JPH06227498A - 宇宙飛行体の南北定置操縦間の東西軌道制御装置 - Google Patents
宇宙飛行体の南北定置操縦間の東西軌道制御装置Info
- Publication number
- JPH06227498A JPH06227498A JP5325016A JP32501693A JPH06227498A JP H06227498 A JPH06227498 A JP H06227498A JP 5325016 A JP5325016 A JP 5325016A JP 32501693 A JP32501693 A JP 32501693A JP H06227498 A JPH06227498 A JP H06227498A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- string
- thruster
- thrusters
- spacecraft
- east
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000008859 change Effects 0.000 claims abstract description 34
- 230000003213 activating effect Effects 0.000 claims abstract 5
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 5
- 230000001747 exhibiting effect Effects 0.000 claims 2
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 31
- 239000011295 pitch Substances 0.000 description 34
- 230000008569 process Effects 0.000 description 22
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 239000013598 vector Substances 0.000 description 4
- 206010034719 Personality change Diseases 0.000 description 3
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 2
- 238000006880 cross-coupling reaction Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000010304 firing Methods 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 230000006641 stabilisation Effects 0.000 description 2
- 238000011105 stabilization Methods 0.000 description 2
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
- 230000001447 compensatory effect Effects 0.000 description 1
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000004880 explosion Methods 0.000 description 1
- 239000003380 propellant Substances 0.000 description 1
- 239000011318 synthetic pitch Substances 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B64—AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
- B64G—COSMONAUTICS; VEHICLES OR EQUIPMENT THEREFOR
- B64G1/00—Cosmonautic vehicles
- B64G1/22—Parts of, or equipment specially adapted for fitting in or to, cosmonautic vehicles
- B64G1/24—Guiding or controlling apparatus, e.g. for attitude control
- B64G1/26—Guiding or controlling apparatus, e.g. for attitude control using jets
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B64—AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
- B64G—COSMONAUTICS; VEHICLES OR EQUIPMENT THEREFOR
- B64G1/00—Cosmonautic vehicles
- B64G1/22—Parts of, or equipment specially adapted for fitting in or to, cosmonautic vehicles
- B64G1/24—Guiding or controlling apparatus, e.g. for attitude control
- B64G1/244—Spacecraft control systems
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Remote Sensing (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Radar, Positioning & Navigation (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Automation & Control Theory (AREA)
- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 衛星を南北方向に動かすときの東西方向の移
動を抑制する。 【構成】 衛星は、姿勢に外乱を与えるスラスタストリ
ングの南北スラスタを作動させて南北方向に操縦する手
段と、東西の軌道速度の不感帯を画定する手段と、外乱
を打消すために、東西の軌道速度が変化するように配向
された第1ストリングスラスタを稼動する姿勢制御手段
と、を有する。さらに、軌道速度変化の検出手段と、限
定に達した軌道速度変化に反応して第1ストリングスラ
スタを不稼動にして衛星にトルクを作用させる第2スト
リングスラスタを稼動する手段と、東西の軌道速度の変
化を互いに逆方向とする手段と、を有する。
動を抑制する。 【構成】 衛星は、姿勢に外乱を与えるスラスタストリ
ングの南北スラスタを作動させて南北方向に操縦する手
段と、東西の軌道速度の不感帯を画定する手段と、外乱
を打消すために、東西の軌道速度が変化するように配向
された第1ストリングスラスタを稼動する姿勢制御手段
と、を有する。さらに、軌道速度変化の検出手段と、限
定に達した軌道速度変化に反応して第1ストリングスラ
スタを不稼動にして衛星にトルクを作用させる第2スト
リングスラスタを稼動する手段と、東西の軌道速度の変
化を互いに逆方向とする手段と、を有する。
Description
【0001】
【技術分野】本発明は、宇宙飛行体軌道制御に関し、特
に、宇宙飛行体の南北定置操縦間の東西軌道速度変化を
制御する方法及びシステムに関する。
に、宇宙飛行体の南北定置操縦間の東西軌道速度変化を
制御する方法及びシステムに関する。
【0002】
【背景技術】図1は、スラスタのストリングの動作によ
って制御される宇宙飛行体10を示す。スラスタの2本
のストリング、すなわちAストリング及びBストリング
が用いられる。各ストリングからのスラスタは、地球対
向パネル12と、反地球対向パネル14とに配置され
て、最大の3軸スラスト力とトルクとを各ストリングに
供給するように配向されている。最大の3軸スラスタト
ルクは、両ストリングからの6個のスラスタの組み合わ
せによって得られる。各スラスタストリングは、2つの
東西軌道速度制御スラスタと2つの南北軌道制御スラス
タとを含む。各スラスタストリングは、地球対向パネル
12に装着された東西スラスタと、反地球対向パネル1
4に装着された東西スラスタとを有する。このように、
スラスタストリングAは、地球対向パネル12に装着さ
れたスラスタ2A、5Aと、反地球対向パネル14に装
着されたスラスタ3A、4Aを有する。スラスタ4A,
5A,2B,3Bは、東対向パネル16近傍でほぼ東向
きに向けられている。スラスタ2A,3A,4B,5B
は、西対向パネル18近傍でほぼ西向きに向けられてい
る。南対向スラスタ6A,7Aは、それぞれパネル1
2,14に装着されている。スラスタのBストリングも
同様に装着されているが、スラスタ6B,7Bは、南向
きのスラスト力を供給する北向きのスラスタであり、対
照的に、スラスタ6A,7Aは、北向きのスラスト力を
供給する。Aストリングは、北定置操縦用の第1ストリ
ングであり、Bストリングは、南定置操縦用の第1スト
リングである。
って制御される宇宙飛行体10を示す。スラスタの2本
のストリング、すなわちAストリング及びBストリング
が用いられる。各ストリングからのスラスタは、地球対
向パネル12と、反地球対向パネル14とに配置され
て、最大の3軸スラスト力とトルクとを各ストリングに
供給するように配向されている。最大の3軸スラスタト
ルクは、両ストリングからの6個のスラスタの組み合わ
せによって得られる。各スラスタストリングは、2つの
東西軌道速度制御スラスタと2つの南北軌道制御スラス
タとを含む。各スラスタストリングは、地球対向パネル
12に装着された東西スラスタと、反地球対向パネル1
4に装着された東西スラスタとを有する。このように、
スラスタストリングAは、地球対向パネル12に装着さ
れたスラスタ2A、5Aと、反地球対向パネル14に装
着されたスラスタ3A、4Aを有する。スラスタ4A,
5A,2B,3Bは、東対向パネル16近傍でほぼ東向
きに向けられている。スラスタ2A,3A,4B,5B
は、西対向パネル18近傍でほぼ西向きに向けられてい
る。南対向スラスタ6A,7Aは、それぞれパネル1
2,14に装着されている。スラスタのBストリングも
