JPH06232898A - Atmスイッチ - Google Patents

Atmスイッチ

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JPH06232898A
JPH06232898A JP2036193A JP2036193A JPH06232898A JP H06232898 A JPH06232898 A JP H06232898A JP 2036193 A JP2036193 A JP 2036193A JP 2036193 A JP2036193 A JP 2036193A JP H06232898 A JPH06232898 A JP H06232898A
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JP
Japan
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cell
input
switch
input buffer
output
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JP2036193A
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Inventor
Koichi Genda
浩一 源田
Naoaki Yamanaka
直明 山中
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ATMスイッチにおいて、スイッチ規模の拡
大とともに増加するスイッチ内部速度を低減する。 【構成】 入回線バッファのセル蓄積容量をあらかじめ
設定された閾値と比較し、その閾値に達するまでは受信
確認信号が未返送のセルについては何回でも再送する。 【効果】 一定のスループットを確保しつつスイッチ規
模拡大にともなうスイッチ内部速度の増加を低減でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデジタル通信交換装置に
利用する。特に、ATM(非同期転送モード)交換装置
のスループット改善技術に関する。
【0002】
【従来の技術】ATM(Asynchronous Transfer Mode:非
同期転送モード) は、高速広帯域の情報転送方式として
広く知られている。ATMではすべての情報はセルと呼
ばれるパケットを用いて転送される。ATMスイッチ
は、ATM通信網に設けられ入回線を介して到来するセ
ルを入力し、ヘッダ情報から宛先を読取り該当する出回
線に送出するディジタル通信交換装置である。
【0003】図11を参照して従来例を説明する。図1
1は従来例装置の構成図である。入回線101〜104
から入力されるセルは、速度変換部210〜240によ
り4倍の速度に変換され、外部から与えられる読出クロ
ック25を基準としてスイッチ部5に向けて読出され
る。ここで、変換速度を4倍としたのは入回線101〜
104の数が4であることに依存する。この速度は、1
セル周期の間に4個の入回線101〜104から4つの
セルを読出せる速度である。速度変換部210〜240
から読出されたセルは、ヘッダに含まれる出力宛先情報
をもとにスイッチ部5内を転送され、所望する出力バッ
ファ部401〜404に接続される。
【0004】次に、図12を参照して従来例装置の動作
を説明する。図12は速度変換部210〜240からの
セル読出しを示すタイムチャートである。読出クロック
25は、入回線101〜104毎に位相が異なる。速度
変換部210〜240は、この読出クロックにしたが
い、4倍に高速化されたセルをスイッチ部5に向けて読
出す。このようにして、出力バッファ部401〜404
を有したATMスイッチは、スイッチ部5内部でのセル
衝突を完全に回避することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようなATMスイ
ッチは、セル衝突を回避できる優れた装置であるが、ス
イッチ規模の増加に伴いスイッチ内部速度を増加させる
必要があり、大規模化をはかるためには、高速動作でき
るスイッチエレメントその他の装置を多数準備しなけれ
ばならず、コストおよび技術の点からスイッチ規模の制
約を受けざるを得ないという問題があった。
【0006】本発明は、このような背景に行われたもの
でありスイッチ規模の拡大に伴い増加するスイッチ内部
速度の増加を低減できるATMスイッチを提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数N個の入
回線をそれぞれ書込入力とするN個の入力バッファ部
と、複数M個の出回線をそれぞれ読出出力とするM個の
出力バッファ部と、この入力バッファ部の読出出力およ
びこの出力バッファ部の書込入力をこの入力バッファ部
から読出されたセルのヘッダ情報をもとに結合するスイ
