JPH06233219A - 画像表示装置 - Google Patents
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- JPH06233219A JPH06233219A JP1564093A JP1564093A JPH06233219A JP H06233219 A JPH06233219 A JP H06233219A JP 1564093 A JP1564093 A JP 1564093A JP 1564093 A JP1564093 A JP 1564093A JP H06233219 A JPH06233219 A JP H06233219A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】発光素子の間隔を均一にし、さらに発光効率を
上げる。 【構成】電極部15から電子ビームが水平方向に放射さ
れ、これが下方にいる観察者に対して略直角な発光素子
14に照射される。これによって画像が表示される。セ
ル13を観察者のいるL方向から見た場合、上側にある
セル13の下端部と下側にあるセル13の上端部が重な
って、境界部にある発光素子14の間隔Pが電子ビーム
の放射方向と直角なK方向から見たときの間隔P1より
短縮されて見える。セル13内の発光素子14の間隔P
も境界部の発光素子14の間隔Pと同一であり、これに
よって均質な画像を得ることが可能になる。また、L方
向から見た場合発光素子14の長さBは電子ビームの放
射寸法Aより長くなるから、K方向から見た場合よりL
方向から見た場合の方が全体としての発光効率が向上す
る。
上げる。 【構成】電極部15から電子ビームが水平方向に放射さ
れ、これが下方にいる観察者に対して略直角な発光素子
14に照射される。これによって画像が表示される。セ
ル13を観察者のいるL方向から見た場合、上側にある
セル13の下端部と下側にあるセル13の上端部が重な
って、境界部にある発光素子14の間隔Pが電子ビーム
の放射方向と直角なK方向から見たときの間隔P1より
短縮されて見える。セル13内の発光素子14の間隔P
も境界部の発光素子14の間隔Pと同一であり、これに
よって均質な画像を得ることが可能になる。また、L方
向から見た場合発光素子14の長さBは電子ビームの放
射寸法Aより長くなるから、K方向から見た場合よりL
方向から見た場合の方が全体としての発光効率が向上す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、大型映像装置などに
適用して好適な画像表示装置に関する。
適用して好適な画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5に示すように縦及び横の寸法が数メ
ートルもあるような大型映像装置1においては、画面1
1が複数のユニット12に分割され、更に1つのユニッ
ト12が複数のセル13に分割されている。各セル13
には図6に示すように、例えば上下に各4個の発光素子
14が配置されている。発光素子14は青色発光体14
Aと、赤色発光体14Bと、緑色発光体14Cとで構成
されている。
ートルもあるような大型映像装置1においては、画面1
1が複数のユニット12に分割され、更に1つのユニッ
ト12が複数のセル13に分割されている。各セル13
には図6に示すように、例えば上下に各4個の発光素子
14が配置されている。発光素子14は青色発光体14
Aと、赤色発光体14Bと、緑色発光体14Cとで構成
されている。
【0003】発光素子14Aの後側には図7に示すよう
に電極部15が配置され、ここに外部から映像信号が供
給される。これで電極部15から電子ビームが放射さ
れ、これが発光素子14の各発光体14A〜14Cに照
射されて発光体14A〜14Cが発光することにより画
面11に画像が映しだされる。
に電極部15が配置され、ここに外部から映像信号が供
給される。これで電極部15から電子ビームが放射さ
れ、これが発光素子14の各発光体14A〜14Cに照
射されて発光体14A〜14Cが発光することにより画
面11に画像が映しだされる。
【0004】発光素子14は透明なガラスケース16の
裏面側に貼設され、このガラスケース16で電極部15
