JPH06226544A - ワイヤ放電加工装置およびそれに用いられるガイド部材の製法およびワイヤ - Google Patents

ワイヤ放電加工装置およびそれに用いられるガイド部材の製法およびワイヤ

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JPH06226544A
JPH06226544A JP1273993A JP1273993A JPH06226544A JP H06226544 A JPH06226544 A JP H06226544A JP 1273993 A JP1273993 A JP 1273993A JP 1273993 A JP1273993 A JP 1273993A JP H06226544 A JPH06226544 A JP H06226544A
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JP
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electric discharge
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guide member
winding
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Application number
JP1273993A
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English (en)
Inventor
Harumi Kinoshita
晴美 木下
Mitsuaki Adachi
光明 足立
Hidetoshi Kinoshita
秀俊 木下
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は走行するワイヤの張力を一定に維持
しつつ、ワ−クに放電加工を行うことができるようにし
たワイヤ放電加工装置を提供することにある。 【構成】供給部3から繰出されたワイヤ2を巻取部26
で巻取ることで走行させ、このワイヤとワ−ク22との
間で放電を発生させて上記ワ−クを加工する装置におい
て、上記巻取部を回転駆動してワイヤを繰出させる第1
のモ−タ4と、上記巻取部を回転駆動して上記ワイヤを
巻取らす第2のモ−タ27と、上記供給部と上記巻取部
との間で走行するワイヤの張力を検出するロ−タリエン
コ−ダ11と、このロ−タリエンコ−ダからの検出信号
で上記第1のモ−タによるワイヤの繰出し速度を制御す
る制御装置15とを具備したことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はワイヤを走行させなが
らワ−クとの間に放電を発生させて上記ワ−クに放電加
工を行うワイヤ放電加工装置およびそれに用いられるガ
イド部材の製法およびワイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ワイヤ放電加工装置は、供給リ
−ルに巻回されたワイヤを巻取リ−ルで巻取ることで走
行させるとともに、そのワイヤの走行経路の中途部にワ
−クを配置し、このワ−クと上記ワイヤとの間に放電を
発生させることで、上記ワ−クを放電加工するようにな
っている。上記ワ−クに行われる加工が微細で精密な場
合、ワイヤも微細径のものを用いなければ、高い加工精
度を得ることができない。
【0003】従来、ワイヤ放電加工装置におけるワイヤ
の走行は、巻取リ−ルを所定の速度で回転駆動し、この
巻取リ−ルに巻取ることで行われていた。上記ワイヤが
走行時になんら抵抗を受けることなく走行すれば、その
ワイヤに発生する張力を一定に保つことができる。
【0004】しかしながら、通常、上記ワイヤは複数の
ガイド部材にガイドされて走行させられるようになって
いる。そのため、ワイヤに発生する張力は、上記ガイド
部材との接触抵抗により変動する。ワイヤに発生する張
力の変動に係わらず、上記ワイヤを巻取リ−ルによって
所定の速度で巻取り続けると、そのワイヤに発生する張
力の変動が大きくなる。そのため、ワイヤの走行が不安
定となったり、ワイヤが上述したように微細径である場
合には張力が増大したり、また放電間隔の変動による異
常放電の発生などによって断線することがある。
【0005】上記ワイヤの走行路にはそのワイヤをガイ
ドするためのガイド部材が設けられている。ガイド部材
はワイヤの走行が単にガイドするだけでなく、ワイヤの
ワ−クに対応する部分を精密に位置決めし、その部分と
