JPH06241631A - 人工降雪機 - Google Patents
人工降雪機Info
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- JPH06241631A JPH06241631A JP4861593A JP4861593A JPH06241631A JP H06241631 A JPH06241631 A JP H06241631A JP 4861593 A JP4861593 A JP 4861593A JP 4861593 A JP4861593 A JP 4861593A JP H06241631 A JPH06241631 A JP H06241631A
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- JP
- Japan
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- water
- nozzles
- nozzle
- respect
- center line
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25C—PRODUCING, WORKING OR HANDLING ICE
- F25C3/00—Processes or apparatus specially adapted for producing ice or snow for winter sports or similar recreational purposes, e.g. for sporting installations; Producing artificial snow
- F25C3/04—Processes or apparatus specially adapted for producing ice or snow for winter sports or similar recreational purposes, e.g. for sporting installations; Producing artificial snow for sledging or ski trails; Producing artificial snow
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25C—PRODUCING, WORKING OR HANDLING ICE
- F25C2303/00—Special arrangements or features for producing ice or snow for winter sports or similar recreational purposes, e.g. for sporting installations; Special arrangements or features for producing artificial snow
- F25C2303/046—Snow making by using low pressure air ventilators, e.g. fan type snow canons
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25C—PRODUCING, WORKING OR HANDLING ICE
- F25C2303/00—Special arrangements or features for producing ice or snow for winter sports or similar recreational purposes, e.g. for sporting installations; Special arrangements or features for producing artificial snow
- F25C2303/048—Snow making by using means for spraying water
- F25C2303/0481—Snow making by using means for spraying water with the use of compressed air
