JPH0623834Y2 - ガスゴム管用保護チュ−ブ - Google Patents

ガスゴム管用保護チュ−ブ

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JPH0623834Y2
JPH0623834Y2 JP1988014968U JP1496888U JPH0623834Y2 JP H0623834 Y2 JPH0623834 Y2 JP H0623834Y2 JP 1988014968 U JP1988014968 U JP 1988014968U JP 1496888 U JP1496888 U JP 1496888U JP H0623834 Y2 JPH0623834 Y2 JP H0623834Y2
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JP
Japan
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metal foil
tube
rubber tube
heat insulating
protective tube
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Application number
JP1988014968U
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English (en)
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JPH01119995U (ja
Inventor
昭二郎 山本
Original Assignee
東洋アルミホイルプロダクツ株式会社
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Filing date
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  • Thermal Insulation (AREA)
  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ガスゴム管用保護チューブ、特に、ガスゴム
管の外周側に嵌めて使用するガスゴム管用保護チューブ
に関する。
[従来の技術] たとえば、ガスレンジに使用するゴム管は、通常、裸の
ままの状態で使用されているため、調理時に飛散する油
や煮こぼれがゴム管の表面に付着し、その部分のゴム管
の老化を促進するという問題がある。
そこで、ガスゴム管の寿命を伸ばすため、表面が金属箔
層で裏面が断熱材層よりなる積層体で構成された管状の
ガスゴム管用保護チューブが、たとえば実公昭53−4
0742号に示されている。その構成によれば、ガスゴ
ム管用保護チューブがガスゴム管を飛散油などから保護
するため、ガスゴム管の寿命を延ばすことができるよう
になる。
[考案が解決しようとする課題] 前記従来のガスゴム管用保護チューブでは、金属箔層と
断熱材層の2層によりチューブが構成されていることか
ら、保形性が十分でない。このため、比較的強く保護チ
ューブを曲げた場合に、切目部分が変形しやすく、また
切目部分の突き合わせを確実に行ないにくいという問題
がある。そこで、金属箔の厚みを厚く設定することが考
えられるが、その構成を採用すると保護チューブの製造
コストが高くなりすぎてしまう。また、保護チューブの
内周面には断熱材層としての難燃紙が露出していること
から、油や煮こぼれなどを吸収しやすく、その結果保護
チューブの耐久性が十分に得られないという問題があ
る。
本考案の目的は、低コストで製造できかつ保形性に優
れ、しかも耐久性に富むガスゴム管用保護チューブを提
供することにある。
[課題を解決するための手段] 本考案に係るガスゴム管用保護チューブは、外周側の第
1金属箔層と、内周側の第2金属箔層と、両金属箔層間
に配置された断熱材層とからなる積層体で構成されてい
る。前記積層体は、波形管状に成形されかつ長手方向に
延びる切目を有している。
[作用] 本考案に係るガスゴム管用保護チューブは、まず、切目
を開くことによってガスゴム管に外周側から嵌め込まれ
る。そして、積層体の切目部分を突き合わせることによ
り管状とし、ガスゴム管を油はね、煮こぼれおよび熱か
ら保護する。
本考案に係る保護チューブでは、断熱材層の両側に金属
箔層が設けられているので、それぞれの金属箔層が有す
る保形性は、断熱材層の両側に働き、断熱材層が元に戻
ろうとする変形を抑制する。このため、両側に設けられ
る2枚の金属箔層の合計の厚みを有した1枚の金属箔層
を断熱材層の片側に設ける場合よりも、はるかに優れた
保形性を発揮する。
したがって、ガスゴム管を切目から挿入した後に、切目
部分を突き合わせる際、確実に突き合わせることができ
る。
また、本考案に係る保護チューブは、金属箔層によって
挟まれた断熱材層からなる3層構造の積層体を波形管状
に成形して形成されており、全体としての大きな塑性変
形は、この波形の山と山の間を広くしたりあるいは狭く