ッチ部とを備え、前記入力バッファ部の読出速度および
前記出力バッファ部の書込速度は前記入力バッファ部の
書込速度のm倍(ただし1<m≦N)であり、前記出力
バッファ部には、この出力バッファ部に入力されたセル
の受信確認信号をこのセルの送信元の入力バッファ部に
返送する手段を備え、前記入力バッファ部には、前記入
力バッファ部の先頭セルを前記受信確認信号を受信する
まで繰り返して送出する手段を備えたATMスイッチで
ある。
【0008】ここで、本発明の特徴とするところは、前
記入力バッファ部のセル蓄積容量をそれぞれ個別に検出
する手段と、この検出する手段の検出出力とあらかじめ
設定された閾値とをそれぞれ個別に比較する手段とを備
え、前記比較する手段の出力がある前記先頭セルは送信
されなくともそれを廃棄して次のセルを先頭セルに繰り
上げる手段を備えたところにある。
【0009】前記返送する手段は、セル転送経路と同一
経路を逆方向に返送する手段を含むことが望ましい。
【0010】前記スイッチ部は、クロスポイントスイッ
チで構成されることが望ましい。
【0011】本願出願人は先願(1)特願平4−282
937号(2)特願平4−282978号(3)特願平
4−283012号(4)特願平5−007919号
(いずれも本願出願時において未公開)においてATM
スイッチを出願しているがこれとの相違点を次に述べ
る。
【0012】(1)特願平4−282937号は、入回
線側にセルバッファを設け、この読出速度を書込速度よ
りも高速にしている。本発明では入回線側の入力セル速
度と出回線側の出力セル速度とは同じである。また、一
定のスループットを確保しつつスイッチ規模を拡大する
とスイッチ内部速度が増加するところが本発明とは大き
な相違である。
【0013】(2)特願平4−282978号は、入回
線側および出回線側にセルバッファを設け、入回線側の
セルバッファの読出速度は書込速度よりも高速になって
おり、出回線側のセルバッファの書込速度は入回線側の
セルバッファの読出速度と同期して高速になっている。
入回線側からのセルの送出の制限があり、それは出回線
側のセルバッファのセル蓄積数の複数の閾値によって制
限する。本発明では入力バッファ部に閾値を設けてお
り、入力バッファ部のセル蓄積数とこの閾値とを比較し
ている。また、一定のスループットを確保しつつスイッ
チ規模を拡大するとスイッチ内部速度が増加するところ
が本発明とは大きな相違である。
【0014】(3)特願平4−283012号は、入回
線側および出回線側にセルバッファを設け、入回線側の
セルバッファの読出速度は書込速度よりも高速になって
おり、出回線側のセルバッファの書込速度は入回線側の
セルバッファの読出速度と同期して高速になっている。
入回線側からのセルの送出の制限は、送出したセルの廃
棄信号が返送された時点でセルの再送を行うか、または
受信確認信号の返送がないセルについて再送を行う。本
発明ではあらかじめセルの再送を繰り返し行っており、
廃棄信号または受信確認信号が返送されたらセルの送出
を禁止している。また、一定のスループットを確保しつ
つスイッチ規模を拡大するとスイッチ内部速度が増加す
るところが本発明とは大きな相違である。
【0015】(4)特願平5−007919号は、入回
線側に速度変換部を設け、出回線側に出力バッファ部を
設けて入回線側の速度変換部の読出速度は書込速度より
も高速になっている。速度変換部からのセルの送出の制
限は、あらかじめセルの再送を繰り返し行っており、廃
棄信号または受信確認信号が返送されたらセルの送出を
禁止する。一定のスループットを確保しつつスイッチ規
模を拡大するとスイッチ内部速度が増加するところが本
発明とは大きな相違である。
【0016】
【作用】入力バッファ部から書込み速度のm倍(1<m
≦N、N:スイッチ規模)の速度でセルを読出し、同一
セルの読出し回数を入力バッファ部のセル蓄積数と外部
から設定される閾値との比較結果に基づき設定する。1
セル周期に入力バッファ部から出力バッファ部に到達可
能なセル数を最大1セルに限定する。もし、1セル周期
内に1セルも出力バッファ部に到達できなかったときに
は、閾値に達するまでその後に続くセル周期においても
同一セルを繰り返し送出できる。
【0017】これにより、一定のスループットを確保し
つつスイッチ規模の拡大に伴うスイッチの内部速度の増
加を低減できる。
【0018】
【実施例】本発明実施例の構成を図1を参照して説明す
る。図1は本発明実施例の構成図である。
【0019】本発明は、8個の入回線101〜108を
それぞれ書込入力とする8個の入力バッファ部301〜
308と、8個の出回線201〜208をそれぞれ読出
出力とする8個の出力バッファ部401〜408と、こ
の入力バッファ部301〜308の読出出力およびこの
出力バッファ部401〜408の書込入力をこの入力バ
ッファ部301〜308から読出されたセルのヘッダ情
報をもとに結合するスイッチ部5とを備え、入力バッフ