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Nozzles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来より高い温度で人工造雪を可能にする。
【構成】 送風機の吐出口に複数個の水噴射ノズル５
６、７２を備えたノズル支持体５４を設置する。そし
て、複数個の水噴射ノズル５６、７２の内、少なくとも
一部のノズル５６、７２を各ノズル５６、７２の水噴射
方向の中心線７４が送風機の送風方向に対してほぼ９０
°となるようにノズル支持体５４に備え付ける。このた
め、それ等の各ノズル５６、７２から噴射する水滴群の
一部が送風方向に相対する速度成分を持ち、その一部に
含まれる水滴は風に乗る初期段階において、強力な冷却
作用を受ける。
６、７２を備えたノズル支持体５４を設置する。そし
て、複数個の水噴射ノズル５６、７２の内、少なくとも
一部のノズル５６、７２を各ノズル５６、７２の水噴射
方向の中心線７４が送風機の送風方向に対してほぼ９０
°となるようにノズル支持体５４に備え付ける。このた
め、それ等の各ノズル５６、７２から噴射する水滴群の
一部が送風方向に相対する速度成分を持ち、その一部に
含まれる水滴は風に乗る初期段階において、強力な冷却
作用を受ける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は送風機の吐出口に複数個
の水噴射ノズルを備えたノズル支持体を設置してなる人
工降雪機に関する。
の水噴射ノズルを備えたノズル支持体を設置してなる人
工降雪機に関する。
【０００２】
【従来の技術】最近、多くのスキー場に人工降雪機が普
及してきている。それは人工降雪機を使用すると、自然
の降雪量に左右されず、適宜人工降雪によってスキーに
必要な積雪量を確保することが可能となるからである。
図５はこのような人工降雪機の一例として自走式のもの
を示している。図中、１０は自走式人工降雪機、１２は
そのフレーム、１４はフレーム１２の下部に装備した走
行装置、１６はフレーム１２の前部上に搭載するエンジ
ン、１７はフレーム１２の後部上に搭載する圧縮機、１
８はフレーム１２の中央部上に搭載する送風機である。
及してきている。それは人工降雪機を使用すると、自然
の降雪量に左右されず、適宜人工降雪によってスキーに
必要な積雪量を確保することが可能となるからである。
図５はこのような人工降雪機の一例として自走式のもの
を示している。図中、１０は自走式人工降雪機、１２は
そのフレーム、１４はフレーム１２の下部に装備した走
行装置、１６はフレーム１２の前部上に搭載するエンジ
ン、１７はフレーム１２の後部上に搭載する圧縮機、１
８はフレーム１２の中央部上に搭載する送風機である。
【０００３】この送風機１８は一方の口２０にインペラ
（羽根車）を備え、他方の口２２にノズルリング２４を
備えた筒状ケーシングからなり、周囲の空気を吸込口２
０から取り込み、加圧して吐出口２２から放出する。そ
の際、空気流中にノズルから水と圧縮空気とを噴射して
種結晶の生成を促すと大量の人工造雪が可能になる。
（羽根車）を備え、他方の口２２にノズルリング２４を
備えた筒状ケーシングからなり、周囲の空気を吸込口２
０から取り込み、加圧して吐出口２２から放出する。そ
の際、空気流中にノズルから水と圧縮空気とを噴射して
種結晶の生成を促すと大量の人工造雪が可能になる。
【０００４】図６はこのような送風機の吐出口の前方か
ら見たノズルリングの構造を示す拡大図である。図中、
２６（２６Ａ1、……２６Ａ60）はそのノズルリング２
４の正面壁の内周寄り位置に円周に沿って等間隔に配設
した６０個の水を噴射する主ノズル（６個だけ図示）、
２８（２８ａ、……２８ｆ）はその外側の半円周に沿っ
て等間隔に配設した６個の水を噴射する補助ノズルユニ
ット、３０（３０ａ、……３０ｋ）はやはり外側の円周
に沿ってほぼ等間隔に配設した１１個の空気混合水を噴
射する二流体ノズルである。なお、補助ノズルユニット
２８にはそれぞれ７個ずつ補助ノズル３２がある。そし
て、３４はこれ等の各ノズル２６、３０、３２に送る水
に含まれているごみを除去するストレーナである。因み
に、各補助ノズルユニット２８にはそれぞれ７個の補助
ノズル３２への給水制御用のバルブを開閉する手動レバ
ー３６と、そのユニット２８から水を抜くための排水バ
ルブを開閉する手動レバー３８がある。
ら見たノズルリングの構造を示す拡大図である。図中、
２６（２６Ａ1、……２６Ａ60）はそのノズルリング２
