JPH0622806A - ホイ−ル付きかばん - Google Patents
ホイ−ル付きかばんInfo
- Publication number
- JPH0622806A JPH0622806A JP5082484A JP8248493A JPH0622806A JP H0622806 A JPH0622806 A JP H0622806A JP 5082484 A JP5082484 A JP 5082484A JP 8248493 A JP8248493 A JP 8248493A JP H0622806 A JPH0622806 A JP H0622806A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bag
- wheels
- bottom structure
- elongated bottom
- pair
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A45—HAND OR TRAVELLING ARTICLES
- A45C—PURSES; LUGGAGE; HAND CARRIED BAGS
- A45C5/00—Rigid or semi-rigid luggage
Landscapes
- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
- Handcart (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 特にカ−ペットのような柔らかい表面上での
ホイ−ル付きかばんの機動性を一般的に改善すること。 【構成】 1対の後方ホイ−ルがかばんの細長い底部構
造の後方端部に取り付けられるよりも、その細長い底部
構造の前方端部により近接して1対の前方ホイ−ルが取
り付けられている。後方の対のホイ−ルが前寄りの位置
に配置されたことによって、かばんの回転半径が短縮さ
れるとともに、人込みの場所や狭い場所でのかばんの機
動性が改善される。前方の対のホイ−ルの支持荷重が小
さいから、カ−ペットのような柔らかい表面上ではまり
込みを起こすおそれが少ない。このように後方の対のホ
イ−ルを前寄りに配置したこと、および前方の対と後方
の対のホイ−ル間の距離が短くされたことによって、か
ばんが支持表面上で底つきを起こす程度に底部構造が垂
れ下がることなしに、ソフトサイドのかばんでもより大
きな荷重に耐えることができるようになされている。
ホイ−ル付きかばんの機動性を一般的に改善すること。 【構成】 1対の後方ホイ−ルがかばんの細長い底部構
造の後方端部に取り付けられるよりも、その細長い底部
構造の前方端部により近接して1対の前方ホイ−ルが取
り付けられている。後方の対のホイ−ルが前寄りの位置
に配置されたことによって、かばんの回転半径が短縮さ
れるとともに、人込みの場所や狭い場所でのかばんの機
動性が改善される。前方の対のホイ−ルの支持荷重が小
さいから、カ−ペットのような柔らかい表面上ではまり
込みを起こすおそれが少ない。このように後方の対のホ
イ−ルを前寄りに配置したこと、および前方の対と後方
の対のホイ−ル間の距離が短くされたことによって、か
ばんが支持表面上で底つきを起こす程度に底部構造が垂
れ下がることなしに、ソフトサイドのかばんでもより大
きな荷重に耐えることができるようになされている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はかばんを持ち運ぶのでは
なくて引いたり押したりして運ぶことができるようにす
るためのホイ−ルを具備した形式のホイ−ル付きかばん
の改良に関する。さらに詳細には、本発明はかばんの操
縦性と重量運搬能力を向上させるための改良されたホイ
−ル位置を有する新規にして改良されたかばんに関す
る。
なくて引いたり押したりして運ぶことができるようにす
るためのホイ−ルを具備した形式のホイ−ル付きかばん
の改良に関する。さらに詳細には、本発明はかばんの操
縦性と重量運搬能力を向上させるための改良されたホイ
−ル位置を有する新規にして改良されたかばんに関す
る。
【0002】
【従来の技術】ホイ−ル付きかばんは、詰込んだかばん
を提げて運ぶのではなくて引いて運ぶことができ、それ
によって旅行がより簡便となるので、多くの旅行者に人
気がある。ある旅行者にとっては、かばんが大きすぎた
りまたは重すぎるたり、あるいは旅行者の力がかばんを
運ぶのに十分でないために、ホイ−ル付きかばんを引張
ることができるかどうかが問題であった。ホイ−ル付き
かばんは人気があるが、従来のホイ−ル付きかばんの多
くが不便や心配というような多くの難点を呈している。
を提げて運ぶのではなくて引いて運ぶことができ、それ
によって旅行がより簡便となるので、多くの旅行者に人
気がある。ある旅行者にとっては、かばんが大きすぎた
りまたは重すぎるたり、あるいは旅行者の力がかばんを
運ぶのに十分でないために、ホイ−ル付きかばんを引張
ることができるかどうかが問題であった。ホイ−ル付き
かばんは人気があるが、従来のホイ−ル付きかばんの多
くが不便や心配というような多くの難点を呈している。
【0003】1つの心配はかばんを取扱う人間が乱雑に
取扱うことによりホイ−ルが破損したりあるいは破壊し
たりしないかということである。この破損の恐れを少な
くするために、ホイ−ルをできるだけ小さくしたり、あ
るいはかばんの中に実質的に入り込んだ形で設けるこ
と、およびホイ−ルをかばんの前方および後方の底部に
せきるだけ接近して配置することが通常行なわれてい
る。ホイ−ルを小さくすることあるいは凹設することで
そのホイ−ルの露呈量を少なくすることができ、それに
よって破損の恐れが少なくなると考えられている。ホイ