などが密封されている。これは、電極部15に高電圧が
印加されるのでその周囲の絶縁特性を維持する必要があ
るためであり、ガラスケース16の内部は真空状態にな
っている。ガラスケース16は前面が開口された外枠1
7で保護されている。
裏面側に貼設され、このガラスケース16で電極部15
などが密封されている。これは、電極部15に高電圧が
印加されるのでその周囲の絶縁特性を維持する必要があ
るためであり、ガラスケース16の内部は真空状態にな
っている。ガラスケース16は前面が開口された外枠1
7で保護されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、画面11に
おいては全ての発光素子14の間隔P0,P1が同一で
あることが望ましい。これによって、均質な画像を得る
ことができるからである。しかし、従来はこれらの間隔
P0,P1が異なっている場合もあった。
おいては全ての発光素子14の間隔P0,P1が同一で
あることが望ましい。これによって、均質な画像を得る
ことができるからである。しかし、従来はこれらの間隔
P0,P1が異なっている場合もあった。
【0006】これは、図8にも示すように上下に隣接す
るセル13の境界部においては両方のセル13の外枠1
7及びガラスケース16が重なり、これが比較的大きな
寸法となるため、境界部の間隔P1とは別にセル13内
の発光素子14の間隔P0を設定しているからである。
るセル13の境界部においては両方のセル13の外枠1
7及びガラスケース16が重なり、これが比較的大きな
寸法となるため、境界部の間隔P1とは別にセル13内
の発光素子14の間隔P0を設定しているからである。
【0007】すなわち、外枠17はある程度の厚さd1
が必要であり、ガラスケース16の厚さd2も強度上の
問題からそれほど薄くすることができない。また、セル
13の間には組み立て及び取り扱いを容易にするためあ
る程度の隙間d0を設けなければならなず、その上電極
部15の構造上ここから放射される電子ビームはガラス
ケース16に接触するまで接近させることができないの
で、電子ビームが照射される発光素子14とガラスケー
ス16との間にも間隔d3が生じる。
が必要であり、ガラスケース16の厚さd2も強度上の
問題からそれほど薄くすることができない。また、セル
13の間には組み立て及び取り扱いを容易にするためあ
る程度の隙間d0を設けなければならなず、その上電極
部15の構造上ここから放射される電子ビームはガラス
ケース16に接触するまで接近させることができないの
で、電子ビームが照射される発光素子14とガラスケー
ス16との間にも間隔d3が生じる。
【0008】したがって、セル13の境界部における発
光素子14の間隔P1はP1=d0+2×d1+2×d
2+2×d3となる。これは比較的大きな寸法になって
しまい、セル13内の発光素子14の間隔P0を境界部
の間隔P1に合わせると発光効率が低下してしまうか
ら、セル13内の発光素子14間隔P0を境界部の間隔
P1より小さくしているのである。
光素子14の間隔P1はP1=d0+2×d1+2×d
2+2×d3となる。これは比較的大きな寸法になって
しまい、セル13内の発光素子14の間隔P0を境界部
の間隔P1に合わせると発光効率が低下してしまうか
ら、セル13内の発光素子14間隔P0を境界部の間隔
P1より小さくしているのである。
【0009】しかし、これでは画質が不均一になるの
で、従来はセル13内の発光素子14の間隔P0を境界
部にある発光素子14の間隔P1と同一にしていること
が多かったが、この場合には発光効率すなわちセル13
の全体面積に対する発光素子14の発光面積の割合が低
下するという問題が発生する。
で、従来はセル13内の発光素子14の間隔P0を境界
部にある発光素子14の間隔P1と同一にしていること
が多かったが、この場合には発光効率すなわちセル13
の全体面積に対する発光素子14の発光面積の割合が低
下するという問題が発生する。
【0010】そこで本発明は上述のような課題を解決し
たものであって、発光素子14の間隔を均一にしてしか
も発光効率を上げることが可能な画像表示装置を提案す
るものである。
たものであって、発光素子14の間隔を均一にしてしか