４の正面壁の内周寄り位置に円周に沿って等間隔に配設
した６０個の水を噴射する主ノズル（６個だけ図示）、
２８（２８ａ、……２８ｆ）はその外側の半円周に沿っ
て等間隔に配設した６個の水を噴射する補助ノズルユニ
ット、３０（３０ａ、……３０ｋ）はやはり外側の円周
に沿ってほぼ等間隔に配設した１１個の空気混合水を噴
射する二流体ノズルである。なお、補助ノズルユニット
２８にはそれぞれ７個ずつ補助ノズル３２がある。そし
て、３４はこれ等の各ノズル２６、３０、３２に送る水
に含まれているごみを除去するストレーナである。因み
に、各補助ノズルユニット２８にはそれぞれ７個の補助
ノズル３２への給水制御用のバルブを開閉する手動レバ
ー３６と、そのユニット２８から水を抜くための排水バ
ルブを開閉する手動レバー３８がある。
【０００５】又、図７は送風機の送風方向とノズルリン
グに備え付けた主ノズル、二流体ノズルの配置関係を示
す図（図６のＸ−Ｘ線拡大断面図）である。送風方向を
矢印で示すと、各主ノズル２６はいずれもその送風方向
に対して円錐状に噴射する水の噴射方向の中心線４０が
４５°となるようにノズルリング２４に備え付けてあ
る。又、各二流体ノズル３０のノズルリング２４に対す
る備え付け方法も同様であり、送風方向に対して空気混
合水の噴射方向の中心線が４５°となっている。そし
て、各主ノズル２６には主水室４２から分配路４４を経
た水が送られ、二流体ノズル３０には空気室４６から分
配路４８を経た空気が主水室４２からオリフィス５０を
経た水と混合されて送られる。
グに備え付けた主ノズル、二流体ノズルの配置関係を示
す図（図６のＸ−Ｘ線拡大断面図）である。送風方向を
矢印で示すと、各主ノズル２６はいずれもその送風方向
に対して円錐状に噴射する水の噴射方向の中心線４０が
４５°となるようにノズルリング２４に備え付けてあ
る。又、各二流体ノズル３０のノズルリング２４に対す
る備え付け方法も同様であり、送風方向に対して空気混
合水の噴射方向の中心線が４５°となっている。そし
て、各主ノズル２６には主水室４２から分配路４４を経
た水が送られ、二流体ノズル３０には空気室４６から分
配路４８を経た空気が主水室４２からオリフィス５０を
経た水と混合されて送られる。
【０００６】このように水を噴射する方向の中心線４０
を送風方向に対して４５°にするのは、水滴を風の流れ
にスムーズに乗せてやるためである。何故なら、水滴を
風の流れにスムーズに乗せ、高く遠くへ飛ばして滞空時
間を延ばしてやると、水滴の冷却を良好に行えるからで
ある。なお、水を噴射する方向の中心線を送風方向に対
して４５°の前後にし、更には平行に近くしたりするこ
とも行われている。
を送風方向に対して４５°にするのは、水滴を風の流れ
にスムーズに乗せてやるためである。何故なら、水滴を
風の流れにスムーズに乗せ、高く遠くへ飛ばして滞空時
間を延ばしてやると、水滴の冷却を良好に行えるからで
ある。なお、水を噴射する方向の中心線を送風方向に対
して４５°の前後にし、更には平行に近くしたりするこ
とも行われている。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな冷却方法では人工造雪が可能な限界温度は湿球温度
で−２．５〜−３．０℃程である。従って、これより気
温が高くなると、当然人工造雪が行えなくなる。
うな冷却方法では人工造雪が可能な限界温度は湿球温度
で−２．５〜−３．０℃程である。従って、これより気
温が高くなると、当然人工造雪が行えなくなる。
【０００８】本発明はこのような従来の問題点に着目し
てなされたものであり、従来より高い温度で人工造雪が
可能な人工降雪機を提供することを目的とする。
てなされたものであり、従来より高い温度で人工造雪が
可能な人工降雪機を提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による人工降雪機では送風機の吐出口５２
に、複数個の水噴射ノズル５６、７２を備えたノズル支
持体５４を設置する。そして、複数個の水噴射ノズル５
６、７２の内、少なくとも一部のノズル５６、７２を各
ノズル５６、７２の水噴射方向の中心線７４が送風機の
送風方向に対してほぼ９０°となるようにノズル支持体
に備え付ける。
に、本発明による人工降雪機では送風機の吐出口５２
に、複数個の水噴射ノズル５６、７２を備えたノズル支
持体５４を設置する。そして、複数個の水噴射ノズル５
