JPH06229553A - ガスタービンエンジン - Google Patents

ガスタービンエンジン

Info

Publication number
JPH06229553A
JPH06229553A JP5281229A JP28122993A JPH06229553A JP H06229553 A JPH06229553 A JP H06229553A JP 5281229 A JP5281229 A JP 5281229A JP 28122993 A JP28122993 A JP 28122993A JP H06229553 A JPH06229553 A JP H06229553A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
combustor
fuel
turbine engine
gas turbine
injection nozzle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5281229A
Other languages
English (en)
Inventor
Virendra M Sood
エム スード ヴィレンドラ
Kenneth H Maden
エイチ マーデン ケニス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Solar Turbines Inc
Original Assignee
Solar Turbines Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Solar Turbines Inc filed Critical Solar Turbines Inc
Publication of JPH06229553A publication Critical patent/JPH06229553A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23RGENERATING COMBUSTION PRODUCTS OF HIGH PRESSURE OR HIGH VELOCITY, e.g. GAS-TURBINE COMBUSTION CHAMBERS
    • F23R3/00Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel
    • F23R3/28Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel characterised by the fuel supply
    • F23R3/34Feeding into different combustion zones
    • F23R3/346Feeding into different combustion zones for staged combustion
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23RGENERATING COMBUSTION PRODUCTS OF HIGH PRESSURE OR HIGH VELOCITY, e.g. GAS-TURBINE COMBUSTION CHAMBERS
    • F23R2900/00Special features of, or arrangements for continuous combustion chambers; Combustion processes therefor
    • F23R2900/03342Arrangement of silo-type combustion chambers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ガスタービンエンジンのNOx の排出を抑制
するため使用する希薄予混合燃焼方式燃焼器に関し、燃
焼圧力の変動と、頻繁な火炎消失を低減可能な装置を提
供する。 【構成】 燃焼器は、外部燃焼器ハウジング26から半
径方向内側に間隔をおいて配置した、同筒形外筒48を
有し、同ハウジングと外筒の間にエアギャラリー50を
形成する。外筒の入口端部の入口開口に、噴射ノズル1
4を配置する。同ノズルの外側の入口開口中に、複数の
旋回根102を配置している。燃焼器は定常運転時に燃
料を供給する第1燃料供給手段270と、燃料噴射ノズ
ルへ燃料を供給する別の第2燃料供給手段272を備え
る。第2燃料供給手段は、主として、始動及び部分負荷
運転時に使用し、その場合噴射ノズルへ供給する燃料
は、設計点で供給する全燃料の約10〜50%であり、
定常運転時では、供給する全燃料の約1〜15%であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般には、ガスタービ
ンエンジン、より詳細には、NOX 排出物を抑制するた
めに使用される希薄予混合燃焼方式において、燃焼圧力
の変動振幅および火炎消失を抑制する装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】ガスタービンエンジンに化石燃料を使用
すると、二酸化炭素、水蒸気、窒素酸化物、一酸化炭
素、未燃焼炭化水素、硫黄酸化物、および粒子状物質か
ら成る燃焼生成物が生じる。これらの生成物の中で、一
般に、二酸化炭素と水蒸気は、正常なものであり、排除
すべきものとみなされない。行政機関が制定した規則
は、ガスタービンエンジンのほとんどの用途において、
上に挙げた種類の残りの物が排ガス中に放出されるのを
制限している。
【0003】排ガス中に放出される燃焼生成物の大部分
は、設計変更、排気ガスの浄化、および(または)使用
する燃料の品質管理によって抑制することが可能であ
る。例えば、排ガス中の粒子状物質は、燃焼器および燃
料噴射ノズルを設計変更することによって、あるいはト
ラップとフィルタで除去することによって抑制される。
硫黄酸化物は、通常、全硫黄含有量が少ない燃料を選択
