JPH0624220A - 連結幌 - Google Patents

連結幌

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JPH0624220A
JPH0624220A JP18218592A JP18218592A JPH0624220A JP H0624220 A JPH0624220 A JP H0624220A JP 18218592 A JP18218592 A JP 18218592A JP 18218592 A JP18218592 A JP 18218592A JP H0624220 A JPH0624220 A JP H0624220A
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JP
Japan
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hood
wall
annular
air
airbag
Prior art date
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Pending
Application number
JP18218592A
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English (en)
Inventor
Noriaki Kouno
詔明 河野
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ASAYAMA SHOKAI KK
Original Assignee
ASAYAMA SHOKAI KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 連結された車両の間を被覆して連結する従来
の連結幌は、蛇腹状の幌布に幌骨を取り付けるため構造
が複雑であり、重量が重くなる欠点があった。本発明は
かかる課題を解決することを目的とするものである。 【構成】 繊維で補強された気密性のシートにより四角
筒状の外壁12と、外壁12の内側にあって連絡通路を
形成する内壁13と、外壁12及び内壁13の両端部を
閉塞する側壁14とにより内部に加圧された空気を充填
したエアバッグ11を構成し、エアバッグ11の両端部
に、車両Aの取り付けフランジ4に取り付けられる連結
部材15を設けて連結幌B1 を構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、連結された車両の間を
被覆して連結する場合などに使用される連結幌に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図7は、連結された車両A,Aの端面を
接続する連結幌Bを示す要部斜視図であり、内部に車両
A,Aを連絡する通路が形成される。連結幌Bは外部の
風圧や雨などの進入を防ぐために気密になっており、両
端部が車両A側の幌取り付け枠Cに取り付けられる。連
結幌Bの構造は、図8の要部縦断面図に示すように、幌
布1には所定間隔で補強用の幌骨2が取り付けられ、変
形自在な蛇腹形状に形成される。
【0003】幌布1の両端縁部には、周縁に対して平行
に複数個の孔3が穿設され、幌布1の端縁部の外面に当
接する取り付けフランジ4,内面に当接する当て板5に
も、複数個の孔3に対応する孔6,7が穿設され、孔
3,6,7に挿通されるねじ8にナット9が螺合し、取
り付けフランジ4が幌布1の両端縁部に締着される。そ
して、取り付けフランジ4と幌取り付け枠Cとの間にパ
ッキンDを挟み、取り付けフランジ4及び幌取り付け枠
CとをクランプEにより締め付けることにより、連結幌
Bが車両Aに取り付けられる(図8参照)。
【0004】車両Aに取り付けられた連結幌Bが、自重
により中央が垂れ下がるのを規制するため、車両Aと連
結幌Bとに牽引装置Fの両端が固着したり(図7参
照)、両車両Aに連結された多節型のパンタグラフ(図
示しない)を連結幌Bの下面に当接する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような連結幌B
は、補強用の幌骨2を取り付けるため構造が複雑とな
り、製造コストが高くなる欠点と、幌骨2が鋼材である
ため全体重量が重くなり、取り付け,取外しの手間が面
倒であるなどの欠点がある。本発明はかかる課題を解決
することを目的としており、構造が簡単で軽量な連結幌
を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の連結幌においては、繊維で補強した気密性
のシートより、四角形の外壁と、該外壁の内側にあって
連絡通路を形成する四角形の内壁と、該内壁と上記外壁
の両端部を閉塞する側壁とにより内部に密閉された空気
収容室を有する四角筒形状のエアバッグを構成し、該エ
アバッグの両端部に取り付けフランジを設けた。
【0007】或いは、繊維で補強した気密性のシートよ
り、四角形の環状リングに形成され内部に密閉された空
気収容室を有する複数個の環状エアバッグと、四角筒状
の連結部材とを形成し、間隔をおいて平行に配列された
上記複数個の環状エアバッグを、上記連結部材で気密に
連結し、両端部に取り付けフランジを設けた。
【0008】或いは、環状エアバッグを使用した連結幌
の垂れ下がりを規制するために、繊維で補強された気密
性のシートより、四角形に形成された複数個の環状エア
バッグと、間隔をおいて平行に配列される上記複数の環
状エアバッグを相互に連通する補強連結管と、四角筒状
の連結部材とを形成し、上記環状エアバッグ,上記補強
連結管を上記連結部材で気密に連結し、両端部に取り付
けフランジを設けた。
【0009】
【作用】上記のように構成された連結幌は、エアバッグ
内に所定圧力の空気を充填することにより車両の間を被
覆する形状となる。連結幌の端縁部を車両に取り付ける