ワ−クとの間で発生する放電による、加工精度を向上さ
せるようにしている。
【0006】従来、上記ガイド部材としては、所定の部
材にワイヤを挿通する挿通孔を穿設し、その挿通孔にワ
イヤが通される構成となっていた。上記挿通孔はワイヤ
が走行できる内径寸法でなければならないから、上記ワ
イヤの外形寸法よりも大きく形成される。そのため、ワ
イヤと挿通孔との間にはガタが発生するから、ワイヤは
走行時に生じる振動などでその軸線と交差する平面にお
けるXY方向に触れることが避けられない。ワイヤがX
Y方向に触れると、ワイヤとワ−クとの間隔が変動して
放電加工が一定しないから、加工精度も低下する。
【0007】上記ワイヤに微細加工用の微細径のものが
用いられていると、そのワイヤが目視によって確認しづ
らかったり、剛性がほとんどないために位置決めができ
ないなどのことにより、上記ワイヤをガイド部材の挿通
孔に通し、その走行路全長に亘って掛け渡す作業であ
る、いわゆるワイヤ通しを容易に行うことができないと
いうことがある。
【0008】上記ワイヤが微細径の場合、そのワイヤの
素材としては強度が高い金属材料である、タングステン
やモリブデンが用いられる。タングステンやモリブデン
などの金属材料は強度が高いものの、電気抵抗が大き
い。そのため、ワイヤとワ−クとの間に電圧を印加して
も、ワイヤの抵抗が大きいことによって放電を安定した
状態で発生させることができないため、加工の精度や能
率が低下するということがある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来はワ
イヤに発生する張力が一定せず、ワイヤを安定させて走
行させることができなかったり、断線させるということ
があった。
【0010】また、ガイド部材により、ワイヤをワ−ク
に対して精度よく位置決めしてガイドするということが
できなかったり、ワイヤを上記ガイド部材に形成された
挿通孔に通すようにしていたので、その作業が煩雑にな
るということがあった。
【0011】さらに、ワイヤが微細径の場合、その強度
を確保するために、タングステンやモリブデンの金属材
料で形成すると、電気抵抗が大きくなり、ワ−クとの間
で安定した放電を発生させることができないということ
がある。この発明の第1の目的は、ワイヤの張力を一定
に維持できるようにしたワイヤ放電加工装置を提供する
ことにある。
【0012】この発明の第2の目的は、ワイヤをワ−ク
に対して精度よく位置決めし、かつ容易にガイドさせる
ことができるようにしたワイヤ放電加工装置およびガイ
ド部材の製法を提供することにある。この発明の第3の
目的は、ワイヤが微細径の場合であっても、その強度と
導電性とが得られるようにした放電加工用ワイヤを提供
することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載されたこ
の発明の第1の手段は、供給部から繰出されたワイヤを
巻取部で巻取ることで走行させ、このワイヤとワ−クと
の間で放電を発生させて上記ワ−クを加工する装置にお
いて、上記巻取部を回転駆動してワイヤを繰出す第1の
駆動手段と、上記巻取部を回転駆動して上記ワイヤを巻
取る第2の駆動手段とを具備したことを特徴とするワイ
ヤ放電加工装置にある。
【0014】請求項2に記載されたこの発明の第2の手
段は、供給部から繰出されたワイヤを巻取部で巻取るこ
とで走行させ、このワイヤとワ−クとの間で放電を発生
させて上記ワ−クを加工する装置において、上記巻取部
を回転駆動してワイヤを繰出す第1の駆動手段と、上記
巻取部を回転駆動して上記ワイヤを巻取る第2の駆動手
段と、上記供給部と上記巻取部との間で走行するワイヤ
の張力を検出する検出手段と、この検出手段からの検出
信号で上記第1の駆動手段によるワイヤの繰出し速度を
制御する制御手段とを具備したことを特徴とするワイヤ
放電加工装置にある。
【0015】請求項3に記載されたこの発明の第3の手
段は、上記第2の手段における検出手段を、回転自在に
設けられたスイングア−ムと、このスイングア−ムの一
端に設けられ走行するワイヤをガイドするガイド部材
と、このガイド部材に加わるワイヤの張力の変化に応じ
て回動する上記スイングア−ムの変位量を検出するセン
サとから構成したことを特徴とするワイヤ放電加工装置
にある。
【0016】請求項4に記載されたこの発明の第4の手
段は、上記第2の手段における検出手段を、走行するワ
イヤをガイドするガイド部材に加わる張力を検出する歪
みゲ−ジから構成したことを特徴とするワイヤ放電加工
装置にある。