することによって抑制される。これにより、ガスタービ
ンエンジンから放出される排ガス中の主要な排出物とし
て、窒素酸化物と未燃焼炭化水素が残る。
【0004】窒素酸化物が生成される基本的メカニズム
は、大気中の窒素と酸素とが直接酸化することである。
このメカニズムによって窒素酸化物が生成される速度
は、大部分が火炎温度によって決まり、一部が反応体の
濃度によって決まる。従って、火炎温度を少し下げるこ
とによって、窒素酸化物を大きく低減させることが可能
である。
【0005】ガスタービン燃焼器の燃焼領域内の最大温
度を下げる手段を提供する過去および一部の現在の方式
として、一次燃焼領域に大量の空気を導入する方法、冷
却した排ガスを燃焼領域の中に再循環させる方法、およ
び水噴霧を燃焼領域に注入する方法がある。そのような
方式の一例が、米国特許第4,733,527 号 (1988年3月29
日発行) に開示されている。そこに開示されている方法
および装置は、あらゆる周囲条件において、無負荷から
全負荷までの燃料流量について、NOX 排出物を自動的
にほぼ一定レベルに維持する。この方法は、与えられた
運転条件においてNOX 排出物をほぼ一定レベルに維持
する水/燃料比を計算し、ガスタービンへの実際の燃料
流量を知ることによって、必要な水計量弁の位置を表す
信号を発生し、燃焼器に適正な水量を噴射して所望の水
/燃料比を達成する。
【0006】このような水噴射方式のもう1つの例が、
米国特許第4,483,137 号 (1984年11月20日発行) に開示
されている。この特許明細書は、エンジンの燃焼器内に
冷却液を導入することを開示している。この冷却液の導
入により、燃焼器内の火炎温度が下がり、サーマルNO
X の生成が抑制される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】水噴射による運転コス
トの増加を招かずにNOX 排出物を低減させる試みとし
て、ガスタービン燃焼装置は、希薄予混合方式を採用し
ている。しかし、この希薄予混合燃焼は、使用中、ガス
タービンの負荷範囲内で、大きな燃焼圧力の変動と頻繁
な火炎消失を起すことが実験によって判った。前者はエ
ンジンおよび燃焼器の耐久性を容認できないレベルまで
低下させる可能性があり、後者は部分負荷運転や負荷急
減のとき、エンジンを容認できないものにする可能性が
ある。
【0008】上に述べた諸装置は、窒素酸化物の排出を
低減させる試みの例である。しかし、水噴射の使用は、
高純度の水をエンジンへ供給する必要があるので、運転
コストが増加する。ある種の用途では、供給する水を手
に入れることが困難である。例えば、砂漠地帯では、水
供給源はもともと存在しないので、運転コストが非常に
増加する。また、水噴射のための管路、リザーバ、ポン
プなどの付属機器も運転コストを増加させる要因であ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の一実施例におい
て、ガスタービンエンジンは、中心軸、圧縮機部、ター
ビン部、および圧縮機部とタービン部の間に配置された
燃焼器部から成っている。圧縮機部は、ガスタービンエ
ンジンの運転中、圧縮空気流を発生する。燃焼器部は、
燃焼器軸線、前記軸線と同心の外部燃焼器ハウジング、
および前記軸線と同心の燃焼器を有する。燃焼器は、外
部燃焼器ハウジングから半径方向内側に間隔おいて配置
された、前記軸線と同心の円筒形外筒を有し、外側燃焼
器ハウジングと外筒の間にエアギャラリーが形成されて
いる。外筒は出口端部と入口端部を有する。入口端部の
近くの入口開口の中に、燃焼噴射ノズルが配置されてい
る。また、燃料噴射ノズルの外側の入口開口の中に、複
数の旋回羽根が配置されており、それらの旋回羽根の間
に空間が形成されている。燃焼器は、エンジン定常運転
時に燃料を供給する手段と、燃焼器軸線に沿って燃料噴
射ノズルへ燃料を供給する別の燃料供給手段を備えてい
る。上記の別の燃料供給手段は、主として、エンジン始
動および部分負荷運転時に使用される。その場合、噴射
ノズルへ供給される燃料は、設計点で、エンジンへ供給
される全燃料の約10〜50%であり、エンジンの定常
運転時では、エンジンへ供給される全燃料の約1%足ら
ずから15%ほどである。
【0010】
【実施例】図1に、燃料噴射ノズル14を含むサイドマ
ウント形燃焼器部12を有するガスタービンエンジン1
0を示す。サイドマウント形燃焼器の代わりに、本発明
の骨子を変更せずに、軸流直列環状燃焼器または複数筒
形燃焼器など、他の形式の燃焼器を組み入れることがで
きる。ガスタービンエンジン10は、中心軸線16と、
中心軸線16と同心の外部ハウジング18を有する。外
部ハウジング18は、中心軸線16と同心の圧縮機部2
0と、中心軸線16と同心のタービン部22の周囲を取
り囲んでいる。燃焼器部12は、圧縮機部20とタービ
ン部22の間に配置されている。圧縮機部20とタービ
ン部22の中間の外部ハウジング18に、開口23が形
成されている。開口23の周囲に、複数のねじ付き孔2
4が設けられている。開口23の周囲に配置された外部
燃焼器ハウジング26は、サイドマウント形燃焼器部1
2の一部であり、開口23の周囲の複数のねじ付き孔2
4に対応する複数の孔を有する。外部燃焼器ハウジング
26は、複数のボルト30によって外部ハウジング18
に取外し自在に結合されている。
【0011】タービン部22は、発電機などの補機を駆
動する回転軸(図示せず)を有する出力タービン32
と、圧縮機を駆動するための圧縮機タービン34を有す
る。圧縮機部20は、この実施例においては、複数のロ
ーターアセンブリ列38(図1に1つだけを示す)をも
つ軸流多段圧縮機36を有する。エンジンの運転中、圧
縮機36は、燃焼および冷却に使用する圧縮空気の流れ
を発生する。圧縮空気は、通常のやり方でサイドマウン
ト形燃焼器部12へダクトで導かれる。軸流多段圧縮機
の代わりに、遠心圧縮機または任意の圧縮空気発生源を
使用することができる。
【0012】この実施例においては、図2に示すよう
に、サイドマウント形燃焼器部12は、複数のねじ付き
