JPH0624203A - 車輪取付装置 - Google Patents

車輪取付装置

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JPH0624203A
JPH0624203A JP17980792A JP17980792A JPH0624203A JP H0624203 A JPH0624203 A JP H0624203A JP 17980792 A JP17980792 A JP 17980792A JP 17980792 A JP17980792 A JP 17980792A JP H0624203 A JPH0624203 A JP H0624203A
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JP
Japan
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hub
wheel
axle
free wheel
lock
Prior art date
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JP17980792A
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English (en)
Inventor
Takafumi Mori
隆文 森
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SUEHIRO GIKEN KK
Original Assignee
SUEHIRO GIKEN KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フリーホイルハブ22のロックを簡単に解除し
て車輪13の駆動系を簡単に分断し、車輪13を手押し走行
が可能な状態に簡単に切替え設定し、車輪13の駆動系が
故障した不測の事態に迅速に対処する。 【構成】 車軸12に車輪13のフリーホイルハブ22を回転
自在に軸架する。フリーホイルハブ22の外側周部に間隔
をおいて複数の係止孔26を軸方向に形成する。車軸12に
固着したインナーハブ28のフランジ31に各係止孔26に連
通する複数の連通孔32を穿設する。インナーハブ28の外
周部にアウターハブ36を回動自在かつ進退自在に嵌合す
る。アウターハブ36の内端周側部に各連通孔32から各係
止孔26に対して係脱自在に係合する複数のロックピン41
を軸方向に突出する。インナーハブ28の外周部にアウタ
ーハブ36の各ロックピン41を常時フリーホイルハブ22に
向かって付勢するスプリング48を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車輪取付装置に係り、た
とえば、高所作業車や台車などの車両に用いる駆動車輪
の取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の車輪取付装置としては、
たとえば、車両本体のフレームに車軸を回転自在に軸架
し、この車軸の一端部に車輪を有するハブを嵌合してキ
ーにて固着し、この車軸の一端部に突設された軸方向の
ボルトに前記ハブの外端部に当接した座金を介してナッ
トを締着し、前記車軸の他端部にスプロケットを嵌合し
てキーにて固着するとともに、こ車軸の他端部に突設さ
れた軸方向のボルトに前記スプロケットの内端部に当接
した座金を介してナットを締着し、前記フレームに固定
されたモータの回転軸にスプロケットを嵌合してキーに
て固着するとともに、この回転軸の端部に突出されたボ
ルトに前記スプロケットの外端部に当接した座金を介し
てナットを締着し、このスプロケットと前記車軸の他端
部のスプロケットとの間に無端チェーンを回行自在に懸
架した構造が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記構造では、モータ
からの出力によって車軸が回転駆動されるものである
が、このモータの出力を車軸に伝達する無端チェーンを
懸架したスプロケットは、モータの回転軸及び車軸にそ
れぞれ固着されているため、モータ等の車輪の駆動系が
故障した場合には車輪に出力が伝達されないので車輪は
回転されず、車両本体は動力のみならず、また、手押し
走行することも不能になる、という問題がある。そこ
