JPH0623049Y2 - 誘電体共振器 - Google Patents

誘電体共振器

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JPH0623049Y2
JPH0623049Y2 JP16428487U JP16428487U JPH0623049Y2 JP H0623049 Y2 JPH0623049 Y2 JP H0623049Y2 JP 16428487 U JP16428487 U JP 16428487U JP 16428487 U JP16428487 U JP 16428487U JP H0623049 Y2 JPH0623049 Y2 JP H0623049Y2
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JP
Japan
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hollow conductor
mounting hole
coupling
dielectric
dielectric resonator
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Expired - Lifetime
Application number
JP16428487U
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JPH0167810U (ja
Inventor
和良 宮脇
敏朗 平塚
容平 石川
博次 阿部
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、誘電体共振器に関する。
(従来の技術) 第3図は従来例に係る電磁波のTM010モードを用い
る誘電体共振器の断面図である。第3図において、2は
箱状に形成された空洞状導体、4は柱状の内部誘電体で
ある。内部誘電体4はその下端面を空洞状導体2の床面
部6上に、またその上端面を空洞状導体2の天面部8に
それぞれ導体ペースト等で固定配置されている。
空洞状導体2の側面部壁面には取り付け孔10が形成さ
れている。取り付け孔10にはコネクタ12が取り付け
られている。同軸ケーブル14の中心導体16は、空洞
状導体2の壁面に取り付けられたコネクタ12および取
り付け孔10を通してその空洞状導体2の内部に円状の
ループ形態にして臨ませられた結合ループ16の一端に
接続されるとともにその結合ループ16の他端はコネク
タ12の金属フランジ部18に取り付けられることでア
ースされている。
第4図は他の従来例の誘電体共振器の断面図であり、第
3図に示される誘電体共振器と対応する部分には同一の
符号を付している。第4図の誘電体共振器においては、
結合ループ16の形態が四角状となり、かつ、その先端
が空洞状導体2の壁面に取り付けられることでアースさ
れている点を除けば第3図のそれと同一の構造を有して
いる。
(考案が解決しようとする問題点) このような構造を有する従来例の各誘電体共振器におい
ては、結合ループ16の形状とか大きさとかを調整する
ことにより磁力線の鎖交量を調整して磁気結合度の調整
を行っていた。
しかしながら、このような調整では空洞状導体2の外部
からの磁気結合度調整ができないために手間がたいへん
かかるものであった。
本考案は、上記に鑑みてなされたものであって、簡単に
磁気結合度の調整が行えるようにすることを目的として
いる。
(問題点を解決するための手段) 本考案は前記目的を達成するために、空洞状導体と柱状
の内部誘電体とを具備し、前記内部誘電体はその下端面
を前記空洞状導体の床面部上に、またその上端面を前記
空洞状導体の天面部にそれぞれ固定配置されてなり、か
つ結合ループが前記空洞状導体の壁面に形成された第1
の取り付け孔を通してその空洞状導体の内部に臨ませら
れるとともにその先端がアース接続されてなる誘電体共
振器において、 前記空洞状導体の壁面には第2の取り付け孔が形成さ
れ、その第2の取り付け孔には磁気結合度調整機構が取
り付けられており、 前記磁気結合度調整機構は、第2の取り付け孔を通して
空洞状導体の内部に臨まされたフェライト等の磁性体
と、空洞状導体の外部からその磁性体を前記結合ループ
に対して遠近調整可能にする外部操作部材とで構成され
ていることを特徴としている。
(作用) 外部操作部材の操作により磁性体を結合ループに対して
遠近調整することで磁気結合度の調整を行うことができ
る結果、その調整が簡単になる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。第1図は本考案の実施例に係る誘電体共振器の断面
図であり、第2図は第1図のII−II線に沿うその要部の
拡大部分断面図であり、第3図および第4図の従来例と
対応する部分には同一の符号を付している。そして、従
来例と同一の符号の部品、部分については本実施例の誘
電体共振器も同様の構成を具備しているから同一の符号
の部品、部分については名称を列記するにとどめてその
詳細な説明は省略する。
第1図および第2図において、2は空洞状導体、4は内
部誘電体、10は第1の取り付け孔、12はコネクタ、
14は同軸ケーブル、16は結合ループである。
本実施例で特徴とする構成は次の通りである。すなわ
ち、本実施例の誘電体共振器の空洞状導体2の天面部8
壁面には、第2の取り付け孔20が形成されている。そ
の第2の取り付け孔20には磁気結合度調整機構22が
取り付けられている。
磁気結合度調整機構は、空洞状導体2の内部空間に臨ま
されたフェライト等の磁性体24と、空洞状導体2の外
部からその磁性体24を結合ループ16に対して遠近調
整可能にする外部操作部材26とで構成されている 外部操作部材26は、第2の取り付け孔20に挿入され
たネジ部28とナット部30とで構成されており、ネジ
部28を回転操作させることにより、そのネジ部28の
先端に取り付けられた磁性体24を矢印32方向に、つ
まり結合ループ16に対して遠近方向に移動させること
ができるようになっている。
このような構造を有する実施例の誘電体共振器において
は、磁気結合度を調整するときは、空洞状導体2の外部
におけるネジ部28の頭部34を回転操作させることに
よりそのネジ部28の先端の磁性体24を結合ループ1
6に対して遠近調整させるとよいからその調整が簡単で
ある。
(効果) 以上説明したことから明らかなように本考案によれば、
外部操作部材の操作により磁性体を結合ループに対して
遠近調整することで磁気結合度の調整を行うことができ
る結果、その調整が簡単になる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の一実施例に係り、第1図
はその断面図、第2図は第1図の要部の拡大部分断面図
である。 第3図および第4図は従来例に係り、第3図は従来例の
断面図、第4図は他の従来例の断面図である。 2…空洞状導体、4…内部誘電体、6…床面部、8…天
面部、10…第1の取り付け孔、12…コネクタ、14
…同軸ケーブル、16…結合ループ、18…フランジ、
20…第2の取り付け孔、22…磁気結合度調整機構、
24…磁性体、26…外部操作部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 阿部 博次 京都府長岡京市天神2丁目26番10号 株式 会社村田製作所内 (56)参考文献 特開 昭61−277201(JP,A) 特開 昭48−8147(JP,A)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】空洞状導体と柱状の内部誘電体とを具備
    し、前記内部誘電体はその下端面を前記空洞状導体の床
    面部上に、またその上端面を前記空洞状導体の天面部に
    それぞれ固定配置されてなり、かつ結合ループが前記空
    洞状導体の壁面に形成された第1の取り付け孔を通して
    その空洞状導体の内部に臨ませられるとともにその先端
    がアース接続されてなる誘電体共振器において、 前記空洞状導体の壁面には第2の取り付け孔が形成さ
    れ、その第2の取り付け孔には磁気結合度調整機構が取
    り付けられており、 前記磁気結合度調整機構は、第2の取り付け孔を通して
    空洞状導体の内部に臨まされたフェライト等の磁性体
    と、空洞状導体の外部からその磁性体を前記結合ループ
    に対して遠近調整可能にする外部操作部材とで構成され
    ていることを特徴とする誘電体共振器。
JP16428487U 1987-10-26 1987-10-26 誘電体共振器 Expired - Lifetime JPH0623049Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0167810U JPH0167810U (ja) 1989-05-01
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