孔42が周囲に配置された開口40をもつ燃焼器ハウジ
ング26を有する。燃焼器ハウジング26は、中心軸線
16に垂直な燃焼器軸線44と同心である。燃焼器部1
2は、さらに、燃焼器軸線44と同心の筒形燃焼器46
を有する。筒形燃焼器46は通常のやり方で外部燃焼器
ハウジング26で支持されている。燃焼器46は全体的
に円筒形の外筒48を有する。外筒48は燃焼器軸線4
4と同心で、外部燃焼器ハウジング26から半径方向に
所定の距離だけ離して配置され、外部燃焼器ハウジング
26との間にエアギャラリー50を形成している。外筒
48は入口端部52と出口端部54を有する。出口端部
54の近くに、複数のチューブアセンブリ60が配置さ
れている。各チューブアセンブリ60の内部通路62
を、エアギャラリー50からの冷却用空気の流れが通過
する。この実施例においては、4個のチューブアセンブ
リ60が使用されている。チューブアセンブリ60の端
部は、出口端部54へ向けられている。外筒48の入口
端部52と出口端部54の中間に、一連の開口80が設
けられている。この実施例においては、20個の開口8
0が使用されている。一連の開口80と出口端部54と
の間に、第1室すなわち希釈領域82が形成されてお
り、一連の開口80と入口端部52との間に、第2室す
なわち一次燃焼領域84が形成されている。外筒48の
半径方向内側に、短脚部材90と長脚部材92から成る
逆L形カウリング88を含むプレートアセンブリ86が
配置されている。短脚部材90の一端は入口端部52の
所で外筒48に接合されており、他端は長脚部材92の
一端に接合されている。長脚部材92の他端はかさ形環
状部材94の第1端96に接合され、部材94の第2端
は外筒48に接合されている。このように、かさ形環状
部材94は長脚部材92から外側に出口端部54の方へ
傾斜している。
【0013】短脚部材90と円形端板100の間に、入
口開口99が放射状に開いている。円形端板100は外
周の近くに外側部分101を有する。円形端板100
は、燃焼器軸線44と同心であり、外側部分101の所
で複数の旋回羽根102と接触している。複数の旋回羽
根102の間に、空間104が形成されている。複数の
旋回羽根102の半径方向内側に、燃料噴射ノズル14
が配置されている。噴射ノズル14は燃焼器軸線44と
同心であり、噴射ノズル14と長脚部材92との間に、
軸方向空洞110が形成されている。噴射ノズル14の
周囲に、端板100の開口124がある。端板100に
ある複数の孔126は、燃焼器軸線44の周囲に円周方
向に等間隔で配置されており、複数の各旋回羽根102
の間の空間104に開いている。カップ形カバー128
は、端板100に接合されたリップ部分130と、開口
134をもつボール部分132を有する。リップ部分1
30は、端板100の外側部分101の外周面に接合さ
れている。
【0014】図3に示すように、燃料噴射ノズル14
は、組み立てた位置で燃焼器軸線44と同心のノズル軸
線140を有しており、後で説明するように、通常のや
り方で燃焼器ハウジング26によって支持されている。
燃料噴射ノズル14は、燃焼器端部141と閉じた入口
端部142を有する。入口端部142は、この実施例に
おいては、ノズル軸線140と同心の円筒形支持板14
3を有する。支持板143は、段付き外形144を有
し、ノズル軸線140から半径方向に間隔をおいて、等
間隔で配置された複数の孔146を有する。この実施例
においては、直径約22.0 mm の孔が8個使用されてい
る。支持板143に、ノズル軸線140と同心の段付き
面150をもつ中央孔148が設けられている。第1端
部154、第2端部156、および内面158をもつ円
筒形ハウジング152は、第1端部154の所で支持板
143の段付き外形144に接合されている。厚さ約
1.5 mmの比較的薄い材料の第1部材170は、全体的に
カップ形の外形を有し、円筒形軸方向部分172と半径
方向端部173を有する。円筒形軸方向部分172の拡
大端部は、第1端部154と第2端部156の中間で、
円筒形ハウジング152の内面158に接合されてい
る。半径方向端部173は、この実施例においては、全
体的に球形であり、円筒形軸方向部分172の他端に接
合されている。半径方向端部173に、複数の孔174
が設けられている。第1部材170と円筒形ハウジング
の内面158と支持板143は、共同して冷却リザーバ
175を形成している。第1部材170より厚いが、比
較的薄い材料(厚さが約 3.0 mm ) の第2部材176
は、全体的にカップ形の外形を有し、円筒形軸方向部分
178と全体的に球形の半径方向端部180を有する。
円筒形軸方向部分178の拡大端部は、円筒形ハウジン
グ152の第2端部156と第1部材170の中間で、
円筒形ハウジング152の内面158に接合されてい
る。半径方向端部180は、円筒形軸方向部分178の
他端に接合されている。従って、第2部材176と円筒
形ハウジング152の内面158の一部に対する第1部
材170の位置は、それらとの間に所定の距離を有し、
冷却通路182を形成している。第1部材170の拡大
端部と第2部材176の拡大端部との間の円筒形ハウジ
ング152に、冷却通路182と軸方向空洞110とを
連絡する複数の通路188が設けられている。この実施
例においては、円筒形ハウジング152の周囲に、直径
約 6.68mm の16個の通路188が等間隔で設けられ
ている。第1部材170の端部173と、第2部材17
6の端部180の中央に、それぞれ開口190と191
が設けられている。開口190,191の中に配置され
た先端ブロック192は、ノズル軸線140と同心であ
り、第2部材176に接合され、第1部材170の開口
190に接触している。
【0015】図3、図4、および図5に示すように、先
端ブロック192は、全体的に円筒形であり、燃焼器面
194、裏面196、および円筒形外面198を有す
る。先端ブロック192に設けられた第1中央ボア20
0は、裏面196から入り、その底は所定の深さに達し
ている。第1中央ボア200より大きな第2中央ボア2
02は、第1中央ボア200と同心であり、その底は第
