JPH06237936A - 縫合装置 - Google Patents

縫合装置

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JPH06237936A
JPH06237936A JP5028124A JP2812493A JPH06237936A JP H06237936 A JPH06237936 A JP H06237936A JP 5028124 A JP5028124 A JP 5028124A JP 2812493 A JP2812493 A JP 2812493A JP H06237936 A JPH06237936 A JP H06237936A
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JP
Japan
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cartridge
anvil
sheath
fastener
tissue
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Withdrawn
Application number
JP5028124A
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English (en)
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Seiji Kuramoto
聖治 倉本
Takeshi Tsukagoshi
壯 塚越
Minoru Tsuruta
稔 鶴田
Akito Mukaisawa
明人 向澤
Akio Nakada
明雄 中田
Shirou Bitou
士郎 備藤
Takeaki Nakamura
剛明 中村
Shuichi Takayama
修一 高山
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】カートリッジとアンビルとで組織を挟んだ際に
組織の位置がずれるようなことがなく、組織の位置ずれ
を防止することのできる縫合装置を提供する。 【構成】カートリッジ4に対してアンビル5を平行移動
可能に設け、シース2内に設けられたアンビルプッシャ
バー17によりアンビル5をコイルバネ6a,6bの付
勢力に抗してカートリッジ側に押し出すようにしたこと
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファスナカートリッジ
とファスナ受け体とにより組織を挟持し、該組織の切断
箇所を複数個のファスナで縫合処置する縫合装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の縫合装置は、トラカール
を挿通して体腔内に挿入される挿入部を有し、この挿入
部の先端に設けられたファスナカートリッジとファスナ
受け体とにより体腔内の組織(例えば腸)を挟持し、こ
の組織をカートリッジに組み込まれたナイフで切断する
とともに、その切断箇所をカートリッジに組み込まれた
複数個のファスナで縫合するように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の縫合装置は、ファスナ受け体の基端部をシー
スの先端に回動自在に取り付け、シースの先端を支点と
してファスナ受け体をシースの長手方向と交差する方向
に回動させて、組織をファスナ受け体とファスナカート
リッジとで挟む構成となっている。このため、ファスナ
受け体の回動により組織がファスナカートリッジの先端
側に位置ずれを起し易く、最悪の場合には組織の一部が
ファスナカートリッジの先端から食み出てしまい、組織
を正確に切断縫合することができなくなるという問題が
あった。
【0004】本発明の目的は、上述した問題点を解決
し、カートリッジとファスナ受け体とで組織を挟圧した
際に組織の位置がずれるようなことがなく、組織の位置
ずれを防止することのできる縫合具を提供するしようと
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、体腔内に挿入される挿入部の先端に設けら
れたファスナカートリッジとファスナ受け体とにより組
織を挟持し、該組織を複数個のファスナで縫合処置する
縫合装置において、前記ファスナカートリッジ又はファ
スナ受け体の少なくとも一方を前記挿入部の長手方向と
直交する方向に平行移動可能に設けたことを特徴とす
る。
【0006】
【作用】本発明においては、ファスナカートリッジ又は
