JPH06243224A - 図形層別製作方法と装置 - Google Patents

図形層別製作方法と装置

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JPH06243224A
JPH06243224A JP5009429A JP942993A JPH06243224A JP H06243224 A JPH06243224 A JP H06243224A JP 5009429 A JP5009429 A JP 5009429A JP 942993 A JP942993 A JP 942993A JP H06243224 A JPH06243224 A JP H06243224A
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Yushia Kwok
ユ−シア クオ
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 造形の変化が複雑或いは筆画で分類しにくい
字型の占めるメモリ・スペースが非常に大きいなどの問
題を解決できる美工的字型或いは図形を造り出す。 【構成】 図形を1セットの当該図形を組成する最小図
形構成単位と一群の可変パラメータから成るものと見な
し且つこれを図形構成単位庫10の中に格納し、入力図
形解釈器20と図形構成単位変形器30と図形構成単位
プロジューサと辺織連接器50と色分け緩衝器60と着
色器70及び出力緩衝器80で組成される。図形組成の
法則は図形構成単位の個数、図形構成単位描写1、図形
構成単位描写2、図形構成単位描写3……等である。各
図形構成単位描写はそれぞれ図形構成単位のコードと一
群の図形構成単位可変パラメータで組成されていて、こ
れを利用して正確且つ簡単に図形構成単位の形状を制御
でき、各図形構成単位は更に数個の次図形構成単位に分
けることができ、それらは一つの図形構成単位可変パラ
メータを共用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は図形層別製作方法と装置
に関するもので、特に層別積木式可変図形の製造装置及
びその方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】テクノロジーの発達及びコンピュータの
発明に伴い、人間のあらゆる方面に於ける能率と品質の
アップ及び管理上の便利などがもたらされ、さらにコン
ピュータ化が日一日と加速されており、図形のディジタ
ル化も最近数年来長足の進歩を遂げている。例えばスキ
ャナの使用により図形のディジタル化が可能になり、ひ
いては印刷業のコンピュータ化及びマルチメディア応用
の発展を促し、時間が節約でき能率の高いディジタル化
図形の製作と、スペースが節約できコストの低い図形格
納の法則及び高品質の図形製作の技術は、皆が追求する
的になっている。
【0003】動画(motion picture)、
連続漫画(Cartoonpicture)、テレビ・
ゲームの製作は非常に人力と物力を消耗する分野に属
し、一枚ずつ細かに変化した図案を繋ぎ合わせ連続した
動作を表現させるには、非常に沢山の人力と物力で図形
を設計し、色を塗り、品質を規制すべきである。この外
に、中国文字型の設計に於ては、1セットの1万字余り
の字体は一群の似通った造形(筆画、部首、字根或いは
その他)を組み合わせて成ったもので、伝統的には字型
で設計された字を一字ずつ字稿に書いた後コンピュータ
に入力しディジタル化の方式に変えるので、相当に手間
がかかる。又、上記の図案或いは中国文字型を若しディ
ジタル化の方式でコンピュータに格納する場合も相当な
スペースを占めるとともにコストが高い。
【0004】高品質字型を造る方法に関しては、198
3年のICTP国際会議の会報に掲載されたK.T.C
hen &K.Y.Chengによる論文「中国文字型
の構造的設計法(A Structured Desi
gn Metyodology for Chines
e Character Fonts)」と、1984
年7月中華民国教育部国字整理チーム発表の謝清俊、張
仲陶及び陳佩欽3氏による論文「パーソナル・コンピュ
ータに於ける大型中国文字型プロジューサの設計」及び
中華民国発明特許38830号の「高解析度字型発生法
及びその装置(却国揚と楊仁村が発明したもの)が有る
