JPH06241753A - 濃淡サインカーブ生成方式 - Google Patents

濃淡サインカーブ生成方式

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JPH06241753A
JPH06241753A JP2580993A JP2580993A JPH06241753A JP H06241753 A JPH06241753 A JP H06241753A JP 2580993 A JP2580993 A JP 2580993A JP 2580993 A JP2580993 A JP 2580993A JP H06241753 A JPH06241753 A JP H06241753A
Authority
JP
Japan
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light
dark
bright
sine curve
gradation
Prior art date
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Pending
Application number
JP2580993A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriaki Fujiwara
憲明 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】精度の高い濃淡サインカーブを簡単に且つ安価
に作成する。 【構成】光の透過率が高い直線的な明部と光の透過率が
低い直線的な暗部とが交互に配置された2値の明暗格子
板1と、この明暗格子板を直線的な明部と暗部が交番す
る方向に単振動させる単振動手段2と、前記明暗格子板
の法線方向から平行光線を照射する平行光線照射手段3
と、この平行光線照射手段から照射されて前記明暗格子
板を透過した光により露光されるフィルム4とを備え、
露光されたフィルム4を現像して濃淡サインカーブを生
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光を用いた非接触表面
形状測定分野で利用される濃淡サインカーブを生成する
ための方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、機械部品や電気接点の表面形状を
高精度に測定するために、図3に示すような格子パター
ン投影法を用いた非接触的な表面形状測定装置が知られ
ている。図中、12は濃淡格子であり、光源11からの
光を濃淡パターンとして被測定物13の表面に投影させ
る。この濃淡パターンを撮像手段14で撮像し、画像入
力手段15によりA/D変換して、コンピュータ16に
取り込む。このコンピュータ16からの制御信号により
D/A変換手段17を介して濃淡格子12を移動させ、
コンピュータ16に取り込まれる複数枚の画像に基づい
て、被測定物13の表面形状を測定するものである。そ
の測定方法の詳細については、例えば、精密工学会誌第
55巻第10号「縞走査を導入した格子パターン投影
法」に開示されている。この測定方法では、光源11と
被測定物13の間に、濃淡サインカーブを有する濃淡格
子12が必要となるが、その濃淡サインカーブの生成は
困難で且つ高価であった。
【0003】図4は従来の濃淡サインカーブの生成方式
を示している。この従来例では、露光前のフィルム4を
載せた可動テーブル6をモータドライブ7により一方向
に移動させると共に、レーザダイオードを用いた光源3
1からの照射光をレンズ32とシリンドリカルレンズ3
4を用いて一条の光としてフィルム4上に結像させてい
る。一条の光の結像位置は一定であるが、光の強度は可
変とされている。すなわち、コンピュータ8から出力さ
れるデジタルデータをD/A変換器9でアナログ信号に
変換し、LDドライバー10でドライブ電流を可変とす
ることにより、光の強度は徐々に増加し、徐々に減少す
る。この光の強度の増減と同期して、モータドライブ7
により可動テーブル6を一条の光と垂直な方向に移動さ
せることにより、フィルム4上には濃淡画像が露光され
ることになり、これを現像することにより、濃淡サイン
カーブを有する格子板が得られる。
【0004】ところが、この従来例の場合には、LDド
ライバー10からレーザダイオードを用いた光源31に
供給されるドライブ電流と光強度の関係が線形にならな
いため、厳密な濃淡サインカーブを生成することが非常
に困難になっている。このような非線形性を補正するた
めに、補正曲線をコンピュータ8に内蔵することも考え
られるが、温度変動によっても特性が変化するので、厳
密に補正することは不可能である。また、フィルム4に
焼き付けを行う場合に、移動テーブル6上にフィルム4
をセットし、高精度に移動させる必要があり、モータド
ライブ7にステッピングモータを使用する場合、その移
動精度としては、格子のピッチよりも十分に細かい分解
能が必要であり、高価な装置が必要となる。このため
に、従来のシステムは複雑であり、製作が困難であり、
高価なものとなっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述のような
点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、精度の高い濃淡サインカーブを簡単に且つ安価に作
成できるようにした濃淡サインカーブ生成方式を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の濃淡サインカー
ブ生成方式にあっては、上記の課題を解決するために、
図1に示すように、光の透過率が高い直線的な明部と光
の透過率が低い直線的な暗部とが交互に配置された2値
の明暗格子板1と、この明暗格子板を直線的な明部と暗
部が交番する方向に単振動させる単振動手段2と、前記
明暗格子板の法線方向から平行光線を照射する平行光線
照射手段3と、この平行光線照射手段から照射されて前
記明暗格子板を透過した光により露光されるフィルム4
とを備え、露光されたフィルム4を現像して濃淡サイン
カーブを生成することを特徴とするものである。
【0007】
【作用】本発明によれば、明暗格子板1を単振動手段2