同様に装着されているが、スラスタ6B,7Bは、南向
きのスラスト力を供給する北向きのスラスタであり、対
照的に、スラスタ6A,7Aは、北向きのスラスト力を
供給する。Aストリングは、北定置操縦用の第1ストリ
ングであり、Bストリングは、南定置操縦用の第1スト
リングである。
【0003】最初に、スラスタ6,または7が回転トル
クを供給し、スラスタ2,3,4,5がピッチトルク及
び偏揺れトルクを供給する。宇宙飛行体10は、図1に
示すように、東西方向、南北方向、及び地球方向を中心
とする回転、ピッチ、及び偏揺れ軸方向に、さらに東方
に移動するようになっている。当業者には周知のよう
に、地球静止軌道宇宙飛行体は、南北定置軌道調整をし
ばしば行うようになっている。このような調整の各々
は、スラスタ対6A及び7A、6B及び7Bの指定の点
火時間によって、南北それぞれの方向に宇宙飛行体の軌
道を再配向させるものである。
クを供給し、スラスタ2,3,4,5がピッチトルク及
び偏揺れトルクを供給する。宇宙飛行体10は、図1に
示すように、東西方向、南北方向、及び地球方向を中心
とする回転、ピッチ、及び偏揺れ軸方向に、さらに東方
に移動するようになっている。当業者には周知のよう
に、地球静止軌道宇宙飛行体は、南北定置軌道調整をし
ばしば行うようになっている。このような調整の各々
は、スラスタ対6A及び7A、6B及び7Bの指定の点
火時間によって、南北それぞれの方向に宇宙飛行体の軌
道を再配向させるものである。
【0004】例えばスラスタ6B,7Bによって作用す
るトルクが、同一強度でありながらも符号が逆である場
合、南定置操縦は、宇宙飛行体10の東西配向に殆ど影
響を与えない。しかしながら、このようなことは、宇宙
飛行体10に作用するトルクやスラスタの点火よって作
用するトルクの変化により、希である。従って、宇宙飛
行体10内部の姿勢制御システムは、スラスタ6Bまた
は7Bにかなりの強度のトルクを生じさせることによっ
て等しくないトルクを補償して、ストリング内の1つ以
上の東西のスラスタをパルスオフにしたり、パルスにし
たりする。東西姿勢制御スラスタの点火(2B−5B)
によって、宇宙飛行体の移動方向の東西の軸に沿って作
用する力の成分が生じる。このような力は、宇宙飛行体
の軌道速度に影響を及ぼし、宇宙飛行体の地球に対する
経度の損失を生ぜしむることとなる。
るトルクが、同一強度でありながらも符号が逆である場
合、南定置操縦は、宇宙飛行体10の東西配向に殆ど影
響を与えない。しかしながら、このようなことは、宇宙
飛行体10に作用するトルクやスラスタの点火よって作
用するトルクの変化により、希である。従って、宇宙飛
行体10内部の姿勢制御システムは、スラスタ6Bまた
は7Bにかなりの強度のトルクを生じさせることによっ
て等しくないトルクを補償して、ストリング内の1つ以
上の東西のスラスタをパルスオフにしたり、パルスにし
たりする。東西姿勢制御スラスタの点火(2B−5B)
によって、宇宙飛行体の移動方向の東西の軸に沿って作
用する力の成分が生じる。このような力は、宇宙飛行体
の軌道速度に影響を及ぼし、宇宙飛行体の地球に対する
経度の損失を生ぜしむることとなる。
【0005】図2に、ピッチトルク対偏揺れトルクの関
係を示す。ベクトル20,22,24,26は、表示さ
れたスラスタのトルクを示す。このように、スラスタ2
Aがパルスになったときに、偏揺れ成分トルクとピッチ
成分トルクとの両方が作用する。同様に、ストリングB
からのスラスタ2Bがパルスになったときに、同一の方
向の偏揺れトルクとピッチトルクとが作用する。しか
し、スラスタ2A,2Bは、互いに反対方向を向いてい
るので、スラスタ2Aは東向きの力を作用させ、スラス
タ2Bは西向きの力を作用させる。このように、スラス
タ2Aがパルスになったときに、スラスタ2Aの偏揺れ
トルクとピッチトルク成分とによって、宇宙飛行体10
の東方向の速度が増大する。スラスタ2Bは、対照的
に、宇宙飛行体10の速度に強度が同一でありながらも
向きが反対の影響を与える。そして、同時に、スラスタ
2Aと同様に、同一の偏揺れトルクとピッチトルクとを
作用させる。
係を示す。ベクトル20,22,24,26は、表示さ
れたスラスタのトルクを示す。このように、スラスタ2
Aがパルスになったときに、偏揺れ成分トルクとピッチ
成分トルクとの両方が作用する。同様に、ストリングB
からのスラスタ2Bがパルスになったときに、同一の方
向の偏揺れトルクとピッチトルクとが作用する。しか
し、スラスタ2A,2Bは、互いに反対方向を向いてい
るので、スラスタ2Aは東向きの力を作用させ、スラス
タ2Bは西向きの力を作用させる。このように、スラス
タ2Aがパルスになったときに、スラスタ2Aの偏揺れ
トルクとピッチトルク成分とによって、宇宙飛行体10
の東方向の速度が増大する。スラスタ2Bは、対照的
に、宇宙飛行体10の速度に強度が同一でありながらも
向きが反対の影響を与える。そして、同時に、スラスタ
2Aと同様に、同一の偏揺れトルクとピッチトルクとを
作用させる。
【0006】特定のスラスタを稼動させることによっ
て、南北スラスタ6A, 7Aまたは6B,7Bの不均衡
によって生成されたトルクを消すような形態で、宇宙飛
行体10にピッチトルクまたは偏揺れトルクが作用する
ことが判る。例えば、正のピッチトルクが必要な場合、
スラスタ2A,4Aはパルスにされて、正の方向を有す
る合成ピッチトルクが供給される。また、スラスタ2
A,4Aは、互いに方向が反対でオフセットを有する偏
揺れトルクを作用させる。図1のスラスタ6A,7Aの
配置から判るように、スラスタ6A及び7Aの同時点火
によって、宇宙飛行体10に北向きの速度を与え、一方
のスラスタがパルスになったときに第1の回転トルクを
供給する。スラスタ6B及び7Bの同時点火によって、
南向きのスラストを供給し、さらに、一方のスラスタが
パルスになった場合に第1の回転トルクを生成する。
て、南北スラスタ6A, 7Aまたは6B,7Bの不均衡
によって生成されたトルクを消すような形態で、宇宙飛
行体10にピッチトルクまたは偏揺れトルクが作用する
ことが判る。例えば、正のピッチトルクが必要な場合、
スラスタ2A,4Aはパルスにされて、正の方向を有す
る合成ピッチトルクが供給される。また、スラスタ2
A,4Aは、互いに方向が反対でオフセットを有する偏
揺れトルクを作用させる。図1のスラスタ6A,7Aの
配置から判るように、スラスタ6A及び7Aの同時点火
によって、宇宙飛行体10に北向きの速度を与え、一方
のスラスタがパルスになったときに第1の回転トルクを
供給する。スラスタ6B及び7Bの同時点火によって、
南向きのスラストを供給し、さらに、一方のスラスタが
パルスになった場合に第1の回転トルクを生成する。
【0007】先行技術には、連結スラスタの使用や他の
技術の両者による宇宙飛行体姿勢制御のための多くの技
術が開示されている。ガーグ(Garg)らによる米国特許
第 4,848,706号には、スラスタの配置によってかなりの
交差結合(cross-coupling)トルクを生ぜしむる3軸制
御システムが開示されている。姿勢制御信号が、宇宙飛
行体の調整を考慮して交差結合トルクを補償するために
生成される。
技術の両者による宇宙飛行体姿勢制御のための多くの技
術が開示されている。ガーグ(Garg)らによる米国特許
第 4,848,706号には、スラスタの配置によってかなりの
交差結合(cross-coupling)トルクを生ぜしむる3軸制
御システムが開示されている。姿勢制御信号が、宇宙飛
行体の調整を考慮して交差結合トルクを補償するために
生成される。
【0008】カバナグ(Cavanagh)による米国特許第
3,866,025号には、軌道調整スラスタが用いられて軌道
傾斜調整と、回転または偏揺れ姿勢制御と、を行う宇宙
飛行体姿勢制御システムが開示されている。このシステ
ムは、搭載コンピュータに、宇宙飛行体の全角モーメン
トベクトルが軌道法線ベクトルと直線状に配列されるた
めに回転しなければならない最短の角度で動くような信
号を供給する。さらに、理想トルクが計算されて、全角
モーメントベクトル回転が生じる。次に、軌道スラスト
アジャスタの組み合わせが選択されて、理想トルクに最
も近似したトルクが生成される。
3,866,025号には、軌道調整スラスタが用いられて軌道
傾斜調整と、回転または偏揺れ姿勢制御と、を行う宇宙
飛行体姿勢制御システムが開示されている。このシステ
ムは、搭載コンピュータに、宇宙飛行体の全角モーメン
トベクトルが軌道法線ベクトルと直線状に配列されるた
めに回転しなければならない最短の角度で動くような信
号を供給する。さらに、理想トルクが計算されて、全角
モーメントベクトル回転が生じる。次に、軌道スラスト
アジャスタの組み合わせが選択されて、理想トルクに最
も近似したトルクが生成される。
【0009】スメイ(Smay)らによる米国特許第 4,83
7,699号には、スピンの軸の歳差運動を検出して所望の
姿勢にスピンの軸を復帰させるスラスタ制御信号を発現
させる静止軌道宇宙飛行体制御システムが開示されてい
る。チャン(Chan)らによる米国特許第 4,767,084号に
は、静止軌道にある3軸安定宇宙飛行体の定置操縦方法
が開示されている。宇宙飛行体の運動量・反応ホイール
が極限状態に達したときに、スラスタが稼動されて運動
量・反応ホイールを極限状態から開放し、同時に東西方
向に宇宙飛行体の予め選択された補償を行う。
7,699号には、スピンの軸の歳差運動を検出して所望の
姿勢にスピンの軸を復帰させるスラスタ制御信号を発現
させる静止軌道宇宙飛行体制御システムが開示されてい
る。チャン(Chan)らによる米国特許第 4,767,084号に
は、静止軌道にある3軸安定宇宙飛行体の定置操縦方法
が開示されている。宇宙飛行体の運動量・反応ホイール
が極限状態に達したときに、スラスタが稼動されて運動
量・反応ホイールを極限状態から開放し、同時に東西方
向に宇宙飛行体の予め選択された補償を行う。
【0010】フレミング(Fleming)による米国特許第
3,984,071号には、宇宙飛行体の制御不感帯の範囲で回
転・偏揺れ動作をダンピングする制御装置が開示されて
いる。エラー信号が不感帯から外れたことを表す場合、
制御システムが動作して適切な方向のスラスタが動作す
る期間を制御し、宇宙飛行体の方向を不感帯の範囲内に
復帰させるものである。
3,984,071号には、宇宙飛行体の制御不感帯の範囲で回
転・偏揺れ動作をダンピングする制御装置が開示されて
いる。エラー信号が不感帯から外れたことを表す場合、
制御システムが動作して適切な方向のスラスタが動作す
る期間を制御し、宇宙飛行体の方向を不感帯の範囲内に
復帰させるものである。