も発光効率を上げることが可能な画像表示装置を提案す
るものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め本発明においては、電極部と、この電極部から放射さ
れた電子ビームで発光する発光素子を有する表示素子が
縦横に配置された画像表示装置において、電子ビームと
の直交面に対して発光素子が傾斜していることを特徴と
するものである。
め本発明においては、電極部と、この電極部から放射さ
れた電子ビームで発光する発光素子を有する表示素子が
縦横に配置された画像表示装置において、電子ビームと
の直交面に対して発光素子が傾斜していることを特徴と
するものである。
【0012】
【作用】図1において、電極部15から電子ビームが水
平方向に放射され、これが斜め下方にいる観察者に対し
て略直角な発光素子14に照射される。これによって画
面11(図3,図5)に画像が表示される。この画面1
1を図2に示すように観察者のいるL方向から見た場
合、上側にあるセル13の下端部と下側にあるセル13
の上端部が重なって、境界部にある発光素子14の間隔
Pが電子ビームの放射方向と直角なK方向から見たとき
の間隔P1より短縮されて見える。セル13内の発光素
子14の間隔Pも境界部の発光素子14の間隔Pと同一
であり、これによって均質な画像を得ることが可能にな
る。
平方向に放射され、これが斜め下方にいる観察者に対し
て略直角な発光素子14に照射される。これによって画
面11(図3,図5)に画像が表示される。この画面1
1を図2に示すように観察者のいるL方向から見た場
合、上側にあるセル13の下端部と下側にあるセル13
の上端部が重なって、境界部にある発光素子14の間隔
Pが電子ビームの放射方向と直角なK方向から見たとき
の間隔P1より短縮されて見える。セル13内の発光素
子14の間隔Pも境界部の発光素子14の間隔Pと同一
であり、これによって均質な画像を得ることが可能にな
る。
【0013】また、L方向から見た場合、発光素子14
の長さBは電子ビームの放射寸法Aより長くなるから、
境界部の発光素子14の間隔PがK方向から見た間隔P
1より短くなるのと相俟ってK方向から見た場合より全
体の発光効率が向上する。
の長さBは電子ビームの放射寸法Aより長くなるから、
境界部の発光素子14の間隔PがK方向から見た間隔P
1より短くなるのと相俟ってK方向から見た場合より全
体の発光効率が向上する。
【0014】さらに、セル13は上広がりの台形状であ
るから、図4に示すようにセル13の遮光範囲H内から
太陽光線や照明光が照射された場合には、特別な遮光用
のカバー等を設けることなくこれらの光を遮光できるの
で、画像が見易くなる。また、上側にあるセル13の発
光が下側のセル13に与える影響も防止することができ
るので画像が見易くなる。
るから、図4に示すようにセル13の遮光範囲H内から
太陽光線や照明光が照射された場合には、特別な遮光用
のカバー等を設けることなくこれらの光を遮光できるの
で、画像が見易くなる。また、上側にあるセル13の発
光が下側のセル13に与える影響も防止することができ
るので画像が見易くなる。
【0015】
【実施例】続いて、本発明に係わる画像表示装置を大型
映像装置のセルに適用した場合について、図面を参照し
て詳細に説明する。なお、上述と同一の部分には同一の
符号を付けて詳細な説明は省略した。
映像装置のセルに適用した場合について、図面を参照し
て詳細に説明する。なお、上述と同一の部分には同一の
符号を付けて詳細な説明は省略した。
【0016】図1は本発明による画像表示装置を適用し
たセル13が縦横に配置された場合の断面を示す。これ
は大型映像装置1(図5)の一部である。同図に示すよ
うに、セル13は断面が上広がりの台形状の透明なガラ
スケース16を有し、このガラスケース16で内部が真
空状態に密封されている。ガラスケース16は前面が開
口された外枠17に収納されている。
たセル13が縦横に配置された場合の断面を示す。これ
は大型映像装置1(図5)の一部である。同図に示すよ
うに、セル13は断面が上広がりの台形状の透明なガラ
スケース16を有し、このガラスケース16で内部が真
空状態に密封されている。ガラスケース16は前面が開
口された外枠17に収納されている。
