JPH06245963A - 指圧・マッサージ装置 - Google Patents
指圧・マッサージ装置Info
- Publication number
- JPH06245963A JPH06245963A JP3381093A JP3381093A JPH06245963A JP H06245963 A JPH06245963 A JP H06245963A JP 3381093 A JP3381093 A JP 3381093A JP 3381093 A JP3381093 A JP 3381093A JP H06245963 A JPH06245963 A JP H06245963A
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- JP
- Japan
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- heater
- pressing
- shape memory
- acupressure
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 使用者の所望の部位を所望の態様で正確に指
圧ないしマッサージすることができる指圧・マッサージ
装置を提供する。 【構成】 装置を構成する指圧ユニット１は、ベース２
に形成された筒部３内に形状記憶コイル５とヒータ７を
設け、更に筒部３を覆うように弾性体からなるカバー４
を設けた構成となっている。ヒータ７への通電により、
形状記憶コイル５が加熱されて伸長し、図１（ａ）から
（ｂ）のように、カバー４を伸ばし上方へ突出させる。
また前記通電の遮断によりコイル５が冷えて伸長する力
がなくなり、カバー４が弾性力によりコイル５を圧縮し
て収縮し、元の図１（ａ）の状態に復帰する。ヒータ７
への通電を断続的に行なうことにより前記の動作が繰り
返されてカバー４部分が上下に伸縮を繰り返し、人体を
繰返し押圧して指圧ないしマッサージを行なうことがで
きる。
圧ないしマッサージすることができる指圧・マッサージ
装置を提供する。 【構成】 装置を構成する指圧ユニット１は、ベース２
に形成された筒部３内に形状記憶コイル５とヒータ７を
設け、更に筒部３を覆うように弾性体からなるカバー４
を設けた構成となっている。ヒータ７への通電により、
形状記憶コイル５が加熱されて伸長し、図１（ａ）から
（ｂ）のように、カバー４を伸ばし上方へ突出させる。
また前記通電の遮断によりコイル５が冷えて伸長する力
がなくなり、カバー４が弾性力によりコイル５を圧縮し
て収縮し、元の図１（ａ）の状態に復帰する。ヒータ７
への通電を断続的に行なうことにより前記の動作が繰り
返されてカバー４部分が上下に伸縮を繰り返し、人体を
繰返し押圧して指圧ないしマッサージを行なうことがで
きる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は機械的な押圧ないし振動
により指圧ないしマッサージを行なう指圧・マッサージ
装置に関するものである。
により指圧ないしマッサージを行なう指圧・マッサージ
装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の装置として、モータの駆
動により振動する振動部を有し、その振動部を人体に押
し当ててマッサージを行なう装置、ローラを人体の背中
に沿って移動させてマッサージを行なう装置、あるいは
外周に多数のイボを形成したローラを回転させ、その上
に人の足を載せさせてマッサージを行なう装置などが知
られている。
動により振動する振動部を有し、その振動部を人体に押
し当ててマッサージを行なう装置、ローラを人体の背中
に沿って移動させてマッサージを行なう装置、あるいは
外周に多数のイボを形成したローラを回転させ、その上
に人の足を載せさせてマッサージを行なう装置などが知
られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
指圧・マッサージ装置では、指圧ないしマッサージする
部位を任意に変更して使用者の所望の部位、ツボを正確
に指圧ないしマッサージすることはできず、さらに指圧
ないしマッサージする押圧力の強弱、１回の押圧時間と
押圧間隔時間の長短、押圧力の分布など押圧の態様を所
望に変更することもできなかった。
指圧・マッサージ装置では、指圧ないしマッサージする
