JPH06240501A - 極暑用ワイシャツ衿 - Google Patents

極暑用ワイシャツ衿

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JPH06240501A
JPH06240501A JP6590193A JP6590193A JPH06240501A JP H06240501 A JPH06240501 A JP H06240501A JP 6590193 A JP6590193 A JP 6590193A JP 6590193 A JP6590193 A JP 6590193A JP H06240501 A JPH06240501 A JP H06240501A
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JP
Japan
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shirt
neck
tape
collar
vertical collar
Prior art date
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Pending
Application number
JP6590193A
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English (en)
Inventor
Kazutoshi Ota
和年 太田
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Individual
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 極暑地において空調機のない所でネクタイを
絞めて歩いても、首筋に汗の流れ落ちることの少ないワ
イシャツを提供することを目的とする。 【構成】 この発明に係わる極暑用ワイシャツ衿は、縦
衿の首に当たる面に、首が痛く成らない形状の局部突出
フィラメントを持つ面テープを設けたことを特徴とす
る。従来のマジックテープ(登録商標)よりも、鈎のと
がりがなく首に優しい。また、局部突出高さを高くし、
局部突出フィラメント列の間隔を粗くし、通気柱を大き
く取った。 【使用方法】 縦衿に上記面テープを付けた状態でネク
タイを締め、使う。 【効果】 首筋とワイシャツの縦衿との間に通気空間が
出来、極暑地の日中に歩行しても、汗が首筋を滴り落ち
ることが少ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ワイシャツの首周り
の改良に関するものである。
【0002】
【従来技術】図4は従来の方式を示す断面図である。図
において1は人間の首筋外皮、2はワイシャツの縦衿、
3は衿、4はネクタイである。縦衿と衿とには中に芯を
有しいるがここでは省略する。
【0003】次に作用に付いて説明する。縦衿2はネク
タイ4で絞められるので、縦衿2が首筋外皮1に密着す
る。極暑時道路を歩行する場合などには、運動エネルギ
ーによる熱が上方外気へ逃げないため体温が上昇し首筋
からの発汗が多くなり、汗が首筋から滴り落ちる。
【0004】他方、未だ市場には見かけないがワイシャ
ツの縦衿にマジックテープを縫着する案が考えられる。
この場合一組2種類のテープの内まず、一つのリングが
細い多線のフィラメント群で構成してある側のテープを
用いることを想定すると、1行目のリンク行があると、
2行目リンク行は1行目の、リンクとリンクの中央に並
ぶ構成になっている。即ちこれらリンク群の中は流体抵
抗が多すぎて熱気流は流れ難い。また細い多線フィラメ
ントのため柔らかくネクタイによる力でつぶれてしまい
気流流通空間が出来ない。
【0005】次に、太い単線鈎状フィラメント、すなわ
ちリング状フィラメントを一部で切断した構造の鈎、で
構成してある側のテープを用いた場合を想定すると、次
の特徴を持つ。第一は引っかかったら外れなくするため
先端が鋭角的で曲率半径が概略0.7ミリメトル以下と
なっている。第2は二つのテープを密着させるため鈎の
高さが約1.8ミリメートル以下と低い。第3は各鈎へ
の引っ張り荷重を平等にするため鈎列と鈎列の織植間隔
が約2ミリメートル以下としてある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来市場に出回ってい
るワイシャツは以上のように着衣され縦衿が首筋に密着
する。従ってネクタイを締めて極暑時道路を数分以上歩
行するときに首筋に汗が滴り落ち、衿が汚れ不愉快にな
る欠点があった。
【0007】他方、未だ市場にはないが、マジックテー
プの鈎状フィラメントで構成してある側のテープを用い
た場合を想定すると、次の欠点がある。第一は、鈎とす
る目的から鈎の先端が鋭角的で曲率半径が概略0.7以
下となっているため、これが首に接するとき、ちょっと
痛い感覚が生ずる欠点がある。この対策が本発明1、発
明2につながる。
【0008】第2の欠点に関しては、鈎フィラメントの
高さが低いため、特に首の法線方向寸法が十分取れず熱
気流が流れる空気柱の断面積が不十分で熱気流が流れに
くい欠点があった。これの改善が本発明3につながる。
第4の欠点に関しては、鈎列と鈎列の間隔が約2ミリメ
ートル以下としてあるため、特に首の円周方向空間寸法
が十分取れず熱気流が流れる空気柱の断面積が不十分で
熱気流が流れにくい欠点があった。この改善が本発明4
につながる。
【0009】
【発明の目的】この発明は上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、極暑地において空調機のない
ところでネクタイを絞めて歩いても汗の流れ落ちること
の少ないワイシャツを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる極暑用
ワイシャツ衿は、縦衿の垂直方向に列をなす局部突出部
を持つ面テープ、の一枚を、縦衿の首に当たる面に設け
たものである。
【0011】
【発明の作用】この発明における極暑用ワイシャツ衿は
首筋外皮とワイシャツの縦衿との間に垂直の通気空間柱
を作るものである。また、ワイシャツの洗濯は、縦衿の
垂直方向に列をなす局部突出部を持つ面テープ、の一枚
を、縦衿の首に当たる面に設けたままでも、支障がな
い。
【0012】
【実施例1】以下、第一発明と第二発明とが重なる部分
の一実施例を図に付いて説明する。
【0013】[実施例1の構成]図1において5は縦衿
2に取り付けた本発明の面テープで、矩形断面のフィラ
メントをコの字型が繰り返される形に局部突出部を持つ
面テープで、コの字フィラメントは鉛直方向に続くた
め、その列と隣のコの字フィラメント列との間に、通氣
柱が形成できる。
【0014】図2に示す様に、テープの局部突出部の存
在する領域の平面形状は舟形としてあり、その幅の最大
値を縦衿高さの下から80パーセント以下としてある。
【0015】[実施例1の作用]次に実施例の作用に付
いて述べる。ワイシャツに上記局部突起部を持つ面テー
プの一方を取り付けてあると、首筋外皮とワイシャツ縦
衿との間に通気空間が生まれるため、首筋下方からの熱
気流が上昇し熱気が首筋下方に溜ることが無く、汗が首
筋を流れることが少なくなる。また、テープ局部突起部
の存在するテープ幅を縦衿の80パーセント以下とした
ため、外部から首筋を見たときテープの存在が判らな
い。また、テープの長手方向長さを衿サイズの80%以
下の長さとしたので、ネクタイを絞めず衿が開くとき、
前から面テープが見えることがない。
【0016】
【実施例2】本実施例は第3発明を示すもので、面テー
プの局部突起部高さを2ないし5ミリメートルとしたこ
とを特徴とするものである。熱気流が流れる空間柱が大
きくなるので、涼しさが増す効果がある。しかし、余り
この高さを高くすると、首とワイシャツとの間のすきま
が大きくなり見た目に違和感が生ずる。
【0017】
【実施例3】本実施例は第4発明を示すもので、図3の
様に面テープの局部突起列の織植間隔が従来のマジック
テープなどのそれの2倍を越える様にした上記請求項
1、請求項2または請求項3記載の極暑用ワイシャツで
ある。通気柱6が太くなり抵抗が減るので、涼しさが一
段と増し、汗の流れることが殆どなくなる。
【0018】
【発明の効果】以上のように、この発明に係わる極暑用
ワイシャツは、マジックテープの様な局部突起部を首に
痛くない形状に設け通気性大きく設けたので、首筋とワ
イシャツの縦衿との間に通気柱6が出来、極暑の日中に
ネクタイを締めて歩行しても汗が首筋を滴り落ちること
が少ない効果がある。また、縦衿高さの80パーセント
以下の大きさしたので、外からその存在が見えない効
果、さらに左右先端部分の幅を小さくしたのでネクタイ
を絞めないとき衿が開いても前から局部突起部分が見え
ない効果がある。
【0019】他の実施例に関しては、局部突起列と列と
の間隔を大きくする案および局部突起部高さを大きくす
る案では通氣柱が大きくなり熱の発散を増やす上での効
果が大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1発明、第2発明の一実施例の極
暑用ワイシャツ衿の断面図
【図2】この発明の第2発明の縦衿部の局部突起部の存
在する平面形状を示す斜視図
【図3】この発明の第4発明の実施例を示す局部突起列
間隔の大きい縦衿部の斜視図
【図4】従来のワイシャツ着用時の断面図
【符号の説明】
1 人間の首筋外皮 2 ワイシャツの縦衿 4 ネクタイ 5 縦衿に取り付けた、局部突起矩形断面フィラメント
を持つ面テープ 6 通気柱