には、従来と同様に、連結幌の取り付けフランジと車両
の幌取り付け枠とをクランプにより締め付ける。車両走
行中に、車両相互の相対的な偏位や角度変化が生じる
と、外力を受けたエアバッグが車体の偏位や角度変化に
応じて変形し、偏位や角度変化が無くなると弾性的に旧
形状に復帰する。
【0010】環状エアバッグを使用した連結幌では、環
状エアバッグが幌骨の機能を有し、連結幌全体が、従来
の蛇腹形状の連結幌と同様に、車両相互の相対的な偏位
や角度変化に応じて変形する。環状エアバッグを補強連
結管で連結した連結幌では、所定の空気圧で原形を保持
しようとする補強連結管が連結幌の中央部の垂れ下がり
を防止する。
【0011】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
すると、図1は本発明の第1実施例を示す連結幌B1
分解斜視図である。連結幌B1 は、繊維で補強した気密
性のシート(例えば高強力アラミド繊維製のシート)に
より四角筒状のエアバッグ11が形成される。エアバッ
グ11は、四角形の外壁12と、外壁12の内側にあっ
て連絡通路を形成する四角形の内壁13と、内壁13と
外壁12の両端部を閉塞する側壁14より内部に密閉さ
れた空気収容室を有する四角筒形状に形成される。
【0012】エアバッグ11の両端には、繊維で補強し
た気密性のシート製の幅の狭い四角筒状の連結部材15
の一端が固着され、連結部材14の他端部には、従来例
と同様に、取り付けフランジ4が締着される。取り付け
フランジ4は、車両Aの幌取り付け枠Cと共に、車両A
に設けられたクランプEにより挟圧され、車両Aに取り
付けられることは従来例と同様である(図6参照)。
【0013】エアバッグ11は繊維で補強した気密性の
シートで構成されているので、空気の漏洩の虞はない
が、長期的な使用により空気の漏洩の虞が生じる場合に
は、図5に示すように、車両Aに備えつけられた空気溜
16に連結する管路17の途中に、フィルタや調圧弁を
備えた空気調整器18と逆止弁19を設け、管路17の
端部をエアバッグ11に連結してもよい。
【0014】以上のようにして車両A,A間に取り付け
られた連結幌B1 は、エアバッグ11内に所定圧力の空
気が充填されるので、空気圧により原形を保持する力が
働き、車両A,Aが走行中に、車両A,A相互の相対的
な偏位や角度変化が生じると、外力を受けたエアバッグ
11が車両Aの偏位や角度変化に応じて変形し、偏位や
角度変化が無くなると弾性的に旧形状に復帰するので、
従来の連結幌と同様の機能を果たす。
【0015】エアバッグ11の構造は簡単であり、且
つ、重量が軽く、繊維で補強した気密性のシートによっ
て構成されているので耐久性に富み、車両Aに取り付け
る前や取外し後に保管する場合には、空気を抜取ること
により容積を縮小できるので、保管容積をとらない利点
がある。
【0016】図2は本発明の第2実施例を示す連結幌B
2 の分解斜視図であり、図3は図2のX−X断面図であ
る。連結幌B2 は、第1実施例と同様に、繊維で補強し
た気密性のシートより、四角形の環状リングに形成され
内部に密閉された空気収容室を有する複数個(図2では
4個)の環状エアバッグ20と、繊維で補強した気密性
のシートより四角筒状に形成され、間隔をおいて平行に
配列された複数個の環状エアバッグ20の間を気密に連
結する連結部材21とを有する(図3参照)。従って、
車両Aが走行しているときに、連結幌B2 の内部に形成
される通路に外部の風圧や雨水が進入することはない。
【0017】そして、両端部には、第1実施例と同様
に、連結部材15が設けられ、連結部材15は取り付け
フランジ4に締着される。この第2実施例では、車両A
の偏位や角度変化に応じて連結部材21が変形する。環
状エアバッグ20は幌骨2の役目を果たし、連結幌B2
は蛇腹に類似した変形が可能であるが、幌骨2と違って
弾性変形も可能である。第2実施例の連結幌B2 の場合
にも、環状エアバッグ20を空気溜16に連結してもよ
い。連結幌B2 の構造も構造が簡単であり且つ軽量であ
る利点を有する。
【0018】連結幌B2 では、蛇腹と同様に中央部が垂
れ下がるので、図4に示す第3実施例のように、繊維で
補強された気密性のシートより成り、環状エアバッグ2
0を相互に連通する補強連結管22を設けた連結幌B3
とすることができる(図4参照)。補強連結管22は、
内部の空気圧により原形を保持する力が働くので、連結
幌B3 の中央部の垂れを小さくする牽引装置Fと同様な
効果を有する。連結幌B2 は、補強連結管22を設ける
以外は、連結幌B2 と同様の構造であり、同様の効果を
有する。
【0019】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、以下に記載されるような効果を奏する。 (1) 本発明の連結幌は従来のものに比較して構造が簡単
であり、製作費が安価である。又、軽量であるので、取
り付け,取外しの作業が容易であり、取り付けたときの
車両に掛かる荷重も小さい等の利点がある。 (2) 車両に取り付けないときには、内部の空気を抜くこ
とにより容積を小さくすることができるので、保管容積
が小さくてすむ利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す連結幌Bの分解斜視
図である。
【図2】本発明の第2実施例を示す連結幌Bの分解斜視
図である。
【図3】図2のX−X断面図である。
【図4】本発明の第3実施例を示す連結幌Bの分解斜視
図である。
【図5】空圧回路の説明用略図である。
【図6】車両の端部を示す斜視図である。
【図7】従来の連結幌の要部斜視図である。
【図8】従来の連結幌の要部縦断面図である。
【符号の説明】
A 車両 B1 第1実施例の連結幌 B2 第2実施例の連結幌 B3 第3実施例の連結幌 C 幌取り付け枠 E クランプ 11 エアバッグ 12 外壁 13 内壁 14 側壁 15 連結部材 20 環状エアバッグ 21 連結部材 22 補強連結管