−ルをかばんの底部コ−ナ−の近傍に配設することも、
かばんのコ−ナ−自体によって保護が与えられるから、
破損を生ずる接触の機会を少なくすると考えられてい
る。さらに、図1はかばんのコ−ナ−の近傍にホイ−ル
を配設し、従来のホイ−ル付きかばん16の前方ホイ−
ル12と下方の前方コ−ナ−の間および後方ホイ−ル1
4と下方の後方コ−ナ−の間に等しい空間10を残すこ
とによって得られる審美的な対称性を示している。
取扱うことによりホイ−ルが破損したりあるいは破壊し
たりしないかということである。この破損の恐れを少な
くするために、ホイ−ルをできるだけ小さくしたり、あ
るいはかばんの中に実質的に入り込んだ形で設けるこ
と、およびホイ−ルをかばんの前方および後方の底部に
せきるだけ接近して配置することが通常行なわれてい
る。ホイ−ルを小さくすることあるいは凹設することで
そのホイ−ルの露呈量を少なくすることができ、それに
よって破損の恐れが少なくなると考えられている。ホイ
−ルをかばんの底部コ−ナ−の近傍に配設することも、
かばんのコ−ナ−自体によって保護が与えられるから、
破損を生ずる接触の機会を少なくすると考えられてい
る。さらに、図1はかばんのコ−ナ−の近傍にホイ−ル
を配設し、従来のホイ−ル付きかばん16の前方ホイ−
ル12と下方の前方コ−ナ−の間および後方ホイ−ル1
4と下方の後方コ−ナ−の間に等しい空間10を残すこ
とによって得られる審美的な対称性を示している。
【0004】かばん16で対称的にホイ−ルを配置した
ことによって、通常キャスタ−である前方ホイ−ル12
が通常固定した車軸を有する後方ホイ−ル14のまわり
で回転しなければならないから、比較的大きい回転半径
を生ずる。この回転半径は、図1に示されているように
かばん16のほぼ全長であるかばんの前方ホイ−ルと後
方ホイ−ルとの間の距離であり、これは図1に示されて
いるようにかばん16のほぼ全長である。従って、図1
に示されている従来の構成では、かばんに付着された紐
18または他のプルハンドルを引張ることによってかば
んの実質的に全長を回転によって移動させなければなら
ない。かばんの頂部には、かばん16を持ち運んだりあ
るいはホイ−ル12および14上でそのかばんを引張る
ための持運び用ハンドル19が付設されている。
ことによって、通常キャスタ−である前方ホイ−ル12
が通常固定した車軸を有する後方ホイ−ル14のまわり
で回転しなければならないから、比較的大きい回転半径
を生ずる。この回転半径は、図1に示されているように
かばん16のほぼ全長であるかばんの前方ホイ−ルと後
方ホイ−ルとの間の距離であり、これは図1に示されて
いるようにかばん16のほぼ全長である。従って、図1
に示されている従来の構成では、かばんに付着された紐
18または他のプルハンドルを引張ることによってかば
んの実質的に全長を回転によって移動させなければなら
ない。かばんの頂部には、かばん16を持ち運んだりあ
るいはホイ−ル12および14上でそのかばんを引張る
ための持運び用ハンドル19が付設されている。
【0005】前方および後方の下方コ−ナ−の近傍に配
設された小さいまたは凹設されたホイ−ルのために、対
地間隔が最小限にまたは小さくなるっている。小さい対
地間隔は「底つき」(bottoming out)として知られてい
るソフトサイドのかばんにとって望ましくない現象の恐
れを生ずる。ソフトサイドのかばんは、かばんの壁の一
部または全体に革、ビニルまたはクロスのような可撓性
の材料を用いて形成したものである。ソフトサイドのか
ばんはハ−ドサイドのかばんと比較して幾分軽量である
ような印象を有している。それらの可撓性材料は十分な
支持構造を確立することができないから、通常プラスチ
ックで作成される軽量の内側構造部材が、構造的形状を
確立しかつかばんの重量運搬容量を高めるために用いら
れる。底板(bottom board)として知られている底構造部
材はかばんが運ばれるときにそれの全重量を支持しなけ
ればならないから、特に重要である。ホイ−ル付きのソ
フトサイドかばんでは、ホイ−ルも底板に取り付けられ
ている。
設された小さいまたは凹設されたホイ−ルのために、対
地間隔が最小限にまたは小さくなるっている。小さい対
地間隔は「底つき」(bottoming out)として知られてい
るソフトサイドのかばんにとって望ましくない現象の恐
れを生ずる。ソフトサイドのかばんは、かばんの壁の一
部または全体に革、ビニルまたはクロスのような可撓性
の材料を用いて形成したものである。ソフトサイドのか
ばんはハ−ドサイドのかばんと比較して幾分軽量である
ような印象を有している。それらの可撓性材料は十分な
支持構造を確立することができないから、通常プラスチ
ックで作成される軽量の内側構造部材が、構造的形状を
確立しかつかばんの重量運搬容量を高めるために用いら
れる。底板(bottom board)として知られている底構造部
材はかばんが運ばれるときにそれの全重量を支持しなけ
ればならないから、特に重要である。ホイ−ル付きのソ
フトサイドかばんでは、ホイ−ルも底板に取り付けられ
ている。
【0006】
【本発明が解決しようとする課題】底板は通常大きな荷
重で曲げを生ずる傾向のあるベニヤ合板のような軽量の
構造材で形成されており、かつ前方ホイ−ルと後方ホイ
−ルがかばんの両端部に通常取り付けられているから、
前方ホイ−ルと後方ホイ−ルとの間で底板が下方に大き
く湾曲するおそれがある。重い荷重をかけられたソフト
サイドのかばんの底板が、そのかばんが移動されている
表面の高いスポットに引掛かったりあるいはそれに接触
する程度にまでたるむと、底つき状態が生ずるおそれが
ある。底つきしたかばんは、ホイ−ルの幾つかがその上
