JPH06231085A - 内蔵レジスタアクセス制御方式 - Google Patents

内蔵レジスタアクセス制御方式

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JPH06231085A
JPH06231085A JP1245593A JP1245593A JPH06231085A JP H06231085 A JPH06231085 A JP H06231085A JP 1245593 A JP1245593 A JP 1245593A JP 1245593 A JP1245593 A JP 1245593A JP H06231085 A JPH06231085 A JP H06231085A
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JP
Japan
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register
access
processor
built
management table
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Withdrawn
Application number
JP1245593A
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English (en)
Inventor
Takashi Mochiyama
貴司 持山
Shoji Nakatani
彰二 中谷
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は内蔵レジスタアクセス制御方式に関
し、任意のプロセッサが物理的に所有する内蔵レジスタ
部を、論理的に複数のプロセッサで共有することにより
ハードウェアの削減とアクセスの高速化を図ることを目
的とする。 【構成】 命令制御部1と命令実行部2と内蔵レジスタ
部3と内蔵レジスタアクセス制御部4と備えたプロセッ
サ5において、内蔵レジスタ部は汎用レジスタGR、浮動
小数点レジスタFR、プロセッサ制御用レジスタCTL を備
え、内蔵レジスタ部へ制御信号CSを送出して内蔵レジス
タ部へのアクセスを管理し、さらに、プロセッサの外部
との間にインターフェース6を備え、他のプロセッサか
ら内蔵レジスタ部へのアクセスに対して、自プロセッサ
から内蔵レジスタ部へのアクセスと同等にアクセス可能
とし、任意のプロセッサが物理的に所有する内蔵レジス
タ部を、論理的に複数のプロセッサで共有するように構
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のプロセッサで構
成されるシステムの、各プロセッサにおける内蔵レジス
タへのアクセス制御方式に関する。本発明は、特に、そ
れぞれ命令をデコードし、その命令に従った処理を行う
機能を備え、かつ、それぞれの機能は必ずしも均一でな
い複数のプロセッサを、互いに接続して構成されるシス
テムにおいて、物理的にはある1つのプロセッサに属す
る資源(プロセッサ制御レジスタ、汎用レジスタ、浮動
小数点レジスタ、その他)を、論理的には複数のプロセ
ッサで共有できるようにした内蔵レジスタアクセス制御
方式に関する。
【0002】近年、種々の分野においてコンピュータが
利用されるにつれて、処理の高速化等、処理性能の向上
が要望されている。一方、ハードウェアとして、半導体
技術の改善が日々行われているが、単一プロセッサの性
能向上は限界に近づいていると言える。このような状況
から、一方では複数のプロセッサでシステムを構成し、
複数のプロセッサによる並列処理により飛躍的な性能向
上を得ようとする試みがなされている。例えば、複数プ
ロセッサ間の共有データをプロセッサから離れた共有メ
モリ上に置く方法や、複数プロセッサ間の通信チャネル
を介してデータ交換を明示的に行う方法等のように、複
数プロセッサ間がソフトウェア的にも比較的疎に結合さ
れた方法で十分な性能向上が得られる場合がある。
【0003】一方、複数のプロセッサ間でレジスタが1
〜3個程度の比較的少ないデータを高速に交換する必要
のある場合には、プロセッサ間を直接データバスにより
緊密に結合してプロセッサ制御レジスタ、汎用レジス
タ、浮動小数点レジスタ等、特定のプロセッサに属した
資源を共有する方法がとられている。
【0004】
【従来の技術】従来、複数のプロセッサで構成されるシ