で、車輪を出力によらないで回転を可能にするには、モ
ータ等の車輪の駆動系を分断する必要があるが、この際
には、モータの回転軸からナット、座金、スプロケット
及び無端チェーンを取り外すか、または、車軸からナッ
ト、座金、スプロケット及び無端チェーンを取り外さな
ければならず、この車輪の駆動系を分断する分解操作に
多くの手数を要し、車輪の駆動系が故障した不測の事態
に迅速に対処することができない、という問題がある。
【0004】本発明は、このような点に鑑みてなされた
もので、車輪の駆動系を簡単に分断することができ、車
輪を手押し走行が可能な状態に簡単に切替え設定するこ
とができ、車輪の駆動系が故障した不測の事態に迅速に
対処することができ、また、車輪の駆動系に車輪を簡単
に連結することができ、したがって、取扱え操作が容易
な車輪取付装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の車輪取付装置
は、フレームに回転自在に軸架され車軸と、この車軸に
回転自在に軸架され外側周部に間隔をおいて複数の係止
孔を軸方向に形成しかつ車輪を取付けるフリーホイルハ
ブと、このフリーホイルハブの外側に位置して前記車軸
に固着されフランジの周側部に前記各係止孔に連通する
複数の連通孔を穿設したインナーハブと、このインナー
ハブの外周部に回動自在に、かつ、進退自在に嵌合され
内端周側部に前記各連通孔から前記各係止孔に対して係
脱自在に係合する複数のロックピンを軸方向に突出した
アウターハブと、前記インナーハブと前記アウターハブ
との間に捲回され前記アウターハブの各ロックピンを常
時前記フリーホイルハブに向かって付勢するスプリング
と、を具備したものである。
【0006】
【作用】本発明の車輪取付装置では、車軸に車輪を有す
るフリーホイルハブを連結する場合には、インナーハブ
に対してアウターハブを回動操作し、アウターハブの各
ロックピンの先端部をフリーホイルハブの各係止孔に位
置合わせすると、このアウターハブはスプリングの付勢
力によってフリーホイルハブに向かって押動され、この
アウターハブの各ロックピンがインナーハブの各連通孔
に案内されて突出されるとともに、この各ロックピンの
先端部がフリーホイルハブの各係止孔内に自動的に係合
される。そして、このアウターハブの各ロックピンにて
車軸に車輪を有するフリーホイルハブがロックされ、し
たがって、車輪は、車軸の回転駆動によって車軸と一体
に回転される。
【0007】また、車輪を有するフリーホイルハブのロ
ックを解除する場合には、インナーハブに対してアウタ
ーハブをスプリングに抗して軸方向に移動すると、この
アウターハブの各ロックピンがインナーハブの各連通孔
に案内されてフリーホイルハブの各係止孔から引き抜か
れ、この各ロックピンによるフリーホイルハブのロッが
解除される。また、アウターハブをスプリングに抗して
更に軸方向に移動すると、このアウターハブの各ロック
ピンがインナーハブの各連通孔から外れるとともに、こ
のアウターハブをインナーハブの外周に沿って回動する
と、この各ロッピンの先端部が各連通孔から外れた位置
のフランジに係合され、スプリングの付勢力によってフ
ランジに係合された各ロックピンの位置が係止され、フ
リーホイルハブのロッを解除した状態が保持される。そ
して、車軸が回転駆動されることにより、インナーハブ
及びアウターハブが回転されても、このアウターハブの
回転がフリーホイルハブに伝達されず、したがって、車
輪は、車軸に対してフリー回転自在になり、したがっ
て、手押し走行が可能になる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例の構成を図面を参照
して説明する。
【0009】図において、1は車両本体で、この車両本
体1は荷台部2と駆動機構部3とからなっている。前記
荷台部2は、その後端左右部の下側部には車輪収容部4
が形成され、この左右の車輪収容部4には旋回輪5が図
示しない公知の支持機構にて回転自在に軸架され、この
左右の旋回輪5を支持した支持機構の上端部に突設した
垂直軸6にはリンク7の一端部が固着されているととも
に、この左右のリンク7の他端部間にはロッド8の両端
部が回動自在に連結されている。そして、前記左右の旋
回輪5は、それぞれのリンク7及びロッド8を介して同
期して直進走行並びに旋回走行されるようになってい