を移動している支持表面との接触を失うと不安定になっ
て転覆するおそれがある。
重で曲げを生ずる傾向のあるベニヤ合板のような軽量の
構造材で形成されており、かつ前方ホイ−ルと後方ホイ
−ルがかばんの両端部に通常取り付けられているから、
前方ホイ−ルと後方ホイ−ルとの間で底板が下方に大き
く湾曲するおそれがある。重い荷重をかけられたソフト
サイドのかばんの底板が、そのかばんが移動されている
表面の高いスポットに引掛かったりあるいはそれに接触
する程度にまでたるむと、底つき状態が生ずるおそれが
ある。底つきしたかばんは、ホイ−ルの幾つかがその上
を移動している支持表面との接触を失うと不安定になっ
て転覆するおそれがある。
【0007】さらに、かばんの重量の約半分(典型的な
重量分布特性のもとで)が比較的小さい前方キャスタ−
にかかるから、かばんは、特にカ−ペット上や他の柔ら
かい表面上で引張られているときに、「はまり込み」(b
ogging down)を受けやすい。この「はまり込んだ」状態
は、キャスタ−上にかかった重量がそれらのキャスタ−
の枢動能力を制限するときに生ずる。これによって、か
ばんをを回転させようとしているときに加わる大きい横
方向の引張り力によるかばんの転倒を生ずることが多
い。
重量分布特性のもとで)が比較的小さい前方キャスタ−
にかかるから、かばんは、特にカ−ペット上や他の柔ら
かい表面上で引張られているときに、「はまり込み」(b
ogging down)を受けやすい。この「はまり込んだ」状態
は、キャスタ−上にかかった重量がそれらのキャスタ−
の枢動能力を制限するときに生ずる。これによって、か
ばんをを回転させようとしているときに加わる大きい横
方向の引張り力によるかばんの転倒を生ずることが多
い。
【0008】回転半径が大きくなることおよびかばんの
底つきやはまり込みを生ずるおそれは、すべてかばんの
底におけるホイ−ル位置によるものであり、これらによ
って、引張られているかばんが運搬時につんのめったり
あるいは運搬困難となるおそれが生ずることになる。そ
の自然な結果として、旅行者はかばんを持って運ぶこと
になって、ホイ−ル付きかばんの効果性が失われてしま
うことになる。
底つきやはまり込みを生ずるおそれは、すべてかばんの
底におけるホイ−ル位置によるものであり、これらによ
って、引張られているかばんが運搬時につんのめったり
あるいは運搬困難となるおそれが生ずることになる。そ
の自然な結果として、旅行者はかばんを持って運ぶこと
になって、ホイ−ル付きかばんの効果性が失われてしま
うことになる。
【0009】引張られるかばんの機動性を高めるための
試みが行なわれている。例えば、米国特許第50486
49号では、かばんの中心に固定車軸ホイ−ルを位置づ
けかつかばんの前方および後方の下方コ−ナ−のそれぞ
れに1つずつキャスタ−を配置している。このような構
成はホイ−ル付きかばんの機動性を向上させるが、かば
んを引張る場合に特に望まれるかばんの長手方向のロ−
リング安定性がある程度失われるおそれがある。さら
に、かばんの正面と背面にキャスタ−を配置すると、か
ばんの一端部だけではなくて両端部にはまり込み状態を
生じ、それによって固定車軸ホイ−ルが中心位置である
にもかかわらず、かばんを回転させることの困難性を増
大させることになるおそれがある。
試みが行なわれている。例えば、米国特許第50486
49号では、かばんの中心に固定車軸ホイ−ルを位置づ
けかつかばんの前方および後方の下方コ−ナ−のそれぞ
れに1つずつキャスタ−を配置している。このような構
成はホイ−ル付きかばんの機動性を向上させるが、かば
んを引張る場合に特に望まれるかばんの長手方向のロ−
リング安定性がある程度失われるおそれがある。さら
に、かばんの正面と背面にキャスタ−を配置すると、か
ばんの一端部だけではなくて両端部にはまり込み状態を
生じ、それによって固定車軸ホイ−ルが中心位置である
にもかかわらず、かばんを回転させることの困難性を増
大させることになるおそれがある。
【0010】本発明による改良はこの背景情報に関して
展開している。
展開している。
【0011】本発明の目的の1つは、あらゆる支持表面
上での、特にカ−ペットのような柔らかい表面上でのホ
イ−ル付きかばんの機動性を一般的に改善することであ
る。本発明の付加的な2つの目的は、ホイ−ル付きかば
んの底つきおよびはまり込み傾向に対する改善された抵
抗性を実現することである。さらに他の目的は、ソフト
サイド構造のホイ−ル付きかばんにより大きな重量運搬
容量を与えることである。
上での、特にカ−ペットのような柔らかい表面上でのホ
イ−ル付きかばんの機動性を一般的に改善することであ
る。本発明の付加的な2つの目的は、ホイ−ル付きかば
んの底つきおよびはまり込み傾向に対する改善された抵
抗性を実現することである。さらに他の目的は、ソフト
サイド構造のホイ−ル付きかばんにより大きな重量運搬
容量を与えることである。
【0012】
【課題を解決するための手段】これらの目的のうちの第
1のものによれば、本発明のかばんは細長い底部構造に
付設された複数のホイ−ルを有する。最前方対のホイ−
ルは、最後方対のホイ−ルの中心点が細長い底部構造の
後方端部にたいして位置決めされているのよりもその細
長い底部構造の前方端部に対して接近して配置された中
心点を有している。このようにして位置決めされると、
かばんの前面から最後方対のホイ−ルの中心点までの距
離によって決定されるホイ−ル上でのかばんの回転半径
は、、最前方および最後方の両方の対のホイ−ルがそれ
ぞれ細長い底部構造の前方端部および後方端部から等し
い距離に配置された場合には、前述のように位置決めさ
れなかった場合よりも、短くなる。さらに、最後方対の
ホイ−ルの中心点は底板の中心におけるかばんの重心に