が、以上の3篇はその名称如何を問わず基本的には中国
文字型製作方法を探索するもので、その後続の発明者も
この3篇(その内容は似通っている)の範囲をオーバー
していない。
【0005】現在の方法は、基本的に (1)各種の変化した字体を造り出す、例えば字体を大
きくしたり、小さくしたり、太くしたり、細くしたり、
高くしたり、低くしたりすることができる; (2)その占用するメモリが大体一定である; (3)ポイント・マトリックス或いはベクトルの出力が
できる。 という特点が有るけれど下記の欠点が有るので、もう本
来のニーズに応じられない。 (1)図5に示す如き二次空間に於ける字型の変化、例
えば任意の角度の回転、任意の角度の鏡射、引き伸し、
平たくする或いは以上の性能の任意の組み合わせができ
ない。 (2)図3と図5に示す如く、立体的或いは黒と白の層
に分れた字体は、伝統的な方法によれば一つ一つの筆画
に対し黒く塗るのができるだけで、黒と白の層に分れた
美工的な字体を処理できない。 (3)造形の変化が比較的に複雑或いは筆画で分類しに
くい字型、例えば草書、行書、重ね合わせ図の一つ一つ
の字の占めるメモリ・スペースが非常に大きい。 伝統的な方法は皆一つ一つの字を特殊な符号と見なして
処理しているが、図9に示す如く本発明の方法はそれに
対してこれを一般の図形構成単位と見なして処理するこ
とができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は前記
した従来の欠点に鑑みてなされたもので、その目的はコ
ンピュータ・テクノロジーを利用して一種のカラー図形
の組み合わせを製作する方法とその装置を提供すること
並びに、この装置及び方法により前記した欠点を解決し
て美工的字型もしくは図形を造り出すことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めの本発明の図形層別製作方法と装置は、製作しようと
する1セットのカラー(或いは黒と白)の図案集合、例
えば一冊の漫画或いは一巻のカートン・フィルム(ca
rtoon film)の連続画面或いは1セットの一
万字余りの中国文行書字体を予め分析し、図形集合の最
小図形構成単位に組成した後、これらの図形構成単位を
利用し層別に積木を重ねる方式で全体的な図案集合を組
み合わせることができる。図形構成単位の製作に就いて
は、本発明は図形構成単位描写常式の形態で表現する方
式を採用しており、色の属性コード、キーポイント座
標、ベクトルの長さの3種の可変パラメータで異なる色
或いは相似した形状或いは局部的に変化した図形構成単
位を造り、層別に積木を重ねる方式で一層ずつ色を分
け、以て全体的な図形を現わしている。図形構成単位の
可変パラメータを変える方式を利用すると、沢山の複雑
な製図と色塗りの仕事が省けられ、大いに製作に要する
時間とコストが下げられるとともに、図形の変動性が増
加でき、又動画の製作にも便利である。又、本発明は図
形構成単位格納のコード及び図形構成単位可変パラメー
タを利用するだけで一つの図案或いは画面を描写でき、
全体の画面のデータを格納せずにすむので、全体の図案
或いは画面のデータ格納量を大いに圧縮できる(行書字
型の製作を例にすれば、1セットの行書字型の製作は本
方法による場合と純ベクトル方式による場合とのデータ
量の比は1:15である)。従って、本方法によれば極
めて小さい体積及び極めて低いコストで静態の画面或い
は動態のディジタル映像を格納及び製造でき、真に新規
かつ非常に実用的な方法であると言える。
【0008】本発明に係る方法で造られた字型と従来の
方法で造られた字型の比較は下記の如きである。 (1)斜体字型の変化に就いて言えば、従来の方法は只
綴或いは横に並べて処理するもので、例えば白抜きにし
たり黒い影を付ける等ができるのみで、斜体字に対して
は別に1セットの字型の出力ポイント・マトリックスを
造り、更に外部の設計により処理して始めて目的が達成
でき、且つ斜体の角度も制御できず、若し角度が変れば
もう1セットの字型を製作しなければならない。そして
1セットの字型を造るには約1年間かかり、若し10セ
ットの字型を毎セットそれぞれ2つの角度で製作するな
らば、10×2=20年かかってから製造が完了するこ
とになる。それに対して、本発明の方法によれば任意の