６、７２の内、少なくとも一部のノズル５６、７２を各
ノズル５６、７２の水噴射方向の中心線７４が送風機の
送風方向に対してほぼ９０°となるようにノズル支持体
に備え付ける。
【００１０】
【作用】上記のように構成し、一部の各ノズル５６、７
２を水噴射方向の中心線７４が送風機の送風方向に対し
てほぼ９０°となるようにノズル支持体５４に備え付け
ると、それ等の各ノズル５６、７２から噴射される水滴
群の一部が送風方向に相対する速度成分を持つようにな
る。それ故、水滴群の一部に含まれる水滴は風に乗る初
期段階において、強力な冷却作用を受ける。
２を水噴射方向の中心線７４が送風機の送風方向に対し
てほぼ９０°となるようにノズル支持体５４に備え付け
ると、それ等の各ノズル５６、７２から噴射される水滴
群の一部が送風方向に相対する速度成分を持つようにな
る。それ故、水滴群の一部に含まれる水滴は風に乗る初
期段階において、強力な冷却作用を受ける。
【００１１】
【実施例】以下、添付図面に基づいて、本発明の実施例
を説明する。図１は本発明を適用した人工降雪機におけ
る送風機の送風方向とノズルリングに備え付けた主ノズ
ル、二流体ノズル、補助ノズルの配置関係を示す図（図
２のＹ−Ｙ線拡大断面図）、図２は送風機の吐出口の前
方から見たノズルリングを示す図、図３はそのノズルリ
ングの左側面図である。図中、５２は送風機の吐出口、
５４はその吐出口５２に備えたノズルリングである。こ
のノズルリング５４にはその内周壁の外側寄り位置に７
２個の水を噴射する主ノズル５６（５６Ａ1、……５６
Ａ72）を、又正面壁の内周寄り位置に８個の空気混合水
を噴射する二流体ノズル５８（５８ａ、……５８ｈ）を
それぞれ円周に沿って等間隔に配置して備え付ける。そ
して、円周壁の内側寄り位置に４８個の水を噴射する補
助ノズルをほぼ円周を６区画に区分し、円周に沿って分
配して備え付ける。
を説明する。図１は本発明を適用した人工降雪機におけ
る送風機の送風方向とノズルリングに備え付けた主ノズ
ル、二流体ノズル、補助ノズルの配置関係を示す図（図
２のＹ−Ｙ線拡大断面図）、図２は送風機の吐出口の前
方から見たノズルリングを示す図、図３はそのノズルリ
ングの左側面図である。図中、５２は送風機の吐出口、
５４はその吐出口５２に備えたノズルリングである。こ
のノズルリング５４にはその内周壁の外側寄り位置に７
２個の水を噴射する主ノズル５６（５６Ａ1、……５６
Ａ72）を、又正面壁の内周寄り位置に８個の空気混合水
を噴射する二流体ノズル５８（５８ａ、……５８ｈ）を
それぞれ円周に沿って等間隔に配置して備え付ける。そ
して、円周壁の内側寄り位置に４８個の水を噴射する補
助ノズルをほぼ円周を６区画に区分し、円周に沿って分
配して備え付ける。
【００１２】更に、ノズルリング５４の外周壁の一部に
空気取入管６０を備え付け、下方に各主ノズル５６、二
流体ノズル５８、補助ノズルに送る水に含まれているご
みを除去するストレーナ６２を設置する。このストレー
ナ６２には本管６４から水を送り込み、そこから主ノズ
ル５６と二流体ノズル５８に連結管６６等を経て水を供
給し、補助ノズルに２又に分かれた分配管６８（６８
ａ、６８ｂ、６８ｃ）等を経て水を供給する。なお、各
分配管６８には給水制御用バルブを開閉する手動レバー
７０を備え付ける。
空気取入管６０を備え付け、下方に各主ノズル５６、二
流体ノズル５８、補助ノズルに送る水に含まれているご
みを除去するストレーナ６２を設置する。このストレー
ナ６２には本管６４から水を送り込み、そこから主ノズ
ル５６と二流体ノズル５８に連結管６６等を経て水を供
給し、補助ノズルに２又に分かれた分配管６８（６８
ａ、６８ｂ、６８ｃ）等を経て水を供給する。なお、各
分配管６８には給水制御用バルブを開閉する手動レバー
７０を備え付ける。
【００１３】各ノズルの設置時、図１に示すように矢印
で表した送風方向に対し、主ノズル５６と補助ノズル７
２はいずれも円錐状に噴射する水の噴射方向の中心線７
４が９０°となるようにノズルリング５４に備え付け
る。しかし、各二流体ノズル５８は従来通り送風方向に
対して空気混合水の噴射方向の中心線が４５°となるよ
うに備え付ける。そして、各主ノズル５６には主水室７
６から分配路７８を経て水を送り、各二流体ノズル５８
には空気室８０から分配路８２を経た空気を主水室７６
からオリフィス８４を経た水と混合して送る。又、各補
