JPH06241882A - 音検知器 - Google Patents

音検知器

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Publication number
JPH06241882A
JPH06241882A JP2835493A JP2835493A JPH06241882A JP H06241882 A JPH06241882 A JP H06241882A JP 2835493 A JP2835493 A JP 2835493A JP 2835493 A JP2835493 A JP 2835493A JP H06241882 A JPH06241882 A JP H06241882A
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JP
Japan
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sound
microphone
detection
light emitting
emitting diode
Prior art date
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Pending
Application number
JP2835493A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Yoshizawa
鐵夫 吉澤
Tsutomu Kubota
勤 久保田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2835493A priority Critical patent/JPH06241882A/ja
Publication of JPH06241882A publication Critical patent/JPH06241882A/ja
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  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 検知した音をいずれの方向からでも確認出来
る光で表示し、商用電源を用いず、外部配線が無い小型
で携帯性に優れた汎用の音検知器を提供する。 【構成】 音の感知部としてマイクロホン6を用い、音
の検知増幅回路7、発光ダイオードの表示駆動回路9、
これらの電源としての電池8とともにプリント基板11
上に実装し、さらに音の検知を表示する発光ダイオード
1をプリント基板11に接続して一体化する。これによ
り、外部配線がなく、小型で携帯性に優れる構成にする
とともに、使用に際して音検知対象の相手装置に邪魔に
ならないようにする。また、音の導入口4のあいた永久
磁石3を外部に取り付けて相手装置の任意箇所に自在に
取り付け可能とし、その音の導入口4を通して所望の音
を周囲音と明瞭に識別してマイクロホン6により検出す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小型にして音を検知
し、検知した音を光で表示する装置に関し、工作機械に
よる加工時等に、異常音を検知して事故等を未然に防ぐ
ために好適に用いることができる音検知器に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】工作機械による加工、例えば旋盤加工に
おいては、被加工物に、わずかな寸法の違いがある場
合、あるいはバイトに減りがある場合、バイトが被加工
物に深く食い込み過ぎたり、切削出来ずに大量の摩擦熱
が発生したりして、被加工物を大きく損傷したり、甚だ
しい時はバイトの切損、チャックの損傷などを招いて生
産に大きな支障をきたす。この様な時、一人で一台の機
械を操作している場合は、通常異常音を伴う前兆現象を
すぐに操作者がとらえ対処出来るため大きな損傷を未然
に防ぐことが出来る。しかし、最近の自動化された工作
機械の場合、一人で数台の機械を同時に操作しなければ
ならないため、早期の異常を見逃すことが多く、発見さ
れた時は損傷が甚大となってしまう場合が多い。
【0003】そこで、前兆として発生する異常音を早期
に検知出来れば被害を最小限に食い止めることが出来
る。異常音の検知にはマイクロホンを用いることが有効
であり、従来、この種の装置としては、マイクロホンと
検知器本体とは別体となっていて、その間がリード線で
結ばれ、検知器本体の異常を知らせる表示にはメータが
用いられていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の異常音の検知手段は、マイクロホンと検知器本体が
リード線で結ばれているため大型の装置となる上、表示
がメータであるため常時メータを注意して見ていなけら
ばならず、またその駆動には商用電源が必要であり、価
格も高価な上、上記のリード線が加工時に邪魔になる欠
点があった。
【0005】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであり、その目的は、検知した音をいずれの
方向からでも容易に確認出来る光で表示し、商用電源を
用いず、外部にマイクロホンのリード線等の配線が無い
小型で携帯性に優れた汎用の音検知器を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の音検知器においては、内部に、マイクロホ