部位を任意に変更して使用者の所望の部位、ツボを正確
に指圧ないしマッサージすることはできず、さらに指圧
ないしマッサージする押圧力の強弱、１回の押圧時間と
押圧間隔時間の長短、押圧力の分布など押圧の態様を所
望に変更することもできなかった。
【０００４】そこで本発明の課題は、このような欠点を
解消し、使用者の所望の部位を所望の態様で正確に指圧
ないしマッサージすることができる指圧・マッサージ装
置を提供することにある。
解消し、使用者の所望の部位を所望の態様で正確に指圧
ないしマッサージすることができる指圧・マッサージ装
置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明によれば、加熱されることにより記憶してい
る長い形状に伸長する形状記憶素子と、通電されて発熱
し前記形状記憶素子を加熱するヒータと、前記ヒータに
よる加熱時に伸長する前記形状記憶素子の押圧により変
位して人体を押圧する押圧部材とからなる押圧ユニット
を有し、前記ヒータへの通電により前記押圧ユニットを
駆動して指圧ないしマッサージを行なう指圧・マッサー
ジ装置の構成を採用した。
め、本発明によれば、加熱されることにより記憶してい
る長い形状に伸長する形状記憶素子と、通電されて発熱
し前記形状記憶素子を加熱するヒータと、前記ヒータに
よる加熱時に伸長する前記形状記憶素子の押圧により変
位して人体を押圧する押圧部材とからなる押圧ユニット
を有し、前記ヒータへの通電により前記押圧ユニットを
駆動して指圧ないしマッサージを行なう指圧・マッサー
ジ装置の構成を採用した。
【０００６】
【作用】このような構成によれば、押圧ユニットのヒー
タへ通電することにより、ヒータが発熱して形状記憶素
子を加熱し、形状記憶素子が伸長して押圧部材を変位さ
せる。またヒータへの通電を遮断することにより元の状
態に復帰する。ヒータへの通電を断続的に行なうことに
より押圧部材の変位が繰り返され、人体を繰返し押圧し
て指圧ないしマッサージを行なうことができる。
タへ通電することにより、ヒータが発熱して形状記憶素
子を加熱し、形状記憶素子が伸長して押圧部材を変位さ
せる。またヒータへの通電を遮断することにより元の状
態に復帰する。ヒータへの通電を断続的に行なうことに
より押圧部材の変位が繰り返され、人体を繰返し押圧し
て指圧ないしマッサージを行なうことができる。
【０００７】
【実施例】以下、図を参照して本発明の実施例を説明す
る。
る。
【０００８】図１は本発明の実施例の指圧・マッサージ
装置を構成する押圧ユニットの構造と動作を説明するも
ので、（ａ）は後述のヒータへの非通電時の状態を示
し、（ｂ）は通電時の状態を示している。
装置を構成する押圧ユニットの構造と動作を説明するも
ので、（ａ）は後述のヒータへの非通電時の状態を示
し、（ｂ）は通電時の状態を示している。
【０００９】図１において、符号１は押圧ユニット全体
を示す。符号２は押圧ユニット１のベースであり、良熱
伝導体からなり、その上面には例えば円筒状の筒部３が
形成されている。筒部３の上端部には、後述のように人
体を押圧する押圧部材として、ゴムなどの弾性体からな
るカバー４が筒部３を覆うようにして固着されている。
筒部３内にはＮｉ−Ｔｉ合金などの形状記憶合金ないし
形状記憶高分子材料からなる形状記憶コイル５が設けら
れており、その下端はベース２の上面に固定され、上端
は固定部材６を介してカバー４に固定されている。ま
た、筒部３内においてコイル５の側方近傍には発熱抵抗
体からなるヒータ７が設けられており、その両端はベー
ス２に植設された接続端子８ａ、８ｂに接続されてい
る。この端子８ａ、８ｂは後述する指圧・マッサージ装
置のベースとなる押圧ユニット取り付け台に押圧ユニッ
トを取り付けるための取り付け足を兼ねている。
を示す。符号２は押圧ユニット１のベースであり、良熱
伝導体からなり、その上面には例えば円筒状の筒部３が
形成されている。筒部３の上端部には、後述のように人
体を押圧する押圧部材として、ゴムなどの弾性体からな
るカバー４が筒部３を覆うようにして固着されている。
筒部３内にはＮｉ−Ｔｉ合金などの形状記憶合金ないし
形状記憶高分子材料からなる形状記憶コイル５が設けら
れており、その下端はベース２の上面に固定され、上端
は固定部材６を介してカバー４に固定されている。ま
た、筒部３内においてコイル５の側方近傍には発熱抵抗
体からなるヒータ７が設けられており、その両端はベー
