JPH06231580A - 半導体メモリ回路 - Google Patents
半導体メモリ回路Info
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- JPH06231580A JPH06231580A JP5016029A JP1602993A JPH06231580A JP H06231580 A JPH06231580 A JP H06231580A JP 5016029 A JP5016029 A JP 5016029A JP 1602993 A JP1602993 A JP 1602993A JP H06231580 A JPH06231580 A JP H06231580A
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- JP
- Japan
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- circuit
- signal
- level
- memory cell
- semiconductor memory
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Abstract
(57)【要約】
【目的】選択状態になるメモリセルに、前のビット線の
データを書き込ませない。又、非選択状態にあるメモリ
セルに次のデータを書き込ませない。 【構成】メモリセル51〜54の行及び列選択信号を制
御する回路と、ビット線L1,L2;L3,L4をプル
アップ及びバランスさせるパルスと論理を取り、パルス
発生期間内には、行及び列選択信号を選択状態にしな
い。又、パルス発生終了後は、選択される行及び列選択
信号のみ動作状態となる。
データを書き込ませない。又、非選択状態にあるメモリ
セルに次のデータを書き込ませない。 【構成】メモリセル51〜54の行及び列選択信号を制
御する回路と、ビット線L1,L2;L3,L4をプル
アップ及びバランスさせるパルスと論理を取り、パルス
発生期間内には、行及び列選択信号を選択状態にしな
い。又、パルス発生終了後は、選択される行及び列選択
信号のみ動作状態となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体メモリ回路に関
し、特に対で構成されたビット線のプルアップ及びバラ
ンスをパルスにて制御する半導体メモリ回路に関する。
し、特に対で構成されたビット線のプルアップ及びバラ
ンスをパルスにて制御する半導体メモリ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の半導体メモリ回路である。
図5において、説明の便宜上、4つのメモリセル51,
52,53,54だけとする。一対のビット線L1とL
2,一対のビット線L3とL4と、列選択回路61,6
2と、列選択回路61,62を選択するためのアンド回
路6,7と、行選択用アンド回路4,5と、ライト・リ
ード回路8と、ATD回路9と、読み出し時にビット線
のレベルがGNDレベルまで低下するのを防ぐPチャネ
ルMOSトランジスタ1,2(以下、PchTr1,2
と称す)と、2個のプルアップバランサ回路3とで構成
されている。
図5において、説明の便宜上、4つのメモリセル51,
52,53,54だけとする。一対のビット線L1とL
2,一対のビット線L3とL4と、列選択回路61,6
2と、列選択回路61,62を選択するためのアンド回
路6,7と、行選択用アンド回路4,5と、ライト・リ
ード回路8と、ATD回路9と、読み出し時にビット線
のレベルがGNDレベルまで低下するのを防ぐPチャネ
ルMOSトランジスタ1,2(以下、PchTr1,2
と称す)と、2個のプルアップバランサ回路3とで構成
されている。
【0003】次に動作について、図5,図6を参照して
説明する。図6は図5の従来例のタイミング図である。
説明する。図6は図5の従来例のタイミング図である。
【0004】(1)書き込み動作時の説明 WE信号が高(High)レベルから低(Low)レベ
ルに変化することにより、書き込み状態となる。WE信
号又はアドレス信号が変化すると、前記2つの信号の変
化を感知して、ATD回路9は、凹型のワンショットパ
