JPH06242080A - 超音波探触子 - Google Patents

超音波探触子

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JPH06242080A
JPH06242080A JP5026761A JP2676193A JPH06242080A JP H06242080 A JPH06242080 A JP H06242080A JP 5026761 A JP5026761 A JP 5026761A JP 2676193 A JP2676193 A JP 2676193A JP H06242080 A JPH06242080 A JP H06242080A
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JP
Japan
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case
cable
ultrasonic probe
jig
outer peripheral
Prior art date
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Pending
Application number
JP5026761A
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English (en)
Inventor
Yoshihiko Takishita
芳彦 瀧下
Fumito Iwasaki
史十 岩崎
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 十分な防水性を確保しつつ、治具を含めた探
触子全体の小型化を安価に図ることを可能にする。 【構成】 超音波送受信用のセンサ部22がケース24
に収納され、このケース24の側壁24cに設けられた
ケーブル挿入孔24dからケーブル25がケース24内
に挿入されてセンサ部22に接続され、ケース24が位
置固定用治具32を介して走査機構33に連結される超
音波探触子において、側壁24cに形成され、内部がケ
ーブル挿入孔24dとされた筒状のガイド部24eと、
少なくともガイド部24eの外周面24e′およびガイ
ド部24eから露出するケーブル25の外周面25bを
所定長だけ覆う可撓性材料からなるチューブ27と、位
置固定用治具32に固定され、ガイド部24eの外周面
24e′との間でチューブ27を挾持するホルダ28
a、28bとを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水中に没した状態で被
検体との間で超音波の送受信を行う、いわゆる水浸式の
超音波探触子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の水浸式超音波探触子としては、例
えば図5(a)、(b)に示すようなものが知られている。
同図に示す水浸式超音波探触子1は、超音波を送受信す
るアレイ振動子2とその外側にあるレンズ3とを有する
ケース4にケーブル挿入孔4aが形成され、このケーブ
ル挿入孔4aからケース4内部に一端部5aが挿入され
たケーブル5を介して超音波探触子1が超音波探傷装置
12(図5において不図示、図7参照)に接続され、か
つケーブル5内にアレイ振動子2の各振動部と超音波探
傷装置12の回路部とを電気的に接続する多数の信号線
6が通っている構成のものである。
【0003】一般に、このような水浸式超音波探触子1
は、水中に置かれた被検体8(図5において不図示、図
7参照)の外面または内部の欠陥を探傷するために、ケ
ース4およびケーブル5の一部を水中に入れた状態で使
用されるので(詳細は後述)、ケース4内に水が侵入し
ないような防水構造にしておく必要がある。そのため
に、従来の水浸式超音波探触子1では、アレイ振動子2
およびレンズ3の周囲の隙間やケーブル挿入孔4aとケ
ーブル5との間の隙間にシール剤や接着剤(両者を代表
して符号7で示す)を充填して水がケース4内部に侵入
するのを防止している。ここで、アレイ振動子2および
レンズ3の周囲の隙間については、シール剤7や接着剤
の充填により十分な防水性が確保されるので、この部分
から水がケース4内部に入りこむことはない。
【0004】図7は、図5の探触子1により被検体7の
外面、内部の欠陥を探傷している状態を示す図である。
被検体8は水槽9内に配置され、探触子1は治具10を
