JPH06231171A - 文書検索装置およびペンベースコンピューティングシステム - Google Patents

文書検索装置およびペンベースコンピューティングシステム

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JPH06231171A
JPH06231171A JP5016141A JP1614193A JPH06231171A JP H06231171 A JPH06231171 A JP H06231171A JP 5016141 A JP5016141 A JP 5016141A JP 1614193 A JP1614193 A JP 1614193A JP H06231171 A JPH06231171 A JP H06231171A
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handwritten memo
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page
gesture
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JP5016141A
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Hiroshi Yamada
弘 山田
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 手書きメモを含む文書において、手書きメモ
のある部分を容易に検索する装置を提供する。 【構成】 本発明による文書検索装置は、文書と文書に
対する付加情報(手書きメモ)とを格納する手段と、あ
る条件を満たす付加情報を検索する手段と、検索された
部分の大きさとその文書内の位置と表示可能な画面の大
きさから表示する部分を決定する手段と、決定された部
分の文書と付加情報とを合わせて表示する手段とからな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】手書きメモを含んだ文書の処理シ
ステム、特にペンベースコンピューティングシステムに
関する。
【0002】
【従来の技術】Robert Carr,Dan Shafer 共著 "THE POW
ER OF PENPOINT"(Addison-Wesley社1991)で述べ
られているPenPointなど多くのペンベースコン
ピューティングシステムが利用されている。そのような
システムでは、薄型の液晶画面に表示を行い、その上に
直接ペンで入力や操作を行う。そして、液晶画面上での
ペン動作が認識できるように、ペンと液晶画面に仕掛け
が施されている。この仕掛けは各種方法が知られている
が、一つは液晶画面の板面内のコイルで電磁波の受信と
発信を繰り返し、ペン内のコイルとの共振現象を用いて
ペンの位置を特定するものである。このようなペンを用
いた機器は、「手書き入力OS誕生,パソコンの新市場
を切り開く」(日経エレクトロニクス 第525号 p.11
5-133 日経BP社 1991年)などに示されているよ
うに、広く各種機器に利用されている。
【0003】例えば、画面上に電子メールなどの電子的
な文書をフォントで表示し、その上にペンで注意すべき
点をマーキングしたり、ちょっとしたメモなどを記入す
る。これらのマーキングやメモを総称して手書きメモと
呼ぶことにする。ペンベースコンピューティングシステ
ムの一つの特徴は、手書きメモを含んだ文書が扱えるこ
とにある。そして、その手書きメモは液晶画面上にペン
を用いて、直接的に入力する。
【0004】また、画面上でペンに特定の動作をさせる
と、操作指示になる。例えばペンを上から下へ動かす
と、あたかもペンで文書の書かれた紙を押えて下にずら
したように、文書の表示部分が少し戻る。このようなペ
ンの動作をジェスチャと呼ぶ。ペンベースコンピューテ
ィングシステムの第2の特徴は、ジェスチャを用いて操
作を行うことにある。このようなジェスチャを用いて、
文書中の見たいところを探して行く。
【0005】更に、手書きメモに限らず、スキャナなど
で取り込んだ画像を含んだ文書を検索することも知られ
ている。例えば、岡崎彰夫 「画像データベース概論」
(情報処理学会学会誌VOL.33 NO.5 p.448-456 情報処理
学会 1992年)で述べられているように特定の特徴
を持つ画像や画像の一部分を検索することや、飯沢篤志
「文書画像データベースシステム」(情報処理学会学
会誌 VOL.33 NO.5 p.497-504 情報処理学会 1992
年)で述べられているように特定の特徴を持つ文書その