ルスを発生し、信号線L11に出力する。信号線L11
は、プルアップ・バランサ回路3に接続されており、凹
型のワンショットパルス発生期間T1のみプルアップ・
バランサ回路3が動作状態となる。ビット線L1,L2
及びL3,L4に接続されているプルアップ・バランサ
回路3は、前動作時にて異電位となっていたビット線L
1,L2をプルアップ及びバランスして同電位にする。
又、ビット線L3,L4も同様である。
ルに変化することにより、書き込み状態となる。WE信
号又はアドレス信号が変化すると、前記2つの信号の変
化を感知して、ATD回路9は、凹型のワンショットパ
ルスを発生し、信号線L11に出力する。信号線L11
は、プルアップ・バランサ回路3に接続されており、凹
型のワンショットパルス発生期間T1のみプルアップ・
バランサ回路3が動作状態となる。ビット線L1,L2
及びL3,L4に接続されているプルアップ・バランサ
回路3は、前動作時にて異電位となっていたビット線L
1,L2をプルアップ及びバランスして同電位にする。
又、ビット線L3,L4も同様である。
【0005】さらに、ライト・リード回路8は、WE信
号と書き込みデータ信号を受け、信号線L9にGNDレ
ベル,信号線L10にVccレベルを出力し、列選択回
路61が選択のため信号線L9とビット線L1、信号線
L10とビット線L2が接続状態となり、ビット線L1
をLowレベル(GNDレベル)に、ビット線L2をV
ccレベルにする。
号と書き込みデータ信号を受け、信号線L9にGNDレ
ベル,信号線L10にVccレベルを出力し、列選択回
路61が選択のため信号線L9とビット線L1、信号線
L10とビット線L2が接続状態となり、ビット線L1
をLowレベル(GNDレベル)に、ビット線L2をV
ccレベルにする。
【0006】又、正規アドレス信号により行アドレス7
1にHighレベル、行アドレス72にLowレベルが
入力されて、アンド回路4の出力L5はHighレベ
ル、アンド回路5の出力L6はLowレベルで、メモリ
セル51を選択し、ビット線L1,L2のレベルをメモ
リセル51内に書き込む。
1にHighレベル、行アドレス72にLowレベルが
入力されて、アンド回路4の出力L5はHighレベ
ル、アンド回路5の出力L6はLowレベルで、メモリ
セル51を選択し、ビット線L1,L2のレベルをメモ
リセル51内に書き込む。
【0007】ここでは、正規アドレス信号により列アド
レスは変化しないと仮定し、列アドレス81にはHig
hレベル、列アドレス82はLowレベルが入力された
ままで、列選択回路61が選択状態とする。
レスは変化しないと仮定し、列アドレス81にはHig
hレベル、列アドレス82はLowレベルが入力された
ままで、列選択回路61が選択状態とする。
【0008】前記信号線L5のレベルがLowレベルか
らHighレベル、信号線L6のレベルがHighレベ
ルからLowレベルに変化する期間は、凹型のワンショ
ットパルス発生期間T1、すなわちビット線のプルアッ
プ及びバランス期間に行うよう設定されている。これ
は、対のビット線がVccとLowレベル(GNDレベ
ル)の異電位に開いた状態時になってから、信号線L
5,L6の変化を行なうと、信号線L5,L6にて選択
されるメモリセルの両方に書き込みデータを書き込んで
しまう可能性があるためである。
らHighレベル、信号線L6のレベルがHighレベ
ルからLowレベルに変化する期間は、凹型のワンショ
ットパルス発生期間T1、すなわちビット線のプルアッ
プ及びバランス期間に行うよう設定されている。これ
は、対のビット線がVccとLowレベル(GNDレベ
ル)の異電位に開いた状態時になってから、信号線L
5,L6の変化を行なうと、信号線L5,L6にて選択
されるメモリセルの両方に書き込みデータを書き込んで
しまう可能性があるためである。
【0009】(2)読み出し動作時の説明 WE信号がLowレベルからHighレベルに変化する
ことにより、読み出し状態となる。読み出し動作時も書
き込み動作時と同様にWE信号、又はアドレス信号が変
化すると前記2つの信号の変化を感知して、ATD回路
9より凹型ワンショットパルスを発生し、信号線L11
に出力する。この凹型ワンショットパルス発生期間T1
のみプルアップ・バランサ回路3は動作状態となる。
ことにより、読み出し状態となる。読み出し動作時も書