より接近しているから、重量分布が等しいとすれば、最
後方対のホイ−ルが細長い底部構造上におけるかばんの
重量の大部分を支持する。最前方対のホイ−ル上の重量
が減少したことによって、特にカ−ペットのような柔ら
かいあるいは凹みやすい表面上で容易に回転できるよう
になる。かばんは使用者のインプットに対する改善され
た敏捷性および応答性をもって回転されうる。使用者は
より小さい回転力でかばんを操縦できるようになってい
るから、かばんが移動時に倒れそになって前に傾くよう
なことはなくなる。
1のものによれば、本発明のかばんは細長い底部構造に
付設された複数のホイ−ルを有する。最前方対のホイ−
ルは、最後方対のホイ−ルの中心点が細長い底部構造の
後方端部にたいして位置決めされているのよりもその細
長い底部構造の前方端部に対して接近して配置された中
心点を有している。このようにして位置決めされると、
かばんの前面から最後方対のホイ−ルの中心点までの距
離によって決定されるホイ−ル上でのかばんの回転半径
は、、最前方および最後方の両方の対のホイ−ルがそれ
ぞれ細長い底部構造の前方端部および後方端部から等し
い距離に配置された場合には、前述のように位置決めさ
れなかった場合よりも、短くなる。さらに、最後方対の
ホイ−ルの中心点は底板の中心におけるかばんの重心に
より接近しているから、重量分布が等しいとすれば、最
後方対のホイ−ルが細長い底部構造上におけるかばんの
重量の大部分を支持する。最前方対のホイ−ル上の重量
が減少したことによって、特にカ−ペットのような柔ら
かいあるいは凹みやすい表面上で容易に回転できるよう
になる。かばんは使用者のインプットに対する改善され
た敏捷性および応答性をもって回転されうる。使用者は
より小さい回転力でかばんを操縦できるようになってい
るから、かばんが移動時に倒れそになって前に傾くよう
なことはなくなる。
【0013】上記目的のうちの第2および第3の目的に
よれば、中心点をより底板の長手方向の中心に向けて配
置された最後方対のホイ−ルが、底つき接触が生じやす
い位置により接近して底板を支持する。さもなければ底
つきが生ずるであろう位置により接近して配向された状
態でかばんを最後方対のホイ−ルがしている状態では、
底つき状態が生ずるおそれは少なくなる。また、最後方
対のホイ−ルは最前方対のホイ−ルよりもより多くの重
量を支持するから、負荷重量の軽い最前方のホイ−ルは
カ−ペットのような柔らかい表面に食込ににくくなる。
その結果、最前方対のホイ−ルが柔らかい支持表面上で
はまり込む傾向が小さくなる。
よれば、中心点をより底板の長手方向の中心に向けて配
置された最後方対のホイ−ルが、底つき接触が生じやす
い位置により接近して底板を支持する。さもなければ底
つきが生ずるであろう位置により接近して配向された状
態でかばんを最後方対のホイ−ルがしている状態では、
底つき状態が生ずるおそれは少なくなる。また、最後方
対のホイ−ルは最前方対のホイ−ルよりもより多くの重
量を支持するから、負荷重量の軽い最前方のホイ−ルは
カ−ペットのような柔らかい表面に食込ににくくなる。
その結果、最前方対のホイ−ルが柔らかい支持表面上で
はまり込む傾向が小さくなる。
【0014】上記目的のうちの最後の目的によれば、本
発明の改善されたホイ−ル構成がソフトサイド構造のか
ばんの重量運搬容量を大きくする。このようなかばんの
細長い底部構造は通常軽量の材料で形成された板よりな
る。最前方対のホイ−ルの中心点を前方に移動すること
によって、最後方対のホイ−ルと最前方対のホイ−ルの
間の底板の非支持長が効果的に短縮される。このように
非支持長が短くなったことによって、底板が潜在的な破
壊力を受ける前にあるいは底つきが生ずる前に、運搬で
きる重量の大きさを増大する。その結果、ある状況で
は、底板の構成により軽量の材料を用いることが可能と
なる。
発明の改善されたホイ−ル構成がソフトサイド構造のか
ばんの重量運搬容量を大きくする。このようなかばんの
細長い底部構造は通常軽量の材料で形成された板よりな
る。最前方対のホイ−ルの中心点を前方に移動すること
によって、最後方対のホイ−ルと最前方対のホイ−ルの
間の底板の非支持長が効果的に短縮される。このように
非支持長が短くなったことによって、底板が潜在的な破
壊力を受ける前にあるいは底つきが生ずる前に、運搬で
きる重量の大きさを増大する。その結果、ある状況で
は、底板の構成により軽量の材料を用いることが可能と
なる。
【0015】
【実施例】本発明による改良されたかばん20のホイ−
ル位置の特徴が図2および3に示されており、それらは
図1に関連して前述した典型的な従来のホイ−ル付きか
ばんのホイ−ル位置とは対照的である。かばん20は細
長い底部構造または底板26に取り付けられた複数のホ
イ−ル22および24を具備している。前方端壁28、
後方端壁30、左側璧32、および右側璧34はすべて
底板26に取り付けられており、頂壁36は端壁28お
よび30と側璧32および34の上縁に連結されてい
る。かばん20の右側璧34内のジッパ−21は壁2
8、30、32、34および36と底板26によって画
定された長方形の多面筐体の内部にアクセスすることが
できるようにする。従来のかばん16と同様に、かばん
20もそれの頂壁36に連結されていて、使用者がかば
ん20を持上げたりあるいはそれのホイ−ル22および
24でそのかばんを押すことができるようにする典型的
な持運び用握り手19を具備している。同様に、典型的
な引き手18がかばん20に連結されており、それによ
ってかばんを引いたり牽引することができる。引き手1
8は脊の高さの異なる使用者に対して調節が容易であり
かつかばんが使用者の後にあって引張られているときに