【0017】請求項5に記載されたこの発明の第5の手
段は、供給部から繰出されたワイヤを巻取部で巻取るこ
とで走行させ、このワイヤとワ−クとの間で放電を発生
させて上記ワ−クを加工するとともに、上記ワイヤの走
行路の上記ワ−クの手前側と後方側とにはそれぞれ上記
ワイヤをガイドするためのガイド機構が設けられた装置
において、上記ガイド機構は、上記ワイヤの走行方向に
対して軸線を交差させて配置されるとともに外面に上記
ワイヤが接触する第1のガイド部材と、この第1のガイ
ド部材の軸線に対してその軸線を直交させて配置される
とともに外面に上記ワイヤが接触する第2のガイド部材
とからなることを特徴とするワイヤ放電加工装置にあ
る。
【0018】請求項6に記載されたこの発明の第6の手
段は、供給部から繰出されたワイヤを巻取部で巻取るこ
とで走行させ、このワイヤとワ−クとの間で放電を発生
させて上記ワ−クを加工するとともに、上記ワイヤの走
行路の上記ワ−クの手前側と後方側とにはそれぞれ上記
ワイヤをガイドするためのガイド機構が設けられた装置
において、上記ガイド機構は、先端側にワイヤを係合さ
せるための走行溝が形成されたガイド部材と、このガイ
ド部材の先端側に弾性的に接触し上記ワイヤが上記走行
溝から外れるのを阻止する保持部材とからなることを特
徴とするワイヤ放電加工装置にある。
【0019】請求項7に記載されたこの発明の第7の手
段は、ワイヤを走行させるとともにそのワイヤとワ−ク
との間に放電を発生させて上記ワ−クを放電加工する際
に、上記ワイヤの走行をガイドするために用いられるガ
イド部材の製造方法において、上記ガイド部材の先端面
に上記ワイヤを対向させ、このワイヤを走行させながら
ワイヤと上記ガイド部材との間に放電を発生させて上記
ガイド部材を放電加工し、そのガイド部材の先端面に上
記ワイヤの断面形状を転写して上記ワイヤが係合する走
行溝を形成することを特徴とするワイヤ放電加工用ガイ
ド部材の製法にある。
【0020】請求項8に記載されたこの発明の第8の手
段は、ワ−クとの間に放電を発生させて上記ワ−クを放
電加工するために用いられる放電加工用ワイヤにおい
て、このワイヤは、タングステンあるいはモリブデンの
金属材料で形成された芯材と、この芯材の表面にコ−テ
イングされた導電層とからなることを特徴とする放電加
工用ワイヤにある。
【0021】
【作用】第1の手段によれば、ワイヤは巻取部によって
巻取られるだけでなく、供給部から繰出されて走行させ
られるから、上記ワイヤに発生する張力が低減する。
【0022】第2乃至第4の手段によれば、検出手段に
よってワイヤの張力が検出されると、その検出信号に応
じてワイヤの繰出し速度が制御されることで、その張力
が一定に維持される。
【0023】第5の手段によれば、ワイヤは第1のガイ
ド部材によってXY方向のうちの一方向の位置決めがな
され、第2のガイド部材によって他方向の位置決めがな
されるから、ワ−クに対して精度よく位置決めでき、ま
た第1、第2のガイド部材の外面に接触させて位置決め
ガイドされるため、ワイヤ通しが容易に行える。
【0024】第6の手段によれば、ガイド部材にワイヤ
の外形状を転写した走行溝を形成できるから、ワイヤは
この走行溝によって振れの少ない状態で、精度よく位置
決めガイドされる。第7の手段によれば、第6の手段に
示されたガイド部材の製造が可能となる。第8の手段に
よれば、微細径のワイヤを強度の高いタングステンある
いはモリブデンで形成しても、導電層によって良好な導
電性が得られる。
【0025】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。
【0026】図1乃至図4はこの発明の第1の実施例
で、図1に示すワイヤ放電加工装置は本体1を備えてい
る。この本体1の一端部には放電加工用のワイヤ2を繰
出す供給部3が設けられている。この供給部3はモ−タ
4と、このモ−タ4の回転軸4aに図示しない減速機を
介して連結された繰出しリ−ル6とから構成されてい
て、上記モ−タ4が作動することで上記繰出しリ−ル6
からワイヤ2が繰出されるようになっている。
【0027】上記繰出しリ−ル6から繰出されたワイヤ
2は複数の上部ガイドロ−ラ7にガイドされて加工部8
に導かれる。上記上部ガイドロ−ラ7と上記供給部3と
の間には、後述するごとく走行させられる上記ワイヤ2
の張力を検出するための検出手段を構成するスイングア
−ム9が設けられている。スイングア−ム9は中途部が
角度検出装置である、ロ−タリエンコ−ダ11の検出軸
12に連結されている。このロ−タリエンコ−ダ11は