ン、電気回路、電池を具備し、外部に、前記マイクロホ
ンの真近までに達する穴があけられた永久磁石を取り付
け、発光ダイオードを前記電気回路に接続するとともに
外部から見えるように取り付け、前記電気回路が前記電
池から電力の供給を受けて前記マイクロホンで感知した
音に基き前記発光ダイオードを表示駆動する構成として
いる。
【0007】
【作用】本発明の音検知器では、音の感知部としてマイ
クロホンを用い、検知した音の表示部として発光ダイオ
ードを用い、電源として電池を用い、これらと例えばマ
イクロホンの音の検知増幅回路や発光ダイオードの表示
駆動回路などからなる電気回路とを一体化して小型で外
部に配線のない構成とすることにより、使用に際して音
検知対象の相手装置に邪魔にならないようにする。ま
た、穴のあいた永久磁石を具備することにより、相手装
置の所望の箇所に自在に取り付け可能とし、その穴を通
して所望の音を周囲音と明瞭に識別して検知する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面を参照して詳
細に説明する。
【0009】図1は本発明の実施例を説明する斜視図で
あって、1は表示部である発光ダイオード、2はケー
ス、3は永久磁石、4は音の導入口、5はツマミ、6は
マイクロホンである。図2はその内部構造を示す内部構
成図であって、上記以外のものとして、7は検知増幅回
路、8は電池、9は発光ダイオードの表示駆動回路、1
0は発光ダイオードのリード線、11はプリント基板、
12はケース2と永久磁石3との結合部、13は電源ス
イッチを兼ねた発光レベルのスレショールドを決めるボ
リュームである。ツマミ5はボリューム13を外部から
回転させるためのものである。マイクロホン6には、コ
ンデンサマイクロホンなどが使用できる。検知増幅回路
7、発光ダイオードの表示駆動回路9などの電気回路
と、マイクロホン6、電池8、ボリューム13は、プリ
ント基板11に実装されて配線される。マイクロホン1
は、永久磁石3側のプリント基板11の一方の端部に配
置され、永久磁石3には外部からマイクロホン6の真近
までに達する音の導入口4があけられている。発光ダイ
オード1は、外部から見えるようにケース2の永久磁石
3と反対側に配置され、リード線10によりプリント基
板11の発光ダイオードの表示駆動回路9に接続されて
いる。
【0010】次に、本実施例の回路構成を図3のブロッ
ク図に示す。図中、上記以外のものとして、14は検知
回路、15は増幅回路であり、検知増幅回路7を構成し
ている。また、16はスレショールドの基準回路であ
る。この様な回路構成において、マイクロホン6で感知
された音は検知回路14で電気信号に変換された後、増
幅回路15で十分増幅され、その後コンパレータから成
る発光ダイオードの表示駆動回路9に入力されて、ボリ
ューム13で設定される基準回路16からの電圧と比較
される。このとき、音の信号電圧の方が大きい場合には
発光ダイオード1に電流が流れて点灯し、小さい場合に
は電流は流れず滅灯状態のままである。ボリューム13
を設けた理由は、正常時の音のレベルでは点灯しないよ
うにスレショールドを設定するためである。
【0011】次に、図1,図2を用いて上記実施例の具
体的な組立例を示す。上記に示した各部品は、図2に示
したように一枚のプリント基板11上に、ブロックとし
て組み立てられる。部品はすべて一般市販品が使用で
き、例えばマイクロホン6としては直径5mm、長さ5
mmのコンデンサ型を、検知増幅回路7には汎用のオペ
アンプを、基準回路16と発光ダイオードの表示駆動回
路9は一体型となったダイオードインジケータ用IC
を、発光ダイオード1は赤色のものを、ボリューム13
はスイッチ付のものを用いて作製できる。電池は高エネ
ルギーで小型なボタン型のリチウム電池を用いることが
できる。このような組立例では、プリント基板11全体
の寸法は25mm×50mm程度となる。マイクロホン
6のリード線は、プリント基板11に直結でハンダ付け
する。発光ダイオード1の取付位置によってはそのリー
ド線が短かい場合、0.5mm径の単線に被覆を施した
リード線等を継ぎ足してプリント基板11にハンダ付け
すればよい。組み立てられたプリント基板11は、マイ
クロホン6が取り付けられた側の端部がマイクロホン6
の位置に音の導入口4が来るように、永久磁石3に固定
される。組み立てられたプリント基板11と発光ダイオ
ード1は、発光ダイオード1が位置する部分が透明にな
っているケース2に収納され、永久磁石3の外周に差し
込まれて固定される。ボリューム13のツマミ5は、ケ
ース2が差し込まれ固定された後にボリューム13の軸
に差し込まれる。
【0012】このような本実施例の音検知器を音検出対
象の工作機械等に取り付けるには、異常音が発生する場
所の真近に永久磁石3により吸着させる。これによっ
て、工作機械の任意の箇所に容易に設置でき、また発生
した異常音は中央部の音の導入口4から侵入してマイク
ロホン6に集音されるので、周囲に騒音が多い環境にお
いても異常音をあたかも聴診器の如くに検知できる。
【0013】図1のように組み立てた本実施例の音検知
器を旋盤に設置し、切削状態を種々に変えたときの発光
ダイオード1の点灯状況を、被加工物がアルミニウムあ
るいはステンレス鋼の場合について実験したところ、切
削代が大き過ぎた場合には振動によって発生する異常音
をすぐに検知することが出来た。さらに、チャッキング
不良によって、被加工物を偏心してくわえた場合も同様
