JPH0622650B2 - 塩含有洗浄水から塩を回収する方法及びミスト遮断装置 - Google Patents

塩含有洗浄水から塩を回収する方法及びミスト遮断装置

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JPH0622650B2
JPH0622650B2 JP1063799A JP6379989A JPH0622650B2 JP H0622650 B2 JPH0622650 B2 JP H0622650B2 JP 1063799 A JP1063799 A JP 1063799A JP 6379989 A JP6379989 A JP 6379989A JP H0622650 B2 JPH0622650 B2 JP H0622650B2
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salt
mist
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wash water
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徳雄 佐藤
新一 星野
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PAAKAA NETSUSHORI KOGYO KK
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は塩含有洗浄水から塩を回収する方法及びミスト
遮断装置、詳しくは溶融塩を用いる熱処理に際して溶融
塩浴内で溶融塩と接触した固体を洗浄した後の塩含有洗
浄水から塩を回収する方法及びその方法の実施に直接使
用されるミスト遮断装置に関する。
[従来の技術] 溶融塩を用いる熱処理に際して溶融塩浴内で溶融塩と接
触した固体を洗浄した後の塩含有洗浄水から塩を回収す
るため、塩含有洗浄水を溶融塩浴に添加して溶融塩の熱
により水分を蒸発させて塩を回収するとが考えられ、そ
の塩を回収する方法として例えば特公昭57−4563
2号公報の「塩浴浸炭窒化あるいは塩浴浸炭における恒
温焼入後の洗浄廃水の循環使用方法」、特公昭58−1
3801号公報の「固体熱の回収方法」、特公昭63−
49551号公報の「洗浄水から溶融塩を回収する方
法」等の発明がある。
又その塩の回収が不十分の場合には、急激に発生する水
蒸気とともに微粒子状の塩がミストとして飛散して周辺
設備を汚染し作業循環を悪化させるので、それを防止す
る対策として例えば特公昭53−20441号公報の
「焼入装置の洗浄浴から焼入塩を回収する方法および装
置」等の発明がある。
[発明が解決しようとする課題] ところが、上述の従来の技術のうち特公昭53−204
41号公報の発明にあっては、蒸気を冷却凝縮した水に
は飛散したミスト状の塩が全て含有されているという問
題があり、又、その他の発明にあっても塩含有洗浄水を
細滴化又は細流下して加えても瞬間的な水蒸気の発生に
より溶融塩浴の飛散、ミストの発生を伴い周辺設備の汚
染、作業環境の悪化を来たしているという問題があっ
た。
[課題を解決するための手段] 本発明は、上述の問題を解決し、溶融塩浴内で溶融塩と
接触した固体を洗浄した後の塩含有洗浄水から塩を回収
するに当たって、塩含有洗浄水を溶融塩に添加して水分
を蒸発させる際に塩のミストを比較的簡単に効率良く捕
集し周辺設備の汚染、作業環境の悪化を伴うことなく洗
浄水に含有される塩を溶融塩浴中に回収することができ
る方法及び装置を提供しようとするものである。
先ず塩含有洗浄水から塩を回収する方法は、開放底部が
溶融塩浴の自由表面下に浸漬され頂部に水蒸気が排出さ
れる排出管が取り付けられた箱体を有しその箱体内に溶
融塩カーテンが形成されるミスト遮断装置を準備してお
き、前記塩含有洗浄水をそのまま又は加熱して前記溶融
塩浴の自由表面と接触させ、発生したミスト含有水蒸気
を前記溶融塩カーテンを通過させて前記ミスト含有水蒸
気から塩のミストを除去して前記溶融塩浴に回収するよ