き込み動作時と同様にWE信号、又はアドレス信号が変
化すると前記2つの信号の変化を感知して、ATD回路
9より凹型ワンショットパルスを発生し、信号線L11
に出力する。この凹型ワンショットパルス発生期間T1
のみプルアップ・バランサ回路3は動作状態となる。
【0010】又、前動作にてビット線L1がLowレベ
ル(GNDレベル)、ビット線L2がVccレベルとな
っており、前記凹型ワンショットパルス発生期間T1に
てビット線L1,L2をプルアップ及びバランスする。
又、正規アドレス信号にて行アドレス71にLowレベ
ル、行アドレス72にHighレベルが入力され、アン
ド回路4の出力L5がLowレベル、アンド回路5の信
号線L6がHighレベルとなり、メモリセル52を選
択、メモリセル51を非選択として、ビット線L1,L
2にメモリセル52内に保持していた読み出しデータを
出力する。ここでは、正規アドレス信号により列アドレ
ス81,82は変化しないと仮定しているため、信号線
L9とビット線L1,信号線L10とビット線L2が接
続状態であり、ライト・リード回路8に読み出しデータ
を出力する。
ル(GNDレベル)、ビット線L2がVccレベルとな
っており、前記凹型ワンショットパルス発生期間T1に
てビット線L1,L2をプルアップ及びバランスする。
又、正規アドレス信号にて行アドレス71にLowレベ
ル、行アドレス72にHighレベルが入力され、アン
ド回路4の出力L5がLowレベル、アンド回路5の信
号線L6がHighレベルとなり、メモリセル52を選
択、メモリセル51を非選択として、ビット線L1,L
2にメモリセル52内に保持していた読み出しデータを
出力する。ここでは、正規アドレス信号により列アドレ
ス81,82は変化しないと仮定しているため、信号線
L9とビット線L1,信号線L10とビット線L2が接
続状態であり、ライト・リード回路8に読み出しデータ
を出力する。
【0011】ここでも書き込み動作時と同様に凹型ワン
ショットパルス発生期間T13すなわちビット線のプル
アップ及びバランス期間に信号線L5,L6の変化を行
なう設定となっている。これも書き込み動作時と同様
に、対のビット線がVccとLowレベル(GNDレベ
ル)の異電位に開いた状態時に信号線L5,L6の変化
を行なうと、信号線L5,L6にて選択されるメモリセ
ルの両方にビット線に残っている書き込みデータを書き
込んでしまう可能性があるためである。
ショットパルス発生期間T13すなわちビット線のプル
アップ及びバランス期間に信号線L5,L6の変化を行
なう設定となっている。これも書き込み動作時と同様
に、対のビット線がVccとLowレベル(GNDレベ
ル)の異電位に開いた状態時に信号線L5,L6の変化
を行なうと、信号線L5,L6にて選択されるメモリセ
ルの両方にビット線に残っている書き込みデータを書き
込んでしまう可能性があるためである。
【0012】ここで、WE信号とは、アドレス信号の変
化もしくは書き込み及び読み出し状態を制御する信号の
ことであり、ATD回路とは、WE信号の変化を感知し
てパルスを発生する回路のことである。
化もしくは書き込み及び読み出し状態を制御する信号の
ことであり、ATD回路とは、WE信号の変化を感知し
てパルスを発生する回路のことである。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】この従来回路では、メ
モリセルを選択するための行選択信号線L5,L6の変
化を凹型ワンショットパルス発生期間T1すなわち異電
位となったビット線のプルアップ及びバランス期間に行
なっているが、論理的に前記期間T1に行う構成となっ
ていない。このため、プロセスのばらつき及び温度の変
化により、タイミングのずれが生じ、対のビット線がV
ccレベルとLowレベル(GNDレベル)の異電位期
間にある時変化し、正規アドレス信号により選択される
メモリセルに前動作のデータや前動作にて選択されてい
たメモリセルに次動作のデータを誤書き込むという問題
点があった。
モリセルを選択するための行選択信号線L5,L6の変
化を凹型ワンショットパルス発生期間T1すなわち異電
位となったビット線のプルアップ及びバランス期間に行
なっているが、論理的に前記期間T1に行う構成となっ
ていない。このため、プロセスのばらつき及び温度の変