介してスキャナ11に取り付けられている。スキャナ1
1は、探触子1を図中のX方向、Y方向およびZ方向に
走査させ、被検体8の各部との間で超音波の送受信を可
能としている。超音波探傷装置12はケーブル5を介し
て探触子1に接続されている。
【0005】図6(a)、(b)は探触子1と治具10との
取付状態を示す図である。治具10には種類(周波数、
焦点距離など)の異なる探触子1を取り付ける必要があ
るため、ケース4はその上面側壁4bにおいてねじ(図
示略)により治具10に脱着可能に取り付けられてい
る。図では、1点鎖線H1、H2によりねじ止めの位置を
示し、ねじは治具10側から螺着されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の超音波探触子1にあっては、ケース4のケーブ
ル挿入孔4aとケーブル5との間の隙間にシール剤7や
接着剤を充填して水がケース4内部に入りこまないよう
にしているものの、ケーブル5は柔らかい材質(例え
ば、非移行性ビニル)であるのに対してケース4は硬い
材質(例えば、アルミニウム等の金属)であるため、充
填されたシール剤7や接着剤が時間と共に徐々に剥離し
てしまい、十分なシール性を長期間にわたって維持する
ことができないという問題点があった。特に、ケーブル
5が柔らかい材質からできていることから超音波探触子
1の使用中にこのケーブル5に多方向の力が加わるため
にケーブル5がケース4に対して動き易く、シール剤7
等の剥離を早めるおそれがある。しかも、剥離したシー
ル剤7や接着剤を再充填することは非常に難しい。
【0007】また、従来の超音波探触子1にあっては、
ケース4のケーブル挿入孔4aとケーブル5との間の隙
間にシール剤7や接着剤を充填する必要があるので、こ
の充填作業が煩雑となり、その結果製造コストが増大し
てしまうと共に、柔らかい材質であるケーブル5と硬い
材質であるケース4のケーブル挿入孔4aとを接着剤7
により接着するのはかなり難しいという問題点があっ
た。
【0008】さらに、従来の超音波探触子1にあって
は、ねじを介してその上面側壁4bが治具10に固定さ
れていたため、ねじ穴が刻設される部分のケース4の肉
厚が薄い場合、このねじ穴がケース4内まで貫通(図6
のねじ止め位置H1の場合)、もしくはケース4内面に
露出(同図のねじ止め位置H2の場合)してしまうおそ
れがある。ねじ穴がケース4内にまで至った場合、この
ねじ穴を介して水がケース4内に侵入するおそれがある
ため、ねじ穴が貫通、露出しないだけの肉厚を確保する
必要があるが、ケース4の肉厚をねじ穴に対して十分な
ものにした場合、探触子1の外径および質量が大きくな
ってしまう。加えて、ケース4はその上面側壁4bにお
いて治具10に固定されているので、図7に示すよう
に、この治具10が外方に突出する分だけ治具10を含
めた探触子1の外径がさらに大きくなってしまう。探触
子1の外径が大きくなると、例えば円筒物の内面側から
探傷するときに被検体の内径より探触子1の外径寸法の
ほうが大きい場合などは探傷が困難であり、探傷対象物
に制限が生じるという問題点があった。
【0009】ケーブル挿入孔付近の防水性を重視した超
音波探触子としては、図8に示すようなものが提案され
ている(実開昭61-168802号公報参照)。この超音波探
触子は、ケース15のケーブル16の出口付近に円孔部
17を突設し、この円孔部17の内面に外広がりの傾斜
面17aを形成するとともに、先端がこの傾斜面17a
に係合する傾斜面18aに形成されたスリーブ18を嵌
合し、このスリーブ18を外側から押さえナット19に
より押圧して防水性を確保している。しかしながら、図
8に示す超音波探触子は、両斜面17a、18aの係合
を押さえナット19からの押圧力により確実なものとす
る構成であるため、形状が複雑で製造コストが高くつ
き、しかもケーブル挿入孔付近の形状の大型化が避けら
れない、という問題があった。
【0010】本発明の目的は、十分な防水性を確保しつ
つ、治具を含めた探触子全体の小型化を安価に図ること
の可能な超音波探触子を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】一実施例を示す図1およ
び図3に対応付けて説明すると、本発明は、超音波送受
信用のセンサ部22がケース24に収納され、このケー
ス24の側壁24cに設けられたケーブル挿入孔24d
からケーブル25が前記ケース24内に挿入されて前記
センサ部22に接続され、前記ケース24が位置固定用
治具32を介して走査機構33に連結される超音波探触
