JPH06242249A - ラジオグラフィックイメージ検出装置 - Google Patents

ラジオグラフィックイメージ検出装置

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JPH06242249A
JPH06242249A JP3075893A JP3075893A JPH06242249A JP H06242249 A JPH06242249 A JP H06242249A JP 3075893 A JP3075893 A JP 3075893A JP 3075893 A JP3075893 A JP 3075893A JP H06242249 A JPH06242249 A JP H06242249A
Authority
JP
Japan
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scintillators
fiber optics
optical fibers
radiation
fluorescent optical
Prior art date
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Pending
Application number
JP3075893A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Atsumi
至弘 渥美
Katsumi Urayama
勝己 浦山
Nobuyuki Imai
信行 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Atomic Power Industries Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Atomic Power Industries Inc filed Critical Mitsubishi Atomic Power Industries Inc
Priority to JP3075893A priority Critical patent/JPH06242249A/ja
Publication of JPH06242249A publication Critical patent/JPH06242249A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ラジオグラフィックイメージ検出装置を軽量化
し、分解能を上げる。 【構成】同一面状に配設され、外周面を光反射材で被覆
した円筒状の複数のシンチレータ11と、これらシンチレ
ータ11夫々の中心軸部に一端が挿入された複数の蛍光性
光ファイバ12と、これら複数の蛍光性光ファイバ12の他
端を束ねて一端側に接続固定するファイバオプティクス
14と、このファイバオプティクス14の他端側に接続され
たアダプタ15と、上記複数のシンチレータ11、複数の蛍
光性光ファイバ12、ファイバオプティクス14及びアダプ
タ15の一部を一体にして密閉遮光するケーシング16と、
このケーシング16を被包する、上記複数のシンチレータ
11の各一底面に対応する位置に夫々貫通孔18を形成した
放射線コリメータ17とで放射線感応2次元発光波長変換
器19を構成し、上記アダプタ15を介してラジオグラフィ
ックイメージを光信号により出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に医療分野における
ラジオアイソトープを用いたラジオグラフィックイメー
ジ検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、放射線医療分野においては、ラジ
オ標識を有した薬剤を患者に投与し、腫瘍部などへ集積
した状態をガンマカメラあるいはシンチグラフィによっ
て体外から撮像してイメージ像を得ていた。しかしなが
ら従来のガンマカメラは、蜂の巣状に微細な孔の開いた
円盤状鉛コリメータに大型のシンチレータ結晶を配設
し、その上に複数の光電子倍増管を搭載して、全体が覆
われる放射線遮蔽物と遮光ケーシングを有する。そし
て、放射線が該コリメータの孔を通過した後に大きなシ
ンチレータ結晶の中で発光、散乱すると、その散乱光を
光電子倍増管で計測し、信号処理の後に映像化する構成
となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した如く従来のガ
ンマカメラでは、鉛コリメータ、シンチレータ、光電子
倍増管などを搭載するためにその重量は数トンにも及ぶ
ものとなり、極めて重量がかさんで、設置施設の建築構
造を含めて機器を支える装置類も非常に大規模なものと
なってしまうという問題があった。
【0004】また、同ガンマカメラに関しては、放射線
がコリメータの光を通過した後に大きなシンチレータ中
で発光、散乱し、得られた散乱光を光電子倍増管で計測
し、信号処理の後に映像化しているために、1.5cm
程度の分解能しか得られず、性能の面でもより高い分解
能をもったものが切望されていた。
