JPH0622804A - 装飾体の製造法 - Google Patents

装飾体の製造法

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JPH0622804A
JPH0622804A JP8237792A JP8237792A JPH0622804A JP H0622804 A JPH0622804 A JP H0622804A JP 8237792 A JP8237792 A JP 8237792A JP 8237792 A JP8237792 A JP 8237792A JP H0622804 A JPH0622804 A JP H0622804A
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Toyoo Aida
東洋雄 相田
Hiroshi Aoyanagi
博士 青柳
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TOYO RETSUKUSU KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はイヤリング等の装飾品を効率良く製
造し得る方法を提供することを目的とするものである。 【構成】 母材11の外表面に凹部12を形成し、この母材
11の外表面に適宜な金属層14を形成し、凹部12に宝石等
の飾り部材13を圧入し、母材11を溶出せしめて前記金属
層14から成る飾り部材13付の中空体16を形成するもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はイヤリング,ブローチ等
の装飾体の製造法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ダイヤを付設した中空状のイヤリ
ングを製造する場合、図1,2の方法、図3の方法、図
4の方法が提案されている。
【0003】図1,2の方法は、中空球体1の所定ヶ所
に取付孔を穿設し、鍔付の装着用円筒2を設け、この円
筒2内にダイヤ3を装着し、このダイヤ3付円筒2を前
記取付孔にロー付固定する方法である。
【0004】また、図3の方法は、図1,2の方法と同
様に中空球体1に取付孔に穿設し、この取付孔にダイヤ
3を装着し、更に、止着用円盤4を前記取付孔の外周縁
にロー付固定する方法である。
【0005】また、図4の方法は、中空球体1の所定ヶ
所にダイヤ3を装着した装着用円筒5をロー付固定する
方法である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】出願人は種々検討した
結果、上記従来法には次の欠点があることを確認した。 図1,2の方法及び図3の方法は、ダイヤ3の装着
圧入の際、圧入力が強過ぎると中空球体1内にダイヤ3
が落ちてしまう。
【0007】従って、圧入力を余り強くできず、よっ
て、ダイヤ3を可及的に中空球体1の外表面と面一とな
るように装着することは厄介である。
【0008】 図1,2の方法、図3の方法及び図4
の方法は、装着用円筒2の鍔,止着用円盤4,装着用円筒
5の存在故に中空球体1に必然的に突出部が形成されて
しまうことになり、非常に体裁の悪いイヤリングとなっ
てしまう。即ち、従来法では突出部のない体裁の良いイ
ヤリングは形成できないということになる。 本発明は、これらの点を解決した装飾体の製造法を提供
することを技術的課題とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0010】母材11の外表面に凹部12を形成し、この母
材11の外表面に適宜な金属層14を形成し、凹部12に宝石
等の飾り部材13を圧入し、母材11を溶出せしめて前記金
属層14から成る飾り部材13付の中空体16を形成すること
を特徴とする装飾体の製造法に係るものである。
【0011】母材11の外表面に凹部12を形成し、この母
材11の外表面に適宜な金属層14を形成し、母材11を溶出
せしめて前記金属層14から成る凹部16'付の中空体16を
形成し、この凹部16'に宝石等の飾り部材13を圧入した
ことを特徴とする装飾体の製造法に係るものである。
【0012】母材11の外表面に凹部12を形成し、この凹
部12の周縁適当ヶ所に縦溝15を形成し、凹部12に宝石等
の飾り部材13を圧入し、電鋳により母材11の外表面に適
宜な金属層14を形成し、母材11を溶出せしめて前記金属
層14から成る飾り部材13付の中空体16を形成することを
特徴とする装飾体の製造法に係るものであるに係るもの
である。
【0013】
【作用】請求項1,2記載の発明の作用について説明す
る。
【0014】底のある金属層14の凹部16'に飾り部材13
を圧入するから、飾り部材13を中空体16内に落とすこと
なく該中空体16の外表面と面一にすることが簡単に行え
ることになる。
【0015】請求項3記載の発明の作用について説明す
る。
【0016】縦溝15の存在により、金属層14は凹部12内
においても形成され、飾り部材13は該凹部12内に形成さ
れる金属層14と中空球体1の外表面となる金属層14とで
図16に図示したように挾着される為飾り部材13は確実に
止着固定されるとともに請求項1,2記載の発明同様飾
り部材13を中空体16内に落とすことなく該中空体16の外
表面と面一にすることも簡単に行えることになる。
【0017】
【実施例】図5,6,7は請求項1記載の発明をイヤリン
グの製造に適用した第一実施例,図8,9は第二実施例,
図11,12は第三実施例,図12〜16は請求項3記載の発明を
イヤリングの製造に適用した実施例である。
【0018】請求項1記載の発明に係る第一実施例につ
いて説明する。
【0019】真鍮製や銀製などの球状の母材11を形成
し、この母材11の適当ヶ所に凹部12を切削形成し、該母
材11の外表面に電鋳により18金による金属層14を折出
形成し、続いて、18金の取付円筒17を設け、この取付
円筒17に飾り部材13(ダイヤ)を圧入し、このダイヤ付の
取付円筒17を前記中空体16の凹部16'に圧入し、続い
て、母材11を溶出せしめて製品とする。
【0020】従って、本実施例に係る方法でイヤリング
を製造すれば、ダイヤが中空体16の中に落下したりする
ことはなく、また、凹部12の深さを適宜所定することに
より、ダイヤと中空体16の外表面とを正確に面一とする
ことができる。請求項1記載の発明に係る第二実施例に
ついて説明する。
【0021】真鍮製等の球状の母材11を形成し、この母
材11の適当ヶ所に凹部12を切削形成し、この凹部12内に
