節板を上下位置調節可能に設け、刃物と切断厚さ調
節板の上方に食品挿入筒を垂直に配置し、食品挿入筒の
上端を枢支して食品挿入筒の下端を前後に揺動可能に
し、食品挿入筒が前側に揺動すると、食品挿入筒に挿入
した食品の下端が刃物の上から切断厚さ調節板の上に載
架し、食品挿入筒が後側に揺動すると、食品の下端が刃
物で切断される食品スライサにおいて、 刃物の下側に、刃物と切断厚さ調節板の間から後方に繰
り出されて自重で下方に湾曲する食品の切片状切断部に
向けて空気を噴出する湾曲用空気噴出装置を設け、湾曲
用空気噴出装置が噴出する空気で食品の切片状切断部を
更に湾曲する構成にし、 湾曲用空気噴出装置の下側に、食品から切り離されて落
下する切片を移送するコンベアを設け、食品の切片がコ
ンベアの上に湾曲状態で落下して折れ曲がった状態で移
送される構成にしたことを特徴とする切片の折り曲げ装
置。 - 【請求項２】 請求項１に記載の切片の折り曲げ装置に
おいて、 切断厚さ調節板の下側に、刃物と切断厚さ調節板の間か
ら後方に繰り出されて自重で下方に湾曲する食品の切片
状切断部に向けて空気を噴出する伸張用空気噴出装置を
設け、伸張用空気噴出装置が噴出する空気で食品の切片
状切断部を伸張して食品の切片を伸張状態でコンベアの
上に落下して移送する構成にしたことを特徴とする切片
の折り曲げ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03626793A JP3327482B2 (ja) | 1993-02-25 | 1993-02-25 | 食品スライサにおける切片の折り曲げ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03626793A JP3327482B2 (ja) | 1993-02-25 | 1993-02-25 | 食品スライサにおける切片の折り曲げ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06246690A true JPH06246690A (ja) | 1994-09-06 |
| JP3327482B2 JP3327482B2 (ja) | 2002-09-24 |
Family
ID=12465001
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03626793A Expired - Fee Related JP3327482B2 (ja) | 1993-02-25 | 1993-02-25 | 食品スライサにおける切片の折り曲げ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3327482B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0776740A1 (de) * | 1995-11-30 | 1997-06-04 | BIFORCE Anstalt | Vorrichtung und Verfahren zum Ablegen von aufgeschnittenen Lebensmittelprodukten auf einem Transportmittel |
| WO2001007215A1 (de) * | 1999-07-26 | 2001-02-01 | Biforce Anstalt | Verfahren und vorrichtung zur unregelmässigen produktablage |
| DE102012004960A1 (de) * | 2012-03-14 | 2013-09-19 | GEA CFS Bühl GmbH | Schneidmesser mit einem Mittel zur Erzeugung eines Luftstroms |
| DE102012112103A1 (de) * | 2012-12-11 | 2014-06-12 | Gea Food Solutions Germany Gmbh | Aufschneidevorrichtung mit einer Faltleiste |
| DE102013114664A1 (de) * | 2013-12-20 | 2015-06-25 | Weber Maschinenbau Gmbh Breidenbach | Vorrichtung und Verfahren zum Aufschneiden von Lebensmittelprodukten |
-
1993
- 1993-02-25 JP JP03626793A patent/JP3327482B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0776740A1 (de) * | 1995-11-30 | 1997-06-04 | BIFORCE Anstalt | Vorrichtung und Verfahren zum Ablegen von aufgeschnittenen Lebensmittelprodukten auf einem Transportmittel |
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| DE102012112103A1 (de) * | 2012-12-11 | 2014-06-12 | Gea Food Solutions Germany Gmbh | Aufschneidevorrichtung mit einer Faltleiste |
| WO2014090637A1 (de) * | 2012-12-11 | 2014-06-19 | Gea Food Solutions Germany Gmbh | Aufschneidevorrichtung mit einer faltleiste |
| DE102013114664A1 (de) * | 2013-12-20 | 2015-06-25 | Weber Maschinenbau Gmbh Breidenbach | Vorrichtung und Verfahren zum Aufschneiden von Lebensmittelprodukten |
| US9975264B2 (en) | 2013-12-20 | 2018-05-22 | Weber Maschinenbau Gmbh Breidenbach | Apparatus and method for slicing food products |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3327482B2 (ja) | 2002-09-24 |
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