JPH06232483A - 発光素子および発光素子駆動回路 - Google Patents

発光素子および発光素子駆動回路

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JPH06232483A
JPH06232483A JP1737593A JP1737593A JPH06232483A JP H06232483 A JPH06232483 A JP H06232483A JP 1737593 A JP1737593 A JP 1737593A JP 1737593 A JP1737593 A JP 1737593A JP H06232483 A JPH06232483 A JP H06232483A
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JP
Japan
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light
emitting element
light emitting
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output
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Application number
JP1737593A
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English (en)
Inventor
Ichiro Nakamura
一郎 中村
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 発光素子駆動回路において、光出力及び消光
比が伝送速度の影響を受けない発光素子駆動回路を得
る。 【構成】 発光素子3の主にレーザ発光モードの光を受
光する第1の受光素子4の出力の平均値で発光素子3の
変調電流を所定値に制御する変調電流制御回路7と、発
光素子3の主に自然発光モードの光を受光する第2の受
光素子5の出力の平均値で発光素子3のバイアス電流を
制御するバイアス電流制御回路10とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は発光素子及び発光素子
駆動回路の光出力特性の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は例えば特開昭59−78588号
公報に示された、しきい値電流と微分効率が温度により
変化する発光素子駆動回路の従来構成を示す図であり、
図5において、1は2値データ入力端子、2は電流変調
回路、3は発光素子、4は発光素子3の光出力の一部を
受光する受光素子、12は平均値検出回路、13は電流
変調回路2の変調電流を制御する変調電流制御回路、1
4はピーク値検出回路、15は可変減衰器、16はバイ
アス電流制御回路、17はバイアス回路である。
【0003】次に動作について説明する。2値データ入
力端子1に加えられた信号は電流変調回路2によって変
調電流に変換され発光素子3に印加される。発光素子3
の光出力の一部が受光素子4により電流に変換され、平
均値検出回路12とピーク値検出回路14に加えられ
る。バイアス電流制御回路16はピーク値検出回路14
で検出されたピーク値が一定になるようにバイアス回路
17を制御し、バイアス回路17は発光素子3にバイア
ス電流を供給する。変調電流制御回路13は、可変減衰
器15を介して入力されたピーク値検出回路14の出力
と、平均値検出回路12の出力とが入力され、ピーク値
と平均値の比が所定の値になる様に電流変調回路2の変
調電流値を制御する。したがって、ピーク値及びピーク
値と平均値の比がほぼ一定に保たれるので、発光素子3
の光出力の値及び消光比はほぼ一定に保たれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の発光素子駆動回
路は以上のように構成されているので、伝送速度が高く
なった場合、光出力のピーク値を検出するために、受光
素子とピーク値検出回路の応答速度も伝送速度に応じて
高速化する必要がある。受光素子とピーク値検出回路の
応答速度の高速化が困難な場合は、光出力のピーク値が
正しく検出されず、制御誤差が発生するため、光出力と
消光比が所定値より変動する問題点があった。
【0005】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、光出力及び消光比が伝送速度
により変動しない発光素子駆動回路を得ることを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明による発光素子
駆動回路は、レーザ発光モードの光を受光する受光素子