上記本体1に取付けられている。したがって、スイング
ア−ム9は上記本体1にロ−タリエンコ−ダ11を介し
て回転自在に設けられている。
【0028】上記スイングア−ム9の一端部には上記ワ
イヤ2が係合されるガイド部材としてのテンションロ−
ラ13が回転自在に設けられ、他端部にはカウンタウエ
イト14が設けられている。
【0029】上記スイングア−ム9は、テンションロ−
ラ13に係合したワイヤ2の張力によって図1に矢印A
で示す反時計方向に回転させられ、カウンタウエイト1
4の重量によって矢印Bで示す時計方向に回転させられ
る。スイングア−ム9は、ワイヤ2の張力とカウンタウ
エイト14の重量とがバランスする所定の回転角度でそ
の回転が止まる。したがって、スイングア−ム9の角度
を検出すれば、ワイヤ2に加わる張力を検出することが
できる。スイングア−ム9、カウンタウエイト14およ
びロ−タリエンコ−ダ11を利用した天秤機構は、動滑
車などによる張力調整機構に比べて微弱なテンションを
制御できるという利点がある。
【0030】上記スイングア−ム9の回転角度は上記ロ
−タリエンコ−ダ11によって検出される。このロ−タ
リエンコ−ダ11による検出信号Kは制御装置15に入
力される。この制御装置15は比較器16を有する。こ
の比較器16には予め設定値Sが設定されていて、この
設定値Sと上記ロ−タリエンコ−ダ11からの検出信号
Kが比較される。設定値Sと検出信号Kとが比較される
ことでスイングア−ム9の回転角度、つまりスイングア
−ム9に加わるワイヤ2の張力が検出される。
【0031】上記比較器16からは上記設定値Sと検出
信号Kとの差に応じた駆動信号Dが上記制御装置15に
設けられた駆動部17に出力される。この駆動部17は
上記駆動信号Dに応じた回転速度で上記供給部3のモ−
タ4を駆動する。それによって、繰出しリ−ル6からの
ワイヤ2の繰出し量が制御されるから、走行するワイヤ
2の張力を一定に維持することができる。
【0032】たとえば、ワイヤ1に加わる張力が増大
し、図1に示すようにワイヤ2の供給部3とガイドロ−
ラ7との間のたるみ量が減少することでスイングア−ム
9が図1に鎖線で示すように反時計方向に回転すると、
その回転角度の変化がロ−タリエンコ−ダ11によって
検出され、その検出信号Kが制御装置15の比較器16
に入力される。
【0033】上記比較器16では検出信号Kと設定値S
とが比較され、その比較にもとづいて駆動信号Dが駆動
部17に出力される。ワイヤ2に加わる張力が増大した
場合、駆動部17からの駆動信号Dによって供給部3の
モ−タ4は回転速度が上昇させられ、繰出しリ−ル6か
ら単位時間当りに繰出されるワイヤ2の量が多くなる。
それによって、ワイヤ2の供給部3と上部ガイドロ−ラ
7との間のたるみ量が増大し、スイングア−ム9は図1
に実線で示す初期の回転位置となるまで、矢印Bで示す
時計方向に回転する。つまり、スイングア−ム9は常に
一定の回転位置になるよう、回転角度が制御されるか
ら、ワイヤ2に発生する張力も一定に維持される。な
お、スイングア−ム9の回転角度を検出する代わりに、
そのア−ム9の回転にともなう変位量を変位計で検出す
るようにしてもよい。
【0034】上記加工部8にはチャック21にワ−ク2
2が保持されているとともに、このワ−ク22の上下方
向にはそれぞれ上部ガイド機構23と下部ガイド機構2
4とが配設されている。これらガイド機構23、24は
ワ−ク22に対してワイヤ2を後述することくXY方向
に位置決めするためのもので、各ガイド機構23、24
によって位置決めされてワ−ク22を通過したワイヤ2
は複数の下部ガイドロ−ラ25を介して巻取部26のモ
−タ27によって回転される巻取リ−ル28に巻き取ら
れる。この巻取リ−ル28は常に一定の回転数で回転駆
動される。つまり、ワイヤ2は供給部3からの繰出し量
によってそれに発生する張力が制御される。
【0035】各ガイド機構23、24は、図2(a)、
(b)に示すようにワイヤ2の走行方向に対して軸線O
1 がほぼ直交する、Y方向に沿わせて配置されたXガイ
ドロ−ラ23a、24aと、軸線O2 をXガイドロ−ラ
23a、24aの軸線O1 に対して直交するY方向に沿
わせて配設されたYガイドロ−ラ23b、24bとから
なる。Yガイドロ−ラ23b、24bはXガイドロ−ラ
23a、24aよりもワ−ク22側に配置されている。
【0036】各ガイドロ−ラは支持部材31に回転自在
に支持されている。各支持部材31はアジャスト機構2
9を介して本体1に取付けられている。このアジャスト
機構29はXガイドロ−ラを図2と図3に矢印で示すX
