JP3124868U - 足裏用低周波治療装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】足裏の低周波治療ができると共に、足裏の温熱治療ができ、しかも、温熱治療に用いる電極を効果的に加熱することができる足裏用低周波治療装置を提供する。
【解決手段】各種回路が内蔵された中空状のケース1の上面の両側部に一対の足載置部2を配置すると共に、該足載置部2間に操作部3を配設し、前記足載置部2における足裏のツボに相当する位置に電極4を配置した足裏用低周波治療装置Aにおいて、前記足載置部2に足裏の加熱手段を設け、該加熱手段はヒーター線8とし、該ヒーター線8を前記電極4に近接または接触して配設すると共に、電極4の直下を通過するように配設している。
【選択図】図2
【解決手段】各種回路が内蔵された中空状のケース1の上面の両側部に一対の足載置部2を配置すると共に、該足載置部2間に操作部3を配設し、前記足載置部2における足裏のツボに相当する位置に電極4を配置した足裏用低周波治療装置Aにおいて、前記足載置部2に足裏の加熱手段を設け、該加熱手段はヒーター線8とし、該ヒーター線8を前記電極4に近接または接触して配設すると共に、電極4の直下を通過するように配設している。
【選択図】図2
Description
本考案は、足裏を温めながら、電極を介して足裏のツボに低周波電圧を作用させることを可能にした、足裏用低周波治療装置に関するものである。
従来において、足裏のツボに電気治療のパルスを当てて刺激する装置として、実用新案登録第3069252号公報に示すような足裏用低周波治療装置が存在する。
この足裏用低周波治療装置は、各種回路が内蔵された中空状のケースの上面の両側部に一対の足載置部を配置すると共に、該足載置部間に操作部を配設し、各足載置部における足裏のツボに相当する位置に電極を配置した低周波治療装置において、足載置部に、足載置部と電極の両方を温める足裏の温熱手段を設けて、低周波治療と同時に温熱治療も行えるようにして、足裏の血行を良好にし、身体の新陳代謝を活発化させるものである。
実用新案登録第3069252号公報
しかしながら、上述した従来の足裏用低周波治療装置においては、電極を加熱するヒーター線が、電極と離れた位置からケースを介して加熱するものであるから、加熱方法が間接的であり、効率的な加熱ができないという問題があった。
また、足裏の治療を行う際には、足裏の位置によって電極の温度を変えた方が良い場合もあるが、前述の足裏用低周波治療装置は、複数の電極とヒーター線の距離がほぼ一定であり、複数の電極が一様の温度に加熱されてしまうので、電極の温度を個別に調節できないという問題もあった。
そこで、本考案は、上述した従来の問題点に鑑みなされたもので、足裏の低周波治療ができると共に、足裏の温熱治療ができ、しかも、温熱治療に用いる電極を効果的に加熱することができる足裏用低周波治療装置を提供するものである。
本考案は、各種回路が内蔵された中空状のケースの上面の両側部に一対の足載置部を配置すると共に、該足載置部間に操作部を配設し、前記足載置部における足裏のツボに相当する位置に電極を配置した足裏用低周波治療装置において、
前記足載置部に足裏の加熱手段を設け、該加熱手段はヒーター線とし、該ヒーター線を前記電極の直下に近接または接触して通過するように配設したことで、上述した課題を解決した。
前記足載置部に足裏の加熱手段を設け、該加熱手段はヒーター線とし、該ヒーター線を前記電極の直下に近接または接触して通過するように配設したことで、上述した課題を解決した。
また、各種回路が内蔵された中空状のケースの上面の両側部に一対の足載置部を配置すると共に、該足載置部間に操作部を配設し、前記足載置部における足裏のツボに相当する位置に電極を配置した足裏用低周波治療装置において、
前記電極は頭部を半球形にした略円筒形に形成して前記一対の足載置部に形成された挿入穴に固定ネジで固定し、
前記足載置部に足裏の加熱手段を設け、該加熱手段はヒーター線とし、該ヒーター線は前記電極の直下を近接して通過するように配設し、前記電極の範囲内で円弧を描いて曲がるように構成したことで、同じく上述した課題を解決した。
前記電極は頭部を半球形にした略円筒形に形成して前記一対の足載置部に形成された挿入穴に固定ネジで固定し、
前記足載置部に足裏の加熱手段を設け、該加熱手段はヒーター線とし、該ヒーター線は前記電極の直下を近接して通過するように配設し、前記電極の範囲内で円弧を描いて曲がるように構成したことで、同じく上述した課題を解決した。