ス２に植設された接続端子８ａ、８ｂに接続されてい
る。この端子８ａ、８ｂは後述する指圧・マッサージ装
置のベースとなる押圧ユニット取り付け台に押圧ユニッ
トを取り付けるための取り付け足を兼ねている。
【００１０】このような押圧ユニット１において、ヒー
タ７が通電されておらず発熱していない状態では、形状
記憶コイル５には伸長しようとする力がなく、カバー４
の収縮しようとする弾性力によって図１（ａ）に示すよ
うにコイル５が圧縮され、カバー４上面は扁平に近い形
状になっている。この状態からヒータ７が通電され発熱
すると、コイル５が加熱されることにより記憶している
長い形状に伸び、図１（ｂ）に示すように、カバー４を
伸ばして上方に突出させる。また、ヒータ７への通電が
遮断されると、ヒータ７及びコイル５の熱が良熱伝導体
のベース２を介して放熱され、コイル５の温度が下が
り、コイル５の伸長しようとする力がなくなり、カバー
４の収縮する弾性力によりコイル５が圧縮され、図１
（ａ）の状態に戻る。
タ７が通電されておらず発熱していない状態では、形状
記憶コイル５には伸長しようとする力がなく、カバー４
の収縮しようとする弾性力によって図１（ａ）に示すよ
うにコイル５が圧縮され、カバー４上面は扁平に近い形
状になっている。この状態からヒータ７が通電され発熱
すると、コイル５が加熱されることにより記憶している
長い形状に伸び、図１（ｂ）に示すように、カバー４を
伸ばして上方に突出させる。また、ヒータ７への通電が
遮断されると、ヒータ７及びコイル５の熱が良熱伝導体
のベース２を介して放熱され、コイル５の温度が下が
り、コイル５の伸長しようとする力がなくなり、カバー
４の収縮する弾性力によりコイル５が圧縮され、図１
（ａ）の状態に戻る。
【００１１】従って、ヒータ７に対し断続的に通電する
ことにより、押圧ユニット１のカバー４を設けた上部が
上下に伸縮し、カバー４を人体に当接させていれば、人
体への押圧を繰返し、指圧ないしマッサージを行なうこ
とができる。なお、押圧ユニット１の伸縮量は例えば５
〜１０ｍｍ程度に設定できる。
ことにより、押圧ユニット１のカバー４を設けた上部が
上下に伸縮し、カバー４を人体に当接させていれば、人
体への押圧を繰返し、指圧ないしマッサージを行なうこ
とができる。なお、押圧ユニット１の伸縮量は例えば５
〜１０ｍｍ程度に設定できる。
【００１２】上記のような押圧ユニット１を所定の配置
形態、例えばマトリクス状に配置して指圧・マッサージ
装置が構成される。例えば人の足裏の指圧ないしマッサ
ージを行なう装置として構成する場合、図２に示すよう
に足裏の形状に形成した押圧ユニット取り付け台９の上
面に多数の押圧ユニット１を配置する。取り付台９は数
ｍｍピッチでマトリックス状に配線されており、その各
々のブロックに押圧ユニット１を取り付けるためのコネ
クタが配置されているため、押圧ユニット１は最小数ｍ
ｍピッチで取り付け位置が可変できる。押圧ユニットそ
のものは最小限直径１０ｍｍ位に形成されるので数ｍｍ
ピッチで取り付けはできない。そして取り付け台９に
は、押圧ユニット１のそれぞれを独立に駆動するための
マトリクス状の駆動回路を設ける。この駆動回路の一部
として、図２中で破線で囲んだＡ部の回路部分を拡大し
て図３に示してある。
形態、例えばマトリクス状に配置して指圧・マッサージ
装置が構成される。例えば人の足裏の指圧ないしマッサ
ージを行なう装置として構成する場合、図２に示すよう
に足裏の形状に形成した押圧ユニット取り付け台９の上
面に多数の押圧ユニット１を配置する。取り付台９は数
ｍｍピッチでマトリックス状に配線されており、その各
々のブロックに押圧ユニット１を取り付けるためのコネ
クタが配置されているため、押圧ユニット１は最小数ｍ
ｍピッチで取り付け位置が可変できる。押圧ユニットそ
のものは最小限直径１０ｍｍ位に形成されるので数ｍｍ
ピッチで取り付けはできない。そして取り付け台９に
は、押圧ユニット１のそれぞれを独立に駆動するための
マトリクス状の駆動回路を設ける。この駆動回路の一部
として、図２中で破線で囲んだＡ部の回路部分を拡大し
て図３に示してある。
【００１３】図３に示したＡ部には縦のリード線Ｌx1〜
Ｌx4と横のリード線Ｌy1〜Ｌy6からなるマトリクス回路
が設けられており、縦のリード線Ｌx1〜Ｌx4のそれぞれ
には丸印で示す端子８ｂ用のコネクタ１０ｂが横のリー
ド線Ｌy1〜Ｌy6のそれぞれに対応して接続され、横のリ
