JPH0624457B2 - 自動搾乳装置 - Google Patents
自動搾乳装置Info
- Publication number
- JPH0624457B2 JPH0624457B2 JP62133095A JP13309587A JPH0624457B2 JP H0624457 B2 JPH0624457 B2 JP H0624457B2 JP 62133095 A JP62133095 A JP 62133095A JP 13309587 A JP13309587 A JP 13309587A JP H0624457 B2 JPH0624457 B2 JP H0624457B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- teat
- teat cup
- milking
- cup
- magnet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01J—MANUFACTURE OF DAIRY PRODUCTS
- A01J5/00—Milking machines or devices
- A01J5/017—Automatic attaching or detaching of clusters
- A01J5/0175—Attaching of clusters
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Husbandry (AREA)
- Environmental Sciences (AREA)
- Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)
- Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、牛の搾乳作業の全工程を完全に自動化する
ことができる自動搾乳装置に関するものである。
ことができる自動搾乳装置に関するものである。
合成樹脂により被覆された小さいマグネットを乳頭に埋
め込むとともにティートカップに磁気センサーを設け、
磁気センサーの出力信号によりティートカップ駆動装置
を制御してティートカップをマグネットに近付け真空ポ
ンプの吸引力によりティートカップを乳頭に吸い付かせ
るようにした自動搾乳装置である。
め込むとともにティートカップに磁気センサーを設け、
磁気センサーの出力信号によりティートカップ駆動装置
を制御してティートカップをマグネットに近付け真空ポ
ンプの吸引力によりティートカップを乳頭に吸い付かせ
るようにした自動搾乳装置である。
従来、牛の搾乳作業を自動化する試みは種々なされてき
たが、乳頭の位置が常に移動しているためと複数の乳頭
の配置に固体差があるために各乳頭の位置を検知してそ
れぞれにティートカップを装着する作業の自動処理が難
しく、現在使用されている自動搾乳装置は、ティートカ
ップを乳頭の先端に近付ける作業だけは人手により行
い、それ以外のすべての（ティートカップを乳頭に吸い
付かせ搾乳しティートカップを外すといった）作業を自
動的に行うようになっている。
たが、乳頭の位置が常に移動しているためと複数の乳頭
の配置に固体差があるために各乳頭の位置を検知してそ
れぞれにティートカップを装着する作業の自動処理が難
しく、現在使用されている自動搾乳装置は、ティートカ
ップを乳頭の先端に近付ける作業だけは人手により行
い、それ以外のすべての（ティートカップを乳頭に吸い
付かせ搾乳しティートカップを外すといった）作業を自
動的に行うようになっている。
この発明の目的は、上記従来装置の欠点を改良すること
であり、乳頭位置を検知してティートカップを近付け装
着する作業を自動化することができ、これにより搾乳作
業の全工程を自動的に行うことができる自動搾乳装置を
提供することである。
であり、乳頭位置を検知してティートカップを近付け装
着する作業を自動化することができ、これにより搾乳作
業の全工程を自動的に行うことができる自動搾乳装置を
提供することである。
上記の目的を達成するため、この発明の自動搾乳装置
は、合成樹脂により被覆され乳頭に埋め込まれたマグネ
ットと、ミルクペイルおよび真空ポンプに接続され磁気
センサーを設けたティートカップと、磁気センサーの出
力信号により制御されティートカップを移動させるティ
ートカップ駆動装置とを備えている。
は、合成樹脂により被覆され乳頭に埋め込まれたマグネ
ットと、ミルクペイルおよび真空ポンプに接続され磁気
センサーを設けたティートカップと、磁気センサーの出
力信号により制御されティートカップを移動させるティ