角度の斜体、鏡射、白抜き化、黒い影付け等の字が得ら
れ、別に字型を造らずにすむ長所が有る。 (2)図5に示す如く、本発明の方法によれば、変形マ
トリックスを利用して二次空間の字型化例えば任意の角
度の回転、任意の角度の鏡射、引き伸し、平たくする或
いは以上の性能の任意の組み合わせができるが、従来の
方法によれば只方向の変化ができるだけで、任意の角度
の変化ができない。 (3)カラの処理に就いて言えば、従来の字型製作方式
は只単一の字体に対してのみカラー処理できるが、本発
明の方法によれば任意の筆画及び図形構成単位に対して
皆カラー処理ができる。 (4)層別積木式の字体に就いて言えば、従来の方法に
よれば只一つの字を黒く塗ることができるが、本発明の
方法によれば図3に示す如く字体に立体感がでる。 (5)中国文の草書、行書等の字体に対し、従来の方法
は皆一つ一つの字を特殊の符号と見なして表しているの
で、一つ一つの字の占めるメモリ・スペースが非常に大
きいが、本発明の方法ではそれらを一般の字と見なして
処理しているので、図9に示す如くそのメモリ・スペー
スを増加しない。 本発明の方法は前記の如く従来の諸般欠点を解決できる
ので、本発明は本来の高品質及び各種の変化をリアルタ
イムに生じることができ、字型及び図形の製作要求に対
応できる。
【0009】
【実施例】以下、添付した図面を参照して本発明の実施
例を詳細に説明する。
【0010】図1に示す如く、本発明の装置は、基本的
には一つの中国文字を一つの図形として説明した方がは
っきりし安く、如何なる一つの図形或いは中国文字或い
はその他の文字例えば英語、朝鮮語、日本語……等の文
字は、皆1セットの図形構成単位と可変パラメータで組
み合わせて成った図形と見なし、そして一つ一つの図形
の法則は<図形構成単位の個数>と<図形構成単位描写
1>と<図形構成単位描写2>と<図形構成単位描写3
>……から成る。そして、それぞれの図形構成描写は、
更に当該図形構成単位のコードと一群の図形構成単位可
変パラメータから成る。前記可変パラメータは更に色の
属性コードとキーポイント座標とベクトルの長さの3種
に分かれている。本発明の装置は任意の図形を組成する
図形構成単位11及び図形構成単位可変パラメータ12
を図形構成単位記憶装置10の中に格納することができ
る。また、必要な図形データ21を直接図形解釈器20
に送り入れ、変形マトリックス31を図形構成単位変形
器30に送り入れ、図形解釈器20の中に有るレジスタ
で外界から入力したデータを格納するとともに、当該デ
ータをそれぞれの図形構成単位に分析した入力したデー
タに基き図形構成単位記憶装置10の中から当該図形の
図形構成単位11及び可変パラメータ12を選択し、且
つ同時に図形構成単位描写常式13を図形解釈器に積み
込むことができる。そして、当該図形構成単位描写常式
13は図形構成単位コードをインデックスとして図形構
成単位記憶装置10の中に格納される。以上の構成によ
り、一つ一つの図形を代表する形状特性を描写するもの
である。図形解釈器20が更に一歩進んでこれらのデー
タを字体或いは図形の大きさと幅と高さ……等のデータ
を有するコントロール・ポイント22に転換した後図形
構成単位変形器30に入力する。そして、図形構成単位
変形器30が変形マトリックス31に基き図形構成単位
の形を転換し、当該図形の必要とする図形構成単位の性
質(例えば形状の変化、斜体に変化、回転、鏡射、カラ
ー、重ね合わせの方式……等)のコントロール・ポイン
ト32を生じて図形構成単位輪郭線プロジューサ40に
送る。これらコントロール・ポイント32が図形構成単
位輪郭線プロジューサ40を経由して図形構成単位輪郭
線座標行列41を生じて輪郭線連接器50に送る。輪郭
線連接器50は図形構成単位輪郭線座標行列41を連接
して一つの新しい図形構成単位区域51を形成してから
色の異なる層別に色分けバッファー60に置き入れる。
更に各層の異なる色の図形区域61を着色器70に送り
層別に着色し、有色の図形71を生じた後出力バッファ
ー80に出力し、各種の設備に使用させる。しかし、図
形解釈器20で一つの図形に分析した後、直接に分色出
力する必要有る場合は、当該図形解釈器20がその図形
構成単位データ23を輪郭線連接器50に送り輪郭線連
接をするとともに、当該輪郭線連接器20の中の色属性
が同じ図形構成単位を結合して一つの新しい図形構成単