方向に変位させ、Yガイドロ−ラをY方向に変位させ
る。
【0037】上記ワイヤ2は各Xガイドロ−ラおよびY
ガイドロ−ラの外周面に圧接するよう、上記上部ガイド
ロ−ラ7と下部ガイドロ−ラ25とによって図2
(a)、(b)に示す+X方向および+Y方向に付勢さ
れている。
【0038】したがって、各アジャスト機構29を調整
してXガイドロ−ラ23a、24aおよびYガイドロ−
ラ23b、24bをそれぞれX方向、Y方向に変位させ
れば、上記ワイヤ2の上下ガイド機構23、24間に位
置する部分をワ−ク22の加工部位22a(この実施例
では孔)に対してXY方向に位置決めできる。
【0039】上記ワイヤ2とワ−ク22の間には電圧が
印加される。つまり、ワイヤ2は図2(b)に示すよう
にYガイドロ−ラ23bに接触した給電ブラシ32を介
して直流電源33のマイナス側に接続され、ワ−ク22
はチャック21を介して直流電源33のプラス側に接続
される。また、上記ワ−ク22の加工部位22aには図
示しないノズルによって放電加工液が供給されるように
なっている。
【0040】つぎに、上記構成のワイヤ放電加工装置に
よってワ−ク22に放電加工を行う作用について説明す
る。まず、放電加工に先立って、供給部3の繰出しリ−
ル6から引出したワイヤ2を、巻取部26の巻取リ−ル
28に巻取らすための、ワイヤ通しを行う。このワイヤ
通しは、繰出しリ−ル6から引出したワイヤ2をスイン
グア−ム9のテンションロ−ラ13および上部ガイドロ
−ラ7の外周面に係合させたのち、上部ガイド機構23
のXガイドロ−ラ23aとYガイドロ−ラ23bとの外
周面に係合させ、ワ−ク22の加工部位22aを通して
下部ガイド機構24へ導く。この下部ガイド機構24の
Yガイドロ−ラ24bとXガイドロ−ラ24aとの外周
面係合させたのち、下部ガイドロ−ラ25の外周面に係
合させて巻取リ−ル28に巻き付ける。
【0041】つぎに、XおよびYの各ガイドロ−ラをア
ジャスト機構29によってX方向およびY方向に駆動変
位させ、ワイヤ2のワ−ク22に対応する部分のX、Y
方向の位置決めを行う。
【0042】このようなワイヤ通しによれば、ワイヤ2
を各ロ−ラ7、13、23a、23b、24a、24
b、25の外周面に係合させるだけの、いわゆる外掛け
方式であり、従来のように挿通孔に挿通する、いわゆる
貫通方式ではないから、ワイヤ2が非常に細径で目視が
困難であり、しかも剛性が小さい場合であっても、その
ワイヤ通しを比較的容易かつ迅速に行うことができる。
【0043】ワイヤ通しを終えたなら、ワイヤ2の供給
部3と巻取部26とを作動させてワイヤ2を走行させる
とともに、ワ−ク22の加工部位22aに放電加工液を
供給しながらワ−ク22とワイヤ2との間に電圧を印加
する。それによって、ワ−ク22とワイヤ2との間に火
花放電が発生するから、その際の磨耗現象によって上記
ワ−ク22の加工部位22aが加工される。
【0044】火花放電が発生することで、ワ−ク22と
ともにワイヤ2も磨耗するが、ワイヤ2は供給部3から
繰出され、巻取部26によって巻き取られて走行せられ
ている。したがって、上記加工部位22aには、常にワ
イヤ2の消耗していない部分が供給されるから、ワイヤ
2が放電加工にともない磨耗して断線するようなことが
ない。
【0045】ワイヤ2を走行させると、各ロ−ラとの接
触抵抗の変動などにより、ワイヤ2に加わる張力も変動
する。ワイヤ2に発生する張力が所定値以上に増大する
と、スイングア−ム9が図1に実線で示す位置から矢印
Aで示す反時計方向に回転し、そのことがロ−タリエン
コ−ダ11によって検出される。ロ−タリエンコ−ダ1
1による検出値Kは、制御装置15の比較器16に設定
された設定値Sと比較され、その比較に応じた駆動信号
Dが駆動部17に出力されて供給部3のモ−タ4の回転
数を制御する。この場合、モ−タ4の回転数は上昇す
る。それによって、ワイヤ2の繰出し量が巻取量に比べ
て増大するから、ワイヤ2の張力が減少すると同時に、
スイングア−ム9がワイヤ2の張力の減少に応じて矢印
Bで示す時計方向に回転し、ワイヤ2の張力を所定値に
維持する。
【0046】逆に、ワイヤ2に発生する張力が減少して
スイングア−ム9が図1に実線で示す状態から時計方向
に回動すると、供給部3のモ−タ4の回転数が下げられ
てワイヤ2の繰出し量が減少する。また、スイングア−
ム9は制御装置15からの駆動信号Dによって矢印Aで
示す反時計方向に回転させられる。その結果、ワイヤ2
の走行経路におけるワイヤ2の全長が短くなるから、そ
のワイヤ2の張力が増大し、その張力が所定の設定値に
戻される。