により振動させて、明暗格子板1の法線方向から平行光
線を照射することによりフィルム4の上に照射される光
の強度は正弦波状に変化する。したがって、このフィル
ム4を現像することにより、濃淡サインカーブを生成す
ることができる。
【0008】
【実施例】図1は本発明による濃淡サインカーブの生成
に用いる装置を示す斜視図である。図中、1は明暗格子
板であり、ここでは、図2に示すようなロンキー格子が
用いられている。この明暗格子板1は、光の透過率が高
い直線的な明部と光の透過率が低い直線的な暗部とが交
互に配置された2値の格子板であり、明部と暗部の幅は
ほぼ等しくなっている。2は単振動手段であり、明暗格
子板1を直線的な明部と暗部が交番する方向に単振動さ
せるものである。この単振動の振幅は、明暗格子板1の
明部と明部の間隔、又は暗部と暗部の間隔、つまり格子
ピッチと同幅に設定されている。単振動を発生させる手
段としては、例えば、音叉を使用したり、スピーカのボ
イスコイルに正弦波を供給する等の手段を使用すること
ができる。図示された実施例では、明暗格子板1を片側
から支持して振動させているが、両側から支持して振動
させても良い。
【0009】次に、3は平行光線照射手段であり、光源
31とコリメータレンズ32,33よりなり、明暗格子
板1の法線方向から平行光線を照射するものである。光
源31は半導体レーザ又はチューブレーザよりなり、単
一波長の安定した強度の光を照射する。コリメータレン
ズ32,33は光源31から放射された光線を屈折させ
て平行光線に変換し、明暗格子板1の法線方向に一様に
照射するものである。4はフィルムであり、露光前の写
真用フィルムを使用するものである。このフィルム4は
固定テーブル5に固定されている。その表面の露光状態
を光学的に観察すると、明暗格子板1の2値明暗でしか
ないパターンが単振動手段2により振動していることに
より濃淡サインカーブに変化する。このフィルム4を現
像するとサインカーブの濃淡を有するスライドを生成で
きる。この方法によれば、露光時間のコントロールのみ
で高精度なサインカーブを有する濃淡画像が得られる。
【0010】なお、本実施例では、明暗格子板1として
図2に示すようなロンキー格子を使用しているが、液晶
パネルを用いれば、明暗のピッチを自由に設定できるの
で、濃淡サインカーブのピッチを変えることができる。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、光の透過率が高い直線
的な明部と光の透過率が低い直線的な暗部とが交互に配
置された2値の明暗格子板を、明部と暗部が交番する方
向に単振動させると共に、法線方向から平行光線を照射
して、明暗格子板を透過した光によりフィルムを露光し
て、これを現像するようにしたので、フィルム上の光強
度は単振動の写像として正弦波的に変化するものであ
り、したがって、単振動の精度さえ高いものであれば、
精度の高い濃淡サインカーブをフィルム上に簡単かつ安
価に生成することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による濃淡サインカーブの生成に用いる
装置を示す斜視図である。
【図2】本発明に用いるロンキー格子の正面図である。
【図3】従来の非接触型の表面形状測定装置の概略構成
図である。
【図4】従来の濃淡サインカーブの生成に用いる装置の
概略構成図である。
【符号の説明】
1 明暗格子板 2 単振動手段 3 平行光線照射手段 4 フィルム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光の透過率が高い直線的な明部と光の
    透過率が低い直線的な暗部とが交互に配置された2値の
    明暗格子板と、この明暗格子板を直線的な明部と暗部が
    交番する方向に単振動させる単振動手段と、前記明暗格
    子板の法線方向から平行光線を照射する平行光線照射手
    段と、この平行光線照射手段から照射されて前記明暗格
    子板を透過した光により露光されるフィルムとを備え、
    露光されたフィルムを現像して濃淡サインカーブを生成
    することを特徴とする濃淡サインカーブ生成方式。
JP2580993A 1993-02-15 1993-02-15 濃淡サインカーブ生成方式 Pending JPH06241753A (ja)

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JP2580993A JPH06241753A (ja) 1993-02-15 1993-02-15 濃淡サインカーブ生成方式

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JP2580993A JPH06241753A (ja) 1993-02-15 1993-02-15 濃淡サインカーブ生成方式

Publications (1)

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JPH06241753A true JPH06241753A (ja) 1994-09-02

Family

ID=12176206

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JP2580993A Pending JPH06241753A (ja) 1993-02-15 1993-02-15 濃淡サインカーブ生成方式

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106705889A (zh) * 2016-12-07 2017-05-24 西安知象光电科技有限公司 一种大景深可编程模拟光栅生成方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106705889A (zh) * 2016-12-07 2017-05-24 西安知象光电科技有限公司 一种大景深可编程模拟光栅生成方法
CN106705889B (zh) * 2016-12-07 2019-05-07 西安知象光电科技有限公司 一种大景深可编程模拟光栅生成方法

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