位区域51を形成し、且つ異なる色の図形構成単位区域
を暫らく色分けバッファー60の中に格納しておく。そ
して、もし図形解釈器20で一つの図形に分析した後、
直接に色を塗るべき場合は、図形解釈器20で当該図形
データ24を直接色分けバッファー60に送り層別に格
納してから着色器70に送り着色する。
【0011】図2に示す如く、本実施例は“佃”という
字を例に、図形構成単位の方式で一つの字型を造る方法
を説明して、その中で“佃”字の<図形構成単位の個数
>は7である。これは“ノ”と“亅”及び5つの“ロ”
を重ね合わせて組成され、そして<図形構成単位描写1
>は“ノ”の描写パラメータであり、<図形構成単位描
写2>は“亅”の描写パラメータであり、<図形構成単
位描写3>から<図形構成単位描写7>までは“ロ”の
描写パラメータである。その中で各図形構成単位の法則
は A B C D E F G N であり、<図形構成単位描写1>の“ノ”を例にとれ
ば、その中でA(1)のコードは5であり、B(2)の
コードは0即ち黒色であり、C(3)のコードはコント
ロール・ポイントP1のX座標112であり、D(4)
のコードはコントロール・ポイントP1のY座標39で
あり、E(5)のコードはコントロール・ポイントP2
のX座標40であり、F(6)のコードはコントロール
・ポイントP2のY座標244であり、G(7)のコー
ドはベクトルの長さ22であり、Nのコードは結束の値
00である。これで類推すると<図形構成単位描写2>
に於てAのコードは8、Bのコードは0即ち黒色、Cの
コードはコントロール・ポイントP1のX座標87、D
のコードはP1のY座標152、Eのコードはコントロ
ール・ポイントP2のX座標97、Fのコードはコント
ロール・ポイントP2のY座標473、Gのコードは向
量の長さ22、Nのコードは結束の値00でありる。そ
して<図形構成単位描写3>から<図形構成単位描写7
>までは皆“ロ”の描写パラメータであり、違うのは<
図形構成単位描写3>の“ロ”が比較的大きく<図形構
成単位描写4>から<図形構成単位描写7>までの
“ロ”が皆同じで且つ皆<図形構成単位描写3>の
“ロ”の中にある点のみである。このようにして一つの
“佃”字が完成され、一つの“佃”字が必要な時に
“佃”字の図形データを本実施例の装置に含まれた図形
解釈器20に送れば、図形解釈器20が“佃”字を一個
の<図形構成単位の個数>と5個の<図形構成単位描写
>に分析するとともにレジスタの中に格納し、更に図形
構成単位記憶装置20の中に格納された一つ一つの図形
構成単位の図形構成単位描写常式を順序よく図形解釈器
に積み込んでから、それぞれの図形構成単位を前記の図
形構成単位描写の格式に転換する。即ち当該図形構成単
位の輪郭線コントロール・ポイントに転換して図形変形
器30に送り入れ、変形マトリックスにより各図形構成
単位の輪郭線コントロール・ポイントに幾何的変形を施
した後、更に図形構成単位の辺縁連接器40に送り入
れ、各図形構成単位の輪郭線コントロール・ポイントを
図形構成単位の輪郭線座標行列に転換する。次いでこれ
を輪郭線連接器50に送り入れ、各図形構成単位の輪郭
線座標を連接して一つの図形構成単位例えば“ノ”を生
じる。総ての図形構成単位が皆図形構成単位の輪郭線座
標の連接を完成すれば、色分けバッファー60の中に送
り入れて各種の異なる色の層別処理を行い、更に着色器
70に送り入れ着色した後、出力バッファー80に送り
入れ一つの完全な字に合成して出力する。
【0012】図3Aに示す如く、本発明は“草”字を例
に層別にディスプレイする方式で一つの完全な字を造る
方法を説明しており、当該図の目的は主に分色バッファ
ーで如何に層別着色の処理をするかを詳細に説明するこ
とある。若し一つの“草”字が必要ならば先ず一つの
“草”の下部である“十”の部分を造るべきで、“十”
を造るには先ず101黒色の図形構成単位“一”を造っ
てから102黒色の図形構成単位“亅”を造り、次に1
03白色の図形構成単位“一”を造り、続いて104黒
色の図形構成単位“ロ”を造り、最後に105白色の図
形構成単位“亅”を造るべきである。図3Aの第1層に
示す如く、その中の各色の筆画は皆一層ずつ上に向き重
なり、上層の色は下層の色を被せる。図3Bに示す如く
第二層は“草”字の上部の“廾”であり、そして“廾”
を造るには先ず201黒色の図形構成単位“一”を造っ
