JPH06234467A - 油圧エレベータ作動油の冷却装置 - Google Patents

油圧エレベータ作動油の冷却装置

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Publication number
JPH06234467A
JPH06234467A JP5021358A JP2135893A JPH06234467A JP H06234467 A JPH06234467 A JP H06234467A JP 5021358 A JP5021358 A JP 5021358A JP 2135893 A JP2135893 A JP 2135893A JP H06234467 A JPH06234467 A JP H06234467A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
hydraulic
temperature
generator
cooling device
Prior art date
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Pending
Application number
JP5021358A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Kurita
泰夫 栗田
Hitoshi Ito
斉 伊東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd, Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水冷式の冷却器を要することなく作動油の温
度上昇を抑制できる油圧エレベータ作動油の冷却装置の
提供。 【構成】 流量制御弁9の排出管11に発電機13を駆
動するポンプ12を設け、作動油の油温を温度センサ1
6で検出し、この油温が所定値を越えると発電機13に
抵抗15を接続したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、定容量形ポンプを用い
た油圧エレベータの作動油を効率的に冷却する油圧エレ
ベータ作動油の冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、油圧エレベータの速度制御は、上
昇時はポンプから吐出する作動油を一定とし、起動時上
昇流量制御弁によってブリードオフさせ、上昇指令によ
り上昇流量制御弁の開度を制御することによって、かご
を上昇運転させる。下降時は、ポンプを停止させ、かご
及びプランジャの自重を利用して、下降流量制御弁の開
度を制御して油圧シリンダからの油量を排出し、下降運
転を行なっている。したがって、かごの位置エネルギが
すべて熱となってしまうので、作動油を暖め、油温が上
昇するので、この作動油を冷却するための冷却器が必要
であった。そこで、たとえば特開昭52−145953
号公報に開示しているように、下降流量制御弁と油タン
クの主管との間に水道水を用いた作動油冷却器を設けた
ものが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、特に
夏は作動油を冷却するために多量の水道水を使用し費用
がかかるという問題があった。
【0004】本発明は上記の欠点に鑑みて、作動油を冷
却するための水冷式の冷却器を必要としない安価な油圧
エレベータ作動油の冷却装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的は、定容量形ポ
ンプと流量制御弁とにより作動油の流量を制御する油圧
エレベータに備えられ、この油圧エレベータの作動油を
冷却する油圧エレベータ作動油の冷却装置において、前
記流量制御弁の排油管に発電機を駆動するポンプを設け
るとともに、前記作動油の油温が所定値を越えると前記
発電機に所定の抵抗を接続することによって達成され
る。
【0006】
【作用】本発明によれば、設定温度を例えば20℃に設
定する。このように設定することにより油温が20℃に
なるまでは、かごの位置エネルギはほとんど作動油の温
度上昇に使用されるので油温は急激に上昇する。油温が
20℃に達すると発電機に抵抗が挿入されるのでかごの
位置エネルギの一部がこの抵抗に消費され、油温の温度
上昇が減少する。したがって従来の冷却器のように水道
水を要することがない。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1、図2を用い
て説明する。
【0008】図1は本発明になる油圧エレベータ作動油
の冷却装置の一実施例を示す説明図である。図におい
て、1はかご、2はシリンダ、3はシリンダ内のプラン
ジャで、プランジャ3およびかご1はシリンダ2内に作
動油を供給あるいは排出することにより、上下に昇降す
る。4はモータ5により駆動される定容量形ポンプ、6
は逆止弁で、ポンプ4が回転することにより、油タンク
7内の作動油は給油管8、逆止弁6を通ってシリンダ2
内に供給される。9は流量制御弁で、上昇流量制御弁9