【0011】ベッカー(Becker)による米国特許第 3,9
44,172号には、宇宙船が選択されたディスクリート自差
を越えて移動した場合にスラストの爆発を利用して宇宙
船のモーメントを徐々に増やす姿勢制御システムが開示
されている。上記姿勢制御システムでは、 東西の軌道
制御は、南北定置操縦とともに同時に行われることはな
い。
44,172号には、宇宙船が選択されたディスクリート自差
を越えて移動した場合にスラストの爆発を利用して宇宙
船のモーメントを徐々に増やす姿勢制御システムが開示
されている。上記姿勢制御システムでは、 東西の軌道
制御は、南北定置操縦とともに同時に行われることはな
い。
【0012】本発明の目的は、宇宙飛行体の姿勢を制御
しながら、宇宙飛行体の南北定置操縦と同時にともに東
西軌道制御を行う方法を提供することである。
しながら、宇宙飛行体の南北定置操縦と同時にともに東
西軌道制御を行う方法を提供することである。
【0013】
【発明の概要】3軸安定宇宙飛行体は、第1及び第2姿
勢制御スラスタストリング、ストリング, 回転, ピッチ
及び偏揺れトルクに作用する各ストリングのスラスタを
有する。第1及び第2スラスタストリングは、同一で、
宇宙飛行体を挿通する東西の軸の両側に配向された対を
なすスラスタとして現れている。定置入力によって、ス
ラスタは宇宙飛行体の姿勢を乱しながら、南北スラスタ
の一方が稼動されて南北の軸に沿って宇宙飛行体を操縦
する。姿勢の乱れを直すために、姿勢制御システムは、
南北スラスタのスラスタ6,7の少なくとも一方をパル
スオフにする。さらに、姿勢制御システムは、第1スラ
スタストリング2, 3, 4または5の少なくとも1つを
パルスにする。これによって、宇宙飛行体の南北軌道速
度に所望の変化が生じ、宇宙飛行体の東西軌道速度には
何の変化も生じない。プロセッサは、第2スラスタ2,
3, 4及び5を稼動させ且つ第1ストリングスラスタ
2, 3, 4及び5を不稼動とする不感帯極限値に達する
東西軌道速度の変化に反応する。この第2スラスタ2,
3, 4及び5は、第1ストリングとして、宇宙飛行体に
作用する同様なトルク効果を現しながらも、宇宙飛行体
の東西軌道速度に互いに反対方向の変化を生じさせるよ
うに配向されている。本発明は、スラスタ2, 3, 4ま
たは5によって打ち消される外乱トルクが、南北の操縦
方向と同一方向にとどまるようにしている。さらに、宇
宙飛行体は、定置操縦前後の限界サイクルの間の姿勢制
御のために1方向(すなわち、東または西)に力が作用
するように、第1及び第2スラスタ2, 3, 4及び5の
組み合わせを可能にするシステムを含んでいる。同様に
配向されたスラスタは、姿勢安定化を行うとともに軌道
速度に所定の変化を生ぜしむる。
勢制御スラスタストリング、ストリング, 回転, ピッチ
及び偏揺れトルクに作用する各ストリングのスラスタを
有する。第1及び第2スラスタストリングは、同一で、
宇宙飛行体を挿通する東西の軸の両側に配向された対を
なすスラスタとして現れている。定置入力によって、ス
ラスタは宇宙飛行体の姿勢を乱しながら、南北スラスタ
の一方が稼動されて南北の軸に沿って宇宙飛行体を操縦
する。姿勢の乱れを直すために、姿勢制御システムは、
南北スラスタのスラスタ6,7の少なくとも一方をパル
スオフにする。さらに、姿勢制御システムは、第1スラ
スタストリング2, 3, 4または5の少なくとも1つを
パルスにする。これによって、宇宙飛行体の南北軌道速
度に所望の変化が生じ、宇宙飛行体の東西軌道速度には
何の変化も生じない。プロセッサは、第2スラスタ2,
3, 4及び5を稼動させ且つ第1ストリングスラスタ
2, 3, 4及び5を不稼動とする不感帯極限値に達する
東西軌道速度の変化に反応する。この第2スラスタ2,
3, 4及び5は、第1ストリングとして、宇宙飛行体に
作用する同様なトルク効果を現しながらも、宇宙飛行体
の東西軌道速度に互いに反対方向の変化を生じさせるよ
うに配向されている。本発明は、スラスタ2, 3, 4ま
たは5によって打ち消される外乱トルクが、南北の操縦
方向と同一方向にとどまるようにしている。さらに、宇
宙飛行体は、定置操縦前後の限界サイクルの間の姿勢制
御のために1方向(すなわち、東または西)に力が作用
するように、第1及び第2スラスタ2, 3, 4及び5の
組み合わせを可能にするシステムを含んでいる。同様に
配向されたスラスタは、姿勢安定化を行うとともに軌道
速度に所定の変化を生ぜしむる。
【0014】 〔発明の詳細な説明〕図3において、宇宙飛行体制御シ
ステムの最上位ブロックダイアグラムは、プロセッサ3
0と、ランダムアクセスメモリ(RAM)32と、を含
む。RAM32は、南北スラスタ制御及び東西スラスタ
制御用の処理を含む。さらに、プロセッサ30への入力
は、宇宙飛行体軌道速度及び姿勢変化を表す信号を供給
する姿勢速度及び位置センサ34から入力される。
ステムの最上位ブロックダイアグラムは、プロセッサ3
0と、ランダムアクセスメモリ(RAM)32と、を含
む。RAM32は、南北スラスタ制御及び東西スラスタ
制御用の処理を含む。さらに、プロセッサ30への入力
は、宇宙飛行体軌道速度及び姿勢変化を表す信号を供給
する姿勢速度及び位置センサ34から入力される。
【0015】南北定置入力36は、地面または宇宙飛行
体の一方から入力される。プロセッサ30は、一対の南
北スラスタ38を動作させることによって、南北定置入
力に応答する。同時に、プロセッサ30は、姿勢速度及
び位置センサ34からの入力に応答して、一対の南北ス
ラスタ38及びAストリング東西スラスタ40の動作に
適切な姿勢制御動作を生じさせる。Bストリング東西ス
ラスタ42も設けられて、プロセッサ30にて同様に制
御される。プロセッサ30は、ストリングA、Bの両方
から任意に選択されたスラスタを独立に操作して十分な
姿勢制御を行い、一方、同時に所望の軌道速度変化を実
行する。図3のシステムの動作を、図4乃至図6に示す
フローチャートを用いて以下に説明する。
体の一方から入力される。プロセッサ30は、一対の南
北スラスタ38を動作させることによって、南北定置入
力に応答する。同時に、プロセッサ30は、姿勢速度及
び位置センサ34からの入力に応答して、一対の南北ス
ラスタ38及びAストリング東西スラスタ40の動作に
適切な姿勢制御動作を生じさせる。Bストリング東西ス
ラスタ42も設けられて、プロセッサ30にて同様に制
御される。プロセッサ30は、ストリングA、Bの両方
から任意に選択されたスラスタを独立に操作して十分な
姿勢制御を行い、一方、同時に所望の軌道速度変化を実
行する。図3のシステムの動作を、図4乃至図6に示す
フローチャートを用いて以下に説明する。
【0016】図4に、3軸スラスト姿勢制御における宇
宙飛行体用の南北定置操縦の間に東西軌道制御を行う処
理を示す。上述のように、一対の南(または北)スラス
タの点火によって、スラスト及びモーメントアームの不
均衡の結果、宇宙飛行体の姿勢変化に影響する3軸の外
乱トルクが生じる。先行技術では、プロセッサ30は、
南北操縦スラスタの一方及び東西スラスタの1つ以上の
スラスタ動作を最適に変化させることによって姿勢の外
乱に反応し、姿勢変化を補償する。しかしながら、この
動作によって、点火している東西スラスタの東西方向の
力成分により軌道速度に変化が生じる。このような軌道
速度の変化は、特別な補償操縦を必要とする。
宙飛行体用の南北定置操縦の間に東西軌道制御を行う処
理を示す。上述のように、一対の南(または北)スラス
タの点火によって、スラスト及びモーメントアームの不
均衡の結果、宇宙飛行体の姿勢変化に影響する3軸の外
乱トルクが生じる。先行技術では、プロセッサ30は、
南北操縦スラスタの一方及び東西スラスタの1つ以上の
スラスタ動作を最適に変化させることによって姿勢の外
乱に反応し、姿勢変化を補償する。しかしながら、この
動作によって、点火している東西スラスタの東西方向の
力成分により軌道速度に変化が生じる。このような軌道
速度の変化は、特別な補償操縦を必要とする。
【0017】図4に示す処理によって、3軸スラスタ制
御を用いて姿勢を保持しながらの南北方向操縦の間に
(不感帯の範囲内で)東西軌道速度制御を可能にしてい
る。要約すると、軌道速度変化が軌道速度の不感帯の1
制限に達して次に姿勢制御を継続するように東西スラス
タの第2セット(すなわち、Bストリング)に姿勢制御
を切り替えて大きさが同一で方向が互いに逆となる軌道
速度変化を生じるまで、上記処理は、北方向操縦に対す
る東西スラスタ(すなわち、Aストリング)の主なスト
リングを交互に稼動することによって行われる。このよ
うに、東西スラスタストリングの両方は、軌道速度変化
が不感帯の限度に達するように交互に稼動されて、東西
宇宙飛行体軌道速度はこれらの限度の間で脈動しながら
も所望の平均軌道速度を保持する。
御を用いて姿勢を保持しながらの南北方向操縦の間に
(不感帯の範囲内で)東西軌道速度制御を可能にしてい
る。要約すると、軌道速度変化が軌道速度の不感帯の1
制限に達して次に姿勢制御を継続するように東西スラス
タの第2セット(すなわち、Bストリング)に姿勢制御
を切り替えて大きさが同一で方向が互いに逆となる軌道
速度変化を生じるまで、上記処理は、北方向操縦に対す
る東西スラスタ(すなわち、Aストリング)の主なスト
リングを交互に稼動することによって行われる。このよ
うに、東西スラスタストリングの両方は、軌道速度変化
が不感帯の限度に達するように交互に稼動されて、東西
宇宙飛行体軌道速度はこれらの限度の間で脈動しながら
も所望の平均軌道速度を保持する。
【0018】図1乃至図3において、宇宙飛行体10
は、北方向定置操縦中であり、姿勢速度及び位置センサ
34によって、プロセッサ30が偏揺れ及びピッチトル
クの両者に正の変化を求めていると仮定する。プロセッ
サ30は、スラスタ2Aを動かすことによって反応し、
補償トルクスラストを獲得する。スラスタ2Aが点火し
ているとき、スラスタ2Aは東向きの軌道速度に変化を
生じる。
は、北方向定置操縦中であり、姿勢速度及び位置センサ
34によって、プロセッサ30が偏揺れ及びピッチトル
クの両者に正の変化を求めていると仮定する。プロセッ
サ30は、スラスタ2Aを動かすことによって反応し、
補償トルクスラストを獲得する。スラスタ2Aが点火し
ているとき、スラスタ2Aは東向きの軌道速度に変化を
生じる。
【0019】軌道速度変化の値がプリセット限界に達し
た場合、プロセッサ30は東西スラスタのBストリング
にスイッチする。そして、プロセッサ30が偏揺れ及び
ピッチトルクに正の変化を必要とした場合、スラスタ2
Bも、スラスタ2Aのように同様な偏揺れ及びピッチト
ルクを修正するように稼動される。しかしながら、スラ
スタ2Bが西向きの力成分を作用させてスラスタ2Aに