子に適用される。そして、上述の目的は、前記側壁24
cに形成され、内部が前記ケーブル挿入孔24dとされ
た筒状のガイド部24eと、少なくとも前記ガイド部2
4eの外周面24e′および前記ガイド部24eから露
出するケーブル25の外周面25bを所定長だけ覆う可
撓性材料からなるチューブ27と、前記位置固定用治具
32に固定され、前記ガイド部24eの外周面24e′
との間で前記チューブ27を挾持するホルダ28a、2
8bとを備えることにより達成される。前記位置固定用
治具32は、前記ケース24を固定した状態でこのケー
ス24に対して前記ケーブル挿入孔24dの方向から見
たときに前記側壁24cの幅以内の領域に収まるように
取り付けてもよい。
【0012】
【作用】チューブ27はホルダ28a、28bとガイド
部24eの外周面24e′との間で挾持されているの
で、ホルダ28a、28bとチューブ27との間、およ
びチューブ27とガイド部24eの外周面24e′との
間が封止される。したがって、超音波探触子1がケース
4ごと水35の中に没しても、これらホルダ28a、2
8bとチューブ27との間、およびチューブ27とガイ
ド部24eの外周面24e′との間から水35がケース
4内部に侵入することが防止される。また、ケーブル2
5とケーブル挿入孔24bとの間については、ガイド部
24eから露出するケーブル外周面25bをチューブ2
7が所定長だけ覆っているため、これらの間がチューブ
27により封止され、水35がケース4内部に侵入する
ことが防止される。
【0013】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段と作用の項では、本発明を分かり易
くするために実施例の図を用いたが、これにより本発明
が実施例に限定されるものではない。
【0014】
【実施例】図1〜図3により本発明の一実施例を説明す
る。図3は、本発明による超音波探触子の一実施例によ
り被検体の外面、内部の欠陥を探傷している状態を示す
図である。従来例と同様に、被検体30は水35が満た
された水槽31内に配置され、探触子21は治具32を
介してスキャナ33に取り付けられている。探触子21
と治具32との取付構造については後に詳述する。スキ
ャナ33は、探触子21を図中のX方向、Y方向および
Z方向に走査させ、被検体30の各部との間で超音波の
送受信を可能としている。超音波探傷装置34はケーブ
ル25を介して探触子21に接続されている。
【0015】本実施例の超音波探触子21は、図1
(a)、(b)に示すように、略中空四角柱状のケース24
を有している。このケース24の下面側壁24aには開
口部24bが形成され、この開口部24bには、被検体
30との間で超音波の送受信を行うアレイ振動子22
と、その外側にあり、アレイ振動子22で発生した超音
波を集束させるレンズ23とが接着等により取り付けら
れている。アレイ振動子22およびレンズ23の外周部
と開口部24bとの間の隙間にはシール剤等が充填さ
れ、この隙間から水35がケース24内に侵入すること
が防止されている。
【0016】ケース24の右面側壁24c(図3の使用
状態では上面側壁)からは、その端縁に若干偏った位置
から円筒状のガイド部24eが突設されており、このガ
イド部24eの内部がケーブル挿入孔24dとされる。
ケーブル25の一端部25aは、ケース24のケーブル
挿入孔24dからこのケース24の内部に挿入されてお
り、このケーブル25内には、アレイ振動子22の各振
動子と超音波探傷装置34(図3参照)の電気回路部と
を電気的に接続する多数の信号線26が通っている。
【0017】ケーブル25の外周面およびガイド部24
eの外周面24e′は共通のチューブ27で覆われてい
る。チューブ27はゴム等の可撓性を有する弾性体で形
成され、少なくともガイド部24eの外周面24e′お
よびこのガイド部24eから露出するケーブル25の外
周面25bを所定長だけ覆うようにその内径、全長等が
定められている。本実施例では、図1および図3に示す
ようにチューブ27の上端部27a(図1では右端部)
にベルト36が巻回されてこのチューブ上端部27aか
らの水の侵入を防いでいるが、被検体30の探傷作業中
においてもチューブ上端部27aが水面より十分上に位
置するようにチューブ27の全長を確保した場合はベル
ト36は必要不可欠なものではない。
【0018】チューブ27の下端部27b(図1では左
端部)はガイド部24eの外周面24e′に圧入、嵌合
され、かつ、チューブ27の外周面に設けられたホルダ