さらに、各種回路が内蔵された中空状のケースの上面の両側部に一対の足載置部を配置すると共に、該足載置部間に操作部を配設し、前記足載置部における足裏のツボに相当する位置に電極を配置した足裏用低周波治療装置において、
前記電極は頭部を半球形にした略円筒形に形成して前記一対の足載置部に形成された挿入穴に固定ネジで固定し、
前記足載置部に足裏の加熱手段を設け、該加熱手段はヒーター線とし、該ヒーター線は前記一対の足載置部に形成されたヒーター溝に配設して前記電極の直下に接触して通過するように配設し、該ヒーター線は前記電極の範囲内で円弧を描いて曲がるように構成したことで、同じく上述した課題を解決した。
前記電極は頭部を半球形にした略円筒形に形成して前記一対の足載置部に形成された挿入穴に固定ネジで固定し、
前記足載置部に足裏の加熱手段を設け、該加熱手段はヒーター線とし、該ヒーター線は前記一対の足載置部に形成されたヒーター溝に配設して前記電極の直下に接触して通過するように配設し、該ヒーター線は前記電極の範囲内で円弧を描いて曲がるように構成したことで、同じく上述した課題を解決した。
本考案は、各種回路が内蔵された中空状のケースの上面の両側部に一対の足載置部を配置すると共に、該足載置部間に操作部を配設し、前記足載置部における足裏のツボに相当する位置に電極を配置したことにより、足裏のツボに低周波治療を行うことができると共に、温熱治療ができるので、足裏の血行を良くして新陳代謝の活発化を図ることができ、これらの治療の相乗効果により、体調の改善をより効果的に行うことができる。
また、足載置部も温めるため、この足載置部と電極により、効率良く温熱治療を行うことができる。
さらに、本考案は、加熱手段を電極の直下に近接または接触して配設したので、加熱手段からの電極の加熱を効率的に行うことができ、従来に比して少ない時間で電極を所定の温度に加熱できるものである。
また、本考案は、電極の直下を通過する加熱手段の電極の範囲内における長さを円弧部分において任意に変えることができるので、電極により加熱手段の円弧部分の長さを調整することにより、電極毎に最適の温度に設定することが可能になる。
以下に、本考案に係る足裏用低周波治療装置を実施するための最良の形態を、図面に基づいて説明する。
図1は本考案に係る足裏用低周波治療装置の全体構成を示す平面図、図2は図1の足裏用低周波治療装置における足載置部の内部構成を示す平面図、図3は図2の足載置部における電極の設置状態を示す要部拡大断面図、図4は図2の足載置部における電極の設置状態の他の実施例を示す要部拡大断面図、図5は図2の足載置部の他の実施例を示す平面図である。
本考案に係る足裏用低周波治療装置Aは、図1に示すように、各種回路が内蔵された中空状のケース1の上面の両側部に一対の足載置部2,2を配置すると共に、この足載置部2,2間に操作部3を配設し、各足載置部2,2における足裏のツボに相当する位置に複数の電極4,4,4・・・を配置したものである。そして、これらの電極4,4,4・・・には、加熱手段となるヒーター線8を、電極4に近接して配設している。
この各足載置部2は、図2に示すように、加熱手段であるヒーター線8の配置を、各電極4,4,4・・・間を通すように蛇行させて配置している。また、電極4は、足載置部2,2の足指位置に設置された単独の9個の電極4aと、土踏まず位置に設置された連接した4個の電極4bと、土踏まず位置に設置された単独の1個の電極4cと、踵位置に設置された単独の4個の電極4dとから構成されている。そして、電極4の直下においては、電極4との接触面が大きくなるように、電極4の範囲内において円弧状に曲げられている。ヒーター線8をこのように配置することにより、電極4を効率的に加熱することができるものである。
また、電極4は、図3に示すように、例えば、カーボン粉末を混在させたポリオキシメチレンプラスチックのような導電性樹脂若しくは金属等を用いて半球体に形成されたものを使用するが、2個の半球体を連設して形成したものでも良い。この電極4は、ケース1に形成された配設穴1aに挿入され、下側よりプリント基板5を介して固定ネジ6により固定している。
この固定ネジ6は、電極4を固定すると共に、プリント基板5に形成された図示しない接続回路と電極4を電気的に接続するものであり、プリント基板5は、接続コード7に接続している。この接続コード7は、後述する低周波電圧発生回路に接続しており、この低周波電圧発生回路で発生する正弦波や間欠のパルス電圧を接続コード7、プリント基板5、固定ネジ6を経由して電極4に伝達するようになっている。そして、この接続コード7は、所定回路を経由して電源コードに接続されている。