ステムにおいて、特定のプロセッサの内蔵レジスタを複
数のプロセッサで共有する方法では、多くの場合、その
共有されるレジスタを所有するプロセッサをマスター、
結合される他のプロセッサをスレーブとして用いる。
【0005】この場合、マスタープロセッサはメモリか
らの命令取り出し、命令の各プロセッサへの配分、命令
でアクセスする共有レジスタの管理等を行う。この方法
では、スレーブプロセッサが、共有レジスタをどのよう
にアクセスするかを、そのプロセッサが実行する命令を
マスタープロセッサがデコードすることにより認識して
いた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この方法では、マスタ
ープロセッサは自己の実行する命令以外に、接続される
全てのスレーブプロセッサの命令(数十〜百数十種類)
をデコードする必要が生じる。そのためデコーダ回路の
ゲート段数が増え、従ってその分の信号遅延が大きくな
るので、パイプラインの段数を増やしたり、クロックサ
イクルを長くして実行速度を遅くしたりする必要があっ
た。
【0007】本発明の目的は、上記の問題に鑑み、任意
のプロセッサが物理的に所有する内蔵レジスタ部を、論
理的に複数のプロセッサで共有することによりハードウ
ェアの削減とアクセスの高速化を図ることにある。本発
明では、レジスタを所有するプロセッサがそのレジスタ
を外部からアクセスする他のプロセッサの命令をデコー
ドすることなく、共有アクセスの制御を行うことができ
るようにし、これにより、共有レジスタを所有するプロ
セッサの命令デコード回路が小さくなり、クロックサイ
クルの短縮や、パイプライン段数の削減が可能になり、
また、共有レジスタを所有するプロセッサにそのレジス
タ外部からアクセスする他のプロセッサの命令を与える
必要が無くなると同時に、外部から共有レジスタをアク
セスする方のプロセッサへの命令投入が、共有レジスタ
を所有するプロセッサへの命令投入と非同期に行えるた
め、プロセッサが平均的に1クロックサイクル当たりに
実行でき命令の数を増大させることが可能になる。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の基本構成
図である。本発明によれば、命令制御部1と、命令実行
部2と、内蔵レジスタ部3と、内蔵レジスタアクセス制
御部4と備え、命令をデコードし、その命令に従った処
理を行うプロセッサ5において、該内蔵レジスタ部は、
汎用レジスタGR、浮動小数点レジスタFR、プロセッ
サ制御用レジスタCTLを備え、該内蔵レジスタアクセ
ス制御部は、該内蔵レジスタ部へ制御信号CSを送出し
て該内蔵レジスタ部へのアクセスを管理し、さらに、該
内蔵レジスタアクセス制御部は、該プロセッサの外部と
の間にインターフェース6を備え、該インターフェース
を介して、他のプロセッサから該内蔵レジスタ部へのア
クセスに対して、自プロセッサから該内蔵レジスタ部へ
のアクセスと同等にアクセス可能とし、任意のプロセッ
サが物理的に所有する内蔵レジスタ部を、論理的に複数
のプロセッサで共有することを特徴とするQここで、該
内蔵レジスタアクセス制御部は、該汎用レジスタ、該浮
動小数点レジスタ、及び該プロセッサ制御用レジスタの
何れかのレジスタ種別aを選択する3つのデコーダD1
〜D3と、該汎用レジスタが選択されたときその選択信
号を受ける汎用レジスタ管理テーブルGRTと、該浮動
小数点レジスタが選択されたときその選択信号を受ける
浮動小数点レジスタ管理テーブルFRTと、該プロセッ
サ制御用レジスタが選択されたときその選択信号を受け
るプロセッサ制御用レジスタ管理テーブルCTLTと、
各管理テーブル毎に、該内蔵レジスタ部へのアクセス適
否を判定しアクセス許可dを該管理テーブルに出力する
判定部DC1〜DC3を備え、各管理テーブルには、対
応するレジスタ番号毎に、そのレジスタの3つの状態、
即ち、書込み実行中W、読出し実行中R、及び全くアク
セスなしIの何れかを保持させ、該命令制御部あるいは
該インターフェースから入力されたレジスタ番号b、読
出し/書込みの区別c、及びアクセス許可dに応じて、
先ず、レジスタ番号により該当レジスタを選択し、当該
レジスタが、現在全くアクセスなしIであれば、アクセ
ス許可を与えて、読出し/書込みの区別R/Wを当該レ
ジスタに設定し、当該レジスタが既に読出しもしくは書
込み中であれば、アクセスなしIとなるまでアクセスを
繰り返すようにする。
【0009】
【作用】内蔵レジスタアクセス制御部4には、下記に示