ァ部301〜308の読出速度および出力バッファ部4
01〜408の書込速度は入力バッファ部301〜30
8の書込速度のm倍(ただし1<m≦8)であり、出力
バッファ部401〜408には、この出力バッファ部4
01〜408に入力されたセルの受信確認信号をこのセ
ルの送信元の入力バッファ部301〜308に返送する
手段を備え、入力バッファ部301〜308には、入力
バッファ部301〜308の先頭セルを前記受信確認信
号を受信するまで繰り返して送出する手段を備えたAT
Mスイッチである。
【0020】ここで、本発明の特徴とするところは、入
力バッファ部301〜308のセル蓄積容量をそれぞれ
個別に検出する手段と、この検出する手段の検出出力と
あらかじめ設定された閾値121〜128とをそれぞれ
個別に比較する手段とを備え、前記比較する手段の出力
がある前記先頭セルは送信されなくともそれを廃棄して
次のセルを先頭セルに繰り上げる手段を備えたところに
ある。
【0021】次に、本発明実施例の動作を説明する。入
力されるセルは、入力バッファ部301〜308により
m倍(1<m≦8、8:スイッチ規模)の速度に変換さ
れ、入力バッファ部301〜308からスイッチ部5に
向けて1セル周期に最大m回読出される。出力バッファ
部401〜408に受信されたセルは入力バッファ部3
01〜308からの読出しを出力バッファ部401〜4
08が生成する受信確認信号ACKにしたがい停止され
る。また、1セル周期に入力バッファ部301〜308
から出力バッファ部401〜408に到達可能なセル数
を1セルに限定する。さらに、同一セルの読出し回数は
読出す入力バッファ部301〜308のセル蓄積数と外
部から設定される閾値121〜128との比較結果に基
づき、各入力バッファ部301〜308が独自に決定す
る。
【0022】図2を参照して本発明実施例の動作をさら
に詳細に説明する。図2は入力バッファ部301〜30
8からのセル読出しタイミングを示すタイムチャートで
ある。ここでは、読出速度は4倍とした。1セル周期を
示すセル周期基準クロック14と読出周期を示す読出基
準クロック15とは、入力バッファ部301〜308に
外部から入力される。入力バッファ部301〜308
は、入回線101〜108から入力されるセルを4倍の
速度に変換し、セルを読出基準クロック15にしたがい
1セル周期に最大4回読出す。セル周期T1において
は、入力バッファ部301〜305から同一宛先「0」
を持つセルが読出され、読出周期t11では入力バッフ
ァ部301から信号線601に出力されたセルAが出力
バッファ部401に到達できる。セルを受信した出力バ
ッファ部401からは、入力バッファ部301に向けて
受信確認信号ACKが返送される。本発明実施例では、
受信確認信号ACKが返送された入力バッファ部301
は同一セル周期のセル読出しを行わない。このため、読
出周期t12ではセルAの読出しは停止され、入力バッ
ファ部302〜305からは読出周期t11に読出した
セルと同一のセルが再度読出される。この動作の繰り返
しにより、セル周期T1ではmに等しい4セルが出力バ
ッファ部401に到達できる。
【0023】読出周期t14に示すように、m回の読出
しにもかかわらず出力バッファ部に到達できないセルE
は、セルを読出す入力バッファ部305のセル蓄積数に
したがい、セル蓄積数が閾値以上である場合は廃棄さ
れ、以下の場合には次のセル周期T2での再送を決定さ
れる。
【0024】次に、図3および図4を参照して入力バッ
ファ部の動作を説明する。図3は入力バッファ部の構成
図である。図4は入力バッファ部の動作を示すタイムチ
ャートである。メモリ10から読出されるセルは、書込
まれる速度のm倍で1セル周期に最大m回読出される。
入回線105からセルが入力されるとメモリ10に蓄積
され、セル周期基準クロック14を基準としてセル蓄積
数カウンタ19にセル蓄積数がカウントされる。カウン
ト値は信号線13を介して比較回路17に入力される。
一方、メモリ10に蓄積されたセルは、読出基準クロッ
ク15を基準としてm倍の速度で信号線605を通して
スイッチ部5に読出される。信号線805を介して受信
確認信号ACKが入力されると、セルの読出しは信号線
15から入力される読出基準クロックを基に停止され
(セル周期T2、読出周期t24)、次セル周期T3に
おいては読出セルがXに変更される。また、受信確認信
号ACKが返送されずかつカウント値が閾値を超えてい
るとき、読出されているセルは廃棄される。先頭セル再
送回路20は、受信確認信号ACKが返送されるまで、
またはカウント値が閾値を超えるまでの間、先頭セルを
再送し続ける。ここで、閾値を「2」とすればセル周期
T4ではカウント値が3のため、次セル周期T5におい
て、受信確認信号ACK返送がなくとも読出セルはXか
らYに変更される。なお、閾値は入力バッファ部301
〜308内部に内蔵する構成とすることもできる。