と、自然発光モードの光を受光する受光素子を備え、そ
れぞれの受光素子で光出力の平均値を検出し、光出力と
消光比を制御するようにしたものである。
【0007】
【作用】この発明による発光素子駆動回路は、レーザ発
光モードの光を受光する受光素子と、自然発光コードの
光を受光する受光素子を備えることにより、発光素子の
光出力の平均値をそれぞれの受光素子で検出し、光出力
と消光比を制御するため、受光素子とその出力の検出回
路の応答速度の高速化が不要であり、光出力及び消光比
が伝送速度の影響を受けない。
【0008】
【実施例】実施例1.図1は、この発明の一実施例の構
成を示す図であり、1は2値データ入力端子、2は電流
変調回路、3は発光素子、4は発光素子3の主にレーザ
発光モードの光の一部を受光する第1の受光素子、5は
発光素子3の主に自然発光モードの光の一部を受光する
第2の受光素子、6は第1の受光素子4に接続された第
1の平均値検出回路、7は電流変調回路2の変調電流を
制御する変調電流制御回路、8は第2の受光素子5に接
続された第2の平均値検出回路、9はバイアス電流制御
回路、10はバイアス回路である。
【0009】図1の様に構成された発光素子駆動回路に
おいて、2値データ入力端子1に加えられた信号は電流
変調回路2によって変調電流に変換され発光素子3に印
加される。発光素子3がレーザダイオードの場合、自然
発光モードとレーザ発光モードの二つの発光モードを有
する。
【0010】図2は発光素子3がレーザダイオードの場
合の光の放射パターンを示す図であり、図2の破線が自
然発光モードの放射パターン、実線がレーザ発光モード
の放射パターンである。したがって、図2の実線部分に
第1の受光素子4、破線部分に第2の受光素子5を置け
ば、第1の受光素子4は主に発光素子3の主にレーザ発
光モードの光を受光し、第2の受光素子5は発光素子3
の主に自然発光モードの光を受光する。
【0011】第1の受光素子4の出力の平均値が第1の
平均値検出回路6により検出され変調電流制御回路7に
入力される。変調電流制御回路7は第1の平均値検出回
路6で検出された平均値が所定の値になる様に電流変調
回路2の変調電流を制御する。すなわち、発光素子3の
レーザ発光モードの光の平均値が所定値に保たれる。さ
らに、第2の受光素子5の出力の平均値が第2の平均値
検出回路8により検出され、バイアス電流制御回路9に
入力される。バイアス電流制御回路9は第2の平均値検
出回路8で検出された平均値が所定の値になる様にバイ
アス回路10を制御し、バイアス回路10は発光素子3
にバイアス電流を供給する。すなわち、発光素子3の自
然発光モードの光の平均値が所定値に保たれる。したが
って、発光素子3の光出力と消光比がほぼ一定に保たれ
る様に動作する。
【0012】図3は上記実施例1の動作説明図であり、
電流−光出力特性が曲線aで示される場合、バイアス電
流はIb1、変調電流はIm1にて所定の光出力が得られる
ものとする。温度上昇等により曲線bの特性になったと
き、自然発光モードの光出力の平均値が一定になるよう
に動作するためバイアス電流はIb2、レーザ発光モード
の光出力の平均値も一定になるように動作するため、変
調電流はIm2になる。したがって光出力及び消光比はほ
ぼ一定に保たれる。このとき、自然発光モードの光出力
は波形cのようになる。もし、バイアス電流がIb3のよ
うに増加したとすれば、自然発光モードの光出力は波形
dのようになるため、平均値が所定の値より大きくなる
ため、バイアス電流を小さくするように動作し、自然発
光モードの光出力の波形がcになるまでバイアス電流が
減少する。
【0013】以上のように、第1の受光素子4、第2の
受光素子5の出力の平均値を検出することにより発光素
子3の光出力等を制御しているため、それぞれの受光素
子及びその出力の検出回路の応答速度は、伝送速度に比
べ十分低速でも良く、光出力と消光比が伝送速度の影響
を受けない。
【0014】実施例2.図4は、この発明の他の実施例
の構成を示す図である。図4において、1〜10は図1
に示すものと同じであり、11は第1の平均値検出回路
6の出力と第2の平均値検出回路8の出力の差を求める
減算回路である。
【0015】図4の様に構成された発光素子駆動回路に
おいて、発光素子3の主にレーザ発光モードの光を受光
する第1の受光素子4の出力を第1の平均値検出回路6
で平均値に変換した値と、発光素子3の主に自然発光モ
ードの光を受光する第2の受光素子5の出力を第2の平
均値検出回路8で平均値に変換した値との差を減算回路
11で求め、その出力が変調電流制御回路7に入力され
る。変調電流制御回路7は減算回路11の出力が所定の
値になる様に電流変調回路2の変調電流を制御する。す
なわち、発光素子3のレーザ発光モードの光の平均値と
自然発光モードの光の平均値の差が所定値に保たれる。
さらに、第2の平均値検出回路8の出力はバイアス電流