す制御信号線の組みが2組み以上接続される。この制御
信号の組みの少なくとも1つは命令制御部1に接続さ
れ、また、他の少なくとも1つはプロセッサ外部とのイ
ンターフェース6に接続されている。記号 信号名 信号の方向 ビット数 a:レジスタ種別 命令制御部→内蔵レジスタアクセス部 数ビット b:レジスタ番号 命令制御部→内蔵レジスタアクセス部 数ビット c:読出し/書込み 命令制御部→内蔵レジスタアクセス部 1ビット 区分 d:アクセス許可 内蔵レジスタアクセス部→命令制御部 1ビット ここで、aはレジスタ種別であり、汎用レジスタGR、
浮動小数点レジスタFR、制御レジスタCTL、その他
を区別する信号である。
【0010】bはレジスタ番号であり、レジスタ種別a
で指定されたレジスタの中の1つを選択する信号であ
る。cは読出し/書込み区別であり、レジスタ種別aか
つレジスタ番号bで指定されたレジスタへの書込みを行
うか、又はレジスタから読み出すかを区分するモード信
号であり、上記a,b,cは何れもデコーダにより命令
をデコードすることにより得られる。
【0011】dはアクセス許可であり、レジスタ種別a
かつレジスタ番号bで指定されたレジスタが読出し/書
込み区分cでアクセス可能であることを示す信号であ
り、命令制御部1はa,b,cで要求したアクセスがア
クセス許可dで許可されるまで命令の実行を待たせる。
即ち、内蔵レジスタアクセス制御部4は、後述するよう
に、1つのレジスタに対して同時に処理できない複数の
アクセス要求が重なったとき、順番に許可信号を出力す
る機能を持つ。
【0012】
【実施例】図2は本発明を適用するプロセッサの接続例
である。この場合、プロセッサ5は上記の共有レジスタ
を所有するプロセッサであり、プロセッサ7は、プロセ
ッサ5の共有レジスタを外部からアクセスするプロセッ
サである。両プロセッサとも、1つの命令で同時に使用
するレジスタの最大数は3つである場合を想定し、それ
ぞれの命令制御部1に接続される上記のa,b,c,d
の内蔵レジスタアクセス制御部4の制御信号の組みを3
組みづつ接続している。
【0013】例えば、汎用レジスタGR1,GR2,G
R3,GR4をプロセッサ5が持つ共有レジスタとし、
gr5をプロセッサ7が持つ固有のレジスタとして、プ
ロセッサ5が命令「GR1=GR2+GR3」を、プロ
セッサ7が命令「gr5=GR1+GR4」を同時に実
行し、プロセッサ5の内蔵レジスタアクセス制御部4に
アクセス要求を出した場合を考える。
【0014】この場合、汎用レジスタGR2,GR3,
GR4へのアクセスは直ちに可能であるが、GR1への
アクセスは衝突を起こすので、GR1を読み出すプロセ
ッサ7の要求は待たされる。プロセッサ7に接続された
アクセス許可dはプロセッサ5がGR1の書き込みを終
了するまでアクセス不許可となる。但し、ここで、プロ
セッサ5の要求をプロセッサ7の要求より優先順位を単
純に高くしたのは説明を簡素化するためである。このと
き、プロセッサ5はプロセッサ7がどのような命令を実
行しているのかについては知る必要がない。
【0015】図3は図1構成の内蔵レジスタアクセス制
御部の一例詳細構成図である。図示のように、レジスタ
種別a1,a2,a3を受け、各々CTL選択信号、F
R選択信号、GR選択信号を出力するデコーダD1,D
2,D3と、各レジスタ種別毎のレジスタ番号b、読出
し/書込み区別c、アクセス終了信号eを受け、かつ各
デコーダD1〜D3からのGR選択信号を受ける汎用レ
ジスタ管理テーブルGRTと、各デコーダからのFR選
択信号を受ける浮動小数点レジスタ管理テーブルFRT
と、各デコーダからのCTL選択信号を受ける制御レジ
スタ用管理テーブルと、各管理テーブル毎の出力を受け
アクセス許可dを各管理テーブルに出力する判定回路D
C1〜DC3を備える。
【0016】このような構成において、GR管理テーブ
ルとFR管理テーブルはそれぞれ32個、CTL管理テ
ーブルは8個の状態を持ち、レジスタのアクセス要求が
3組みある例を示している。また、アクセス終了信号e
はアクセス要求を出して、アクセスが許可された命令が
アクセスを終了したことを通知するもので、命令制御部
1又は命令実行部で作成され、内蔵レジスタアクセス制
御部4へ送られる。
【0017】図4は本発明の汎用レジスタ管理テーブル
の一例である。他の管理テーブル、即ち、FR管理テー
ブル及びCTL管理テーブルも同様である。Wはレジス
タが書込み実行中であることを、Rはレジスタが読出し