かばんが使用者20に衝突するのを防止するのに十分な
長さを有している可撓性のストラップでありうる。この
可撓性の引き手18は一例としてはかばん20を引いた
り牽引したりすることができる細長い部材である。ある
いは、可撓性の引き手18に代えて、それより堅固な引
き手(pull handle)をかばん20に枢動可能に連結して
もよい。
ル位置の特徴が図2および3に示されており、それらは
図1に関連して前述した典型的な従来のホイ−ル付きか
ばんのホイ−ル位置とは対照的である。かばん20は細
長い底部構造または底板26に取り付けられた複数のホ
イ−ル22および24を具備している。前方端壁28、
後方端壁30、左側璧32、および右側璧34はすべて
底板26に取り付けられており、頂壁36は端壁28お
よび30と側璧32および34の上縁に連結されてい
る。かばん20の右側璧34内のジッパ−21は壁2
8、30、32、34および36と底板26によって画
定された長方形の多面筐体の内部にアクセスすることが
できるようにする。従来のかばん16と同様に、かばん
20もそれの頂壁36に連結されていて、使用者がかば
ん20を持上げたりあるいはそれのホイ−ル22および
24でそのかばんを押すことができるようにする典型的
な持運び用握り手19を具備している。同様に、典型的
な引き手18がかばん20に連結されており、それによ
ってかばんを引いたり牽引することができる。引き手1
8は脊の高さの異なる使用者に対して調節が容易であり
かつかばんが使用者の後にあって引張られているときに
かばんが使用者20に衝突するのを防止するのに十分な
長さを有している可撓性のストラップでありうる。この
可撓性の引き手18は一例としてはかばん20を引いた
り牽引したりすることができる細長い部材である。ある
いは、可撓性の引き手18に代えて、それより堅固な引
き手(pull handle)をかばん20に枢動可能に連結して
もよい。
【0016】本発明の改良点は、図示されている標準的
なソフトサイドのかばん20なたは典型的なハ−ドサイ
ドのかばんに組込まれ得る。ハ−ドサイドのかばんで
は、2つの硬い半体が、かばんの内部に対するアクセス
およびそれの閉塞を可能にするように枢動可能に連結さ
れてそのかばんを形成している。ハ−ドサイドのかばん
の底におけるかばん半体のエッジ部分が本発明の細長い
底部構造の機能を発揮する。
なソフトサイドのかばん20なたは典型的なハ−ドサイ
ドのかばんに組込まれ得る。ハ−ドサイドのかばんで
は、2つの硬い半体が、かばんの内部に対するアクセス
およびそれの閉塞を可能にするように枢動可能に連結さ
れてそのかばんを形成している。ハ−ドサイドのかばん
の底におけるかばん半体のエッジ部分が本発明の細長い
底部構造の機能を発揮する。
【0017】4つのホイ−ル22および24は図3に示
されているように長方形の形で配列されるのが好まし
い。ハ−ドサイドのかばんの各シェルの底部エッジに1
つの前方ホイ−ルと1つの後方ホイ−ルが担持される場
合には、それらのホイ−ルは、かばんを開いたときに互
いに接触するのを回避するように、台形のコ−ナ−に配
置されうる。これらのホイ−ルは底板26に取り付けら
れた1対の前方ホイ−ルまたはキャスタ−22と、一般
的に底板26に垂直でかつこの底板26の長手方向の寸
法に対して平行な1つの平面内で回転するように固定車
軸上にそれぞれ回転可能に取り付けられる他の1つの対
の後方ホイ−ル24を含んでいることが好ましい。キャ
スタ−22は底板26の平面に垂直な軸線のまわりで自
由に枢動することができ、従って使用者によってかばん
の正面に加えられた横方向の力に応答してかばん20の
走行方向をコントロ−ルする。後方ホイ−ルは固定車軸
のまわりで回転するのが好ましいが、ある状況では、こ
れらの車軸のある程度の移動も許容される。
されているように長方形の形で配列されるのが好まし
い。ハ−ドサイドのかばんの各シェルの底部エッジに1
つの前方ホイ−ルと1つの後方ホイ−ルが担持される場
合には、それらのホイ−ルは、かばんを開いたときに互
いに接触するのを回避するように、台形のコ−ナ−に配
置されうる。これらのホイ−ルは底板26に取り付けら
れた1対の前方ホイ−ルまたはキャスタ−22と、一般
的に底板26に垂直でかつこの底板26の長手方向の寸
法に対して平行な1つの平面内で回転するように固定車
軸上にそれぞれ回転可能に取り付けられる他の1つの対
の後方ホイ−ル24を含んでいることが好ましい。キャ
スタ−22は底板26の平面に垂直な軸線のまわりで自
由に枢動することができ、従って使用者によってかばん
の正面に加えられた横方向の力に応答してかばん20の
走行方向をコントロ−ルする。後方ホイ−ルは固定車軸
のまわりで回転するのが好ましいが、ある状況では、こ
れらの車軸のある程度の移動も許容される。
【0018】キャスタ−22は、移動時におけるかばん
20の横方向のサイド・バイ・サイドの安定性を改善す
るように底板26の側部にできるだけ接近して、底板2
6の前方・コ−ナ−に配置される。これらのキャスタ−
22は通常かばんの運搬時におけるキャスタ−に対する
ある程度の保護を得るためにあるいは審美的な目的のた
めに底板26の前方端部に接近して配置される。後方ホ
イ−ル24はキャスタ−22の背後に配置される。キャ
スタ−22と底板26の側部および前方端部の間および
後方ホイ−ル24と底板26の側部の間には、ホイ−ル
22および24をしっかりと連結しかつこれらのホイ−
ル22および24の連結点における応力の集中によって
底板26が破壊するのを防止するのに十分なスペ−スが
残る。中心点Pは後方の固定車軸ホイ−ル24の中間に
おいて細長い底部構造26上に位置決めされる。同様
に、中心点Qはキャスタ−ホイ−ル22の中間において