【0005】本発明は上記のような実情に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、小型軽量でかつ分
解能の高いラジオグラフィックイメージ検出装置を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、同一
面状に配設され、外周面を光反射材で被覆した円筒状の
複数のシンチレータと、これらシンチレータそれぞれの
中心軸部に一端が挿入された複数の蛍光性光ファイバ
と、これら複数の蛍光性光ファイバの他端を束ねて一端
側に接続固定するファイバオプティクスと、このファイ
バオプティクスの他端側に接続された外部接続部と、上
記複数のシンチレータ、複数の蛍光性光ファイバ、ファ
イバオプティクス及び外部接続部の一部を一体にして密
閉、遮光するケーシングと、このケーシングを被包す
る、上記複数のシンチレータの各一底面に当接する位置
にそれぞれ貫通孔を形成した放射線コリメータとで放射
線感応2次元発光波長変換器を構成し、上記外部接続部
を介してラジオグラフィックイメージを光信号により出
力するようにしたものである。
【0007】
【作用】上記のような構成とすれば、2次元的な光情報
を送出する部分に大型のシンチレータ結晶を必要とせ
ず、また光電子倍増管を搭載する必要がなくなるため、
極めて小型軽量で取扱いやすい、電気的なノイズの心配
もない検出部を実現することができる。
【0008】さらに、大型のシンチレータ結晶の散乱光
を計測するのではなく、1つ1つの独立したシンチレー
タの発光情報をその軸部に挿入した蛍光性光ファイバを
介して送出できるため、空間分解能を大幅に向上させる
ことができる。
【0009】
【実施例】以下図面を参照して本発明の一実施例を説明
する。
【0010】図1はその具体構造を示すもので、11,1
1,…は同一面状に配設され、外周面に光反射材を塗布
した円筒状の複数のシンチレータである。これらシンチ
レータ11,11,…の中心軸部には、それぞれ蛍光性光フ
ァイバ12,12,…の一端が挿入され、これら複数の蛍光
性光ファイバ12,12,…の他端が1つに束ねられ、アダ
プタ13を介してファイバオプティクス14の一端、大口径
側に固定接続される。このファイバオプティクス14の他
端、小口径側は外部接続部としてのアダプタ15にそのま
ま接続される。
【0011】そして、上記複数のシンチレータ11,11,
…、複数の蛍光性光ファイバ12,12,…、アダプタ13、
ファイバオプティクス14及びアダプタ15のファイバオプ
ティクス14に接続された側の一部を一体にして例えばア
ルミニウム製の有底筒状のケーシング16で密閉、遮光す
る。
【0012】さらに、このケーシング16を被包するよう
にして、放射線を遮蔽するための例えば鉛による同じく
有底筒状の放射線コリメータ17を配設する。この放射線
コリメータ17のシンチレータ11,11,…を配した側の一
底面には、予めシンチレータ11,11,…の各中心軸部と
同軸状となるようにしてて微細な貫通孔18,18,…を形
成しておく。
【0013】しかるに、上記複数のシンチレータ11,1
1,…、複数の蛍光性光ファイバ12,12,…、アダプタ1
3、ファイバオプティクス14、アダプタ15、ケーシング1
6及び貫通孔18,18,…を形成した放射線コリメータ17
により放射線感応2次元発光波長変換器19を構成し、放
射線の入射を2次元化して光信号で出力する。
【0014】上記アダプタ15の他端にはイメージガイド
20、アダプタ21を介してイメージインテンシファイア22
が接続され、このイメージインテンシファイア22で2次
元情報の光信号をアナログ量の電気信号に変換する。得
られた電気信号は接続ケーブル23を介して信号処理増幅
器24に送出され、ここで信号レベルの増幅及び適宜信号
処理が施されて映像信号化される。得られた映像信号
は、接続ケーブル25を介して例えばCRTによる表示部
26で2次元のグラフィックイメージとして表示出力され
る。
【0015】上記のような構成にあって、ラジオ標識薬
物を患者に投与し、該ラジオ標識薬物が局所的に集積さ
れた患部に放射線感応2次元発光波長変換器19の貫通孔
18,18,…を形成した面を対接すると、その放射線強度
分布に応じた量の放射線がそれぞれ貫通孔18,18,…を
通過してシンチレータ11,11,…へ入射する。貫通孔1
8,18,…は、放射線に対してその前面方向からの入射
を特に容易にするべく形成される。
【0016】シンチレータ11,11,…は、放射線の入射
量に応じた光量で発光するもので、シンチレータ11,1
1,…に一端が挿入された蛍光性光ファイバ12,12,…
が該発光を波長変換し、それぞれアダプタ13を介してフ
ァイバオプティクス14へ集光出力する。
【0017】ここで、蛍光性光ファイバ12,12,…から
出力される各光信号はそれぞれ入射量情報と位置情報と
を併せ待つ2次元光像であるため、各シンチレータ11,
11,…のXY座標位置とファイバオプティクス14に入力
されるXY座標位置とが正確に対応付けられていること
が肝要である。
【0018】ファイバオプティクス14は、入力した2次
元の光信号を適切な出力口径に変換する光学レンズ的な
機能を有するもので、ここではイメージガイド20の断面