したりする変形によりなされる。このような変形には、
金属箔層の変形が必要である。本考案では、2枚の金属
箔層を断熱材層に重ねることにより、保形性を向上させ
ており、1枚の金属箔層の厚みは薄くすることができ
る。このため、金属箔層の変形は容易であり、したがっ
て保護チューブ全体としての大きな塑性変形も容易に行
なうことができる。
したがって、本考案によれば、保形性を向上させつつ、
かつ塑性変形加工を容易に行なうことができる。
また、本考案では、断熱材層の内側にも金属箔層が設け
られているため、ゴム管と保護チューブとの間に油や煮
こぼれなどの汚れが侵入しても、断熱材層がこれによっ
て汚れることはない。
[実施例] 本考案の一実施例を示す第1図において、保護チューブ
1を構成する積層体2は、波形管状に成形されている。
また、積層体2は、長手方向に延びる切目3を有してい
る。
第2図に示すように、積層体2は、外周側に配置された
アルミニウムなどからなる金属箔層4と、内周側に配置
されたアルミニウムなどからなる金属箔層5と、両金属
箔層4,5の間に配置された断熱材層6とから構成され
ている。断熱材層6は、たとえば、柔軟な紙,合成樹
脂,発泡合成樹脂や石綿などの断熱性を有する薄いシー
ト状部材である。両金属箔層4,5および断熱材層6
は、図示しない接着剤等により貼り合わされて積層状態
となっている。
上述のように構成された本実施例では、積層体2が波形
管状に成形されているので、たとえば第1図に示すよう
にU形に強く曲げた場合でも、積層体2は変形しにく
く、保形性に優れている。また、使用に際しては切目3
を開き、第2図に示すようにガスゴム管7に嵌め込んだ
後に、切目3部分を突き合わせる。これによって、ガス
ゴム管7を、油はね,煮こぼれおよび熱から保護するこ
とができる。また、断熱材層6は両面が金属箔層4,5
によって覆われていることから、油や煮こぼれが染み込
みにくく、劣化しにくい。
次に、本実施例に係る保護チューブの製造工程を説明す
る。まず、金属箔層4用としてたとえば25〜80μm
の厚さのアルミニウム箔を用意し、金属箔層5用として
20〜80μmの厚さのアルミニウム箔を用意する。断
熱材層6用としてたとえば不燃紙を用い、第3図に示す
ように、図示しない接着剤などによって平板状の積層体
2aを作成する。次に、平板状の積層体2aを湾曲させ
ることにより、長手方向の切目3を有する管状の積層体
2を成形する。さらに、積層体2に公知手段によりコル
ゲート加工を施し、第1図に示すような保護チューブを
作成する。
なお、使用する金属箔としては、内周側に配置される金
属箔層5用の金属箔の厚みを、金属箔層4用の金属箔よ
りも若干薄めに設定するのが好ましい。
また、保護チューブの美観を一層向上させ、あるいは耐
食性を一層向上させるために、金属箔層4の表面に樹脂
コーティング、着色や印刷などを施すことも可能であ
る。
[考案の効果] 本考案に係るガスゴム管用保護チューブでは、塑性変形
の加工性を損なうことなく、保形性を向上させることが
できる。このため、切目部分を押し広げてガスゴム管を
挿入した後に、切目部分の突き合わせを確実に行なうこ
とができる。またガスゴム管の状態に沿わせてガスゴム
管用保護チューブを曲げることができ、その曲り状態を
保つことができる。
また、本考案では、断熱材層の内側にも金属箔層が設け
られているため、ガスゴム管と保護チューブの間に汚れ
が侵入しても、この汚れによって断熱材層が汚れで劣化
するのを防止することができる。
また、本考案では、薄い金属箔層を用いて保形性の向上
が図れるため、低コストで製造することができる。
また、本考案で用いる積層体は、断熱材層の両側に金属
箔層を設けたものであり、金属箔層の厚みを薄くするこ
とができるので、塑性変形加工しやすく、保護チューブ
を製造する際の塑性変形も容易であるという利点も有し
ている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の斜視部分図である。第2図
は、その縦断面図である。第3図は、一製造工程を示す
縦断面部分図である。 2は積層体、3は切目、4,5は金属箔層、6は断熱材
層である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外周側の第1金属箔層と、内周側の第2金
    属箔層と、両金属箔層間に配置された断熱材層とからな
    る積層体で構成され、 前記積層体は、波形管状に成形されかつ長手方向に延び
    る切目を有している、 ガスゴム管用保護チューブ。
JP1988014968U 1988-02-05 1988-02-05 ガスゴム管用保護チュ−ブ Expired - Lifetime JPH0623834Y2 (ja)

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JPH01119995U JPH01119995U (ja) 1989-08-14
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