【0017】ガラスケース16の後板部16Aは上板部
16B及び下板部16Cと直角であり、前板部16Dは
後板部16Aに対して角度θだけ傾斜している。角度θ
はセル13で構成される大型映像装置1の設置場所に応
じて決定されるもので、観察者の視線方向に沿ったL方
向に対して発光素子14が略直角になるように決定され
る。
16B及び下板部16Cと直角であり、前板部16Dは
後板部16Aに対して角度θだけ傾斜している。角度θ
はセル13で構成される大型映像装置1の設置場所に応
じて決定されるもので、観察者の視線方向に沿ったL方
向に対して発光素子14が略直角になるように決定され
る。
【0018】ガラスケース16の前板部16Dの裏面側
には発光素子14が貼設されている。発光素子14は青
色発光体14A(図3)と、赤色発光体14Bと、緑色
発光体14Cとからなっている。この発光素子14に電
子ビームを照射するための電極部15は後板部16Aに
沿って取付けられており、電子ビームは後板部16Aと
直角方向に放射される。したがって、発光素子14には
角度θだけ傾斜した方向から電子ビームが照射される。
には発光素子14が貼設されている。発光素子14は青
色発光体14A(図3)と、赤色発光体14Bと、緑色
発光体14Cとからなっている。この発光素子14に電
子ビームを照射するための電極部15は後板部16Aに
沿って取付けられており、電子ビームは後板部16Aと
直角方向に放射される。したがって、発光素子14には
角度θだけ傾斜した方向から電子ビームが照射される。
【0019】外枠17は図2に示すように厚さd1であ
り、ガラスケース16は強度を考慮して厚さd2になっ
ている。発光素子14とガラスケース16の上板部16
B及び下板部16Cとの間には、電極部15の構造上従
来と同様に間隔d3が設けられ、また、上下のセル13
の間には間隔d0が設けられている。これらの寸法は従
来と同様である。したがって、電子ビームの放射方向に
沿ったK方向から見た場合、隣接するセル13の境界部
にある発光素子14の間隔P1は、従来と同様にP1=
d0+2×d1+2×d2+2×d3となる。
り、ガラスケース16は強度を考慮して厚さd2になっ
ている。発光素子14とガラスケース16の上板部16
B及び下板部16Cとの間には、電極部15の構造上従
来と同様に間隔d3が設けられ、また、上下のセル13
の間には間隔d0が設けられている。これらの寸法は従
来と同様である。したがって、電子ビームの放射方向に
沿ったK方向から見た場合、隣接するセル13の境界部
にある発光素子14の間隔P1は、従来と同様にP1=
d0+2×d1+2×d2+2×d3となる。
【0020】さて、このセル13の境界部をガラスケー
ス16の前板部16Dに対して直角なL方向から見た場
合、発光素子14の間隔PはK方向から見た間隔P1よ
り小さい寸法となる。これは、セル13が上広がりの台
形状であり、これを後板部16Aを基準として上下に配
列したたためである。これによって、下側のセル13の
上端部が上側のセル13の下端部より突出するので、斜
め下方から見ると上側のセル13の下端部が下側のセル
13の上端部の陰になって、発光素子14の間隔Pが短
縮されたように見えるのである。
ス16の前板部16Dに対して直角なL方向から見た場
合、発光素子14の間隔PはK方向から見た間隔P1よ
り小さい寸法となる。これは、セル13が上広がりの台
形状であり、これを後板部16Aを基準として上下に配
列したたためである。これによって、下側のセル13の
上端部が上側のセル13の下端部より突出するので、斜
め下方から見ると上側のセル13の下端部が下側のセル
13の上端部の陰になって、発光素子14の間隔Pが短
縮されたように見えるのである。
【0021】このセル13では、図3にも示すようにセ
ル13内の発光素子14の間隔Pが、セル13の境界部
にある発光素子14をL方向から見た場合の間隔Pと同
一寸法になるように設定されている。したがって、セル
13を縦横に配列した場合、発光素子14の間隔Pは境
界部も含めて均一になるので、均質な画像を得ることが
可能になる。
ル13内の発光素子14の間隔Pが、セル13の境界部
にある発光素子14をL方向から見た場合の間隔Pと同
一寸法になるように設定されている。したがって、セル