細長い底部構造26上に位置決めされる。
20の横方向のサイド・バイ・サイドの安定性を改善す
るように底板26の側部にできるだけ接近して、底板2
6の前方・コ−ナ−に配置される。これらのキャスタ−
22は通常かばんの運搬時におけるキャスタ−に対する
ある程度の保護を得るためにあるいは審美的な目的のた
めに底板26の前方端部に接近して配置される。後方ホ
イ−ル24はキャスタ−22の背後に配置される。キャ
スタ−22と底板26の側部および前方端部の間および
後方ホイ−ル24と底板26の側部の間には、ホイ−ル
22および24をしっかりと連結しかつこれらのホイ−
ル22および24の連結点における応力の集中によって
底板26が破壊するのを防止するのに十分なスペ−スが
残る。中心点Pは後方の固定車軸ホイ−ル24の中間に
おいて細長い底部構造26上に位置決めされる。同様
に、中心点Qはキャスタ−ホイ−ル22の中間において
細長い底部構造26上に位置決めされる。
【0019】本発明によれば、底板26の後方端部27
から後方ホイ−ル24の中心点Pまでの予め定められた
距離は底板26の長さの20〜35%の範囲内に入ることが
好ましい。底板の長さの20〜35%の予め定められた距離
の範囲は最良の結果を得るものと考えられており、現在
では底板の長さの30%の距離が最適距離と看做されてい
る。
から後方ホイ−ル24の中心点Pまでの予め定められた
距離は底板26の長さの20〜35%の範囲内に入ることが
好ましい。底板の長さの20〜35%の予め定められた距離
の範囲は最良の結果を得るものと考えられており、現在
では底板の長さの30%の距離が最適距離と看做されてい
る。
【0020】後方ホイ−ル24の配置はかばん20の機
動性を大きく改善する作用をする。移動時に、かばん2
0は後方ホイ−ル24の中心点Pのまわりで枢動する。
図4は本発明に従って後方ホイ−ル24の中心点Pを前
方に移動することによってかばん20の回転半径が減少
することを示している。切れ目の密な破線の矢印40は
かばん20のピボット点Pから出ており、かばん20の
回転半径の長さを示している。比較の目的のために、切
れ目の疎な破線の矢印42は図1に示された従来のかば
ん16の回転半径とピボット点P’を示している。矢印
40で示されているように回転半径が短縮されることに
よって、かばん20は小さい領域内で回転することがで
きるが、このことは人込みの場所や狭い場所でかばん2
0を引張る場合に特に有利である。
動性を大きく改善する作用をする。移動時に、かばん2
0は後方ホイ−ル24の中心点Pのまわりで枢動する。
図4は本発明に従って後方ホイ−ル24の中心点Pを前
方に移動することによってかばん20の回転半径が減少
することを示している。切れ目の密な破線の矢印40は
かばん20のピボット点Pから出ており、かばん20の
回転半径の長さを示している。比較の目的のために、切
れ目の疎な破線の矢印42は図1に示された従来のかば
ん16の回転半径とピボット点P’を示している。矢印
40で示されているように回転半径が短縮されることに
よって、かばん20は小さい領域内で回転することがで
きるが、このことは人込みの場所や狭い場所でかばん2
0を引張る場合に特に有利である。
【0021】後方ホイ−ル24を配置したことによっ
て、特にソフトサイドのかばんに対して増大し重量運搬
容量を与える。底板26の長さに沿った重量分布がほぼ
均一であり、かばん20の重心が底部構造のほぼ長手方
向中間部にあるとすると、底板が通常最大のたるみを受
けかつかばん20が底つきする位置により接近した位置
において重量を支えるように後方ホイ−ルが位置決めさ
れているから、より大きい重量を運ぶことができる。キ
ャスタ−22と後方ホイ−ル24との間に延長した底板
26の短い方のセグメントがさらに効果的に支持され、
従ってより大きい重量運搬容量を有する。キャスタ−2
2と後方ホイ−ル24との間における底板26の垂れ下
がりがそれによって軽減される。従って、かばん20で
は従来のかばん16と比較してそれと等しいかそれより
大きい「底つき」に対する保護を与えるために、より薄
いまたはより軽量構造の底板26を使用できる。このよ
うに重量運搬容量が増大したことは、側璧が全体として
かばんに構造上の強度をほとんど与えないからかばんの
重量の実質的に全てを支えるために底板が必要とされる
ソフトサイドのかばんの場合には特に有利である。
て、特にソフトサイドのかばんに対して増大し重量運搬
容量を与える。底板26の長さに沿った重量分布がほぼ
均一であり、かばん20の重心が底部構造のほぼ長手方
向中間部にあるとすると、底板が通常最大のたるみを受
けかつかばん20が底つきする位置により接近した位置
において重量を支えるように後方ホイ−ルが位置決めさ
れているから、より大きい重量を運ぶことができる。キ
ャスタ−22と後方ホイ−ル24との間に延長した底板
26の短い方のセグメントがさらに効果的に支持され、
従ってより大きい重量運搬容量を有する。キャスタ−2
2と後方ホイ−ル24との間における底板26の垂れ下
がりがそれによって軽減される。従って、かばん20で
は従来のかばん16と比較してそれと等しいかそれより
大きい「底つき」に対する保護を与えるために、より薄
いまたはより軽量構造の底板26を使用できる。このよ
うに重量運搬容量が増大したことは、側璧が全体として
かばんに構造上の強度をほとんど与えないからかばんの
重量の実質的に全てを支えるために底板が必要とされる
ソフトサイドのかばんの場合には特に有利である。
【0022】後方ホイ−ル24は荷物を詰込んだかばん
20の重心により接近して位置決めされているから、こ
の後方ホイ−ル24はより大きい重量を支え、従ってそ
れに応じてキャスタ−22によって支えられる全重量は