助ノズル７２には補助水室８６から分配路８８を経て水
を送る。
で表した送風方向に対し、主ノズル５６と補助ノズル７
２はいずれも円錐状に噴射する水の噴射方向の中心線７
４が９０°となるようにノズルリング５４に備え付け
る。しかし、各二流体ノズル５８は従来通り送風方向に
対して空気混合水の噴射方向の中心線が４５°となるよ
うに備え付ける。そして、各主ノズル５６には主水室７
６から分配路７８を経て水を送り、各二流体ノズル５８
には空気室８０から分配路８２を経た空気を主水室７６
からオリフィス８４を経た水と混合して送る。又、各補
助ノズル７２には補助水室８６から分配路８８を経て水
を送る。
【００１４】このようにして、各主ノズル５６をノズル
リング５４に備え付けて用いると、各主ノズル５６から
円錐状に噴射される水滴群の噴射方向の中心線７４より
左側部分が送風方向に相対する速度成分を持つようにな
る。それ故、その左側部分に含まれる水滴は風に乗る初
期段階において、強力な冷却作用を受ける。何故なら、
初期段階の冷却効果を最高にするには、図４に示すよう
に風に水滴９０を真正面から当てればよいからである。
しかし、風に向けて、水滴の大部分を真正面から当てる
と、ノズルリンク等に着氷して運転できなくなってしま
う。そこで、各主ノズルから円錐状に噴射する水滴群の
一部が送風方向に相対する速度成分を持つようにする。
このため、必ずしも各主ノズルを水噴射方向の中心線が
送風機の送風方向に対して９０°となるように備え付け
る必要がなく、適宜その前後の角度に変更してもよい。
リング５４に備え付けて用いると、各主ノズル５６から
円錐状に噴射される水滴群の噴射方向の中心線７４より
左側部分が送風方向に相対する速度成分を持つようにな
る。それ故、その左側部分に含まれる水滴は風に乗る初
期段階において、強力な冷却作用を受ける。何故なら、
初期段階の冷却効果を最高にするには、図４に示すよう
に風に水滴９０を真正面から当てればよいからである。
しかし、風に向けて、水滴の大部分を真正面から当てる
と、ノズルリンク等に着氷して運転できなくなってしま
う。そこで、各主ノズルから円錐状に噴射する水滴群の
一部が送風方向に相対する速度成分を持つようにする。
このため、必ずしも各主ノズルを水噴射方向の中心線が
送風機の送風方向に対して９０°となるように備え付け
る必要がなく、適宜その前後の角度に変更してもよい。
【００１５】尤も、水噴射方向の中心線を送風方向に対
してほぼ９０°にすると、ノズルリングではノズル同士
が相対しているので、噴射される水同士が衝突し易くな
る。そこで、衝突防止と冷却効果を上げるため風速を上
げ、例えば従来３０〜３３ｍ／ｓｅｃであったものを４
２ｍ／ｓｅｃにする。因みに、ノズル支持体がリング状
のものからストレート状のものに近づく程、風速を上げ
る必要がなくなる。
してほぼ９０°にすると、ノズルリングではノズル同士
が相対しているので、噴射される水同士が衝突し易くな
る。そこで、衝突防止と冷却効果を上げるため風速を上
げ、例えば従来３０〜３３ｍ／ｓｅｃであったものを４
２ｍ／ｓｅｃにする。因みに、ノズル支持体がリング状
のものからストレート状のものに近づく程、風速を上げ
る必要がなくなる。
【００１６】又、各補助ノズル７２についても、水噴射
方向の中心線が送風方向に対して９０°となるように備
え付けられているため、同様のことが言える。なお、各
二流体ノズル５８は空気混合水の噴射方向の中心線が送
風方向に対して４５°となるように備え付けられている
ため、従来通りである。この結果、人工造雪が可能な限
界温度が上昇し、湿球温度で−１．０〜−１．５℃程に
なる。
方向の中心線が送風方向に対して９０°となるように備
え付けられているため、同様のことが言える。なお、各
二流体ノズル５８は空気混合水の噴射方向の中心線が送
風方向に対して４５°となるように備え付けられている
ため、従来通りである。この結果、人工造雪が可能な限
界温度が上昇し、湿球温度で−１．０〜−１．５℃程に
なる。
【００１７】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、複数個の
水噴射ノズルの内、少なくとも一部のノズルを各ノズル
の水噴射方向の中心線が送風機の送風方向に対してほぼ
９０°となるようにノズル支持体に備え付けるため、そ
れ等の各ノズルから噴射される水滴群の一部が送風方向
に相対する速度成分を持たせ、その一部に含まれる水滴