よって生じた東向きの速度変化を打ち消すように動作す
ることに注意しなければならない。宇宙飛行体軌道速度
変化が不感帯の限界に達した場合、プロセッサ30は再
び東西Aストリングに切り替えてスラスタ2Aを再稼動
させる。この処理は、北方向定置操縦が終了するまで継
続する。この時、宇宙飛行体姿勢限界サイクルは可能で
あり、宇宙飛行体の安定化は、3軸スラスタ制御モード
が存在する限り、保持される。
た場合、プロセッサ30は東西スラスタのBストリング
にスイッチする。そして、プロセッサ30が偏揺れ及び
ピッチトルクに正の変化を必要とした場合、スラスタ2
Bも、スラスタ2Aのように同様な偏揺れ及びピッチト
ルクを修正するように稼動される。しかしながら、スラ
スタ2Bが西向きの力成分を作用させてスラスタ2Aに
よって生じた東向きの速度変化を打ち消すように動作す
ることに注意しなければならない。宇宙飛行体軌道速度
変化が不感帯の限界に達した場合、プロセッサ30は再
び東西Aストリングに切り替えてスラスタ2Aを再稼動
させる。この処理は、北方向定置操縦が終了するまで継
続する。この時、宇宙飛行体姿勢限界サイクルは可能で
あり、宇宙飛行体の安定化は、3軸スラスタ制御モード
が存在する限り、保持される。
【0020】A及びBストリング東西スラスタ間の切り
替えが、東西スラスタを打ち消す(南北スラスタの一方
によって最初に生じる)外乱トルクの方向に殆ど影響を
与えないと仮定する。図4のフローチャートにおいて用
いられるパラメータを次のように定義する。 THRSTR ピッチ・偏揺れスラスタを可能とするスラス
タストリング(+1='A', 0='B') ONTA(i) 各サイクルのピッチ・偏揺れAストリングの
i番目のスラスタオン時間(点火時間) (sec) ONTB(i) 各サイクルのピッチ・偏揺れBストリングの
i番目のスラスタオン時間(点火時間)(sec) ONT2DVA(i) デルタVに対するオン時間から変換され
たピッチ・偏揺れAストリングのi番目のスラスタ定数
(s/sec/sec) ONT2DVB(i) デルタVに対するオン時間から変換され
たピッチ・偏揺れBストリングのi番目のスラスタ定数
(s/sec/sec) SUME 東方向の全デルタV (m/s) SUMW 西方向の全デルタV (m/s) DELTV 蓄積残留デルタV(m/s) [(+)=東; (-)=西] デルタVは軌道速度の変化 DVDB デルタV不感帯(m/s) (> 0.005 m/sec) NUMSW 早期の切り替えを防止するフラグ SGNFLG 早期の切り替えを防止するサインフラグ 上述のように、宇宙飛行体10が南北定置操縦を行うプ
ロセスにあり、宇宙飛行体10の姿勢に変化を生じさせ
る南北スラスタにトルクの不均衡が生じていると仮定す
る。図4の処理の開始時において、パラメータは図面の
右上部に示すような初期値を有する。初期値の重要性
は、処理を説明すると明らかになる。
替えが、東西スラスタを打ち消す(南北スラスタの一方
によって最初に生じる)外乱トルクの方向に殆ど影響を
与えないと仮定する。図4のフローチャートにおいて用
いられるパラメータを次のように定義する。 THRSTR ピッチ・偏揺れスラスタを可能とするスラス
タストリング(+1='A', 0='B') ONTA(i) 各サイクルのピッチ・偏揺れAストリングの
i番目のスラスタオン時間(点火時間) (sec) ONTB(i) 各サイクルのピッチ・偏揺れBストリングの
i番目のスラスタオン時間(点火時間)(sec) ONT2DVA(i) デルタVに対するオン時間から変換され
たピッチ・偏揺れAストリングのi番目のスラスタ定数
(s/sec/sec) ONT2DVB(i) デルタVに対するオン時間から変換され
たピッチ・偏揺れBストリングのi番目のスラスタ定数
(s/sec/sec) SUME 東方向の全デルタV (m/s) SUMW 西方向の全デルタV (m/s) DELTV 蓄積残留デルタV(m/s) [(+)=東; (-)=西] デルタVは軌道速度の変化 DVDB デルタV不感帯(m/s) (> 0.005 m/sec) NUMSW 早期の切り替えを防止するフラグ SGNFLG 早期の切り替えを防止するサインフラグ 上述のように、宇宙飛行体10が南北定置操縦を行うプ
ロセスにあり、宇宙飛行体10の姿勢に変化を生じさせ
る南北スラスタにトルクの不均衡が生じていると仮定す
る。図4の処理の開始時において、パラメータは図面の
右上部に示すような初期値を有する。初期値の重要性
は、処理を説明すると明らかになる。
【0021】ステップ50にて、最初にスラスタ値が0
より大きいか否か(すなわち、スラスタAストリングま
たは スラスタBストリングが稼動しているか否か)を
判断する。スラスタのBストリングが稼動している場合
(THRSTR = 0)ステップ52に進み、一方、Aストリン
グが稼動している場合(THRSTR = 1)ステップ54に進
む。各ステップでの計算は稼動しているスラスタが異な
っていること以外は同一である。
より大きいか否か(すなわち、スラスタAストリングま
たは スラスタBストリングが稼動しているか否か)を
判断する。スラスタのBストリングが稼動している場合
(THRSTR = 0)ステップ52に進み、一方、Aストリン
グが稼動している場合(THRSTR = 1)ステップ54に進
む。各ステップでの計算は稼動しているスラスタが異な
っていること以外は同一である。
【0022】Bスラスタが稼動している場合、全東(SU
ME)軌道速度変化及び全西(SUMW)軌道速度変化が計算
される。SUMEは、スラスタ4B(ONTB4)の点火時間
と、スラスタ4Bの点火時間を速度値に変換した一定値
(ONT2DVB4)と、の積に、予め計算されたSUMEを加算す
ることによって計算される。また、SUMEは、スラスタ5
Bに対し計算されて前述の値に加算される。図2からス
ラスタ4B及び5Bの両方は東向きの軌道速度効果を表
している。同様に、西向き(SUMW)の成分の和がスラス
タ2B及び3B用にステップ52にて示すように計算さ
れる。
ME)軌道速度変化及び全西(SUMW)軌道速度変化が計算
される。SUMEは、スラスタ4B(ONTB4)の点火時間
と、スラスタ4Bの点火時間を速度値に変換した一定値
(ONT2DVB4)と、の積に、予め計算されたSUMEを加算す
ることによって計算される。また、SUMEは、スラスタ5
Bに対し計算されて前述の値に加算される。図2からス
ラスタ4B及び5Bの両方は東向きの軌道速度効果を表
している。同様に、西向き(SUMW)の成分の和がスラス
タ2B及び3B用にステップ52にて示すように計算さ
れる。
【0023】ステップ56にて、蓄積残留軌道速度変化
(DELTV)に達するようにSUME及びSUMWの和を算出する
(DELTVが東向きの場合は正の値、西向きの場合は負の
値)。ステップ57にて、操縦が進行中であるか否かを
判定する。操縦が進行中でない場合、処理は終了する。
操縦が進行中の場合、ステップ58にて、DELTV の絶対
値を予め設定されたデルタV不感帯限界(DVDB)と比較
する。DELTV の絶対値がDVDB未満の場合、処理は迂回し
てスタートに戻る。
(DELTV)に達するようにSUME及びSUMWの和を算出する
(DELTVが東向きの場合は正の値、西向きの場合は負の
値)。ステップ57にて、操縦が進行中であるか否かを
判定する。操縦が進行中でない場合、処理は終了する。
操縦が進行中の場合、ステップ58にて、DELTV の絶対
値を予め設定されたデルタV不感帯限界(DVDB)と比較
する。DELTV の絶対値がDVDB未満の場合、処理は迂回し
てスタートに戻る。
【0024】ときどき、蓄積残留デルタVの絶対値が不
感帯限界(DVDB)を越えることがある。このような場
合、ステップ60に進み、前にスラスタストリングの切
り替えがあったか否かを判定する。スラスタストリング
の切り替えが無い場合、ステップ62を飛び越してステ
ップ64に進み、ピッチ・偏揺れスラスタのAストリン
グまたはBストリングが稼動しているか否かを再び判定
する。上述のように、Bストリングが稼動している場
合、ステップ66に進み、制御をAストリングに切り替
える。その結果、Aストリングの対応するスラスタが点
火されて、反対の軌道速度効果を除く同一のピッチ・偏
揺れ姿勢制御を生じる。このように、姿勢制御が、定置
操縦の間は継続されて軌道速度は保持される。
感帯限界(DVDB)を越えることがある。このような場
合、ステップ60に進み、前にスラスタストリングの切
り替えがあったか否かを判定する。スラスタストリング
の切り替えが無い場合、ステップ62を飛び越してステ
ップ64に進み、ピッチ・偏揺れスラスタのAストリン
グまたはBストリングが稼動しているか否かを再び判定
する。上述のように、Bストリングが稼動している場
合、ステップ66に進み、制御をAストリングに切り替
える。その結果、Aストリングの対応するスラスタが点
火されて、反対の軌道速度効果を除く同一のピッチ・偏
揺れ姿勢制御を生じる。このように、姿勢制御が、定置
操縦の間は継続されて軌道速度は保持される。
【0025】スラスタ値は1と等しくなるように切り替
えられ(ステップ70)、この値は処理が再循環したと
きにステップ50及び64にて検知される。NUMSW 値
は、ステップ72にて1づつ増加され、ステップ74に
てサインフラグは、スラスタストリングの切り替えを生
じるDELTV の値の符号に等しい符号のセットを有する。
このようにして、DELTV(ステップ56)が西方向の速
度の限度の境界に達したと想定した場合、DELTVは負の
値を表すこととなる。この負の値はステップ74にてサ
インフラグに割り当てられる。
えられ(ステップ70)、この値は処理が再循環したと
きにステップ50及び64にて検知される。NUMSW 値
は、ステップ72にて1づつ増加され、ステップ74に
てサインフラグは、スラスタストリングの切り替えを生
じるDELTV の値の符号に等しい符号のセットを有する。
このようにして、DELTV(ステップ56)が西方向の速
度の限度の境界に達したと想定した場合、DELTVは負の
値を表すこととなる。この負の値はステップ74にてサ
インフラグに割り当てられる。
【0026】図4の処理は各プロセッサ周期で繰り返さ
れ、次のプロセッサ周期においても処理は繰り返される
(操縦が進行中であると想定した場合)。このステージ
では、ステップ50の判定によって、Aストリングが稼
動しているために、ステップ54に示すSUME及びSUMWの
計算が生じる。図2から、Aストリングスラスタ2A及
び3Aによって東向きの速度変化が生じ、スラスタ4A
及び5Aによって、西向きの速度変化が生じることに注
意しなければならない。このように、ステップ54に示