口径に合わせてより小径の光信号に変換するものとす
る。
【0019】ファイバオプティクス14から出力された2
次元光信号はアダプタ15からイメージガイド20、アダプ
タ21を介してイメージインテンシファイア22に入力さ
れ、このイメージインテンシファイア22でアナログの電
気信号に変換される。
【0020】さらに、この2次元の電気信号は接続ケー
ブル23を介して信号処理増幅器24で増幅、信号処理さ
れ、映像信号化された後に接続ケーブル25を介して表示
部26で上記放射線強度分布に応じた2次元のグラフィッ
クイメージとして表示出力される。
【0021】放射線感応2次元発光波長変換器19には電
源を必要とせず、放射線の検出信号を2次元の光信号と
して送出するため、光学的な接続部としてのアダプタ15
を介してイメージガイド20で遠隔地点のイメージインテ
ンシファイア22に送出でき、電気的ノイズの影響を最小
限に止めることができる。
【0022】また、従来のガンマカメラの如く大型のシ
ンチレータ結晶を用いることなく、光電子倍増管を搭載
する必要もないため、放射線感応2次元発光波長変換器
19の構造をガンマカメラに比して約1/3程度と大幅に
小型軽量化できる。
【0023】さらに、大型のシンチレータ結晶による散
乱光を計測するのではなく、ここに独立したシンチレー
タ11,11,…の発光情報を送出できるため、空間分解能
を従来の2倍以上向上させることが可能となる。
【0024】
【発明の効果】以上に述べた如く本発明によれば、同一
面状に配設され、外周面を光反射材で被覆した円筒状の
複数のシンチレータと、これらシンチレータそれぞれの
中心軸部に一端が挿入された複数の蛍光性光ファイバ
と、これら複数の蛍光性光ファイバの他端を束ねて一端
側に接続固定するファイバオプティクスと、このファイ
バオプティクスの他端側に接続された外部接続部と、上
記複数のシンチレータ、複数の蛍光性光ファイバ、ファ
イバオプティクス及び外部接続部の一部を一体にして密
閉、遮光するケーシングと、このケーシングを被包す
る、上記複数のシンチレータの各一底面に当接する位置
にそれぞれ貫通孔を形成した放射線コリメータとで放射
線感応2次元発光波長変換器を構成し、上記外部接続部
を介してラジオグラフィックイメージを光信号により出
力するようにしたもので、極めて小型軽量で安全、安価
であり、取扱いが容易であるばかりか、空間分解能の高
いラジオグラフィックイメージ検出装置を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る具体構造を例示する斜
視図。
【符号の説明】
11…シンチレータ、12…蛍光性光ファイバ、13,15,21
…アダプタ、14…ファイバオプティクス、16…ケーシン
グ、17…放射線コリメータ、18…貫通孔、19…放射線感
応2次元発光波長変換器、20…イメージガイド、22…イ
メージインテンシファイア、23,25…接続ケーブル、24
…信号処理増幅器、26…表示部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一面状に配設され、外周面を光反射材
    で被覆した円筒状の複数のシンチレータと、 これらシンチレータそれぞれの中心軸部に一端が挿入さ
    れた複数の蛍光性光ファイバと、 これら複数の蛍光性光ファイバの他端を束ねて一端側に
    接続固定するファイバオプティクスと、 このファイバオプティクスの他端側に接続された外部接
    続部と、 上記複数のシンチレータ、複数の蛍光性光ファイバ、フ
    ァイバオプティクス及び外部接続部の一部を一体にして
    密閉、遮光するケーシングと、 このケーシングを被包する、上記複数のシンチレータの
    各一底面に当接する位置にそれぞれ貫通孔を形成した放
    射線コリメータとを具備し、上記外部接続部を介してラ
    ジオグラフィックイメージを光信号により出力すること
    を特徴とするラジオグラフィックイメージ検出装置。
JP3075893A 1993-02-19 1993-02-19 ラジオグラフィックイメージ検出装置 Pending JPH06242249A (ja)

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JP3075893A JPH06242249A (ja) 1993-02-19 1993-02-19 ラジオグラフィックイメージ検出装置

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JPH06242249A true JPH06242249A (ja) 1994-09-02

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101450040B1 (ko) * 2013-06-03 2014-10-15 순천향대학교 산학협력단 체렌코프 효과를 이용한 감마선 감지용 프로브 및 이를 이용한 사용후핵연료 집합체의 연소도 판별 시스템
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010321