JPH062431Y2 - 超耐熱電線用難着雪リング - Google Patents
超耐熱電線用難着雪リングInfo
- Publication number
- JPH062431Y2 JPH062431Y2 JP9334587U JP9334587U JPH062431Y2 JP H062431 Y2 JPH062431 Y2 JP H062431Y2 JP 9334587 U JP9334587 U JP 9334587U JP 9334587 U JP9334587 U JP 9334587U JP H062431 Y2 JPH062431 Y2 JP H062431Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- snow
- heat
- resistant
- ring
- super heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は、超耐熱電線用の難着雪リングに関するもので
ある。
ある。
架空送電線の着雪は撚り目に沿って移動しながら回転
し、大きな筒雪に成長していく性質があるため、従来か
ら架空送電線に第4図のような難着雪リングを取り付け
て、着雪の移動を阻止し、着雪が大きく成長しないよう
にすることが行われている。
し、大きな筒雪に成長していく性質があるため、従来か
ら架空送電線に第4図のような難着雪リングを取り付け
て、着雪の移動を阻止し、着雪が大きく成長しないよう
にすることが行われている。
従来の難着雪リング11は、一対の半円部12a・12bを薄
肉のヒンジ部13で連結して開閉自在とし、一方の開放端
に係止突片14を、他方の開放端に係止凹部を15を形成し
てなるもので、一対の半円部12a・12bで送電線をくわ
え、係止突片14を係止凹部15に圧入して、送電線を強く
締め付けることにより、送電線に固定されるものであ
る。
肉のヒンジ部13で連結して開閉自在とし、一方の開放端
に係止突片14を、他方の開放端に係止凹部を15を形成し
てなるもので、一対の半円部12a・12bで送電線をくわ
え、係止突片14を係止凹部15に圧入して、送電線を強く
締め付けることにより、送電線に固定されるものであ
る。
この難着雪リングはポリカーボネート等の耐熱性プラス
チックで作られているが、近年、常時使用温度が210℃
以上、特別な場合は240℃にも達する超耐熱電線が実用
化されつつあり、従来の難着雪リングでは、いかに耐熱
性プラスチックで作られているとはいえ、このような温
度で使用されると、熱劣化のため破損してしまうという
問題があった。
チックで作られているが、近年、常時使用温度が210℃
以上、特別な場合は240℃にも達する超耐熱電線が実用
化されつつあり、従来の難着雪リングでは、いかに耐熱
性プラスチックで作られているとはいえ、このような温
度で使用されると、熱劣化のため破損してしまうという
問題があった。
本考案は、上記のような従来技術の問題点を解決した超
耐熱電線用難着雪リングを提供するもので、その構成
は、耐熱性プラスチックで作られた難着雪リング本体の
内面に断熱部材を設けたことを特徴とするものである。
耐熱電線用難着雪リングを提供するもので、その構成
は、耐熱性プラスチックで作られた難着雪リング本体の
内面に断熱部材を設けたことを特徴とするものである。
このようにすると耐熱性プラスチック製の難着雪リング
本体が超耐熱電線に直接接触することがなくなり、超耐
熱電線の熱の影響が緩和されるため、熱劣化による破損
を防止することが可能となる。
本体が超耐熱電線に直接接触することがなくなり、超耐
熱電線の熱の影響が緩和されるため、熱劣化による破損
を防止することが可能となる。
以下、本考案の実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。
る。
第1図(a)(b)は本考案の一実施例を示すもので、この超
耐熱電線用難着雪リング21は、難着雪リング本体22と、
その内面に取り付けられた断熱部材23とから構成されて
いる。難着雪リング本体22は、従来の難着雪リングと同
じ材料で同じ形に作られているが、内径が超耐熱電線24
の外径より大きくなっている。また断熱部材23は周方向
に間欠的に設けられている。各断熱部材23は第2図に示
すように、スペーサ部23aの背面に頭付き突起23bを一
体に形成したもので、その頭付き突起23bを第1図(a)
に示すように難着雪リング本体22の穴に圧入することに
より難着雪リング本体22に取り付けられる。断熱部材23
の材料には超耐熱電線24の使用温度で熱劣化することの
ないセラミックやフッ素樹脂などが使用される。
耐熱電線用難着雪リング21は、難着雪リング本体22と、
その内面に取り付けられた断熱部材23とから構成されて
いる。難着雪リング本体22は、従来の難着雪リングと同
じ材料で同じ形に作られているが、内径が超耐熱電線24
の外径より大きくなっている。また断熱部材23は周方向
に間欠的に設けられている。各断熱部材23は第2図に示
すように、スペーサ部23aの背面に頭付き突起23bを一
体に形成したもので、その頭付き突起23bを第1図(a)
に示すように難着雪リング本体22の穴に圧入することに