1中央ボア200より浅い所定の深さに達している。第
1中央ボア200に置かれた板204は、密閉室206
を形成している。先端ブロック192は、さらに、複数
の通路208を有する。複数の通路208は、裏面19
6から入り、ノズル軸線140から半径方向に間隔おい
て配置され、その底は裏面196と燃焼器面194の間
の所定の深さに達している。複数の各通路208は、そ
れらと交差する半径方向ボア210によって第1中央ボ
ア200と通じている。冷却通路182は、図5に示す
ように、複数の半径方向通路212によって先端ロック
192の室206と通じている。通路212は円筒形外
面198を貫通して、室206と交差している。この実
施例においては、複数の通路208は直径約 1.83 mm
の4つの通路から成り、複数の半径方向ボア210は直
径約 0.82 mm の4つのボア210から成っている。
【0016】半径方向通路212は直径約 0.82 mm の
4つの通路212から成っている。このように、冷却リ
ザーバ175から先端ブロック192を通って冷却通路
182を結ぶ通路ができている。複数の傾斜通路214
は、燃焼器面194に沿って等間隔で配置されており、
円筒形外面198に近い燃焼器面194から第2中央ボ
ア202まで延びている。傾斜通路214は、この実施
例においては、ノズル軸線140に対し約30°の角度
をなす8個の傾斜通路から成り、その直径は約1.81 mm
である。
【0017】冷却流体の流れを冷却通路182を通して
送る手段216は、支持板143の複数の孔146、冷
却リザーバ175、先端ブロック内の複数の通路20
8、半径方向ボア210、室206、複数の半径方向通
路212、および円筒形ハウジング152の複数の通路
188を通る第1流路を有する。手段216は、さら
に、支持板143の複数の孔146、冷却リザーバ17
5、第1部材170の端部173の複数の孔174、お
よび円筒形ハウジング152の複数の通路188を通る
第2流路を有する。
【0018】図3に示すように、先端ブロック192の
第2中央ボア202および支持板143の中央孔148
に、内部通路222をもつ管状部材220が接合されて
いる。マニホルド224のノズル端部226は、支持板
143の中央孔148の段付き内面150の一部の中に
置かれ、封止して取り付けられている。マニホルド22
4の供給端部228は、大径ボア230と小径ボア23
2を有する。ノズル端部226と供給端部228の間の
マニホルド224の内部に、リザーバ234が形成され
ている。リザーバ234の周囲に、複数の開口236が
円周方向に等間隔で設けられている。
【0019】図2および図3に示すように、燃料噴射ノ
ズル14は、内部通路242を有する外部管状部材24
0を使用して通常のやり方で取り付けられる。外部管状
部材240は、入口端部244と、ボア230に封止し
て取り付けられた出口端部246を有する。外部管状部
材240は、外部燃焼器ハウジング26の開口40を通
って軸方向に延びており、一端に取付けフランジ248
を有する。複数の孔(図示せず)が取付けフランジ24
8に設けられている。それらの孔に通された複数のボル
ト252は、外部燃焼器ハウジング26のねじ付き孔4
2にねじ込まれ、取付けフランジ248を固定してい
る。このように、噴射ノズル14は、外側燃焼器ハウジ
ング26に取外し自在に取り付けられている。通路24
2は燃料源(図示せず)に通じている。通路242の中
に同心軸上に配置されているのは、一端が通路232内
に取り付けられた内部管状部材254である。燃料源に
通じている内部管状部材254の内部通路256は、管
状部材220の内部通路222を介して先端ブロック1
92内の複数の傾斜通路214に通じている。
【0020】内部通路262を有する複数の管260
は、第1端264が複数の開口236に取り付けられ、
第2端266が円形端板100の複数のの孔126の1
つに取り付けられている。このように、管260は、旋
回羽根102の間に形成された空間104とリザーバ2
34の間を連絡している。この実施例においては、全部
で20個の旋回羽根102の間に、20個の管260が
間隔をおいて配置されている。上記の代わりに、複数の
旋回羽根102の間の空間104に対し、管260の任
意の組合せを使用することができる。
【0021】燃料噴射ノズル14へ燃料を供給する手段
268は、2つの独立した通路、すなわち旋回羽根10
2の間の各空間104に燃料を供給する第1供給手段2
70と、燃焼器軸線140に沿って燃料を供給する第2
供給手段272から成っている。上記の代わりに、本発
明の骨子を変えずに、旋回羽根102の間の空間104
の一部のみに燃料を供給することもできるであろう。第
1供給手段270は、燃料源とポンプと制御機構(図示
せず)、外部管状部材240の内部通路242、複数の
各管260の内部通路262、および複数の孔126か
ら成っている。第2供給手段272は、通常の構造の燃
料源とポンプと制御機構(図示せず)、内部管状部材1
54の内部通路256、管状部材220の内部通路22
2、および先端ブロック192の複数の傾斜通路214
から成っている。
【0022】
【作用】使用の際、ガスタービンエンジン10は通常の
仕方で始動される。始動のとき、パイロット燃料として
使用される気体燃料(この実施例においては、全燃料の
約10〜50%)が管状部材220の通路222を通し
て一次燃焼領域84へ導入される。さらに、外部環状部
材240の通路242を通して導入された燃料が、通路
262と孔126を通って複数の空間104に出る。圧
縮機部20からの燃焼用空気は、入口開口99を通して
複数の空間104に導入され、放射状空間104の中で
燃料と混合され、軸方向空洞110の中を混合しながら
通過した後、一次燃焼領域84に出ていく。一次燃焼領
域84では、空洞110からの混合気が、さらに通路2
22からのパイロット燃料と混合し、燃焼が起きる。
【0023】エンジン10が加速するにつれて、空間1
04への燃料と空気が増加され、パイロット燃料の割合