【0047】このように、ワイヤ2を巻取部26で巻取
るだけでなく、供給部3から繰出すようにし、しかもワ
イヤ2に発生する張力の変動に応じてスイングア−ム9
を回転させ、その回転角度を一定に保つことでワイヤ2
に発生する張力も一定となるようにしたから、ワイヤ2
が非常に細く、剛性が低い場合であっても、走行にとも
なう張力変動で上記ワイヤ2が切断されるのが防止され
る。
【0048】上記ワイヤ2は、ワ−ク22の加工部位2
2aの近傍において、上部ガイド機構23と下部ガイド
機構24とによって位置決めされている。つまり、ワイ
ヤ2は、各ガイド機構23、24のXガイドロ−ラ23
a、24aとYガイドロ−ラ23b、24bの外周面に
接触係合することで、X方向とY方向との位置決めがな
されている。
【0049】そのため、ワイヤ2の上記各ガイド機構2
3、24間に位置する部分は、各一対のX、Yガイドロ
−ラによってX方向およびY方向にずれるのが阻止され
る。その結果、ワイヤ2はワ−ク22に対して高精度に
位置決めされるから、その位置決め精度に応じてワ−ク
22に対する加工精度も向上させることができる。
【0050】上記ワイヤ2は、通常銅や黄銅等の金属で
作られる。しかしながら、その線径が数十μmと非常に
細い場合には、上記銅や黄銅等の材料で作ると、使用に
耐える強度を得ることができない。
【0051】そのような場合、上記ワイヤ2をタングス
テンやモリブデンなどの強度を得ることができる金属材
料を用い、さらにシリコンやセシウムを添加したり、再
結晶化処理を行うことによって展延性の向上や結晶の粗
大化防止を計るようにしている。
【0052】ワイヤ2をタングステンやモリブデンなど
の金属材料で形成すれば、強度は向上するものの、導電
性が悪くなり、ワ−ク22との間で火花放電が安定して
点弧されずらくなる。そこで、この発明のワイヤ2は、
図4に示すようにタングステンやモリブデンで作られた
芯材2aの外周面に、銅や亜鉛等の電気抵抗の低い金属
材料を導電層2bとしてコ−テイングされている。導電
層2bの厚さtは、芯材2aの直径dの10〜〜20%
程度で設けられる。導電層2bをコ−テングする手段と
しては、PVD(Physical Vapor Deposition) あるいは
CVD(Chemical Va−por Deposition) などが用いられ
る。
【0053】また、上記芯材2aにはグラスファイバや
カ−ボンファイバを混入することで、張力を増大させる
ようにしてもよい。上記各ファイバは直径が1μm以下
のものがよく、ワイヤ2の製造工程における、素材を線
引きする前に転打する、転打工程あるいは転打工程の前
の焼結工程で、上記素材に混入すればよい。
【0054】図5と図6はこの発明の第2の実施例を示
す。この実施例はワイヤ2に加わる張力を検出する、上
記第1の実施例に示されたスイングア−ム9に代わる検
出手段の変形例である。つまり、ワイヤ2の走行経路に
設けられたガイドロ−ラのうちの少なくとも1つ、たと
えば上部ガイドロ−ラ7の1つを回転自在に支持した支
持部41には、上記ロ−ラ7の回転軸線と平行に薄肉部
42が形成されている。この薄肉部42の両側面には歪
みゲ−ジ43が設けられている。
【0055】上記上部ガイドロ−ラ7に接触したワイヤ
2の張力が変動すると、歪みゲ−ジ43の抵抗が変化す
る。これら歪みゲ−ジ43は図示しない制御装置でホイ
−ストンブリッジを形成しており、上記歪みゲ−ジ43
の抵抗値が変動すると、その変動値に応じた電流が流れ
る。したがって、その電流値に応じて供給部3のモ−タ
4の回転数により、ワイヤ2の繰出し量を制御すれば、
上記第1の実施例同様、ワイヤ2に発生する張力を一定
にできる。
【0056】図7(a)〜(e)はこの発明の第3の実
施例を示す。この実施例は第1の実施例に示された上部
および下部ガイド機構の変形例である。すなわち、この
ガイド機構51は図7(e)に示すように帯板状のガイ
ド部材52を有する。このガイド部材52の先端面は図
7(a)に示すように厚さ方向に沿ってア−ル部53に
形成されていて、このア−ル部53にはワイヤの走行を
ガイドする走行溝54が形成されている。
【0057】上記走行溝54は、以下のように形成され
る。まず、図7(b)に示すように上記ガイド部材52
のア−ル部53にワイヤ2を所定間隔で対向させて走行
させるとともに、このワイヤ2と上記ガイド部材52と
の間に直流電源55を接続し、電圧を印加する。直流電
源55にはコンデンサ56が並列に接続されている。ワ
イヤ2とア−ル部53との間にノズル57によって放電
加工液L1 を供給し、上記ガイド部材52は矢印で示す