ファスナ受け体の少なくとも一方が挿入部の長手方向と
直交する方向に平行移動するので、組織の位置ずれが防
止される。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0008】図1は、本発明の第1実施例を示す縫合装
置の外観図で、図中1はグリップ部、2はグリップ部1
の先端から延出された挿入部としてのシースを示してい
る。このシース2はトラカールを挿通して体腔内に挿入
されるものであり、このシース2の先端には切断縫合部
3が設けられている。この切断縫合部3は体腔内の管状
組織(たとえば腸)を切断縫合するものであり、図2に
示すように、シース2の先端に着脱可能に取り付けられ
たカートリッジ4と、このカートリッジ4とコイルバネ
6a,6bを挟んで対向配置されたアンビル(ファスナ
受け体)5とで構成されている。
【0009】前記カートリッジ4は、図6および図7に
示すように、管状組織を切断するカッター7と、このカ
ッター7を直線的にスライドさせるガイド溝8を中央に
有するファスナ保持体9と、このファスナ保持体9の中
に組み込まれた多数の金属ファスナ10と、これらのフ
ァスナ10をファスナ保持体9の中から押し出す複数の
ファスナプッシャ11と、これらのファスナプッシャ1
1を押し上げる複数のファスナプッシャバー12と、こ
れらのファスナプッシャバー12を上記カッター7と共
にカートリッジ4の先端側にスライドさせるプッシャバ
ー継手13と、これらの部材を収容してカートリッジ4
を形成するカートリッジ本体14とから構成され、カー
トリッジ本体14の左右側面には、ガイド溝15,15
がシース2の長手方向と直交する方向に形成されてい
る。
【0010】一方、前記アンビル5はカートリッジ4か
ら押し出されるファスナ10を受けるファスナ受け面5
aを有し、このファスナ受け面5aの左右側縁部には、
前記ガイド溝15,15に沿って摺動する一対の摺動片
16,16が突設されている。これらの摺動片16,1
6はアンビル5の移動方向を規制するものであり、前記
ガイド溝15,15に係合している。
【0011】前記シース2の内部には、ファスナプッシ
ャバー20がシース2の長手方向に移動可能に設けられ
ている。このファスナプッシャバー20はカートリッジ
4に組み込まれたカッター7をカートリッジ4の先端側
にスライドさせると共にカートリッジ4の中に収容され
た多数のファスナ10をアンビル5と対向する面から押
し出すためのものであり、カートリッジ4の後端に設け
られたプッシャバー継手13に係合するようになってい
る。
【0012】また、前記シース2の内部にはアンビルプ
ッシャバー17がシース2の長手方向に移動可能に設け
られている。このアンビルプッシャバー17はコイルバ
ネ6a,6bの付勢力に抗してカートリッジ側に押し出
すためのものであり、アンビル5に形成されたアンビル
プッシャ溝19に係合するようになっている。
【0013】なお、シース2の内部にはカートリッジ4
の後端に設けられたピン受け溝22(図4参照)に係合
してカートリッジ4をシース2に着脱可能に固定するカ
ートリッジ係止ピン23が設けられている。このカート
リッジ係止ピン23は板バネ24を介してシース2に固
定されている。
【0014】また、図1および図9において符号25は
グリップ部1の先端に回転可能に設けられた回転操作部
材を示している。この回転操作部材25はシース2を軸
芯回りに回転操作するものであり、この回転操作部材2
5の先端には、図10に示すように雄ねじ26が突設さ
れている。この雄ねじ26にはシース2の基端部に回転
可能に設けられた連結リング27が螺合しており、この
連結リング27を緩めることにより、シース2を回転操
作部材25から取り外すことができるようになってい
る。
【0015】このような構成の縫合装置は、グリップ部
1の後端に設けられたアンビル開閉レバー18をグリッ
プ部1の先端側に押し込むと、アンビルプッシャバー1
7がシース2の長手方向に移動し、アンビル5に設けら
れたアンビルプッシャ溝19に係合する。そして、アン
ビルプッシャバー17がアンビルプッシャ溝19に係合
すると、アンビル5がコイルバネ6a,6bの付勢力に
抗してカートリッジ4側に押し出される。このとき、ア
ンビル5は摺動片16,16によって移動方向が移動方
向が規制され、カートリッジ本体14の両側面に設けら
れたガイド溝15,15に沿って移動する。
【0016】このようにカートリッジ4の両側面にガイ
ド溝15,15をシース2の長手方向と直交する方向に
形成するとともに、このガイド溝15,15に摺動自在
に係合する摺動片16,16をアンビル5に設けること