ダイヤ付の取付円筒17を圧入し、母材11の外表面に該凹
部12を残して18金による金属層14を折出形成し、続い
ては母材11を溶出せしめて製品とする。
【0022】従って、本実施例に係る方法で製造したイ
ヤリングは、ダイヤが中空体16内に落下したりすること
はなく、また、凹部12の深さを適宜設定することによ
り、ダイヤと中空体16の外表面とを正確に面一とするこ
とができる。
【0023】請求項1記載の発明に係る第三実施例は、
前記第二実施例の取付円筒17の変わりに底部を設けた取
付円筒17を採用したもので、その余は前記第二実施例と
同様である。
【0024】請求項2記載の発明に係る実施例は、請求
項1記載の発明における母材11の溶出工程とダイヤ3の
装着工程とを逆にした実施例である為省略する。
【0025】請求項3記載の発明に係る実施例について
説明する。
【0026】真鍮製等の球状の母材11を形成し、この母
材11の適当ヶ所に平面円形の凹部12を形成し、この凹部
12の周縁3ヶ所に等間隔(この間隔は適宜設定する。)で
縦溝15を形成する。続いて、この縦溝15付の凹部12にダ
イヤを嵌入し、続いて、電鋳により母材11の外表面に1
8金による金属層14を折出形成し、続いて、母材11を溶
出せしめて製品とする。母材11には縦溝12が存する為電
鋳における電解液は凹部12内まで流れ込み、従って、凹
部12内にも金属層14が折出形成される。凹部12の開口縁
における縦溝15の存しない部分Lの金属層14は図16に図
示したように上下に分断されており、また、縦溝15の部
分の金属層14は上下に連結されている状態になる為、ダ
イヤは上下の金属層14で挾着されることになる。続い
て、母材11を溶出せしめて製品とする。
【0027】従って、本実施例に係る方法で製造したイ
ヤリングは、ダイヤが中空体16内に落下したりすること
はなく、また、母材12の深さを適宜設定することによ
り、ダイヤと中空体16の外表面とを正確に面一とするこ
とができ、更に、ダイヤを上下の金属層14で挾着する為
ダイヤが堅固に付設されたイヤリングとなる。
【0028】
【発明の効果】本発明は上述のようにしたから、製造効
率が良好にして非常に体裁の良いイヤリング等の装飾品
の製造方法となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の説明図である。
【図2】従来例の説明図である。
【図3】従来例の説明図である。
【図4】従来例の説明図である。
【図5】請求項1記載の発明に係る第一実施例の製造工
程の説明図である。
【図6】請求項1記載の発明に係る第一実施例の製造工
程の説明図である。
【図7】請求項1記載の発明に係る第一実施例に係る製
品の平面図である。
【図8】請求項1記載の発明に係る第二実施例の製造工
程の説明図である。
【図9】請求項1記載の発明に係る第二実施例の製造工
程の説明図である。
【図10】請求項1記載の発明に係る第三実施例の製造
工程の説明図である。
【図11】請求項1記載の発明に係る第三実施例の製造
工程の説明図である。
【図12】請求項3記載の発明に係る実施例の製造工程
の説明図である。
【図13】請求項3記載の発明に係る実施例の製造工程
の説明図である。
【図14】請求項3記載の発明に係る実施例の製造工程
の説明図である。
【図15】請求項3記載の発明に係る実施例の製造工程
の説明図である。
【図16】図15における要部の拡大説明図である。
【符号の説明】
11 母材 12 凹部 13 飾り部材 14 金属層 15 縦溝 16 中空体 16' 凹部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年6月23日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】縦溝15の存在により、金属層14は凹部12内
においても形成され、飾り部材13は該凹部12内に形成さ
れる金属層14と中空体16の外表面となる金属層14とで図
16に図示したように挾着される為飾り部材13は確実に止
着固定されるとともに請求項1,2記載の発明同様飾り
部材13を中空体16内に落とすことなく該中空体16の外表
面と面一にすることも簡単に行えることになる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】
【実施例】図5,6,7は請求項1記載の発明をイヤリン
グの製造に適用した第一実施例,図8,9は第二実施例,
図10,11は第三実施例,図12〜16は請求項3記載の発明を
イヤリングの製造に適用した実施例である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】従って、本実施例に係る方法で製造したイ
ヤリングは、ダイヤが中空体16内に落下したりすること
はなく、また、凹部12の深さを適宜設定することによ
り、ダイヤと中空体16の外表面とを正確に面一とするこ
とができ、更に、ダイヤを上下の金属層14で挾着する為
ダイヤが堅固に付設されたイヤリングとなる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 母材の外表面に凹部を形成し、この母材
    の外表面に適宜な金属層を形成し、凹部に宝石等の飾り
    部材を圧入し、母材を溶出せしめて前記金属層から成る
    飾り部材付の中空体を形成することを特徴とする装飾体
    の製造法。
  2. 【請求項2】 母材の外表面に凹部を形成し、この母材
    の外表面に適宜な金属層を形成し、母材を溶出せしめて
    前記金属層から成る凹部付の中空体を形成し、この凹部
    に宝石等の飾り部材を圧入したことを特徴とする装飾体
    の製造法。
  3. 【請求項3】 母材の外表面に凹部を形成し、この凹部
    の周縁適当ヶ所に縦溝を形成し、凹部に宝石等の飾り部
    材を圧入し、電鋳により母材の外表面に適宜な金属層を
    形成し、母材を溶出せしめて前記金属層から成る飾り部
    材付の中空体を形成することを特徴とする装飾体の製造
    法。
JP8237792A 1992-04-03 1992-04-03 装飾体の製造法 Expired - Lifetime JPH0738808B2 (ja)

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JPH0738808B2 JPH0738808B2 (ja) 1995-05-01

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