28a、28bにより外方から締め付けられることによ
りこれらホルダ28a、28bとガイド部24eとの間
で挾持される。
【0019】ホルダ28a、28bは、図2に示すよう
に、板状部材の一部を半円状に切欠いて凹部29a、2
9bが形成され、これら凹部29a、29bの両端側に
ねじ穴(図2ではねじ止め位置のみ一点鎖線H1、H2
示す)が形成されて構成される。ホルダ28bのねじ穴
は図中上下に貫通され、ホルダ28aのねじ穴は図中上
下に貫通せずに有底状に形成されている。ホルダ28
a、28bは、その凹部29a、29bを互いに相対向
させた状態で、これら凹部29a、29bにより形成さ
れる空隙内にチューブ27が外嵌されたガイド部24e
が収納され、さらにホルダ28bの側面に治具32が取
り付けられてこれらホルダ28a、28bおよび治具3
2が共通のねじ37(図1参照)により一体にねじ止め
されてケース24に取り付けられる。この際、ホルダ2
8a、28bおよび治具32は、図1(b)に示すよう
に、これらがケース24に取り付けられた状態で、この
ケース24に対してケーブル挿入孔24dの方向から見
たときに、側壁24cの幅以内の領域に収まるようにそ
の寸法、取付位置が設定されている。
【0020】ねじ37の締め付け力によりチューブ27
はホルダ28a、28bとガイド部24eとの間に挾持
され、ホルダ28a、28bとチューブ27との間、お
よびチューブ27とガイド部24eの外周面24e′と
の間が封止される。これにより、超音波探触子1がケー
ス4ごと水35の中に没しても、これらホルダ28a、
28bとチューブ27との間、およびチューブ27とガ
イド部24eの外周面24e′との間から水35がケー
ス4内部に侵入することが防止される。また、ケーブル
25とケーブル挿入孔24bとの間については、ガイド
部24eから露出するケーブル外周面25bをチューブ
27が所定長だけ覆っているため、これらの間がチュー
ブ27により封止され、水35がケース4内部に侵入す
ることが防止される。
【0021】したがって、本実施例によれば、上述した
従来例のようにケーブル挿入部に防水のためのシール剤
や接着剤を充填せずとも十分な防水性能が得られるた
め、これらシール剤や接着剤の煩雑な充填作業が不要と
なり、組立工程の簡略化を図って製造コストを低廉に抑
えることができる。加えて、従来例のように経年変化に
より隙間が生じるようなこともないため、防水に対する
信頼性も高く、長期間にわたる使用が可能となる。ま
た、本実施例では、上述した従来例のように治具を直接
ケースに取り付ける構成を採用せず、チューブ27締め
付け用のホルダ28に治具32をねじ止めしているの
で、ねじ穴のためにケース24の肉厚を十分確保する必
要がない。加えて、ケース24の側壁24cの上方にお
いてホルダ28a、28bおよび治具32が突出しない
ようにこれらの寸法および取付位置が設定されているの
で、これらが相乗して治具32を含めた探触子1全体の
外形の小型化を図ることが可能となる。
【0022】なお、本実施例では、ホルダ28a、28
bがガイド部24eに対してθ軸方向(図3参照)に回
転可能とされているため、超音波探触子1を水槽31内
に設置した後にθ軸方向の微調整が可能となる。従来例
では、スキャナ11にθ軸駆動機構を追加しない限り、
θ軸方向の微調整ができなかった(但し、ケース4の各
側面にねじ穴を穿設しておけば、90゜単位の回転は可能
である)が、本実施例ではスキャナ33にθ軸駆動機構
を設けずとも角度微調整を簡易に実現することができ
る。このθ軸微調整は、探触子1設置時の微調整にも用
いることができる。
【0023】以上説明した実施例と請求の範囲との対応
において、アレイ振動子22はセンサ部を、スキャナ3
3は走査機構を、右面側壁24cは側壁をそれぞれ構成
している。なお、本発明の超音波探触子は、その細部が
上述の一実施例に限定されず、種々の変形が可能であ
る。一例として、一実施例のホルダ28a、28bは、
中央部に円形孔が穿設された四角板材を半割にした形状
であったが、図4(a)に示すように中央部に円形孔40
aが穿設された四角板材40の一部を切欠いて円形孔4
0aに連通させ、この切欠部の幅をねじ41等により調
節する構成、あるいは、図4(b)に示すように、ホルダ
28bと治具32とを一体化したような構成であっても
よい。また、ガイド部24eの形状も円筒状に限らず、
多角形(四角、六角など)筒状であってもよく、その形
状に限定はない。ガイド部24eを形成する位置も上述
の一実施例に限定されず、図1において上面側壁等に形