が減少される。より多くの燃焼用空気が複数の旋回羽根
102の間の各空間104を通過し、そしてより多くの
燃料がその燃焼用空気へ追加される。例えば、追加燃料
は通路242を通してリザーバ234の中に導入され、
複数の通路262を通って孔126から出て、放射状の
入口開口99に設置された各旋回羽根102の間の空間
104の中で燃焼用空気と混合し、次に下流の空洞11
0に出る。この結果、燃焼室および一次燃焼領域84に
入る前に、高均質度の混合気が生じる。多くの競合する
ガスタービンエンジンの運転では、始動後、パイロット
燃料が遮断される。一次燃焼領域84内の温度は約 180
0 〜 2600 °F である。高温の反応ガスが一次燃焼領域
84を出るとき、追加燃焼用空気が一連の開口80を通
って入り、高温の反応ガスと混合して希釈領域82内の
反応ガスの温度を下げる。このため、希釈領域82内の
燃焼ガス温度は約 1500 〜2000 °F である。ガスター
ビンエンジン10の要求を満たすように燃焼ガス温度を
確実に下げるため、チューブアセンブリ60を通して追
加空気が導入される。例えば、圧縮機部20からの空気
は、エアギャラリー50を通って各チューブアセンブリ
60の内部通路62に入る。空気はチューブ端の近くで
通路62を出て、出口端部54へ向かい、タービン部2
2に入る前に、燃焼ガスと混合し、混合ガスをさらに冷
却する。このように、ガスタービンエンジン10の要求
を満たすように混合ガスの温度が制御されるので、不必
要な低減や構成部品の早期故障が防止される。
【0024】ガスタービンエンジン10の定常運転中
に、燃焼圧力の変動が生じることがある。この燃焼圧力
の変動は、構成部品の早期故障や、エンジン10の停止
など予期しないエンジン保守の原因になることがある。
さらに、無負荷過渡期において、エンジンの過大速度を
抑制するため燃料流量を急減させる必要があるとき、エ
ンジンの火炎消失が発生することがある。この現象を解
決するため、手段272によって、エンジン10が消費
する全燃料の約1%足らずから15%のパイロット燃料
を燃焼器へ連続的に供給すれば、燃焼圧力の変動や火炎
消失の状態を許容レベルまで低減できることが判った。
当初、パイロット燃料の連続供給は、行政機関が制定し
たレベルを維持できないほど、エンジン排ガスから放出
される汚染度を増大させると考えられたが、その後の研
究と実験により、手段272によって供給されるパイロ
ット燃料の割合を増加させると、汚染物質(主として、
窒素酸化物)が増加することが判ったが、この増加は著
しくなく、設定された汚染度の中で窒素酸化物の全レベ
ルを達成することは可能である。従って、もしパイロッ
ト燃料の量を1%足らずから約15%(この実施例にお
いては、より明示的に3%〜5%)の範囲内に維持すれ
ば、汚染度を設定されたレベル以下に保つことができ、
しかも火炎消失を許容レベルまで減らすことができる。
【0025】前に指摘したように、一次燃焼領域84内
の温度は約 1800 〜 2600 °F の範囲にある。従って、
燃焼ガスと接触している噴射ノズル14の端部は、侵食
と早期故障を防止するため冷却しなければならない。例
えば、冷却用空気は複数の孔146を通って噴射ノズル
14に入り、冷却リザーバ175を満たす。手段216
は、圧縮機部20からの圧縮空気を使用して噴射ノズル
14を内部冷却する。手段216は、さらに、二重通路
を備えており、冷却用空気はそこを通って冷却通路18
2に出るとき、第2部材176の端部180と先端ブロ
ック192を冷却することができる。第1流路は、主と
して先端ブロック192を冷却し、さらに端部180を
冷却することが意図されているのに対し、第2流路は主
として端部180を冷却することが意図されている。第
1流路は、冷却用空気が、冷却リザーバ175から先端
ブロック182の複数の通路208および室206に入
り、室106から複数の放射状通路212を通って冷却
通路182に入り、複数の通路188を通って空洞11
0に入ることを許す。第2流路は、冷却空気が、冷却リ
ザーバ175から複数の孔174を通って冷却通路18
2に入り、複数の通路188を通って空洞110に入る
ことを許す。
【0026】
【発明の効果】希薄予混合方式と一緒に本発明の噴射ノ
ズル14を使用することによって、汚染の少ないガスタ
ービンエンジン10が得られた。旋回羽根102の間に
形成された複数の空間のそれぞれに燃料を供給すること
によって、NOx の排出物は低減した。さらに、あらゆ
る運転状態においてパイロット燃料を燃焼器へ連続的に
供給することによって、燃焼圧力の変動が使用可能なレ
ベルまで低減した。
【0027】燃料噴射ノズル14の端部を冷却する本方
式すなわち構造は、燃焼炎に最も直かにさらされるノズ
ル14の部分をスキン冷却する冷却通路182を設ける
ことによって得られた。燃料噴射ノズル14の端部は、
酸化、割れ、および座屈による燃焼器の破損を防止する
程度の低温に維持された。
【0028】本発明のその他の特徴、目的、および利点
は、発明の詳細な説明、特許請求の範囲、および添付図
面を熟読すれば明らかになるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を組み入れたガスタービンエン
ジンの部分断面側面図である。
【図2】本発明の一実施例に使用した燃焼器の拡大断面
図である。
【図3】本発明の一実施例に使用した燃料噴射ノズルの
拡大断面図である。
【図4】図3の点線4で囲んだ燃料噴射ノズルの端部の
拡大断面図である。
【図5】図4の線5−5に沿った先端ブロックの拡大断
面図である。
【符号の説明】