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 繊維で補強した気密性のシートより、四
    角形の外壁と、該外壁の内側にあって連絡通路を形成す
    る四角形の内壁と、該内壁と上記外壁の両端部を閉塞す
    る側壁とにより内部に密閉された空気収容室を有する四
    角筒形状のエアバッグを構成し、該エアバッグの両端部
    に取り付けフランジを設けて成ることを特徴とする連結
    幌。
  2. 【請求項2】 繊維で補強した気密性のシートより、四
    角形の環状リングに形成され内部に密閉された空気収容
    室を有する複数個の環状エアバッグと、四角筒状の連結
    部材とを形成し、 間隔をおいて平行に配列された上記複数個の環状エアバ
    ッグを、上記連結部材で気密に連結し、両端部に取り付
    けフランジを設けて成ることを特徴とする連結幌。
  3. 【請求項3】 繊維で補強された気密性のシートより、
    四角形に形成された複数個の環状エアバッグと、間隔を
    おいて平行に配列される上記複数の環状エアバッグを相
    互に連通する補強連結管と、四角筒状の連結部材とを形
    成し、 上記環状エアバッグ,上記補強連結管を上記連結部材で
    気密に連結し、両端部に取り付けフランジを設けて成る
    ことを特徴とする連結幌。
JP18218592A 1992-07-09 1992-07-09 連結幌 Pending JPH0624220A (ja)

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Cited By (6)

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KR102658909B1 (ko) * 2023-08-28 2024-04-18 국립한국교통대학교산학협력단 철도 차량 연결부 공기 저항 저감 장치

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990420