また、電極4を加熱する加熱手段であるヒーター線8は、断面円形状に形成されている。そして、電極4の直下のケース1に、逆U字形状のヒーター溝1bを形成し、このヒーター溝1bにヒーター線8を埋め込むものである。これにより、このヒーター線8と電極4は近接した状態となり、ヒーター線8の電熱を素早く電極4に伝達するので、電極4を効率的に加熱できるものである。そのため、電極4が所定の温度に達する時間が早くなり、従来に比して少ない電力で目的を達することができるようになる。
さらに、電極4とヒーター線18の接触面積を増やして電極4を効率的に加熱するためには、図4に示すように、ヒーター線18の形状を、断面矩形状とする。また、ヒーター溝1cも矩形状にして、その上部を開放したものにすれば、電極4とヒーター線18が直接的に接触すると共に、電極4とヒーター線18の接触面積も大きくなるため、電極4を一層効率的に加熱できる。
また、図4に示すように、電極4の下部に、断面矩形状のヒーター溝4eを設け、ヒーター線18を、電極4のヒーター溝4eとケース1のヒーター溝1cにより挟み込んで保持しても良い。すると、電極4とヒーター線18が直接的に接触すると共に、電極4とヒーター線18の接触面積がより大きくなるため、電極4を一層効率的に加熱できる。
本考案は、足載置部2と電極4を温めて効率良く温熱治療を行うものであるが、図3に示すように、ヒーター線8が電極4に近接しているときは、電極4の温度よりも、ケース1の足載置部2の温度の方が比較的に高くなる。また、図4に示すように、ヒーター線8が電極4に接触しているときは、ケース1の足載置部2の温度よりも、電極4の温度の方が比較的に高くなる。
なお、ヒーター線8の形状、ヒーター線8と電極4の近接距離、ヒーター線8と電極4の接触面積・接触形状を変えることにより、ケース1の足載置部2の温度と電極4の温度を、ある程度自由に調節することができる。
また、操作部3には、図示しないが数種類の波形と周期の低周波電圧を発生させる低周波電圧回路、この低周波電圧回路と電極4,4,4・・・との間に設けた接続回路、低周波電圧発生時間を設定するタイマー回路、低周波電圧の強さ(電圧)を調整する調整回路、ヒーター線8の接続回路等を選択・接続して電極4,4,4・・・に所望の低周波電圧を供給する各種の調整釦、表示パネルおよび表示ランプを取り付けてある。また、電極4,4,4・・・は、1個または複数個を選択して接続することが可能となっており、選択された電極4は、表示ランプが点灯するようになっている。
このように構成された足裏用低周波治療装置Aを使用する場合には、まず、刺激する足のツボに対応する電極4,4,4・・・を選択し、足を足載置部2に載せて図示しないスイッチを入れると、低周波電圧回路より選択したパルス等の低周波電圧が電極4,4,4・・・に伝達され、低周波電圧が足のツボに作用する。また、発熱したヒーター線8が電極4,4,4・・・を所定の温度に加熱するので、電極4,4,4・・・より放熱され足裏を温めるものである。同時に、発熱したヒーター線8がケース1の足載置部2も所定の温度に加熱するので、この足載置部2により放熱されて足裏を温めるものである。
上述のように、足裏用低周波治療装置Aは、各種回路が内蔵された中空状のケース1の上面の両側部に一対の足載置部2,2を配置すると共に、この足載置部間2,2に操作部3を配設し、前記足載置部2,2における足裏のツボに相当する位置に電極4,4,4・・・を配置すると共に、加熱手段のヒーター線8を配設したことにより、足裏のツボに低周波治療を行うことができると共に、温熱治療ができるので、足裏の血行を良くして新陳代謝の活発化を図ることができ、これらの治療の相乗効果により、体調の改善をより効果的に行うことができる。
また、図5は、本考案に係る足裏用低周波治療装置Aの足載置部12の他の実施例を示すものである。この足載置部12は、前述の足載置部2のヒーター線18について、各電極4,4,4・・・において接触面の長さを変えたものである。そのため、より加熱を必要とする電極4aでは、電極4aの範囲内においてヒーター線18の有効長さを増すために、円周に沿って円弧状に電極4aとの接触長さを延長している。
一方、あまり加熱を必要としない位置の電極4bは、ヒーター線18は電極4aとの接触長さを小さくするために円弧を大きくしないものである。
このように構成された足載置部12は、各電極4,4,4・・・においてヒーター線18による加熱状態を個別に調整することができるので、各電極4,4,4・・・はそれぞれ最適の温度になるように接触面積等を調整でき、一層効果的な温熱治療ができるので、足裏の血行を良くして新陳代謝の活発化を図ることができ、効果的な足裏用低周波治療装置Aを提供できるものである。