ものを検索することが知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べたよ
うに、ペンベースコンピューティングシステムでは、文
書中の見たいところを探すのに、ジェスチャを用いて、
順次ページをめくりながら探して行く。また、文字コー
ドのみで記述された文書を扱う世界でよく用いられてい
るように、文書中の特定の文字があるところを探して行
く方法もある。更に、従来、画像を含んだ文書を検索す
る場合、検索対象は画像自体であったり画像を含む文書
全体である。
【0007】ところが、手書きメモは、もともと書かれ
ている文書の間違い箇所に×印を付けるなど、書かれた
メモとメモが書かれた場所の内容の双方が重要である。
しかしながら、このような場合について考慮されていな
かった。
【0008】ところで、ペンベースコンピューティング
システム上で、手書きメモがある文書を検索する場合を
考えてみる。始めに、ビジネスの分野での例を考える。
予め配られている会議用の資料(電子的な文書)の気に
なる点をペンでチェック(手書きメモ)しておく。そし
て、会議の席上で先ほどチェックしておいた点(手書き
メモ)を順次検索し、画面上に表示しながら資料につい
て質問や意見を述べていく場合がある。
【0009】次に、教育の分野での例を考える。まず、
提出されたレポート(電子的な文書)を先生がペンによ
り添削(手書きメモ)する。生徒は、添削された部分を
順次検索、表示して添削内容を見ながらレポートを修正
していくといった場合がある。
【0010】以上述べたような例を考えると、ペンベー
スコンピューティングシステムにおいて手書きメモが書
かれている部分(すなわち手書きメモとメモが追加され
たもともとの文書を合わせたもの)がすぐに検索、表示
できることが望ましい。ところが従来の方法では、順次
ページをめくりながら人が手書きメモのある部分を探し
ていく方法しかなかった。本発明が解決しようとする課
題は、ペンベースコンピューティングシステム上で、手
書きメモを含む文書において、手書きメモのある部分を
容易に検索する装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本課題を解決するための
手段は、文書と文書に対する付加情報を格納する手段
と、ある条件を満たす付加情報を検索する手段と、検索
された部分の大きさとその文書内の位置と表示可能な画
面の大きさから表示する部分を決定する手段と、決定さ
れた部分の文書と付加情報を合わせて表示する手段とか
らなる。
【0012】
【作用】文書と文書に対する付加情報を格納する手段
が、検索し、表示する文書のデータ管理を行う。ある条
件を満たす付加情報を検索する手段が、条件にあう付加
情報を検索する。検索された部分の大きさとその文書内
の位置と表示可能な画面の大きさから表示する部分を決
定する手段は、付加情報の大きさや位置、画面上で表示
できる大きさを考慮して、表示する部分を決定する。そ
して、決定された部分の文書と付加情報を合わせて表示
する手段は、画面への表示を行う。このようにして、文
書の付加情報に基づいて検索し、検索結果を表示する。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。ここでは、手書きメモを含んだ文書が扱
え、ペンで主な入力や操作を行うペンベースコンピュー
ティングシステムについて述べる。図2は、ペンベース
コンピューティングシステムの外観である。201は本
体であり、薄型である。202は液晶の表示部であり、
手書きメモを含んだ文書の表示を行う。203はペンで
あり、表示部202上で動かすことにより、文書中に手
書きメモを書いたり、ジェスチャで操作の指示をしたり
する。このように、あたかも紙と鉛筆のような外観を持
つ。
【0014】図2は、ペンベースコンピューティングシ
ステムの機能ブロック図である。101は文書と文書に
対する付加情報(手書きメモ)とを対応させて格納する
記憶装置である。101は102、103、104とい
った他の部分(機能)から必要に応じて参照される。1
02はある条件を満たす付加情報(手書きメモ)の検索
を行う部分である。すなわち、102は101を参照し
ながら、文書中で条件に合う手書きメモのある所を検索
する。103は、検索された部分の大きさとその文書内
の位置と表示可能な画面の大きさから表示する部分を決
定する部分である。すなわち、103は102で検索さ
れた手書きメモの位置や大きさと実際に表示部202上
に表示する大きさを考慮して、文書中の表示する範囲を
決定する。104は決定した部分の文書と付加情報(手