10 ガスタービンエンジン 12 サイドマウント形燃焼器部 14 燃料噴射ノズル 16 中心軸線 18 外部ハウジング 20 圧縮機部 22 タービン部 23 開口 24 ねじ付き孔 26 外部燃焼器ハウジング 28 孔 30 ボルト 32 パワータービン 34 圧縮機タービン 36 軸流多段圧縮機 38 ローターアセンブリ列 40 開口 42 ねじ付き孔 44 燃焼器軸線 46 筒形燃焼器 48 外筒 50 エアギャラリー 52 入口端部 54 出口端部 60 チューブアセンブリ 62 通路 80 開口 82 第1室(希釈領域) 84 第2室(一次燃焼領域) 86 プレートアセンブリ 88 逆L形カウリング 90 短脚部材 92 長脚部材 94 かさ形環状部材 96 第1端 98 第2端 99 入口開口 100 円形端板 101 外側部分 102 旋回羽根 104 空間 110 軸方向空洞 124 開口 126 孔 128 カップ形カバー 130 リップ部分 132 ボール部分 134 開口 140 ノズル軸線 142 閉じた入口端 143 円筒形支持板 144 段付き外形 146 孔 148 中央孔 150 段付き面 152 円筒形ハウジング 154 第1端部 156 第2端部 158 内面 170 第1部材 172 円筒形軸方向部分 173 端部 174 孔 175 冷却リザーバ 176 第2部材 178 円筒形軸方向部分 180 端部 182 冷却通路 188 通路 190,191 開口 192 先端ブロック 194 燃焼器面 196 後面 198 外面 200 第1中央ボア 202 第2中央ボア 204 板 206 室 208 通路 210 半径方向ボア 212 半径方向通路 214 傾斜通路 216 冷却空気の流れを通す手段 220 管状部材 222 内部通路 224 マニホルド 226 ノズル端部 228 供給端部 230 大きなボア 232 小さいボア 234 リザーバ 236 開口 240 外側管状部材 242 内部通路 244 入口端部 246 出口端部 248 フランジ 252 ボルト 254 内側管状部材 256 通路 260 管 262 通路 264 第1端 266 第2端 268 可燃性燃料供給手段 270 第1燃料供給手段 272 第2燃料供給手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F23R 3/28 A 7604−3G (72)発明者 ヴィレンドラ エム スード アメリカ合衆国 カリフォルニア州 92024 エンシニタス スプリングウッド レーン 944 (72)発明者 ケニス エイチ マーデン アメリカ合衆国 カリフォルニア州 92118 コロナード イザベラ アベニュ ー 1064

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心軸線、前記中心軸線と同心の圧縮機
    部、前記中心軸線と同心のタービン部、および圧縮機部
    とタービン部の間に配置された燃焼器部を有するガスタ
    ービンエンジンであって、 前記燃焼器部が、燃焼器軸線、前記燃焼器軸線と同心の
    外部燃焼器ハウジング、および前記外部燃焼器ハウジン
    グ内に配置された、前記燃焼器軸線と同心の燃焼器を有
    しており、 前記燃焼器が、前記外部燃焼器ハウジング内に間隔をお
    いて配置され、前記外部燃焼器ハウジングとの間にエア
    ギャラリーを形成している、前記燃焼器軸線と同心の円
    筒形外筒を有しており、 前記外筒が、出口端部、入口開口をもつ入口端部、およ
    び前記入口開口内に配置された燃料噴射ノズルを有して
    おり、 複数の旋回羽根が、燃料噴射ノズルの外側に、前記入口
    開口内に配置され、それらの間に空間が形成されてお
    り、 前記空間内の少なくとも一部の旋回羽根の間に出口を有
    し、燃焼器へ燃料を供給する手段と、 前記燃料噴射ノズルに通じていて、燃料噴射ノズルへ燃
    料を供給する別の燃料供給手段、を備えていることを特
    徴とするガスタービンエンジン。
  2. 【請求項2】 前記外筒が、その入口端部と出口端部の
    中間に一連の開口を形成しており、前記一連の開口が出
    口端部に近い希釈領域と、入口端部に近い一次燃焼領域
    とを区分していることを特徴とする請求項1に記載のガ
    スタービンエンジン。
  3. 【請求項3】 前記外筒が、さらに、その出口端部の近
    くに複数の開口を形成しており、前記複数の各開口内に
    チューブアセンブリが設置されていることを特徴とする
    請求項2に記載のガスタービンエンジン。
  4. 【請求項4】 前記チューブアセンブリが、圧縮空気の
    流れを通す内部通路を有し、その端部が前記外筒の出口
    端部へ向けられていることを特徴とする請求項3に記載
    のガスタービンエンジン。
  5. 【請求項5】 前記燃焼器へ燃料を供給する手段が、複
    数の旋回羽根の間の各空間中に燃料を供給することを特
    徴とする請求項1に記載のガスタービンエンジン。
  6. 【請求項6】 前記燃料噴射ノズルが、内部冷却される
    部材をもつ端部を有することを特徴とする請求項1に記
    載のガスタービンエンジン。
  7. 【請求項7】 前記圧縮機部が、ガスタービンエンジン
    の運転中、圧縮空気の流れを発生すること、および内部
    冷却が圧縮機部からの圧縮空気を使用して行われること
    を特徴とする請求項6に記載のガスタービンエンジン。
  8. 【請求項8】 前記エンジンは、さらに、燃料噴射ノズ
    ルと燃焼器との間に形成された空洞と、前記空洞内で、
    前記端部を内部冷却した後の圧縮空気と、複数の旋回羽
    根の間の空間を出た混合気とを混合させる手段を備えて
    いることを特徴とする請求項7に記載のガスタービンエ
    ンジン。
JP5281229A 1992-11-10 1993-11-10 ガスタービンエンジン Pending JPH06229553A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/973,895 US5321947A (en) 1992-11-10 1992-11-10 Lean premix combustion system having reduced combustion pressure oscillation
US07/973895 1992-11-10