す各スラスタは、それぞれのオン時間の関数となって、
東向き及び西向きの軌道速度変化の一因となる。
れ、次のプロセッサ周期においても処理は繰り返される
(操縦が進行中であると想定した場合)。このステージ
では、ステップ50の判定によって、Aストリングが稼
動しているために、ステップ54に示すSUME及びSUMWの
計算が生じる。図2から、Aストリングスラスタ2A及
び3Aによって東向きの速度変化が生じ、スラスタ4A
及び5Aによって、西向きの速度変化が生じることに注
意しなければならない。このように、ステップ54に示
す各スラスタは、それぞれのオン時間の関数となって、
東向き及び西向きの軌道速度変化の一因となる。
【0027】SUME及びSUMWの計算値がステップ56で加
算されて蓄積残留DELTV になる。ここで、各コンピュー
タサイクルの間にスラスタが必ずしも稼働しないことを
覚えておくべきである。故に、前のコンピュータサイク
ル以来DELTV に何の変化もない複数のコンピュータサイ
クルが存在することが有り得る。ひとたび、スラスタが
点火してDELTV に変化が生じると、不感帯の限界には到
達しないが、ステップ58にて図示の如く処理の短絡が
生じる。DELTV が変化しなければ(すなわち、スラスタ
ストリングの切替え以降にスラスタの点火が生じない場
合)、ステップ58の判定は、前のプロセッササイクル
と同一の「より大きい」条件を表す。しかしながら、NU
MSW の値は、0よりも大きな値に徐々に増加され(ステ
ップ72)、処理はステップ62に進む。ステップ62
にて、DELTV の符号がサインフラグ(このサインフラグ
は前のサイクルのDELTV の符号と同一に設定されてい
る)と同一であるか否かが判定される。このようにし
て、DELTV の符号を変えるスラスタの動作が無い場合、
サインフラグの値は、DELTV と等しい状態にとどまり、
スラスタストリングの切替えは生じない(スラスタAス
トリングは動作可能状態にとどまる)。DELTV の値が再
び符号が逆のDVDB不感帯値に達した場合、図4に示すよ
うに、スラスタストリングの切替えが発生する(ステッ
プ68)。
算されて蓄積残留DELTV になる。ここで、各コンピュー
タサイクルの間にスラスタが必ずしも稼働しないことを
覚えておくべきである。故に、前のコンピュータサイク
ル以来DELTV に何の変化もない複数のコンピュータサイ
クルが存在することが有り得る。ひとたび、スラスタが
点火してDELTV に変化が生じると、不感帯の限界には到
達しないが、ステップ58にて図示の如く処理の短絡が
生じる。DELTV が変化しなければ(すなわち、スラスタ
ストリングの切替え以降にスラスタの点火が生じない場
合)、ステップ58の判定は、前のプロセッササイクル
と同一の「より大きい」条件を表す。しかしながら、NU
MSW の値は、0よりも大きな値に徐々に増加され(ステ
ップ72)、処理はステップ62に進む。ステップ62
にて、DELTV の符号がサインフラグ(このサインフラグ
は前のサイクルのDELTV の符号と同一に設定されてい
る)と同一であるか否かが判定される。このようにし
て、DELTV の符号を変えるスラスタの動作が無い場合、
サインフラグの値は、DELTV と等しい状態にとどまり、
スラスタストリングの切替えは生じない(スラスタAス
トリングは動作可能状態にとどまる)。DELTV の値が再
び符号が逆のDVDB不感帯値に達した場合、図4に示すよ
うに、スラスタストリングの切替えが発生する(ステッ
プ68)。
【0028】このようにして、同一の方向にピッチ・偏
揺れトルクを作用させるAストリング及びBストリング
ピッチ・偏揺れスラスタが、南北定置操縦の間に繰返し
稼動状態に切り替ることが見られる。一方、ピッチ・偏
揺れスラスタは、同様なトルク特性を呈して、互いに反
対方向の軌道速度成分を有する。故に、南北操縦の間に
平衡が乱れる傾向がある。
揺れトルクを作用させるAストリング及びBストリング
ピッチ・偏揺れスラスタが、南北定置操縦の間に繰返し
稼動状態に切り替ることが見られる。一方、ピッチ・偏
揺れスラスタは、同様なトルク特性を呈して、互いに反
対方向の軌道速度成分を有する。故に、南北操縦の間に
平衡が乱れる傾向がある。
【0029】南北定置操縦(3軸スラスタ制御下)の前
後の両方に、宇宙飛行体10には、単一のスラスタスト
リングにより姿勢が制御される「限界サイクル」が作用
するようになっている。限界サイクルによって、宇宙飛
行体の姿勢に姿勢限界の間でサイクルの前進や後退が生
じるので、宇宙飛行体の姿勢は、南北定置操縦の前後の
両方で安定する。単一のスラスタストリングを用いる限
界サイクルは、様々なスラスタの動作のキャンセルによ
って導入される速度変化のように、概して東西軌道速度
変化の蓄積を生じない。
後の両方に、宇宙飛行体10には、単一のスラスタスト
リングにより姿勢が制御される「限界サイクル」が作用
するようになっている。限界サイクルによって、宇宙飛
行体の姿勢に姿勢限界の間でサイクルの前進や後退が生
じるので、宇宙飛行体の姿勢は、南北定置操縦の前後の
両方で安定する。単一のスラスタストリングを用いる限
界サイクルは、様々なスラスタの動作のキャンセルによ
って導入される速度変化のように、概して東西軌道速度
変化の蓄積を生じない。
【0030】しかしながら、A及びBストリングからの
スラスタの細心の選択によって、搭載した推進剤の過剰
の消費を必要とせずに、限界サイクルの間及び操縦の間
に軌道速度変化が行われることが促される。このような
処理は、図5及び図6に示されている。所望の東西軌道
速度変化は、「ダイアルイン」デルタVとして表されて
いる。
スラスタの細心の選択によって、搭載した推進剤の過剰
の消費を必要とせずに、限界サイクルの間及び操縦の間
に軌道速度変化が行われることが促される。このような
処理は、図5及び図6に示されている。所望の東西軌道
速度変化は、「ダイアルイン」デルタVとして表されて
いる。
【0031】図5及び図6のパラメータを以下に示す。 パラメータ 定義 DIDV ダイアルイン東西デルタV (+=東, -=西, O=デルタV無し) THRFC 稼動スラスタ面 (+1=東, -1=西) DV 蓄積ダイアルインデルタV(m/s) (+=東, -=西) ONTA(i) 各サイクルのピッチ・偏揺れAストリングのi番目のスラ スタオン時間(点火時間) (sec) ONTB(i) 各サイクルのピッチ・偏揺れBストリングのi番目のスラ スタオン時間(点火時間)(sec) ONT2DVA(i) デルタVに対するオン時間から変換されたピッチ・偏揺 れAストリングi番目のスラスタ定数 (s/sec/sec) ONT2DVB(i) デルタVに対するオン時間から変換されたピッチ・偏揺 れBストリングi番目のスラスタ定数 (s/sec/sec) THRSTR ピッチ・偏揺れスラスタを可能とするスラスタストリン グ (+1='A', 0='B') DELTV 蓄積残留東西デルタV(m/s) (+=東, -=西) 東西軌道速度変化を行うために、図5の処理は、全東向
きピッチ・偏揺れスラスタ、または全西向きピッチ・偏
揺れスラスタ(A及びBストリングの両者から)の一方
を姿勢制御するように用いている。このように、処理
は、西対向パネル18近傍のスラスタ2A, 3A, 4B
及び5Bを使用したり、あるいは、東対向パネル16近
傍のスラスタ2B, 3B, 4A及び5Aを使用したりし
ている。
きピッチ・偏揺れスラスタ、または全西向きピッチ・偏
揺れスラスタ(A及びBストリングの両者から)の一方
を姿勢制御するように用いている。このように、処理
は、西対向パネル18近傍のスラスタ2A, 3A, 4B
及び5Bを使用したり、あるいは、東対向パネル16近
傍のスラスタ2B, 3B, 4A及び5Aを使用したりし
ている。
【0032】図5において、ステップ100にて、ダイ
アルイン東西軌道速度変化(DIDV)が0であるか否かが
判定される。DIDVが0であれば、ダイアルインデルタV
は不要であり、処理は図6のステップに進み、ピッチ・
偏揺れスラスタのストリングを可能にして、南北定置操
縦が開始されるまで待機する。ダイアルイン東西軌道速
度変化が必要な場合、処理はステップ102に進み、DI
DVの符号が判定される。DIDVの値が0よりも大きい場
合、DIDVの符号はプラス(東向き)である。一方、DIDV
の値が0よりも小さい場合、DIDVの符号はマイナス(西
向き)である。東向きのデルタVは軌道速度全体を減少
させるが、西向きのデルタVは軌道速度全体を増加させ
る。DIDVが負の値とした場合、スラスタ2B, 3B, 4
A及び5Aを含む東対向パネル16近傍のスラスタが可
動となる(ステップ104及び106)。対照的に、DI
DVが正の値とした場合、西対向パネル18近傍のスラス
タが可動となる(ステップ108及び110)。
アルイン東西軌道速度変化(DIDV)が0であるか否かが
判定される。DIDVが0であれば、ダイアルインデルタV
は不要であり、処理は図6のステップに進み、ピッチ・
偏揺れスラスタのストリングを可能にして、南北定置操
縦が開始されるまで待機する。ダイアルイン東西軌道速
度変化が必要な場合、処理はステップ102に進み、DI
DVの符号が判定される。DIDVの値が0よりも大きい場
合、DIDVの符号はプラス(東向き)である。一方、DIDV
の値が0よりも小さい場合、DIDVの符号はマイナス(西
向き)である。東向きのデルタVは軌道速度全体を減少
させるが、西向きのデルタVは軌道速度全体を増加させ
る。DIDVが負の値とした場合、スラスタ2B, 3B, 4
A及び5Aを含む東対向パネル16近傍のスラスタが可
動となる(ステップ104及び106)。対照的に、DI
DVが正の値とした場合、西対向パネル18近傍のスラス
タが可動となる(ステップ108及び110)。
【0033】次にステップ112に進み、東対向スラス
タが西向きのデルタV(すなわち、THRFC が0よりも
大)に対して可動であるか否か(すなわち、THRFC が0
以下)が判定される。蓄積デルタV(DV)がステップ1
14にて算出される。ステップ118にて、DVの絶対値
がDIDV以上であるか否かが判定される。DVの絶対値がDI
DV以上であれば、速度の修正は行われず、図6の処理に
進行する。DVの絶対値がDIDV未満であれば、処理が繰返
されて、東対向スラスタは限界サイクルの間は可動の状
態のままで潜在的に、南北定置操縦へと進む。限界サイ
クルの間や南北定置操縦の間の姿勢制御によって、DVの
値の変化を生ぜしむるピッチ・偏揺れスラスタの点火が
生じる。
タが西向きのデルタV(すなわち、THRFC が0よりも
大)に対して可動であるか否か(すなわち、THRFC が0