書きメモ)を合わせて表示する部分である。すなわち、
103で決定した範囲を101内の文書と文書に対する
付加情報のデータに基づいて表示部202上に表示す
る。
【0015】図3は、文書と文書に対する付加情報(手
書きメモ)との記憶装置101において、手書きメモを
含む文書がどのように格納されているかを示したデータ
の構成図である。301から303はおのおの文書一頁
分のデータを表す構造体である。それぞれは3つの部分
に分けられている。3011、3021、3031は次
ページの構造体を指すポインタである。例えば、301
1は構造体302を、3021は構造体303をそれぞ
れ指している。3031がNULLになっているのは次
ページがないことを表している。3012、3022、
3032は各ページの文字データを指すポインタであ
る。例えば、3012は文字データ304を、3022
は文字データ306を、3032は文字データ308を
それぞれ指している。3013、3023、3033は
各ページのイメージデータを指すポインタである。例え
ば、3013はイメージデータ305を、3023はイ
メージデータ307を、3033はイメージデータ30
9を指している。304、306、308は先に述べた
ように各ページの文字データを格納するエリアであり、
一ページ分の文字コードが格納されている。305、3
07、309は先に述べたように各ページのイメージデ
ータを格納するエリアであり、ビットマップ形式で一ペ
ージ分のイメージデータが格納されている。ここに手書
きメモの情報が格納される。以上述べたように、各ペー
ジのデータは文字データとイメージデータに分けて格納
されている。表示の際には、文字データをフォントを用
いてビットマップ形式にしたものと、イメージデータを
ビットマップの各点に関して合成(論理和)される。こ
の様子を図示したものが第8図である。803が文字デ
ータであり、802がイメージデータである。そして、
表示データ801に示されているように文字データ80
3とイメージデータ802が合成されたものが表示され
る。
【0016】電子メールのような電子的な文書は、行数
でページ毎に分割して順に304、306、308に格
納される。そして、それぞれの内容が液晶の表示部20
2に表示されていてメモ書き入力モード時にペン203
を202上で動かすと、ペンの軌跡を点としてビットマ
ップデータをつくり、イメージデータに格納する。この
時、表示されている文字データに対応するイメージデー
タ(304なら305、306なら307、308なら
309)に格納される。この時、電子メールのように完
成した文書は、後で内容を修正しない。すなわち、メー
ルを送信するまでの入力/修正は電子メールの文書その
ものに対して行なわれ、送信後に行なわれるものは付加
情報である手書きメモとして格納される。
【0017】図4は、ある条件を満たす付加情報(手書
きメモ)の検索102の処理手順を示すフローチャート
である。以下で、処理の手順を詳しく述べる。「ページ
ポインタ」に現在表示しているページの構造体をセット
する(ステップ401)。「イメージポインタ」に「ペ
ージポインタ」の指す構造体のイメージをセットする
(ステップ402)。これら「ページポインタ」と「イ
メージポインタ」は、それぞれ、現在検索しているペー
ジとイメージデータを指している。次に、「イメージポ
インタ」の指すイメージより、手書きメモを検索する
(ステップ403)。このとき、イメージデータ内にデ
ータが格納されていて、データ内に点があれば検索でき
たとする。そして、検索できたかどうかを調べ(ステッ
プ404)、検索されたときはステップ405へ、検索
されなかったときはステップ407へ進む。ステップ4
05では検索された手書きメモが条件に合うかどうかを
調べ、合わない時はステップ403に戻り他の手書きメ
モを検索し、条件に合うときはステップ406に進む。
ステップ406では検索された手書きメモの位置を知ら
せる。ステップ404で検索できなかったときは、「ペ
ージポインタ」に「ページポインタ」の指す構造体の次
ページをセットする(ステップ407)。そして、「ペ
ージポインタ」がNULLがどうかを調べ(ステップ4
08)、NULLであれば、検索できなかった場合であ
り、NULLでなければステップ402へ行き、次ペー
ジで検索を行う。以上述べたように、101に格納され
ている図3で示したデータに基づいて手書きメモの検索
を行う。
【0018】ステップ405で述べた、検索された手書
きメモが条件に合うかどうかを調べる方法について詳し
く述べる。この条件は色々な種類がある。一つ目は、手
書きメモと現在表示されている部分との文書中の相対位