る。
【0010】また、前記駆動機構部3は、前記荷台部2
と一体のフレーム9を有し、このフレーム9の左右の側
枠10の前端下側部には軸受体11が水平状に固着され、こ
の左右の軸受体11には車軸12が回転自在に軸架され、こ
の左右の車軸12には車輪13が回転自在に軸架されてい
る。しかして、前記一方側の側枠10には取付孔14が形成
され、この取付孔14内には前記一方側の軸受体11の基端
部が嵌合され、この軸受体11は固定部材15にて前記一方
側の側枠10の固着されている。また、前記一方側の軸受
体11内には軸受16を介して前記車軸12が回転自在に嵌挿
されている。この車軸12は、断面円形に形成され、その
中間部より外側部から先端部にかけて縮径段部20を介し
て車軸12の断面形状より小径の取付軸部17が形成され、
この取付軸部17の軸方向の中間部には環状溝18が形成さ
れ、この環状溝18には前記取付軸部17の外面より外方に
突出する環状の止めリング19が嵌着されている。
【0011】また、前記縮径段部20と前記止めリング19
との間の前記取付軸部17にはスリーブ21を介してフリー
ホイルハブ22が回転自在に軸架されている。このフリー
ホイルハブ22は、円盤状に形成された本体23を有し、こ
の本体23の中心部には前記車軸12の取付軸部17を貫通し
た円形の摺動孔24が形成され、また前記本体23の外側部
には前記摺動孔24を中心として外方に突出した環状突体
25が一体に突出形成され、この環状突体25の周側部には
間隔をおいて複数の係止孔26が軸方向に開口形成され、
さらに、前記本体23の外側の周側部には間隔をおいて複
数の取付孔27が形成されている。
【0012】また、前記取付軸部17の止めリング19と取
付軸部17の先端部間における取付軸部17にはインナーハ
ブ28が嵌合されている。このインナーハブ28は、前記取
付軸部17を嵌合した嵌合孔29を有する円筒状に形成され
た本体30を有し、この本体30の内端部には前記フリーホ
イルハブ22の環状突体25に当接するフランジ31が環状に
形成され、このフランジ31の周側部には間隔をおいて前
記複数の係止孔26のそれぞれに連通する複数の連通孔32
が穿設され、また、前記本体30の嵌合孔29には前記取付
軸部17の先端部に形成された軸方向のキー溝33に対向す
るキー溝34が軸方向に形成され、この相対するキー溝3
3,34 にはキー35が嵌合されている。そして、前記キー3
5にて前記車軸12の取付軸部17に前記インナーハブ28が
固着されている。
【0013】さらに、前記インナーハブ28にはアウター
ハブ36が回動自在に、かつ、進退自在に嵌合されてい
る。このアウターハブ36は、インナーハブ28を嵌合した
嵌合孔37を有する円筒状に形成された本体38を有し、こ
の本体38の内端部には前記インナーハブ28のフランジ31
に当接するフランジ39が環状に突出して形成され、この
フランジ39の周側部には間隔をおいて前記複数の連通孔
32のそれぞれに連通する複数の取付孔40が穿設され、こ
の複数の取付孔40には前記複数の連通孔32のそれぞれか
ら前記複数の係止孔26のそれぞれに対して係脱自在に嵌
合する複数のロックピン41が軸方向に一体に突出され、
このフランジ39の内周部の係止部39a が前記嵌合孔37に
向かって突出され、また、前記本体38の外端部の周縁部
には摘み部42が環状に突出して形成されている。
【0014】また、前記取付軸部17の先端部には、その
中心部にねじ孔43が軸方向に形成されている。また、前
記取付軸部17の先端部に当接する座金44の中心部には前
記ねじ孔43に連通する係合孔45が円錐形状に形成され、
この座金44は、前記取付軸部17の先端部の断面形状より
大径で円盤状に形成されている。そして、前記取付軸部
17の先端部に前記座金44を当接し、この座金44の係合孔
45から前記取付軸部17のねじ孔43に皿ねじ46が螺着さ
れ、この皿ねじ46にて取付軸部17の先端部に座金44が固
着され、この座金44の周縁部47が取付軸部17の先端部の
周縁部より外方に突出するようになっている。
【0015】また、前記インナーハブ28の外周部と前記
アウターハブ36の嵌合孔37との間において、インナーハ
ブ28の外周部にはコイルスプリング48が捲回して設けら
れ、このコイルスプリング48の内端部が前記アウターハ
ブ36フランジ39の係止部39aに係止されているととも