以下)が判定される。蓄積デルタV(DV)がステップ1
14にて算出される。ステップ118にて、DVの絶対値
がDIDV以上であるか否かが判定される。DVの絶対値がDI
DV以上であれば、速度の修正は行われず、図6の処理に
進行する。DVの絶対値がDIDV未満であれば、処理が繰返
されて、東対向スラスタは限界サイクルの間は可動の状
態のままで潜在的に、南北定置操縦へと進む。限界サイ
クルの間や南北定置操縦の間の姿勢制御によって、DVの
値の変化を生ぜしむるピッチ・偏揺れスラスタの点火が
生じる。
【0034】ステップ118での条件が最終的に満たさ
れた場合、処理は図6のステップ120に進み、宇宙飛
行体10のピッチ・偏揺れスラスタストリングが可動で
あるべきか否かが判定される。このような場合、制御処
理は、ダイアルインモードから切り替り、宇宙飛行体の
姿勢の制御を継続するためにA及びBスラスタストリン
グの一方が可動となる制御モードに逆戻りする。ステッ
プ126にて、南北定置操縦が進行していない場合、ア
ルゴリズムは宇宙飛行体姿勢限界サイクルの間は待機す
る。南北定置操縦が開始されると、または南北定置操縦
の進行中は、南北定置操縦及び次の限界サイクル期間が
終了するまで、アルゴリズムは図4に移行する。
れた場合、処理は図6のステップ120に進み、宇宙飛
行体10のピッチ・偏揺れスラスタストリングが可動で
あるべきか否かが判定される。このような場合、制御処
理は、ダイアルインモードから切り替り、宇宙飛行体の
姿勢の制御を継続するためにA及びBスラスタストリン
グの一方が可動となる制御モードに逆戻りする。ステッ
プ126にて、南北定置操縦が進行していない場合、ア
ルゴリズムは宇宙飛行体姿勢限界サイクルの間は待機す
る。南北定置操縦が開始されると、または南北定置操縦
の進行中は、南北定置操縦及び次の限界サイクル期間が
終了するまで、アルゴリズムは図4に移行する。
【0035】上記記載は本発明の実施例を例示したにす
ぎない。当業者においては、本発明から逸脱することな
く様々な変形例や適用例が導出されるものと考える。例
えば、本発明にて開示された姿勢制御装置は、2重結合
スラスタ(すなわち、ピッチまたは偏揺れ方向のいずれ
か一方にのみトルクを作用させるスラスタ)によって動
作される。さらに、ダイアルインデルタVの可能性は、
ピッチ・偏揺れスラスタの面よりもむしろピッチ・偏揺
れスラスタのストリングに対して編出される。従って、
本発明は、請求の範囲内に含まれる全ての代替例、変形
例及び適用例を包含するものである。
ぎない。当業者においては、本発明から逸脱することな
く様々な変形例や適用例が導出されるものと考える。例
えば、本発明にて開示された姿勢制御装置は、2重結合
スラスタ(すなわち、ピッチまたは偏揺れ方向のいずれ
か一方にのみトルクを作用させるスラスタ)によって動
作される。さらに、ダイアルインデルタVの可能性は、
ピッチ・偏揺れスラスタの面よりもむしろピッチ・偏揺
れスラスタのストリングに対して編出される。従って、
本発明は、請求の範囲内に含まれる全ての代替例、変形
例及び適用例を包含するものである。
【図1】宇宙飛行体の斜視図を示し、地球または反地球
に向けて配置された第1及び第2スラスタストリング
A,Bの向きを示す。
に向けて配置された第1及び第2スラスタストリング
A,Bの向きを示す。
【図2】図1の特定のスラスタの主な軌道速度を含み、
これらのスラスタによって作用する主なトルクを表すピ
ッチトルクと偏揺れトルクとの関係を示すグラフであ
る。
これらのスラスタによって作用する主なトルクを表すピ
ッチトルクと偏揺れトルクとの関係を示すグラフであ
る。
【図3】図1の宇宙飛行体の制御装置の最上位の構成図
である。
である。
【図4】南北定置操縦の間の東西軌道速度変化を最小限
にする本発明の方法を説明する最上位のフローチャート
である。
にする本発明の方法を説明する最上位のフローチャート
である。
【図5】宇宙飛行体の軌道 速度に所定の変化が生じる
ように姿勢限界サイクルの間に宇宙飛行体の東西スラス
タを制御する方法を示すフローチャートである。
ように姿勢限界サイクルの間に宇宙飛行体の東西スラス
タを制御する方法を示すフローチャートである。
【図6】宇宙飛行体の軌道 速度に所定の変化が生じる
ように姿勢限界サイクルの間に宇宙飛行体の東西スラス
タを制御する方法を示すフローチャートである。
ように姿勢限界サイクルの間に宇宙飛行体の東西スラス
タを制御する方法を示すフローチャートである。
2,3,4,5,6,7 スラスタ 10 宇宙飛行体 12 地球対向パネル 14 反地球対向パネル 16 東対向パネル 18 西対向パネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リサ ケイ ホワイト アメリカ合衆国, カルフォルニア州 94025, メンロ パーク, ウェイヴァ リィ ストリート 339 (72)発明者 カール トーマス プレシア アメリカ合衆国, カルフォルニア州 94086, サニーヴェイル, グラディオ ラ ドライブ 862
Claims (9)
- 【請求項1】 第1及び第2の3軸姿勢制御スラスタス
トリングと、回転、ピッチ及び偏揺れトルクを生じる各
ストリング内のスラスタと、を有し、前記第1及び第2
のスラスタストリングは、前記宇宙飛行体を挿通する東
西方向の軸に交差して対向する対向面に配向されたスラ
スタを提示する宇宙飛行体であって、 前記宇宙飛行体の姿勢に外乱を作用させる前記スラスタ
ストリングの南北スラスタを稼動させて南北方向の軸に
沿った操縦を生ぜしむる手段と、 限界値を有し軌道速度値の東西の不感帯範囲を画定する
手段と、 前記正の外乱を打消すために、前記東西方向の軸に沿う
第1方向の前記軌道速度に変化を生ぜしむるように配向
された第1ストリングスラスタを少なくとも稼動させる
姿勢制御手段と、 軌道速度の変化を判定する手段と、 限界値に達する軌道速度の前記変化に反応して、前記第
1ストリングスラスタを不稼動にするとともに、不稼動
の前記第1ストリングスラスタのように前記宇宙飛行体
に作用するほぼ同様なトルクを呈する第2ストリングス
ラスタを稼動し、前記東西方向の軸に沿う前記軌道速度
に互いに逆方向の変化を生じるように配向された手段
と、を有することを特徴とする宇宙飛行体。 - 【請求項2】 請求項1記載の宇宙飛行体であって、前
記第1ストリングの4つのスラスタは前記第2ストリン
グに一対のスラスタを有し、前記スラスタ及び一対のス
ラスタの各々は稼動状態にあるときに宇宙船の姿勢に影
響する同様なトルクを作用し、前記一対のスラスタの各
々は東西の軸に沿う互いに反対方向の値から成分を生じ
るように配向され、前記手段の各々は前記第1ストリン
グの前記4つのスラスタのスラスタの稼動を終了すると
きに前記第2ストリング内の前記第1スラスタの対をな
すスラスタを稼動させることを特徴とする宇宙飛行体。 - 【請求項3】 請求項2記載の宇宙飛行体であって、前
記反応手段は、軌道速度の不感帯限界値に達する度に、
前記第1及び第2ストリングのスラスタの間で切り替え
ることを特徴とする宇宙飛行体。 - 【請求項4】 少なくとも第1及び第2スラスタストリ
ングと、各ストリング内に少なくとも4つの東西配向ス
ラスタと、点火時にピッチ・偏揺れトルク成分を供給す
るように配向された前記スラスタの各々と、前記宇宙船
の東向きの軸に沿う力成分を供給するように配向された
前記第1ストリングの第1及び第2スラスタ並びに前記
第2ストリングの第3及び第4スラスタと、前記宇宙飛
行体の西向きの軸に沿う力成分を供給するように配向さ
れた前記第2ストリングの第1及び第2スラスタ並びに
前記第1ストリングの第3及び第4スラスタと、を有す
る宇宙飛行体であって、 前記宇宙飛行体の限界サイクル姿勢制御を提供するスラ
スタストリングを動作する手段と、 前記第1ストリングから2つ及び前記第2ストリングか
ら2つの4つのスラスタを稼動することによって、増加
にて前記宇宙飛行体の軌道速度を変えるコマンドに反応
し、前記4つの稼動中のスラスタは、共通の東西方向の
軸方向の力成分を呈し、前記4つのスラスタは、姿勢制
御のために稼動した場合に、前記軌道速度を変える共通
の力成分を呈するとともに、同時に前記宇宙飛行体の姿
勢を制御する制御手段と、を有することを特徴とする宇
宙飛行体。 - 【請求項5】 請求項4記載の宇宙飛行体であって、前
記第1及び第2ストリングからの前記4つの稼動スラス
タは、前記衛星の東西軌道制御を可能にすることを特徴
とする宇宙飛行体。 - 【請求項6】 請求項5記載の宇宙飛行体であって、前
記制御手段は、南北定置操縦の間の軌道速度を変えるコ
マンドに応答可能であることを特徴とする宇宙飛行体。 - 【請求項7】 第1及び第2, 3軸姿勢制御スラスタス
トリングと、回転, ピッチ及び偏揺れトルクを生成する
各ストリングのスラスタと、を有し、前記第1及び第2
スラスタストリングは、前記宇宙飛行体を挿通する東西
方向の軸を交差して互いに対向する面に配向されたスラ
スタを呈する宇宙飛行体であって、 南北の軸に沿う操縦を生ぜしむるために、前記宇宙飛行
の姿勢の外乱に影響する南北スラスタを稼動させる手段
と、 前記姿勢の外乱を打ち消すために、前記東西の軸に沿う
第1方向の前記軌道速度に変化を生ぜしむるように配向
された第1ストリングスラスタを少なくとも稼動させる
姿勢制御手段と、 軌道速度の変化が限界値に達したことを信号呈示する手
段と、 前記第1ストリングスラスタを不稼動にし且つ前記不稼
動の第1ストリングスラスタのように前記宇宙飛行体に
作用するほぼ同一のトルクを呈する第2ストリングスラ
スタを稼動させる前記信号に反応し、前記東西の軸に沿
う前記軌道速度に互いに反対方向の変化を生ぜしむるよ
うに配向された手段と、を有することを特徴とする宇宙
飛行体。 - 【請求項8】 請求項7記載の宇宙飛行体であって、前
記第1ストリングの複数のスラスタの各々は前記第2ス
トリングに1対のスラスタを有し、前記スラスタ及び1
対のスラスタの各々は、稼動時に前記宇宙飛行体の姿勢
に作用する同一のトルクを呈し、前記1対のスラスタの
各々は前記東西方向の軸に沿う互いに反対方向の力成分
を生じるように配向され、前記反応手段は、前記第1ス
トリング内のスラスタの稼動を終了するとき、前記第2
ストリングの前記第1スラスタの対をなすスラスタを稼
動させることを特徴とする宇宙飛行体。 - 【請求項9】 請求項8記載の宇宙飛行体であって、前
記反応手段は、軌道速度の前記限界値に達するたびに、
前記第1及び第2ストリングの間で切り替わることを特
徴とする宇宙飛行体。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/994769 | 1992-12-22 | ||