は風に乗る初期段階で効果的に冷却できる。それ故、人
工造雪が可能な限界温度を上げることができ、従来より
高気温地域でも人工降雪を行える。
水噴射ノズルの内、少なくとも一部のノズルを各ノズル
の水噴射方向の中心線が送風機の送風方向に対してほぼ
９０°となるようにノズル支持体に備え付けるため、そ
れ等の各ノズルから噴射される水滴群の一部が送風方向
に相対する速度成分を持たせ、その一部に含まれる水滴
は風に乗る初期段階で効果的に冷却できる。それ故、人
工造雪が可能な限界温度を上げることができ、従来より
高気温地域でも人工降雪を行える。
【図１】本発明を適用した人工降雪機における送風機の
送風方向とノズルリングに備え付けた主ノズル、二流体
ノズル、補助ノズルの配置関係を示す図（図２のＹ−Ｙ
線拡大断面図）である。
送風方向とノズルリングに備え付けた主ノズル、二流体
ノズル、補助ノズルの配置関係を示す図（図２のＹ−Ｙ
線拡大断面図）である。
【図２】同ノズルリングを送風機の吐出口の前方から見
た状態を示す図である。
た状態を示す図である。
【図３】同ノズルリングの左側面図である。
【図４】風に水滴を真正面から当てた状態を示す図であ
る。
る。
【図５】従来の人工降雪機の一例を示す図である。
【図６】同人工降雪機に備えるノズルリングを送風機の
吐出口の前方から見た状態を示す図である。
吐出口の前方から見た状態を示す図である。
【図７】同送風機の送風方向とノズルリングに備え付け
た主ノズル、二流体ノズルの配置関係を示す図（図６の
Ｘ−Ｘ線拡大断面図）である。
た主ノズル、二流体ノズルの配置関係を示す図（図６の
Ｘ−Ｘ線拡大断面図）である。
５２…吐出口 ５４…ノズルリング ５６…主ノズル
５８…二流体ノズル ６０…空気取入管 ６２…ストレーナ ７２…補助ノズ
ル ７４…噴射方向の中心線 ７６…主水室 ８０…空
気室 ８６…補助水室
５８…二流体ノズル ６０…空気取入管 ６２…ストレーナ ７２…補助ノズ
ル ７４…噴射方向の中心線 ７６…主水室 ８０…空
気室 ８６…補助水室
Claims (1)
- 【請求項１】 送風機の吐出口に、複数個の水噴射ノズ
ルを備えたノズル支持体を設置してなる人工降雪機にお
いて、上記複数個の水噴射ノズルの内、少なくとも一部
のノズルを各ノズルの水噴射方向の中心線が送風機の送
風方向に対してほぼ９０°となるようにノズル支持体に
備え付けることを特徴とする人工降雪機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4861593A JPH06241631A (ja) | 1993-02-15 | 1993-02-15 | 人工降雪機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4861593A JPH06241631A (ja) | 1993-02-15 | 1993-02-15 | 人工降雪機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06241631A true JPH06241631A (ja) | 1994-09-02 |
Family
ID=12808325
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4861593A Pending JPH06241631A (ja) | 1993-02-15 | 1993-02-15 | 人工降雪機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06241631A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04302974A (ja) * | 1991-03-29 | 1992-10-26 | Kubota Corp | スノーマシン |
-
1993
- 1993-02-15 JP JP4861593A patent/JPH06241631A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04302974A (ja) * | 1991-03-29 | 1992-10-26 | Kubota Corp | スノーマシン |
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