置関係である。これは、文書の初めのページから後のペ
ージに向かって順に検索していく時などに用いられる。
この条件が満たされるかどうかは、ステップ403で検
索された点が現在202に表示されている部分と特定の
相対関係(現在表示されている部分より後または前、現
在表示されているページより後または前)を満たしてい
るかどうかで判定する。
【0019】二つ目は、ある程度の大きさの手書きメモ
であるかどうかである。これは、ペンのミスタッチによ
り不用意に書かれてしまった小さな手書きメモと区別す
るために用いられる。この条件が満たされているかどう
かは、ステップ403で検索された点を含むビットマッ
プ上のある大きさの領域(例えば、左右100、上下1
00)に点が一定値(例えば20)以上あるかどうかで
判定する。
【0020】三つ目は、メモ書きが特定の位置にあるか
どうかを調べる。これは、チェックすべき点があるペー
ジの右上にチェックマークを書いておいた場合などに用
いる。この条件が満たされているかどうかは、ステップ
403で検索された点がページ上の特定の場所(例え
ば、右上角から左右100、上下100以内)にあるか
どうかで判定する。
【0021】四つ目は、メモ書きされているメモが特定
の形かどうかを調べる。これは、チェックすべき内容に
よってメモの形状を変えている時に、特定のチェック内
容だけを検索する時などに用いる。この条件が満たされ
ているかどうかは、ステップ403で検索された点を含
むビットマップ上の領域の点が、別に用意してあるビッ
トマップの点と一定以上の割合い(例えば70%)以上
で共通かどうかで判定する。以上述べた条件は、複数組
み合わされることもある。
【0022】また、図4では、後のページに向かって検
索する方法を述べたが、ステップ407で「ページポイ
ンタ」に前のページの構造体をセットすれば、前のペー
ジに向かって検索して行くことができる。さらに、ステ
ップ405において、検索された手書きメモが別に与え
られた手書きメモと類似しているかどうかを検査すれ
ば、特定の手書きメモのある所だけを検索することがで
きる。また、ステップ405において手書きメモが一定
以上の大きさであるかを検査すれば、過ってちょっとつ
いた点程度の手書きメモを検索結果から外すことができ
る。表示部202は、一ページを全部一度に表示でき
る。そのため、検索された部分の大きさとその文書内の
位置と表示可能な画面の大きさから表示する部分の決定
103では、検索された手書きメモがある一ページ全部
を表示範囲とする。
【0023】図5は、決定した部分の文書と付加情報
(手書きメモ)合わせて表示104の処理手順を表すフ
ローチャートである。以下、処理の手順を詳しく述べ
る。「ページポインタ」に表示する文書の1ページ目の
構造体をセットする(ステップ501)。”「ページポ
インタ」に「ページポインタ」の指す構造体の次ページ
をセットする。”を表示するページ−1回繰り返す(ス
テップ502)。こうすることにより、「ページポイン
タ」に表示するページの構造体をセットする。続いて、
「ページポインタ」の指す構造体の文字を文字データを
フォントを用いてビットマップ形式にして液晶の表示部
202に表示する(ステップ503)。「ページポイン
タ」の指す構造体のイメージを液晶の表示部202に表
示する(ステップ504)。このとき、文字データをフ
ォントを用いてビットマップ形式にしたものと、イメー
ジデータをビットマップの各点に関して合成(論理和)
して表示する。以上述べたように、表示するページの文
字とイメージを合わせて表示する。また、表示を行うと
き、検索された手書きメモを他の部分と色違いで表示す
ると、検索された部分が明確になる。以上で、手書きメ
モを検索し、表示する方法について述べた。続いて、こ
の検索と表示を指示する方法について述べる。本実施例
ではジェスチャを用いて指示を行う。
【0024】図6を用い、ペンの動作であるジェスチャ
とペンベースコンピューティングシステムの動作につい
て詳しく説明する。601、602と605は表示部2
02の一部である。603、604と606はジェスチ
ャであり、ペンの動きを表しており、点線の矢印はペン
の動きを表している。この603と604のジェスチャ
は動作の始めの部分と終りの部分が同じである。表示部
202に文書のあるページが表示されている時に603
のジェスチャが行なわれると、本ペンペースコンピュー
ティングシステムでは、現在表示されているページの次
のページ図5に示したアルゴリズムにより表示する。ま
た、604のジェスチャが行なわれると、現在表示され
ているページから後のページにある手書きメモを図4に
示したアルゴリズムにより検索し、その手書きメモを含
