JPH062275U - 時計ケース構造 - Google Patents

時計ケース構造

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Publication number
JPH062275U
JPH062275U JP4410792U JP4410792U JPH062275U JP H062275 U JPH062275 U JP H062275U JP 4410792 U JP4410792 U JP 4410792U JP 4410792 U JP4410792 U JP 4410792U JP H062275 U JPH062275 U JP H062275U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
screw
case
pipe
back cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4410792U
Other languages
English (en)
Inventor
植木  唯史
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Citizen Watch Co Ltd filed Critical Citizen Watch Co Ltd
Priority to JP4410792U priority Critical patent/JPH062275U/ja
Publication of JPH062275U publication Critical patent/JPH062275U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 裏蓋を胴にネジ止めする時計ケースにおい
て、胴の外周面より突出する部分をなくすことにより、
胴の研磨を容易にすると共に金型の形状を簡素にするこ
とにある。 【構成】 本考案の時計ケース構造における胴24に
は、従来のネジ止め部のような突出した部分を設けるこ
となくネジ穴30だけが設けられている。また、裏蓋1
8の穴20と胴24のネジ穴30との間からネジ36が
露出することを防ぐため、ここにパイプ32を挟み込
み、このパイプ32を介してネジ36をネジ穴30に取
り付けている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ネジを使用して裏蓋を胴に取り付ける時計ケース構造に関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の時計ケースにおいては、図2に示すように、裏蓋2の四隅にネ ジに適合する穴4が設けられており、胴6の底面8にはこの穴4に対応する位置 にネジ穴10が設けられていた。ネジは穴4を介してネジ穴10に螺合されて取 り付けられ、これにより裏蓋2は胴6に固定されていた。
【0003】 上記従来の時計ケースにおける胴6のネジ穴10が形成されているネジ止め部 12は、このネジ止め部12が設けられていない胴6の外周面14より側方に突 出していた。
【0004】 このようにネジ止め部12が胴6の外周面14から突出しているのは、ネジ穴 10を設けることによる胴6の厚みの増加を視覚上目立たなくするためであった 。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の時計ケースにおいては、ネジ止め部12が突出しているため、胴6 の研磨が困難であり、外観品質が悪いという課題があった。
【0006】 また、胴の外形をプレス加工する際にも、ネジ止め部12があるため、より複 雑な金型を使用することが必要になるという課題もあった。
【0007】 本考案は上記課題に鑑みなされたもので、その目的は、胴の外周面より突出す る部分をなくすことにより、胴の研磨を容易にすると共に金型の形状を簡素にす ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案の時計ケース構造は、所定位置に穴を有する裏蓋と、該裏蓋の穴に対応 する位置にネジ穴を有する胴と、前記穴とネジ穴に連通するように前記胴と裏蓋 との間に挟み込まれるパイプと、前記穴及びパイプを介して前記胴のネジ穴に取 り付けられるネジと、からなることを特徴とするものである。
【0009】
【作用】
本考案の時計ケース構造における胴には、従来のネジ止め部のような突出した 部分を設けることなくネジ穴だけが設けられている。また、裏蓋の穴と胴のネジ 穴との間からネジが露出することを防ぐため、ここにパイプを挟み込み、このパ イプを介してネジをネジ穴に取り付けている。
【0010】
【実施例】
図1は本考案の位置実施例に係る時計ケース構造を示す断面図である。
【0011】 18は裏蓋であり、その四隅等所定の位置に穴20が設けられている。この穴 20の下方の開口部周縁には、後述するネジの頭部が収まるように凹欠部22が 設けられている。
【0012】 24は胴であり、その下方の外周面26はほぼ一様に傾斜した面からなる。こ の胴24の外周面26における裏蓋18の穴20に対応する位置には、段状の凹 欠部28が設けられており、その上面にネジ穴30が形成されている。
【0013】 32はパイプであり、その下端には外径が小さく裏蓋18の穴20に適合する 径小部34が設けられている。また、径小部34を除くパイプ32の外径は、ほ ぼ胴24の凹欠部28に適合し、更にこのパイプ32の丈は、穴20とネジ穴3 0との間の距離に設定されている。
【0014】 上記構成において、裏蓋18は、以下に示すようにネジ36を用いて胴24に 固定される。即ち、図1に示すように、パッキン38を胴24と裏蓋18との間 に挟むと共にパイプ32を胴24と裏蓋18との間に挟む。このときに、パイプ 32の径小部34を穴20に差し込み、パイプ32が穴20とネジ穴30に連通 するように位置決めする。次に、ネジ36を穴20及びパイプ32を通してネジ 穴30に螺合させて取り付ける。このようにして裏蓋18は胴24にネジ36で 固定される。
【0015】 尚、パイプ32の外形は胴24や裏蓋18の形状に合わせて、その断面形状が 円形、矩形、三角形等各種適合させることができ、色も胴24等に合わせて各種 変えることができる。また、パイプ32の材質も金属、プラスチック等各種のも のを使用し、交換することが可能である。
【0016】
【考案の効果】
本考案によれば、胴に突出したネジ止め部を設けていないので、胴の研磨が容 易であり、外観品質を向上させることができる。
【0017】 また、凹凸が少ない分、胴を形成する金型の形状も簡素にすることができ、金 型に係るコストを低減することができる。
【0018】 更に、胴と裏蓋との間にパイプを設けてネジが露出することを防いでいると共 に、そのパイプの形状、色、材質等を変化させることによりデザインに変化性を 持たせることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の位置実施例に係る時計ケース構造を示
す断面図である。
【図2】従来の時計ケース構造を示す断面図である。
【符号の説明】
2、18 裏蓋 4、20 穴 6、24 胴 10、30 ネジ穴 32 パイプ 36 ネジ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定位置に穴を有する裏蓋と、該裏蓋の
    穴に対応する位置にネジ穴を有する胴と、前記穴とネジ
    穴に連通するように前記胴と裏蓋との間に挟み込まれる
    パイプと、前記穴及びパイプを介して前記胴のネジ穴に
    取り付けられるネジと、からなることを特徴とする時計
    ケース構造。
JP4410792U 1992-06-02 1992-06-02 時計ケース構造 Pending JPH062275U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4410792U JPH062275U (ja) 1992-06-02 1992-06-02 時計ケース構造

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JP4410792U JPH062275U (ja) 1992-06-02 1992-06-02 時計ケース構造

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JPH062275U true JPH062275U (ja) 1994-01-14

Family

ID=12682392

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4410792U Pending JPH062275U (ja) 1992-06-02 1992-06-02 時計ケース構造

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JP (1) JPH062275U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012150101A (ja) * 2010-12-28 2012-08-09 Casio Comput Co Ltd 電波受信機器、および、電波受信機器の製造方法

Cited By (1)

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