に、このコイルスプリング48の外端部が前記座金44の周
縁部47に係止されている。そして、前記コイルスプリン
グ48にて前記アウターハブ36が常時前記フリーホイルハ
ブ22に向かって付勢され、かつ、このアウターハブ36の
前記各ロックピン41がフリーホイルハブ22の係止孔26に
向かって付勢されている。
【0016】つぎに、前記フリーホイルハブ22の本体23
の外周部には、前記環状突体25に嵌合する前記車輪13の
ホイルデスク50が当接され、このホイルデスク50の垂直
状部50a の周側部には間隔をおいて前記本体23の複数の
取付孔27に連通する複数の連通孔51が形成され、この複
数の連通孔51から前記複数の取付孔27にボルト52が挿通
され、この各ボルト52にはナット53が螺合締着され、こ
の各ボルト52・ナット53にて本体23の外周部には車輪13
のホイルデスク50が一体に固着されている。そして、前
記フリーホイルハブ22の回転で車輪13が回転されるよう
になっている。また、前記車軸12の内端部には図示しな
いキーにてスプロケット54が一体に固着されている。ま
た、前記駆動機構部3にはモータ55が固定され、このモ
ータ55の回転軸56には図示しないキーにてスプロケット
57が固着されている。そして、この回転軸56のスプロケ
ット56と前記車軸12のスプロケット54との間には無端チ
ェーン58が懸架されている。そして、前記モータ55の回
転軸56の回転による出力によって、スプロケット57、無
端チェーン58及びスプロケット54を介して前記車軸12が
回転されるようになっている。
【0017】つぎに、前記実施例の作用を説明する。
【0018】先ず、車軸12に車輪13を有するフリーホイ
ルハブ22を連結する場合には、インナーハブ28に対して
アウターハブ36を回動操作し、アウターハブ36の各ロッ
クピン41の先端部をフリーホイルハブ22の各係止孔26に
位置合わせすると、このアウターハブ36はコイルスプリ
ング48の付勢力によってフリーホイルハブ22に向かって
押動され、このアウターハブ36の各ロックピン41がイン
ナーハブ28の各連通孔32に案内されて突出され、この各
ロックピン41の先端部がフリーホイルハブ22の各係止孔
26内に自動的に係合されるとともに、このフリーホイル
ハブ22の環状突体25の外側部にインナーハブ28のフラン
ジ31の内側部が当接される。そして、このアウターハブ
36の各ロックピン41にて車軸12に車輪13を有するフリー
ホイルハブ22がロックされ、したがって、車輪13は、車
軸12の回転駆動によって車軸12と一体になって回転さ
れ、この車輪13及び他方の車輪13並びに後側左右の旋回
輪5にて車両本体1が走行移動される。
【0019】また、車輪13を有するフリーホイルハブ22
のロックを解除する場合には、インナーハブ28に対して
アウターハブ36をコイルスプリング48に抗して軸方向に
移動すると、このアウターハブ36の各ロックピン41がイ
ンナーハブ28の各連通孔32に案内されてフリーホイルハ
ブ22の各係止孔26から引き抜かれ、この各ロックピン41
によるフリーホイルハブ22のロックが解除される。ま
た、アウターハブ36をコイルスプリング48に抗して更に
軸方向に移動すると、このアウターハブ36の各ロックピ
ン41がインナーハブ28の各連通孔32から外れるととも
に、このアウターハブ36をインナーハブ28の外周に沿っ
て回動すると、この各ロックピン41の先端部が各連通孔
32から外れた位置のフランジ31に係合され、コイルスプ
リング48の付勢力によってフランジ31に係合された各ロ
ックピン41の位置が係止され、フリーホイルハブ22のロ
ックを解除した状態が保持される。そして、車軸12が回
転駆動されることにより、インナーハブ28及びアウター
ハブ36が回転されても、このアウターハブ36の回転がフ
リーホイルハブ22に伝達されることがなく、したがっ
て、車輪13は、車軸12に対してフリー回転自在になり、
車両本体1は手押し走行が可能になる。
【0020】さらに、車軸12に車輪13を有するフリーホ
イルハブ22を再び連結する場合には、インナーハブ28に
対してアウターハブ36を回動操作すると、アウターハブ
36の各ロックピン41の先端部がインナーハブ28のフラン
ジ31に沿ってアウターハブ36の回動方向に移動され、こ