んだページを図5に示したアルゴリズムにより表示す
る。このように、二つのジェスチャを似たものにするこ
とにより、次の手書きメモを検索して表示する動作の切
替えにあまり負担を書けなくて済む。
【0025】また、次の手書きメモの検索して表示の指
示のジェスチャをジェスチャ606のように、次ページ
の表示指示ジェスチャ603を二度繰り返したものとす
ることも考えられる。この場合も、二つのジェスチャの
動作の切替えにあまり負担をかけなくて済む。すなわ
ち、良く交互に使われるジェスチャを似たものとするこ
とにより、ジェスチャの切替えにあまり負担をかけずに
すむ。以上述べたように、本実施例によれば、文書中か
ら手書きメモのある部分を検索し、表示することができ
る。
【0026】以下、本発明の別な実施例を図面に基づい
て説明する。ここでは、前の実施例と手書きメモを含ん
だ文書の異なる扱い方について述べる。ペンベースコン
ピューティングシステムの外観とペンベースコンピュー
ティングシステムの機能ブロック図は、先の実施例で述
べたものと同じである。図7は、文書と文書に対する付
加情報(手書きメモ)の格納101で、手書きメモを含
む文書がどのように格納されているかを示したデータの
構成図である。701と702、703と704、70
5と706の各組がそれぞれ一頁分のデータを表す構造
体である。701、702、703は次ページの構造体
を指すポインタである。例えば、701は703と70
4からなる構造体、703は705と706からなる構
造体をそれぞれ指している。702、704、706は
それぞれ各ページのデータをイメージで持っている。す
なわち、文字情報もビットマップに展開され、イメージ
として格納される。このとき、電子メールなどの文書は
黒色で格納される。一方、手書きメモは赤色で格納され
る。このように手書きメモを色違いで格納すれば、ある
条件を満たす付加情報(手書きメモ)の検索102で
は、赤色のデータに関して前の実施例で述べたような検
索を行なえばよい。また、決定した部分の文書と付加情
報(手書きメモ)を合わせて表示104では、すべての
色のデータを表示すればよい。このようにして、前の実
施例と同様な効果が得られる。以上述べたように、本実
施例によれば、文書中から手書きメモのある部分を検索
し、表示することができる。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、手書きメモを含んだ文
書において、手書きメモが書かれた部分を容易に検索す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の機能ブロック図である。
【図2】ペンベースコンピューティングシステムの外観
図である。
【図3】手書きメモを含んだ文書のデータ構成図であ
る。
【図4】手書きメモが書かれた部分の検索を行う処理手
順のフローチャートである。
【図5】手書きメモが書かれた文書の表示を行う処理手
順のフローチャートである。
【図6】ジェスチャを説明する図である。
【図7】手書きメモを含んだ文書のデータ構成図であ
る。
【図8】表示データの合成を説明する図である。
【符号の説明】
101−103:機能ブロック、201:本体、20
2:表示部、203:ペン、301−303:構造体、
3011、3021、3031:次ページの構造体への
ポインタ、3012、3022、3032:文字データ
へのポインタ、3013、3023、3033:イメー
ジデータへのポインタ、304、306、308:文字
データ、305、307、309:イメージデータ、4
01−408:ステップ、501−504:ステップ、
601、602、605:表示部202の一部、60
3、604、606:ジェスチャ。701、703、7
05:次ページ構造体へのポインタ、702、704、
706:色付きイメージデータ、801:表示データ、
802:イメージデータ、803:文字データ。

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文書と文書に対する付加情報とを格納する
    手段と、ある条件を満たす付加情報を検索する手段と、
    検索された部分の大きさとその文書内の位置と表示可能
    な画面の大きさから表示する部分を決定する手段と、決
    定された部分の文書と付加情報を合わせて表示する手段
    とからなることを特徴とする文書検索装置。
  2. 【請求項2】ある時点以前の情報を文書に、ある時点以
    後の情報を付加情報に格納することを特徴とする請求項
    1に記載の文書検索装置。
  3. 【請求項3】付加情報とは手書きメモであることを特徴