ード線Ｌy1〜Ｌy6のそれぞれには三角印で示す端子８ａ
用のコネクタ１０ａが縦のリード線Ｌx1〜Ｌx4のそれぞ
れに対応して接続されている。左右に隣合うコネクタ１
０ａ、１０ｂの対のそれぞれに各押圧ユニット１の端子
８ａ、８ｂを差し込んで各押圧ユニット１が図示の駆動
回路に接続され、取り付け台９に取り付けられる。ま
た、縦のリード線Ｌx1〜Ｌx4のそれぞれはトランジスタ
Ｔx1〜Ｔx4を介してアースされ、横のリード線Ｌy1〜Ｌ
y6のそれぞれはトランジスタＴy1〜Ｔy6を介して電源ラ
インに接続されている。トランジスタＴx1〜Ｔx4、Ｔy1
〜Ｔy6のそれぞれのベースはマイクロコンピュータなど
から構成された制御回路１１に接続されている。
Ｌx4と横のリード線Ｌy1〜Ｌy6からなるマトリクス回路
が設けられており、縦のリード線Ｌx1〜Ｌx4のそれぞれ
には丸印で示す端子８ｂ用のコネクタ１０ｂが横のリー
ド線Ｌy1〜Ｌy6のそれぞれに対応して接続され、横のリ
ード線Ｌy1〜Ｌy6のそれぞれには三角印で示す端子８ａ
用のコネクタ１０ａが縦のリード線Ｌx1〜Ｌx4のそれぞ
れに対応して接続されている。左右に隣合うコネクタ１
０ａ、１０ｂの対のそれぞれに各押圧ユニット１の端子
８ａ、８ｂを差し込んで各押圧ユニット１が図示の駆動
回路に接続され、取り付け台９に取り付けられる。ま
た、縦のリード線Ｌx1〜Ｌx4のそれぞれはトランジスタ
Ｔx1〜Ｔx4を介してアースされ、横のリード線Ｌy1〜Ｌ
y6のそれぞれはトランジスタＴy1〜Ｔy6を介して電源ラ
インに接続されている。トランジスタＴx1〜Ｔx4、Ｔy1
〜Ｔy6のそれぞれのベースはマイクロコンピュータなど
から構成された制御回路１１に接続されている。
【００１４】このような構成のもとに、制御回路１１の
出力によってトランジスタＴx1〜Ｔx4のいずれかとトラ
ンジスタＴy1〜Ｔy6のいずれかがオンされることによ
り、リード線Ｌx1〜Ｌx4、Ｌy1〜Ｌy6のうちで前記のオ
ンされたトランジスタに接続されたリード線の組に電流
が印加され、そのリード線の組に接続された押圧ユニッ
ト１のヒータ７が通電され、前述のようにコイル５が伸
長し、カバー４が突出する。前記のトランジスタのオン
を断続的に行なうことにより、前述のようにカバー４を
設けた押圧ユニット１の上部が伸縮し、指圧ないしマッ
サージを行なうことができる。
出力によってトランジスタＴx1〜Ｔx4のいずれかとトラ
ンジスタＴy1〜Ｔy6のいずれかがオンされることによ
り、リード線Ｌx1〜Ｌx4、Ｌy1〜Ｌy6のうちで前記のオ
ンされたトランジスタに接続されたリード線の組に電流
が印加され、そのリード線の組に接続された押圧ユニッ
ト１のヒータ７が通電され、前述のようにコイル５が伸
長し、カバー４が突出する。前記のトランジスタのオン
を断続的に行なうことにより、前述のようにカバー４を
設けた押圧ユニット１の上部が伸縮し、指圧ないしマッ
サージを行なうことができる。
【００１５】以上のような実施例の指圧・マッサージ装
置によれば、図３のマトリクス状の駆動回路を介し、マ
トリスク状に配置した押圧ユニット１のいずれかを任意
に選択して駆動し、指圧ないしマッサージを行なうこと
ができる。即ち、駆動する押圧ユニット１の選択によ
り、指圧ないしマッサージする部位を任意に変更して使
用者の所望の部位（ツボ）を正確に指圧ないしマッサー
ジすることができる。また、押圧ユニット１を駆動する
図３の駆動回路のトランジスタのオン時間とオフ時間の
長短の設定により、押圧ユニット１の１回の押圧時間と
押圧間隔時間も所望に選択し、変更でき、使用者の所望
の態様で効果的に指圧ないしマッサージを行なうことが
できる。
置によれば、図３のマトリクス状の駆動回路を介し、マ
トリスク状に配置した押圧ユニット１のいずれかを任意
に選択して駆動し、指圧ないしマッサージを行なうこと
ができる。即ち、駆動する押圧ユニット１の選択によ
り、指圧ないしマッサージする部位を任意に変更して使
用者の所望の部位（ツボ）を正確に指圧ないしマッサー
ジすることができる。また、押圧ユニット１を駆動する
図３の駆動回路のトランジスタのオン時間とオフ時間の
長短の設定により、押圧ユニット１の１回の押圧時間と
押圧間隔時間も所望に選択し、変更でき、使用者の所望
の態様で効果的に指圧ないしマッサージを行なうことが
できる。
【００１６】ところで、図１に示した押圧ユニット１の
構造では、形状記憶コイル５とヒータ７を１個ずつ１組