化により、タイミングのずれが生じ、対のビット線がV
ccレベルとLowレベル(GNDレベル)の異電位期
間にある時変化し、正規アドレス信号により選択される
メモリセルに前動作のデータや前動作にて選択されてい
たメモリセルに次動作のデータを誤書き込むという問題
点があった。
【0014】本発明の目的は、前動作のデータを書き込
んだり、前動作にて選択されたメモリセルに次動作のデ
ータを書き込んだりすることのないようにした半導体メ
モリ回路を提供することにある。
んだり、前動作にて選択されたメモリセルに次動作のデ
ータを書き込んだりすることのないようにした半導体メ
モリ回路を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の構成は、互いに
異電位にある一対のビット線をアドレス信号の変化もし
くは書き込み及び読み出し状態を制御する信号の変化を
感知して、パルスを発生する回路により制御し、前記ビ
ット線をプルアップ及びバランスする半導体メモリ回路
において、前記パルスの発生期間は全てのメモリセルを
非選択状態にする論理手段を設けたことを特徴とする。
異電位にある一対のビット線をアドレス信号の変化もし
くは書き込み及び読み出し状態を制御する信号の変化を
感知して、パルスを発生する回路により制御し、前記ビ
ット線をプルアップ及びバランスする半導体メモリ回路
において、前記パルスの発生期間は全てのメモリセルを
非選択状態にする論理手段を設けたことを特徴とする。
【0016】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例の半導体メモリ
回路を示す回路図である。図2は図1の動作を示すタイ
ミング図である。図1,図2において、説明の便宜上、
4つのメモリセル51,52,53,54があるとす
る。
回路を示す回路図である。図2は図1の動作を示すタイ
ミング図である。図1,図2において、説明の便宜上、
4つのメモリセル51,52,53,54があるとす
る。
【0017】本実施例は、一対のビット線L1,L2;
L3,L4,列選択回路61,62,列選択回路61,
62を選択するためのアンド回路6,7,行選択用のア
ンド回路4,5,ライト・リード回路8,ATD回路
9,読み出し時にビット線のレベルがGNDレベルまで
低下するのを防ぐためのPchTr1,2を含み、構成
されている。
L3,L4,列選択回路61,62,列選択回路61,
62を選択するためのアンド回路6,7,行選択用のア
ンド回路4,5,ライト・リード回路8,ATD回路
9,読み出し時にビット線のレベルがGNDレベルまで
低下するのを防ぐためのPchTr1,2を含み、構成
されている。
【0018】ここで、AND(アンド)回路4,5は、
それぞれ行アドレス71,72を入力とするだけでな
く、ATD回路出力信号線L11の信号も入力とする。
アンド回路6,7は、それぞれ列アドレス82,81を
入力とする。
それぞれ行アドレス71,72を入力とするだけでな
く、ATD回路出力信号線L11の信号も入力とする。
アンド回路6,7は、それぞれ列アドレス82,81を
入力とする。
【0019】(1)書き込み動作時の説明 WE信号がHighレベルからLowレベルに変化する
ことにより、書き込み動作となる。WE信号又はアドレ
ス信号が変化すると、前記2つの信号の変化を感知し
て、ATD回路9は、凹型のワンショットパルスを発生
し、信号線L11に出力する。信号線L11は、プルア
ップ・バランサ回路3と行選択用のアンド回路4,5に
接続されており、凹型のワンショットパルス発生期間T
1のみ、プルアップ・バランサ回路3が動作状態とな
る。ビット線L1,L2及びL3,L4に接続されてい
るプルアップ・バランサ回路3が動作状態時は、行選択
用アンド回路4,5にも凹型ワンショットパルスが入力
されており、共に非選択状態で信号線L5,L6はLo
wレベルとなる。よって、メモリセル51〜54全て非
選択となる。又、前の動作にてメモリセル52が選択さ
れており、メモリセル52内の保持データにてビット線
L1,L2のレベルが異電位となっている。さらに、ビ
ット線L3,L4は列選択回路62が選択されていない
が、ビット線L3,L4も異電位である。よって、メモ
リセル非選択時に異電位のビット線L1,L2及びL