てから右側に202黒色の図形構成単位を造り、次に左
側に203黒色の図形構成単位“亅”を造り、続いて2
04黒色の図形構成単位“一”の上方に205白色の図
形構成単位“一”を造る。そして、最後にその上方の左
右にそれぞれ一つの白色の図形構成単位“亅”206と
207を造るべきである。図3Cに示す如く第三層は一
つの図形構成単位“日”と最後の組み合わせであり、そ
の中で先ず白色の大きな図形構成単位“ロ”301を造
った後、更に301の上方に比較的小さい図形構成単位
“ロ”302を造り、最後に302の上方に図形構成単
位“一”303を造るべきである。そして、第一層から
第三層までを全部組み合わせれば一つの“草”字が完成
される。
【0013】草書或いは行書は従来の方法では完全に処
理できず、一つ一つを特殊の符合と見なして処理すべき
で、これでは非常に大きなメモリ・スペースが無駄使い
される。それに対して、本発明の方法は草書等を一般の
字体と見なして処理でき、前記の図面を例にすれば、各
筆画の図形構成単位で組成されたものと見なすことがで
き、その過程は“佃”字及び前に紹介した“草”字と同
じなので、本発明の方法は真に徹底した新しいアイディ
アである。
【0014】図4は本発明により造り出した可変式図形
の変化状態の参考図であり、孫悟空の眼、口と金輪棒の
変化の状態を例にして説明しており、図4A、4B、4
Cは孫悟空の金輪棒の長さの変化を示し、図4D、4
E、4Fは孫悟空の左眼411と右眼421の大きさの
変化を示し、図4G、4H、4I、4Jは孫悟空の右眼
421と口431の変化を示している。これらの図面か
ら分るように図形の変化は非常に僅かで、若し従来の方
法によれば1枚の図全体を修正すべきだが、本発明によ
ればその可変パラメータを変えただけで図形の変化を変
えることができ、真に非常に実用的な発明と言える。
【0015】図5〜図9は本発明により発展された字型
を変化させた後に生じた変形字の参考図であり、図5は
字図変化の状態を示すもので、一つの字に就いて立体的
に白抜き化、立体、陰、鏡射、漸層……等の変化を示し
ている。また、図6は一列の字が波状に変化している状
態を示している。図7は字型旧転変化の状態を示してい
る。図8はサイコロ形の字型変化の状態を示している。
図9は本発明により発展された一種の草書字型を示す。
【0016】
【発明の効果】以上で説明したように、本発明の図形層
別製作方法と装置は、如何なる図形をも当該図形を組成
できる1セットの最小図形構成単位と一群の可変パラメ
ータを組み合わせて成るものと見なしているので、従来
の方法では達成されない下記の長所が得られ、目前或い
は未来の高品質及び各種の変化を生じることができる字
型及び図形の要求に応じられる。 (1)任意の角度の斜体、鏡射、白抜き化、黒い影付け
等の字が得られ、別に字型を造らないですむ。 (2)変形マトリックスを利用して二次空間の字型変化
例えば任意の角度の回転、任意の角度の鏡射、引き伸
し、平たくする或いは以上の性能の任意の組み合わせが
できる。 (3)任意の筆画及び図形構成単位に対し皆カラーが処
理できる。 (4)字体の奥行きが有る感覚がでる。 (5)草書、行書等の字体に対し一つ一つの字を一般の
字と見なして処理しているので、そのメモリ・スペース
を増加せずにすむ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の図形層別製作装置のブロック図であ
る。
【図2】本発明が“佃”という字を例にとり図形構成単
位の方式で一つの字型を製作している方法の説明図であ
る。
【図3】本発明が“草”という字を例にとり層別ディス
プレイの方式で一つの完全な字を造っている方法の説明
図である。
【図4】本発明による可変図形の参考図である。
【図5】本発明で発展された字型の各種変化の参考図で
ある。
【図6】本発明で発展された波状字体の参考図である。
【図7】本発明で発展された回転形字体の参考図であ
る。
【図8】本発明で発展されたサイコロ形字体の参考図で
ある。
【図9】本発明で発展された草書字体の参考図である。
【符合の説明】
10 図形構成単位記憶装置 20 図形解釈器 30 図形構成単位変形器 40 図形構成単位輪郭線プロジューサ 50 輪郭線連接器 60 色分けバッファー 70 着色器 80 出力バッファー