だけ設けるものとしたが複数組設けてもよい。例えば図
４に符号５１、５２及び７１、７２で示すように形状記
憶コイルとヒータを２組設けることもでき、図５に符号
５１〜５４及び７１〜７４で示すように４組設けること
もできる。
構造では、形状記憶コイル５とヒータ７を１個ずつ１組
だけ設けるものとしたが複数組設けてもよい。例えば図
４に符号５１、５２及び７１、７２で示すように形状記
憶コイルとヒータを２組設けることもでき、図５に符号
５１〜５４及び７１〜７４で示すように４組設けること
もできる。
【００１７】この場合、複数個の形状記憶コイルの内の
何個を駆動するかにより、押圧ユニット１の押圧力を変
更できる。また、いずれのコイルを駆動するかによって
押圧力の作用部位が異なり、押圧力の作用形態も変更で
きる。さらに複数個の形状記憶コイルのそれぞれの駆動
時間のタイミングの設定によって押圧の態様を変更する
こともできる。そして、これらの各駆動条件を制御する
ことにより押圧の態様を種々に変更でき、専門家に近い
ような極めて効果的な指圧ないしマッサージを行なうこ
とが可能になる。
何個を駆動するかにより、押圧ユニット１の押圧力を変
更できる。また、いずれのコイルを駆動するかによって
押圧力の作用部位が異なり、押圧力の作用形態も変更で
きる。さらに複数個の形状記憶コイルのそれぞれの駆動
時間のタイミングの設定によって押圧の態様を変更する
こともできる。そして、これらの各駆動条件を制御する
ことにより押圧の態様を種々に変更でき、専門家に近い
ような極めて効果的な指圧ないしマッサージを行なうこ
とが可能になる。
【００１８】なお、この場合に複数組の形状記憶コイル
とヒータはそれぞれ押圧力、発熱量などの特性が異なる
ものを設けるようにすれば、押圧の態様を更に多様に異
ならせることができる。
とヒータはそれぞれ押圧力、発熱量などの特性が異なる
ものを設けるようにすれば、押圧の態様を更に多様に異
ならせることができる。
【００１９】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、加熱されることにより記憶している長い形状
に伸長する形状記憶素子と、通電されて発熱し前記形状
記憶素子を加熱するヒータと、前記ヒータによる加熱時
に伸長する前記形状記憶素子の押圧により変位して人体
を押圧する押圧部材とからなる押圧ユニットを有し、前
記ヒータへの通電により前記押圧ユニットを駆動して指
圧ないしマッサージを行なうようにした指圧・マッサー
ジ装置の構成を採用したので、指圧ないしマッサージす
る部位を任意に変更して使用者の所望の部位を正確に指
圧ないしマッサージすることができ、さらに押圧の態様
を変更して使用者の所望の態様で効果的に指圧ないしマ
ッサージすることができる優れた指圧・マッサージ装置
を提供することができる。
によれば、加熱されることにより記憶している長い形状
に伸長する形状記憶素子と、通電されて発熱し前記形状
記憶素子を加熱するヒータと、前記ヒータによる加熱時
に伸長する前記形状記憶素子の押圧により変位して人体
を押圧する押圧部材とからなる押圧ユニットを有し、前
記ヒータへの通電により前記押圧ユニットを駆動して指
圧ないしマッサージを行なうようにした指圧・マッサー
ジ装置の構成を採用したので、指圧ないしマッサージす
る部位を任意に変更して使用者の所望の部位を正確に指
圧ないしマッサージすることができ、さらに押圧の態様
を変更して使用者の所望の態様で効果的に指圧ないしマ
ッサージすることができる優れた指圧・マッサージ装置
を提供することができる。
【図１】本発明の実施例による指圧・マッサージ装置を
構成する押圧ユニットの構造と動作を示す非通電時と通
電時の断面図である。
構成する押圧ユニットの構造と動作を示す非通電時と通
電時の断面図である。
【図２】押圧ユニットが取り付けられる押圧ユニット取
り付け台の形状の一例と押圧ユニットのマトリクス状の
配置例を示す説明図である。
り付け台の形状の一例と押圧ユニットのマトリクス状の
配置例を示す説明図である。
【図３】マトリクス状に配置した押圧ユニットを駆動す
る駆動回路の回路図である。
る駆動回路の回路図である。
【図４】押圧ユニットの他の構造例を示す断面図であ
る。
る。
【図５】押圧ユニットの更に他の構造例を示す断面図で
ある。
ある。