ワイヤ2に接近する方向へ漸次前進させる。
【0058】それによって、上記ガイド部材52のア−
ル部53には図7(c)に示すように上記ワイヤ2によ
り放電加工がなされ、そのワイヤ2の断面形状が転写さ
れた、上記走行溝54が形成される。この放電加工に際
しては、放電加工液L1 としてケロシンなどの絶縁オイ
ルが用いられる。絶縁オイルを用いることで、放電間隔
を極力小さくできるから、ワイヤ2の断面形状を走行溝
54に精密に転写できる。
【0059】放電加工後、上記走行溝54の内面には図
7(d)に示すように放電加工にともなう変質層54a
が生成されるから、走行溝54にワイヤ2を走行させな
がらその部分へノズル57から研磨液L2 を供給すれ
ば、上記変質層54aを研磨除去できる。
【0060】上記ガイド部材52の走行溝54の開放端
は、図7(e)に示すようにばね58によって弾性的に
付勢された保持部材59の曲面59aによって閉塞され
る。したがって、上記走行溝54を走行するワイヤ2
は、その走行溝54から外れるのが阻止されるととも
に、その走行溝54はワイヤ2の断面形状とほぼ同じで
あるから、走行溝54にガイドされて走行するワイヤ2
のXY方向の振れを極めて小さくすることができる。つ
まり、ワイヤ2を上記走行溝54により、ワ−ク22に
対して精密に位置決めして走行させることができる。
【0061】
【発明の効果】以上述べたように請求項1に記載された
発明によれば、ワイヤは巻取部によって巻取られるだけ
でなく、供給部から繰出されて走行させられるから、上
記ワイヤに発生する張力を低減することができる。
【0062】請求項2乃至請求項4に記載された発明に
よれば、検出手段によってワイヤの張力が検出される
と、その検出信号に応じてワイヤの繰出し速度が制御さ
れるから、その張力を一定に維持し、ワイヤが断線する
のを防止できる。
【0063】請求項5に記載された発明によれば、ワイ
ヤは第1のガイド部材によってXY方向のうちの一方向
の位置決めがなされ、第2のガイド部材によって他方向
の位置決めがなされるから、走行させても振れるような
ことなく、ワ−クに対して精度よく位置決めでき、また
第1、第2のガイド部材の外面に接触させて位置決めガ
イドされるため、ワイヤが非常に細く、剛性が低くて
も、いわゆるワイヤ通しを容易に行うことができる。
【0064】請求項6に記載された発明によれば、ガイ
ド部材にワイヤの外形状を転写して走行溝を形成できる
から、ワイヤはこの走行溝によって振れの少ない状態
で、精度よく位置決めガイドすることができる。請求項
7に記載された発明によれば、請求項6に記載された発
明のガイド部材を容易かつ精密に製造することができ
る。
【0065】請求項8に記載された発明によれば、微細
径のワイヤの強度を向上させるために、そのワイヤをタ
ングステンあるいはモリブデンで形成しても、その外周
面に設けられた導電層によって良好な導電性が得られる
から、ワ−クとの間で安定した火花放電を発生させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例を示す全体構成図。
【図2】同じく(a)は上部ガイド機構と下部ガイド機
構の正面図、(b)は側面図。
【図3】同じく上記ガイド機構の平面図。
【図4】同じくワイヤの拡大断面図。
【図5】この発明の第2の実施例を示す検出手段の変形
例の平面図。
【図6】同じく側面図。
【図7】(a)〜(e)はこの発明の第3の実施例を示
し、(a)はガイド部材の斜視図、(b)はガイド部材
に走行溝を形成するための構成図、(c)はガイド部材
に走行溝の形成が行われている状態の平面図、(d)は
走行溝の変質層を除去する構成の斜視図、(e)はガイ
ド部材の使用状態の平面図。
【符号の説明】
2…ワイヤ、3…供給部、4…モ−タ、6…繰出しリ−
ル、7…上部ガイドロ−ラ、9…スイングア−ム、11
…ロ−タリエンコ−ダ、13…テンションロ−ラ、14
…カウンタウエイト、15…制御装置、16…比較器、
22…ワ−ク、23、24…ガイド機構、23a、24
a…Yガイドロ−ラ、23b、24b…Xガイドロ−
ラ、25…下部ガイドロ−ラ、26…巻取部、27…モ
−タ、28…巻取リ−ル、43…歪みゲ−ジ、52…ガ
イド部材、54…走行溝、59…保持部材。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給部から繰出されたワイヤを巻取部で
    巻取ることで走行させ、このワイヤとワ−クとの間で放
    電を発生させて上記ワ−クを加工する装置において、上