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年1月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の図形層別製作装置のブロック図であ
る。
【図2】本発明が“佃”という字を例にとり図形構成単
位の方式で一つの字型を製作している方法の説明図であ
る。
【図3】本発明が“草”という字を例にとり層別ディス
プレイの方式で一つの完全な字を造っている方法の説明
図である。
【図4】本発明による可変図形のである。
【図5】本発明で発展された字型の各種変化のであ
る。
【図6】本発明で発展された波状字体のである。
【図7】本発明で発展された回転形字体のである。
【図8】本発明で発展されたサイコロ形字体のであ
る。
【図9】本発明で発展された草書字体のである。
【符合の説明】 10 図形構成単位記憶装置 20 図形解釈器 30 図形構成単位変形器 40 図形構成単位輪郭線プロジューサ 50 輪郭線連接器 60 色分けバッファー 70 着色器 80 出力バッファー

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一つ一つの図形が総て一個或いは数個の
    色を有するとともに形の異なる図形構成単位で組成さ
    れ、その法則は、図形構成単位の個数、図形構成単位描
    写1、図形構成単位描写2、図形構成単位描写3、……
    等の如きで、各図形構成単位描写は更に当該図形構成単
    位のコードと一群の図形構成単位可変パラメータで組成
    され、可変パラメータは色属性コードとキーポイント座
    標とベクトル長さの3種類に分かれ、前記色属性コード
    は当該図形構成単位の色属性を代表し、前記キーポイン
    ト座標に関しては製図する者が任意に当該図形構成単位
    の形或いは曲り度の変化を構成するキーポイント座標を
    移動してもよく、前記ベクトル長さは当該図形構成単位
    に平行或いは垂直な相関した二つのキーポイントのベク
    トル方向の長さを指し、これらのパラメータを利用すれ
    ば非常に正確及び簡単に図形構成単位の形状、例えば斜
    向きの幅と図形構成単位の厚さが制御でき、そして各図
    形構成単位は更に数個の次図形構成単位に分けられ、そ
    れらは共同で一つの図形構成単位可変パラメータを使用
    できることを特徴とする図形層別製作方法。
  2. 【請求項2】 図形構成単位記憶装置と図形解釈器と図
    形構成単位変形器と図形構成単位輪郭線プロジューサと
    輪郭線連接器と色分けバッファーと着色器及び出力バッ
    ファーを含み、その中で図形構成単位記憶装置は図形構
    成単位描写常式及び各種の図形構成単位を格納する装置
    であり、 図形解釈器は専門に外界からくる図形データを受信する
    装置で、この装置は受信した図形データを、その図形デ
    ータの図形を組成する各種の図形構成単位に解析すると
    ともに、図形構成単位描写常式で当該図形構成単位の可
    変パラメータ及び予め設定された変化比例値と結合し
    て、一つ一つの次図形構成単位の輪郭線コントロール・
    ポイント及び色のコードを生じ、 図形構成単位変形器は図形解釈器の生じた次図形構成単
    位輪郭線コントロール・ポイント及び色のコード及び外
    界からくる変形マトリックスを受信する装置であり、こ
    の装置は一つ一つの次図形構成単位の輪郭線コントロー
    ル・ポイントに対して変形マトリックスにより生じた幾
    何的変形転換を行ってから、転換した後の輪郭線コント
    ロール・ポイント及び元来の色のコードを送り出し、 図形構成単位輪郭線プロジューサは、図形構成単位変形
    器で生じた輪郭線コントロール・ポイントを当該図形構
    成単位の輪郭線座標点行列に転換する装置であり、 輪郭線連接器は図形構成単位輪郭線プロジューサの生じ
    た図形構成単位輪郭線座標点行列を連接する装置であ
    り、この装置は各図形構成単位の色コードに基き色属性
    が同じ図形構成単位或いは次図形構成単位の輪郭線を連
    接し、図形の処理が終った後に色の異なる各図形構成単
    位区域を順序よく色分けバッファーに出力し、 色分けバッファーは輪郭線連接器を連接した図形構成単