【0025】次に、図5を参照して入力バッファ部30
1〜308の動作をさらに詳細に説明する。図5は入力
バッファ部301〜308の動作を示すフローチャート
である。入回線101〜108から入力バッファ部30
1〜308にセルが入力されると(S1)、セル蓄積数
カウンタ19は「1」加算される(S2)。このセル蓄
積数カウンタ19の計数値があらかじめ設定されている
閾値以下であれば(S3)、先頭セルを維持したまま書
込速度のm倍の読出速度で先頭セルを読出す(S5)。
この先頭セルに対する受信確認信号ACKが返送される
と(S6)、セル送出を停止して先頭セルを次のセルに
変更し、さらにセル蓄積数カウンタ19から「1」を減
算する(S7)。
【0026】セル蓄積数カウンタ19の計数値があらか
じめ設定されている閾値を超えれば(S3)、先頭セル
を更新しセル蓄積数カウンタ19から「1」を減算する
(S4)。この新たな先頭セルを書込速度のm倍の読出
速度で先頭セルを読出す(S5)。この先頭セルに対す
る受信確認信号ACKが返送されると(S6)、セル送
出を停止して先頭セルを次のセルに変更し、さらにセル
蓄積数カウンタ19から「1」を減算する(S7)。
【0027】受信確認信号ACKが返送されなければ
(S6)、セル蓄積数カウンタ19の計数値が閾値に達
するまで読出しは繰り返される。
【0028】次に、図6および図7を参照して出力バッ
ファ部401〜408を説明する。図6は出力バッファ
部401〜408のブロック構成図である。図7は出力
バッファ部401〜408の動作を示すタイムチャート
である。出力バッファ部401〜408は、信号線70
1〜708を介してセルが入力されたとき、メモリ制御
部9では受信確認信号ACKを生成し受信確認信号返送
線901〜908を介して受信確認信号ACKを返送す
る。
【0029】図7に示すように、セルが信号線701〜
708を介して入力されるとd時間後に受信確認信号A
CKをp時間だけ発生させて受信確認信号返送線901
〜908を介して返送する。時間dおよびpは、出力バ
ッファ部401〜408外部から設定される。この時間
dおよびpは、出力バッファ部401〜408の内部に
固定設定される構成とすることもできる。
【0030】図8ないし図10を参照してスイッチ部5
を説明する。図8はスイッチ部5の構成図である。図9
はクロスポイントスイッチのブロック構成図である。図
10はクロスポイントスイッチの動作を示すタイムチャ
ートである。図8に示すように、本発明実施例装置のス
イッチ部5はクロスポイントスイッチで構成されてい
る。セルまたは受信確認信号ACKは同一の経路により
それぞれ転送または返送される。
【0031】図9にクロスポイントスイッチのブロック
構成を示した。ヘッダ照合回路1は、信号線11から入
力されるセルのヘッダに含まれる出力宛先を照合し、一
致か否かの結果を信号線35に出力する。セル経路分岐
回路3は、信号線35の値をもとに、信号線11から入
力されるセルの経路の分岐を行う。ACK切替部2は、
信号線35の値をもとに信号線24から入力される受信
確認信号ACKの返送経路を切替える。OR回路4は、
隣接するクロスポイントから信号線22を介して転送さ
れる受信確認信号ACKと、信号線24を介して転送さ
れる受信確認信号ACKを加算して信号線21に出力す
る。
【0032】図10に示すように、信号線11から入力
されるセルはヘッダ照合回路1で出力宛先を照合され
る。出力宛先が一致した場合にヘッダ照合回路1は、信
号線35の信号がハイレベルのときは信号線11から入
力される信号を信号線34に通過させ、ロウレベルのと
きは信号線13から入力される信号を信号線34に通過
させるてスイッチングを実行する。一方、出力バッファ
部部401〜408から返送される受信確認信号ACK
は信号線24から入力され、ACK切替部2は、信号線
35の信号がハイレベルのとき信号線21に受信確認信
号ACKを出力し、ロウレベルのとき信号線23に出力
する。また、信号線22から入力される受信確認信号A
CKは、OR回路4により信号線24から入力される受
信確認信号ACKと加算され、信号線21に出力され
る。以上の動作により、セル転送と同一の経路で受信確
認信号ACKを返送することができる。このクロスポイ
ントスイッチは、光回路により構成することもできる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればス
イッチ規模の拡大に伴い増加するスイッチ内部速度の増
加を低減できる。
【0034】一定のスループットを確保しつつ、1セル
周期の多重数を低減できるATMスイッチが実現でき
る。
【0035】前記先願は、一定のスループットを確保し
つつスイッチ規模を拡大するとスイッチ内部速度を高速
化する必要があるが、本発明ではスイッチ規模を拡大し
ても読出速度の増加が低減できる効果がある。その他の
先願と本発明との効果の相違は以下のとおりである。