US07/994,769 US5400252A (en) | 1992-12-22 | 1992-12-22 | Spacecraft East/West orbit control during a North or South stationkeeping maneuver |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06227498A true JPH06227498A (ja) | 1994-08-16 |
Family
ID=25541031
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5325016A Pending JPH06227498A (ja) | 1992-12-22 | 1993-12-22 | 宇宙飛行体の南北定置操縦間の東西軌道制御装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5400252A (ja) |
EP (1) | EP0604214B1 (ja) |
JP (1) | JPH06227498A (ja) |
DE (1) | DE69316970T2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111409868A (zh) * | 2020-03-10 | 2020-07-14 | 上海卫星工程研究所 | 气象卫星南北调头控制方法及系统 |
CN112407336A (zh) * | 2020-11-26 | 2021-02-26 | 长光卫星技术有限公司 | 一种利用姿态旋转进行干扰角动量自平衡的轨道控制方法 |
Families Citing this family (33)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5781398A (en) * | 1994-04-26 | 1998-07-14 | Honeywell Inc. | Dual fault tolerant actuator control system |
US5850993A (en) * | 1995-08-25 | 1998-12-22 | Martin Marietta Corp. | Spacecraft thruster operation for improved orbital maneuver accuracy |
US5646847A (en) * | 1995-08-25 | 1997-07-08 | Martin Marietta Corp. | Universal thruster selection logic for spacecraft attitude control |
US5826830A (en) * | 1995-12-22 | 1998-10-27 | Hughes Electronics Corporation | Dual-half system, full torque reaction control thruster configuration for three-axis stabilized spacecraft |
US5984236A (en) * | 1995-12-22 | 1999-11-16 | Keitel; Keith F. | Momentum unloading using gimbaled thrusters |
US6023291A (en) * | 1996-10-16 | 2000-02-08 | Space Systems/Loral, Inc. | Satellite camera attitude determination and image navigation by means of earth edge and landmark measurement |
US5996942A (en) | 1996-10-16 | 1999-12-07 | Space Systems/Loral, Inc. | Autonomous solar torque management |
US6068217A (en) * | 1996-10-16 | 2000-05-30 | Space Systems/Loral, Inc. | Method to reorient a spacecraft using only initial single axis attitude knowledge |
US6000661A (en) * | 1996-10-16 | 1999-12-14 | Space Systems/Loral, Inc. | Autonomous spacecraft payload base motion estimation and correction |
WO1998032657A1 (en) | 1997-01-27 | 1998-07-30 | Space Systems/Loral, Inc. | Spacecraft attitude control system using low thrust thrusters |
US5957411A (en) * | 1997-01-31 | 1999-09-28 | Space Systems/Loral, Inc. | Method using double thruster firings to deadbeat flexible solar array structural oscillations |
US5984237A (en) * | 1997-02-13 | 1999-11-16 | Lockheed Martin Corp. | Delta-V targeting system for three-axis controlled spacecraft |
US6445981B1 (en) * | 2000-03-02 | 2002-09-03 | Space Systems/Loral, Inc. | Controller and control method for satellite orbit-keeping maneuvers |
US6439507B1 (en) * | 2000-05-05 | 2002-08-27 | Space Systems/Loral, Inc. | Closed-loop spacecraft orbit control |
WO2002006120A1 (en) * | 2000-07-13 | 2002-01-24 | Maurice Daniel | Apparatus for imparting unidirectional motion |
US6435457B1 (en) * | 2001-01-25 | 2002-08-20 | The Boeing Company | Thruster systems for spacecraft station changing, station keeping and momentum dumping |
US6732977B1 (en) | 2002-02-11 | 2004-05-11 | Lockheed Martin Corporation | System for on-orbit correction of spacecraft payload pointing errors |
US6695263B1 (en) | 2002-02-12 | 2004-02-24 | Lockheed Martin Corporation | System for geosynchronous spacecraft rapid earth reacquisition |
US7051980B2 (en) * | 2002-02-26 | 2006-05-30 | Lockheed Martin Corporation | Efficient orbit sparing system for space vehicle constellations |
US6600976B1 (en) * | 2002-03-29 | 2003-07-29 | Lockheed Martin Corporation | Gyroless control system for zero-momentum three-axis stabilized spacecraft |
US6702234B1 (en) | 2002-03-29 | 2004-03-09 | Lockheed Martin Corporation | Fault tolerant attitude control system for zero momentum spacecraft |
US6637701B1 (en) * | 2002-04-03 | 2003-10-28 | Lockheed Martin Corporation | Gimbaled ion thruster arrangement for high efficiency stationkeeping |
US6672542B2 (en) * | 2002-06-03 | 2004-01-06 | The Aerospace Corporation | Method and system for controlling the eccentricity of a near-circular orbit |
US20110005316A1 (en) * | 2005-07-12 | 2011-01-13 | Centro De Investigacon De Rotagcion Y Torque S.L | Acceleration systems for moving devices |
US7454272B1 (en) * | 2005-08-25 | 2008-11-18 | Raytheon Company | Geostationary stationkeeping method |
US7835826B1 (en) | 2005-12-13 | 2010-11-16 | Lockheed Martin Corporation | Attitude determination system for yaw-steering spacecraft |
US9870000B2 (en) * | 2011-03-28 | 2018-01-16 | Honeywell International Inc. | Methods and systems for translating an emergency system alert signal to an automated flight system maneuver |