本考案は、足裏の低周波治療ができると共に、足裏の温熱治療ができ、しかも、温熱治療の電極を効果的に加熱することができる足裏用低周波治療装置として、広く利用されるものである。
A 足裏用低周波治療装置
1 ケース
1a 配設穴
1b ヒーター溝
1c ヒーター溝
2 足載置部
3 操作部
4 電極
4a 電極
4b 電極
4c 電極
4d 電極
4e ヒーター溝
5 プリント基板
6 固定ネジ
7 接続コード
8 ヒーター線
12 足載置部
18 ヒーター線
1 ケース
1a 配設穴
1b ヒーター溝
1c ヒーター溝
2 足載置部
3 操作部
4 電極
4a 電極
4b 電極
4c 電極
4d 電極
4e ヒーター溝
5 プリント基板
6 固定ネジ
7 接続コード
8 ヒーター線
12 足載置部
18 ヒーター線
Claims (3)
- 各種回路が内蔵された中空状のケースの上面の両側部に一対の足載置部を配置すると共に、該足載置部間に操作部を配設し、前記足載置部における足裏のツボに相当する位置に電極を配置した足裏用低周波治療装置において、
前記足載置部に足裏の加熱手段を設け、該加熱手段はヒーター線とし、該ヒーター線を前記電極の直下に近接または接触して通過するように配設したことを特徴とする足裏用低周波治療装置。 - 各種回路が内蔵された中空状のケースの上面の両側部に一対の足載置部を配置すると共に、該足載置部間に操作部を配設し、前記足載置部における足裏のツボに相当する位置に電極を配置した足裏用低周波治療装置において、
前記電極は頭部を半球形にした略円筒形に形成して前記一対の足載置部に形成された挿入穴に固定ネジで固定し、
前記足載置部に足裏の加熱手段を設け、該加熱手段はヒーター線とし、該ヒーター線は前記電極の直下を近接して通過するように配設し、前記電極の範囲内で円弧を描いて曲がるように構成したことを特徴とする足裏用低周波治療装置。 - 各種回路が内蔵された中空状のケースの上面の両側部に一対の足載置部を配置すると共に、該足載置部間に操作部を配設し、前記足載置部における足裏のツボに相当する位置に電極を配置した足裏用低周波治療装置において、
前記電極は頭部を半球形にした略円筒形に形成して前記一対の足載置部に形成された挿入穴に固定ネジで固定し、
前記足載置部に足裏の加熱手段を設け、該加熱手段はヒーター線とし、該ヒーター線は前記一対の足載置部に形成されたヒーター溝に配設して前記電極の直下に接触して通過するように配設し、該ヒーター線は前記電極の範囲内で円弧を描いて曲がるように構成したことを特徴とする足裏用低周波治療装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006004815U JP3124868U (ja) | 2006-06-20 | 2006-06-20 | 足裏用低周波治療装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006004815U JP3124868U (ja) | 2006-06-20 | 2006-06-20 | 足裏用低周波治療装置 |
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JP2005285154 Continuation | 2005-09-29 |
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JP (1) | JP3124868U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10918854B2 (en) | 2017-04-13 | 2021-02-16 | Hoi Ming Michael HO | Method for making an electrotherapeutic sole |
-
2006
- 2006-06-20 JP JP2006004815U patent/JP3124868U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US10918854B2 (en) | 2017-04-13 | 2021-02-16 | Hoi Ming Michael HO | Method for making an electrotherapeutic sole |
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