3,L4をプルアップ・バランスさせ、Vccレベルの
同電位とする。ライト・リード回路8は、WE信号と書
き込みデータ信号とを受け、信号線L9にGNDレベ
ル,信号線L10にVccレベルを出力し、列選択回路
61が選択状態であるため、信号線L9とビット線L
1,信号線L10とビット線L2が接続状態となり、ビ
ット線L1をLowレベル(GNDレベル)に、ビット
線L2をVccレベルとする。
ことにより、書き込み動作となる。WE信号又はアドレ
ス信号が変化すると、前記2つの信号の変化を感知し
て、ATD回路9は、凹型のワンショットパルスを発生
し、信号線L11に出力する。信号線L11は、プルア
ップ・バランサ回路3と行選択用のアンド回路4,5に
接続されており、凹型のワンショットパルス発生期間T
1のみ、プルアップ・バランサ回路3が動作状態とな
る。ビット線L1,L2及びL3,L4に接続されてい
るプルアップ・バランサ回路3が動作状態時は、行選択
用アンド回路4,5にも凹型ワンショットパルスが入力
されており、共に非選択状態で信号線L5,L6はLo
wレベルとなる。よって、メモリセル51〜54全て非
選択となる。又、前の動作にてメモリセル52が選択さ
れており、メモリセル52内の保持データにてビット線
L1,L2のレベルが異電位となっている。さらに、ビ
ット線L3,L4は列選択回路62が選択されていない
が、ビット線L3,L4も異電位である。よって、メモ
リセル非選択時に異電位のビット線L1,L2及びL
3,L4をプルアップ・バランスさせ、Vccレベルの
同電位とする。ライト・リード回路8は、WE信号と書
き込みデータ信号とを受け、信号線L9にGNDレベ
ル,信号線L10にVccレベルを出力し、列選択回路
61が選択状態であるため、信号線L9とビット線L
1,信号線L10とビット線L2が接続状態となり、ビ
ット線L1をLowレベル(GNDレベル)に、ビット
線L2をVccレベルとする。
【0020】ここで、正規アドレス信号により行アドレ
ス71はHighレベル,行アドレス72にLowレベ
ルが入力され、さらに凹型ワンショットパルスの発生期
間T1が終了すると、信号線L11がHighレベルと
なり、行選択信号用のアンド回路4が選択されて、信号
線L5がHighレベルとなり、メモリセル51を選択
し、ビット線L1,L2のレベルをメモリセル51に書
き込む。このように、凹型ワンショットパルス発生期間
T1、すなわちビット線がプルアップ・バランサ回路3
にてプルアップ及びバランスが完了するまでは、行選択
信号L5,L6がLowレベルの状態であり、メモリセ
ルの選択を行なわない。
ス71はHighレベル,行アドレス72にLowレベ
ルが入力され、さらに凹型ワンショットパルスの発生期
間T1が終了すると、信号線L11がHighレベルと
なり、行選択信号用のアンド回路4が選択されて、信号
線L5がHighレベルとなり、メモリセル51を選択
し、ビット線L1,L2のレベルをメモリセル51に書
き込む。このように、凹型ワンショットパルス発生期間
T1、すなわちビット線がプルアップ・バランサ回路3
にてプルアップ及びバランスが完了するまでは、行選択
信号L5,L6がLowレベルの状態であり、メモリセ
ルの選択を行なわない。
【0021】(2)読み出し動作時の説明 WE信号がLowレベルからHighレベルに変化する
ことにより、読み出し状態となる。読み出し動作時も書
き込み動作時と同様にWE信号又はアドレス信号が変化
すると、前記2つの信号の変化を感知して、ATD回路
9より凹型ワンショットパルスを発生し、信号線L11
に出力する。この凹型ワンショットパルス発生期間T1
のみプルアップ・バランサ回路3は動作状態となり、前
動作である書き込み動作にてビット線L1がLowレベ
ル(GNDレベル)、ビット線L2がVccレベルとな
っていたビット線L1,L2をプルアップ及びバランス
する。
ことにより、読み出し状態となる。読み出し動作時も書
き込み動作時と同様にWE信号又はアドレス信号が変化
すると、前記2つの信号の変化を感知して、ATD回路
9より凹型ワンショットパルスを発生し、信号線L11
に出力する。この凹型ワンショットパルス発生期間T1
のみプルアップ・バランサ回路3は動作状態となり、前
動作である書き込み動作にてビット線L1がLowレベ