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャツの縦衿の首に当たる面に、マジッ
    クテープの一組2種のテープのうち太く単線のやや硬質
    のプラスチックを用いた側のマジックテープの鈎型フィ
    ラメント突出部や傘型突起など相手ループへの引っかけ
    目的の形状、と異なる形状の、やや硬質のプラスチック
    の局部突出部を持つ面テープを、追設してなることを特
    徴とする極暑用シャツ。
  2. 【請求項2】 ワイシャツの縦衿の首に当たる面に局部
    突出部を持つ面テープを設けたワイシャツにおいて、面
    テープの局部突出部の存在する領域平面形状が舟形状を
    なし、且つ、面テープの突出部が存在する領域の大きさ
    が、その幅の最大値を縦衿高さの下から80パーセント
    としテープ長さ方向の領域最大値を衿サイズの80%以
    下の長さとしたことを特徴とする極暑用ワイシャツ。
  3. 【請求項3】 ワイシャツの縦衿の首に当たる面に局部
    突出部を持つ面テープを設けたワイシャツにおいて、面
    テープの局部突出部高さを2ないし5ミリメートルとし
    たことを特徴とする極暑用ワイシャツ。
  4. 【請求項4】 ワイシャツの縦衿の首に当たる面に局部
    突出部を持つ面テープを設けたワイシャツにおいて、局
    部突出部列と列との織植間隔が、従来のマジックテープ
    などのそれの2倍を越えることを特徴とする極暑用ワイ
    シャツ。
JP6590193A 1993-02-15 1993-02-15 極暑用ワイシャツ衿 Pending JPH06240501A (ja)

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JP6590193A JPH06240501A (ja) 1993-02-15 1993-02-15 極暑用ワイシャツ衿

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JPH06240501A true JPH06240501A (ja) 1994-08-30

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3023241U (ja) * 1995-06-08 1996-04-16 廣司 穂積 襟回りや袖口回りに取付ける衣服用カラー
JP2005336691A (ja) * 2004-05-28 2005-12-08 Yasutaka Seki 納涼衣服と納涼用具
JP2009052176A (ja) * 2007-08-29 2009-03-12 Aroma Space:Kk 衣服の汚れ防止シート

Cited By (4)

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