    とする請求項1または請求項2に記載の文書検索装置。
  4. 【請求項4】文書と付加情報は別の層に格納されてお
    り、表示する時は二層の情報を重ねて表示することを特
    徴とする請求項1から3のいずれかに記載の文書検索装
    置。
  5. 【請求項5】付加情報の表示属性は文書には用いられな
    いものであることを特徴とする請求項1から3のいずれ
    かに記載の文書検索装置。
  6. 【請求項6】表示属性とは色であることを特徴とする請
    求項5に記載の文書検索装置。
  7. 【請求項7】ある条件とは、現在表示されている部分の
    後にある手書きメモであることを特徴とする請求項2か
    ら請求項6のいずれかに記載の文書検索装置。
  8. 【請求項8】ある条件とは、現在表示されている部分の
    前にある手書きメモであることを特徴とする請求項2か
    ら請求項6のいずれかに記載の文書検索装置。
  9. 【請求項9】ある条件とは、現在表示されている頁より
    後の頁にある手書きメモであることを特徴とする請求項
    2から請求項6のいずれかに記載の文書検索装置。
  10. 【請求項10】ある条件とは、現在表示されている頁よ
    り前の頁にある手書きメモであることを特徴とする請求
    項2から請求項6のいずれかに記載の文書検索装置。
  11. 【請求項11】ある条件とは、別に指定された手書きメ
    モと類似していることであることを特徴とする請求項2
    から請求項6のいずれかに記載の文書検索装置。
  12. 【請求項12】ある条件とは、手書きメモの大きさが一
    定値以上であることを特徴とする請求項2から請求項6
    のいずれかに記載の文書検索装置。
  13. 【請求項13】検索された手書きメモを文書中の他の色
    と異なる色で表示することを特徴とする請求項2から請
    求項6のいずれかに記載の文書検索装置。
  14. 【請求項14】検索された手書きメモを含む頁全体を表
    示することを特徴とする請求項2から請求項6のいずれ
    かに記載の文書検索装置。
  15. 【請求項15】現在表示されている部分から、ある条件
    に従って次に検索される手書きメモがある所の表示を、
    表示画面上でのペンの特定な動きであるジェスチャで指
    示でき、その指示があったときに請求項2から請求項1
    4に記載のいずれかの文書検索装置で検索、表示を行う
    ことを特徴とするペンベースコンピューティングシステ
    ム。
  16. 【請求項16】次頁の表示を指示するジェスチャと、次
    の手書きメモがある所の表示を指示するジェスチャのそ
    れぞれのジェスチャを成すペンの動きの始まり同士と終
    わり同士の方向が同一であることを特徴とする請求項1
    5に記載のペンベースコンピューティングシステム。
  17. 【請求項17】次頁の表示を指示するジェスチャと、次
    の手書きメモがある所の表示を指示するジェスチャを成
    すペンの動きの始まりの部分が同一であることを特徴と
    する請求項15に記載のペンベースコンピューティング
    システム。
  18. 【請求項18】次頁の表示を指示するジェスチャと、次
    の手書きメモがある所の表示を指示するジェスチャを成
    すペンの動きの終りの部分が同一であることを特徴とす
    る請求項15に記載のペンベースコンピューティングシ
    ステム。
  19. 【請求項19】次の手書きメモがある所の表示を指示す
    るジェスチャは、次頁の表示を指示するジェスチャを複
    数回繰り返したものであることを特徴とする請求項15
    に記載のペンベースコンピューティングシステム。
JP5016141A 1993-02-03 1993-02-03 文書検索装置およびペンベースコンピューティングシステム Pending JPH06231171A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1055371A (ja) * 1996-02-26 1998-02-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 文書探索および検索システム
JP2004199407A (ja) * 2002-12-18 2004-07-15 Fuji Xerox Co Ltd 情報表示処理方法、情報表示処理システム、管理サーバ、クライアント端末、プログラム

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