ートカップ駆動装置とを備えている。
このようにしたことにより、搾乳に際しては、ティート
カップの磁気センサーが乳頭に埋め込まれたマグネット
を検知し、その出力信号によりティートカップ駆動装置
を制御してティートカップを乳頭のマグネットに近付け
ると、真空ポンプの吸引力によりティートカップが乳頭
に吸い付き引き続いて搾乳が行われる。
カップの磁気センサーが乳頭に埋め込まれたマグネット
を検知し、その出力信号によりティートカップ駆動装置
を制御してティートカップを乳頭のマグネットに近付け
ると、真空ポンプの吸引力によりティートカップが乳頭
に吸い付き引き続いて搾乳が行われる。
この発明の実施例の自動搾乳装置について図面を参照し
ながら説明する。第１図はその全体の斜視図、第２図は
乳頭およびティートカップの断面図、第３図はマグネッ
トの斜視図、また、第４図は搾乳時の平面図である。
ながら説明する。第１図はその全体の斜視図、第２図は
乳頭およびティートカップの断面図、第３図はマグネッ
トの斜視図、また、第４図は搾乳時の平面図である。
基台１に４本の駆動腕２が設けられ、各駆動腕２の先端
にティートカップ３がそれぞれ支持されている。各駆動
腕２は、節の部分で屈曲可能になっていて、基台１内に
収納された４台の駆動制御機構によりそれぞれ駆動され
支持したティートカップ３を任意の位置に移動させる。
基台１は搾乳用の棚11に対して横方向に水平に移動可能
に支持され、牛が棚11に出入りするとき邪魔にならない
位置に移動する。
にティートカップ３がそれぞれ支持されている。各駆動
腕２は、節の部分で屈曲可能になっていて、基台１内に
収納された４台の駆動制御機構によりそれぞれ駆動され
支持したティートカップ３を任意の位置に移動させる。
基台１は搾乳用の棚11に対して横方向に水平に移動可能
に支持され、牛が棚11に出入りするとき邪魔にならない
位置に移動する。
各ティートカップ３の上端部に磁気センサー４が設けら
れ、磁気センサー４の出力が対応する駆動制御機構にそ
れぞれ制御信号として入力されている。また、牛の各乳
頭５の周囲に１個または数個のマグネット６が埋め込ま
れている。各マグネット６は、第３図に示されるよう
に、１〜５mm大の球または楕球形状をした金属またはセ
ラミックに着磁したものであり、シリコーン等の合成樹
脂の保護膜７により被覆されている。
れ、磁気センサー４の出力が対応する駆動制御機構にそ
れぞれ制御信号として入力されている。また、牛の各乳
頭５の周囲に１個または数個のマグネット６が埋め込ま
れている。各マグネット６は、第３図に示されるよう
に、１〜５mm大の球または楕球形状をした金属またはセ
ラミックに着磁したものであり、シリコーン等の合成樹
脂の保護膜７により被覆されている。
すべてのティートカップ３はホースによりミルクペイル
８に接続され、さらにパルセータを介して搾乳およびテ
ィートカップの着脱を行うための真空ポンプ９に接続さ
れている。
８に接続され、さらにパルセータを介して搾乳およびテ
ィートカップの着脱を行うための真空ポンプ９に接続さ
れている。
次に、その動作について第４図を参照しながら説明す
る。
る。
牛10が搾乳用の狭い棚11へ入ると入口12が閉じ牛の移動
が防止され、棚11の横から基台１が乳の下の位置へ移動
した後ティートカップ駆動装置が始動する。すると、テ
ィートカップ３の磁気センサー４がそれぞれ最も近くに
位置する乳頭５のマグネット６を検知し、対応する駆動
制御機構はこの信号が大きくなる方向に駆動腕２を移動
させティートカップ３を対応する乳頭５に近付ける。テ
ィートカップ３が乳頭５の至近距離に近付くと真空ポン
プ９の吸引力によりティートカップ３は乳頭５に吸い付
きそれと同時に搾乳が始まり、乳はミルクペイル８に集
められる。
が防止され、棚11の横から基台１が乳の下の位置へ移動
した後ティートカップ駆動装置が始動する。すると、テ
ィートカップ３の磁気センサー４がそれぞれ最も近くに
位置する乳頭５のマグネット６を検知し、対応する駆動
制御機構はこの信号が大きくなる方向に駆動腕２を移動
させティートカップ３を対応する乳頭５に近付ける。テ
ィートカップ３が乳頭５の至近距離に近付くと真空ポン
プ９の吸引力によりティートカップ３は乳頭５に吸い付
きそれと同時に搾乳が始まり、乳はミルクペイル８に集
められる。
所定時間経過すると（例えば途中に設けた弁が閉じるな
どして）真空ポンプ９の吸引が停止し、すべてのティー
トカップ３が乳頭５から離れて下の待機位置へ移動した
後基台１が棚11の横へ移動する。最後に棚の出口12が開
いて牛10が出て行き一頭の搾乳作業が終了し、次の牛が
棚へ入ると再び次のサイクルが始まる。