ル(GNDレベル)、ビット線L2がVccレベルとな
っていたビット線L1,L2をプルアップ及びバランス
する。
【0022】又、この凹型ワンショットパルス発生期間
T1、すなわちビット線のプルアップ及びバランス期間
は、行選択用信号線L5,L6共にLowレベルとな
り、メリセル非選択状態となる。正規アドレス信号線に
て、行アドレス71にLowレベル、行アドレス72に
Highレベルが入力され、凹型ワンショットパルス発
生期間T1が完了し、信号線L1がHighレベルにな
れば、アンド回路5が選択され、信号線L6がHigh
レベルとなって、メモリセル52を選択する。ここでメ
モリセル52内に保持していた読み出しデータをビット
線L1,L2に出力し、信号線L9,L10を介してラ
イト・リード回路8へ入力される。このように、読み出
し動作時においても凹型ワンショットパルス発生期間T
1、すなわちビット線のプルアップ及びバランス期間
は、行選択用信号が全てLowレベルのために、メモリ
セルは非選択状態となる。
T1、すなわちビット線のプルアップ及びバランス期間
は、行選択用信号線L5,L6共にLowレベルとな
り、メリセル非選択状態となる。正規アドレス信号線に
て、行アドレス71にLowレベル、行アドレス72に
Highレベルが入力され、凹型ワンショットパルス発
生期間T1が完了し、信号線L1がHighレベルにな
れば、アンド回路5が選択され、信号線L6がHigh
レベルとなって、メモリセル52を選択する。ここでメ
モリセル52内に保持していた読み出しデータをビット
線L1,L2に出力し、信号線L9,L10を介してラ
イト・リード回路8へ入力される。このように、読み出
し動作時においても凹型ワンショットパルス発生期間T
1、すなわちビット線のプルアップ及びバランス期間
は、行選択用信号が全てLowレベルのために、メモリ
セルは非選択状態となる。
【0023】以上のように、本実施例は、書き込み及び
読み出し動作共に凹型ワンショットパルス発生期間T
1、すなわちビット線のプルアップ及びバランス期間は
行選択用信号が全て非選択となり、凹型ワンショットパ
ルス発生期間T1後選択される行選択用信号のみがHi
ghレベルとなり、メモリセルを選択する論理となって
いる。
読み出し動作共に凹型ワンショットパルス発生期間T
1、すなわちビット線のプルアップ及びバランス期間は
行選択用信号が全て非選択となり、凹型ワンショットパ
ルス発生期間T1後選択される行選択用信号のみがHi
ghレベルとなり、メモリセルを選択する論理となって
いる。
【0024】図3は本発明の第2の実施例の半導体メモ
リ回路を示す回路図であり、図4は図3の回路のタイミ
ング図である。図3,図4において、本第2の実施例で
は、行選択用信号線L5,L6の他に列選択用信号線L
7,L8も凹型ワンショットパルス即ち信号線L11の
信号にて制御を行うようにしている。その他の回路は、
図1と同様である。このため、書き込み動作時は正規ア
ドレスにて列アドレス81又は82のいずれか一方がH
ighで、凹型ワンショットパルス発生期間T1後でな
ければ列選択回路61又は62が選択されない。すなわ
ち、プルアップ及びバランス後にビット線に書き込みデ
ータが伝達されるために、前動作でのビット線のレベル
と信号線L9,L10のレベルが競合しない。又、読み
出し時も同様に、前動作でのビット線のレベルとメモリ
セル内からのデータとが競合することもない。
リ回路を示す回路図であり、図4は図3の回路のタイミ
ング図である。図3,図4において、本第2の実施例で
は、行選択用信号線L5,L6の他に列選択用信号線L
7,L8も凹型ワンショットパルス即ち信号線L11の
信号にて制御を行うようにしている。その他の回路は、
図1と同様である。このため、書き込み動作時は正規ア
ドレスにて列アドレス81又は82のいずれか一方がH
ighで、凹型ワンショットパルス発生期間T1後でな
ければ列選択回路61又は62が選択されない。すなわ
ち、プルアップ及びバランス後にビット線に書き込みデ
ータが伝達されるために、前動作でのビット線のレベル
と信号線L9,L10のレベルが競合しない。又、読み
出し時も同様に、前動作でのビット線のレベルとメモリ
セル内からのデータとが競合することもない。
【0025】このように、本実施例は、異電位にある対