【0036】(1)先願特願平4−282937号は、
入回線の入力セル速度よりも出回線の出力セル速度が高
速になり、後続に高速な装置を用意しなければならなか
ったが本発明ではセル速度を変化させることなく交換が
行える。
【0037】(2)先願特願平4−282978号は、
入回線側からのセルの送出の制限は、出回線側のセルバ
ッファのセル蓄積数の複数の閾値によって制限し、構成
が複雑であったが本発明では受信確認信号が返送される
だけであり、ハードウェア構成を簡単にできる。
【0038】(3)先願特願平4−283012号は、
入回線側からのセルの送出の制限は、送出したセルの廃
棄信号が返送された時点でセルの再送を行うか、または
受信確認信号の返送がないセルについて再送を行うた
め、各信号が返送されてから再送手順が開始されるが本
発明では再送を始めから行っており、受信確認信号の返
送があればその再送を停止する構成であるため高速化に
対応できる。
【0039】(4)先願特願平5−007919号は、
入回線側に速度変換部を設け、セルが1セル蓄積される
だけであったが、本発明では入力バッファ部が設けられ
入力セルが複数蓄積できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の構成図。
【図2】入力バッファ部からのセル読出しタイミングを
示すタイムチャート。
【図3】入力バッファ部の構成図。
【図4】入力バッファ部の動作を示すタイムチャート。
【図5】入力バッファ部の動作を示すフローチャート。
【図6】出力バッファ部のブロック構成図。
【図7】出力バッファ部の動作を示すタイムチャート。
【図8】スイッチ部の構成図。
【図9】クロスポイントスイッチのブロック構成図。
【図10】クロスポイントスイッチの動作を示すタイム
チャート。
【図11】従来例装置の構成図。
【図12】速度変換部からのセル読出しを示すタイムチ
ャート。
【符号の説明】
1 ヘッダ照合回路 2 ACK切替部 3 セル経路分岐回路 4 OR回路 5 スイッチ部 6 1セル蓄積用バッファ 7 バッファ制御部 8 コピー回路 9 メモリ制御部 10 メモリ 14 セル周期基準クロック 15 読出基準クロック 16 読出制御線 17 比較回路 19 セル蓄積数カウンタ 20 先頭セル再送回路 25 読出クロック 31 メモリ制御回路 50 制御回路 101〜108 入回線 121〜128 閾値 201〜208 出回線 210〜240 速度変換部 301〜308 入力バッファ部 401〜408 出力バッファ部 11、12、13、18、21〜24、34、35、6
01〜608、701〜708、801〜808 信号
線 901〜908 受信確認信号返送線 T1〜T5 セル周期 t11〜t54 読出周期

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数N個の入回線をそれぞれ書込入力と
    するN個の入力バッファ部と、複数M個の出回線をそれ
    ぞれ読出出力とするM個の出力バッファ部と、この入力
    バッファ部の読出出力およびこの出力バッファ部の書込
    入力をこの入力バッファ部から読出されたセルのヘッダ
    情報をもとに結合するスイッチ部とを備え、 前記入力バッファ部の読出速度および前記出力バッファ
    部の書込速度は前記入力バッファ部の書込速度のm倍
    (ただし1<m≦N)であり、 前記出力バッファ部には、この出力バッファ部に入力さ
    れたセルの受信確認信号をこのセルの送信元の入力バッ
    ファ部に返送する手段を備え、 前記入力バッファ部には、前記入力バッファ部の先頭セ
    ルを前記受信確認信号を受信するまで繰り返して送出す
    る手段を備えたATMスイッチにおいて、 前記入力バッファ部のセル蓄積容量をそれぞれ個別に検
    出する手段と、 この検出する手段の検出出力とあらかじめ設定された閾
    値とをそれぞれ個別に比較する手段とを備え、 前記比較する手段の出力がある前記先頭セルは送信され
    なくともそれを廃棄して次のセルを先頭セルに繰り上げ
    る手段を備えたことを特徴とするATMスイッチ。
  2. 【請求項2】 前記返送する手段は、セル転送経路と同
    一経路を逆方向に返送する手段を含む請求項1記載のA
    TMスイッチ。
  3. 【請求項3】 前記スイッチ部は、クロスポイントスイ
    ッチで構成された請求項1記載のATMスイッチ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010093421A (ja) * 2008-10-06 2010-04-22 Alaxala Networks Corp 受信側装置、伝送装置、伝送方法およびプログラム

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