どして）真空ポンプ９の吸引が停止し、すべてのティー
トカップ３が乳頭５から離れて下の待機位置へ移動した
後基台１が棚11の横へ移動する。最後に棚の出口12が開
いて牛10が出て行き一頭の搾乳作業が終了し、次の牛が
棚へ入ると再び次のサイクルが始まる。
棚11の入口12および出口13の開閉、基台１の移動、ティ
ートカップ駆動装置の始動および停止、搾乳時間（弁の
開閉）等はすべて関連して自動制御されるようになって
いる。
ートカップ駆動装置の始動および停止、搾乳時間（弁の
開閉）等はすべて関連して自動制御されるようになって
いる。
以上説明したように、この発明の自動搾乳装置は、従来
自動化することができなかった乳頭位置を検知してティ
ートカップを装着する作業を自動化することにより搾乳
作業の全工程を自動化することができ、また、牛に対し
ては乳頭に極めて小さいマグネットを埋め込むだけであ
るから手術も簡単であり他に何の影響も及ぼすことがな
く、さらに、埋め込んだマグネットの作用により乳頭の
血行が良くなるため乳腺炎の発生率が低くなるという独
特の作用効果を奏するものである。
自動化することができなかった乳頭位置を検知してティ
ートカップを装着する作業を自動化することにより搾乳
作業の全工程を自動化することができ、また、牛に対し
ては乳頭に極めて小さいマグネットを埋め込むだけであ
るから手術も簡単であり他に何の影響も及ぼすことがな
く、さらに、埋め込んだマグネットの作用により乳頭の
血行が良くなるため乳腺炎の発生率が低くなるという独
特の作用効果を奏するものである。
第１図……この発明の実施例である自動搾乳装置の斜視
図 第２図……乳頭およびティートカップの断面図 第３図……マグネットの斜視図 第４図……搾乳時の平面図 １……基台、２……駆動腕 ３……ティートカップ、４……磁気センサー ５……乳頭、６……マグネット ７……保護膜、８……ミルクペイル ９……真空ポンプ、10……牛 11……棚、12……入口 13……出口
図 第２図……乳頭およびティートカップの断面図 第３図……マグネットの斜視図 第４図……搾乳時の平面図 １……基台、２……駆動腕 ３……ティートカップ、４……磁気センサー ５……乳頭、６……マグネット ７……保護膜、８……ミルクペイル ９……真空ポンプ、10……牛 11……棚、12……入口 13……出口
Claims (1)
- 【請求項１】合成樹脂により被覆され乳頭に埋め込まれ
たマグネットと、ミルクペイルおよび真空ポンプに接続
され磁気センサーを設けたティートカップと、磁気セン
サーの出力信号により制御されティートカップを移動さ
せるティートカップ駆動装置とを備え、ティートカップ
駆動装置がティートカップを乳頭に埋め込んだマグネッ
トに近付け真空ポンプの吸引力によりティートカップを
乳頭に吸い付かせることを特徴とする自動搾乳装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62133095A JPH0624457B2 (ja) | 1987-05-28 | 1987-05-28 | 自動搾乳装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62133095A JPH0624457B2 (ja) | 1987-05-28 | 1987-05-28 | 自動搾乳装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63296635A JPS63296635A (ja) | 1988-12-02 |
| JPH0624457B2 true JPH0624457B2 (ja) | 1994-04-06 |
Family
ID=15096720
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62133095A Expired - Lifetime JPH0624457B2 (ja) | 1987-05-28 | 1987-05-28 | 自動搾乳装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0624457B2 (ja) |
-
1987
- 1987-05-28 JP JP62133095A patent/JPH0624457B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63296635A (ja) | 1988-12-02 |
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