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06229553A true JPH06229553A (ja) 1994-08-16

Family

ID=25521348

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5281229A Pending JPH06229553A (ja) 1992-11-10 1993-11-10 ガスタービンエンジン

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5321947A (ja)
JP (1) JPH06229553A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105829800A (zh) * 2013-12-23 2016-08-03 通用电气公司 用于空气协助的燃料喷射的燃料喷嘴结构
US10288293B2 (en) 2013-11-27 2019-05-14 General Electric Company Fuel nozzle with fluid lock and purge apparatus

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5813232A (en) * 1995-06-05 1998-09-29 Allison Engine Company, Inc. Dry low emission combustor for gas turbine engines
EP0747635B1 (en) * 1995-06-05 2003-01-15 Rolls-Royce Corporation Dry low oxides of nitrogen lean premix module for industrial gas turbine engines
US5706643A (en) * 1995-11-14 1998-01-13 United Technologies Corporation Active gas turbine combustion control to minimize nitrous oxide emissions
US5937634A (en) * 1997-05-30 1999-08-17 Solar Turbines Inc Emission control for a gas turbine engine
US6374615B1 (en) 2000-01-28 2002-04-23 Alliedsignal, Inc Low cost, low emissions natural gas combustor
US6786047B2 (en) 2002-09-17 2004-09-07 Siemens Westinghouse Power Corporation Flashback resistant pre-mix burner for a gas turbine combustor
US7842007B2 (en) * 2004-04-30 2010-11-30 Clawson Burrell E Apparatus and methods for isolating human body areas for localized cooling
EP1930569A1 (en) * 2006-11-01 2008-06-11 ALSTOM Technology Ltd System for controlling a combustion process for a gas turbine
US8117845B2 (en) * 2007-04-27 2012-02-21 General Electric Company Systems to facilitate reducing flashback/flame holding in combustion systems
US8028512B2 (en) 2007-11-28 2011-10-04 Solar Turbines Inc. Active combustion control for a turbine engine
JP5356340B2 (ja) * 2010-09-06 2013-12-04 株式会社日立製作所 ガスタービン燃焼器の制御装置及びガスタービン燃焼器の制御方法
JP6695801B2 (ja) 2013-12-23 2020-05-20 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ 可撓性支持構造体を備えた燃料ノズル
US9938906B2 (en) * 2015-06-01 2018-04-10 Solar Turbines Incorporated Combustion stability logic during off-load transients
CN108844097B (zh) * 2018-03-16 2020-04-24 南京航空航天大学 一种多点贫油直接喷射的低污染燃烧室

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USRE23149E (en) * 1949-09-20 Combustion burner
NL90479C (ja) * 1947-01-09
US3713588A (en) * 1970-11-27 1973-01-30 Gen Motors Corp Liquid fuel spray nozzles with air atomization
JPS6122127A (ja) * 1984-07-10 1986-01-30 Hitachi Ltd ガスタ−ビン燃焼器
JPS61119920A (ja) * 1984-07-11 1986-06-07 Hitachi Ltd ガスタ−ビン燃焼器
GB2175993B (en) * 1985-06-07 1988-12-21 Rolls Royce Improvements in or relating to dual fuel injectors