より難着雪リング本体22に取り付けられる。断熱部材23
の材料には超耐熱電線24の使用温度で熱劣化することの
ないセラミックやフッ素樹脂などが使用される。
上記構成の超耐熱電線用難着雪リング21では、難着雪リ
ング本体22が断熱部材23を介して超耐熱電線24を締め付
けることになるが、難着雪リング本体22は、超耐熱電線
24に直接接触することがなく、断熱部材23のない位置で
は超耐熱電線24との間に間隙25ができるため、超耐熱電
線24の熱の影響を直接受けなくなり、熱劣化を防止でき
る。
ング本体22が断熱部材23を介して超耐熱電線24を締め付
けることになるが、難着雪リング本体22は、超耐熱電線
24に直接接触することがなく、断熱部材23のない位置で
は超耐熱電線24との間に間隙25ができるため、超耐熱電
線24の熱の影響を直接受けなくなり、熱劣化を防止でき
る。
第3図(a)(b)は本考案の他の実施例を示す。この超耐熱
電線用難着雪リング21は、上記実施例と同様の難着雪リ
ング本体22の内面に全周にわたってシート状断熱部材26
を設けたものである。このシート状断熱部材26は石綿あ
るいはフッ素樹脂などからなり、難着雪リング本体22の
内面に接着固定しておくことが好ましい。
電線用難着雪リング21は、上記実施例と同様の難着雪リ
ング本体22の内面に全周にわたってシート状断熱部材26
を設けたものである。このシート状断熱部材26は石綿あ
るいはフッ素樹脂などからなり、難着雪リング本体22の
内面に接着固定しておくことが好ましい。
以上説明したように本考案によれば、難着雪リング本体
の内面に断熱部材を設けたので、難着雪リング本体が超
耐熱電線に直接接触することがなくなり、超耐熱電線の
熱の影響を直接受けなくなるから、難着雪リング本体に
従来同様の安価な材料を用いても、熱劣化のない超耐熱
電線用難着雪リングを構成できるという効果がある。
の内面に断熱部材を設けたので、難着雪リング本体が超
耐熱電線に直接接触することがなくなり、超耐熱電線の
熱の影響を直接受けなくなるから、難着雪リング本体に
従来同様の安価な材料を用いても、熱劣化のない超耐熱
電線用難着雪リングを構成できるという効果がある。
第1図(a)(b)は本考案の一実施例に係る超耐熱電線用難
着雪リングの一部切開正面図および側面図、第2図は同
リングに使用した断熱部材の斜視図、第3図(a)(b)は本
考案の他の実施例を示す正面図および側面図、第4図は
従来の難着雪リングの斜視図である。 21〜超耐熱電線用難着雪リング、22〜難着雪リング本
体、23〜断熱部材、24〜超耐熱電線、25〜間隙、26〜シ
ート状断熱部材。
着雪リングの一部切開正面図および側面図、第2図は同
リングに使用した断熱部材の斜視図、第3図(a)(b)は本
考案の他の実施例を示す正面図および側面図、第4図は
従来の難着雪リングの斜視図である。 21〜超耐熱電線用難着雪リング、22〜難着雪リング本
体、23〜断熱部材、24〜超耐熱電線、25〜間隙、26〜シ
ート状断熱部材。
Claims (2)
- 【請求項1】耐熱性プラスチックで作られた難着雪リン
グ本体の内面に断熱部材を設けたことを特徴とする超耐
熱電線用難着雪リング。 - 【請求項2】実用新案登録請求の範囲第1項記載の難着
雪リングであって、断熱部材が周方向に間欠的に設けら
れているもの。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9334587U JPH062431Y2 (ja) | 1987-06-19 | 1987-06-19 | 超耐熱電線用難着雪リング |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9334587U JPH062431Y2 (ja) | 1987-06-19 | 1987-06-19 | 超耐熱電線用難着雪リング |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63202133U JPS63202133U (ja) | 1988-12-27 |
JPH062431Y2 true JPH062431Y2 (ja) | 1994-01-19 |
Family
ID=30955853
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9334587U Expired - Lifetime JPH062431Y2 (ja) | 1987-06-19 | 1987-06-19 | 超耐熱電線用難着雪リング |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH062431Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-06-19 JP JP9334587U patent/JPH062431Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63202133U (ja) | 1988-12-27 |
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