の各ロックピン41の先端部がフランジ31の各連通孔32に
位置合わせされるとともに、このアウターハブ36はコイ
ルスプリング48の付勢力によってフリーホイルハブ22に
向かって押動され、このアウターハブ36の各ロックピン
41がインナーハブ28の各連通孔32に案内されて突出さ
れ、この各ロックピン41の先端部がフリーホイルハブ22
の各係止孔26内に自動的に係合され、このフリーホイル
ハブ22の環状突体25の外側部にインナーハブ28のフラン
ジ31の内側部が当接される。そして、このアウターハブ
36の各ロックピン41にて車軸12に車輪13を有するフリー
ホイルハブ22が再びロックされ、したがって、車輪13
は、車軸12の回転駆動によって車軸12と一体になって再
び回転される。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、車軸に回転自在に軸架
した車輪を有するフリーホイルハブの外側周部に間隔を
おいて複数の係止孔を軸方向に形成し、前記車軸に固着
したインナーハブのフランジの周側部に前記各係止孔に
連通する複数の連通孔を穿設し、前記インナーハブの外
周部に回動自在に、かつ、進退自在に嵌合したアウター
ハブの内端周側部に前記各連通孔から前記各係止孔に対
して係脱自在に係合する複数のロックピンを軸方向に突
出し、前記インナーハブと前記アウターハブとの間に前
記アウターハブの各ロックピンを常時前記フリーホイル
ハブに向かって付勢するスプリングを設けたので、アウ
ターハブの各ロックピンをフリーホイルハブの各係止孔
に位置合わせするとともに、スプリングの付勢力によっ
てアウターハブの各ロックピンがフリーホイルハブの各
係止孔に自動的に係合され、この各ロックピンにて車軸
に固着したインナーハブにアウターハブを介してフリー
ホイルハブを簡単かつ確実にロックすることができ、車
軸の回転力を車輪に確実に伝達することができる。ま
た、アウターハブをスプリングに抗して移動し各ロック
ピンをフリーホイルハブの各係止孔から引き抜くととも
に、このアウターハブの各ロックピンをインナーハブの
フランジに係合することにより、フリーホイルハブのロ
ックを簡単かつ確実に解除することができ、このフリー
ホイルハブをフリのー回転状態に確実に保持することが
でき、したがって、車輪の駆動系を簡単に分断すること
ができ、そのロックの解除操作が容易であり、車輪を手
押し走行が可能な状態に簡単に切替え設定することがで
き、車輪の駆動系が故障した不測の事態に迅速に対処す
ることができる。したがって、取扱え操作が容易な車輪
取付装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す車輪取付装置の分解斜
視図である。
【図2】同上組立て状態の断面図である。
【図3】同上車輪のロックを解除した状態の断面図であ
る。
【図4】同上車輪取付装置を用いた車両の平面図であ
る。
【符号の説明】
9 フレーム 12 車軸 13 車輪 22 フリーホイルハブ 26 係止孔 28 インナーハブ 31 フランジ 32 連通孔 36 アウターハブ 41 ロックピン 48 スプリング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームに回転自在に軸架され車軸と、
    この車軸に回転自在に軸架され外側周部に間隔をおいて
    複数の係止孔を軸方向に形成しかつ車輪を取付けるフリ
    ーホイルハブと、このフリーホイルハブの外側に位置し
    て前記車軸に固着されフランジの周側部に前記各係止孔
    に連通する複数の連通孔を穿設したインナーハブと、こ
    のインナーハブの外周部に回動自在に、かつ、進退自在
    に嵌合され内端周側部に前記各連通孔から前記各係止孔
    に対して係脱自在に係合する複数のロックピンを軸方向
    に突出したアウターハブと、前記インナーハブと前記ア
    ウターハブとの間に捲回され前記アウターハブの各ロッ
    クピンを常時前記フリーホイルハブに向かって付勢する
    スプリングと、を具備したことを特徴とする車輪取付装
    置。
JP17980792A 1992-07-07 1992-07-07 車輪取付装置 Pending JPH0624203A (ja)

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