１ 押圧ユニット ２ ベース ３ 筒部 ４ カバー ５ 形状記憶コイル ６ 固定部材 ７ ヒータ ８ａ、８ｂ 接続端子 ９ 押圧ユニット取り付け台 １０ａ、１０ｂ コネクタ １１ 制御回路 ５１〜５４ 形状記憶コイル ７１〜７４ ヒータ
Claims (6)
- 【請求項１】 加熱されることにより記憶している長い
形状に伸長する形状記憶素子と、通電されて発熱し前記
形状記憶素子を加熱するヒータと、前記ヒータによる加
熱時に伸長する前記形状記憶素子の押圧により変位して
人体を押圧する押圧部材とからなる押圧ユニットを有
し、前記ヒータへの通電により前記押圧ユニットを駆動
して指圧ないしマッサージを行なうように構成したこと
を特徴とする指圧・マッサージ装置。 - 【請求項２】 前記押圧部材は弾性体からなり、前記形
状記憶素子の非加熱時に弾性力により形状記憶素子を圧
縮することを特徴とする請求項１に記載の指圧・マッサ
ージ装置。 - 【請求項３】 前記押圧ユニットに前記形状記憶素子と
前記ヒータを複数組設けたことを特徴とする請求項１ま
たは２に記載の指圧・マッサージ装置。 - 【請求項４】 前記形状記憶素子と前記ヒータの複数組
はそれぞれ特性の異なるものを設けたことを特徴とする
請求項３に記載の指圧・マッサージ装置。 - 【請求項５】 複数個の前記押圧ユニットを所定の形態
で配置し、各押圧ユニットの前記ヒータに個別に通電を
行なう駆動回路により各押圧ユニットを独立して駆動す
るように構成したことを特徴とする請求項１から４まで
のいずれか１項に記載の指圧・マッサージ装置。 - 【請求項６】 人体の所定部分に対応した形状に形成さ
れた押圧ユニット取り付け台に、複数個の前記押圧ユニ
ットを所定の配置形態で取り付けて構成したことを特徴
とする請求項１から５までのいずれか１項に記載の指圧
・マッサージ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3381093A JPH06245963A (ja) | 1993-02-24 | 1993-02-24 | 指圧・マッサージ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3381093A JPH06245963A (ja) | 1993-02-24 | 1993-02-24 | 指圧・マッサージ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06245963A true JPH06245963A (ja) | 1994-09-06 |
Family
ID=12396840
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3381093A Pending JPH06245963A (ja) | 1993-02-24 | 1993-02-24 | 指圧・マッサージ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06245963A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0761188A2 (de) * | 1995-08-10 | 1997-03-12 | 1st Memory Alloys GmbH | Verbundgewebe mit Memory-Metall und Anwendungen hiervon |
| JP2008096348A (ja) * | 2006-10-13 | 2008-04-24 | Tlv Co Ltd | 振動計 |
| JP2008170387A (ja) * | 2007-01-15 | 2008-07-24 | Tlv Co Ltd | 振動計 |
| CN104887469A (zh) * | 2015-04-30 | 2015-09-09 | 王愚佳 | 一种小气囊阵列式推拿装置及其控制方法 |
| CN104921912A (zh) * | 2015-04-30 | 2015-09-23 | 武汉理工大学 | 一种可控式热-力转换小气囊阵列及其制作方法 |
-
1993
- 1993-02-24 JP JP3381093A patent/JPH06245963A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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