実行中であることを、Iはレジスタが全くアクセス無し
であることを示し、これら3種類の状態の内、何れかの
状態を保持している。
【0018】即ち、0〜31は汎用レジスタGRの番号
を示し、各番号におけるR,I,W等は汎用レジスタの
状態を示している。各管理テーブルの各レジスタの初期
値は全要素がアクセス無しの状態Iに設定され、その
後、アクセス許可dの出たレジスタ番号bに対応する要
素に、そのアクセスの種類の「書込み」、「読出し」に
よってW又はRが設定され、さらに、そのアクセスが終
了すると再びアクセス無しIが設定される。
【0019】図5は本発明の汎用レジスタ(GR)読出
し要求のフローチャートであり、図6はGR書込み要求
のフローチャートである。各ポートに与えられるアクセ
ス要求は、全て同時に、かつ同様に処理されるので、あ
るポートに対する処理について図5及び図6に示す。図
5に示すGR読出し要求において、まず、命令制御部1
は、レジスタ種別aの信号線に汎用レジスタGRを与
え、レジスタ番号bの信号線にレジスタ番号を与え、読
出し/書込み区別cの信号に読出しを表す数値「1」を
与える(ステップS1)。
【0020】次に、内蔵レジスタアクセス制御部4(以
下のステップはこの内蔵レジスタアクセス制御部の処
理)のデコーダD1はレジスタ種別aをデコードし、G
R選択信号をGR管理テーブルに送る(ステップS
2)。次に、GR番号をデコードし、対応する管理テー
ブルの1つのレジスタを選択する(ステップS3)。次
に、選択された1つのレジスタを読み出し(ステップS
4)、そのレジスタの状態を判定する(ステップS
5)。レジスタの状態が書込み中のWであればステップ
S4に戻り、レジスタの状態がアクセス無しIになるま
で、読出しを繰り返し、レジスタの状態がアクセス無し
Iとなると、そのレジスタに読出し中Rを書き込む(ス
テップS6)。
【0021】そして、レジスタの状態が読出し中Rであ
れば、アクセス許可dの信号線にアクセス許可dを出力
し(ステップS7)、汎用レジスタの読出しを行う(ス
テップS8)。ここで、命令制御部はeの信号線にアク
セス終了を示す「1」を与える(ステップ9)。最後
に、内蔵レジスタアクセス制御部は管理テーブルのレジ
スタにアクセス無しIを書き込む(ステップS10)。
【0022】図6に示す汎用レジスタ(GR)書込み要
求において、まず、命令制御部は、レジスタ種別aの信
号線にレジスタ種別としてGRを与え、bの信号線にG
R番号を与え、cの信号線に書込みを表す「0」を与え
る(ステップS11)。次に、内蔵レジスタアクセス制
御部(以下のステップはこの内蔵レジスタアクセス制御
部の処理)は、レジスタ種別aをデコードし、GR管理
テーブルを選択する(ステップS12)。次に、GR番
号をデコードし、対応する管理テーブル内の1つのレジ
スタを選択する(ステップS13)。次に、選択された
レジスタの状態を読み出し(ステップS14)、レジス
タの状態を判定する(ステップS15)。レジスタの状
態が書込み中W若しくは読出し中RであればステップS
4に戻り、レジスタの状態がアクセス無しIになるま
で、読出しを繰り返し、レジスタの状態がアクセス無し
Iになればそのレジスタに書込みWを書き込む(ステッ
プS16)。そして、アクセス許可dの信号線にアクセ
ス許可dを出力し(ステップS17)、GRの書込みを
行う(ステップS18)。ここで、命令制御部はeの信
号線にアクセス終了を示す「1」を与える(ステップ1
9)。最後に、内蔵レジスタアクセス制御部は管理テー
ブルのレジスタにアクセス無しのIを書き込む(ステッ
プS20)。
【0023】図7は本発明の内蔵レジスタアクセス制御
部の信号タイミング・チャートである。ユーザーからの
GR読出し要求→FR書込み要求→GR読出し要求等に
対して、レジスタ種別a、レジスタ番号、読出し/書込
み区別c、アクセス許可dのタイミングを示している。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、レジスタを所有す
るプロセッサがそのレジスタを外部からアクセスする他
のプロセッサの命令をデコードすることなく、共有アク
セスの制御を行うことができる効果があり、これによ
り、共有レジスタを所有するプロセッサの命令デコード
回路が小さくなり、クロックサイクルの短縮や、パイプ
ライン段数の削減が可能になる効果がある。
【0025】また、共有レジスタを所有するプロセッサ
に対して、そのレジスタを外部からアクセスする他のプ