    位区域を異なる色に基き層別に格納する装置であり、図
    形構成単位色コードに基き異なる色の図形構成単位区域
    を着色器に送り着色し、 着色器は色分けバッファーの中の各層の図形構成単位で
    囲んだ区域を図形構成単位の色コード・コマンドに基き
    着色する装置であり、この着色器は層別に積木を重ねる
    方式で着色し、図形構成単位の間の重なり合った部分は
    古い色を新しい色に置き換え、若し図形構成単位が無色
    の場合は元来の色を変えず、 出力バッファーは着色完成した図形を格納する装置であ
    り、この装置は如何なる装置の出力のためにも供じら
    れ、 如何なる図形も皆1セットの図形構成単位及び一群の可
    変パラメータを組み合わせて成り、且つ図形構成単位記
    憶装置の中に格納され、一つの図形を造るべき際に、図
    形データを図形解釈器に入力し、変形マトリックスを図
    形構成単位変形器に入力し、図形解釈器が図形構成単位
    記憶装置の中から当該図形の図形構成単位描写常式を選
    択し、更にこれらの資料を当該図形を製作することので
    きるデータを有するコントロール・ポイントに転換した
    後、図形構成単位変形器に入力し、図形構成単位変形器
    が更に変形マトリックスを図形構成単位データに転換
    し、図形構成単位の性質を有するコントロール・ポイン
    トを生じて図形構成単位輪郭線プロジューサに送り、こ
    れらのコントロール・ポイントが図形構成単位輪郭線プ
    ロジューサを経由して図形構成単位輪郭線座標行列を生
    じて輪郭線連接器に送り、輪郭線連接器が図形構成単位
    輪郭線座標を連接して一つの新しい図形構成単位区域を
    形成した後、異なる色に基き層別に色分けバッファーに
    置き入れ、更に各層を順序よく着色器に送り着色して色
    の有る図形を造り出力バッファーに出力することを特徴
    とする図形層別製作装置。
  3. 【請求項3】 一つの図形を組成する各種の異なる図形
    構成単位及びその可変パラメータを予め前記の図形構成
    単位記憶装置の中に格納でき、又その図形データ及び可
    変パラメータを各種の異なる入力装置で前記の図形解釈
    器の中に入力でき、直接に当該図形の図形構成単位デー
    タと可変パラメータ及び色を分析し、只図形構成単位記
    憶装置の中から当該図形に適する図形構成単位描写常式
    を探し出せば必要とする図形のディスプレイが完成でき
    ることを特徴とする請求項2記載の図形層別製作装置。
  4. 【請求項4】 前記の図形構成単位記憶装置の中に格納
    される図形構成単位描写常式は各図形を代表する形状特
    性を描写するのに使われ、この図形構成単位描写常式は
    図形構成単位コードをインテックスとし、各図形構成単
    位は皆次図形構成単位で組成され、それらは同じ組の図
    形構成単位及び図形構成単位の可変パラメータを共用で
    き、同一の図形構成単位描写常式に就き可変パラメータ
    を変えることにより別の一つの異なる形状の相似した図
    形が得られることを特徴とする請求項2記載の図形層別
    製作装置。
  5. 【請求項5】 前記の図形解釈器の中に緩衝器を設け、
    以て入力したデータを予め緩衝した後暫らく保存するこ
    とを特徴とする請求項2記載の図形層別製作装置。
  6. 【請求項6】 一群の直接に色分け出力すべき図形を前
    記の図形解釈器から直接前記の輪郭線連接器に送り輪郭
    線連接する並びに、当該輪郭線連接器の中に有る色属性
    同じの図形構成単位と結合して一つの新しい図形構成単
    位区域を形成し、且つ異なる色の図形構成単位区域を暫
    らく前記の分色バッファーに入れることができることを
    特徴とする請求項2記載の図形別製作装置。
  7. 【請求項7】 一群の直接に色を塗るべき図形構成単位
    を前記の図形解釈器から直接前記の色分けバッファーに
    送り層別に格納した後、前記の着色器に送り着色できる
    ことを特徴とする請求項2記載の図形層別製作装置。
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