少なくなる。これは、後方ホイ−ル24の背部に対する
かばんの重量のカウンタ−バランス効果(counterbalanc
ing effect)の結果である。荷重が小さい状態では、キ
ャスタ−22は柔らかいまたは凹みやすい表面でもはま
り込みを生じにくくなる。キャスタ−22に対する荷重
が軽い場合には、カ−ペットや他の凹みやすい表面上で
もより機動性を有するようになる。かばん20の回転半
径が小さいことと、荷重が軽いためにキャスタ−22が
「はまり込み」を生ずる傾向が減少したこととが相埃っ
て、かばん20の機動性が大幅に向上する。このように
機動性が向上したことは、敏捷性および回転応答性の向
上として感知される。従って、使用者は従来のかばん1
6で必要とされていたよりも小さい回転力を用いてかば
んを移動することができる。かばんを回転させるために
使用者がかばんに加える横方向の力が小さくてすむか
ら、移動時にかばん20がよろめく傾向が少なくなる。
さらに、かばん20は大きい荷重でも「底つき」を生じ
にくくなるから、使用者はホイ−ル付きかばんの利点を
満喫すべきときにわざわざ持運ばなければならないとい
うようなことが少なくなる。
20の重心により接近して位置決めされているから、こ
の後方ホイ−ル24はより大きい重量を支え、従ってそ
れに応じてキャスタ−22によって支えられる全重量は
少なくなる。これは、後方ホイ−ル24の背部に対する
かばんの重量のカウンタ−バランス効果(counterbalanc
ing effect)の結果である。荷重が小さい状態では、キ
ャスタ−22は柔らかいまたは凹みやすい表面でもはま
り込みを生じにくくなる。キャスタ−22に対する荷重
が軽い場合には、カ−ペットや他の凹みやすい表面上で
もより機動性を有するようになる。かばん20の回転半
径が小さいことと、荷重が軽いためにキャスタ−22が
「はまり込み」を生ずる傾向が減少したこととが相埃っ
て、かばん20の機動性が大幅に向上する。このように
機動性が向上したことは、敏捷性および回転応答性の向
上として感知される。従って、使用者は従来のかばん1
6で必要とされていたよりも小さい回転力を用いてかば
んを移動することができる。かばんを回転させるために
使用者がかばんに加える横方向の力が小さくてすむか
ら、移動時にかばん20がよろめく傾向が少なくなる。
さらに、かばん20は大きい荷重でも「底つき」を生じ
にくくなるから、使用者はホイ−ル付きかばんの利点を
満喫すべきときにわざわざ持運ばなければならないとい
うようなことが少なくなる。
【図1】前方キャスタ−および後方ホイ−ルに対する典
型的な構成を例示した従来のホイ−ル付きかばんの右立
面図である。
型的な構成を例示した従来のホイ−ル付きかばんの右立
面図である。
【図2】本発明の実施例によるかばんの右立面図であ
り、一部分を破断してかばんの底板を示している。
り、一部分を破断してかばんの底板を示している。
【図3】図2に示されたかばんの底面図である。
【図4】切れ目の密な破線の矢印および円弧は図2に示
されたかばんの回転半径およびピボット点を示してお
り、かつ切れ目の疎な破線矢印および円弧は図1に示さ
れた従来のかばんの回転半径およびピボット点を示して
いるかばんの上面図である。
されたかばんの回転半径およびピボット点を示してお
り、かつ切れ目の疎な破線矢印および円弧は図1に示さ
れた従来のかばんの回転半径およびピボット点を示して
いるかばんの上面図である。
18 引き手 19 持運び用握り手 20 かばん 22 ホイ−ル 24 ホイ−ル 26 細長い底部構造 28 前方端壁 30 後方端壁 32 左側璧 34 右側璧 36 頂壁
Claims (17)
- 【請求項1】 前方端部と後方端部を有する細長い底部
構造と、支持表面上でかばんを支えかつそれを転動させ
るための前記細長い底部構造に取り付けられた複数のホ
イ−ルを有するホイ−ル付きかばんであって、 前記細長い底部構造に取り付けられ、中間に位置決めさ
れた中心点を有する1対の最前方ホイ−ルと、 前記細長い底部構造に取り付けられ、中間に位置決めさ
れた中心点を有する1対の最後方ホイ−ルを具備してお
り、 前記1対の最後方ホイ−ルの中心点が、前記1対の最前
方ホイ−ルの中心点よりも前記細長い底部構造の中間点
により接近して位置決めされているホイ−ル付きかば
ん。 - 【請求項2】 前記1対の最前方ホイ−ルのうちの少な
くとも1つが前記細長い底部構造を通る1つの軸線のま
わりで枢動可能なキャスタ−ホイ−ルであり、かつ前記
1対の最後方ホイ−ルのうちの少なくとも1つが前記細
長い底部構造の長さと実質的な1つの平面内で回転する
ようになされた請求項1のホイ−ル付きかばん。 - 【請求項3】 前記かばんを前記支持表面に沿って引張
るために前記最後方の対のホイ−ルよりも前記最前方の
対のホイ−ルにより接近した位置において前記かばんに
取り付けられた細長い手段をさらに具備した請求項2の
かばん。 - 【請求項4】 前記最前方の対のホイ−ルが互いに横方
向に隣接して取り付けられており、 かつ前記後前方の対のホイ−ルが互いに横方向に隣接し
て取り付けられている請求項1のかばん。 - 【請求項5】 前記細長い底部構造に取り付けられたホ
イ−ルは長方形のパタ−ンを形成している請求項4のか
ばん。 - 【請求項6】 前記ホイ−ルは前記細長い底部構造の横
方向端部に隣接した横方向位置において前記細長い底部
構造に取り付けられている請求項5のかばん。 - 【請求項7】 前記1対の最前方ホイ−ルが前記細長い
底部構造を通る1つの軸線のまわりで枢動可能なキャス
タ−ホイ−ルであり、かつ前記1対の最後方ホイ−ルが
前記細長い底部構造の長さと実質的な1つの平面内で回