により、アンビル5がカートリッジ4側に平行移動する
ので、カートリッジ4とアンビル5とで組織を挟んだ際
に組織の位置がずれるようなことがなく、組織の位置ず
れを防止することができる。
【0017】なお、上述した第1実施例ではアンビル5
の移動方向を規制するガイド溝15,15をカートリッ
ジ4の両側面に設けたが、アンビル5の両側面にガイド
溝15,15を設け、これに係合する摺動片16,16
をカートリッジ4に設けても良い。
【0018】また、上述した第1実施例ではシース2の
係止ピン23に着脱可能に係合するピン受け溝22をカ
ートリッジ4に設けたが、図11に示すようにピン受け
溝22をアンビル5に設け、さらにアンビル5をシース
4に固定してカートリッジ4をアンビル5側に押し出す
ようにしても良い。さらに、上述した第1実施例ではフ
ァスナ10は金属で形成されていると説明したが、ファ
スナ10を生体吸収性の樹脂から形成しても良い。
【0019】次に本発明の第2実施例を図12を参照し
て説明する。図12において符号2は挿入部としてのシ
ース、3はシース2の先端に設けられた切断縫合部を示
している。この切断縫合部3は、カートリッジ4と、こ
のカートリッジ4の後端にピン31を介して回動自在に
連結されたカートリッジ支持部材32と、このカートリ
ッジ支持部材32に対向して設けられたアンビル支持部
材33と、このアンビル支持部材33の先端にピン34
を介して回動自在に連結されたアンビル5とを有してい
る。
【0020】前記アンビル支持部材33の両側端には、
一対のガイド板16,16がカートリッジ支持部材32
に向かって延設されている。これらのガイド板16,1
6はアンビル支持部材33の移動方向を規制するもので
あり、カートリッジ支持部材32の両側面に設けられた
ガイド溝15,15に係合している。これらのガイド溝
15,15はガイド板16,16の移動方向を規制する
ものであり、シース2の長手方向と直交する方向に形成
されている。
【0021】このような構成の縫合装置は、シース2の
外側に設けられた外筒35をシース2の先端側にスライ
ドさせると、カートリッジ4およびアンビル5がそれぞ
れ板ばね36a,36bのばね力に抗して互いに閉じる
方向に回動する。そして、外筒35か所定位置までスラ
イドすると、カートリッジ4およびアンビル5が互いに
平行状態となる(図7(b)参照)。
【0022】次に、この状態でシース2の内部に設けら
れた一対のスライドプッシャ37a,37bをカートリ
ッジ支持部材32およびアンビル支持部材33の後端に
設けられた傾斜面に係合させると、カートリッジ支持部
材32およびアンビル支持部材33がそれぞれ板ばね3
8a,38bの付勢力に抗して互いに接近する方向に平
行移動する(図7(c)参照)。
【0023】したがって、本発明の第2実施例では、カ
ートリッジ4とアンビル5が平行状態を保ちながら互い
に接近するので、第1実施例と同様にカートリッジ4と
アンビル5とで組織を挟んだ際に組織の位置がずれるよ
うなことがなく、組織の位置ずれを防止することができ
る。
【0024】図13は、本発明の第3実施例の変形例を
示す図であり、この変形例は、図1に示した第1実施例
のシース2と切断縫合部3との間に湾曲部40を設け、
この湾曲部40を複数のワイヤ41で湾曲させるようし
たものである。
【0025】図14は、本発明の第4実施例を示す縫合
装置の外観図で、図中1はグリップ部、2はグリップ部
1の先端から延出された細管状のシースを示している。
このシース2はトラカールを挿通して体腔内に挿入され
るものであり、このシース2の先端には切断縫合部3が
設けられている。
【0026】この切断縫合部3は体腔内の管状組織(た
とえば腸)を切断縫合するものであり、図15に示すよ
うに、カートリッジ4と、このカートリッジ4から押し
出されたファスナを受けるファスナ受け体としてのアン
ビル5と、このアンビル5をカートリッジ4の先端側か
ら閉動作させるヒンジピン移動制御板48とを有してい
る。このヒンジピン移動制御板48はシース2の内部に
設けられ、「く」の字形のスリット49を有している。
このスリット49にはガイドピン47が挿入されてお
り、シース2の内部に設けられたアンビルプッシャバー
53によりスリット49内を移動するようになってい
る。
【0027】上記ガイドピン47は連杆46の一端に固
定されている。この連杆46の他端はヒンジピン45を
介してアンビル5の後端に連結されている。なお、アン
ビル5はヒンジピン45に設けられたコイルバネ50に
より図中反時計方向の回動力が付与されている。また、
図中51は管状組織Tの位置ずれを防止するための穿刺