に異常を点灯によって早期に知ることが出来た。また、
本実施例の音検知器を機械の種々の場所に取り付けても
外部配線が無いため、作業の邪魔になることは全く無か
った。また、赤色の点灯のため、離れた位置からでも容
易に異常を知ることが出来た。
【0014】この結果から明らかなように、従来の技術
に比べて、外部電源が不要で、取り付けに際しても磁石
の吸引力で任意の場所に簡易に設置出来、かつマイクロ
ホンのリード線等の外部配線がないため作業の邪魔には
ならず、異常音を離れた位置から点灯で容易に確認でき
るという改善が実現できた。
【0015】なお、永久磁石における穴は集音効果を考
慮して例えばろうと状にあけたりすることができる。ま
た発光ダイオードの表示駆動は連続点灯でも点滅などで
行っても良い。このように本発明は、その主旨に沿って
種々に応用され、種々の実施態様を取り得るものであ
る。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の音検知器
は、小型、軽量で電源内蔵であり、シンプルなため低価
格化が図れ、携帯性に優れる利点がある。また、外部配
線がなく、永久磁石を具備しているので、音の検知対象
の邪魔になることなく、その任意の箇所に自在に取付る
ことができる。このため、工作機械の異常のみならず、
広範な用途に用いることができる利点がある。例えば、
自動車の修理などでしばしば遭遇する、狭い場所での異
常音源位置の発見が、本発明の音検知器を対象の上面の
みならず、側面、下面に自由に設置できる利点を生かし
て複数個を各種の場所に設置することによって容易にな
る。あるいは、多数個の電話器が設置されている場合、
どの電話器が呼び出されているかを知るために本発明の
音検知器を各電話器に取り付けておけば、電話器きょう
体あるいは内部に何ら加工を行うことなく呼び出されて
いる電話器の確認が容易に出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図
【図2】上記実施例の内部構成図
【図3】上記実施例の回路構成を示すブロック図
【符号の説明】
1…発光ダイオード 2…ケース 3…永久磁石 4…音の導入口 5…ツマミ 6…マイクロホン 7…検知増幅回路 8…電池 9…発光ダイオードの表示駆動回路 10…リード線 11…プリント基板 12…結合部 13…ボリューム 14…検知回路 15…増幅回路 16…基準回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に、マイクロホン、電気回路、電池
    を具備し、外部に、前記マイクロホンの真近までに達す
    る穴があけられた永久磁石を取り付け、発光ダイオード
    を前記電気回路に接続するとともに外部から見えるよう
    に取り付け、前記電気回路が前記電池から電力の供給を
    受けて前記マイクロホンで感知した音に基づき前記発光
    ダイオードを表示駆動することを特徴とする音検知器。
JP2835493A 1993-02-18 1993-02-18 音検知器 Pending JPH06241882A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2835493A JPH06241882A (ja) 1993-02-18 1993-02-18 音検知器

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JP2835493A JPH06241882A (ja) 1993-02-18 1993-02-18 音検知器

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Publication Number Publication Date
JPH06241882A true JPH06241882A (ja) 1994-09-02

Family

ID=12246276

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2835493A Pending JPH06241882A (ja) 1993-02-18 1993-02-18 音検知器

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000070315A1 (en) * 1999-05-12 2000-11-23 Lincoln Fong Audio signal detector and meter
JP2010518383A (ja) * 2007-02-02 2010-05-27 チャールズ シーグレーブ, 光出力を備える音センサアレイ
WO2011125233A1 (ja) * 2010-04-09 2011-10-13 株式会社ジャパンエナジー 機器の異常検出装置
US8130968B2 (en) 2006-01-16 2012-03-06 Yamaha Corporation Light-emission responder
JP2017181138A (ja) * 2016-03-29 2017-10-05 一般財団法人電力中央研究所 太陽光発電設備の異常診断方法、異常診断装置、及び異常診断プログラム
JP2020102778A (ja) * 2018-12-21 2020-07-02 株式会社小野測器 マイクロホンアレイ

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