ロセッサの命令を与える必要が無くなると同時に、外部
から共有レジスタをアクセスする方のプロセッサへの命
令投入が、共有レジスタを所有するプロセッサへの命令
投入と非同期に行えるため、プロセッサが平均的に1ク
ロックサイクル当たりに実行でき命令の数を増大させる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成図である。
【図2】本発明を適用するプロセッサの接続例である。
【図3】図1構成の内蔵レジスタアクセス制御部の一例
詳細構成図である。
【図4】本発明の汎用レジスタ管理テーブルの一例であ
る。
【図5】本発明の汎用レジスタ(GR)読出し要求のフ
ローチャートである。
【図6】本発明のGR書込み要求のフローチャートであ
る。
【図7】本発明の内蔵レジスタアクセス制御部の信号タ
イミング・チャートである。
【符号の説明】
1…命令制御部 2…命令実行部 3…内蔵レジスタ部 4…内蔵レジスタアクセス制御部 5…プロセッサ 6…インターフェース a…レジスタ種別 b…レジスタ番号 c…読出し/書込み区別 d…アクセス許可 e…アクセス終了 W…書込み実行中 R…読出し実行中 I…アクセス無し D1〜D3…デコーダ DC1〜DC3…判定回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 命令制御部(1)と、命令実行部(2)
    と、内蔵レジスタ部(3)と、内蔵レジスタアクセス制
    御部(4)と備え、命令をデコードし、その命令に従っ
    た処理を行うプロセッサ(5)の内蔵レジスタアクセス
    制御方式において、 該内蔵レジスタ部は、汎用レジスタ(GR)、浮動小数
    点レジスタ(FR)、プロセッサ制御用レジスタ(CT
    L)を備え、 該内蔵レジスタアクセス制御部は、該内蔵レジスタ部へ
    制御信号(CS)を送出して該内蔵レジスタ部へのアク
    セスを制御するためのレジスタ管理テーブルを備え、さ
    らに、該プロセッサの外部との間にインターフェース
    (6)を備え、 該レジスタ管理テーブルを参照して、該インターフェー
    スを介して、他のプロセッサから該内蔵レジスタ部への
    アクセスに対して、自プロセッサから該内蔵レジスタ部
    へのアクセスと同等にアクセス可能とし、 任意のプロセッサが物理的に所有する内蔵レジスタ部
    を、論理的に複数のプロセッサで共有することを特徴と
    する内蔵レジスタアクセス制御方式。
  2. 【請求項2】 該内蔵レジスタアクセス制御部は、 該汎用レジスタ、該浮動小数点レジスタ、及び該プロセ
    ッサ制御用レジスタの何れかのレジスタ種別(a)を選
    択する3つのデコーダ(D1〜D3)と、 該汎用レジスタが選択されたときその選択信号を受ける
    汎用レジスタ管理テーブル(GRT)と、 該浮動小数点レジスタが選択されたときその選択信号を
    受ける浮動小数点レジスタ管理テーブル(FRT)と、 該プロセッサ制御用レジスタが選択されたときその選択
    信号を受けるプロセッサ制御用レジスタ管理テーブル
    (CTLT)と、 各管理テーブル毎に、該内蔵レジスタ部へのアクセス適
    否を判定しアクセス許可(d)を該管理テーブルに出力
    する判定部(DC1〜DC3)とを備え、 各管理テーブルには、対応するレジスタ番号毎に、その
    レジスタの3つの状態、即ち、書込み実行中(W)、読
    出し実行中(R)、及び全くアクセスなし(I)の何れ
    かを保持させ、該命令制御部あるいは該インターフェー
    スから入力されたレジスタ番号(b)、読出し/書込み
    の区別(c)、及びアクセス許可(d)に応じて、先
    ず、レジスタ番号により該当レジスタを選択し、当該レ
    ジスタが、現在全くアクセスなし(I)であれば、アク
    セス許可を与えて、読出し/書込みの区別(R/W)を
    当該レジスタに設定し、当該レジスタが既に読出しもし
    くは書込み中であれば、アクセスなし(I)となるまで
    アクセスを繰り返すようにした請求項1に記載の内蔵レ
    ジスタアクセス制御方式。
JP1245593A 1993-01-28 1993-01-28 内蔵レジスタアクセス制御方式 Withdrawn JPH06231085A (ja)

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