のビット線を凹型ワンショットパルスの制御にてプルア
ップ及びバランスする期間は、メモリセルを選択する信
号線を非選択状態にする論理をメモリセルの選択回路に
備えている。
のビット線を凹型ワンショットパルスの制御にてプルア
ップ及びバランスする期間は、メモリセルを選択する信
号線を非選択状態にする論理をメモリセルの選択回路に
備えている。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は一対のビ
ット線が異電位にある時には行選択信号線又は列選択信
号線が非選択状態となり、メモリセルの選択を行なわな
いため、前動作時に選択されたメモリセルや次動作にて
選択されるメモリセルに誤書き込みを起こすことがな
く、またビット線が他の信号線と競合することもなくな
るという効果を有する。
ット線が異電位にある時には行選択信号線又は列選択信
号線が非選択状態となり、メモリセルの選択を行なわな
いため、前動作時に選択されたメモリセルや次動作にて
選択されるメモリセルに誤書き込みを起こすことがな
く、またビット線が他の信号線と競合することもなくな
るという効果を有する。
【図1】本発明の第1の実施例の半導体メモリ回路を示
す回路図である。
す回路図である。
【図2】図1の実施例のタイミング図である。
【図3】本発明の第2の実施例の回路図である。
【図4】図3の実施例のタイミング図である。
【図5】従来の半導体メモリ回路を示す回路図である。
【図6】図5の回路のタイミング図である。
1,2 PチャネルMOSトランジスタ 3 プルアップ・バランサ回路 4,5,6,7 アンド回路 8 ライト・リード回路 9 ATD回路 L1,L2,L3,L4 ビット線 L5,L6 行選択用信号線 L7,L8 列選択用信号線 L9,L10 リード・ライトバス信号線 L11 ATD回路出力信号線 51,52,53,54 メモリセル 61,62 列選択回路 71,72 行アドレス 81,82 列アドレス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 6866−5L G11C 17/00 309 Z
Claims (3)
- 【請求項1】 互いに異電位にある一対のビット線をア
ドレス信号の変化もしくは書き込み及び読み出し状態を
制御する信号の変化を感知して、パルスを発生する回路
により制御し、前記ビット線をプルアップ及びバランス
する半導体メモリ回路において、前記パルスの発生期間
は全てのメモリセルを非選択状態にする論理手段を設け
たことを特徴とする半導体メモリ回路。 - 【請求項2】 論理手段が、行選択信号を全て非選択と
する機能を有する請求項1に記載の半導体メモリ回路。 - 【請求項3】 論理手段が、行選択信号と列選択信号と
を非選択とする機能を有する請求項1に記載の半導体メ
モリ回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5016029A JPH06231580A (ja) | 1993-02-03 | 1993-02-03 | 半導体メモリ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5016029A JPH06231580A (ja) | 1993-02-03 | 1993-02-03 | 半導体メモリ回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06231580A true JPH06231580A (ja) | 1994-08-19 |
Family
ID=11905150
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5016029A Pending JPH06231580A (ja) | 1993-02-03 | 1993-02-03 | 半導体メモリ回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06231580A (ja) |
-
1993
- 1993-02-03 JP JP5016029A patent/JPH06231580A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000222 |