    記巻取部を回転駆動してワイヤを繰出す第1の駆動手段
    と、上記巻取部を回転駆動して上記ワイヤを巻取る第2
    の駆動手段とを具備したことを特徴とするワイヤ放電加
    工装置。
  2. 【請求項2】 供給部から繰出されたワイヤを巻取部で
    巻取ることで走行させ、このワイヤとワ−クとの間で放
    電を発生させて上記ワ−クを加工する装置において、上
    記巻取部を回転駆動してワイヤを繰出す第1の駆動手段
    と、上記巻取部を回転駆動して上記ワイヤを巻取る第2
    の駆動手段と、上記供給部と上記巻取部との間で走行す
    るワイヤの張力を検出する検出手段と、この検出手段か
    らの検出信号で上記第1の駆動手段によるワイヤの繰出
    し速度を制御する制御手段とを具備したことを特徴とす
    るワイヤ放電加工装置。
  3. 【請求項3】 上記検出手段は、回転自在に設けられた
    スイングア−ムと、このスイングア−ムの一端に設けら
    れ走行するワイヤをガイドするガイド部材と、このガイ
    ド部材に加わるワイヤの張力の変化に応じて回動する上
    記スイングア−ムの変位量を検出するセンサとからなる
    ことを特徴とする請求項2記載のワイヤ放電加工装置。
  4. 【請求項4】 上記検出手段は、走行するワイヤをガイ
    ドするガイド部材に加わる張力を検出する歪みゲ−ジか
    らなることを特徴とする請求項2記載のワイヤ放電加工
    装置。
  5. 【請求項5】 供給部から繰出されたワイヤを巻取部で
    巻取ることで走行させ、このワイヤとワ−クとの間で放
    電を発生させて上記ワ−クを加工するとともに、上記ワ
    イヤの走行路の上記ワ−クの手前側と後方側とにはそれ
    ぞれ上記ワイヤをガイドするためのガイド機構が設けら
    れた装置において、上記ガイド機構は、上記ワイヤの走
    行方向に対して軸線を交差させて配置されるとともに外
    面に上記ワイヤが接触する第1のガイド部材と、この第
    1のガイド部材の軸線に対してその軸線を直交させて配
    置されるとともに外面に上記ワイヤが接触する第2のガ
    イド部材とからなることを特徴とするワイヤ放電加工装
    置。
  6. 【請求項6】 供給部から繰出されたワイヤを巻取部で
    巻取ることで走行させ、このワイヤとワ−クとの間で放
    電を発生させて上記ワ−クを加工するとともに、上記ワ
    イヤの走行路の上記ワ−クの手前側と後方側とにはそれ
    ぞれ上記ワイヤをガイドするためのガイド機構が設けら
    れた装置において、上記ガイド機構は、先端側にワイヤ
    を係合させるための走行溝が形成されたガイド部材と、
    このガイド部材の先端側に弾性的に接触し上記ワイヤが
    上記走行溝から外れるのを阻止する保持部材とからなる
    ことを特徴とするワイヤ放電加工装置。
  7. 【請求項7】 ワイヤを走行させるとともにそのワイヤ
    とワ−クとの間に放電を発生させて上記ワ−クを放電加
    工する際、上記ワイヤの走行をガイドするために用いら
    れるガイド部材の製造方法において、上記ガイド部材の
    先端面に上記ワイヤを対向させ、このワイヤを走行させ
    ながらワイヤと上記ガイド部材との間に放電を発生させ
    て上記ガイド部材を放電加工し、そのガイド部材の先端
    面に上記ワイヤの断面形状を転写して上記ワイヤが係合
    するための走行溝を形成することを特徴とするワイヤ放
    電加工用ガイド部材の製法。
  8. 【請求項8】 ワ−クとの間に放電を発生させて上記ワ
    −クを放電加工するために用いられる放電加工用ワイヤ
    において、このワイヤは、タングステンあるいはモリブ
    デンの金属材料で形成された芯材と、この芯材の表面に
    コ−テイングされた導電層とからなることを特徴とする
    放電加工用ワイヤ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016007689A (ja) * 2014-06-26 2016-01-18 株式会社ディスコ ワイヤーソー装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016007689A (ja) * 2014-06-26 2016-01-18 株式会社ディスコ ワイヤーソー装置

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