13を縦横に配列した場合、発光素子14の間隔Pは境
界部も含めて均一になるので、均質な画像を得ることが
可能になる。
【0022】また、このセル13ではL方向から見た場
合、発光素子14の発光寸法Bは電極部15から放射さ
れる電子ビームの放射寸法Aより大きくなる。さらに、
上下に隣接するセル13のうち上側にあるセル13の下
端部が下側にあるセル13の上端部で隠れることにより
セル13の高さが見掛け上短縮されるので、発光効率、
すなわちセル13全体の面積に対する発光素子14の面
積の割合が向上するようになる。
合、発光素子14の発光寸法Bは電極部15から放射さ
れる電子ビームの放射寸法Aより大きくなる。さらに、
上下に隣接するセル13のうち上側にあるセル13の下
端部が下側にあるセル13の上端部で隠れることにより
セル13の高さが見掛け上短縮されるので、発光効率、
すなわちセル13全体の面積に対する発光素子14の面
積の割合が向上するようになる。
【0023】さらに、このセル13においては大型映像
装置1が設置される場所に応じて、発光素子14が観察
者に対して略直角になるように角度θだけ下方に傾斜し
ているから、図4に示すように太陽光や照明光がセル1
3の遮光範囲H内から照射される場合は、これらの光が
セル13の上部側で遮られて画面11に当たり難くな
る。したがって、通常の使用状態であれば画面11の上
に遮光カバーなどを設けなくても画像が見易くなる。さ
らに、上側にあるセル13の発光が下側にあるセル13
に与える影響も防止できるので画像が見易くなる。
装置1が設置される場所に応じて、発光素子14が観察
者に対して略直角になるように角度θだけ下方に傾斜し
ているから、図4に示すように太陽光や照明光がセル1
3の遮光範囲H内から照射される場合は、これらの光が
セル13の上部側で遮られて画面11に当たり難くな
る。したがって、通常の使用状態であれば画面11の上
に遮光カバーなどを設けなくても画像が見易くなる。さ
らに、上側にあるセル13の発光が下側にあるセル13
に与える影響も防止できるので画像が見易くなる。
【0024】なお、上述の実施例では大型映像装置1の
下方から画面11を見る場合に最適となる構成について
説明したが、何らかの都合で画面11の側方からしか見
ることができないような場合には、上述の大型映像装置
1を横倒しにして各発光素子14の発光面が観察者に対
して正対するようにすると共に、画像が正常に表示され
るように各部を構成すれば良い。これによって、画質が
均一でしかも発光効率の高い大型映像装置1となる。
下方から画面11を見る場合に最適となる構成について
説明したが、何らかの都合で画面11の側方からしか見
ることができないような場合には、上述の大型映像装置
1を横倒しにして各発光素子14の発光面が観察者に対
して正対するようにすると共に、画像が正常に表示され
るように各部を構成すれば良い。これによって、画質が
均一でしかも発光効率の高い大型映像装置1となる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、電極部
と、この電極部から放射された電子ビームで発光する発
光素子を有する表示素子が備えられた画像表示装置にお
いて、電子ビームとの直交面に対して上記発光素子が傾
斜しているものである。また、本発明では通常画面の下
方にいる観察者の方に発光素子を傾斜させると共に、例
えば表示素子の断面を上広がりの台形状にして下側の表
示素子の上端部を上側の表示素子の下端部より突出させ
て配置することができる。
と、この電極部から放射された電子ビームで発光する発
光素子を有する表示素子が備えられた画像表示装置にお
いて、電子ビームとの直交面に対して上記発光素子が傾
斜しているものである。また、本発明では通常画面の下
方にいる観察者の方に発光素子を傾斜させると共に、例
えば表示素子の断面を上広がりの台形状にして下側の表
示素子の上端部を上側の表示素子の下端部より突出させ
て配置することができる。
【0026】したがって、本発明によれば、観察者から
表示素子を見た場合には発光素子の面積が広くなると共
に、表示素子の境界部においては上側の表示素子の下端
部と下側の表示素子の上端部とが重なって、上側の表示