制御回路9にも入力される。バイアス電流制御回路9は
第2の平均値検出回路8の出力が所定の値になる様にバ
イアス回路10を制御し、バイアス回路10は発光素子
3にバイアス電流を供給する。すなわち、発光素子3の
自然発光モードの光の平均値が所定値に保たれる。した
がって、発光素子3の光出力と消光比がほぼ一定に保た
れる。
【0016】図4では第1の受光素子4の出力の平均値
と第2の受光素子5の出力の平均値の差により変調電流
を制御するので、より正確な制御が可能であり、発光素
子3の光出力と消光比の安定度が高くなる。以上のよう
に構成されているので、実施例2も実施例1と同じよう
に、光出力と消光比が伝送速度の影響を受けない。
【0017】実施例3.図1、図2および図5に示す発
光素子は発光素子3と上記発光素子3の主にレーザ光を
受光する第1の受光素子4と、上記発光素子3の主に自
然発光モードの光の一部を受光する第2の受光素子5と
を備えている。上記の様に構成された発光素子は、実施
例1または実施例2に示した発光素子駆動に使用でき
る。すなわち第1及び第2の受光素子の片方、また両方
の応答速度が遅くても、高速の伝送速度の信号伝送に使
用できる。
【0018】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、発光
素子の光出力の主にレーザ発光モードを受光する第1の
受光素子と、光出力の主に自然発光モードの光を受光す
る第2の受光素子のそれぞれの出力の平均値により発光
素子の光出力を制御することにより、光出力及び消光比
が伝送速度の影響を受けない効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す構成図である。
【図2】発光素子の光の放射パターンを示す図である。
【図3】この発明の実施例1の動作説明図である。
【図4】この発明の実施例2を示す構成図である。
【図5】従来の発光素子駆動回路の構成図である。
【符号の説明】
1 2値データ入力端子 2 電流変調回路 3 発光素子 4 第1の受光素子 5 第2の受光素子 6 第1の平均値検出回路 7 変調電流制御回路 8 第2の平均値検出回路 9 バイアス電流制御回路 10 バイアス回路 11 減算回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光素子と、上記発光素子の主にレーザ
    発光モードの光の一部を受光する第1の受光素子と、上
    記発光素子の主に自然発光モードの光の一部を受光する
    第2の受光素子とを備えたことを特徴とする発光素子。
  2. 【請求項2】 2値データに対応したパルス電流を出力
    する電流変調回路と、上記電流変調回路に接続された発
    光素子と、上記発光素子の主にレーザ発光モードの光の
    一部を受光する第1の受光素子と、上記発光素子の主に
    自然発光モードの光の一部を受光する第2の受光素子
    と、上記第1の受光素子の出力の平均値により上記電流
    変調回路の変調電流を制御する変調電流制御回路と、上
    記第2の受光素子の出力の平均値により上記発光素子の
    バイアス電流を制御する回路とを備えたことを特徴とす
    る発光素子駆動回路。
  3. 【請求項3】 2値データに対応したパルス電流を出力
    する電流変調回路と、上記電流変調回路に接続された発
    光素子と、上記発光素子の主にレーザ発光モードの光の
    一部を受光する第1の受光素子と、上記発光素子の主に
    自然発光モードの光の一部を受光する第2の受光素子
    と、上記第1の受光素子の出力の平均値と第2の受光素
    子の出力の平均値との差により上記電流変調回路の変調
    電流を制御する変調電流制御回路と、上記第2の受光素
    子の出力の平均値により上記発光素子のバイアス電流を
    制御するバイアス電流制御回路とを備えたことを特徴と
    する発光素子駆動回路。
JP1737593A 1993-02-04 1993-02-04 発光素子および発光素子駆動回路 Pending JPH06232483A (ja)

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JP (1) JPH06232483A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3920178A1 (de) * 1988-06-20 1989-12-21 Sharp Kk Bilderzeugungsvorrichtung

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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