ピンであり、この穿刺ピン51はアンビル5の先端部に
設けられている。
【0028】また、シース2の内部にはカートリッジ4
に組み込まれたナイフをスライドさせるナイフプッシャ
バー52とファスナをカートリッジ4から押し出すため
のファスナプッシャバー20が設けられている。
【0029】このような構成の縫合装置は、グリップ部
1の後端に設けられたアンビル開閉レバー18をグリッ
プ部1の先端側に押し込むと、シース2の内部に設けら
れたアンビルプッシャバー53がシース2の先端側に移
動する。このとき、連杆46の一端に取着されたガイド
ピン45は、アンビルプッシャバー53の移動によって
ヒンジピン移動制御板48のスリット49内を移動し、
スリット49の上端位置から中間位置に移動する(図1
5(b)参照)。次に、アンビル開閉レバー18を操作
してアンビルプッシャバー53をシース2の後端側に牽
引すると、ガイドピン45がスリット49の中間位置か
ら下端位置に移動する(図15(c)参照)。そして、
この一連の動作によりアンビル5がカートリッジ4の先
端側から閉動作するので、管状組織Tの位置ずれを防止
することができる。
【0030】図16は、本発明の第5実施例を示す縫合
装置の外観図で、図中1はグリップ部、2はグリップ部
1の先端から延出された細管状のシースを示している。
このシース2はトラカールを挿通して体腔内に挿入され
るものであり、このシース2の先端には、体腔内の管状
組織(たとえば腸)を切断縫合する切断縫合部3が設け
られている。この切断縫合部3は、図17に示すよう
に、シース2の先端に固定されたカートリッジ4と、こ
のカートリッジ4に対向して設けられたファスナ受け体
としてのアンビル5と、このアンビル5をカートリッジ
4に対して平行に開閉動作させるアンビル開閉機構54
とから構成されている。
【0031】上記アンビル開閉機構54は、一端をヒン
ジピンを介してアンビル5の後端に連結され、他端をヒ
ンジピン59を介してシース2に連結された第1のリン
ク部材57と、この第1のリンク部材57と平行に配置
された第2のリンク部材56と、この第2のリンク部材
56の一端にヒンジピンを介して連結された第3のリン
ク部材55と、この第3のリンク部材55にヒンジピン
を介して連結されたアンビルプッシャバー17とで構成
されている。
【0032】上記第2のリンク部材56はシース2の設
けられたヒンジピン58を支点として回動可能となって
おり、この第2のリンク部材56の他端にはヒンジピン
を介してアンビル5の後端が連結されている。
【0033】このような構成の縫合装置は、グリップ部
1の後端に設けられたアンビル開閉レバー18を操作し
てアンビルプッシャバー17を牽引すると、第2のリン
ク部材56がヒンジピン58を支点として図中反時計方
向に回動するとともに、この第2のリンク部材56と平
行に配置された第1のリンク部材57がヒンジピン59
を支点として図中反時計方向に回動する(図17(b)
参照)。これらのリンク部材57,58の回動動作によ
りアンビル5はカートリッジ4に対して平行状態を保ち
ながら開閉動作するので、カートリッジ4とアンビル5
とで組織を挟んだ際に組織の位置がずれるようなことが
なく、組織の位置ずれを防止することができる。
【0034】図18は、本発明の第6実施例を示す縫合
装置の外観図で、図中1はグリップ部、2はグリップ部
1の先端から延出された細管状のシースを示している。
このシース2はトラカールを挿通して体腔内に挿入され
るものであり、このシース2の先端には、体腔内の管状
組織(たとえば腸)を切断縫合する切断縫合部3が設け
られている。この切断縫合部3は、図19および図20
に示すように、シース2の先端に固定されたアンビル5
と、このアンビル5に対向して設けられたカートリッジ
4と、このカートリッジ4をアンビル5に対して平行に
開閉動作させるカートリッジ開閉機構62とから構成さ
れている。
【0035】このカートリッジ開閉機構62は、シース
2の内部に回転可能に設けられた回転シャフト65と、
この回転シャフト65の先端に設けられたピニオンギヤ
64と、このピニオンギヤ64に歯合するラックギヤ6
3とから構成され、このラックギヤ63はカートリッジ
4に固定されている。なお、カートリッジ4は後端部に
長孔67を有し、この長孔67をシース2の内面に設け
られたガイドピン66に係合させて支持されている。
【0036】このような構成の縫合装置は、グリップ部
1の後端に設けられたアンビル開閉スイッチ61をオン
にすると、グリップ部1の内部に設けられたモータ60
が駆動される。このモータ60の回転はシャフト65を
介してピニオンギヤ64に伝わる。このとき、ピニオン