素子内の発光素子と下側の表示素子内の発光素子との間
隔が短縮されたように見えるので、全体の発光効率が向
上するようになる。
表示素子を見た場合には発光素子の面積が広くなると共
に、表示素子の境界部においては上側の表示素子の下端
部と下側の表示素子の上端部とが重なって、上側の表示
素子内の発光素子と下側の表示素子内の発光素子との間
隔が短縮されたように見えるので、全体の発光効率が向
上するようになる。
【0027】また、表示素子の境界部における発光素子
の間隔と表示素子内の発光素子の間隔とを同一にするこ
とが可能になるので、均質な画像を得ることが可能で、
さらに表示素子の上端部が発光素子より突出するので特
別な遮光カバーを設けなくても上方からの太陽光や照明
光などが遮光されると共に、上側の表示素子の発光が下
側の表示素子に与える影響を防止可能になるので画像が
見易くなるなどの効果がある。
の間隔と表示素子内の発光素子の間隔とを同一にするこ
とが可能になるので、均質な画像を得ることが可能で、
さらに表示素子の上端部が発光素子より突出するので特
別な遮光カバーを設けなくても上方からの太陽光や照明
光などが遮光されると共に、上側の表示素子の発光が下
側の表示素子に与える影響を防止可能になるので画像が
見易くなるなどの効果がある。
【図1】本発明に係わる画面表示装置を適用したセル1
3の断面図である。
3の断面図である。
【図2】実施例のセル13の境界部を示す断面図であ
る。
る。
【図3】実施例のセル13を発光素子と直角な方向から
見た場合の正面図である。
見た場合の正面図である。
【図4】実施例のセル13の遮光作用を説明する図であ
る。
る。
【図5】一般的な大型映像装置1の構成図である。
【図6】従来のセル13の正面図である。
【図7】従来のセル13の断面図である。
【図8】従来のセル13の境界部を示す断面図である。
1 大型映像装置 11 画面 12 ユニット 13 セル 14 発光素子 15 電極部 16 ガラスケース
Claims (4)
- 【請求項1】 電極部と、この電極部から放射された電
子ビームで発光する発光素子を有する表示素子が縦横に
配置された画像表示装置において、 上記電子ビームとの直交面に対して上記発光素子が傾斜
していることを特徴とする画像表示装置。 - 【請求項2】 上記発光素子は観察者の視線方向に対し
て略直角となるように傾斜していることを特徴とする請
求項1記載の画像表示装置。 - 【請求項3】 上記表示素子の横断面が上広がりの台形
状であることを特徴とする請求項1記載の画像表示装
置。 - 【請求項4】 上記表示素子が上下に少なくとも2個配
置され、下側に配置された上記表示素子の上端部が上側
に配置された上記表示素子の下端部より突出しているこ
とを特徴とする請求項1記載の画像表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1564093A JPH06233219A (ja) | 1993-02-02 | 1993-02-02 | 画像表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1564093A JPH06233219A (ja) | 1993-02-02 | 1993-02-02 | 画像表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06233219A true JPH06233219A (ja) | 1994-08-19 |
Family
ID=11894322
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1564093A Pending JPH06233219A (ja) | 1993-02-02 | 1993-02-02 | 画像表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06233219A (ja) |
-
1993
- 1993-02-02 JP JP1564093A patent/JPH06233219A/ja active Pending
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