転するようになされた請求項5のホイ−ル付きかばん。 - 【請求項8】 前記かばんを前記支持表面に沿って引張
るために前記最後方の対のホイ−ルよりも前記最前方の
対のホイ−ルにより接近した位置において前記かばんに
取り付けられた細長い手段をさらに具備した請求項7の
かばん。 - 【請求項9】 前記最後方の対のホイ−ルの中心点が前
記細長い底部構造の後方端部から、前記細長い底部構造
の長さの20パ−セントより大きく35パ−セントより小さ
い予め定められた位置に位置決めされている請求項7の
かばん。 - 【請求項10】 前記予め定められた位置が前記細長い
底部構造の長さの25パ−セントから30パ−セントの範囲
内にあるようになされた請求項9のかばん。 - 【請求項11】 前記予め定められた位置が前記細長い
底部構造の長さの約30パ−セントであるようになされた
請求項9のかばん。 - 【請求項12】 前記最後方の対のホイ−ルの中心点が
前記細長い底部構造の後方端部から、前記細長い底部構
造の長さの20パ−セントより大きく35パ−セントより小
さい予め定められた位置に位置決めされている請求項1
のかばん。 - 【請求項13】 前記予め定められた位置が前記細長い
底部構造の長さの25パ−セントから30パ−セントの範囲
内にあるようになされた請求項12のかばん。 - 【請求項14】 前記予め定められた位置が前記細長い
底部構造の長さの約30パ−セントであるようになされた
請求項9のかばん。 - 【請求項15】 前方端部および前記細長い底部構造の
後方端部で前記細長い底部構造にそれぞれ取り付けられ
ている前方端壁および後方端壁と、前記細長い底部構造
と前記前方端壁および後方端壁に連結された左側璧およ
び右側璧と、前記前方端壁および後方端壁と前記左側璧
および右側璧に連結された頂部壁によって画成された一
般的に長方形の多面体構造をさらに具備した請求項12
のかばん。 - 【請求項16】 前記前方端壁および後方端壁は破損を
伴うことなしに実質的な変形を保持し得る柔軟な材料で
構成されている請求項15のかばん。 - 【請求項17】 かばんを支えかつそれを支持表面に沿
って転動させるための複数のホイ−ルが取り付けられた
細長い底部構造を有する一般的に長方形の多面体構造の
ホイ−ル付きかばんであって、 前記細長い底部構造に取り付けられた最前方のホイ−ル
と、 前記最前方のホイ−ルよりも前記細長い底部構造の中間
点により接近した予め定められた位置において前記細長
い底部構造に取り付けられた最後方のホイ−ルを具備し
たホイ−ル付きかばん。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US85452392A | 1992-03-19 | 1992-03-19 | |
US854523 | 1992-03-19 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0622806A true JPH0622806A (ja) | 1994-02-01 |
Family
ID=25318931
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5082484A Pending JPH0622806A (ja) | 1992-03-19 | 1993-03-18 | ホイ−ル付きかばん |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0622806A (ja) |
KR (1) | KR930019164A (ja) |
CN (1) | CN1078369A (ja) |
AU (1) | AU3396493A (ja) |
BR (1) | BR9301231A (ja) |
CA (1) | CA2086284A1 (ja) |
MX (1) | MX9301534A (ja) |
-
1992
- 1992-12-24 CA CA002086284A patent/CA2086284A1/en not_active Abandoned
-
1993
- 1993-03-03 AU AU33964/93A patent/AU3396493A/en not_active Abandoned
- 1993-03-18 MX MX9301534A patent/MX9301534A/es unknown
- 1993-03-18 BR BR9301231A patent/BR9301231A/pt not_active Application Discontinuation
- 1993-03-18 JP JP5082484A patent/JPH0622806A/ja active Pending
- 1993-03-19 CN CN 93103080 patent/CN1078369A/zh active Pending
- 1993-03-19 KR KR1019930004223A patent/KR930019164A/ko not_active Application Discontinuation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
AU3396493A (en) | 1993-10-07 |
BR9301231A (pt) | 1993-09-21 |
KR930019164A (ko) | 1993-10-18 |
CN1078369A (zh) | 1993-11-17 |
CA2086284A1 (en) | 1993-09-20 |
MX9301534A (es) | 1994-02-28 |
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