うにしたことを特徴とするものであり、次ぎにその方法
の実施に直接使用されるミスト遮断装置は、開放底部が
溶融塩浴の自由表面下に浸漬され頂部に水蒸気が排出さ
れる排出管が取り付けられた箱体と、前記箱体の胴部の
中間高さ部外側に取り付けられ前記箱体の内部に向けて
開口する横長の噴出スリットが前記箱体の全幅に亙って
設けられた溶融塩ポケットと、前記溶融塩浴内の溶融塩
を前記溶融塩ポケット内に供給するための溶融塩ポンプ
と、前記塩含有洗浄水を前記箱体の内部にあって前記溶
融塩浴の浴面真上に供給するための洗浄水ポンプとを有
し、前記溶融塩ポンプから前記溶融塩ポケット内に供給
された溶融塩が前記横長の噴出スリットから噴出して溶
融塩カーテンが形成された後前記溶融塩浴に還流され、
一方前記洗浄水ポンプから前記箱体の内部に供給された
塩含有洗浄水が前記溶融塩浴の自由表面と接触して生じ
たミスト含有水蒸気が前記溶融塩カーテンを通過した後
前記排出管から排出されるようになっていることを特徴
とするものである。
[実施例] 以下本発明による塩含有洗浄水から塩を回収する方法及
びその方法の実施に直接使用されるミスト遮断装置の実
施例について第1図及び第2図を参照して説明する。
1は溶融塩浴2内で溶融塩と接触した固体を洗浄した後
の塩含有洗浄水から塩を回収するために用いられるミス
ト遮断装置であって、箱体3、溶融塩ポケット5、中棚
7、溶融塩ポンプ9及び洗浄水ポンプ10を含んでい
る。
箱体3は開放底部が溶融塩浴2の自由表面下に浸漬され
頂部に水蒸気が排出される排出管4が取り付けられてい
る。溶融塩ポケット5は箱体3の胴部の中間高さ部外側
に取り付けられた箱体3の内部に向けて開口する横長の
噴出スリット6が箱体3の全幅に亙って設けられてい
る。中棚7は箱体3の内部で噴出スリット6の反対側に
形成されたふくらみ部8の中間高さ位置で且つ噴出スリ
ット6より低い位置に取り付けられ箱体3の奥行中間部
まで稍々傾斜して延びるように設けられている。
溶融塩ポンプ9は溶融塩浴2内の溶融塩を溶融塩ポケッ
ト5内に供給するためのものである。洗浄水ポンプ10
は塩含有洗浄水を箱体3の内部の中棚7の下方にあって
溶融塩浴2の浴面真上に供給するためのものである。洗
浄水送給管11は溶融塩含有洗浄水を送給するためのも
のであり、箱体3の上部より垂直に垂下して配設され、
中棚7を貫通してその先端が溶融塩浴2の浴面直上に開
口している。
本発明による上述のミスト遮断装置の作用については次
のとおりである。
箱体3は開放底部が溶融塩浴2中に常に浸漬されてお
り、上部以外は浴上の空間が完全に区切られている。
溶融塩ポンプ9を作動すると、溶融塩ポンプ9から溶融
塩ポケット5内に供給された溶融塩が横長の噴出スリッ
ト6から噴出して第1の溶融塩カーテン12が形成され
るとともに、第1の溶融塩カーテン12の溶融塩が続い
てふくらみ部8に注がれそのふくらみ部8の内面に沿っ
て流下し中棚7の端縁から落下して第2の溶融塩カーテ
ン13が形成され、その後溶融塩浴2に還流される。即
ち箱体3内の空間は上段の第1の溶融塩カーテン12及
び下段の第2の溶融塩カーテン13によって三つの部分
に区切られる。
この状態において洗浄水ポンプ10から塩含有洗浄水を
中棚7の下方の溶融塩浴2の浴面上に供給して蒸発させ
ると、ミストを含んだ水蒸気は先ず第2の溶融塩カーテ
ン13を、次いで第1の溶融塩カーテン12を通過し、
その際に大部分のミストは溶融塩と接触して捕捉され、
残った水蒸気が上部の廃水管4から排出される。
従って排出される水蒸気中には殆ど塩は含まれず、塩含
有洗浄水中の塩は殆ど回収されることになる。排出され
る水蒸気中には殆ど塩が含まれないからこれらを回収し
て洗浄水として再利用することもできる。
第1図及び第2図に例示したミスト遮断装置1は、箱体
3内の上段に第1の溶融塩カーテン12が形成されると
ともに下段に第2の溶融塩カーテン13が形成された2
段の溶融塩カーテンを含むものであるが、その溶融塩カ
ーテンが1段のみのもの又は3段以上のものとすること