ギヤ64が図20において反時計方向に回転すると、カ
ートリッジ4に取り付けられたラックギヤ64が上昇
し、カートリッジ4をアンビル5に対して平行に閉動作
させる(図19(b)参照)。
【0037】したがって、本発明の第6実施例は、第1
実施例と同様に、カートリッジ4とアンビル5とで組織
を挟んだ際に組織の位置がずれるようなことがなく、組
織の位置ずれを防止することができる。
【0038】なお、前述した第1実施例および第6実施
例は、グリップ部1に設けられたハンドル21を操作し
てファスナプッシャバー20をシース2の先端側に移動
させる構成を採用しているが、図21に示すように、フ
ァスナプッシャバー20の先端に牽引ワイヤ66の一端
を固着し、この牽引ワイヤ66の他端をカートリッジ4
の先端に設けられたプーリ67を経由してグリップ側で
牽引するようにしても良い。
【0039】このような構成によると、ファスナプッシ
ャバー20の先端が撓むようなことがないので、操作力
量を低減できるとともに、ファスナプッシャバー20の
押圧力をファスナプッシャ11に直接的に伝えることが
できるので、ファスナの数を増やすことができ、縫合長
さを長くすることができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、カ
ートリッジとアンビルとで組織を挟んだ際に組織の位置
がずれるようなことがなく、組織の位置ずれを防止する
ことのできる縫合装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す縫合装置の外観図。
【図2】同実施例の切断縫合部の構成を示す図。
【図3】図2の線A−Aに沿った断面図。
【図4】同実施例のカートリッジの後端部を示す図。
【図5】同実施例を示すアンビルの平面図。
【図6】同実施例を示すカートリッジの平面図。
【図7】同実施例を示すカートリッジの部分断面図。
【図8】同実施例を示すシースと切断縫合部の分解斜視
図。
【図9】同実施例のグリップ部の先端部を示す図。
【図10】同実施例のグリップ部とシースとの連結部を
示す図。
【図11】本発明の第1実施例の変形例を示す図。
【図12】本発明の第2実施例を示す図。
【図13】本発明の第3実施例を示す図。
【図14】本発明の第4実施例を示す縫合装置の外観
図。
【図15】同実施例の切断縫合部の構成を示す図。
【図16】本発明の第5実施例を示す縫合装置の外観
図。
【図17】同実施例の切断縫合部の構成を示す図。
【図18】本発明の第5実施例を示す縫合装置の外観
図。
【図19】同実施例の切断縫合部の構成を示す図。
【図20】図19の線B−Bに沿った断面図。
【図21】本発明の第5実施例の変形例を示す図。
【符号の説明】
1…グリップ部 2…シース 3…切断縫合部 4…カートリッジ 5…アンビル 6a,6b…コイルバネ 7…カッター 10…ファスナ 15…ガイド溝 16…ガイド板 17…アンビルプッシャバー 20…ファスナプッシャバー
フロントページの続き (72)発明者 向澤 明人 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 中田 明雄 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 備藤 士郎 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 中村 剛明 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 高山 修一 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 体腔内に挿入される挿入部の先端に設け
    られたファスナカートリッジとファスナ受け体とにより
    組織を挟持し、該組織を複数個のファスナで縫合処置す
    る縫合装置において、前記ファスナカートリッジ又はフ
    ァスナ受け体の少なくとも一方を前記挿入部の長手方向
    と交する方向に平行移動可能に設けたことを特徴とする
    縫合装置。
JP5028124A 1993-02-17 1993-02-17 縫合装置 Withdrawn JPH06237936A (ja)

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JP5028124A JPH06237936A (ja) 1993-02-17 1993-02-17 縫合装置

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