成してもよい。さらに、ガイド部24eに外嵌されたチ
ューブ27の外周面にベルト36に類似のベルトを巻回
し、その外周からホルダを取り付けて二重に防水を図っ
てもよい。
【0024】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、従来例のようにケーブル挿入部に防水のためのシ
ール剤や接着剤を充填せずとも十分な防水性能が得られ
るため、これらシール剤や接着剤の煩雑な充填作業が不
要となり、組立工程の簡略化を図って製造コストを低廉
に抑えることができる。加えて、従来例のように経年変
化により隙間が生じるようなこともないため、防水に対
する信頼性も高く、長期間にわたる使用が可能となる。
また、請求項1の発明では、従来例のように治具を直接
ケースに取り付ける構成を採用せず、チューブ挾持用の
ホルダが治具に取り付けられているので、ねじ穴のため
にケースの肉厚を十分確保する必要がなく、探触子全体
の外形の小型化を図ることができる。加えて、請求項2
の発明では、位置固定用治具が、ケースを固定した状態
でこのケースに対してケーブル挿入孔の方向から見たと
きに側壁の幅以内の領域に収まるようにされているの
で、この位置固定用治具がケースから突出することがな
く、これらが相乗して治具を含めた探触子全体の外形の
小型化をさらに図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の一実施例である超音波探触子を
示す一部破断側面図、(b)は(a)のB−B′線に沿う矢
視断面図である。
【図2】(a)はホルダと治具との取付状態を示す側面
図、(b)は同正面図である。
【図3】一実施例の超音波探触子の使用状態を説明する
ための図である。
【図4】(a)、(b)ともに本発明の他の実施例である超
音波探触子を示す図であって、ホルダのみを取り出して
示した斜視図である。
【図5】(a)は従来の超音波探触子の一例を示す一部破
断側面図、(b)は(a)のB−B′線に沿う矢視断面図で
ある。
【図6】(a)はケースと治具との取付状態を示す側面
図、(b)は(a)のB−B′線に沿う矢視断面図である。
【図7】従来の超音波探触子の使用状態を説明するため
の図である。
【図8】従来の超音波探触子の他の例を示す図であっ
て、ケーブル挿入部付近を拡大して示した断面図であ
る。
【符号の説明】
21 超音波探触子 22 アレイ振動子 23 レンズ 24 ケース 24c 右面側壁 24d ケーブル挿入孔 24e ガイド部 24e′ 外周面 25 ケーブル 25a 一端部 26 信号線 27 チューブ 28a、28b ホルダ 29a、29b 凹部 30 被検体 32 治具 33 スキャナ 34 超音波探傷装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波送受信用のセンサ部がケースに収
    納され、このケースの側壁に設けられたケーブル挿入孔
    からケーブルが前記ケース内に挿入されて前記センサ部
    に接続され、前記ケースが位置固定用治具を介して走査
    機構に連結される超音波探触子において、 前記側壁に形成され、内部が前記ケーブル挿入孔とされ
    た筒状のガイド部と、 少なくとも前記ガイド部の外周面および前記ガイド部か
    ら露出するケーブルの外周面を所定長だけ覆う可撓性材
    料からなるチューブと、 前記位置固定用治具に固定され、前記ガイド部の外周面
    との間で前記チューブを挾持するホルダとを備えたこと
    を特徴とする超音波探触子。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の超音波探触子におい
    て、 前記位置固定用治具は、前記ケースを固定した状態でこ
    のケースに対して前記ケーブル挿入孔の方向から見たと
    きに前記側壁の幅以内の領域に収まるようにされている
    ことを特徴とする超音波探触子。
JP5026761A 1993-02-16 1993-02-16 超音波探触子 Pending JPH06242080A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20180067851A (ko) * 2016-12-13 2018-06-21 웨스글로벌 주식회사 배관벽면부착식 초음파 센서용 취부구조

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