もでき、それに対応するように内部の構造に変更を加え
ることができる。
次に本発明による方法の効果を見るため、溶融塩カーテ
ンの有無のそれぞれの場合について試験を行ったので、
その試験結果を第1表に示す。
試験に用いた溶融塩はアルカリ金属、硝酸/亜硝酸混合
塩とした。
上述の試験結果によれば、本発明の方法によるミスト捕
集率は約90%である。
又溶融塩カーテンと接触した後の排ガス中に含まれるミ
スト量は洗浄水温度が高い方が少なくなった。
その理由は、洗浄水が高温の溶融塩の自由表面と接触す
るとき洗浄水が高温の方が洗浄水が気化する際に突沸に
相当するような激しい気化現象とならず、溶融塩からの
ミスト発生が少ないことによるものと考えられる。
[発明の効果] 本発明による塩含有洗浄水から塩を回収する方法及びミ
スト遮断装置は、上述のように構成されているので、ミ
ストを効率よく捕集することができ、周辺設備の汚染、
作業環境の悪化をなくすことができるという効果があ
る。
又ミスト遮断装置から排出される水蒸気は塩を殆ど含ま
ないからこの水蒸気から水を回収すれば洗浄水として使
用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による塩含有洗浄水から塩を回収する方
法の線図的説明図、 第2図は本発明によるミスト遮断装置の透視図である。 1……ミスト遮断装置 2……溶融塩浴 3……箱体 4……排出管 5……溶融塩ポケット 6……噴出スリット 7……中棚 8……ふくらみ部 9……溶融塩ポンプ 10……洗浄水ポンプ 11……洗浄水送給管 12……第1の溶融塩カーテン 13……第2の溶融塩カーテン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】溶融塩浴内で溶融塩と接触した固体を洗浄
    した後の塩含有洗浄水から塩を回収する方法において、
    開放底部が前記溶融塩浴の自由表面下に浸漬され頂部に
    水蒸気が排出される排出管が取り付けられた箱体を有し
    その箱体内に溶融塩カーテンが形成されるミスト遮断装
    置を準備しておき、前記塩含有洗浄水をそのまま又は加
    熱して前記溶融塩浴の自由表面と接触させ、発生したミ
    スト含有水蒸気を前記溶融塩カーテンを通過させて前記
    ミスト含有水蒸気から塩のミストを除去して前記溶融塩
    浴に回収するようにしたことを特徴とする塩含有洗浄水
    から塩を回収する方法。
  2. 【請求項2】溶融塩浴内で溶融塩と接触した固体を洗浄
    した後の塩含有洗浄水から塩を回収するために用いられ
    るミスト遮断装置であって、開放底部が前記溶融塩浴の
    自由表面下に浸漬され頂部に水蒸気が排出される排出管
    が取り付けられた箱体と、前記箱体の胴部の中間高さ部
    外側に取り付けられ前記箱体の内部に向けて開口する横
    長の噴出スリットが前記箱体の全幅に亙って設けられた
    溶融塩ポケットと、前記溶融塩浴内の溶融塩を前記溶融
    塩ポケット内に供給するための溶融塩ポンプと、前記塩
    含有洗浄水を前記箱体の内部にあって前記溶融塩浴の浴
    面真上に供給するための洗浄水ポンプとを有し、前記溶
    融塩ポンプから前記溶融塩ポケット内に供給された溶融
    塩が前記横長の噴出スリットから噴出して溶融塩カーテ
    ンが形成された後前記溶融塩浴に還流され、一方前記洗
    浄水ポンプから前記箱体の内部に供給された塩含有洗浄
    水が前記溶融塩浴の自由表面と接触して生じたミスト含
    有水蒸気が前記溶融塩カーテンを通過した後前記排出管
    から排出されるようになっていることを特徴とするミス
    ト遮断装置。
JP1063799A 1989-03-17 1989-03-17 塩含有洗浄水から塩を回収する方法及びミスト遮断装置 Expired - Lifetime JPH0622650B2 (ja)

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