1、下降流量制御弁92、制御モータ93により構成さ
れ、この制御モータ93を制御することにより、上昇流
量制御弁91はかご1の上昇時の速度制御を行ない、下
降流量制御弁92はかご1の減速時の速度制御を行な
う。10はパイロット逆止弁で、かご1に減速指令が発
生したとき、電磁弁101を励磁し、逆止弁10を開
き、シリンダ2内の作動油を排油管11を介して、タン
ク7内に排出する。12は排出される作動油により駆動
されるポンプ、13はこのポンプ12により駆動される
発電機で、この発電機13には後述の電磁接触器のa接
点14aを介して抵抗15が接続される。16は油タン
ク7内の作動油の温度を検出する温度センサで、17は
この温度センサが所定温度たとえば20℃を越えたとき
電磁接触器を付勢する制御装置である。
【0009】図2は本発明になる冷却装置の電気結線図
である。図において、P、Nは直流電源端子、16Sは
温度センサ16が作動したとき付勢されるリレーで、1
6Saはそのa接点、14は電磁接触器である。
【0010】次に、本実施例の動作を説明する。上昇運
転は、まず上昇指令により、モータ5を起動し、ポンプ
4を回転し、一方、上昇流量制御弁91の弁を全開し、
作動油をブリードオフさせる。そして制御モータ93を
制御することにより作動油のバイパス量を加減し、作動
油は給油管8、逆止弁6を通って、シリンダ2内に供給
され、プランジャ3は上昇し、所定の速度特性が得ら
れ、かご1の停止指令により、モータ5も停止する。
【0011】下降運転は、まず下降運転指令によりパイ
ロット逆止弁10を全開し、次に、制御モータ93を制
御することにより、下降流量制御弁92の開度を制御し
て、所定の速度特性が得られ、かご1の停止指令により
パイロット逆止弁10を閉じる。
【0012】さて、かご1の減速運転中は排油管11に
接続されているポンプ12が作動油により回転し、発電
機13により発電される。このとき、油温が15℃であ
ると温度センサ16は作動しない。したがって、リレー
16Sは消勢しているので、電磁接触器14も消勢し、
接点14aが開き、抵抗15は無効である。したがっ
て、かご1の位置エネルギはすべてタンク7内の作動油
の温度上昇に使用される。油温が20℃を越えると、温
度センサ16が作動し、リレー16S、電磁接触器14
が付勢され、その結果、発電機13は抵抗15に接続さ
れて、かご1の位置エネルギは抵抗15に消費される。
したがって、油温の上昇は抑制され、その後油温はほと
んど上昇しなくなる。
【0013】このように、従来の水冷式冷却器が不要と
なり、その結果、水道水を使用しないので、原価低減を
図ることができる。なお上記の抵抗15を機械室外に設
置すると、機械室の温度上昇を抑制する効果も得られ
る。
【0014】
【発明の効果】以上述べたように、作動油の排油管に発
電機を駆動するポンプを設け、作動油の油温が所定値を
越えると、前記発電機に所定の抵抗を接続したので、油
温が所定値を越えると、かごの位置エネルギはほとんど
抵抗の発熱に消費され、作動油はほとんど温度上昇しな
くなるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の油圧エレベータ作動油の冷却装置の一
実施例を示す説明図である。
【図2】本発明になる冷却装置の電気結線図である。
【符号の説明】
4 定容量形ポンプ 9 流量制御弁 13 発電機 14 電磁接触器 15 抵抗 16 温度センサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定容量形ポンプと流量制御弁とにより作
    動油の流量を制御する油圧エレベータに備えられ、この
    油圧エレベータの作動油を冷却する油圧エレベータ作動
    油の冷却装置において、前記流量制御弁の排油管に発電
    機を駆動するポンプを設けるとともに、前記作動油の油
    温が所定値を越えると前記発電機に所定の抵抗を接続す
    ることを特徴とする油圧エレベータ作動油の冷却装置。
JP5021358A 1993-02-09 1993-02-09 油圧エレベータ作動油の冷却装置 Pending JPH06234467A (ja)

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JP5021358A JPH06234467A (ja) 1993-02-09 1993-02-09 油圧エレベータ作動油の冷却装置

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JP5021358A JPH06234467A (ja) 1993-02-09 1993-02-09 油圧エレベータ作動油の冷却装置

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JP5021358A Pending JPH06234467A (ja) 1993-02-09 1993-02-09 油圧エレベータ作動油の冷却装置

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