US4702073A (en) * 1986-03-10 1987-10-27 Melconian Jerry O Variable residence time vortex combustor
JP2644745B2 (ja) * 1987-03-06 1997-08-25 株式会社日立製作所 ガスタービン用燃焼器
US5121608A (en) * 1988-02-06 1992-06-16 Rolls-Royce Plc Gas turbine engine fuel burner
JPH0293210A (ja) * 1988-09-30 1990-04-04 Hitachi Ltd ガスタービン燃焼器
JP2865684B2 (ja) * 1989-01-06 1999-03-08 株式会社日立製作所 ガスタービン燃焼器

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10288293B2 (en) 2013-11-27 2019-05-14 General Electric Company Fuel nozzle with fluid lock and purge apparatus
CN105829800A (zh) * 2013-12-23 2016-08-03 通用电气公司 用于空气协助的燃料喷射的燃料喷嘴结构
US10451282B2 (en) 2013-12-23 2019-10-22 General Electric Company Fuel nozzle structure for air assist injection

Also Published As

Publication number Publication date
US5321947A (en) 1994-06-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0600041B1 (en) Low emission combustion nozzle for use with a gas turbine engine
JP4658471B2 (ja) ガスタービンエンジンの燃焼器エミッションを減少させる方法及び装置
EP0071419B1 (en) Combustion apparatus with reduced nitrogen oxide emission
EP0620906B1 (en) Low emission combustion system for a gas turbine engine
US5813232A (en) Dry low emission combustor for gas turbine engines
US5404711A (en) Dual fuel injector nozzle for use with a gas turbine engine
US7762073B2 (en) Pilot mixer for mixer assembly of a gas turbine engine combustor having a primary fuel injector and a plurality of secondary fuel injection ports
US3982392A (en) Combustion apparatus
RU2309329C2 (ru) Вспенивающая аэродинамическая система инжектирования топливовоздушной смеси в камеру сгорания турбомашины, камера сгорания турбомашины и турбомашина
JPH06229553A (ja) ガスタービンエンジン
US5303554A (en) Low NOx injector with central air swirling and angled fuel inlets
US5365738A (en) Low emission combustion nozzle for use with a gas turbine engine
JP2004205204A (ja) タービン内蔵システム及びそのインジェクタ
US5372008A (en) Lean premix combustor system
JPH08233270A (ja) ガス又は液体燃料タービンのための燃料噴射装置
US5673552A (en) Fuel injection nozzle
GB2451517A (en) Pilot mixer for mixer assembly of a gas turbine engine combustor having a primary fuel injector and a plurality of secondary fuel injection ports
EP0572575B1 (en) Low emission combustion system for a gas turbine engine
US5297390A (en) Fuel injection nozzle having tip cooling
EP0687350B1 (en) Dual fuel injection nozzle with water injection
JPH08254315A (ja) 燃料噴射ノズル
JP3117995B2 (ja) ガスタービン・エンジンに対する低排出物燃焼システム
WO1993022601A1 (en) Premix liquid and gaseous combustion nozzle for use with a gas turbine engine
CA2596789A1 (en) Pilot mixer for mixer assembly of a gas turbine engine combustor having a primary fuel injector and a plurality of secondary fuel injection ports