CN103336528B (zh) * | 2012-06-18 | 2016-02-10 | 北京控制工程研究所 | 一种欠驱动航天器三轴姿态稳定控制方法 |
US8998146B2 (en) | 2012-11-21 | 2015-04-07 | Space Systems/Loral, Llc | Spacecraft momentum unload and station-keeping techniques |
CN104249817B (zh) * | 2014-09-11 | 2016-08-24 | 上海卫星工程研究所 | 一种爻形航天器推力器 |
US9663251B2 (en) * | 2014-12-22 | 2017-05-30 | Space Systems/Loral, Llc | Thruster support mechanism for satellite propulsion |
CN105511490B (zh) * | 2015-12-15 | 2018-08-07 | 北京理工大学 | 一种静止轨道卫星位置保持-角动量卸载联合控制方法 |
CN110963085B (zh) * | 2019-11-14 | 2021-04-13 | 中国空间技术研究院 | 一种飞行器的推力器布局及基于该布局的飞行器位保方法 |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3866025A (en) * | 1972-03-17 | 1975-02-11 | Rca Corp | Spacecraft attitude control system |
US3944172A (en) * | 1972-04-14 | 1976-03-16 | Erno Raumfahrttechnik Gmbh | Attitude control for space vehicle |
US3984071A (en) * | 1974-08-29 | 1976-10-05 | Trw Inc. | Satellite nutation attenuation apparatus |
DE2914107A1 (de) * | 1979-04-07 | 1980-10-23 | Poisel Otto Karl | Neuartige antriebs-systeme fuer flugobjekte nas |
US4537375A (en) * | 1983-04-21 | 1985-08-27 | Ford Aerospace & Communications Corporation | Method and apparatus for thruster transient control |
US4837699A (en) * | 1985-07-18 | 1989-06-06 | Hughes Aircraft Company | Method for controlling the spin axis attitude of a spinning spacecraft |
US4767084A (en) * | 1986-09-18 | 1988-08-30 | Ford Aerospace & Communications Corporation | Autonomous stationkeeping for three-axis stabilized spacecraft |
US4848706A (en) * | 1988-02-29 | 1989-07-18 | Ford Aerospace Corporation | Spacecraft attitude control using coupled thrusters |
US5251855A (en) * | 1990-05-09 | 1993-10-12 | Agence Spatiale Europeenne | Spacecraft propulsion system thruster firing system |
CA2076894C (en) * | 1991-11-27 | 1998-11-03 | John F. Yocum | Three axis thruster modulation |
GB9127433D0 (en) * | 1991-12-27 | 1992-02-19 | Matra Marconi Space Uk | Propulsion system for spacecraft |
US5335179A (en) * | 1992-12-24 | 1994-08-02 | General Electric Co. | Unified spacecraft attitude control system with pseudo-complementary paired thrusters |
-
1992
- 1992-12-22 US US07/994,769 patent/US5400252A/en not_active Expired - Lifetime
-
1993
- 1993-12-22 JP JP5325016A patent/JPH06227498A/ja active Pending
- 1993-12-22 DE DE69316970T patent/DE69316970T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1993-12-22 EP EP93310417A patent/EP0604214B1/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111409868A (zh) * | 2020-03-10 | 2020-07-14 | 上海卫星工程研究所 | 气象卫星南北调头控制方法及系统 |
CN111409868B (zh) * | 2020-03-10 | 2021-08-03 | 上海卫星工程研究所 | 气象卫星南北调头控制方法及系统 |
CN112407336A (zh) * | 2020-11-26 | 2021-02-26 | 长光卫星技术有限公司 | 一种利用姿态旋转进行干扰角动量自平衡的轨道控制方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0604214A3 (en) | 1995-03-08 |
US5400252A (en) | 1995-03-21 |
DE69316970T2 (de) | 1998-09-24 |
DE69316970D1 (de) | 1998-03-19 |
EP0604214B1 (en) | 1998-02-11 |
EP0604214A2 (en) | 1994-06-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH06227498A (ja) | 宇宙飛行体の南北定置操縦間の東西軌道制御装置 | |
US6296207B1 (en) | Combined stationkeeping and momentum management | |
US5349532A (en) | Spacecraft attitude control and momentum unloading using gimballed and throttled thrusters | |
JP3244717B2 (ja) | モーメンタムバイアス宇宙船の傾斜軌道姿勢制御を行うための方法及び装置 | |
US6260805B1 (en) | Method of controlling attitude of a momentum biased spacecraft during long-duration thruster firings | |
US6481672B1 (en) | Gimbaled thruster control system | |
EP0225683B1 (en) | Method for spinning up a three-axis controlled spacecraft | |
US7988097B2 (en) | Precision attitude control system for gimbaled thruster | |
JP2635821B2 (ja) | 地球を指向する3軸安定化衛星および付属する太陽と地球を捕捉する方法 | |
US8763957B1 (en) | Spacecraft transfer orbit techniques | |
US5459669A (en) | Control system and method for spacecraft attitude control | |
US20080035797A1 (en) | Method of Controlling the Attitude of Satellites, Particularly Agile Satellites with a Reduced Number of Gyrodynes | |
JP2002510816A (ja) | Cmgアレイ特異点を回避する連続姿勢制御 | |
JPH1179100A (ja) | 人工衛星発射方法および人工衛星発射システム | |
EP0251692B1 (en) | Orbit control system for a satellite | |
JP4550347B2 (ja) | 宇宙船の姿勢を制御するシステムおよび方法 | |
JPH115599A (ja) | 宇宙船姿勢制御装置及びその方法 | |
US6354163B1 (en) | Mitigating gimbal induced disturbances in CMG arrays | |
JPH0653519B2 (ja) | デユアル・スピン衛星の章動抑制装置 | |
JPH0958597A (ja) | 飛行体の垂直着陸制御指令装置 | |
EP0790542A3 (en) | Method for controlling the attitude of a three-axis stabilized, earth oriented bias momentum spacecraft | |
Reijneveld et al. | Attitude control system of the Delfi-n3Xt satellite | |
JPH1143100A (ja) | 衛星姿勢制御装置 | |
US5308025A (en) | Spacecraft spin axis capture system and method | |
Wallner et al. | A guidance and control concept for the X-38 re-entry vehicle |